JPH05275815A - プリント基板組品の品番表示装置 - Google Patents
プリント基板組品の品番表示装置Info
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- JPH05275815A JPH05275815A JP7081292A JP7081292A JPH05275815A JP H05275815 A JPH05275815 A JP H05275815A JP 7081292 A JP7081292 A JP 7081292A JP 7081292 A JP7081292 A JP 7081292A JP H05275815 A JPH05275815 A JP H05275815A
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- JP
- Japan
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- circuit board
- printed circuit
- product number
- part number
- insertion holes
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0266—Marks, test patterns or identification means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3447—Lead-in-hole components
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プリント基板のフラックスの除去作業が不要で
且つ品番の相違に対しプリント基板を同一形状にでき、
目視による表示以外に電気的に品番を自動的に読み取る
こともできるプリント基板組品の品番表示装置を提供す
る。 【構成】プリント基板の表示箇所に全品番の品番表記部
を一列に設け、各品番表記部に個々に一対の挿入孔を対
設し、自体の品番を表示した品番表記部に対応する一対
の挿入孔に、1本のジャンパー線の両端部を挿入し、こ
のジャンパー線のプリント基板を挿通した両端部分を、
各挿入孔に個々に設けた導体パターンに電気的接続す
る。品番毎にジャンパー線の挿入位置が異なるだけで、
プリント基板は全品番に対し同一形状となる。品番表記
部はジャンパー線の挿入時の目安にするもので、フラッ
クスの除去は不要である。ジャンパー線で短絡された一
対の導体パターン間のみの電気抵抗値が零となるので、
品番を電気的に読み取って品番毎の検査内容を自動設定
できる。
且つ品番の相違に対しプリント基板を同一形状にでき、
目視による表示以外に電気的に品番を自動的に読み取る
こともできるプリント基板組品の品番表示装置を提供す
る。 【構成】プリント基板の表示箇所に全品番の品番表記部
を一列に設け、各品番表記部に個々に一対の挿入孔を対
設し、自体の品番を表示した品番表記部に対応する一対
の挿入孔に、1本のジャンパー線の両端部を挿入し、こ
のジャンパー線のプリント基板を挿通した両端部分を、
各挿入孔に個々に設けた導体パターンに電気的接続す
る。品番毎にジャンパー線の挿入位置が異なるだけで、
プリント基板は全品番に対し同一形状となる。品番表記
部はジャンパー線の挿入時の目安にするもので、フラッ
クスの除去は不要である。ジャンパー線で短絡された一
対の導体パターン間のみの電気抵抗値が零となるので、
品番を電気的に読み取って品番毎の検査内容を自動設定
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通のプリント基板に
品番毎に設定された回路定数に相当する電子部品等が搭
載されて一般電子機器に組み込まれるプリント基板組品
に品番を表示する装置に関するものである。
品番毎に設定された回路定数に相当する電子部品等が搭
載されて一般電子機器に組み込まれるプリント基板組品
に品番を表示する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、斯かるプリント基板
組品(1)はプリント基板(2)に種々の電子部品
(3)が搭載されたものであり、この種のプリント基板
(2)としては、大量生産によるコストダウンを目的と
して、製品の仕向け地やユーザー等の相違に拘わらずシ
ンボル、レジスト、回路パターンおよび金型等が全て共
通したものが使用され、電子部品等の搭載による回路定
数のみを変更するようにしている。従って、複種類のプ
