JPH05273229A - 半導体加速度センサ - Google Patents

半導体加速度センサ

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JPH05273229A
JPH05273229A JP4066470A JP6647092A JPH05273229A JP H05273229 A JPH05273229 A JP H05273229A JP 4066470 A JP4066470 A JP 4066470A JP 6647092 A JP6647092 A JP 6647092A JP H05273229 A JPH05273229 A JP H05273229A
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semiconductor acceleration
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recess
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Katsumichi Ueyanagi
上▲やなぎ▼勝道
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Denso Ten Ltd
Fuji Electric Co Ltd
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Denso Ten Ltd
Fuji Electric Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
    • G01P1/006Details of instruments used for thermal compensation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/12Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by alteration of electrical resistance

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Abstract

(57)【要約】 【目的】干渉出力を低減し、かつ耐衝撃性を向上する。 【構成】半導体からなり、厚肉状の重り100と、この
重りを囲う厚肉状の支持体120と、この重りと支持体
を連結しこの重りの中心に対し互に180°の回転移動
で合致する一対の薄肉状の梁を1組とする第1および第
2の組の梁111,113および112,114とから
なり、これら各梁の上面、例えば梁と支持体と結合部側
の上面にそれぞれ梁の長さ方向の第1の型の歪ゲージ1
31,133,135,137と巾方向の第2の型の歪
ゲージ132,134,136,138とを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体からなる超小型の
加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の半導体加速度センサの一
例を示し、図12(a)は斜視図、図12(b)は回路
図である。図12(a)において、半導体からなり、四
角状の厚肉状の例えば厚さ400ミクロンの重り10
と、この重り10と所定の間隔を有し、かつこの重り1
0を囲うよう形成された厚肉状の支持体12と、重り1
0の一側面と対面する支持体12の側面とを連結する薄
肉状の、例えば厚さ10〜40ミクロンの梁11とから
なり、この梁11に歪ゲージ31,32,33,34が
形成されている。これら歪ゲージのうち歪ゲージ31,
33は梁11と重り10の結合部側の上面にこの梁11
の長さ方向に形成され、歪ゲージ32,34はその巾方
向に形成される。そしてこれら歪ゲージ31,32,3
3,34を図12(b)のように歪ゲージ31と33,
32と34とをそれぞれ対向させてホイートストンブリ
ッジを構成する。なおVは電源端子、S1 ,S2 は信号
出力端子である。
【0003】今、重り10に対し、垂直方向(加速度の
検出方向となる)の加速度が加わると重り10は垂直方
向の力を受け、梁11は矢印P方向に撓む。このときこ
の梁11の上面には引っ張り応力が働き、この梁11の
長さ方向に形成された歪ゲージ31,33はその抵抗値
が増加するが、この梁11の巾方向に形成された歪ゲー
ジ32,34はその抵抗値に変化は生じない。これによ
ってホイートストンブリッジの信号出力端子S1 ,S2
から加速度に比例した大きさの検出信号が出力される。
