JPH0527477Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527477Y2 JPH0527477Y2 JP1987061425U JP6142587U JPH0527477Y2 JP H0527477 Y2 JPH0527477 Y2 JP H0527477Y2 JP 1987061425 U JP1987061425 U JP 1987061425U JP 6142587 U JP6142587 U JP 6142587U JP H0527477 Y2 JPH0527477 Y2 JP H0527477Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- molded body
- wood
- piece
- solid fuel
- combustible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は粉粒体と熱溶融性物質を混練成型した
防霜用、暖房用に適する固形燃料に関し、特に着
火、取扱いに優れたものである。
防霜用、暖房用に適する固形燃料に関し、特に着
火、取扱いに優れたものである。
「従来の技術」
従来、おが屑のような植物性有機物等の粉粒体
とパラフインワツクスまたは燃焼性合成樹脂屑も
しくは燃焼性高分子廃棄物との混合物を成型して
得られる固形燃料、特に農耕地でみかん、梨、
茶、ぶどう等の農作物への霜害を防ぐために地面
に置いて燃焼、発煙させて使用する防霜用に用い
られるものが種々提案されている（実開昭60−
105635等）。ところで、従来のこれらの固形燃料
は上記の如き原料を単に固めたものであるので着
火しにくく、野外の農耕地では風もあり、マツチ
やライター等では簡単には点火し難いものであつ
た。また、これらの固形燃料は通常径が10cm前後
あり、手で持ち運ぶ場合取扱いにくいものであつ
た。
とパラフインワツクスまたは燃焼性合成樹脂屑も
しくは燃焼性高分子廃棄物との混合物を成型して
得られる固形燃料、特に農耕地でみかん、梨、
茶、ぶどう等の農作物への霜害を防ぐために地面
に置いて燃焼、発煙させて使用する防霜用に用い
られるものが種々提案されている（実開昭60−
105635等）。ところで、従来のこれらの固形燃料
は上記の如き原料を単に固めたものであるので着
火しにくく、野外の農耕地では風もあり、マツチ
やライター等では簡単には点火し難いものであつ
た。また、これらの固形燃料は通常径が10cm前後
あり、手で持ち運ぶ場合取扱いにくいものであつ
た。
「考案が解決しようとする問題点」
本考案は、上記の如き従来の固形燃料の欠点を
解決した着火しやすい、取扱いの便利な固形燃料
を提供しようとするものである。
解決した着火しやすい、取扱いの便利な固形燃料
を提供しようとするものである。
「問題点を解決するための手段」
すなわち、本考案は可燃性粉粒体および熱溶融
性高発熱量物質からなる成型体であり、該成型体
の中心部に可燃性の紐または糸もしくは棒が埋込
まれ、その一方の先端が該成型体の上部表面また
は上下両表面に出ており、他方の先端が木片に結
合していることを特徴とする固形燃料である。
性高発熱量物質からなる成型体であり、該成型体
の中心部に可燃性の紐または糸もしくは棒が埋込
まれ、その一方の先端が該成型体の上部表面また
は上下両表面に出ており、他方の先端が木片に結
合していることを特徴とする固形燃料である。
以下、本考案を詳細に説明する。
本考案に用いられる可燃性粉粒体としては、植
物性有機物質、木炭、石炭等の粉末や粒子であ
り、後述する熱溶融性高発熱量物質の過度の燃焼
性を緩和し、且つ得られる成型体を適度にポーラ
スにし、また燃焼時の補形性を付与する働きをす
るものである。上記植物性有機物質としては特に
限定されないが、例えばおが屑、木粉、モミガラ
粉等である。
物性有機物質、木炭、石炭等の粉末や粒子であ
り、後述する熱溶融性高発熱量物質の過度の燃焼
性を緩和し、且つ得られる成型体を適度にポーラ
スにし、また燃焼時の補形性を付与する働きをす
るものである。上記植物性有機物質としては特に
限定されないが、例えばおが屑、木粉、モミガラ
粉等である。
本考案に用いられる熱溶融性高発熱量物質とし
ては、パラフインワツクス類、燃焼性合成樹脂、
燃焼性高分子およびこれらを灯油、軽油等の燃料
油に溶解したもの等であり、加熱することにより
溶融する一方、常温で固化し得るものである。産
業上発生するこれらの屑や廃棄物を有効に利用す
ることができる。
ては、パラフインワツクス類、燃焼性合成樹脂、
燃焼性高分子およびこれらを灯油、軽油等の燃料
油に溶解したもの等であり、加熱することにより
