JPH08275092A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH08275092A
JPH08275092A JP7545995A JP7545995A JPH08275092A JP H08275092 A JPH08275092 A JP H08275092A JP 7545995 A JP7545995 A JP 7545995A JP 7545995 A JP7545995 A JP 7545995A JP H08275092 A JPH08275092 A JP H08275092A
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JP
Japan
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video signal
ntsc
vertical display
display
image
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Application number
JP7545995A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Fujii
利行 藤井
Hisakazu Ogura
久和 小倉
Hideki Shudo
秀樹 首藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 NTSC方式LCDに高精細な合成画像を表
示できる画像表示装置を提供することを目的とする。 【構成】 NTSC方式LCD1と、LCD1にドット
クロックを供給するドットクロック生成部6と、背景映
像信号a1のある決まった垂直表示ラインを局所的にN
TSC方式垂直表示ライン数分選択してLCD1に出力
するPAL/NTSC表示ライン選択部4と、外部映像
信号入力部9と、操作パネル8と、装置全体の制御を行
う端末制御部7と、グラフィック映像信号bを生成する
グラフィック信号生成部2と、信号aについて全体の垂
直表示ラインから均等にNTSC方式の垂直表示ライン
数分までの間引きを行うライン間引き前処理部5と、信
号a1と信号bとの合成映像信号dを選択部4に出力す
るスーパーインポーズ部3とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背景となる映像信号
(以下、「背景映像信号」という)にメニュー画像信号
のようなグラフィック映像信号をスーパーインポーズし
て表示する機能を備えた画像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー液晶表示装置(カラーLC
D)が普及し、カラー表示端末の小型化、薄型化のため
に頻繁に用いられるようになってきた。たとえば、テレ
ビ電話のような端末においてもカラーLCDが採用され
ることが多い。また、このような端末はグラフィックユ
ーザインタフェースと言われるような高精細のメニュー
システムを用いて操作を行うことが一般的になりつつあ
る。
【0003】現在、カラーLCDの開発は日本が主導的
な立場にあり、その垂直表示ライン数も日本のテレビ表
示方式であるNTSC方式に対応している。しかし、例
えば英国等の欧州の国々においては、テレビ表示方式は
NTSC方式に比べて垂直表示ライン数の多いPAL方
式が一般的であるが、PAL方式(垂直表示ライン数は
表示領域においてNTSC方式の485本に対してPA
L方式は575本である)のカラーLCDはまだまだ価
格が高価であり、供給面でも不安が大きい。よって、欧
州向けの製品についてもNTSC方式のカラーLCDを
用いて開発を行う必要があった。
【0004】以下、従来の画像表示装置について図を用
いて説明する。図15は従来の画像表示装置を示すブロ
ック図である。図15において、1はNTSC方式映像
信号の縦横比および垂直表示ライン数に対応しているN
TSC方式LCD、2はPAL方式の表示タイミングで
グラフィック映像信号を生成するグラフィック信号生成
部、3は外部から入力される映像信号である背景映像信
号にグラフィック映像信号をスーパーインポーズし、2
つの映像信号を合成するスーパーインポーズ部、4はP
AL方式の垂直表示ラインの全体すなわち625本の垂
直表示ラインから均等な割合で間引き処理を行い、NT
SC方式の525本の垂直表示ラインの映像信号を選択
してNTSC方式LCD1に出力するPAL/NTSC
表示ライン選択部、6はNTSC方式LCD1における
水平映像信号サンプリングクロックであるドットクロッ
クを発生させるドットクロック生成部、7は画像表示装
置全体の動作を制御する端末制御部、8は画像表示装置
の操作、メニュー選択等を行う操作パネル、9は外部よ
りPAL方式の映像信号である背景映像信号が入力され
る外部映像入力部、10はNTSC方式LCD1に表示
する画像に対する合成映像信号と同じ映像信号を外部端
末にPAL方式の映像信号として出力する外部映像出力
部である。
【0005】図2(a)は、外部映像入力部9に入力さ
れる背景映像信号に基づく画像(背景画像)の一例を示
す画像図である。図2(b)は、図2(a)のA1部を
拡大した部分拡大図である。
【0006】図16(a)は、従来の画像表示装置にお
けるグラフィック映像信号に基づく画像(グラフィック
