JPH0527306A - 赤目緩和装置付カメラ - Google Patents

赤目緩和装置付カメラ

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Publication number
JPH0527306A
JPH0527306A JP18463991A JP18463991A JPH0527306A JP H0527306 A JPH0527306 A JP H0527306A JP 18463991 A JP18463991 A JP 18463991A JP 18463991 A JP18463991 A JP 18463991A JP H0527306 A JPH0527306 A JP H0527306A
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JP
Japan
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red
strobe
mode
eye
flag
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Application number
JP18463991A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Kobayashi
竜一 小林
Hidehiko Fukahori
英彦 深堀
Tsuyoshi Fukuda
強 福田
Kenji Yokoyama
顕二 横山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0527306A publication Critical patent/JPH0527306A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 赤目緩和装置付カメラにおいて、連写モード
時に各撮影前において、赤目緩和動作を行わせ連写時に
おいても赤目撮影となることを防止し得る様にしたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】従来、被写体に向け光を投光し赤
目を緩和する赤目緩和装置付カメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、被写体に向けて光を投光する赤目
緩和装置付カメラでは、光を投光している所定時間はレ
リーズをロックしており通常の撮影に対して1サイクル
の時間が長くなっていた。しかも、投光する光をストロ
ボ光を使用している場合はコンデンサへのチャージに時
間がかかり、ますます1サイクルの時間が長くなってい
た。したがって、この様な赤目緩和装置付カメラにおい
てはカメラを連続撮影する考え方がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、投光す
る光源をストロボ光ではなくランプにするものが現れ、
少なくとも投光光源のエネルギーチャージは不要にな
り、その分1サイクルの時間は短くなった。
【0004】又、最近では内蔵ストロボ付かつモーター
ドライブ内蔵高級一眼レフカメラも現れ、赤目緩和装置
付カメラでの連続撮影の要求が高まっていた。しかし、
この種の赤目緩和装置では一定時間光を投光し、しかも
その間レリーズロックするのでどうしても連続撮影に不
向きであったが、連続撮影時にコマ速を優先して赤目緩
和装置を不作動にすると、せっかく赤目緩和モードを設
定したのに赤目緩和モードが無くなる欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記事項に鑑
みなされたもので、一コマ撮影と連続撮影とに切り換え
可能なカメラで、連続撮影モード時に赤目緩和装置を作
動させた場合、必ずストロボの発光直前に赤目緩和装置
を作動させる様にしたものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例のカメラ全体斜視図で
ある。
【0007】101はカメラ本体、102はカメラの情
報表示器、103はシャッタースピード等の設定値を入
力するダイヤル、104はレリーズボタン、105はス
トロボアップボタン、106はカメラの露出制御モード
ダイヤル、1はカメラ本体の外装としての上カバー、3
はストロボユニットの外観をなすストロボカバーであ
る。4は前記ストロボユニットの前面を覆うパネルであ
り、ストロボ光をコントロールするフレネルレンズ部4
aと後述する赤目緩和用ランプに対応した窓部4bを有
する。
【0008】図2は本発明の実施例を示すカメラを上か
ら見た平面図である。
【0009】尚前記ダイヤル106には106a〜10
6kの表示と前記固定指標107が一致する各位置でク
リック保持される様に構成されている。
【0010】106aはマニュアル露出を表わす表示
で、このモードにセットして前記設定ダイヤル103を
回すことによりシャッタースピードを設定できる。絞り
値の設定は不図示の絞り設定部材を押しながら前記設定
ダイヤル103を回すことにより設定する。106bは
深度優先AEと称してオートフォーカス情報から被写界
深度をコントロールする様に絞り値をカメラが決定し、
その絞り値に対して適正露出になる様にシャッタースピ
ードが決定される。絞り値が決まった後に前記設定ダイ
ヤル103を回すと、等しいEV線図でプログラムシフ
トができる。
【0011】106cは絞り優先AEで、このモードに
設定して前記設定ダイヤル103を回すと絞り値が設定
できる。この設定した絞り値に対して適正露出となる様
にシャッタースピードが決定される。
【0012】106dはシャッター優先AEで、このモ
ードに設定して前記設定ダイヤル103を回すとシャッ
タースピードが任意に設定できる。この設定したシャッ
タースピードに対して適正露出となる様に絞り値が決定
される。
【0013】106eはプログラム露出モードで、絞り
とシャッタースピードの組合せをカメラが決めるモード
である。前記設定ダイヤル103の操作でプログラムシ
フトが可能である。
【0014】106fはメインスイッチロックモードで
ありカメラが不作動になる。
【0015】106gは全自動モードでシャッターとの
絞りの組合せ以外に給送モードは一コマ撮りAFモード
はワンショットモードに設定される。レリーズボタン以
外の操作部材をさわっても受け付けない様になっており
一般的な初心者に最適なモードである。
【0016】106hはポートレート専用のプログラム
で、背景をボカして人物を浮き立たせる様に絞りを開放
気味に設定してあるプログラムである。
【0017】106iは風景写真用プログラムで、前記
106eのプログラムに対してある程度の被写界深度を
得る為に絞りがF5.6より開放へならない様にリミッ
ターがかかっている。
【0018】106jは接写用プログラムで、絞り値を
F5.6に固定してあり、シャッタースピードがカメラ
の持っている最高速のシャッタースピード以上になった
場合に絞り値がF5.6より小絞り側へ変化する。
【0019】106kはスポーツ写真用のプログラム
で、シャッタースピードが高速側へ設定されるプログラ
ムで動きの速い被写体を静止させる様にプログラムされ
ている。又給送モードは連続撮影に、AFモードはサー
ボモードにセットされる。
【0020】図3は前記カメラの情報表示器102の詳
細な説明図である。
【0021】301は赤目緩和モードを設定すると点燈
するマーク。302は露出補正量を表すドットであり3
03が露出補正スケールである。304はカメラに内蔵
された電子ブザー音の有無を表す表示で点燈していると
オートフォーカス合焦時又はセルフタイマー作動時に電
子ブザー音が鳴る。305はフレームカウンターで30