リント基板組品が存在する場合には、外見的に略同じで
あることから検査や組み込み等を行うに際して区別がつ
き難いため、品番を設定してその品番を表示するように
している。この品番の表示手段としては、図3に示すよ
うにプリント基板(2)の隅部等の所定の表示箇所
(4)に、図4(a)に示すように品番を印刷表示した
ラベル(5)を貼着するか、同図(b)に示すように表
示箇所(4)に不滅インクによる品番の捺印(6)を行
うかの何れかの方法が採用されている。
組品(1)はプリント基板(2)に種々の電子部品
(3)が搭載されたものであり、この種のプリント基板
(2)としては、大量生産によるコストダウンを目的と
して、製品の仕向け地やユーザー等の相違に拘わらずシ
ンボル、レジスト、回路パターンおよび金型等が全て共
通したものが使用され、電子部品等の搭載による回路定
数のみを変更するようにしている。従って、複種類のプ
リント基板組品が存在する場合には、外見的に略同じで
あることから検査や組み込み等を行うに際して区別がつ
き難いため、品番を設定してその品番を表示するように
している。この品番の表示手段としては、図3に示すよ
うにプリント基板(2)の隅部等の所定の表示箇所
(4)に、図4(a)に示すように品番を印刷表示した
ラベル(5)を貼着するか、同図(b)に示すように表
示箇所(4)に不滅インクによる品番の捺印(6)を行
うかの何れかの方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前述のラベ
ル(5)または捺印(6)の何れの品番表示手段におい
ても、プリント基板組品(1)の品番数だけの種類を必
要とし、種類が増えるに従ってその管理が煩雑となる。
また、プリント基板(2)の表面にフラックスが付着し
ていると、ラベル(5)が剥がれ易く、捺印(6)の不
滅インクも消え易いため、プリント基板(2)の表面の
フラックスを拭い取る煩わしい作業を必要とする。
ル(5)または捺印(6)の何れの品番表示手段におい
ても、プリント基板組品(1)の品番数だけの種類を必
要とし、種類が増えるに従ってその管理が煩雑となる。
また、プリント基板(2)の表面にフラックスが付着し
ていると、ラベル(5)が剥がれ易く、捺印(6)の不
滅インクも消え易いため、プリント基板(2)の表面の
フラックスを拭い取る煩わしい作業を必要とする。
【0004】更に重大なことは、この種のプリント基板
組品(1)では組立終了後に電気的な検査が行われるの
であるが、これに先立っての品番の判別は作業者の目視
に頼る以外にないので、自動検査装置により検査を行う
場合においても、品番が変わる毎に、作業者が品番を判
別して品番毎に設定された検査内容に設定し直さなけれ
ばならず、しかも、この時に設定した検査内容と相違す
るプリント基板組品(1)を挿入する誤操作が生じる危
惧があり、このような誤操作を行った場合には間違った
検査内容の検査を行ってしまう重大なトラブルが発生す
る。
組品(1)では組立終了後に電気的な検査が行われるの
であるが、これに先立っての品番の判別は作業者の目視
に頼る以外にないので、自動検査装置により検査を行う
場合においても、品番が変わる毎に、作業者が品番を判
別して品番毎に設定された検査内容に設定し直さなけれ
ばならず、しかも、この時に設定した検査内容と相違す
るプリント基板組品(1)を挿入する誤操作が生じる危
惧があり、このような誤操作を行った場合には間違った
検査内容の検査を行ってしまう重大なトラブルが発生す
る。
【0005】そこで本発明は、フラックスの除去作業を
要することなく且つ品番の相違に対してプリント基板を
同一形状とでき、更に目視による表示以外に電気的に品
番を自動的に読み取ることもできるようなプリント基板
組品の品番表示装置を提供することを技術的課題とする
ものである。
要することなく且つ品番の相違に対してプリント基板を
同一形状とでき、更に目視による表示以外に電気的に品
番を自動的に読み取ることもできるようなプリント基板
組品の品番表示装置を提供することを技術的課題とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を達成するための技術的手段として、プリント基板組品
の品番表示装置を次のように構成した。即ち、共通のプ
リント基板に各品番毎に各々設定された回路定数に相当
する所要の電子部品等を搭載してなるプリント基板組品
における前記プリント基板の一面の所定の表示箇所に品
番を表示する装置において、前記表示箇所に全種類の品
番が一列に表記されているとともに、この各品番表記部