画像)を示す画像図である。図16(b)は、図16
(a)のB1部を拡大した部分拡大図である。
【0007】図17(a)は、従来の画像表示装置にお
ける背景画像とメニュー画像(グラフィック映像信号と
してのメニュー映像信号に基づく画像)との合成画像
(合成映像信号に基づく画像)を示す画像図である。図
17(b)は図17(a)のB2部を拡大した部分拡大
図、図17(c)は図17(a)のB3部を拡大した部
分拡大図である。
【0008】図6(a)〜(d)はコンポジット映像信
号におけるスーパーインポーズの例を1水平走査期間
(水平表示期間)だけ示すタイミング図であり、図6
(a)は背景映像信号を示し、図6(b)はグラフィッ
ク映像信号、図6(c)はFS(ファストスイッチ)信
号、図6(d)は合成映像信号を示す。
【0009】図7はグラフィック信号生成部2を詳細に
示すブロック図である。図7において、21はグラフィ
ックコントローラ、22はフレームメモリ、23はパラ
レル・シリアル(P/S)変換器、24はFS信号生成
部、25はカラーパレット、26はデジタル・アナログ
(D/A)変換器である。図7で、端末制御部7よりの
制御信号とは具体的にはメニュー等のグラフィックの表
示指示であり、例えば線を引け、塗り潰せ、キャラクタ
を描けといったような命令を示す信号である。グラフィ
ックコントローラ21は、端末制御部7よりの指示に従
い、表示画面と対応したデータを蓄積しているフレーム
メモリ22にデータの書込み、読出しを行い、入力する
周期信号のタイミングに合わせてP/S変換器23に表
示データを出力する制御を行う。P/S変換器23でド
ットクロック単位のカラーコードに変換されると、カラ
ーパレット25はあらかじめデジタルビデオデータが登
録されている内部のテーブルを参照し、D/A変換器2
6にカラーコードに対応したデジタルビデオデータを出
力する。D/A変換器26はデジタルビデオデータをア
ナログの映像信号に変換して出力する。FS信号生成部
24はカラーコードよりスーパーインポーズ部3の制御
信号cを生成して出力する。
【0010】図8(a)はPAL方式の表示タイミング
を示すタイミング図、図8(b)はNTSC方式の表示
タイミングを示すタイミング図である。図8(a)に示
すように、PAL方式において、1フレームの垂直表示
ライン数は312.5×2=625本、1フレームの表
示領域の垂直表示ライン数は287.5×2=575
本、1水平走査期間は64μsである。また、図8
(b)に示すように、NTSC方式において、1フレー
ムの垂直表示ライン数は262.5×2=525本、1
フレームの表示領域の垂直表示ライン数は242.5×
2=485本、1水平走査期間は63.56μsであ
る。
【0011】図18はPAL方式の垂直表示ライン、つ
まり垂直表示ライン変換前の垂直表示ラインを示すライ
ン表示図、図19はPAL方式の垂直表示ラインをNT
SC方式の垂直表示ラインに変換したもの、つまり垂直
表示ライン変換後の垂直表示ラインを示すライン表示図
である。
【0012】図20(a)は、NTSC方式LCD1に
表示される合成画像を示す画像図である。図20(b)
は図20(a)のB4部を拡大した部分拡大図、図20
(c)は図20(a)のB5部を拡大した部分拡大図、
図20(d)は図20(b)とは間引きの方法が異なる
部分拡大図である。
【0013】以上のように構成された従来の画像表示装
置について、以下その動作を説明する。
【0014】外部映像信号としては図2のような画像の
映像信号が外部映像入力部9に入力され、外部映像入力
部9は外部映像信号から表示タイミングの基準となる同
期信号sを分離し、グラフィック信号生成部2に出力す
るとともに、入力された外部映像信号に基づく画像と同
様の画像の映像信号を背景映像信号aとしてスーパーイ
ンポーズ部3に出力する。
【0015】一方、操作パネル8よりのユーザの操作に
より端末制御部7は、グラフィック信号生成部2に図1
6(a)のような画像を示すグラフィック映像信号の生
成を指示する。端末制御部7の指示に従い、グラフィッ
ク信号生成部2は、図16(a)のような画像を示すグ
ラフィック映像信号bを生成してスーパーインポーズ部
3に出力する。このとき、グラフィック映像信号bの表
示タイミングは図6(a)、(b)に示すように背景映
像信号aの表示タイミングに同期したものとなってい
る。また、グラフィック信号生成部2は、スーパーイン
ポーズ部3の映像入力選択を制御するファストスイッチ
(FS)信号(例えば、図6(b)、(c)に示すよう
にグラフィック映像信号に映像が乗っているときにはロ
ーレベル、それ以外ではハイレベルの信号)cを生成し
てスーパーインポーズ部3に出力する。
【0016】スーパーインポーズ部3では、図6(c)
のFS信号cを用いて、図6(a)の背景映像信号aと
図6(b)のグラフィック映像信号bとを重ね合わせた
PAL方式の合成映像信号(スーパーインポーズ映像信
号)dを生成してPAL/NTSC表示ライン選択部4
に出力する。図17(a)に、スーパーインポーズ映像
信号dに基づく画像を示す(PAL方式であるので、表
示領域の垂直表示ライン数は575本となっている)。
PAL/NTSC表示ライン選択部4は、図18、図1
9のライン表示図に示すような方法で、PAL方式のス
ーパーインポーズ映像信号dより垂直表示ラインの間引
きを行い、間引きを行った後のNTSC方式映像信号を
