JPH05273149A - カラー転写リボンの検査方法及び装置 - Google Patents

カラー転写リボンの検査方法及び装置

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JPH05273149A
JPH05273149A JP10221192A JP10221192A JPH05273149A JP H05273149 A JPH05273149 A JP H05273149A JP 10221192 A JP10221192 A JP 10221192A JP 10221192 A JP10221192 A JP 10221192A JP H05273149 A JPH05273149 A JP H05273149A
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signal
light
color
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JP10221192A
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Inventor
Hiroshi Kojima
弘 小島
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写リボンの欠陥部分に対応する信号変化分
を大きくとることを可能にして、安定した信頼性の高い
検査を行うことのできる転写リボンの検査方法を提供す
る。 【構成】 カメラ22により、カラー転写リボン6を透
過した光と、基準散乱板17で反射した参照光とを交互
に受光する。カメラ22からは、透過光を受光したとき
に受像信号S8が出力され、参照光を受光したときに参
照信号S9が出力される。受像信号S8と参照信号S9
とを互いに減算することにより、計測信号S1が得られ
る。計測信号S1の基準ゼロレベルは、基準散乱板17
からの参照光によって決定される常に一定のレベルに保
持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラープリンタに用い
られるカラー転写リボンのインク層の良否を検査する検
査方法及び検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙、プラスチック等の基材上にカラー画
像を印刷するカラープリンタは、従来より広く知られて
いる。また、この種のカラープリンタにおいて、黒色以
外の色から成るインク層を備えた転写リボンを用いてカ
ラー印刷を行うようにしたプリンタも知られている。こ
こに用いられるカラー転写リボンに関しては、その表面
に欠陥、例えばキズ、ムラ、ピンホール等があってはな
らない。そのような欠陥があると、希望する色彩のカラ
ー印刷像を得ることができなくなる。このような不都合
を解消するため、通常のカラー転写リボンの製造工程に
おいては、製造されたカラー転写リボンのインク層に欠
陥があるか否かを検査するための検査工程が設けられる
のが一般的である。
【0003】従来、カラー転写リボンを検査するための
方法として、次の2つの方法が知られている。1つは、
図10に示すように、ランプ、蛍光灯等の光源51から
発光された光を乳白色の拡散板52を通して検査対象で
あるカラー転写リボン53に照射し、その転写リボン5
3を透過した光を矢印A方向から肉眼で観察するという
方法である。転写リボン53にキズ等の欠陥がある場合
は、それが濃淡の光像として測定者によって捉えられ
る。
【0004】転写リボンのための他の検査方法は、図1
1に示すように、光源51から出て転写リボン53を透
過した光をテレビカメラ54によって撮影し、その映像
信号を2値化処理回路55によって2値化し、その2値
化信号に基づいてCRT等の表示装置や、ブザー、ラン
プ等の警報装置を駆動するという方法である。2値化処
理というのは、予め所定のしきい値を設定しておいて、
カメラ54からの映像信号がそのしきい値以内である
か、あるいはしきい値を越えるかを判別して2値信号、
例えば0,1信号を出力する処理のことである。測定者
は、表示装置を見たり、警報装置からの警報を確認する
ことにより、転写リボン53に発生した欠陥を発見す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示した目視方法においては、作業員の疲労が大きく、
しかも判定ミスが発生し易いという問題があった。ま
た、図11に示したカメラによる検査においては、転写
リボン上の欠陥部分に対応する信号変化分が小さ過ぎる