の対向箇所に一対づつの挿入孔が穿設され、前記プリン
ト基板の他面に、前記各挿入孔の周囲からそれぞれ導出
する導体パターンが該各挿入孔毎に個別に形成され、自
体の品番が表記された単一の前記品番表記部に対応する
前記一対の挿入孔に、1本のジャンパー線の両端部が前
記プリント基板の一面側から挿入されているとともに、
このジャンパー線の該プリント基板を挿通した両端部分
がそれぞれ対応する前記導体パターンに電気的接続され
てなることを特徴として構成されている。
を達成するための技術的手段として、プリント基板組品
の品番表示装置を次のように構成した。即ち、共通のプ
リント基板に各品番毎に各々設定された回路定数に相当
する所要の電子部品等を搭載してなるプリント基板組品
における前記プリント基板の一面の所定の表示箇所に品
番を表示する装置において、前記表示箇所に全種類の品
番が一列に表記されているとともに、この各品番表記部
の対向箇所に一対づつの挿入孔が穿設され、前記プリン
ト基板の他面に、前記各挿入孔の周囲からそれぞれ導出
する導体パターンが該各挿入孔毎に個別に形成され、自
体の品番が表記された単一の前記品番表記部に対応する
前記一対の挿入孔に、1本のジャンパー線の両端部が前
記プリント基板の一面側から挿入されているとともに、
このジャンパー線の該プリント基板を挿通した両端部分
がそれぞれ対応する前記導体パターンに電気的接続され
てなることを特徴として構成されている。
【0007】
【作用】挿着されている1本のジャンパー線に対応する
品番表記部の表示により品番を目視で確認できる。この
品番表示装置は、品番毎にジャンパー線の挿入位置が相
違するだけで、プリント基板自体には、品番表記部、挿
入孔および導体パターンが同一形態に形成されるため、
装置自体の一部構成を備えたプリント基板は全品番に対
し同一形状となるので、煩雑な管理は不要である。ま
た、品番表記部は、ジャンパー線を挿入する時のみ判別
できればよいだけであるから、プリント基板のフラック
スを拭い取る作業は不要である。
品番表記部の表示により品番を目視で確認できる。この
品番表示装置は、品番毎にジャンパー線の挿入位置が相
違するだけで、プリント基板自体には、品番表記部、挿
入孔および導体パターンが同一形態に形成されるため、
装置自体の一部構成を備えたプリント基板は全品番に対
し同一形状となるので、煩雑な管理は不要である。ま
た、品番表記部は、ジャンパー線を挿入する時のみ判別
できればよいだけであるから、プリント基板のフラック
スを拭い取る作業は不要である。
【0008】そして、1本のジャンパー線により一対の
導体パターンのみが電気的接続されていることにより、
自動検査装置に、各導体パターンの配置と同数で且つ同
一配置のチェックピンを、プリント基板組品が挿入され
た時に各導体パターンに個々に接触して電気的接続する
ように設けておけば、ジャンパー線が挿着されていない
組の導体パターン間の抵抗値が無限大であるのに対し、
ジャンパー線が挿着されて電気的に短絡された1組の導
体パターン間の抵抗値が零となるので、抵抗値が零とな
る一対のチェックピンの検出により品番を電気的に読み
取ることができ、この品番の電気的読み取りに伴って品
番毎に検査内容を自動設定することもできる。
導体パターンのみが電気的接続されていることにより、
自動検査装置に、各導体パターンの配置と同数で且つ同
一配置のチェックピンを、プリント基板組品が挿入され
た時に各導体パターンに個々に接触して電気的接続する
ように設けておけば、ジャンパー線が挿着されていない
組の導体パターン間の抵抗値が無限大であるのに対し、
ジャンパー線が挿着されて電気的に短絡された1組の導
体パターン間の抵抗値が零となるので、抵抗値が零とな
る一対のチェックピンの検出により品番を電気的に読み
取ることができ、この品番の電気的読み取りに伴って品
番毎に検査内容を自動設定することもできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について図面
を参照しながら詳述する。図1は本発明の一実施例の平
面図、図2はその底面図をそれぞれ示し、これらの図に
おいて図3と同一若しくは同等のものには同一の符号を
付してある。そして、プリント基板(2)の表面におけ
る表示箇所(4)に、全種類(この例では4種類)の品
番を示す文字や記号が、該プリント基板(2)のシンボ
ルと同じ印刷手段により縦一列に配して表記されてい
る。この各品番表記部(7)〜(10)にそれぞれ対向
する近接位置に、一対づつの挿入孔(7a),(7
b)、(8a),(8b)、(9a),(9b)、(1
0a),(10b)が一定間隔で穿設されている。