NTSC方式LCD1に出力する。NTSC方式LCD
1には図20(a)のような画像が表示され、表示画像
の縦横比もPAL方式の垂直表示ラインを均等に間引い
ているために妥当なものとなっている。図20(a)の
画像はNTSC方式映像信号に基づき、表示領域の垂直
ライン数は487本になっている。外部映像出力部10
は、スーパーインポーズ部3より出力されたPAL方式
の映像信号がある一定の信号レベルにて外部に出力され
る。
【0017】PAL/NTSC表示ライン選択部4にお
ける変換はV(垂直)方向の変換とH(水平)方向の変
換とに分けられる。それぞれについて最も単純な例を用
いて説明する。例えば、NTSC方式LCD1の構成画
素数を243(V)×294(H)とする。このときN
TSC方式LCD1の画素の縦横比はNTSC方式の映
像信号に対して適応している。また、NTSC方式、P
AL方式いずれもインタレースシンクであるが、NTS
C方式LCD1では偶数フィールド、奇数フィールドで
同一のラインに表示する、すなわち1フレームの垂直表
示ライン数と1フィールドの垂直表示ライン数とが一致
する。H方向の変換については、水平方向のサンプリン
グ周波数(1/ドットクロック)を決定するドットクロ
ック生成部6におけるドットクロックの変更により可能
である。例えば、1水平表示期間当たりの表示画素数を
294ドットとしたとき、ドットクロックを6.23M
HzとするとNTSC方式の水平表示タイミングとな
り、6.18MHzとするとPAL方式の水平表示タイ
ミングとなる。このとき、H方向についての画像の伸縮
はほとんどないとしてもさしつかえない。V方向の変換
については例えば図18、図19に示すように、画像全
体に渡って6本の垂直表示ラインのうちから1本の垂直
表示ラインを間引くことにより、574(287×2)
本より均等に間引いた486(243×2)本の垂直表
示ラインを順次選び、NTSC方式LCD1に出力す
る。
【0018】これにより、PAL方式映像信号が、NT
SC方式の垂直表示ライン数を持ち且つ6ラインごとに
V方向に引き延ばされ、NTSC方式映像信号の縦横比
を持つ映像信号に変換されるため、NTSC方式LCD
1に画像の歪みなく画像を表示することができる。ただ
し、本動作を行っているときはNTSC方式LCD1に
おけるフィールド周波数はPAL方式の周波数であるこ
とから、59.94Hzではなく50Hzとなる。
【0019】このように従来の画像表示装置ではPAL
方式映像信号(背景映像信号)の垂直表示ラインを均等
に間引いてNTSC方式LCD1に表示するようにし
た。
【0020】以上のことはコンポジット信号について述
べたがコンポーネント信号についても同様に言えること
である。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、画像全体から一定の割合で垂直表示ライ
ンを間引くことにより垂直表示ライン数と縦横比との変
更を行うために、図17(b)、(c)および図20
(b)、(c)、(d)に示すように、キャラクタフォ
ントの一部が抜けるためにキャラクタを読むことができ
なくなってしまったり(図17(b)および図20
(b)参照)、また背景画像についても斜線が歪んで見
える等(図17(c)および図20(c)参照)の問題
点があった。特に、このような画像表示装置において
は、例えばメニュー画面におけるフォントサイズの小さ
いキャラクタを表示する必要がある場合、キャラクタの
画素抜けは品質上致命的な問題となることが多い。これ
を防ぐために単に間引くのではなく、例えば2本の垂直
表示ラインの映像信号の和をとり1本の垂直表示ライン
の映像信号とすることにより間引きを行う等の方法(図
17(b)および図20(d)参照)がとられたりして
いるが、上記の問題点を完全に解決するようなものにな
っていない。
【0022】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、NTSC方式LCDに高精細な合成画像を表示でき
る画像表示装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の画像表示装置は、NTSC方
式の映像信号に対応した縦横比と垂直表示ライン数とを
持つNTSC方式LCDと、NTSC方式LCDに映像
信号のサンプリング用クロックを供給するドットクロッ
ク生成部と、入力されるPAL方式の映像信号である背
景映像信号のPAL表示タイミングの垂直表示ラインの
うちある決まった垂直表示ラインを局所的にNTSC方
式の垂直表示ライン数分選択してNTSC方式LCDに
出力するPAL/NTSC表示ライン選択部と、背景映
像信号を受け取り、背景映像信号の同期信号を分離する
外部映像信号入力部と、データ入力、メニュー選択等を
行う操作パネルと、操作パネルからの信号の受け付け及
び装置全体の制御を行う端末制御部と、端末制御部から
の指示により外部映像信号入力部から入力される同期信
号に表示のタイミングを合わせてPAL方式の垂直表示
ラインのうちPAL/NTSC表示ライン選択部にて選
択される垂直表示ラインを使用したグラフィック映像信
号を生成するグラフィック信号生成部と、外部映像入力
部より入力した背景映像信号について全体の垂直表示ラ
インから均等にNTSC方式の垂直表示ライン数分まで
の間引きを行い、背景映像信号をPAL方式の垂直表示