こと及び外乱による影響が大きくなること等の理由によ
り、検出結果が不安定になるという問題があった。
【0006】本発明は、従来の転写リボン検査方法にお
ける上記の問題点を解消するためになされたものであっ
て、転写リボンの欠陥部分に対応する信号変化分を大き
くとることを可能にして、安定した信頼性の高い検査を
行うことのできる転写リボンの検査方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るカラー転写リボンの検査方法は、透過
光測定工程と、参照信号形成工程と、そして信号比較工
程とを有している。透過光測定工程とは、転写リボンに
光を照射し、その転写リボンを透過した光を受像手段に
よって受光し、その受像手段の出力信号として受像信号
を得る工程である。参照信号形成工程とは、受像手段に
基準光を照射してその受像手段の出力信号として参照信
号を得る工程である。そして信号比較工程とは、受像信
号と参照信号とを比較して計測信号を得る工程である。
本検査方法においては、上記透過光測定工程と上記参照
信号形成工程とは互いに時間的に交互に繰り返して実行
される。そしてさらに、上記信号比較工程は、1つの透
過光測定工程において得られた受像信号と、経時的にみ
てその透過光測定工程の前又は後に位置する参照信号形
成工程において得られた参照信号とを比較することを特
徴としている。
【0008】また、本発明に係るカラー転写リボンの検
査装置は、光を発生する光源と、光源からの光を少なく
とも2つに分けて一方を転写リボンに照射し、他方を基
準散乱板に照射する分光手段と、そして、転写リボンを
透過した光を受光して受像信号を出力し、基準散乱板で
散乱した光を受光して参照信号を出力する受像手段とを
有しており、そして受像手段から出力される受像信号と
参照信号とを比較することを特徴としている。
【0009】
【作用】転写リボン上の欠陥は、転写リボンを透過した
光に基づく受像信号と、基準光に基づく参照信号とを比
較することによって得られる計測信号として電気的に把
握される。この場合、受像信号は、その受像信号が得ら
れたときとほぼ同じタイミングで受像手段から出力され
る参照信号とその都度比較されるので、得られた計測信
号における基準ゼロレベルが安定化するため、転写リボ
ンの欠陥部分に対応して現れる信号変化分を大きくとれ
る。このため、その欠陥を確実に検知できる。
【0010】
【実施例】図4は、本発明に係るカラー転写リボンの検
査装置の一例のブロック図を示している。本検査装置
は、転写リボンに光を照射して計測信号S1を出力する
転写リボン測定部1と、計測信号S1に所定の加算処理
を施して加算処理信号S2を出力する加算処理部2と、
加算処理信号S2に所定の信号処理を施してCRT等の
表示装置4及びブザー、ランプ等の警報装置5を駆動す
る信号処理部3と、そして転写リボン測定部1及び信号
処理部3に同期信号を供給する外部同期信号発生回路3
7とによって構成されている。
【0011】転写リボン測定部1は、例えば図1に示す
ように構成される。同図において、検査対象であるカラ
ー転写リボン6がほぼ中央に置かれている。この転写リ
ボン6は、図5に示すように、2つのローラ7及び8に
掛け渡されており、検査の間、一方のローラ7によって
巻き取られながら矢印Bのように連続的又は間欠的に搬
送される。なお、今考えている転写リボン6は、1種類
の色のインク層を備えた単色カラーリボンである。
【0012】図1に戻って、転写リボン6の左側に、光
源9、熱線吸収フィルタ10、バンドパスフィルタ1
1、ハーフミラー12、そして一対のレンズ13a及び
13bより成る拡大レンズ系13が配設されている。光
源9はあらゆる波長の光を包含する白色光を発光し、発
光されたその光は熱線除去フィルタ10及びバンドパス
フィルタ11を通過してハーフミラー12に入射する。
熱線除去フィルタ10は、白色光によって装置全体が発
熱するのを防止するためのものである。バンドパスフィ
ルタ11は、転写リボン6のカラーインク層の色に対応
した特定波長の光を選択して通過させるためのものであ
る。
【0013】ハーフミラー12に入射した光は、そのハ
ーフミラー12によって2方向に分割され、その一方が
拡大レンズ系13に導かれる。そして他の一方は、反射
鏡14、NDフィルタ15、ハーフミラー16、そして
基準散乱板17から成る参照光学系に導かれる。NDフ
ィルタ15は反射鏡14で反射した光の光量を調節する
ためのフィルタであって、例えば、透明基材の上にCr
(クロム)を蒸着することによって形成されている。基
準散乱板17は、例えば均一な白色の平板によって形成