溶融する一方、常温で固化し得るものである。産
業上発生するこれらの屑や廃棄物を有効に利用す
ることができる。
本考案にかかる固形燃料の製造は例えば以下の
如くして行なわれる。
如くして行なわれる。
熱溶融性高発熱量物質から選ばれた一又は二以
上のものを加熱溶融し、これに可燃性粉粒体から
選ばれた一又は二以上のものを加えて混合し、練
りあわせる。各原料の混合比は目標とする発熱量
及び成型体の硬さによつて決める。この混練物を
成型器に入れ、円形又は多角型の断面を有する柱
形状、円錐台形、角錐台形又は球形等に成型する
が、この際、好ましくは垂直方向に貫通する一個
又は数個の孔を設けることができる。
上のものを加熱溶融し、これに可燃性粉粒体から
選ばれた一又は二以上のものを加えて混合し、練
りあわせる。各原料の混合比は目標とする発熱量
及び成型体の硬さによつて決める。この混練物を
成型器に入れ、円形又は多角型の断面を有する柱
形状、円錐台形、角錐台形又は球形等に成型する
が、この際、好ましくは垂直方向に貫通する一個
又は数個の孔を設けることができる。
所定の形に成型するに際し、その中心部に成型
体の高さの半分より長い可燃性の紐又は糸を一本
又は二本結合した棒状可燃物を埋め込み、紐又は
糸の他端を成型体の上部表面又は上下部両面に出
すようにして成型することにより、着火に又運搬
取扱いに便利な本発明にかかる固形燃料が得られ
る。紐又は糸は一重又は二重にすることが出来、
二重の場合は、表面から出た部分を輪状にするこ
とによりさらに取扱いに便利である。棒状可燃物
としては、成型体の断面の半径程度の長さで、径
が１〜５mmの乾燥した木片等が好ましい。
体の高さの半分より長い可燃性の紐又は糸を一本
又は二本結合した棒状可燃物を埋め込み、紐又は
糸の他端を成型体の上部表面又は上下部両面に出
すようにして成型することにより、着火に又運搬
取扱いに便利な本発明にかかる固形燃料が得られ
る。紐又は糸は一重又は二重にすることが出来、
二重の場合は、表面から出た部分を輪状にするこ
とによりさらに取扱いに便利である。棒状可燃物
としては、成型体の断面の半径程度の長さで、径
が１〜５mmの乾燥した木片等が好ましい。
紐又は糸にも熱溶融性高発熱量物質を十分に含
浸させることにより点火が更に容易になる。点火
芯としては棒を使用することもできる。即ち、所
定の形に成型した後、成型体上面中心部に、成型
体の高さの２分の１程度の長さで、径が１〜５mm
の棒状物を、その先端が２〜３cm露出するように
埋込む。棒状物としては、熱溶融性高発熱量物質
を含浸差せた木片、燃焼性合成樹脂片等が好まし
い。
浸させることにより点火が更に容易になる。点火
芯としては棒を使用することもできる。即ち、所
定の形に成型した後、成型体上面中心部に、成型
体の高さの２分の１程度の長さで、径が１〜５mm
の棒状物を、その先端が２〜３cm露出するように
埋込む。棒状物としては、熱溶融性高発熱量物質
を含浸差せた木片、燃焼性合成樹脂片等が好まし
い。
「実施例」
以下、本考案を実施例により更に具体的に説明
する。
する。
実施例 １
パラフインワツクス300ｇと木粉200ｇを混合
し、第１図、第２図に示す如く上面のみにでる点
火芯（把手）３を装着し、直径１cmの貫通孔２を
３個設けて、直径10cm、高さ９cmの円柱形の成型
体１を作成した。なお、点火芯３の端は木片４に
結合されている。
し、第１図、第２図に示す如く上面のみにでる点
火芯（把手）３を装着し、直径１cmの貫通孔２を
３個設けて、直径10cm、高さ９cmの円柱形の成型
体１を作成した。なお、点火芯３の端は木片４に
結合されている。
実施例 ２
パラフインワツクス250ｇとおが屑250ｇを混合
し、第３図、第４図、第５図に示す如く上面のみ
にでる輪状の点火芯３を装着し、直径１cmの貫通
孔２を４個設けて、実施例１と同じ円柱形の成型
体１を作成した。なお、点火芯３の端は木片４に
結合されている。
し、第３図、第４図、第５図に示す如く上面のみ
にでる輪状の点火芯３を装着し、直径１cmの貫通
孔２を４個設けて、実施例１と同じ円柱形の成型
体１を作成した。なお、点火芯３の端は木片４に
結合されている。
実施例 ３
アタクチツクポリプロピレンと軽油を重量比で
２対１に混合したもの200ｇ、パラフインワツク
ス100ｇおよびもみがら粉200ｇを混合し、第６
図、第７図に示す如く上下両面に出る点火芯３を
装着し、貫通孔２を４個設けて、一辺が10cmの正
方形断面を有し、高さ７cmの角柱形の成型体１を
作成した。なお、点火芯３は中央部で木片４に結
合されている。この角柱形のものは箱詰、運搬等
に便宜である。
２対１に混合したもの200ｇ、パラフインワツク