6は絞り値の表示、307はシャッタースピード値の表
示である。308はオートフォーカスモードの表示で合
焦するとオートフォーカスがロックするワンショットA
Fモードが表示されている。309は給送モードの表示
で一コマ撮影モードが表示されている。
【0022】310は電池の容量を表示するマークであ
る。311は測光モードの切換状態を表示するマークで
ある。312はカメラ内にフィルムパトローネが装填さ
れると点燈する。図3の(b)にて、前記露出補正量を
表すドット302は前記スケール303に対応して30
2〜302hの9ケのドットから成っている。図3の
(b)は赤目緩和ランプが点燈を始めた直後の状態を示
しており前記スケール302が消燈して、302〜30
2hの9ケのドットが点燈している。時間が経過すると
図3の(c)の状態になり両端のドット302hと30
2dが消燈する。更に時間が経過すると図3の(d)の
状態になり更にドット302gと302cも消燈する。
更に時間が経過すると(e)の状態になりドット302
fと302bも消燈する。更に時間が経過すると(f)
の状態になり中心のドット302を残して302eと3
02aが消燈する。赤目を緩和するのに必要な時間が経
過すると(g)の状態になる。この状態は(a)と同じ
表示であり露出補正がかかっていない状態でありもし露
出補正がかかっていると302a〜302hのどれかの
ドットで露出補正量に対応して点燈する。
【0023】図4は不図示のファインダー内表示であ
る。401は赤目緩和モードを設定すると点燈するマー
クで前記マーク301と同期している。402は露出補
正量を表すドットであり前記ドット302と同期してい
る。以下同様にドット402a〜402hは前記ドット
302a〜302hとそれぞれ同期している。403は
露出補正スケールで前記スケール303と同期してい
る。404はストロボの充電完了マークであり内蔵スト
ロボ外付ストロボにかかわらず充電が完了すると点燈す
るマークである。405はシャッタースピード値の表示
で前記表示307と同期している。406は絞り値の表
示で前記表示306と同期している。407はオートフ
ォーカス合焦時に点燈するマークである。
【0024】図4の(a)〜(g)は赤目緩和ランプが
点燈したときのファインダー内表示を示すもので前記図
3の(a)〜(g)とそれぞれ同期している。
【0025】図5は本発明のストロボ機構部を示す分解
斜視図である。
【0026】図6はストロボ機構部の断面平面図、図7
はストロボズーム機構を示す側面図、図8はストロボポ
ップアップ機構を示す側面図である。
【0027】以下図5〜図10に示されるカメラの内部
構成につき説明する。
【0028】1はカメラ本体の外装としての上カバーで
あり、カメラ本体の一部を構成する。2はケースであ
り、上カバー1に対して回転可能に軸支され、ストロボ
ユニットの骨格をなすものである。2aは長穴であり後
述のリード線40を通すことと、ズームによる部材の移
動を吸収する役目を持つ。3はストロボユニットの外観
をなすストロボカバーであり、ケース2に固定される。
4は前記ストロボユニットの全面を覆うパネルであり、
ストロボ光をコントロールするフレネレンズ部4aと、
後述する赤目防止用のランプに対応した窓部4bを有す
る。5は地板であり、複数のギヤ軸と、外周をケース2
の回転軸とする軸受5aと、軸受5bと、ばね掛け5c
を有し、前記上カバー1の裏側にビスで固着される。
【0029】6はギヤであり、カメラの本体部またはミ
ラーBOXに固着されたモータM2と、該モータM2に
連結され、後述する遊星歯車機構を含むギヤトレインか
ら噛み合い一方向の回転のみ伝達される。7及び8はギ
ヤであり、ギヤ6の回転はギヤ7からギヤ8へ回転伝達
される。
【0030】9はギヤ8に噛み合うギヤであり、地板5
の軸受5aの内周に回転嵌合される。10はギヤ9に噛
み合うギヤで図8に示すように片面に3つの等角度の羽
根部10aを有する。11はレバーであり、軸部11
a、突起11b、ばね掛け11c、スイッチ押動部11
dを有し、軸部11aは軸受5bの内周に回動可能に支
持される。なお、スイッチ押動部11dはポップアップ
時でのレバー11の移動時にスイッチSW3(図6参
照)をオンする。12は爪部12bを有する緊定レバー
であり、爪部12bの近傍に突起12aを有し、レバー
11の軸11aに固定される。13はばねであり、一端
を地板5のばね掛け5cに、他端をレバー11のばね掛
け11cに掛けられ、緊定レバー12を反時計方向、す
なわち爪部12bが係止方向に回転するように付勢す
る。14は軸受であり、一部を上カバー1に固着され、
一部をケース2の回転軸とする。
【0031】15L及び15Rはケース2が上カバー1
に対して突出方向に回転した時のストッパーとなるビス
であり、上カバーに締められる。16はケース2を突出
ポップアップ方向に付勢するばねであり、軸受14の外
周の一部に装着され、一腕をビス15Rに他腕をケース
2に掛けられる。17は緊定レバー12の爪部12bを
引掛けるフック17aを有する固定係止部材であり、カ
ム部17b及び17cを有し、カム部17cはケース2
の回転軸からの円弧となっており、ケース2に固着され
る。
【0032】図8〜図10にて示したようにモータM2
が駆動されると、ギヤ6〜ギヤ10へと回転伝達され、
ギヤ10の羽根部10aはばね13に抗してレバー11
の突起11bを押し下げる。すると緊定レバー12はレ
バー11と同じく時計方向に回転され、緊定レバー12
の爪部12bは固定係止部材17のフック17aから解
除され、ケース2はばね16の付勢により突出方向に回
動を開始し、突起12aが固定係止部材17のカム部1
7bに当接する。
【0033】さらにケース2は回動し、ケース2がばね
16の力により回動することにより、固定係止部材17
のカム部17bから17cによって緊定レバー12の突
起12aを押し、カム部17cの領域でレバー11の突
起11bがギヤ10の羽根部10aの回転領域から離れ
るまで緊定レバー12は回転するようになっている。つ
まり、羽根10aによって緊定レバー12を解除し、ケ
ース2がアップ動作し、ケース2のアップ動作で緊定レ
バー12をさらに逃がし、レバー11の突起11bを羽
根10aの回転領域外まで回転させ、モータM2のさら
なる回転をレバー11及び緊定レバー12に伝達しない
ようにしている。又、突起12aがばね13の付勢力に
よりカム部17cの円弧部に一定の摩擦力を生じなが
ら、ストロボケース2はビス15L及び15Rに当接す
るまで、突出方向に回動する。(図8〜図10)。
【0034】18はギヤであり、上カバー1内のギヤ9
と同軸に固着され、回動するケース2内に伝達する。1
9、20はギヤ18の回転を伝えるアイドラーである。
21は一面にカム21aを有し、他面に接片31(図6
参照)が固着されたギヤであり、図9に示すように、広
角部と望遠部と2ケ所の標準部とから成る四つの位相を
有している。
【0035】32は接片31が摺動する基板(図6及び
図12参照)であり、図12に示すように、90°毎
に、標準→望遠→標準→広角→標準→…とそれぞれのブ
レーキ位相が一定角度毎に設けられており、カム21a
の位相を検知する後述のコロ22aを有したレバー22
の回動位相を検知する。以上、19〜21のギヤはケー
ス2の軸に回動可能に支持される。22はケース2の軸
に回転可能に装着される軸受けとカム21aをトレース
するコロ22a及びホルダー27を押す押部22bを有
する伝達レバーである。23はばねで、伝達レバー22
軸受の外周に装着され、一端をケース2に他端を後述す
るホルダー27に掛けられる。24は押え板で、ギヤ1
9〜21及び伝達レバー22を押えた状態でケース2に
ビス締めされる。
【0036】標準時のブレーキ開始図13とオーバーラ