を参照しながら詳述する。図1は本発明の一実施例の平
面図、図2はその底面図をそれぞれ示し、これらの図に
おいて図3と同一若しくは同等のものには同一の符号を
付してある。そして、プリント基板(2)の表面におけ
る表示箇所(4)に、全種類(この例では4種類)の品
番を示す文字や記号が、該プリント基板(2)のシンボ
ルと同じ印刷手段により縦一列に配して表記されてい
る。この各品番表記部(7)〜(10)にそれぞれ対向
する近接位置に、一対づつの挿入孔(7a),(7
b)、(8a),(8b)、(9a),(9b)、(1
0a),(10b)が一定間隔で穿設されている。
【0010】また、プリント基板(2)の裏面におい
て、各挿入孔(7a),(7b)、(8a),(8
b)、(9a),(9b)、(10a),(10b)の
周囲からそれぞれ導出する導体パターン(7c),(7
d)、(8c),(8d)、(9c),(9d)、(1
0c),(10d)が該各挿入孔(7a),(7b)、
(8a),(8b)、(9a),(9b)、(10
a),(10b)毎に個別に且つプリント基板(2)の
回路パターンとは独立して形成されている。そして、プ
リント基板(2)自体の品番を表す品番表記部(8)に
対応する一対の挿入孔(8a),(8b)に、ジャンパ
ー線(11)の両端部がプリント基板(2)の表面側か
ら挿入されているとともに、このジャンパー線(11)
のプリント基板(2)の裏面側に挿通した両端部分がそ
れぞれ対応する導体パターン(8c),(8d)に半田
付け(12)されている。
て、各挿入孔(7a),(7b)、(8a),(8
b)、(9a),(9b)、(10a),(10b)の
周囲からそれぞれ導出する導体パターン(7c),(7
d)、(8c),(8d)、(9c),(9d)、(1
0c),(10d)が該各挿入孔(7a),(7b)、
(8a),(8b)、(9a),(9b)、(10
a),(10b)毎に個別に且つプリント基板(2)の
回路パターンとは独立して形成されている。そして、プ
リント基板(2)自体の品番を表す品番表記部(8)に
対応する一対の挿入孔(8a),(8b)に、ジャンパ
ー線(11)の両端部がプリント基板(2)の表面側か
ら挿入されているとともに、このジャンパー線(11)
のプリント基板(2)の裏面側に挿通した両端部分がそ
れぞれ対応する導体パターン(8c),(8d)に半田
付け(12)されている。
【0011】この品番表示装置は、品番毎にジャンパー
線(11)の挿入位置が相違するだけで、プリント基板
(2)自体には、品番表記部(7)〜(10)、挿入孔
(7a),(7b)、(8a),(8b)、(9a),
(9b)、(10a),(10b)および導体パターン
(7c),(7d)、(8c),(8d)、(9c),
(9d)、(10c),(10d)が同一形態に形成さ
れる。即ち、プリント基板(2)は、品番表示装置自体
の一部構成を備えながらも全品番に対し同一形状となる
ので、煩雑な管理は不要である。また、品番表記部
(7)〜(10)は、ジャンパー線(11)を挿入する
時のみ必要とするものであるため、プリント基板(2)
のフラックスを拭い取る作業は不要である。更に、ジャ
ンパー線(11)は、インサートマシーンによる自動挿
入により自動的に実装することも可能である。
線(11)の挿入位置が相違するだけで、プリント基板
(2)自体には、品番表記部(7)〜(10)、挿入孔
(7a),(7b)、(8a),(8b)、(9a),
(9b)、(10a),(10b)および導体パターン
(7c),(7d)、(8c),(8d)、(9c),
(9d)、(10c),(10d)が同一形態に形成さ
れる。即ち、プリント基板(2)は、品番表示装置自体
の一部構成を備えながらも全品番に対し同一形状となる
ので、煩雑な管理は不要である。また、品番表記部
(7)〜(10)は、ジャンパー線(11)を挿入する
時のみ必要とするものであるため、プリント基板(2)
のフラックスを拭い取る作業は不要である。更に、ジャ
ンパー線(11)は、インサートマシーンによる自動挿
入により自動的に実装することも可能である。
【0012】そして、挿着されているジャンパー線(1
1)とこれに対応する品番表記部(8)とにより品番を
目視で確認できるよう表示するとともに、このジャンパ
ー線(11)により一対の導体パターン(8c),(8
d)が電気的接続されていることにより、品番を電気的
に読み取ることもできる。即ち、自動検査装置に、各導
体パターン(7c),(7d)、(8c),(8d)、
(9c),(9d)、(10c),(10d)の配置と
同一配置で2本を1組とする4組で計8本のチェックピ