されていて、任意の波長の光をムラなく均一に反射す
る。
【0014】カラー転写リボン6の右側には、一対のレ
ンズ18a及び18bから成る縮小レンズ系18、第1
偏光板19、ハーフミラー20、偏光方向切換え素子2
1、そして受像手段としてのテレビカメラ22が配設さ
れている。偏光方向切換え素子21は、それに印加され
る印加電圧を変化させることにより、その素子21の偏
光方向が90゜変化する素子である。テレビカメラ22
は偏光方向切換え素子21を通過した光を受光して出力
線23を介して映像信号を出力するものである。例え
ば、1秒間に30枚程度の画像を撮影できる特性を有す
るテレビカメラを用いることができる。
【0015】参照光学系内のハーフミラー16と透過光
測定系内のハーフミラー20との間には、一対のレンズ
26a及び26bから成る光径調節用のレンズ系26及
び第2偏光板27が設けられている。第2偏光板27は
第1偏光板19に対して偏光方向が90゜ずれている。
【0016】テレビカメラ22の出力線23は、スイッ
チSW1を介して第1メモリ24又は第2メモリ25に
接続されている。両メモリ24,25の出力は互いに比
較、すなわち減算されて計測信号S1として出力され
る。
【0017】テレビカメラ22による計測タイミング、
偏光方向切換え素子21に印加する電圧の切換えタイミ
ング及びスイッチSW1の切換えタイミングは、図4に
示した同期信号発生回路37から送られてくる同期信号
に基づいて正確に調節される。
【0018】図4に示した加算処理部2は、図2に示す
ように、順次送り込まれる計測信号S1を入力してそれ
らをn回(nは整数)加算した加算信号S3を出力する
加算回路28と、加算信号S3の平均値をとる平均化処
理回路29と、そして増幅回路30とによって構成され
ている。増幅回路30の出力信号は、加算信号S3と混
合、すなわち加算されて加算処理信号S2として出力さ
れる。平均化処理回路29は加算信号S3を平均化する
と同時に加算信号S3のレベルを下げることになる。増
幅回路30は、混合点Tにおいて混合される2つの信号
の基準ゼロレベルが等しくなるように、平均化処理回路
29の出力信号を増幅する。
【0019】図4における信号処理部3は、例えば図3
に示すように構成される。この信号処理部3は、加算処
理部2からの加算処理信号S2を入力するレベル比較回
路31と、そのレベル比較回路31の後段に接続された
レベル判定回路32と、レベル比較回路31及びレベル
判定回路32の後段に接続された表示メモリ33とを有
している。レベル比較回路31には基準レベル発生回路
34が付設されており、その基準レベル発生回路34か
らM段階(Mは整数)の基準レベル信号がレベル比較回
路31へ送り込まれている。レベル比較回路31に入力
される加算処理信号S2は、レベル比較回路31内にお
いてM段階の基準レベルと比較される。従って、レベル
比較回路31の出力端子には、M+1段階に区分けされ
た信号が順次、出力される。この区分けされた信号が疑
似カラー信号S4である。疑似カラー信号S4は、表示
メモリ33の所定記憶場所に順次記憶され、さらに表示
装置4上にM+1段階の色区分に分けられた状態で色表
示される。
【0020】レベル判定回路32には判定レベル発生回
路35が付設されており、その判定レベル発生回路35
から所定の大きさの判定レベル信号がレベル判定回路3
2に送り込まれている。レベル判定回路32は、レベル
比較回路31の出力である疑似カラー信号S4を判定レ
ベル信号と比較し、疑似カラー信号S4が判定レベル信
号を越えたとき、一次判定信号S5を出力する。一次判
定信号S5は表示メモリ33を介して表示装置4上に特
定色で表示される。また、一次判定信号S5は、それ以
外にデータ積算回路36へも送られる。データ積算回路
36は一次判定信号S5を積算し、その積算量が所定値
を越えたとき二次判定信号S6を出力する。二次判定信
号S6がランプ等の警報装置5へ送られたとき、その警
報装置5が作動して測定者に警報を与える。
【0021】表示メモリ33及びデータ積算部36の動
作タイミングは、同期信号発生回路37から発生される
同期信号に基づいてタイミング調節される。
【0022】以下、上記構成より成る検査装置の動作を
詳細に説明する。図1において、拡大レンズ系13と縮
小レンズ系18との間に検査対象である転写リボン6が
置かれている状態で、光源9から白色光が発光される。
発光された光はハーフミラー12によって分割されて、
一方が転写リボン6に照射され、他方が基準散乱板17
に照射される。転写リボン6を透過した光は第1偏光板