ラインのうちPAL/NTSC表示ライン選択部にて選
択される垂直表示ラインに割り当てたPAL方式の映像
信号に変換するライン間引き前処理部と、ライン間引き
前処理部より入力される背景映像信号にグラフィック信
号生成部より入力するグラフィック映像信号をスーパー
インポーズし、スーパーインポーズにより得られた合成
映像信号をPAL/NTSC表示ライン選択部に出力す
るスーパーインポーズ部とを有する構成を有している。
【0024】請求項2記載の画像表示装置は、請求項1
記載の画像表示装置において、ライン間引き前処理部
が、背景映像信号について全体の垂直表示ラインから局
所的にNTSC方式の垂直表示ライン数分までの間引き
を行い、背景映像信号を、PAL表示タイミングの垂直
表示ラインのうちPAL/NTSC表示ライン選択部に
て選択される垂直表示ラインに割り当て且つ水平方向に
ついては水平表示期間中の映像信号の一部を引き延ばし
て表示の縦横比を変更したPAL方式の映像信号に変換
する構成を有している。
【0025】請求項3記載の画像表示装置は、請求項1
または2記載の画像表示装置において、ライン間引き前
処理部が2種類以上の間引き方法を有するライン間引き
前処理部であって、かつグラフィック信号生成部が生成
するグラフィック映像信号の内容により2種類以上の間
引き方法のうちのいずれかを選択する間引き選択制御部
を有する構成を有している。
【0026】
【作用】上記構成によって、PAL方式の背景映像信号
およびグラフィック映像信号のうち不必要な部分を局所
的に予め間引かれる領域と定め、PAL/NTSC表示
ライン選択部では上記領域のみを間引くようにしたの
で、キャラクタの画素抜けは生ぜず、高精細な合成画像
の生成が可能となる。
【0027】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について図を用いて
説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施例に係る画像表示
装置を示すブロック図である。図1において、1はNT
SC方式LCD、2はグラフィック信号生成部、3はス
ーパーインポーズ部、4はPAL/NTSC表示ライン
選択部、6はドットクロック生成部、7は端末制御部、
8は操作パネル、9は外部映像入力部、10は外部映像
出力部であり、これらは図15と同様のものなので、同
一符号を付して説明は省略する。5は外部映像入力部9
より入力した外部映像信号(背景映像信号)aを、全体
の垂直表示ライン数からNTSC方式垂直表示ライン数
まで間引き、PAL方式垂直表示ラインのうちPAL/
NTSC表示ライン選択部4にて選択される垂直表示ラ
インに割り当てたPAL方式の映像信号(背景映像信
号)a1に変換するライン間引き前処理部、11はグラ
フィック信号生成部2の生成するPAL方式のグラフィ
ック映像信号bによりライン間引き前処理部5での垂直
表示ラインの選択の方法つまり間引き方法を選択する間
引き選択制御部である。なお、本実施例では間引き選択
制御部11は使用されない。
【0029】図3(a)は図1の装置におけるグラフィ
ック映像信号bに基づく画像であるグラフィック画像を
示す画像図、図3(b)は図3(a)のA2部を拡大し
た部分拡大図である。また、図3(a)のS1は間引か
れる領域を示す。
【0030】図4(a)はライン間引き前処理部5の出
力する背景映像信号a1に基づく画像(背景画像)を示
す画像図、図4(b)は図4(a)のA2部を拡大した
部分拡大図である。また、図4(a)のS2は間引かれ
る領域を示す。
【0031】図5(a)は背景画像とメニュー画像との
合成画像を示す画像図、図5(b)は図5(a)のA3
部を拡大した部分拡大図、図5(c)は図5(a)のA
4部を拡大した部分拡大図である。また、図5(a)の
S2は間引かれる領域を示す。
【0032】図9はPAL方式の垂直表示ライン、つま
り垂直表示ライン変換前の垂直表示ラインを示すライン
表示図、図10はPAL方式の垂直表示ラインをNTS
C方式の垂直表示ラインに変換したもの、つまり垂直表
示ライン変換後の垂直表示ラインを示すライン表示図で
ある。
【0033】図11(a)はNTSC方式LCD1に表
示される画像を示す画像図、図11(b)は図11
(a)のA5部を拡大した部分拡大図、図11(c)は
図11(a)のA6部を拡大した部分拡大図である。
【0034】図12(a)はライン間引き前処理部5の
出力する背景(映像信号a1に基づく)画像を示す画像
図、図12(b)は図12(a)のA7部を拡大した部
分拡大図である。図12(a)のS3は間引かれる領域
を示す。
【0035】図13(a)はPAL方式における背景画
像とメニュー画像との合成画像を示す画像図、図13
(b)は図13(a)のA8部を拡大した部分拡大図、
図13(c)は図13(a)のA9部を拡大した部分拡
大図である。図13(a)のS3は間引かれる領域を示
す。
【0036】図14(a)はNTSC方式LCD1に表
示される合成画像を示す画像図、図14(b)は図14
(a)のA10部を拡大した部分拡大図、図14(c)
は図14(a)のA11部を拡大した部分拡大図であ
る。
【0037】以上のように構成された画像表示装置につ
いて、以下その動作を説明する。背景映像信号となる外
部映像信号としては例えば図2(a)に示すような映像
