JPH0527563Y2 - - Google Patents

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JPH0527563Y2
JPH0527563Y2 JP12256887U JP12256887U JPH0527563Y2 JP H0527563 Y2 JPH0527563 Y2 JP H0527563Y2 JP 12256887 U JP12256887 U JP 12256887U JP 12256887 U JP12256887 U JP 12256887U JP H0527563 Y2 JPH0527563 Y2 JP H0527563Y2
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water
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば芳香剤、洗浄剤、殺菌剤、消
臭剤等の水溶性固形薬剤を収容した容器であつ
て、水洗トイレのタンクの放水タツプ直下に置く
ことにより、放水タツプからの放水時に薬剤を
徐々に溶出させる、水洗トイレ用薬剤溶出容器に
関する。
[従来の技術] 従来、水洗トイレ用薬剤溶出容器としては、
上面に網部を有する容器内の当該網部直下に薬剤
を収容したものが知られている(実開昭59−
140379号)。また、収容した薬剤の上方を覆い、
下面を開放して、この下面を介して放水と薬剤を
接触させるようにしたものも知られている(実開
昭61−206778号)。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前記の容器は、薬剤に、放水
タツプからの放水が直に当るため、水道の水圧に
よつて薬剤の溶出度が変化しやすい問題がある。
また、前記の容器は、水と薬剤の接触に確実性
を欠く問題がある。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、多少の水道の水圧変動に拘らず、ほぼ一定の
溶出度で確実に薬剤を溶出させることができるよ
うにすることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案において講じ
られた手段を、一実施例に対応する第1図で説明
すると、本考案は、上面に入水口1を有する溶出
容器2内の入水口1直下が、周壁3で囲まれた受
水部4となつていて、この受水部4内に、水溶性
固形薬剤が充填された薬容器5が、開口部6を横
に向けて収納されている一方、薬容器5の開口部
6と向き合う位置の前記周壁3上部が切り欠かれ
て溢出口7となつており、かつ溢出口7の両側か
ら受水部4内に向つてハ字形に導水板8が突き出
されている水洗トイレ用薬剤溶出容器とするとい
う手段を講じているものである。
[作用] 薬剤が充填されている薬容器5は、その開口部
6を横に向けて収容されているので、入水口1か
ら流れ込む水が、直接薬剤に当ることがない。即
ち、入水口1から流れ込んだ水は、薬容器5の側
面に当つて受水部4内に落下することになり、薬
剤と水の接触に、水道の水圧の影響を直接受ける
ことがない。
一方、溢出口7は、周壁3の上部を切り欠くこ
とによつて形成されているので、受水部4内に
は、ある程度水が溜められることになり、この水
に薬剤が浸漬された状態となつて、両者の接触が
確実になされる。また、導水板8によつて、受水
部4内の水の流れが薬容器5内方へと導かれ、薬
容器5内の水の入れ替えが積極的になされる。
上記のようにして薬剤を溶出させた水は、導水
板8間を通つて溢出口7から流出するものであ
る。
[実施例] 第1図で本考案の一実施例を説明すると、溶出
容器2は、本体9と蓋体10とから構成されてい
る。
蓋体10は、入水口1を有し、本体9に対して
着脱可能となつており、蓋体10を着脱して、内
部に収容されている薬容器5を交換できるように
なつている。
本体9は、底板11の周囲に周壁3を立てた箱
形をなすもので、溶出容器2内に全体が受水部4
となつており、受水部4内には薬容器5が開口部
6を横に向けて収容されている。
上記薬容器5の開口部6と対向する位置の周壁
3上部は切り欠かれて溢出口7となつている。溢
出口7は、受水部4内にある程度水を溜めつつ、
薬剤を溶出させた水を流出させるためのもので、
周壁3の高さの1/3〜2/3を切り欠いて形成するこ
とが好ましい。
溢出口7の両側から受水部4内方に向つて、ハ
字形に導水板8が突き出されている。この導水板
8は、受水部4内の水の流れを、薬容器5内へと
向つて導くもので、この導水作用を滑らかなもの
とするため、周壁3と一体的に設けることが好ま
しい。また、導水板8は、周壁3より低いものと
してもよいが、導水作用を確実なものとするた
め、周壁3と同程度の高さのものとすることが好