19で偏光された後、偏光方向切換え素子21に到達す
る。またこのとき、基準散乱板17で反射した均一な白
色反射光はハーフミラー16で反射し、さらに第2偏光
板27で偏光された後、偏光方向切換え素子21に到達
する。第1偏光板19の偏光角度と第2偏光板27の偏
光角度は互いに90゜ずれているので、偏光方向切換え
素子21は、あるタイミングにおいて、リボン6を透過
した透過光又は基準散乱板17からの基準白色光のうち
のいずれか1つを通過させてそれをカメラ22へと導
く。
【0023】今仮に、リボン6からの透過光が偏光方向
切換え素子21を通過してカメラ22に受光されるもの
と考える。すると、カメラ22は1画面分だけその透過
光を走査して読み取り、その読み取り結果が受像信号S
8として出力線23に出力される。この透過光読み取り
時、スイッチSW1は第1メモリ24側、すなわちa接
点側に接続されており、よって、受像信号S8は第1メ
モリ24内に記憶される。
【0024】透過光の1画面分の測定時間が経過する
と、偏光方向切換え素子21への印加電圧の大きさが切
り換えられ、これによりその切換え素子21を通過でき
る光の偏光方向が90゜切り換えられる。またこのとき
同時に、スイッチSW1が第2メモリ25側、すなわち
b接点側に接続するよう切り換えられる。偏光方向切換
え素子21への印加電圧が切り換えられることにより、
その素子21を通過する光が、それまでのリボン透過光
に代えて基準散乱板17からの基準白色光に変化する。
カメラ22はその基準白色光を1画面分読み取り、その
読み取り結果が参照信号S9として出力線23に出力さ
れる。この参照信号S9はb接点側に接続されたスイッ
チSW1を介して第2メモリ25内に記憶される。
【0025】第1メモリ24内に記憶されたリボン透過
光に対応する受像信号S8と、第2メモリ25内に記憶
された基準白色光に対応する参照信号S9は、適時のタ
イミングでそれらのメモリから出力され、そして互いに
減算されて計測信号S1へと合成される。受像信号S8
と参照信号S9の基準ゼロレベルは、基準散乱板17へ
向かう光の光量をNDフィルタ15によって調節するこ
とにより、調節される。
【0026】偏光方向切換え素子21に印加される電圧
は、一定時間の周期で連続的に切り換えられる。この結
果、カメラ22は、転写リボン6の透過光と基準散乱板
17からの基準白色光とを一定周期で交互に受光する。
従って、計測信号S1は、カメラ22の1画面分を一単
位として多数画面分が連続して出力される。
【0027】転写リボン6上にキズ、ムラ、ピンホール
等の欠陥がある場合、その欠陥は計測信号S1における
基準ゼロレベルからの変動分として現れる。この場合、
計測信号S1の基準ゼロレベルは、基準散乱板17から
の基準白色光に対応しているので、光源9の発光のバラ
ツキ等といった外乱が発生しても、計測信号S1にはそ
の外乱の影響が現れない。また、光源9からカメラ22
に至る測定系の経時変化、すなわちドリフトの影響を最
小限に抑えることもできる。また、外乱の影響を抑えた
分だけ、転写リボン6の欠陥に対応して発生する信号変
動分をより大きくとることができるようになり、小さな
欠陥に関してもそれを計測信号S1の変動分として捉え
られる。
【0028】得られた計測信号S1は、図2において、
加算回路28によってn回(nは整数)加算される。こ
の加算により、計測信号S1の大きさはn倍に、そして
雑音成分の大きさは√n倍になり、従ってS/N比はn
/√n=√n倍向上する。また、加算回路28から出力
される加算信号S3は、平均化処理回路29によって平
均化、例えば1/n倍され、さらに増幅回路30によっ
てレベル補正された後に、加算信号S3それ自身と合成
される。この平均化から信号合成に至る信号処理によ
り、計測信号S1中のリボンの欠陥に対応する変動分を
見かけ上拡大することができ、その結果、S/N比がよ
り一層向上する。
【0029】上記信号合成の結果得られた加算処理信号
S2は、図3において、レベル比較回路31によってM
+1段階の疑似カラー信号S4へと変換され、その結果
が表示装置4上にカラー画像となって表示される。この
カラー画像は、加算処理信号S2の変動分の大きさの程
度に対応して異なった色として表示される。測定者はそ
の表示装置4上のその色表示によって転写リボン6に生
じている欠陥の程度を観察できる。
【0030】レベル比較回路31からの疑似カラー信号
S4は、レベル判定回路32にも送り込まれる。レベル
判定回路32は、その疑似カラー信号S4を判定レベル
発生回路35によって決められたしきい値と比較し、疑
似カラー信号S4がそのしきい値よりも大きい場合、一