【0004】また、この半導体加速度センサは重り10
を片側で支持する構造となっているので衝撃に弱く、通
常図13に示すようにダンピング液830が封入された
密閉容器850に収納される。図13において、800
は前記半導体加速度センサを示し、820は検出信号の
増巾器を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の半導体加速度セ
ンサにおいては、図14で示すように梁11の撓み中心
線13と重り10の重心点Gとの間に距離Lがあるの
で、横方向(加速度の非検出方向となる)に加速度が加
わると、この加速度と距離Lによって重り10に矢印M
に示す方向のモーメントが加わり、重り10は垂直方向
に加速度が加わったときと同様垂直方向の力を受け、梁
11は矢印P方向に撓んでしまう。この撓みによっても
ホイートストンブリッジは信号を出力し、この信号出力
は干渉出力となり検出精度を低下させる。
【0006】このため、図15に示すように重り10の
上面に、例えばガラスなどからなる追加重り14を接合
し、重り10と追加重り14とからなる重りの重心点G
が丁度梁11の撓み中心線13と合致させ、それらの間
の距離Lを零とすることが考えられるが、追加重りを接
合する特別な工程が増えコストが上昇する問題がある。
【0007】また、前述の図12あるいは図15に示す
半導体加速度センサにおいては、半導体基板から重り1
0,支持体12および梁11を形成するために、例えば
プラズマエッチングのような加工手段により、半導体基
板の上面および下面から掘削加工を行うが、プラズマエ
ッチングはその特性から加工幅寸法が大きい場合はエッ
チングが早くすすみ、小さい場合は遅く進むので、図1
6に示すその加工途中の半導体基板の断面のように、加
工幅寸法がW3 ,W4 に示すように異なると、掘削深さ
はD3 ,D4 に示すように異なってしまう。このため掘
削加工の精度が低く製造の歩止まりが悪い問題がある。
【0008】更にまた、前述の半導体加速度センサにお
いては耐衝撃性を高めるため、通常ダンピング液が封入
された密閉容器に収納されるが、ダンピング液によって
検出感度が低下するので、ダンピング液封入前に感度低
下率を予測して感度調整をする必要がある。しかし、ダ
ンピング液の粘度や圧縮率は圧力や温度によって変化す
るので感度がばらついてしまい、同様製造の歩止まりが
悪い問題がある。
【0009】本発明の目的は前述の問題点を解決し、干
渉出力を低減し、かつ製造における掘削加工精度を向上
した半導体加速度センサを提供することにある。更に、
耐衝撃性を向上しダンピング液が封入された密閉容器に
収納することを不要とすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本発明の半導体加速度センサは半導体からなり、厚
肉状の重りと、この重りと所定の間隔を有し、かつこの
重りを囲うよう形成された厚肉状の支持体と、前記重り
の外周と前記支持体の内周とを連結しこの重りの中心に
対し互に180°の回転移動で合致する一対の薄肉状の
梁を1組とする第1および第2の組の梁とからなり、こ
れら各梁の上面にそれぞれ歪ゲージが形成する。そして
前述の歪ゲージはそれぞれ梁と支持体の結合部側の上面
にその長さ方向に形成される第1の型の歪ゲージと、そ
の巾方向に形成される第2の型の歪ゲージとからなり、
これら第1の組の薄肉状の梁にそれぞれ形成された第1
の型の歪ゲージと第2の組の薄肉状の梁にそれぞれ形成
された第1の型の歪ゲージとを対向させ、第1の組の薄
肉状の梁にそれぞれ形成された第2の型の歪ゲージと第
2の組の薄肉状の梁にそれぞれ形成された第2の型の歪
ゲージとを対向させてホイートストンブリッジを構成す
る。また、重り,支持体および各梁は1個の半導体基板
から形成され、これらを形成するためのこの半導体基板
の上面および下面からの掘削加工部はその加工幅寸法が
それぞれ同一となるようにする。更に支持体はその上面
周辺に各梁の上面に形成された各歪ゲージに接続される
複数個の一方の側の信号端子と、この信号端子と同一形
状の複数個の一方の側のダミー信号端子とがほぼ均一な
間隔で設けられ、これら複数個の一方の側の信号端子と
ダミー信号とにそれぞれ対面し接続される複数個の他方
の側の信号端子とダミー信号端子とを有し、この他方の
側の信号端子を通して各梁に形成された各歪ゲージを外
部に接続する支持基板を備え、これら一方の側と他方の
側の信号端子およびダミー信号端子をそれぞれ加えた高
さは、重りの動作変位量より僅かに大きい寸法に設定す
る。更にまた、重りはその上面にその外周が支持体の内
周より大きい逆凸形の付加おもり兼ストッパが設けら
れ、この付加おもり兼ストッパの外周部下面と支持体の