信号が外部映像入力部9に入力される。外部映像入力部
9は、表示タイミングの基準となる同期信号sをグラフ
ィック信号生成部2に出力するとともに、入力された外
部映像信号に基づく画像と同様の画像の映像信号を背景
映像信号aとしてライン間引き前処理部5に出力する。
ライン間引き前処理部5は、背景映像信号aの垂直表示
ライン数575本をNTSC方式の垂直表示ライン数4
87本にまで間引き(たとえば従来と同様の間引き方法
により間引き)、その487本をPAL/NTSC表示
ライン選択部4にて選択される表示ラインに割り当て、
間引いた後に残った垂直表示ライン(つまり575本−
487本=88本の垂直表示ライン)上の映像信号は任
意の映像信号となし、この487本+88本=575本
の垂直表示ライン上の背景映像信号a1をスーパーイン
ポーズ部3に出力する。このときの背景映像信号a1に
基づく画像を図4(a)に示す。
【0038】一方、操作パネル8よりのユーザの操作に
より、端末制御部7は、グラフィック信号生成部2にグ
ラフィック映像信号bの生成を指示する。グラフィック
信号生成部2はライン間引き前処理部5から出力する背
景映像信号a1と同様の垂直表示ライン数575本のう
ちNTSC方式の垂直表示ライン数487本でPAL/
NTSC表示ライン選択部4にて選択される垂直表示ラ
インを用いてグラフィック画像を生成し、残りのライン
には任意の映像信号を乗せたグラフィック映像信号bを
生成してスーパーインポーズ部3に出力する。このとき
の映像信号bに基づく画像を図3(a)に示す。また、
グラフィック映像信号bの表示タイミングは図6
(a)、(b)に示すように背景映像信号aの表示タイ
ミングに同期したものとなっている。さらに、グラフィ
ック信号生成部2は、スーパーインポーズ部3の映像入
力選択を制御するファストスイッチ信号(例えば図6
(b)、(c)に示すようにグラフィック映像信号bに
映像が乗っているときにはローレベル、それ以外ではハ
イレベルの信号)cを生成し、スーパーインポーズ部3
に出力する。スーパーインポーズ部3は、図6に示すよ
うに、PAL方式のグラフィック映像信号bをPAL方
式の背景映像信号a1に重ね合わせて合成した図5
(a)に示すようなスーパーインポーズ映像信号dを生
成し、PAL/NTSC表示ライン選択部4に出力す
る。
【0039】スーパーインポーズ映像信号dを入力した
PAL/NTSC表示ライン選択部4は、図9、図10
に示すように、PAL方式のスーパーインポーズ映像信
号dより垂直表示ラインの間引きを行い、NTSC方式
LCD1に出力する。NTSC方式LCD1には図11
(a)のような画像が表示され、表示画像の縦横比も垂
直方向に均等に間引いているために妥当なものとなって
いる。このとき、背景映像信号a1は画素の間引き(図
2(b)および図4(b)参照)および画素の縦横比の
変化(図4(b)および図11(c)参照)が起こって
いるが、グラフィック映像信号bは画素の縦横比は変化
しているが(ただしあらかじめV方向に伸張されること
を見込んで生成しているために全く問題ない)、画素の
間引きは起こっていない(図3(b)および図11
(b)参照)。
【0040】外部映像出力部10は、スーパーインポー
ズ部3より出力されたPAL方式のスーパーインポーズ
映像信号(合成映像信号)dをある一定の信号レベルに
て外部に出力する。
【0041】前述したように、PAL/NTSC表示ラ
イン選択部4におけるPAL/NTSC変換はV(垂
直)方向の変換とH(水平)方向の変換に分けられる。
それぞれについて単純な例を用いて説明する。例えばN
TSC方式LCD1の構成画素数を243(V)×29
4(H)とする。このときNTSC方式LCD1の画素
の縦横比はNTSC方式の映像信号に対して適応してい
る。また、NTSC方式、PAL方式いずれもインタレ
ースシンクであるが、NTSC方式LCD1では偶数フ
ィールド、奇数フィールドで同一のラインに表示する、
すなわち1フレームの垂直表示ライン数と1フィールド
の垂直表示ライン数とが一致する。また、NTSC方式
LCD1ではPAL、NTSC両方式において表示範囲
内(表示領域内)に映像信号があっても表示しない部分
が存在しているが、これはあらかじめ定められた不必要
な部分であり、本動作上は何の問題もない。H方向の変
換については、水平方向のサンプリング周波数(1/ド
ットクロック)を決定するドットクロック生成部6にお
けるドットクロック数の変更により可能である。例え
ば、1水平表示期間当たりの表示画素数を294ドット
としたとき、ドットクロックを6.23MHzとすると
NTSC方式の水平表示タイミングとなり、6.18M
HzとするとPAL方式の水平表示タイミングとなる。
このとき、H方向についての画像の伸縮はほとんどない
としてもさしつかえない。V方向の変換については例え
ば図9、図10に示すように、画像全体から487本の
垂直表示ラインを集中的に選択してNTSC方式LCD
1に出力する。選択されなかった垂直表示ラインはあら
かじめ不要な映像信号を割り当てているし、選択された
垂直表示ラインの部分はV方向に引き延ばされて表示さ
れることになるが、グラフィック映像信号bおよび背景
映像信号a1はあらかじめV方向に縮められた信号とし
て生成しているために、NTSC方式LCD1には正常
な縦横比にて表示される。ただし、本動作を行っている
ときNTSC方式LCD1のフィールド周波数は59.