ン後の停止時図14とを示す。
【0037】カムを有するギヤ21と羽根を有するギヤ
10は、ギヤ9及びギヤ18〜20を介して特定のギヤ
比が設定されている。すなわち本実施例においては、ギ
ヤ21が1/4回転するごとにギヤ10が2/3回転す
るように設定されている。要するにギヤ21は基板32
のパターンにより90°(1/4回転)ごとにブレーキ
位相が開始、ギヤ10の羽根は図13の状態となり、そ
の後オーバーランしてその最大許容位置が図14の状態
である。
【0038】モータM2、電源状態、温度条件等あらゆ
る場合においてもオーバーランが図13の状態から図1
4の状態内に納まる様にギヤ比を設定してある。すなわ
ち、基板32のブレーキパターンを15°とするとギヤ
10は約40°オーバーランして停止し、標準、望遠、
広角のいずれの場合もギヤ10の羽根は同様の位相内で
停止するようになっている。
【0039】以上から、標準、望遠、広角のいずれの状
態において、ポップアップされたストロボを押し下げて
もレバー11の突起11bはギヤ10の羽根部10aに
干渉しないため、緊定レバー12の爪部12bは固定係
止部材17のフック17aに引っかかり、ストロボは収
納状態に固定される。
【0040】また本実施例においてはギヤ21のカムを
4つの位相に分け、ギヤ10の羽根を3つとしてギヤ2
1の回転に対してギヤ10の回転を8/3倍となる様ギ
ヤ比を設定したが、4/3倍でも良いし、ギヤ21のカ
ムを3つの位相としてギヤ10とのギヤ比を1/3の倍
数倍としても良い。すなわち、ギヤ21のカム位相とギ
ヤ10の羽根の位相を合わせ、ギヤ21のいずれの停止
ポジションに対してもギヤ10の羽根の同様な位相がく
る様にギヤ21の停止ポジション数とギヤ10の羽根の
数とギヤ比を合わせれば良い。
【0041】25はキセノン管であり、反射笠26に不
図示のゴムで留められる。27はキセノン管25及び反
射笠26を保持するホルダーである。28は保持部材で
あり、ケース2の内側に固着される。29は保持部材2
8に保持される軸であり、パネル4の面に対して素直に
伸びる。30はレールであり、軸29と平面なレール状
の長穴30aを有し、ケース2の内側に固着される。こ
こでホルダー27は図3に示すように一方を軸29に軸
方向に摺動可能に軸支され、他方を27b部のボス部が
レール30のレール部30aにスライド可能に保持され
る。そしてホルダー27の突起27aにはばね23の一
端が掛けられホルダー27はパネル4の方向へ付勢さ
れ、伝達レバー22によって逆方向規制される。
【0042】つまり図13、図14に示すようにモータ
M2から回転伝達されたギヤ21のカム部21aのカム
変位に基づき伝達レバー22は揺動され、押部22bが
ホルダー27の突起27aをばね23に抗して押し、ホ
ルダー27のキセノン管25及び反射笠26の発光部を
パネル4に対して垂直方向に往復移動させる。
【0043】図5、図6において33は赤目防止用のラ
ンプ、34はその光を集光する反射笠でありパネル4の
窓4b部の裏側に固定される。以上のように、ケース2
を3つの部屋に分け、中央部には移動する25〜27の
部材を含む発光部が、左側方部にはその駆動するメカ1
8〜24が、右側方部には赤目防止ランプのユニット3
3及び34が、それぞれ配置されている。40はリード
線であり、軸受14を通して、ケース2の一方の側方部
に延出してランプ33へ結線され、さらに長穴2aを通
ってキセノン管25に結線されている。
【0044】次に図7において、モータM2の出力を伝
達する遊星歯車機構を説明する。モータM2の出力はギ
ヤ51及び伝達ギヤを介して太陽ギヤ53に伝達され
る。太陽ギヤ53の中心軸にはフリクション結合された
遊星レバー54が結合し、この遊星レバー54には遊星
ギヤが軸支されている。したがって、太陽ギヤ、遊星レ
バー54、遊星ギヤ55は遊星歯車機構を構成してい
る。
【0045】56はミラー駆動ギヤであり、詳細な図示
は省略したが、このミラー駆動ギヤの一方向回転によっ
てカムメカニズムを用いてメインミラー60にて示した
観察位置(ダウン位置)から撮影退避位置(アップ位
置)へ移動し、さらに観察位置へと復帰する運動を行な
う。
【0046】モータM2の逆転において太陽ギヤ53は
反時計方向に回転して遊星ギヤ55をギヤ6と噛合さ
せ、正転にて遊星ギヤ55はミラー駆動ギヤ56と噛合
する。
【0047】図15は本実施例のカメラにおける電気回
路図である。500はカメラの制御をおこなうマイクロ
コンピュータである。M1は正転でフィルム巻き上げを
行うモーター、501はモーターM2を駆動する回路、
M2は正転でミラーアップとシャッターチャージ、逆転
ポップアップとズーム駆動を行うモーター、502はモ
ーター駆動回路である。M1F、M1RはモーターM1
を駆動する信号、M2F、M2RはモーターM2を駆動
する信号である。
【0048】503と506は抵抗、504はLED、
505はLED504の発光を不図示のフィルムパーフ
ォレーションを通して受光するフォトトランジスタであ
り、フィルムパーフォレーショを通して受光するフォト
トランジスタであり、フィルム駆動を検出する。507
はコンパレータ、508は比較用基準電圧源である。5
09〜515はストロボ回路を構成する。509は昇圧
回路、510はトランジスタでありFLSCHG信号が
ハイになると昇圧動作を開始する。511はストロボ発
光用メインコンデンサ、512は充電電圧検出回路であ
り、メインコンデンサ511の電圧を検出し発光可能な
電圧になるとCCC信号に1を出力する。514はスト
ロボを発光するトリガー信号を発生するトリガー回路、
515はストロボ光量を制御する調光回路である。51
3は発光制御回路であり、EFEN信号とX接点531
のアンドでトリガー回路514にトリガー信号を出力さ
せ、調光回路の信号でストロボ発光を停止させる。
【0049】516は赤目緩和用ランプ33を点灯させ
るトランジスタ、517は被写体の輝度を測定する測光
回路、518、519はアナログスイッチ、520はイ
ンバータである。
【0050】521はCCDのような被写体の画像情報
を取り込む測距回路でありAFSTART信号がハイに
なると画像の蓄積を開始、蓄積が完了するとAFEND
信号に1をたてて完了をマイクロコンピュータ500に
伝達する。
【0051】523はリモコン受信用フォトダイオー
ド、522はリモコン受信回路であり、REMEN信号
がハイのときリモコン受付状態になり、撮影者が不図示
のリモコン回路により送信したレリーズ信号を受信する
とREMON信号をハイにする。524、525はシャ
ッターマグネットMG31、MG32を駆動するトラン
ジスタである。526は設定値入力ダイヤルの回転量と
方向を検出して記憶し、マイクロコンピュータ500の
CSDIAL信号に応じてシリアル通信に回転量を送信
するダイヤル回転検出回路である。527、528は設
定値入力ダイヤルの回転によりオンオフしてダイヤル回
転検出回路に回転方向と回転量を示す信号接片である。
【0052】102はカメラ情報表示器、530はファ
インダー内カメラ情報表示器、529は情報表示器10
2およびファインダー内情報表示器530を駆動制御す
る情報表示器駆動回路である。
【0053】531はシャッター先幕が走行完了すると
オンするX接点である。
【0054】532、533はアンドゲート、534は
アナログスイッチであり、CSLENS信号がハイのと
きシリアル通信路をレンズに接続する。535はレンズ
とカメラの信号、電力の伝達をおこなう5つの接点であ
る。
【0055】536はレンズ制御用マイクロコンピュー
タである。
【0056】537は絞り位置検出を検出する抵抗、5
38は絞り駆動モーター、539はモーター538を駆
動する駆動回路、540は距離環駆動モーター、541