上面との間隔は前記重りの許容変位量より小さい寸法に
設定する。更にまた、支持体はその下面にその外周が重
りの外周より大きい上方向の窪みを有する支持基板が設
けられ、この窪みの面と前記重りの下面との間隔は、前
記重りの動作変位量より僅かに大きい寸法に設定する。
更にまた、支持体はその上面にその外周が重りの外周よ
り大きい下方向の窪みを有し、この窪みの前記重りの外
周部に対面する個所に複数個の下方向の突部が設けられ
た上部支持基板と、その下面にその外周が前記重りの外
周より大きい上方向の窪みを有し、この窪みの前記重り
の外周部に対面する個所に複数個の上方向の突部が設け
られた下部支持基板とを備え、前記上部支持基板および
前記下部支持基板の各窪みの面と前記重りの上面および
下面との間隔はそれぞれ前記重りの動作変位量より僅か
に大きい寸法に設定され、前記上部支持基板および前記
下部支持基板の各窪みに設けられた各突部と前記重りの
上面および下面との間隔はそれぞれ前記重りの許容変位
量より小さい寸法に設定する。更にまた、支持体はその
上面にその外周が重りの外周より大きい下方向の窪みを
有し、この窪みの前記重りの外周部に対面する個所にこ
の外周部に沿った下方向の突部が設けられた上部支持基
板と、その下面にその外周が前記重りの外周より大きい
上方向の窪みを有し、この窪みの前記重りの外周部に対
面する個所にこの外周部に沿った上方向の突部が設けら
れた下部支持基板とを備え、前記上部支持基板および前
記下部支持基板の各窪みの面と前記重りの上面および下
面との間隔はそれぞれ前記重りの動作変位量より僅かに
大きい寸法に設定され、前記上部支持基板および前記下
部支持基板の各窪みに設けられた各突部と前記重りの上
面および下面との間隔はそれぞれ前記重りの許容変位量
より小さい寸法に設定する。更にまた、前述の各半導体
加速度センサを不活性気体が封入された密閉容器内に収
容する。
【0011】
【作用】請求項1記載の半導体加速度センサでは、梁は
重りの中心に対し互に180°の回転移動で合致する一
対の薄肉状の梁を1組とする第1および第2の組の梁か
らなるようにしたので、重りはこれら梁により左右から
支持されるので横方向(非検出方向)の加速度が加わっ
た場合、梁の撓みは従来の片側の梁で支持される場合に
比し著るしく小さくなり干渉出力は低減され、かつ耐衝
撃性が向上する。
【0012】請求項2記載の半導体加速度センサでは、
歪ゲージはそれぞれ梁と支持体の結合部側の上面にその
長さ方向に形成される第1の型の歪ゲージと、その巾方
向に形成される第2の型の歪ゲージとからなり、これら
第1の組の薄肉状の梁にそれぞれ形成された第1の型の
歪ゲージと第2の組の薄肉状の梁にそれぞれ形成された
第1の型の歪ゲージとを対向させ、第1の組の薄肉状の
梁にそれぞれ形成された第2の型の歪ゲージと第2の組
の薄肉状の梁にそれぞれ形成された第2の型の歪ゲージ
とを対向させてホイートストンブリッジを構成したの
で、横方向(非検出方向)の加速度が加わり、重りにモ
ーメントが加わった場合、互に180°の回転移動で合
致する一対の薄肉状の梁の一方の梁の上面に、例えば圧
縮応力が働くと他方の梁の上面には引っ張り応力が働く
ようになる。従ってホイートストンブリッジにおいては
これら梁の上面に形成されている第1の型の歪ゲージの
抵抗変化は互に打消すように働き、ホイートストンブリ
ッジからは信号が出力されないので、干渉出力は低減さ
れる。
【0013】請求項3記載の半導体加速度センサでは、
重り,支持体および各梁は1個の半導体基板から形成さ
れ、これらを形成するためのこの半導体基板の上面およ
び下面からの掘削加工部はその加工幅寸法がそれぞれ同
一となるようにしたので、例えばプラズマエッチングに
よる掘削加工においてエッチング速度が一定となり加工
精度が向上する。
【0014】請求項4記載の半導体加速度センサでは、
支持体はその上面周辺に各梁の上面に形成された各歪ゲ
ージに接続される複数個の一方の側の信号端子と、この
信号端子と同一形状の複数個の一方の側のダミー信号端
子とがほぼ均一な間隔で設けられ、これら複数個の一方
の側の信号端子とダミー信号とにそれぞれ対面し接続さ
れる複数個の他方の側の信号端子とダミー信号端子とを
有し、この他方の側の信号端子を通して各梁に形成され
た各歪ゲージを外部に接続する支持基板を備え、これら
一方の側と他方の側の信号端子およびダミー信号端子を
それぞれ加えた高さは、重りの動作変位量より僅かに大
きい寸法に設定したので衝撃が加わったとき重りの上面
と支持基板の下面との間にある気体の圧縮によって重り
には、例えば500Hz以上の高周波領域でのダンピング
が加えられ耐衝撃性が向上する。
【0015】請求項5記載の半導体加速度センサでは、