ス100ｇおよびもみがら粉200ｇを混合し、第６
図、第７図に示す如く上下両面に出る点火芯３を
装着し、貫通孔２を４個設けて、一辺が10cmの正
方形断面を有し、高さ７cmの角柱形の成型体１を
作成した。なお、点火芯３は中央部で木片４に結
合されている。この角柱形のものは箱詰、運搬等
に便宜である。
実施例 ４
アタクチツクポリプロピレン300ｇとおが屑200
ｇとを混合し、実施例２と同様の第３図、第４図
に示す如く上面のみに出る輪状の点火芯３を装着
し、直径１cmの貫通孔２を４個設けて、直径10
cm、高さ９cmの円柱形の成型体１を作成した。な
お、点火芯３の端は木片４に結合されている。
ｇとを混合し、実施例２と同様の第３図、第４図
に示す如く上面のみに出る輪状の点火芯３を装着
し、直径１cmの貫通孔２を４個設けて、直径10
cm、高さ９cmの円柱形の成型体１を作成した。な
お、点火芯３の端は木片４に結合されている。
「発明の効果」
以上から明らかな如く、本考案によれば着火し
やすい、取扱いの便利な固形燃料を提供すること
ができる。
やすい、取扱いの便利な固形燃料を提供すること
ができる。
また、紐等は先端に木片が結合している形態で
成型体に埋込まれているため、手で運ぶ場合に成
型体が抜け落ちる不都合がない固形燃料を提供す
ることができる。
成型体に埋込まれているため、手で運ぶ場合に成
型体が抜け落ちる不都合がない固形燃料を提供す
ることができる。
第１図、第３図、第６図はそれぞれ本考案にか
かる固形燃料の斜視図であり、第２図、第４図、
第５図、第７図は縦断面図である。 １……成型体、２……貫通孔、３……点火芯
（把手）、４……木片。
かる固形燃料の斜視図であり、第２図、第４図、
第５図、第７図は縦断面図である。 １……成型体、２……貫通孔、３……点火芯
（把手）、４……木片。
Claims (1)
- 可燃性粉粒体および熱溶融性高発熱量物質から
なる成型体であり、該成型体の中心部に可燃性の
紐または糸もしくは棒が埋込まれ、その一方の先
端が該成型体の上部表面または上下両表面に出て
おり、他方の先端が木片に結合していることを特
徴とする固形燃料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987061425U JPH0527477Y2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987061425U JPH0527477Y2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63170448U JPS63170448U (ja) | 1988-11-07 |
| JPH0527477Y2 true JPH0527477Y2 (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=30894752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987061425U Expired - Lifetime JPH0527477Y2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527477Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5869297A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-25 | Koyo Kasei Kk | 可燃性産業廃棄物を使用する固型燃料 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5852269Y2 (ja) * | 1978-10-17 | 1983-11-29 | 孝 野崎 | 点火具 |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP1987061425U patent/JPH0527477Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5869297A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-25 | Koyo Kasei Kk | 可燃性産業廃棄物を使用する固型燃料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63170448U (ja) | 1988-11-07 |
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