はモーター540を駆動する駆動回路である。
【0057】SW1はレリーズ釦104の第1ストロー
クでオンになるスイッチ、SW2はレリーズ釦104の
第2ストロークでオンになるスイッチである。
【0058】SW3はポップアップ検出スイッチであり
オフはアップ、オンでダウンを表す。SWCN2は後幕
走行完了でオンになるスイッチ、ZOOM1、ZOOM
2は図10でしめしたズーム位相信号、CMSP1、C
MSP2はチャージとミラーアップの位相信号である。
SWPOPはストロボアップ釦押し下げでオンになるス
イッチ、SWDRVは給送モード選択釦押し下げでオン
になるスイッチ、SWAFはAFモード選択釦押し下げ
でオンになるスイッチ、SWBPは背蓋開閉を検出する
スイッチであり1は閉、0は開である。
【0059】SWPOSTFはストロボ発光時期をシャ
ッター先幕走行完了でおこなう先幕シンクロとシャッタ
ー後幕走行直前におこなう後幕シンクロを選択するスイ
ッチであり、1で先幕シンクロ、0で後幕シンクロを選
択する。
【0060】DIAL1、DIAL2は露出制御モード
ダイヤルに連動したスイッチである。
【0061】次いで上記構成カメラの動作を図16に示
したフローチャートを用いて説明する。
【0062】不図示の電源回路より電源が投入される
と、マイクロコンピュータ500が、図16のリセット
より制御を開始する。カメラはフィルムなし、巻き上げ
完了でどのスイッチもオンしていない状態にあるとす
る。
【0063】(1)スタックポインタを設定する。
【0064】(2)周辺回路、レジスタ、フラグを初期
設定する。図19は初期化サブルーチンの詳細なフロー
チャートである。
【0065】(13)マイクロコンピュータの各ポート
の初期化をおこなう。モーター駆動信号M1F、M1
R、M2F、M2Rを全て0にするとモーター端子がオ
ープンになり、モーターM1、M2は非駆動状態にな
る。
【0066】昇圧開始信号FLSCHGに0をセット、
昇圧回路509を停止させる。ストロボ発光制御信号E
FENに0をセットし発光禁止する。
【0067】赤目緩和ランプ点灯信号LAMPBにセッ
ト、ランプ消灯にする。
【0068】蓄積開始信号AFSTARTをクリアす
る。リモコン受信許可信号REMENをクリアして受付
禁止状態にする。
【0069】SMG31、SMG32はシャッター走行
マグネットMG31、MG32の制御信号でありここで
は0にクリアして通電オフ状態にする。
【0070】シリアル通信選択信号CSLENS、CS
LCD、CSDIALを全てクリアする。
【0071】SW2INTENはSW2の信号のたち下
がりでかかる割り込みの制御信号である。1で割り込み
可能、0で禁止。ここでは禁止状態にする。
【0072】以上のようにしてマイクロコンピュータの
各ポートは準備状態に設定される。
【0073】(14)ここではマイクロコンピュータ5
00内の各フラグの初期設定をする。フィルム終端まで
撮影したことをあらわすフラグFLMENDFをクリア
する。オートローディングする必要があることをしめす
フラグALRQFをクリアする。巻き上げが必要である
ことをしめすフラグWNDRQFをクリアする。
【0074】レリーズ釦の第一ストロークまでオンした
とき、およびリモコンを受け付けた時といった測光する
必要があることをあらわすフラグSW10NFをクリア
する。AFモードの状態をあらわすSERVOFをクリ
アする。0ならばワンショット、1ならばサーボAFを
おこなう。ここではワンショットに設定する。
【0075】給送モード(単写、連写、セルフ)の切り
替えを記憶するフラグ、SINGLEFとSELFを設
定する。SINGLEF=1ならば単写、SELFFが
1ならばセルフ、ともに0ならば連写をあらわす。ここ
では単写に設定する。
【0076】赤目緩和モード設定状態をあらわすフラグ
REDEYEFをクリア、1ならば赤目緩和のため撮影
前に赤目緩和ランプ33を点灯する。ここでは通常のス
トロボ動作に設定する。全自動モードをあらわすフラグ
フルオートフラグをセット、プログラムモードをあらわ
すフラグPROGF、シャッター優先モードをあらわす
フラグTVPF、絞り優先モードをあらわすフラグAV
PFをクリアする。
【0077】巻き上げ中をあらわすフラグWNDING
F、シャッターチャージ中をあらわすフラグCHGIN
GFをクリアする。
【0078】AF不能状態をあらわすAFNGF、AF
合焦をあらわすJFF、レンズ距離環駆動中をあらわす
LMOV、レンズがマニュアルフォーカス状態にあるこ
とをあらわすAFMANUFをクリアする。
【0079】測光フラグSW1ONFの状態を記憶する
SW1ON_OLDをクリア、ストロボアップ釦SWP
OPの状態を記憶するSWPOP_OLDをセット、給
送モード設定釦SWDRVの状態を記憶するSWDRV
_OLDをセット、AFモード設定釦SWAFの状態を
記憶するSWAF_OLDをセットする。
【0080】単写後レリーズ禁止フラグINHDRV、
自動発光判定前レリーズ禁止フラグINHAPOP、赤
目緩和動作中レリーズ禁止フラグINHRDEYEをク
リアする。
【0081】(15)ここではマイクロコンピュータ5
00内の各レジスタの初期設定をする。シャッター秒時
記憶レジスタTVDISPRに1/125秒を設定、絞
り記憶レジスタAVDISPRにF5.6を設定する。
フレームカウンタFRAMERをクリアする。
【0082】開放絞り値レジスタAVORにF1.4を
設定、最小絞り値レジスタAVMAXRにF32を設定
する。焦点距離レジスタFLENRに50ミリを設定、
焦点距離の逆数レジスタに1/50の対数圧縮値を設定
する。絞り込み差分レジスタAVSPDNRとAF距離
環駆動量レジスタFPRをクリア、焦点距離をズーム位
置に変換した値のレジスタFZOOMとズーム位置レジ
スタZOOMRに2を格納する。被写体輝度レジスタE
VCALRをクリア、赤目緩和モードカウンタREDC
NTRをクリアする。
【0083】以上のようにしてカメラが初期化される。
【0084】(3)レンズと通信し、必要なレンズのデ
ータを取り込む。
【0085】(4)スイッチとダイヤルの読み込みと解
釈を行う。
【0086】(5)ストロボが充電完了していなければ
充電する。
【0087】(6)フィルム終端まで撮影がすんでいれ
ばステップ7でフィルム終端表示する。
【0088】(8)オートローディング要求フラグAL
RQFがたっていればステップ9でオートローディング
する。
【0089】(10)ストロボのズーム位置がレンズの
焦点距離と合っているかチェックし違っていればズーム
駆動する。
【0090】(11)SW1がオンされていれば測光
へ、オンされていなければステップ3へ戻ってステップ
3から12の動作を繰り返して行い操作待ち状態をつづ
ける。
【0091】それではステップ3のレンズ通信の詳細を
説明する。
【0092】図18はレンズ通信サブルーチンの詳細な
フローチャートである。
【0093】ステップ16、17、18でレンズ状態、
開放Fナンバー、レンズ焦点距離の情報を読み込む。
【0094】ステップ19〜22はサブルーチンレンズ
状態読込みである。
【0095】(19)シリアル通信バッファSIOBU
Fに01Hを書き込む。
【0096】(20)レンズに1バイトシリアル通信す
る。
【0097】ステップ23〜25にサブルーチンレンズ
1バイト通信を示す。
【0098】(23)レンズ通信選択信号CSLENS
に1を出力、レンズ制御用マイクロコンピュータ536
とカネラ制御用マイクロコンピュータ500のシリアル
通信路を接続する。
【0099】(24)マイクロコンピュータの不図示の
シリアル通信回路よりシリアル通信バッファSIOBU
Fの値を出力する。同時にレンズからのデータがシリア