重りはその上面にその外周が支持体の内周より大きい逆
凸形の付加おもり兼ストッパが設けられ、この付加おも
り兼ストッパの外周部下面と支持体の上面との間隔は前
記重りの許容変位量より小さい寸法に設定したので、衝
撃、例えば数十Hz以下の低周波領域の衝撃が加わったと
き、重りはこの付加おもり兼ストッパによって、許容変
位量内に抑えられる。
【0016】請求項6記載の半導体加速度センサでは、
支持体はその下面にその外周が重りの外周より大きい上
方向の窪みを有する支持基板が設けられ、この窪みの面
と前記重りの下面との間隔は、前記重りの動作変位量よ
り僅かに大きい寸法に設定したので、衝撃が加わったと
き、重りの下面と支持基板の窪みの面との間にある気体
の圧縮によって重りには請求項4と同様ダンピングが加
えられ耐衝撃性が向上する。
【0017】請求項7記載の半導体加速度センサでは、
支持体はその上面にその外周が重りの外周より大きい下
方向の窪みを有し、この窪みの前記重りの外周部に対面
する個所に複数個の下方向の突部が設けられた上部支持
基板と、その下面にその外周が前記重りの外周より大き
い上方向の窪みを有し、この窪みの前記重りの外周部に
対面する個所に複数個の上方向の突部が設けられた下部
支持基板とを備え、前記上部支持基板および前記下部支
持基板の各窪みの面と前記重りの上面および下面との間
隔はそれぞれ前記重りの動作変位量より僅かに大きい寸
法に設定され、前記上部支持基板および前記下部支持基
板の各窪みに設けられた各突部と前記重りの上面および
下面との間隔はそれぞれ前記重りの許容変位量より小さ
い寸法に設定したので、衝撃が加わったとき、上部ある
いは下部支持基板の各窪みの面と重りの上面あるいは下
面との間にある気体の圧縮によって重りには請求項4と
同様ダンピングが加えられ耐衝撃性が向上する。更に上
部あるいは下部支持基板の各窪みに設けられた各突部に
よって請求項5と同様許容変位量内に抑えられる。
【0018】請求項8記載の半導体加速度センサでは、
支持体はその上面にその外周が重りの外周より大きい下
方向の窪みを有し、この窪みの前記重りの外周部に対面
する個所にこの外周部に沿った下方向の突部が設けられ
た上部支持基板と、その下面にその外周が前記重りの外
周より大きい上方向の窪みを有し、この窪みの前記重り
の外周部に対面する個所にこの外周部に沿った上方向の
突部が設けられた下部支持基板とを備え、前記上部支持
基板および前記下部支持基板の各窪みの面と前記重りの
上面および下面との間隔はそれぞれ前記重りの動作変位
量より僅かに大きい寸法に設定され、前記上部支持基板
および前記下部支持基板の各窪みに設けられた各突部と
前記重りの上面および下面との間隔はそれぞれ前記重り
の許容変位量より小さい寸法に設定したので、衝撃が加
わったとき、上部あるいは下部支持基板の各窪みの面と
重りの上面あるいは下面との間にある気体の圧縮によっ
て重りには請求項4と同様ダンピングが加えられ耐衝撃
性が向上する。更に上部あるいは下部支持基板の各窪み
に設けられた各突部によって請求項5と同様許容変位量
内に抑えられる。
【0019】これらの半導体加速度センサはそれぞれ構
造的に耐衝撃性が向上されており、従来のダンピング液
が封入された密閉容器に換えて、請求項9に示すように
不活性気体の封入された密閉容器に収納することができ
る。
【0020】
【実施例】図1は本発明の半導体加速度センサの第1の
実施例を示し、図1(a)は平面図、図1(b)は断面
図、図1(c)は回路図である。図1(a),(b)に
おいて、半導体加速度センサは半導体からなり、四角形
の厚肉状の、例えば厚さ400ミクロンの重り100
と、この重り100と所定の間隔を有し、かつこの重り
100を囲うよう形成された厚肉状の支持体120と、
重り100の外周と支持体120の内周とを連結し、こ
の重りの中心Oに対し互に180°の回転移動で合致す
る一対のL字形の薄肉状の、例えば厚さ10〜40ミク
ロンの梁を1組とする第1の組の梁111,113と第
2の組の梁112,114とからなり、これら各梁の上
面にそれぞれ歪ゲージ131〜138が形成されてい
る。
【0021】この半導体加速度センサは、重りは一対の
梁によって左右から支持されるので、横方向(非検出方
向になる)の加速度が加わった場合、梁の撓みは片側の
梁で支持される場合に比し著しく小さくなり干渉出力は
低減され、かつ耐久性が向上する。そして、各梁111
〜114の上面に形成される歪ゲージ131〜138
は、これら梁と支持体120の結合部側の上面にその長
さ方向に形成される第1の型の歪ゲージ131,13
3,135,137と、その巾方向に形成される第2の
型の歪ゲージ132,134,136,138とからな