次判定信号S5を出力する。この一次判定信号S5は表
示装置4上に特定色の色画像として表示され、これを見
た測定者は、転写リボン6に大きな欠陥が発生している
ことを確認できる。
【0031】さらに、レベル判定回路32からの一次判
定信号S5は、データ積算回路36によって積算され、
その積算値が所定しきい値を越えた場合、ランプ、ブザ
ー等といった警報装置5に所定の警報表示がなされる。
一次判定信号S5を積算する理由は、転写リボン6につ
いての欠陥判定の信頼性を高めるためである。すなわ
ち、仮に単発の一次判定信号S5が出力されたとして
も、それはノイズ成分に起因するものであるかもしれ
ず、そのようなノイズ成分によって警報が表示されるよ
うでは検査装置としての信頼性を大きく減じることにな
るからである。
【0032】ところで図1において、光源9から発光す
る白色光は、カラー転写リボン6の色に合わせてバンド
パスフィルタ11によって適宜に波長選択される。その
際、バンドパスフィルタ11によって選択する波長とし
て以下に述べる特定波長を選定すると、転写リボン6上
の小さな欠陥をも検出できる信頼性の高い測定を行うこ
とが可能となる。以下、その測定方法について詳しく説
明する。
【0033】まず発明者は、特定色に対する分光透過率
をT、その特定色を有する転写リボンにおけるインクの
塗布厚さをt、基準となるインクの塗布厚さをt0 、そ
してインク塗布厚さがt0 のときの基準分光透過率をT
0 としたとき、 T=T0(t/t0) (1) という事実があることを考えた。通常、基準となる分光
透過率T0 には、0.5〜0.8の範囲の適宜の値が選
ばれる。この式をグラフで表すと図6のようなグラフが
得られる。このグラフにおいて、縦軸は分光透過率T、
横軸はインクの塗布厚さ比t/t0 、そしてパラメータ
をT0 としている。パラメータT0 の値として0〜1の
間(0は無透過、1は全透過の状態)の適宜の値をとる
と、図示のような指数関数的な曲線が得られることは容
易に理解できる。
【0034】図6のグラフにおいて、t/t0 =1、す
なわちインク厚さtが基準塗布厚さt0 に等しいところ
に微少領域Δ(デルタ)tを想定する。すると、このΔ
tにおけるTの変化率dT/dtは、t=t0 において
インクの塗布厚さが微少変化したときの分光透過率Tの
変化率を示している。本検査装置において、検査の精度
を向上させようとするならば、インクの塗布厚さtが変
化するとき、転写リボン6の分光透過率Tが大きく変化
してカメラ22によって受光される受光量が大きく変動
することが好ましい。この観点からすれば、t=t0 に
おけるdT/dtの値が大きければ大きいほど、検査の
測定精度が向上することがわかる。
【0035】本発明者は、上記(1)式に基づいて、t
=t0 における分光透過率TとdT/dtとの関係を計
算により多数求めて、その結果をグラフとして表してみ
た。その結果、図7に示すようなグラフが得られた。こ
のグラフは、縦軸にdT/dtをとり、横軸にTをとっ
てある。このグラフからわかることは、Tが0.35に
等しいかそれにきわめて近い値の所で、dT/dtの値
が最小値、すなわち傾きが負で、絶対値が最大になると
いうことである。この結果より次のことが判明した。す
なわち、検査対象であるカラー転写リボン6の平均的分
光特性を予め測定しておき、分光透過率Tを0.35と
するような、あるいは0.35に最も近接させるような
波長を選定すれば、その波長の光がカラー転写リボン6
についてのt=t0 における分光透過率Tの変化率を最
大にするということである。つまり、図1の検査系にお
いて、そのような特定波長の光をカラー転写リボン6に
入射させるようにしておけば、最も精度の高い検査を行
うことができるということである。バンドパスフィルタ
11は、光源9から発光する白色光のうち、上記のよう
な最適波長の光を選択するために用いられる。
【0036】以上、図1から図4に示したカラー転写リ
ボンの検査装置は、カラー転写リボンとして単色のカラ
ーインク層を有するものを対象としていた。しかしなが
ら、カラープリンタとして単色カラープリンタではなく
てフルカラープリンタを考えた場合、そのプリンタには
単色カラーインク層を有する転写リボンではなくて、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色イ
ンク層を順番に繰り返して配置した構造のカラー転写リ
ボンが用いられる。場合によっては、Y,M,Cに加え
てBK(黒)のインク層が加えられることもある。この
ような多色構造のカラー転写リボンに関して検査を行う