94HzではなくPAL方式の50Hzとなる。なお、
ライン間引き前処理部5での間引きは均等であればよ
く、上述した間引き方法に限られない。
【0042】以上のように本実施例によれば、背景映像
信号a1の垂直表示ライン数をNTSC方式垂直表示ラ
イン数まで間引いた後に不必要な映像信号の垂直表示ラ
インを局所的に加えてPAL方式垂直表示ライン数とな
し、同様にグラフィック映像信号bの垂直表示ライン数
も必要な映像信号すなわちグラフィック映像信号の垂直
表示ライン数(これはNTSC方式垂直表示ライン数)
と不必要な映像信号の垂直表示ライン数とのPAL方式
垂直表示ライン数とし、PAL/NTSC表示ライン選
択部4にて不必要な垂直表示ラインを間引くようにした
ので、グラフィック映像信号bにおいてキャラクタの画
素抜けが生じることがなく、また、グラフィック映像信
号bおよび背景映像信号a1はグラフィック信号生成部
2およびライン間引き前処理部5であらかじめV方向に
縮められた信号として生成しているために、NTSC方
式LCD1には正常な縦横比にて表示される。
【0043】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図を用いて説明する。本実施例の構成は実施例
1の場合と同様であり、ライン間引き前処理部5の動作
が異なるのみであるので、以下その異なる動作を中心と
して説明する。なお、実施例1の場合と同様、間引き選
択制御部11は使用されない。
【0044】ライン間引き処理部5は、背景映像信号a
の垂直表示ライン数575本をNTSC方式の垂直表示
ライン数487本にまで局所的に間引き、その487本
をPAL/NTSC表示ライン選択部4にて選択される
垂直表示ラインに割り当て、間引いた後に残った垂直表
示ライン(つまり575本−487本=88本の垂直表
示ライン)上の映像信号は任意の映像信号となし、この
487本+88本=575本の垂直表示ライン上の背景
映像信号a1をスーパーインポーズ部3に出力する。こ
のときの背景映像信号a1に基づく画像を図12(a)
に示す。また図12(a)の中央部の部分拡大図の図1
2(b)から分かるように、この部分では間引きは行わ
れていない。すなわち、間引きは必要性の少ない部分で
局所的に行い、重要な中央部分はすべて残すようにし
た。グラフィック映像信号bは実施例1の場合と同様に
生成される。
【0045】スーパーインポーズ部3は図6に示すよう
にスーパーインポーズ映像信号(合成映像信号)dを生
成し、PAL/NTSC表示ライン選択部4は実施例1
と同様の方法でPAL方式スーパーインポーズ映像信号
dより垂直表示ラインの間引きを行い、間引いたスーパ
ーインポーズ映像信号つまりNTSC方式スーパーイン
ポーズ映像信号をNTSC方式LCD1に出力する。N
TSC方式LCD1には図14(a)に示すようなNT
SC方式合成画像が表示され、表示画像の縦横比はあら
かじめ垂直方向に局所的に間引いているために妥当なも
のとなっている。このとき、グラフィック映像信号bは
実施例1の場合と同様な結果となるが、背景映像信号a
は画素の縦横比の変化(図2(b)および図14(c)
参照)が起こっている。しかし、画素の間引きは起こっ
ていない(図2(b)および図13(c)参照)。つま
り、背景画像に関して入力された外部映像信号のすべて
を表示しない代わりに必要部分(画面中央部)の画素抜
けを無くしたのである。
【0046】以上のように本実施例によれば、背景映像
信号aの垂直表示ライン数をNTSC方式垂直表示ライ
ン数まで局所的に間引いた後に不必要な映像信号の垂直
表示ラインを局所的に加えてPAL方式垂直表示ライン
数となし、同様にグラフィック映像信号bの垂直表示ラ
イン数も必要な映像信号すなわちグラフィック映像信号
の垂直表示ライン数(これはNTSC方式垂直表示ライ
ン数)と不必要な映像信号の垂直表示ライン数とのPA
L方式垂直表示ライン数とし、PAL/NTSC表示ラ
イン選択部4にて不必要な垂直表示ラインを間引くよう
にしたので、グラフィック映像信号bにおいてキャラク
タの画素抜けが生じることがなく、また、グラフィック
映像信号bおよび背景映像信号a1はグラフィック信号
生成部2およびライン間引き前処理部5であらかじめV
方向に縮められた信号として生成しているために、背景
画像の重要な中央部分は全く間引かれていないために縦
横比が変化しているが、背景画像全体として及びグラフ
ィック画像はNTSC方式LCD1には正常な縦横比に
て表示される。
【0047】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図を用いて説明する。本実施例の構成は実施例
1の場合と同様であるが、ライン間引き前処理部5の機
能、動作が異なり、また間引き選択制御部11が使用さ
れる。以下その異なる部分を中心として説明する。
【0048】ライン間引き前処理部5は2種類以上のラ
イン間引き方法を有する。たとえば実施例1と実施例2
の均等的間引きと局所的間引きとを有する。間引き選択
制御部11は、グラフィック信号生成部2からのグラフ
ィック映像信号bの表示の有無の情報を監視し、有無そ
れぞれの場合に対応してライン間引き方法を選択する。
例えば、メニュー画像の表示中の場合には背景画像に対
する関心が薄れ、背景画像の鮮明さの重要性が薄れるも
のと判断する。間引き選択制御部11は、グラフィック
映像信号bの出力つまりグラフィック画像表示有りを検
出した場合には、背景画像の広い領域を表示しているが
画素抜けがしている実施例1の間引き方法を選択し、グ
ラフィック映像信号b無しを検出した場合には、実施例
2の間引き方法を選択する。
【0049】これにより、NTSC方式LCD1に表示
する画像の内容に基づく適切な背景画像を表示すること
が可能となる。この選択の基準は例えばグラフィック画
像の表示範囲がある一定の範囲を越えた場合に行うとい
った選択にしてもかまわない。また、ライン間引き方法