っている。そしてこれら歪ゲージを図1(c)に示すよ
うに、第1の組の梁111,113にそれぞれ形成され
た第1の型の歪ゲージ131,135と第2の組の薄肉
状の梁112,114にそれぞれ形成された第1の型の
歪ゲージ133,137とを対向させ、第1の組の梁1
11,113にそれぞれ形成された第2の型の歪ゲージ
132,136と第2の組の梁112,114にそれぞ
れ形成された第2の型の歪ゲージ134,138とを対
向させてホイートストンブリッジを構成する。なおVは
電源端子、S1 ,S2 は信号出力端子である。
【0022】今、重り100に対し垂直方向(加速度の
検出方向となる)の加速度が加わると重り100は垂直
方向の力を受け、梁111,112,113,114は
矢印P方向に撓む。このときこれら梁の梁と支持体12
0の結合側の上面には引っ張り応力が働き、これら梁の
長さ方向に形成された第1の型の歪ゲージ131,13
3,135,137はその抵抗値が増加するが、これら
梁の巾方向に形成された第2の型の歪ゲージ132,1
34,136,138はその抵抗値に変化は生じない。
これによってホイートストンブリッジの信号出力端子S
1 ,S2 から加速度に比例した大きさの検出信号が出力
される。
【0023】また、横方向(非検出方向となる)の加速
度が加わった場合、各梁の撓み中心線13と重り100
の重心点Gとの間の距離Lによって重り100にモーメ
ントMが加わり、一対の梁112,114の一方の梁、
例えば梁112の上面に圧縮応力が働くと他方の梁11
4の上面には引っ張り応力が働くようになる。従ってホ
イートストンブリッジにおいては、これら梁に形成され
ている第1の型の歪ゲージ133と137の抵抗変化は
互に打消すように働き、ホイートストンブリッジからは
信号は出力されないので干渉出力は低減される。
【0024】なお、図1では厚肉状の重り100は四角
形としたが、四角形に限定されるものでなく、例えば円
形で差支えない。また薄肉状の梁はL字形としたが、L
字形に限定されるものでなく、例えばI字形すなわち短
形で差支えない。図2は本発明の半導体加速度センサの
第2の実施例を示し、図2は半導体基板から重り,支持
体および各梁を形成するための加工方法を示し、図2
(a)は半導体基板の平面図、図2(b)は半導体基板
の下面図である。
【0025】図2において、重り100,支持体120
および各梁111,112,113,114を形成する
加工方法は、まず図2(a)に示すように、半導体基板
の上面から斜線で示される210の部分を、例えばプラ
ズマエッチングによって重り100の厚さ以上に掘削加
工し、その後下面から図2(b)の斜線で示される21
1の部分を各梁111,112,113,114の厚さ
が、例えば10〜40ミクロンになるように掘削加工す
る。
【0026】ここで本発明においては上部あるいは下部
からの各掘削加工部210および211の加工幅寸法W
1 およびW2 をそれぞれどの部分も一定としたのでエッ
チング速度が一定となり加工精度が向上する。図3は本
発明の半導体加速度センサの第3の実施例を示し、図3
に示す実施例が図2に示す実施例と異なるところは、図
2におけるL字形の薄肉状の梁に換えてI字形、すなわ
ち短形の薄肉状の各梁111,112,113,114
が設けられ、梁111と113、梁112と114は重
り100の中心点Oに対しそれぞれ180°の回転移動
で合致するとともに、梁111と114、梁112と1
13は重り100の縦軸Vに対しそれぞれ対称に配置さ
れた点にある。その他については図2と同様である。
【0027】図4および図5は本発明の半導体加速度セ
ンサの第4の実施例を示し、図4は断面図、図5は図4
の詳細を示し図5(a)は重り100,支持体120お
よび各梁111〜114からなるセンサ部の平面図、図
5(b)は支持基板450の下面図である。図4および
図5において、支持体120の上面周辺に、各梁の上面
に形成された各歪ゲージに接続される複数個の一方の側
の信号端子430と、この信号端子430と同一形状の
複数個の一方の側のダミー信号端子431とがほぼ均一
な間隔で設けられる。これら複数個の一方の側の信号端
子430とダミー信号端子431とにそれぞれ対面し接
続される複数個の他方の側の信号端子432とダミー信
号端子433とを有し、この他方の側の信号端子432
およびこれに接続された接続端子460を通して各梁に
形成された各歪ゲージを外部に接続する支持基板450
を備えている。そしてこれら一方の側および他方の側信
号端子430,432を加えた高さと、一方の側および
他方の側ダミー信号端子431,433を加えた高さ
は、それぞれ重り100の動作変位量により僅かに、例