ンを配設しておき、プリント基板組品(1)を自動検査
装置に挿入した時に各チェックピンが各導体パターン
(7c),(7d)、(8c),(8d)、(9c),
(9d)、(10c),(10d)に個々に接触して電
気的接続するようにしておけば、ジャンパー線(11)
が挿着されていない3組の導体パターン(7c),(7
d)、(9c),(9d)、(10c),(10d)間
の抵抗値が無限大であるのに対し、ジャンパー線(1
1)が挿着されて電気的に短絡された1組の導体パター
ン(8c),(8d)間の抵抗値が零となる。従って、
抵抗値が零となる一対のチェックピンの検出により品番
を電気的に読み取ることができる。このように品番を電
気的に読み取りできれば、品番毎に検査内容を自動設定
することは極めて容易であり、品番が変わる毎に作業者
が検査内容を設定し直していた従来の煩雑な作業を解消
することができる。更に、自動検査装置に検査内容と異
なるプリント基板組品(1)が挿入された場合に、この
エラーを自動的に検知することができ、間違った検査内
容の検査を行う異品種混入ミスを確実に防止できる。
1)とこれに対応する品番表記部(8)とにより品番を
目視で確認できるよう表示するとともに、このジャンパ
ー線(11)により一対の導体パターン(8c),(8
d)が電気的接続されていることにより、品番を電気的
に読み取ることもできる。即ち、自動検査装置に、各導
体パターン(7c),(7d)、(8c),(8d)、
(9c),(9d)、(10c),(10d)の配置と
同一配置で2本を1組とする4組で計8本のチェックピ
ンを配設しておき、プリント基板組品(1)を自動検査
装置に挿入した時に各チェックピンが各導体パターン
(7c),(7d)、(8c),(8d)、(9c),
(9d)、(10c),(10d)に個々に接触して電
気的接続するようにしておけば、ジャンパー線(11)
が挿着されていない3組の導体パターン(7c),(7
d)、(9c),(9d)、(10c),(10d)間
の抵抗値が無限大であるのに対し、ジャンパー線(1
1)が挿着されて電気的に短絡された1組の導体パター
ン(8c),(8d)間の抵抗値が零となる。従って、
抵抗値が零となる一対のチェックピンの検出により品番
を電気的に読み取ることができる。このように品番を電
気的に読み取りできれば、品番毎に検査内容を自動設定
することは極めて容易であり、品番が変わる毎に作業者
が検査内容を設定し直していた従来の煩雑な作業を解消
することができる。更に、自動検査装置に検査内容と異
なるプリント基板組品(1)が挿入された場合に、この
エラーを自動的に検知することができ、間違った検査内
容の検査を行う異品種混入ミスを確実に防止できる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明のプリント基板組品
の品番表示装置によると、プリント基板の表示箇所に全
品番の品番表記部を一列に設けるとともに、この各品番
表記部にそれぞれ一対の挿入孔を対設し、所要の品番表
記部に対向する一対の挿入孔にのみ1本のジャンパー線
の両端を挿入し、プリント基板を挿通したジャンパー線
の両端部分を、プリント基板の裏面において各挿入孔に
個々に独立して設けられている導体パターンに電気的接
続する構成としたので、品番毎にジャンパー線の挿入位
置が相違するだけで、プリント基板自体には、品番表記
部、挿入孔および導体パターンが同一形態に形成される
ため、全品番に対し一種類のプリント基板で対応でき
る。また、品番表記部は、ジャンパー線を挿入する時の
み必要とするだけであるからプリント基板のフラックス
を拭い取る作業は不要となる。
の品番表示装置によると、プリント基板の表示箇所に全
品番の品番表記部を一列に設けるとともに、この各品番
表記部にそれぞれ一対の挿入孔を対設し、所要の品番表
記部に対向する一対の挿入孔にのみ1本のジャンパー線
の両端を挿入し、プリント基板を挿通したジャンパー線
の両端部分を、プリント基板の裏面において各挿入孔に
個々に独立して設けられている導体パターンに電気的接
続する構成としたので、品番毎にジャンパー線の挿入位
置が相違するだけで、プリント基板自体には、品番表記
部、挿入孔および導体パターンが同一形態に形成される
ため、全品番に対し一種類のプリント基板で対応でき
る。また、品番表記部は、ジャンパー線を挿入する時の
み必要とするだけであるからプリント基板のフラックス
を拭い取る作業は不要となる。
【0014】しかも、挿着されている1本のジャンパー
線に対応する品番表記部の表示により品番を目視で確認