ル通信バッファSIOBUFに書き込まれる。
【0100】(25)通信が終わればレンズ通信選択信
号CSLENSに0を出力、レンズ制御用マイクロコン
ピュータ536からシリアル通信路を切り放す。
【0101】このようにしてレンズに01の命令を送信
する。レンズは01命令で状態読みだしと判断シリアル
通信のビット7にレンズがAFかMFかの状態AFMA
NUF、ビット6にレンズ距離環駆動中かどうかのLM
OVをたてる。
【0102】(21)レンズの設定したAFMANU
F、LMOVのビットを読みだす。
【0103】(22)読みだした値をAF状態レジスタ
AFSTATに格納する。
【0104】(26〜31)同様にサブルーチンAVo
読込みではレンズに02命令を送信、開放絞り値AVO
Rと最小絞り値AVMAXRを読みだす。
【0105】(32〜35)サブルーチン焦点距離読み
込みではレンズに03命令を送信、焦点距離FLENR
を読み込む。
【0106】(36)焦点距離分の1の対数値を求めI
NVFLENRに格納する。たとえば100mmのレン
ズなら1/100秒のアベックス値がINVFLENR
に格納される。
【0107】さらにここで図19により、レンズ駆動関
係のサブルーチンを説明して置く。 (37〜40)レンズ絞り駆動制御サブルーチンであ
る。
【0108】レンズに04命令を送信、さらに次の通信
で絞り込み差分レジスタAVSPDNRに格納された絞
り量を送信する。絞り量は8ビット符号付きのデータで
あり(1ビットが1/8段に相当する。)正ならば絞り
込み、負ならば開放方向に絞り駆動する。
【0109】(41〜44)レンズ絞り開放サブルーチ
ンである。
【0110】ほぼレンズ絞り駆動ルーチンと同様だが送
るデータが−128になっており、最大ステップ分開放
させる。レンズは128ステップ以上の絞りをもたない
ならばかならずレンズは開放になる。
【0111】(45〜48)レンズ距離環駆動サブルー
チンである。
【0112】レンズに05命令を送信、FPRに格納さ
れている櫛歯数だけ距離環を駆動する。
【0113】(49〜50)レンズ停止サブルーチンで
ある。
【0114】レンズに06命令を送信、距離環の駆動を
即座に停止させる。
【0115】以上でレンズ通信サブルーチンの説明を終
わる。
【0116】それではステップ4のスイッチ読み込みを
説明する。
【0117】図20、21、22はサブルーチンスイッ
チ読み込みの詳細なフローチャートである。(51〜5
8)露出モード設定ダイヤル106の位置を2ビットの
露出モード設定ダイヤルスイッチDIAL1、DIAL
2により読み込む。DAIL1、2が00の時はステッ
プ55で全自動モードフラグFULLAUTOFに1が
たつ。
【0118】全自動モードは初心者のユーザーのために
簡単な操作方法を提供するモードであり、シャッター優
先、絞り優先、プログラムとは操作が異なる。
【0119】01ならばプログラムモードフラグPRO
GF、10ならばシャッター優先モードフラグTVP
F、11ならば絞り優先モードフラグAVPFがたつ。
【0120】(59)レンズ通信と同様にしてダイヤル
回転検出回路526よりシリアル通信で設定値入力ダイ
ヤル回転量を読み込む。
【0121】(60〜63)シャッター優先モードなら
ステップ60から61に分岐。一定量の回転にたいして
判断づつシャッター一秒時TVDISPRの値を変化さ
せる。ダイヤルの時計方向回転が正、半時計方向が負の
値をとる。絞り優先モードも同様に回転量分絞り値AV
DISPRを変化させる。
【0122】(64)シャッター秒時TVDISPRが
制御範囲を越えたとき(たとえば最高速の1/2000
や最低の2秒)制御範囲内にシャッター秒時TVDIS
PRを制限する。絞り値AVDISPRも開放絞りAV
ORと最小絞りAVMAXRの範囲に制限する。このよ
うにして、シャッター優先、絞り優先時任意のシャッタ
ー秒時、絞り値の設定を行うことができる。
【0123】(65〜72)ストロボアップ釦105の
制御をおこなう。ストロボアップ釦105がおされてい
ないときにはステップ66でストロボアップ釦状態フラ
グSWPOP_OLDフラグはつねに1に設定されてい
る。
【0124】ステップ3〜12の操作待ち状態でスイッ
チ読み込みがコールされているとき、ストロボアップ釦
105をオンするとストロボアップ釦状態フラグSWP
OP_OLDが1になっているためステップ67からス
テップ68へいく。
【0125】全自動モードでなくストロボがポップアッ
プしていなければステップ72でストロボポップアップ
をコール、ストロボをアップさせる。つまりストロボア
ップ釦105を押し込むと、ストロボがアップすること
になる。
【0126】一度、ストロボアップ釦105をおすとス
テップ68を通るので、以降ステップ67からステップ
73にいきステップ69は通らない。ストロボアップ釦
105を放すとステップ66でストロボアップ釦状態フ
ラグSWPOP_OLDが1になるので、再度ストロボ
アップ釦105を押すとステップ68を通る。つまり、
ストロボアップ釦を押すたびに1回だけステップ68を
通ることになる。
【0127】ストロボアップ状態ではステップ70から
ステップ71へいき赤目緩和モードフラグREDEYE
Fを反転する。つまりストロボアップした後はストロボ
アップ釦105をオンするごとに赤目緩和モードの状態
の設定、解除が切り替わることになる。
【0128】このようにしてストロボアップと赤目モー
ド設定を同一釦で兼用することができる。
【0129】また全自動モードの場合はステップ69で
ストロボの状態にかかわらずステップ71へいくのでス
トロボアップはできず、赤目緩和モードの設定のみがで
きる。
【0130】(73〜74)後幕シンクロ設定スイッチ
SWPOSTFがオンしているときは、ステップ74で
赤目モード設定状態を解除する。したがってステップ6
5〜72で赤目モードを設定しても後幕シンクロ設定時
には決して赤目モードにはならない。
【0131】(75〜76)全自動モードのときはステ
ップ76でかならずAFモードフラグSERVOFはワ
ンショットに設定される。
【0132】(77〜82)全自動モードでないときは
ステップ65〜72と同様にAF設定釦SWAFをオン
するごとにAFモードフラグSERVOFを反転、サー
ボ、ワンショットのAFモードを切り替えることができ
る。ただしレンズがマニュアルフォーカスのときにはス
テップ81でAF設定状態は変更しない。
【0133】(83〜86)全自動モードで単写モード
フラグSINGLEF、セルフタイマーフラグSELF
Fがともに0のとき、つまり連写の場合は単写モードフ
ラグSINGLEFをたてて、単写する。全自動モード
の場合は初心者のユーザーのために単写とセルフのみ選
択可能にする。そのため、シャッター優先、絞り優先、
プログラムの各モードで連写設定のまま露出制御モード
設定ダイヤル106をまわして全自動モードに切り替え
たときにはここで単写に設定し直す。
【0134】(87〜96)ストロボアップ釦入力時と
同様にドライブモード設定釦SWDRVをオンするごと
に、給送モードを切り替える。全自動モードではセル
フ、単写の切り替え、その他のモードでは単写、連写、
セルフ、単写の順番で切り替えることができる。
【0135】このようにして、全自動モードでは、給送
単写およびセルフ、AFワンショットに自動設定され、
ストロボはポップアップできない。それにたいして絞り
優先、シャッター優先、プログラムでは、給送は単写、
連写、セルフタイマーを選択し、AFはサーボ、ワンシ
ョットを切り替えることができ、ストロボはストロボア
ップ釦でアップすることができる。ただし赤目緩和モー
ドについては、どちらのモードでもストロボアップ釦で
選択できる。
【0136】(97)背蓋の状態を検出するサブルーチ