場合、図1〜図4に示した先の検査装置では不十分であ
る。図8及び図9に示した実施例は、そのような多色構
造のカラー転写リボンの検査に好適な検査装置の主要部
分を示している。これらの図に示した部分は、図4にお
ける転写リボン測定部1の具体的な内部構造に相当す
る。加算処理部2及び信号処理部3はそれぞれ、図2及
び図3に示した回路構成を採用することができるので、
それらについての説明は省略する。
【0037】図8において、測定対象である多色構造の
カラー転写リボン46が2つのローラ38及び39に掛
け渡されて矢印B方向へ連続的、又は間欠的に搬送され
るようになっている。一方のローラ38に近い側には、
転写リボン46の色を検出するための色検出装置40が
配設されている。そして、他方のローラ39に近い側に
は、測定装置41が配設されている。色検出装置40
は、カラー転写リボン46のうちその装置40の所に位
置する部分の上のインク層の色を検出するためのもので
ある。測定装置41は、転写リボン46に光を照射して
そのリボンについての欠陥の有無を検査する装置であ
る。色検出装置40と測定装置41との間の距離は、
Y,M,Cの1組が占有する距離又はY,M,C,BK
の1組が占有する距離の整数倍に設定されている。つま
り、色検出装置40と測定装置41の位置関係は、転写
リボン46のうちの異なる場所に位置する同じ色のイン
ク層が常に両装置に対向して位置するような位置関係に
設定されている。
【0038】図8において色検出装置40は、転写リボ
ン46の左側において、白色光を発光する光源42と、
その白色光による発熱を防止する熱線除去フィルタ43
と、光源からの白色光を3方向に分割するビームスプリ
ッタ44と、そのビームスプリッタ44の両側に配置さ
れた2つの反射鏡45及び47と、ビームスプリッタ4
4及び反射鏡45,47の右側に配置されたY透過フィ
ルタ48Y,M透過フィルタ48M,C透過フィルタ4
8Cの各色透過フィルタとを有している。Y透過フィル
タ48Y,M透過フィルタ48M,そしてC透過フィル
タ48Cは、それぞれ、光源42から出た白色光からY
成分,M成分そしてC成分を選択して通過させる。各フ
ィルタを通過した各色光は、スリット板51に設けたス
リットを通して転写リボン46に照射される。
【0039】転写リボン46の右側には、集光用レンズ
52を備えた検出器ボックス53が設けられている。検
出器ボックス53の中は3つの部屋に分けられており、
それら個々の部屋内に光検出器54Y,54M,54C
が設けられている。各光検出器54Y〜54Cから出る
出力線は、レベルアジャスタ55a,55b,55cを
介して最大レベル検出回路56に接続されている。最大
レベル検出回路56は、各レベルアジャスタ55a〜5
5cの出力を比較して、それらのうちの最も高レベルの
信号に対応する色を表示する信号、すなわち色信号S7
を出力する。
【0040】測定部41の内部構成は、図9に示されて
いる。図9において、カラー転写リボン46の左側に、
白色光を発光する光源9、熱線除去フィルタ10、波長
選択装置57、一対のレンズ13a及び13bより成る
拡大レンズ系13、そして反射鏡14が設けられてい
る。上記各構成要素のうち、図1に示した各構成要素と
同じ符号を用いて示してあるものは、図1に示したそれ
らの要素と同一のものである。従って、詳しい説明は省
略する。
【0041】波長選択装置57は、光源9から発光した
白色光の進行経路上に並べて配置された3つのダイクロ
イックミラー58Y,58M,58Cを有している。こ
れらのダイクロイックミラーは、左から順にY成分光反
射用、M成分光反射用、C成分光反射用のダイクロイッ
クミラーである。また、これらのダイクロイックミラー
は、図1におけるバンドパスフィルタ11のように転写
リボン46の分光透過率を0.35に又は0.35に最
も近い値に設定する波長の光を選択して反射するように
なっている。各ダイクロイックミラー58Y〜58Cの
後段位置には、偏光フィルタ59及び偏光方向切換え素
子60が設けられている。各偏光方向切換え素子60に
は電圧印加回路64が接続されている。この電圧印加回
路64は、最大レベル検出回路56から出力される色信
号S7に基づき、その色信号S7に対応したいずれか1
つの偏光方向切換え素子60を選択して電圧を印加す
る。
【0042】各偏光方向切換え素子60の後段位置に
は、Y用ダイクロイックミラー58Yに対応して反射鏡
61が、M用ダイクロイックミラーに対応してM成分光
反射用のダイクロイックミラー62が、そしてC用ダイ
クロイックミラー58cに対応してハーフミラー63が