できる他に、1本のジャンパー線により一対の導体パタ
ーンのみが電気的接続されて該両導体パターン間の抵抗
値のみが零となり、他の組の導体パターン間の抵抗値が
無限大となるので、自動検査装置により抵抗値が零とな
る一対のチェックピンの検出により品番を電気的に読み
取ることができ、この品番の電気的読み取りに伴って品
番毎に検査内容を自動設定することができるともに、自
動検査装置に検査内容と異なるプリント基板組品が挿入
された場合に、このエラーを自動的に検知して間違った
検査内容の検査を行う異品種混入ミスを確実に防止でき
る。
線に対応する品番表記部の表示により品番を目視で確認
できる他に、1本のジャンパー線により一対の導体パタ
ーンのみが電気的接続されて該両導体パターン間の抵抗
値のみが零となり、他の組の導体パターン間の抵抗値が
無限大となるので、自動検査装置により抵抗値が零とな
る一対のチェックピンの検出により品番を電気的に読み
取ることができ、この品番の電気的読み取りに伴って品
番毎に検査内容を自動設定することができるともに、自
動検査装置に検査内容と異なるプリント基板組品が挿入
された場合に、このエラーを自動的に検知して間違った
検査内容の検査を行う異品種混入ミスを確実に防止でき
る。
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】同上、底面図である。
【図3】本発明が適用される電子機器の一部の斜視図で
ある。
ある。
【図4】(a),(b)は何れも従来の品番表示装置の
平面図である。
平面図である。
1 プリント配線組品 2 プリント基板 3 電子部品 4 表示箇所 7〜10 品番表記部 7a,7b、8a,8b、9a,9b、10a,10b
挿入孔 7c,7d、8c,8d、9c,9d、10c,10d
導体パターン 11 ジャンパー線
挿入孔 7c,7d、8c,8d、9c,9d、10c,10d
導体パターン 11 ジャンパー線
Claims (1)
- 【請求項1】 共通のプリント基板に各品番毎に各々設
定された回路定数に相当する所要の電子部品等を搭載し
てなるプリント基板組品における前記プリント基板の一
面の所定の表示箇所に品番を表示する装置において、前
記表示箇所に全種類の品番が一列に表記されているとと
もに、この各品番表記部の対向箇所に一対づつの挿入孔
が穿設され、前記プリント基板の他面に、前記各挿入孔
の周囲からそれぞれ導出する導体パターンが該各挿入孔
毎に個別に形成され、自体の品番が表記された単一の前
記品番表記部に対応する前記一対の挿入孔に、1本のジ
ャンパー線の両端部が前記プリント基板の一面側から挿
入されているとともに、このジャンパー線の該プリント
基板を挿通した両端部分がそれぞれ対応する前記導体パ
ターンに電気的接続されてなることを特徴とするプリン
ト基板組品の品番表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7081292A JPH05275815A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | プリント基板組品の品番表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7081292A JPH05275815A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | プリント基板組品の品番表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05275815A true JPH05275815A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13442361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7081292A Pending JPH05275815A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | プリント基板組品の品番表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH05275815A (ja) |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP7081292A patent/JPH05275815A/ja active Pending
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