えば10〜30ミクロン大きい寸法H1 に設定されてい
る。
【0028】この半導体加速度センサに衝撃が加わった
とき重り100の上面と支持基板450の下面との間に
ある気体の圧縮によって重り100、例えば500Hz以
上の高周波領域でのダンピングが加えられ耐衝撃性が向
上する。なお、これら一方の側および他方の側の信号端
子430,432とダミー信号端子431,433は、
例えばAu,Ag,Pb/Snなどの金属厚膜で形成す
ると便利である。
【0029】図6は本発明の半導体加速度センサの第5
の実施例を示し、図6(a)は断面図、図6(b)は図
6(a)の半導体加速度センサに衝撃が加わったときの
断面図である。図6(a)において重り100の上面に
その外周が支持体120の内周より大きい逆凸形の付加
おもり兼ストッパ520が設けられ、この付加おもり兼
ストッパ520の外周部下面と支持体120の上面との
間隔H2 は重り100の許容変位量より小さい寸法に設
定されている。
【0030】この半導体加速度センサに衝撃、例えば数
十Hz以下の低周波領域の衝撃が加わったとき、図6
(b)に示すように重り100はこの付加おもり兼スト
ッパ520によって許容変位量内に抑えられる。なお、
この付加おもり兼ストッパ520によって重りの重量が
増加しセンサとしての感度も向上する。図6は更に本発
明の半導体加速度センサの第6の実施例も示しており、
図6(a)において、支持体120の下面にその外周が
重り100の外周より大きい上方向の窪み511を有す
る支持基板510が設けられ、この窪み511の面と重
り100の下面との間隔H1 は、重り100の動作変位
量より僅かに、例えば10〜30ミクロン大きい寸法に
設定されている。
【0031】この半導体加速度センサに衝撃が加わった
とき、重り100の下面と支持基板510の窪み511
の面との間にある気体の圧縮によって重り100には図
4と同様ダンピングが加えられ耐衝撃性が向上する。図
7および図8は本発明の半導体加速度センサの第7の実
施例を示し、図7は断面図、図8は図7の詳細を示し図
8(a)は上部支持基板610の下面図、図8(b)は
重り100,支持体120および各梁111〜114か
らなるセンサ部の平面図、図8(c)は下部支持基板6
20の平面図である。図7および図8において、支持体
120の上面にその外周が重り100の外周より大きい
下方向の窪み611を有し、この窪み611の重り10
0の外周部に対面する個所に複数個の、例えば4個の下
方向の突部612が設けられた上部支持基板610と、
支持体120の下面にその外周が重り100の外周より
大きい上方向の窪み621を有し、この窪み621の重
り100の外周部に対面する個所に複数個の、例えば4
個の上方向の突部622が設けられた下部支持基板62
0とを備え、上部支持基板610および下部支持基板6
20の各窪み611および621の面と重り100の上
面および下面との間隔はそれぞれ重り100の動作変位
量より僅かに、例えば10〜40ミクロン大きい寸法H
1 に設定され、上部支持基板610および下部支持基板
620の各窪み611および621に設けられた各突部
612および622と重り100の上面および下面との
間隔はそれぞれ重り100の許容変位量より小さい寸法
2 に設定されている。
【0032】この半導体加速度センサに衝撃が加わった
とき、上部あるいは下部支持基板610,620の各窪
み611,621の面と重り100の上面あるいは下面
との間にある気体の圧縮によって重り100には図4お
よび図5に示す第4の実施例と同様ダンピングが加えら
れ耐衝撃性が向上する。更に上部あるいは下部支持基板
610,620の各窪み611,621に設けられた各
突部612あるいは622によって重り100は図6に
示す第5の実施例と同様許容変位量内に抑えられる。
【0033】図9および図10は本発明の半導体加速度
センサの第8の実施例を示し、図9は断面図、図10は
図9の詳細を示し、図10(a)は上部支持基板710
の下面図、図10(b)は重り100,支持体120お
よび各梁111〜114からなるセンサ部の平面図、図
10(c)は下部支持基板720の平面図である。図9
および図10に示す第8の実施例が図7および図8に示
す第7の実施例と異なるところは、図7および図8に示
す重り100の外周部に対面する個所の複数個、例えば
4個の突部612,622に換えて、重り100の外周
部に対面する個所にこの外周部に沿った突部712,7
22が設けられた点にある。その他の構造および動作は
第7の実施例と同様である。
【0034】前述の各半導体加速度センサは必要に応じ
て、図11に示すように不活性気体840が封入された
密閉容器850内に収容される。これによって自動車用