それぞれ設けられている。ハーフミラー63で分割され
た2つの光は、その一方が拡大レンズ系13へ導かれ、
他の一方は反射鏡14へ導かれる。
【0043】図9に示した測定装置41において、転写
リボン46よりも右側の構成及び反射鏡14よりも右側
の構成は、図1に示した単色カラー転写リボンのための
装置と全く同じである。
【0044】以下、上記構成より成る転写リボン測定部
についてその動作を説明する。図8において転写リボン
46が矢印B方向へ搬送されるとき、ある適宜のタイミ
ングにおいて色検出装置40内のスリット板51に対向
する位置に転写リボン46上のY,M,C各色のうちの
1色が到来する。このとき、Y,M,Cの各色用の透過
フィルタ48Y,48M,48Cを透過した波長の異な
る3つの光がその転写リボン46の1色成分上に照射さ
れ、その転写リボン46を透過する。このとき、それら
各色成分光のうち転写リボン46の色に対応した波長を
有する光が、最も多量に転写リボン46を透過する。転
写リボン46を透過した各色成分光は光検出器54Y〜
54Cに入射して、電気信号として出力される。各光検
出器54Y〜54Cの出力信号はレベルアジャスタ55
a〜55cを介して最大レベル検出回路56に送られ、
そのレベル検出回路56によって最も高レベルの信号が
選択される。この高レベルの信号は転写リボン46を最
も多量に透過した光に対応した信号であり、レベル検出
回路56はその透過光の波長を表示する色信号S7を出
力する。
【0045】その色信号S7は、図9において電圧印加
回路64に送り込まれ、電圧印加回路64はその色信号
S7に対応した偏光方向切換え素子60に所定の大きさ
の電圧を印加する。各偏光方向切換え素子60には、光
源9から出て各色用ダイクロイックミラー58Y,58
M,58Cで反射したY,M,Cの各色波長の光が導か
れている。しかしながらこれらの光のうち、電圧が印加
されていない偏光方向切換え素子60に入射したものは
その素子60によって進行を遮断される。そして、電圧
が印加されている素子60に入射した光のみが進行を許
容されて素子60を通過する。素子60を通過したY,
M,Cいずれかの波長の光は、Yであれば反射鏡61で
反射し、MであればM用ダイクロイックミラーで反射
し、そしてCであればハーフミラー63で反射して転写
リボン46へ照射される。また、ハーフミラー63で分
光されたもう一方の光は反射鏡14で反射する。
【0046】図8において既に説明したように、転写リ
ボン46上のY,M,Cの各インク色のうち、色検出装
置40の所に位置する色と測定部41の所に位置する色
とは常に同じ色になるように設定されている。従って、
測定部41において測定の対象となっているリボン色
は、とりもなおさず、色検出装置40において検出され
た色である。そして、図9において波長選択装置57
は、その検出された色の転写リボン46を透過可能な波
長成分の光を選択して、その光を転写リボン46に照射
することになる。転写リボン46に照射されてそのリボ
ン46を透過した光についてのそれ以降の処理及び反射
鏡14で反射した光についてのそれ以降の処理は、図1
に示した先の実施例の場合と全く同じであるので、その
説明は省略する。
【0047】以上の説明で明らかなように、図8及び図
9に示した装置によれば、Y,M,Cの多色インク層を
周期的に連続して有する多色カラー転写リボンに関して
確実にインク層の良否の検査を行うことができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載のカラー転写リボンの検査
方法によれば、ノイズ成分を除去することにより、転写
リボンの欠陥部分に対応する信号変化分を大きくとるこ
とが可能となり、よって安定した信頼性の高い検査を行
うことができる。
【0049】請求項2記載のカラー転写リボンの検査方
法によれば、検査結果におけるS/N比を向上できる。
【0050】請求項3記載のカラー転写リボンの検査方
法によれば、転写リボンのインク塗布厚さが変化すると
きの転写リボンの分光透過率の変化率を最も大きくなる
ように設定できるので、転写リボンのインク層に生じて
いる欠陥がきわめて微少な場合でも、それを確実に捉え
ることができる。
【0051】請求項4記載のカラー転写リボンの検査装
置によれば、本発明方法を簡単な構成により実現でき
る。
【0052】請求項5記載のカラー転写リボンの検査装
置によれば、Y,M,C等の多色インク層を有するカラ
ー転写リボンに関して正確な検査を行うことができる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー転写リボンの検査装置の要