の選択についても上記2種類以外の方法または3種類以
上の方法であっても同様の動作を行うことが可能であ
る。
【0050】以上のように本実施例によれば、背景映像
信号aの垂直表示ラインの間引き方法をグラフィック映
像信号に基づき間引き選択制御部11で選択できるよう
にしたので、実施例1又は実施例2の場合と同様な効果
を奏するほか、NTSC方式LCD1に表示する背景画
像をグラフィック画像の内容に基づいた適切な背景画像
とすることができる。
【0051】なお、各実施例ではコンポジット信号につ
いて述べたがコンポーネント信号についても同様に言え
ることである。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明は、NTSC方式の
映像信号に対応した縦横比と垂直表示ライン数とを持つ
NTSC方式LCDと、NTSC方式LCDに映像信号
のサンプリング用クロックを供給するドットクロック生
成部と、入力されるPAL方式の映像信号である背景映
像信号のPAL表示タイミングの垂直表示ラインのうち
ある決まった垂直表示ラインを局所的にNTSC方式の
垂直表示ライン数分選択してNTSC方式LCDに出力
するPAL/NTSC表示ライン選択部と、背景映像信
号を受け取り、背景映像信号の同期信号を分離する外部
映像信号入力部と、データ入力、メニュー選択等を行う
操作パネルと、操作パネルからの信号の受け付け及び装
置全体の制御を行う端末制御部と、端末制御部からの指
示により外部映像信号入力部から入力される同期信号に
表示のタイミングを合わせてPAL方式の垂直表示ライ
ンのうちPAL/NTSC表示ライン選択部にて選択さ
れる垂直表示ラインを使用したグラフィック映像信号を
生成するグラフィック信号生成部と、外部映像入力部よ
り入力した背景映像信号について全体の垂直表示ライン
から均等にNTSC方式の垂直表示ライン数分までの間
引きを行い、背景映像信号をPAL方式の垂直表示ライ
ンのうちPAL/NTSC表示ライン選択部にて選択さ
れる垂直表示ラインに割り当てたPAL方式の映像信号
に変換するライン間引き前処理部と、ライン間引き前処
理部より入力される背景映像信号にグラフィック信号生
成部より入力するグラフィック映像信号をスーパーイン
ポーズし、スーパーインポーズにより得られた合成映像
信号をPAL/NTSC表示ライン選択部に出力するス
ーパーインポーズ部とを有することにより、垂直表示ラ
インの間引きを行わない画像部分にグラフィック画像の
すべてを配置させることができるので(背景映像信号お
よびグラフィック映像信号のうち不必要な部分を局所的
に予め間引かれる領域と定めることができるので)、グ
ラフィック画像においてキャラクタの画素抜けが生じる
ことがなく、また、グラフィック映像信号および背景映
像信号は垂直表示ラインの間引きによりあらかじめV方
向に縮められた信号として生成しているために、NTS
C方式LCDには正常な縦横比にて表示される画素表示
装置を実現することができる。
【0053】また、ライン間引き前処理部が、背景映像
信号について全体の垂直表示ラインから局所的にNTS
C方式の垂直表示ライン数分までの間引きを行い、背景
映像信号を、PAL表示タイミングの垂直表示ラインの
うちPAL/NTSC表示ライン選択部にて選択される
垂直表示ラインに割り当て且つ水平方向については水平
表示期間中の映像信号の一部を引き延ばして表示の縦横
比を変更したPAL方式の映像信号に変換することによ
り、垂直表示ラインの間引きを行わない画像部分にグラ
フィック画像のすべてを配置させることができるので、
グラフィック画像においてキャラクタの画素抜けが生じ
ることがなく、また、グラフィック映像信号および背景
映像信号は垂直表示ラインの間引きによりあらかじめV
方向に縮められた信号として生成しているために、背景
画像の重要な中央部分は全く間引かれないこととなるた
めに縦横比が変化するが、背景画像全体として及びグラ
フィック画像はNTSC方式LCDには正常な縦横比に
て表示される画像表示装置を実現することができる。
【0054】さらに、ライン間引き前処理部が2種類以
上の間引き方法を有するライン間引き前処理部であっ
て、かつグラフィック信号生成部が生成するグラフィッ
ク映像信号の内容により2種類以上の間引き方法のうち
のいずれかを選択することにより、均等的間引き方法又
は局所的間引き方法を上記2種類以上の間引き方法に含
ませて選択するようにすれば、それぞれの間引き方法に
応じた上記効果を奏すると共にNTSC方式LCDにお
ける背景画像をグラフィック画像に適切に対応したもの
とできる画像表示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像表示装置を示すブ
ロック図
【図2】(a)背景画像の一例を示す画像図 (b)(a)のA1部を拡大した部分拡大図
【図3】(a)グラフィック画像を示す画像図 (b)(a)のA2部を拡大した部分拡大図
【図4】(a)背景画像を示す画像図 (b)(a)のA2部を拡大した部分拡大図
【図5】(a)合成画像を示す画像図 (b)(a)のA3部を拡大した部分拡大図 (c)(a)のA4部を拡大した部分拡大図
【図6】背景映像信号とグラフィック映像信号とFS信
号と合成映像信号とを示すタイミング図
【図7】グラフィック信号生成部を詳細に示すブロック
【図8】(a)PAL方式の表示タイミングを示すタイ
ミング図 (b)NTSC方式の表示タイミングを示すタイミング
【図9】垂直表示ライン変換前の垂直表示ラインを示す
ライン表示図
【図10】垂直表示ライン変換後の垂直表示ラインを示
すライン表示図
【図11】(a)NTSC方式LCDに表示される画像
を示す画像図 (b)(a)のA5部を拡大した部分拡大図 (c)(a)のA6部を拡大した部分拡大図
【図12】(a)はライン間引き前処理部の出力する背
景画像を示す画像図 (b)(a)のA7部を拡大した部分拡大図
