JPH0527556U - 湯沸器の取付構造 - Google Patents

湯沸器の取付構造

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JPH0527556U
JPH0527556U JP7406091U JP7406091U JPH0527556U JP H0527556 U JPH0527556 U JP H0527556U JP 7406091 U JP7406091 U JP 7406091U JP 7406091 U JP7406091 U JP 7406091U JP H0527556 U JPH0527556 U JP H0527556U
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JP
Japan
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water heater
locking
mounting plate
fixing
head
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JP7406091U
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English (en)
Inventor
良栄 渥実
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Takenaka Corp
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Takenaka Corp
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は湯沸器の取付構造に関し、洗面台下
部のような狭い空間でも湯沸器の取付けが簡単に行える
湯沸器の取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 湯沸器に装着した固定金具を介して、湯沸器
を洗面台下部等の狭隘な設置場所に取り付ける湯沸器の
取付構造に於て、上記設置場所に、係止頭部と、固定金
具の板厚と略同一寸法の高さを持つ軸部とからなる係止
突起を複数設けた湯沸器取付板を敷設すると共に、固定
金具に、係止突起の係止頭部が挿入可能な挿入部と、挿
入部と連通し且つ上記軸部が移動可能で係止頭部より小
さな幅のスライド部とからなる係止孔を、係止突起に対
応して複数穿設し、湯沸器を移動して係止孔の挿入部に
挿入した係止突起をスライド部へ移動させることによ
り、係止突起の係止頭部と湯沸器取付板とで固定金具を
挾持するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗面所や厨房流し等、湯を利用する施設の直近に設置される小型の 湯沸器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、洗面所や厨房流し等には給湯設備が備えられているが、昨今、斯かる 給湯設備の一つとして、図8に示すような小型湯沸器1を給湯栓の数に応じてそ の直近に取り付け、そして、給水栓3から導入した水を湯沸器1内のヒータで温 めて、給湯口5から洗面台の各給湯栓に給湯することにより、少ない熱ロスで出 湯レスポンスタイムの小さい給湯方式が採用されている。
【0003】 而して、従来、上記湯沸器1は、左右に夫々装着された2つの固定金具7を介 して床9に取り付けられている。固定金具7は、例えば、図9に示すように、平 板を湯沸器1の外周に沿って円弧状に形成した載置部7aと、これと一体に成形 された略L字状の固定部7bとで構成されており、床9が木板材等の場合には、 図示するように当該固定部7bを床9にビス止めして湯沸器1を洗面台の下部に 取り付けている。
【0004】 尚、図8中、11は固定部7bに穿設されたビス孔、又、13は取付ビスで、 湯沸器1を確実に固定するため、通常、各固定部7bの前後方向にビス孔11が 2つ宛穿設されている。
【0005】 又、図示しないが、湯沸器1の取付部分の床がコンクリートの場合には、予め アンカーボルトを床に埋め込んでおき、当該アンカーボルトとナットで湯沸器1 を床に固定している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 然し乍ら、上記湯沸器1は、通常、洗面台の下部等といった狭隘な空間に設置 する必要から、図9に示すように、固定金具7の固定部7bと湯沸器1との間の 間隔を狭めて湯沸器1全体の高さHが抑えられている。
【0007】 そのため、湯沸器1と固定部7bの間での取付ビス13やナットの締付け作業 が非常に困難であり、又、事前にアンカーボルトを打ち込む場合は、各々の間隔 を正確に測定して設置せねばならず、而も、コンクリート打設時に寸法狂いが生 じる等、多くの人手を要していた。それ故、現実問題として湯沸器1を床9に固 定せずに配管を接続してしまっているのが実情である。