部である転写リボン測定部の一実施例を示す概略図であ
る。
【図2】本発明に係るカラー転写リボンの検査装置の他
の要部である加算処理部の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明に係るカラー転写リボンの検査装置のさ
らに他の要部である信号処理部の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明に係るカラー転写リボンの検査装置の一
実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図5】図1において検査対象となるカラー転写リボン
を示す斜視図である。
【図6】カラー転写リボンの分光透過率(T)とその転
写リボン上のインク層の塗布厚さ(t)の関係を表すグ
ラフを示す図である。
【図7】転写リボン上のインク層の塗布厚さ(t)に対
する転写リボンの分光透過率(T)の変化率を表すグラ
フを示す図である。
【図8】本発明に係るカラー転写リボンの検査装置の他
の実施例を示す概略図である。
【図9】図8に示したカラー転写リボンの検査装置の要
部を詳細に示す図である。
【図10】従来のカラー転写リボンの検査装置の一例を
示す概略図である。
【図11】従来のカラー転写リボンの検査装置の他の一
例を示す概略図である。
【符号の説明】
6 カラー転写リボン 9 光源 17 基準散乱板 19 第1偏光板 27 第2偏光板 20 ハーフミラー 21 偏光方向切換え素子 22 テレビカメラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーインク層を有する転写リボンに関
    してインク層の良否を検査する検査方法において、 転写リボンに光を照射し、その転写リボンを透過した光
    を受像手段によって受光し、その受像手段の出力信号と
    して受像信号を得る透過光測定工程と、 上記受像手段に基準光を照射してその受像手段の出力信
    号として参照信号を得る参照信号形成工程と、 上記受像信号と上記参照信号とを比較して計測信号を得
    る信号比較工程とを有しており、 上記透過光測定工程と上記参照信号形成工程とは互いに
    時間的に交互に繰り返して実行され、さらに上記信号比
    較工程は、1つの透過光測定工程において得られた受像
    信号と、経時的にみてその透過光測定工程の前又は後に
    位置する参照信号形成工程において得られた参照信号と
    を比較することを特徴とするカラー転写リボンの検査方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラー転写リボンの検査
    方法において、上記信号比較工程によって得られた計測
    信号をn回(nは整数)加算し、その加算信号を平均し
    て平均値を演算し、さらにその平均値を増幅する加算処
    理工程を信号比較工程の後工程に設けたことを特徴とす
    るカラー転写リボンの検査方法。
  3. 【請求項3】 検査対象である転写リボンの分光透過率
    を0.35に又は0.35に最も近い値に設定できる波
    長を有する光を転写リボンに照射することを特徴とする
    請求項1記載のカラー転写リボンの検査方法。
  4. 【請求項4】 カラーインク層を有する転写リボンに関
    してインク層の良否を検査する検査装置において、 光を発生する光源と、 光源からの光を少なくとも2つに分けて一方を転写リボ
    ンに照射し、他方を基準散乱板に照射する分光手段と、 転写リボンを透過した光を受光して受像信号を出力し、
    基準散乱板で散乱した光を受光して参照信号を出力する
    受像手段とを有しており、受像手段から出力される受像
    信号と参照信号とを比較するようにしたことを特徴とす
    るカラー転写リボンの検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のカラー転写リボンの検査
    装置において、光源と転写リボンとの間に配置されてい
    て光源から出た光から特定波長の光を選択して出射する
    波長選択手段と、転写リボン上のインクの色を識別する
    色識別手段とを有しており、色識別手段によって識別さ
    れたインクの色に応じて波長選択手段によって波長を選
    択して光を転写リボンに照射することを特徴とするカラ
    ー転写リボンの検査装置。
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