ましい。
薬容器5は、水溶性固形薬剤が充填されている
もので、充填されている薬剤は、受水部4内の水
が開口部6から流入することによつて溶出され
る。薬剤自体は従来使用されているものと同様な
ものでよい。
受水部4内の底板11には、水抜孔12を設
け、未使用時も継続して、受水部4内に残る水に
薬剤が浸されて、過度の溶出が生じやすくなるの
を防止することが好ましい。この水抜孔12は、
周壁3の下部に形成してもよいが、いずれの場合
も溢出口7付近に設けて、薬剤と未接触の水が流
出するのをできるだけ抑えることが好ましい。
第2図及び第3図で他の実施例について説明す
ると、本実施例の溶出容器2は、全体としてカバ
の形を模したデザインのものとなつている。
本体9の底板11は、円板の一部から突板部1
3を突出させた形状をしており、四方に脚部14
が形成されている。突板部13は、カバの下顎を
なすもので、基部下面には一条のV溝15が形成
されていて、このV溝15の形成部分を介して、
やや下方に屈折されている。
底板11上には、四周に底板11を張り出させ
た状態で周壁3が設けられていて、その内部が受
水部4となつている。
蓋体10は、半球部分にカバ頭部の形状を突出
成形したもので、底面形状は底板11の平面形状
に相応するものとなつていて、本体9に装着した
ときに、周壁3及びその内部を、底板11との間
に覆い包むものとなつている。また、蓋板10の
上面には、入水口1が設けられており、受水部4
はこの入水口1の直下に位置している。
尚、本実施例においても、前述の実施例と同様
に、受水部4内に薬容器5が開口部6を横に向け
て収容され、この開口部6と対向する位置の周壁
3上部は切り欠かれて溢出口7となつており、溢
出口7の両側から受水部4の内方に向つてハ字形
に導水板8が突出されていると共に、受水部4内
の底板11には水抜孔12が設けられているもの
である。
本実施例においては、基本的作用は前述の実施
例のものと同じであるが、溶出容器2の外観に、
デザイン上種々の変化を付けやすくなる。
第4図は第2図及び第3図に示される実施例に
係る溶出容器2の使用状態を示すもので、水洗ト
イレのタンク16の放水タツプ17直下に置かれ
ている。そして、放水タツプ17からの放水を受
けると、溶出容器2から薬剤が溶出してタンク1
6内に流入し、溶出薬剤の混入した水で水洗が行
われることになる。
[考案の効果] 以上説明の通り、本考案によれば、水道の水圧
に拘らず確実にほぼ定常的な薬剤の溶出を得るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る溶出容器の蓋
体10を開いた状態の斜視図、第2図及び第3図
は他の実施例に係るもので、第2図は本体の斜視
図、第3図は外観の斜視図、第4図は第2図及び
第3図に示される溶出容器の使用状態を示す斜視
図である。 1……入水口、2……溶出容器、3……周壁、
4……受水部、5……薬容器、6……開口部、7
……溢出口、8……導水板、9……本体、10…
…蓋体、11……底板、12……水抜孔、13…
…突板部、14……脚部、15……V溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に入水口を有する溶出容器内の入水口直下
    が、周壁で囲まれた受水部となつていて、この受
    水部内に、水溶性固形薬剤が充填された薬容器
    が、開口部を横に向けて収容されている一方、薬
    容器の開口部と向き合う位置の前記周壁上部が切
    り欠かれて溢出口となつており、かつ溢出口の両
    側から受水部内方に向つてハ字形に導水板が突き
    出されていることを特徴とする水洗トイレ用薬剤
    溶出容器。
JP12256887U 1987-08-12 1987-08-12 Expired - Lifetime JPH0527563Y2 (ja)

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JP12256887U JPH0527563Y2 (ja) 1987-08-12 1987-08-12

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Publication Number Publication Date
JPS6428487U JPS6428487U (ja) 1989-02-20
JPH0527563Y2 true JPH0527563Y2 (ja) 1993-07-14

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JPS6428487U (ja) 1989-02-20

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