などの厳しい環境条件に対して充分安全となる。なお、
810はこれら各半導体加速度センサを示し、820は
検出信号の増幅器を示す。前述の実施例の各半導体加速
度センサはそれぞれ構造的に耐衝撃性が向上しており、
従来のダンピング液が封入された密閉容器に換えて、不
活性気体の封入された密閉容器に収納することができ、
製造の歩止まりを向上できる。
【0035】
【発明の効果】本発明の半導体加速度センサは干渉出力
が低減し、かつ製造における掘削加工精度が向上し、更
に耐衝撃性が向上してダンピング液が封入された密閉容
器に収納することが不要となった。これらにより検出精
度が高く製造歩止まりのよい高性能低コストの半導体加
速度センサが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体加速度センサの第1の実施例を
示し、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は回路
【図2】本発明の半導体加速度センサの第2の実施例に
おける半導体基板の加工方法を示し、(a)は半導体基
板の平面図、(b)は半導体基板の下面図
【図3】本発明の半導体加速度センサの第3の実施例に
おける半導体基板の加工方法を示し、(a)は半導体基
板の平面図、(b)は半導体基板の下面図
【図4】本発明の半導体加速度センサの第4の実施例を
示す断面図
【図5】図4の詳細を示し、(a)はセンサ部の平面
図、(b)は支持基板の下面図
【図6】本発明の半導体加速度センサの第5および第6
の実施例を示し、(a)は断面図、(b)は(a)の半
導体加速度センサに衝撃が加わったときの断面図
【図7】本発明の半導体加速度センサの第7の実施例を
示す断面図
【図8】図7の詳細を示し、(a)は上部支持基板の下
面図、(b)はセンサ部の平面図、(c)は下部支持基
板の平面図
【図9】本発明の半導体加速度センサの第8の実施例を
示す断面図
【図10】図9の詳細を示し、(a)は上部支持基板の
下面図、(b)はセンサ部の平面図、(c)は下部支持
基板の平面図
【図11】実施例1〜8に示す本発明の半導体加速度セ
ンサを不活性気体が封入された密閉容器に収納したとき
の断面図
【図12】従来の半導体加速度センサの一例を示し、
(a)は一部を取り除いた斜視図、(b)は回路図
【図13】図12に示す従来の半導体加速度センサをダ
ンピング液が封入された密閉容器に収納したときの断面
【図14】図12に示す従来の半導体加速度センサの干
渉出力発生機構を示す断面図
【図15】従来の半導体加速度センサの異なる例を示す
断面図
【図16】図12あるいは14に示す従来の半導体加速
度センサにおける半導体基板の加工方法を示す半導体基
板の断面図
【符号の説明】
100 重り 111 梁(第1の組の) 112 梁(第2の組の) 113 梁(第1の組の) 114 梁(第2の組の) 120 支持体 131 歪ゲージ(第1の型の) 132 歪ゲージ(第2の型の) 133 歪ゲージ(第1の型の) 134 歪ゲージ(第2の型の) 135 歪ゲージ(第1の型の) 136 歪ゲージ(第2の型の) 137 歪ゲージ(第1の型の) 138 歪ゲージ(第2の型の) 210 上面からの掘削加工部 211 下面からの掘削加工部 430 一方の側の信号端子 431 一方の側のダミー信号端子 432 他方の側の信号端子 433 他方の側のダミー信号端子 450 支持基板 510 支持基板 511 窪み 520 付加おもり兼ストッパ 610 上部支持基板 611 窪み 612 突部 620 下部支持基板 621 窪み 622 突部 710 上部支持基板 711 窪み 712 突部 720 下部支持基板 721 窪み 722 突部 840 不活性気体 850 密閉容器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体からなり、厚肉状の重りと、この重
    りと所定の間隔を有し、かつこの重りを囲うよう形成さ
    れた厚肉状の支持体と、前記重りの外周と前記支持体の
    内周とを連結しこの重りの中心に対し互に180°の回
    転移動で合致する一対の薄肉状の梁を1組とする第1お
    よび第2の組の梁とからなり、これら各梁の上面にそれ
    ぞれ歪ゲージが形成されることを特徴とする半導体加速
    度センサ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体加速度センサにおい
    て、歪ゲージはそれぞれ梁と支持体の結合部側の上面に
    その長さ方向に形成される第1の型の歪ゲージと、その
    巾方向に形成される第2の型の歪ゲージとからなり、こ
    れら第1の組の薄肉状の梁にそれぞれ形成された第1の