【0008】 従って、長期に亘る使用又は地震や何らかの衝撃で湯沸器1がズレてしまうと 、配管の接続部に応力が集中して漏水が発生してしまう虞があった。 本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、洗面台の下部のような狭い空間 でも、湯沸器の取付けが簡単に行える湯沸器の取付構造を提供することを目的と する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するため、本考案は、湯沸器に装着した固定金具を介して、 当該湯沸器を洗面台下部等の狭隘な設置場所に取り付ける湯沸器の取付構造に於 て、上記設置場所に、係止頭部と、固定金具の板厚と略同一寸法の高さを持つ軸 部とからなる係止突起を複数設けた湯沸器取付板を敷設すると共に、上記固定金 具に、当該係止突起の係止頭部が挿入可能な挿入部と、当該挿入部と連通し且つ 上記軸部が移動可能で係止頭部より小さな幅のスライド部とからなる係止孔を、 係止突起に対応して複数穿設し、湯沸器を移動して係止孔の挿入部に挿入した係 止突起をスライド部へ移動させることにより、係止突起の係止頭部と湯沸器取付 板とで固定金具を挾持するようにしたものである。
【0010】
【作用】
本考案によれば、湯沸器取付板を床等の設置場所に敷設し、湯沸器取付板の各 係止突起を固定金具の各係止孔の挿入部に挿入して、湯沸器取付板上に湯沸器を 配置する。
【0011】 そして、湯沸器を移動して、挿入部に挿入した係止突起をスライド部へ移動さ せれば、係止頭部と湯沸器取付板とで固定金具が挾持されて湯沸器が湯沸器取付 板に固定されることとなる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例に係る湯沸器の取付構造の要部斜視図を示し、図中、 15は洗面台下部の床9に敷設された湯沸器取付板(以下「取付板」という)で 、当該取付板15の上面には、後述する固定金具17に穿設された4つの係止孔 19に対応して、4つの係止突起21が夫々所定間隔を置いて取り付けられてい る。
【0013】 斯かる係止突起21は、図2に示すように、横断面円形状の係止頭部21aと 軸部21bとによって縦断面T字状に形成されており、軸部21bの高さL′は 固定金具17の板厚L″と略同一寸法に形成されている。
【0014】 固定金具17は湯沸器1の左右に夫々装着されており、図8に示す従来の固定 金具7と同様、当該固定金具17も平板を湯沸器1の外周に沿って円弧状に形成 した載置部17aと、これと一体に形成された略L字状の固定部17bとで構成 されており、載置部17aが湯沸器1の下部外周に取り付けられている。
【0015】 そして、上記取付板15に当接する各固定部17bに、夫々、2つの係止孔1 9が前後方向に穿設されている。 図3は上記係止孔19の拡大図を示し、当該係止孔19は、上記係止突起21 の係止頭部21aの外径M′より大径で当該係止頭部21aが挿入可能な円形状 の挿入部19aと、当該挿入部19aと連通し且つ係止頭部21aの外径M′よ り小径で、軸部21bの外径M″よりも大径な円形状のスライド部19bとから なり、固定金具17の手前側にスライド部19bが位置するように形成されてい る。又、挿入部19aとスライド部19bとの間に形成される絞り部19c間の 最短幅Nは、軸部21bの外径M″よりも若干大きく設定されており、斯かる構 造によって、係止突起21の軸部21bが挿入部19aとスライド部19bとの 間を移動できるようになっている。
【0016】 そして、各係止孔19は、夫々湯沸器1の前後方向に向かって等しく形成され ており、図1及び図4に示すように、取付板15上の係止突起21を、夫々、固 定金具17の各係止孔19の挿入部19aに挿入させて取付板15上に湯沸器1 を配置した後、湯沸器1を奥(矢印A方向)へ移動させれば、図5及び図6に示 すように係止突起21の軸部21bがスライド部19bに移動し、そして、係止 突起21の係止頭部21aと取付板15とで固定金具17を挾持して、湯沸器1 を取付板15に固定するようになっている。
【0017】 本実施例はこのように構成されているから、床9が木板材の場合には、湯沸器 1の取付けに先立ち、上記取付板15を床9に予めボルト締めしておけばよいし 、又、床9がコンクリートの場合には、予めアンカーボルトとナットで取付板1 5を床9に固定しておけばよい。
【0018】 そして、斯様に取付板15を床9に固定した後、上述したように、各係止突起 21を夫々固定金具17の各係止孔19の挿入部19aに挿入させて取付板15 上に湯沸器1を配置し、次いで、湯沸器1を矢印A方向へ移動させれば、図6に 示すように係止突起21の係止頭部21aと取付板15とで固定金具17が挾持 されて、湯沸器1が取付板15に固定されることとなる。