ン (98〜102)セルフタイマー設定時でかつAF不能
でなく、単写後レリーズ禁止でないときだけリモコン受
信回路522をリモコン受付状態にする。
【0137】(103〜106)リモコンよりのレリー
ズ信号を受け付けたとき、あるいはレリーズ釦104が
第一ストロークまでおしこまれると、ステップ106で
測光フラグSW1ONFが1、そうでないときは0に設
定される。この測光フラグSW1ONFがたつとステッ
プ11で測光へ分岐する。
【0138】リモコンはセルフタイマー設定状態でのみ
受信可能に設定する。しかし、リモコンでレリーズしよ
うとしたがAFが合焦できなかったような場合には、レ
リーズできないので永久に測光しつづけてしまう。この
ようなことを防止するため、AF不能になるとREME
Nをクリアしてリモコン受信を禁止する。この信号によ
りリモコン受信回路はREMONを落とすので、測光フ
ラグSW1ONFがクリアそれ測光をやめることができ
る。単写レリーズ後の場合も同様である。
【0139】図23は背蓋チェックサブルーチンの詳細
なフローチャートである。
【0140】(107〜108)背蓋が開いている時は
108でフィルム枚数レジスタFRAMERを0にクリ
ア、巻き上げ要求フラグWNDRQF、AL要求フラグ
ALRQF、フィルム終端フラグFLMENDFの各フ
ラグをクリアする。
【0141】(109〜110)フィルムをいれて、背
蓋を閉じるとステップ106でフィルム枚数レジスタF
RAMERがクリアされているのでステップ108でA
LRQFがたつ。このためステップ8でステップ9のオ
ートローディングへいく。オートローディング後はフィ
ルム枚数がカウントされていくのでステップ110は再
度背蓋をあけるまで通らない。
【0142】以上のようにしてメインダイヤル、電子ダ
イヤル、各設定モード釦等によるカメラのモード設定を
行うことができる。
【0143】図24はストロボチャージサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0144】(111、112)ストロボがアップして
いて、かつストロボ充電完了信号CCCが1になってい
ないとき、113以下のストロボ充電をおこなう。
【0145】(113)レンズ駆動停止をレンズに通信
する。たとえばAF中にポップアップしてストロボの充
電が必要になったときは、ここでレンズ駆動を停止させ
る。これは大量の電力を必要とするストロボの充電時に
レンズ駆動しているとレンズモーターが駆動するだけの
電力がなくなり、駆動が止まってしまうといった誤動作
を防止するためである。
【0146】(114〜116)ストロボ充電制御信号
FLSHGに1をたてて、ストロボ充電完了信号CCC
が1になるまで待つ。ストロボ充電完了したらFLSH
Gを0に戻してリターンする。
【0147】以上のようにしてストロボの充電をおこな
うことができる。
【0148】図25はズームチェックのサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0149】(117)ストロボがアップしていなけれ
ばすぐにリターンする。 (118)焦点距離変換のサブルーチンをコールする。
【0150】図26は焦点距離変換のサブルーチンの詳
細なフローチャートである。
【0151】レンズの焦点距離から今レンズが広角、標
準、望遠のいずれかにあるのかを判断する。
【0152】(122〜126)焦点距離が80mm以
上ならば望遠なので焦点距離変換レジスタFZOOMに
3.50〜80mmは標準なので、2.50mm以下は
広角なので1を格納する。
【0153】(119)ズーム位相信号読み込みサブル
ーチン 図27はズーム位相信号読み込みのサブルーチンの詳細
なフローチャートである。
【0154】ストロボのズーム位相が広角、標準、望遠
のいずれかにあるのかを判断する。
【0155】(127〜133)ズーム位相信号ZOO
M1、ZOOM2がそれぞれ1と0ならば望遠なのでZ
OOMR3、0と0にならば標準なので2、0と1なら
ば広角なので1を格納する。また位相の中間の位置にあ
るときは1と1になるのでそのときには0を格納する。
【0156】(120)ストロボの位相ZOOMRとレ
ンズ焦点距離変換FZOOMを比較し、違っていればズ
ーム駆動サブルーチンをコールしてレンズ焦点距離とズ
ーム位相を合わせる。
【0157】ズームチェックサブルーチンはスタンバイ
中つねにコールされているので撮影者がレンズ焦点距離
をかえた場合はいつでもすぐにズーム駆動して変化した
焦点距離に対応することになる。
【0158】図28はズーム駆動サブルーチンの詳細な
フローチャートである。
【0159】(134)焦点距離変換をして、焦点距離
変換レジスタFZOOMに格納する。
【0160】(135)SW2割り込みを禁止する。ス
トロボズーム駆動中はレリーズ割り込みを禁止すること
でレリーズ時にストロボ照射角がレンズ焦点距離とあわ
ないまま発光しないようにする。
【0161】(136)モータM2を逆転、ストロボの
ズーム駆動を開始する。
【0162】(137)ズームデューティサブルーチン
をコールする。
【0163】(138)ズーム位相を読み出す。
【0164】(139)ズーム位相が中間位相になるま
でステップ137〜139をループする。つまり駆動開
始のズーム位相信号からぬけでるまでまつことになる。
【0165】ここで、ズームデューティサブルーチンを
説明する。
【0166】(145)電池電圧を調べる。電圧があれ
ば146〜149を実行する。
【0167】(146〜147)モータM2を8msの
間逆転させる。
【0168】(148〜149)モータM2を2msの
間ブレーキかける。
【0169】これをステップ137〜139を繰り返し
ている間実行する。したがってモータM2は周期10m
sデューティ80%で駆動されることになる。
【0170】また、電池電圧が低いときはステップ14
6〜149を通らないのでステップ136でモータ逆転
にしたままフル駆動されることになる。したがって電池
電圧が高いときには、80%デューティで減速してスト
ロボズーム駆動の制御性をあげ、なおかつ電圧が低いと
きはズーム駆動速度が遅くならないようにフル駆動する
よう構成されている。
【0171】(140〜142)ズーム位相がいずれか
の停止位置に達するまで駆動する。
【0172】(143)駆動された位相がステップ13
2でもとまった位相ならばステップ144へ、そうでな
ければ再び137へ。
【0173】(144)モータM2にブレーキをかけ
る。
【0174】このようにして、ストロボ照射角をレンズ
焦点距離にあわせる。またズーム駆動ではかならず一度
ズーム位相信号が停止位置をはずれてから停止位置にな
るまで駆動するので、前記説明したようなパターン切り
替わり位置からのオーバーラン量を一定に保つことかで
きる。
【0175】図29はポップアップのサブルーチンの詳
細なフローチャートである。
【0176】ストロボがポップアップしていなければズ
ーム駆動サブルーチンを駆動する。
【0177】(151)上記ズーム駆動サブルーチンで
説明したようにズーム駆動サブルーチンでは、必ず停止
位置をはずれるまで駆動される。そのときの駆動途中で
緊定レバー12は解除されストロボがポップアップする
ので、ズーム位相合わせとホップアップを同一ルーチン
の動作で実現できる。
【0178】(152)ズーム駆動後ポップアップスイ
ッチSW3をチェック、ポップアップできなかった場合
はエラーフラグERRORFに1をたてる。
【0179】以上でスタンバイ状態の動作を説明した。
【0180】さて、スタンバイ状態でレリーズ釦104
を第1ストロークまで押し込むか、あるいはセルフモー
ド設定時にリモコン送信すると、測光フラグSW10N
Fがたちステップ11で測光へ分岐する。