【図13】(a)合成画像を示す画像図 (b)(a)のA8部を拡大した部分拡大図 (c)(a)のA9部を拡大した部分拡大図
【図14】(a)NTSC方式LCDに表示される合成
画像を示す画像図 (b)(a)のA10部を拡大した部分拡大図 (c)(a)のA11部を拡大した部分拡大図
【図15】従来の画像表示装置を示すブロック図
【図16】(a)グラフィック画像を示す画像図 (b)(a)のB1部を拡大した部分拡大図
【図17】(a)合成画像を示す画像図 (b)(a)のB2部を拡大した部分拡大図 (c)(a)のB3部を拡大した部分拡大図
【図18】垂直表示ライン変換前の垂直表示ラインを示
すライン表示図
【図19】垂直表示ライン変換後の垂直表示ラインを示
すライン表示図
【図20】(a)NTSC方式LCDに表示される合成
画像を示す画像図 (b)(a)のB4部を拡大した部分拡大図 (c)(a)のB5部を拡大した部分拡大図 (d)(b)とは間引きの方法が異なる部分拡大図
【符号の説明】
1 NTSC方式LCD 2 グラフィック信号生成部 3 スーパーインポーズ部 4 PAL/NTSC表示ライン選択部 5 ライン間引き前処理部 6 ドットクロック生成部 7 端末制御部 8 操作パネル 9 外部映像入力部 10 外部映像出力部 11 間引き選択制御部 21 グラフィックコントローラ 22 フレームメモリ 23 パラレル・シリアル変換器 24 FS信号生成部 25 カラーパレット 26 デジタル・アナログ変換器 S1〜S3 間引かれる領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NTSC方式の映像信号に対応した縦横比
    と垂直表示ライン数とを持つNTSC方式LCDと、前
    記NTSC方式LCDに映像信号のサンプリング用クロ
    ックを供給するドットクロック生成部と、入力されるP
    AL方式の映像信号である背景映像信号のPAL表示タ
    イミングの垂直表示ラインのうちある決まった垂直表示
    ラインを局所的にNTSC方式の垂直表示ライン数分選
    択して前記NTSC方式LCDに出力するPAL/NT
    SC表示ライン選択部と、前記背景映像信号を受け取
    り、前記背景映像信号の同期信号を分離する外部映像信
    号入力部と、データ入力、メニュー選択等を行う操作パ
    ネルと、前記操作パネルからの信号の受け付け及び装置
    全体の制御を行う端末制御部と、前記端末制御部からの
    指示により前記外部映像信号入力部から入力される前記
    同期信号に表示のタイミングを合わせてPAL方式の垂
    直表示ラインのうち前記PAL/NTSC表示ライン選
    択部にて選択される垂直表示ラインを使用したグラフィ
    ック映像信号を生成するグラフィック信号生成部と、前
    記外部映像入力部より入力した背景映像信号について全
    体の垂直表示ラインから均等にNTSC方式の垂直表示
    ライン数分までの間引きを行い、前記背景映像信号をP
    AL方式の垂直表示ラインのうち前記PAL/NTSC
    表示ライン選択部にて選択される垂直表示ラインに割り
    当てたPAL方式の映像信号に変換するライン間引き前
    処理部と、前記ライン間引き前処理部より入力される背
    景映像信号に前記グラフィック信号生成部より入力する
    グラフィック映像信号をスーパーインポーズし、前記ス
    ーパーインポーズにより得られた合成映像信号を前記P
    AL/NTSC表示ライン選択部に出力するスーパーイ
    ンポーズ部とを有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記ライン間引き前処理部は、前記背景映
    像信号について全体の垂直表示ラインから局所的にNT
    SC方式の垂直表示ライン数分までの間引きを行い、前
    記背景映像信号を、PAL表示タイミングの垂直表示ラ
    インのうち前記PAL/NTSC表示ライン選択部にて
    選択される垂直表示ラインに割り当て且つ水平方向につ
    いては水平表示期間中の映像信号の一部を引き延ばして
    表示の縦横比を変更したPAL方式の映像信号に変換す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】前記ライン間引き前処理部は2種類以上の
    間引き方法を有するライン間引き前処理部であって、前
    記グラフィック信号生成部が生成するグラフィック映像
    信号の内容により前記2種類以上の間引き方法のうちの
    いずれかを選択する間引き選択制御部を有することを特
    徴とする請求項1または2記載の画像表示装置。
JP7545995A 1995-03-31 1995-03-31 画像表示装置 Pending JPH08275092A (ja)

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JP7545995A JPH08275092A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 画像表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083808A1 (en) * 2002-04-02 2003-10-09 Kunjin Jo A multi board system using liquid crystal display

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003083808A1 (en) * 2002-04-02 2003-10-09 Kunjin Jo A multi board system using liquid crystal display

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