【0019】 このように、本実施例は、湯沸器1の取付けに当たり、従来のボルト締めやナ ット締めをなくして、固定金具17の係止孔19に取付板15の係止突起21を 係止させることによって湯沸器1を床9に取り付けるようにしたので、本実施例 によれば、たとえ湯沸器1と固定金具17の固定部1bとの間の間隔が狭くても 、何ら湯沸器1の取付けに支障を来すことがなく、簡単に湯沸器1を洗面台下部 の狭い空間に取り付けることができることとなった。
【0020】 その結果、湯沸器1の取付けが面倒であるが故に、湯沸器1を床9に固定せず に配管を行ってしまうといった事態が回避でき、因って、湯沸器1のズレによる 漏水の発生が防止できることとなった。
【0021】 尚、上記実施例では、係止孔19のスライド部19bを固定金具17の手前側 に設けたが、湯沸器1を手前側へ移動させて取付板15に取り付けるように、ス ライド部19bを固定金具17の奥側に位置させてもよいことは勿論である。
【0022】 又、上記実施例では、固定金具17に設けた係止孔19の形状をだるま孔形状 としたが、斯かる形状に限定されるものではない。例えば、図7に示すように、 係止突起21の係止頭部21aの外径M′より大径で当該係止頭部21aが挿入 可能な円形状の挿入部23aと、当該挿入部23aと連通し且つ係止頭部21a の外径M′より小で軸部21bの外径M″よりも大きな幅の長孔からなるスライ ド部23bとからなる鍵孔形状としてもよく、斯かる係止孔23によっても、上 記実施例と同様、所期の目的を達成することが可能である。
【0023】 この場合、スライド部23bの幅を係止突起21の軸部21bの外径M″と略 同一寸法とすれば、係止頭部21aと取付板15とによる固定金具17の挾持と 共に、スライド部23bと軸部21bとの係合によって、湯沸器1の取付けが上 記実施例に比しより強固となる利点を有する。
【0024】 その他、抜止め対策として、図5の一点鎖線で示すように、スライド後の挿入 部19aに抜止めピース22を挿入する方法もある。 更に、上記各実施例で述べた取付方法は、床等水平部への適用のみならず、壁 等垂直部への適用も可能である。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、湯沸器と固定金具との間の間隔が狭くて も、何ら湯沸器の取付けに支障を来すことがなく、簡単に湯沸器を洗面台下部の ような狭隘な設置場所に取り付けることができ、その結果、従来の如く湯沸器を 設置場所に固定せずに配管を接続してしまう事態が回避でき、湯沸器のズレによ る漏水の発生が防止できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る湯沸器の取付構造の要
部斜視図である。
【図2】係止突起の縦断面図である。
【図3】係止孔の拡大平面図である。
【図4】湯沸器の取付方法を示す湯沸器と取付板の平面
図である。
【図5】湯沸器の取付時の係止突起と係止孔との係止状
態を示す拡大平面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】係止孔の変形例の拡大平面図である。
【図8】従来の湯沸器の取付構造の斜視図である。
【図9】従来の湯沸器の取付構造の側面図である。
【符号の説明】
1 湯沸器 9 床 15 取付板 17 固定金具 17a 載置部 17b 固定部 19,23 係止孔 19a,23a 挿入部 19b,23b スライド部 21 係止突起 21a 係止頭部 21b 軸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯沸器に装着した固定金具を介して、当
    該湯沸器を洗面台下部等の狭隘な設置場所に取り付ける
    湯沸器の取付構造に於て、 上記設置場所に、係止頭部と、固定金具の板厚と略同一
    寸法の高さを持つ軸部とからなる係止突起を複数設けた
    湯沸器取付板を敷設すると共に、 上記固定金具に、当該係止突起の係止頭部が挿入可能な
    挿入部と、当該挿入部と連通し且つ上記軸部が移動可能
    で係止頭部より小さな幅のスライド部とからなる係止孔
    を、係止突起に対応して複数穿設し、 湯沸器を移動して係止孔の挿入部に挿入した係止突起を
    スライド部へ移動させることにより、係止突起の係止頭
    部と湯沸器取付板とで固定金具を挾持するようにしたこ
    とを特徴とする湯沸器の取付構造。
JP7406091U 1991-09-13 1991-09-13 湯沸器の取付構造 Pending JPH0527556U (ja)

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