【0181】図30は測光ルーチンの詳細なフローチャ
ートである。
【0182】(154)測光測距に使用するフラグ、レ
ジスタを初期化する。
【0183】合焦フラグJFF、測距不能フラグAFN
GFをクリアする。ストロボ発光制御信号EFENをク
リア、発光禁止する。測光フラグSW1ONFの状態を
記憶するフラグSW1ON−OLDFをセットする。表
示更新要求フラグDSPCHANGEに1を設定する。
【0184】赤目緩和動作中レリーズ禁止フラグINH
RDEYEをセット、自動発光判定前レリーズ禁止フラ
グINHAPOPをセット、単車後レリーズ禁止フラグ
INHDRVをクリア、自動ポップアップ完了フラグP
OPENDFをセットする。
【0185】ストロボモードフラグFLASHFをクリ
ア、絞り込み差分レジスタAVSPDNRに0を格納す
る。
【0186】(155、156)スタンバイ時と同様に
レンズ通信とスイッチ読み込みをコールする。
【0187】(157)SW1の状態チェックルーチン
をコールする。
【0188】(158)スタンバイ時と同じくストロボ
のズーム位置がレンズの焦点距離と合っているかチェッ
クし違っていればズーム駆動する。
【0189】(159)オートフォーカスを行う。
【0190】(160)被写体を測光し適正なシャタ
ー、絞りを演算する。
【0191】(161)赤目緩和機能の制御を行う。
【0192】(162、163)各種のレリーズ条件を
判定しレリーズ可能ならばステップ163からレリーズ
へ分岐する。
【0193】(164)表示を更新する。
【0194】(165、166)測光タイマー時間を制
御、測光終了条件が満たされたらスタンバイへ戻る。そ
うでなければステップ155へ戻って測光測距くりかえ
し実行する。
【0195】それでは、測光の各サブルーチンを詳細に
説明しよう。
【0196】図31はSW1チェックのフローチャート
である。
【0197】(167)測光フラグSW10NFをチェ
ック。
【0198】ステップS11で1になって測光へきたの
でステップ168へ分岐する。
【0199】(168)測光フラグ状態SW10N_O
LDFをチェック、ステップ154でセットされている
のでステップ169を実行、ステップ169はSW10
NFが1から0になるたびに実行される。
【0200】(169)表示更新要求フラグSPCHA
NGEに1を設定する。赤目緩和動作中レリーズ禁止フ
ラグINHRDEYEをセット、自動発光判定前レリー
ズ禁止フラグINHAPOPをセット、自動ポップアッ
プ完了フラグPOPENDFをクリアする。
【0201】ストロボ発光制御信号EFENをクリア、
発光禁止する。
【0202】(170)スタンバイ時と同様にストロボ
アップしていて、まだ充電していなければメインコンデ
ンサ511を充電する。
【0203】(171)測光フラグ状態を記憶するSW
1ON_OLDFをセットする以降SW1がオンの間
は、ステップ170、171のみが実行される。
【0204】SW1ONFが0になるとステップ172
ヘいく。
【0205】(172)ステップ171で測光フラグ状
態SW1ON−OLDFが1になっているのでステップ
173を実行する。
【0206】(173)表示更新要求フラグDSPCH
ANGEに1を設定する。
【0207】単写後レリーズ禁止フラグをクリア、単写
でレリーズ後レリーズ釦SW1をオフするとレリーズ禁
止が解除される。
【0208】(174)レンズ駆動を停止、AF動作を
中止させる。
【0209】(175)赤目緩和動作中レリーズ禁止フ
ラグINHRDEYEをセット、自動発光判定前レリー
ズ禁止フラグINHAPOPをセットする。
【0210】(176)測光フラグの状態を記憶するS
W1ON_OLDFをクリアする。
【0211】以上のようにSW1オンオフするごとに各
フラグを設定することになる。測光フラグがオンならス
トロボ充電させ、オフならAFを停止させる。
【0212】図32はオートフォーカスサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0213】(187〜182)測光フラグがオフ、レ
ンズ駆動中、単写後、ワンショット合焦後はAFしない
ですぐにリターンする。
【0214】(183)AD切り替え信号に0を出力、
A/D変換ポートを測距回路521に切り替える。AF
読みだしクロックAFCLKをクリア、測距センサーに
蓄積を開始させる。
【0215】(184)蓄積終了するまで待つ。
【0216】(185)測距センサーの蓄積をとめる。
【0217】(186〜188)AFCLKのハイロウ
に合わせて1画素づつA/D変換する。
【0218】(189)全画素読み終わるまでステップ
193にループする。
【0219】(190)読みだした画素情報を用いて測
距演算する。
【0220】(191〜192)合焦不能と判定したら
合焦不能フラグAFNGFをたてる。
【0221】(193〜194)合焦ならば合焦フラグ
JFFをたてる。
【0222】(195)マニュアルフォーカスならばレ
ンズ駆動しない。
【0223】(196〜197)デフォーカス量からレ
ンズ駆動量を演算していく歯レジスタFPRに格納し、
レンズに駆動命令をだす。
【0224】以上のようにしてオートフォーカス制御を
行うことができる。
【0225】図33は測光演算ルーチンの詳細なフロー
チャートである。
【0226】(198〜202)ワンショットで合焦後
以外はステップ202で被写体を測光し、Ev値として
求める。ワンショットで合焦後は合焦直前に測光した値
を用いて演算する。つまり、ワンショットモードのとき
は合焦した時にAEロックすることになる。
【0227】(203)全自動モードでなければステッ
プ204以下を実行する。
【0228】(204)ストロボアップスイッチSW3
を判定する。全自動モードでないのでサブルーチンスイ
ッチ読み込みにおいてストロボアップ釦105オンでス
トロボアップすることができる。そして、アップしてい
なければステップ206でAE演算され、ポップアップ
していればステップ208でストロボ演算になる。つま
りストロボのアップダウンでAEかストロボが選択でき
る。
【0229】(206)AE演算では、各露出制御モー
ドにそって演算をおこなう。シャッター優先モードで
は、測光値EVCALRから設定したシャッター秒時T
VDISPRの値を引いて絞り値AVDISPRを求め
る。絞り優先モードでは、測光値EVCALRから設定
した絞り値AVDISPRの値を引いてシャッター一秒
時TVDISPRを求める。プログラムモード、および
全自動モードでは公知のプログラム演算を用いて絞り値
AVDISPR、シャッター一秒時TVDISPRをも
とめる。
【0230】(208)ストロボ演算では、各露出制御
モードにそって演算をおこなう。シャッター優先モード
では、設定シャッター一秒時TVDISPRを同調秒時
以下に制限し、被写体輝度EVCALR等から適切な絞
り値AVDISPRを求める。絞り優先モードでは、測
光値シャッター秒時TVDISPRに同調秒時を設定す
る。プログラムモード、および全自動モードでは公知の
ストロボプログラム演算を用いて絞り値AVDISP
R、シャッター秒時TVDISPRをもとめる。
【0231】ステップ203で全自動モードならばステ
ップ209を実行する。
【0232】(209〜210)まずAEモードで演算
する。
【0233】(218)自動発光するかどうか判別しス
トロボが必要なら、ストロボモードフラグFLASHF
に1をたてる。
【0234】(219〜220)ストロボモードならス
トロボ演算、そうでなければステップ210で演算した
AEのまま制御する。
【0235】図34は自動発光チェックサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0236】(214〜216)AFモードがワンショ