    型の歪ゲージと第2の組の薄肉状の梁にそれぞれ形成さ
    れた第1の型の歪ゲージとを対向させ、第1の組の薄肉
    状の梁にそれぞれ形成された第2の型の歪ゲージと第2
    の組の薄肉状の梁にそれぞれ形成された第2の型の歪ゲ
    ージとを対向させてホイートストンブリッジを構成する
    ことを特徴とする半導体加速度センサ。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体加速度センサにおい
    て、重り,支持体および各梁は1個の半導体基板から形
    成され、これらを形成するためのこの半導体基板の上面
    および下面からの掘削加工部はその加工幅寸法がそれぞ
    れ同一であることを特徴とする半導体加速度センサ。
  4. 【請求項4】請求項1記載の半導体加速度センサにおい
    て、支持体はその上面周辺に各梁の上面に形成された各
    歪ゲージに接続される複数個の一方の側の信号端子と、
    この信号端子と同一形状の複数個の一方の側のダミー信
    号端子とがほぼ均一な間隔で設けられ、これら複数個の
    一方の側の信号端子とダミー信号とにそれぞれ対面し接
    続される複数個の他方の側の信号端子とダミー信号端子
    とを有し、この他方の側の信号端子を通して各梁に形成
    された各歪ゲージを外部に接続する支持基板を備え、こ
    れら一方の側と他方の側の信号端子およびダミー信号端
    子をそれぞれ加えた高さは、重りの動作変位量より僅か
    に大きい寸法に設定されることを特徴とする半導体加速
    度センサ。
  5. 【請求項5】請求項1記載の半導体加速度センサにおい
    て、重りはその上面にその外周が支持体の内周より大き
    い逆凸形の付加おもり兼ストッパが設けられ、この付加
    おもり兼ストッパの外周部下面と支持体の上面との間隔
    は前記重りの許容変位量より小さい寸法に設定されるこ
    とを特徴とする半導体加速度センサ。
  6. 【請求項6】請求項1記載の半導体加速度センサにおい
    て、支持体はその下面にその外周が重りの外周より大き
    い上方向の窪みを有する支持基板が設けられ、この窪み
    の面と前記重りの下面との間隔は、前記重りの動作変位
    量より僅かに大きい寸法に設定されることを特徴とする
    半導体加速度センサ。
  7. 【請求項7】請求項1記載の半導体加速度センサにおい
    て、支持体はその上面にその外周が重りの外周より大き
    い下方向の窪みを有し、この窪みの前記重りの外周部に
    対面する個所に複数個の下方向の突部が設けられた上部
    支持基板と、その下面にその外周が前記重りの外周より
    大きい上方向の窪みを有し、この窪みの前記重りの外周
    部に対面する個所に複数個の上方向の突部が設けられた
    下部支持基板とを備え、前記上部支持基板および前記下
    部支持基板の各窪みの面と前記重りの上面および下面と
    の間隔はそれぞれ前記重りの動作変位量より僅かに大き
    い寸法に設定され、前記上部支持基板および前記下部支
    持基板の各窪みに設けられた各突部と前記重りの上面お
    よび下面との間隔はそれぞれ前記重りの許容変位量より
    小さい寸法に設定されることを特徴とする半導体加速度
    センサ。
  8. 【請求項8】請求項1記載の半導体加速度センサにおい
    て、支持体はその上面にその外周が重りの外周より大き
    い下方向の窪みを有し、この窪みの前記重りの外周部に
    対面する個所にこの外周部に沿った下方向の突部が設け
    られた上部支持基板と、その下面にその外周が前記重り
    の外周より大きい上方向の窪みを有し、この窪みの前記
    重りの外周部に対面する個所にこの外周部に沿った上方
    向の突部が設けられた下部支持基板とを備え、前記上部
    支持基板および前記下部支持基板の各窪みの面と前記重
    りの上面および下面との間隔はそれぞれ前記重りの動作
    変位量より僅かに大きい寸法に設定され、前記上部支持
    基板および前記下部支持基板の各窪みに設けられた各突
    部と前記重りの上面および下面との間隔はそれぞれ前記
    重りの許容変位量より小さい寸法に設定されることを特
    徴とする半導体加速度センサ。
  9. 【請求項9】不活性気体が封入された密閉容器内に収容
    されることを特徴とする請求項1〜7あるいは8記載の
    半導体加速度センサ。
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