ットでまだ合焦していないときは即リターンする。AF
合焦まではAE演算表示し、AF合焦でAEロック状態
になってから自動発光の判定をする。
【0237】(217〜219)自動発光条件をチェッ
クする。被写体の明るさEVCALRがEv10以下、
AEで演算したシャッタ秒時TVDISPRが焦点距離
分の1以下、および逆光のときステップ220へ、そう
でなければストロボ不要と判定ステップ225へ分岐す
る。
【0238】(220〜222)測光フラグSW1ON
Fが1でかつ一度もポップアップしていなければストロ
ボをポップアップさせる。
【0239】(223〜224)ストロボがポップアッ
プしていればストロボモードフラグFLASHFをたて
る。また一度ポップアップしたことを表すPOPEND
Fをたてる。
【0240】したがってSW1オフならば自動発光条件
でもポップアップしない。また一度ポップアップしたの
ち、撮影者が手でストロボを押し下げたら、ステップ2
21てステップ223に分岐、ステップ223でストロ
ボアップスイッチSW3が0になるのでAE演算のまま
撮影する。つまり、ストロボ発光条件にもかかわらず、
ユーザーがAEで撮影したいと判断してストロボをさげ
ると、レリーズ釦SW1を一度放してオンしステップ1
69でストロボアップフラグPOPENDFがクリアさ
れるまでポップアップしない。
【0241】(225)ポップアップ判定前レリーズ禁
止フラグINHAPOPをクリアする。したがってワン
ショット時は合焦までポップアップしないし、レリーズ
もできない。ポップアップ判定後はレリーズ可能にな
る。
【0242】図35は赤目緩和機能制御(赤目制御)の
サブルーチンのフローチャートである。
【0243】(226〜229)自動発光判定前レリー
ズ禁止フラグINHAPOPが立っているか、ワンショ
ットで合焦していないときはなにもせずリターンする。
したがって、INHRDEYEは立ったままであり、レ
リーズできない。
【0244】(230〜235)赤目緩和制御の判定を
する。赤目緩和モードを設定していない、ストロボアッ
プしていない、SW1オフ、セルフタイマー設定、単写
レリーズ後であればステップ235で赤目緩和カウンタ
REDCNTR、赤目動作中レリーズ禁止フラグINH
RDEYEをクリア、赤目緩和ランプもクリアします。
したがってセルフおよび赤目緩和機能を行わないときは
すぐにレリーズできることになる。
【0245】(236)すでに赤目緩和ランプ33が点
いているならばステップ240へ、点いていないときは
ステップ237へ分岐。
【0246】(237)赤目緩和カウンタREDCTR
に5を格納して、赤目緩和ランプ33を点灯する。
【0247】(238)250msのタイマーを設定す
る。
【0248】(239)表示更新要求フラグDSPCH
ANGEをたてる。
【0249】このフラグにより表示は更新され赤目緩和
作動中の表示に切り替わる。
【0250】測光フラグSW1ONFがオンしている間
ステップ155〜166のループを回り続けるので赤目
制御サブルーチンにも制御がもどってくる。
【0251】ステップ237で赤目緩和ランプ33が点
灯しているからステップ236で237へ分岐する。
【0252】(240)赤目緩和カウンタの値が0でな
いので241へ。
【0253】(241)250ms経過していないのな
ら即リターン。
【0254】(242)250msたったなら赤目緩和
カウンタ1を減らして250msタイマーを再設定、表
示を更新する。
【0255】赤目緩和カウンタをダウンカウントしてい
き0になるとステップ240から243へ分岐する。以
降、SW1オフかレリーズするまでステップ243をと
おる(243)赤目緩和制御中レリーズ禁止を解除す
る。
【0256】図36はレリーズチェックのサブルーチン
のフローチャートである。
【0257】(224)スイッチSW2のたち下がりで
レリーズする割り込みを禁止する。
【0258】(225〜253)レリーズできない条件
の判定 単写後、自動発光判定前、赤目緩和動作中、フィルム終
端、背蓋を閉じたとき、レリーズ釦スイッチSW1がオ
フかつリモコン受け付けていないとき、AFがワンショ
ットで合焦していないときはレリーズしない。
【0259】(254〜255)スイッチSW2がオン
またはリモコン受付ているならばステップ257でレリ
ーズ決定し、ステップ163からレリーズに分岐する。
【0260】(256)レリーズできる条件がととのっ
ていてレリーズ釦スイッチSW2がオフ、リモコンも受
信なしのときはSW2のたち下がりでレリーズ割り込み
が発生するように設定する。レリーズ割り込みが発生す
ると即レリーズから実行を始める。
【0261】したがって、以降155〜166のループ
実行中にレリーズ釦SW2オンされると、実行している
動作を中止してレリーズにとぶ。ただし、前記ズーム駆
動サブルーチンで説明したように、ズーム駆動を行うと
判定したときにはレリーズ禁止になるのでズーム駆動中
はレリーズできない。
【0262】図37は表示制御のサブルーチンである。
【0263】(258)はじめて、このルーチンにくる
ときにはステップ154でDSPCHANGEがたって
いるのでステップ260にとぶ。
【0264】(260〜262)赤目緩和カウンタRE
DCNTRが0でなければ赤目緩和中表示、そうでなけ
れば測光表示をおこなう。
【0265】(263)表示した時間を記憶する。
【0266】以降、DSPCHANGEがたたなければ
155〜166のループをくりかえし実行すると、ステ
ップ259にいたる。
【0267】(259)記憶した表示時間から500m
sたったか判定、500msたったら再表示をおこな
う。したがって500msごとに表示が変更されるので
測光演算値がふらついても表示がちらつくことがない。
【0268】ただし、なにかしらの要因でDSPCHA
NGEがたったときは即表示が更新され、そこからまた
500msカウントすることになる。
【0269】図38は測光タイマー制御のサブルーチン
のフローチャートである。
【0270】(264〜267)測光フラグSW1ON
Fがたっている。または表示が更新されたときはステッ
プ266で6秒の時間設定をおこなう。また表示変更要
求フラグDSPCHANGEを、ステップ267でクリ
アする。
【0271】(268〜269)測光フラグSW1オン
Fが0かつ、表示更新要求フラグDSPCHANGEが
0のまま、6秒経過すると測光タイマー終了と判定、ス
テップ166からスタンバイに戻る。
【0272】つまり、レリーズ釦スイッチSW1を一度
オンして測光するとSW1をオフしてから6秒の測光タ
イマーが働き、その間測光しつづける。6秒経過後にス
タンバイに戻る。
【0273】さて、全自動モード、赤目緩和機能設定時
の動作を簡単に説明する。
【0274】撮影者がカメラを被写体にむけてレリーズ
釦104の第1ストロークをオンすると、ステップ11
から測光ルーチンにはいる。まずステップ154で初期
設定される。つまり合焦フラグJFFはクリア、赤目動
作中レリーズ禁止INHRDEDYEと自動発光判定前
レリーズ禁止がセットされる。
【0275】ステップ159でワンショットAF作動を
開始する。測距演算がおわりレンズが動き始めると、ス
テップ160で測光演算をおこなう。このときは、まだ
合焦していないので自動発光チェックではステップ21
6から即リターン、したがってAE演算の絞り値AVD
ISPRとシヤッター秒時TVDISPRが求められ
る。また赤目制御もステップ233からリターンする。
したがって、まだステップ162のレリーズチェックで
はレリーズできない。そこで表示制御のステップ261
で測光表示をおこない、図3(a)および図4(a)の
表示をおこなう。
【0276】さてレンズが駆動されて、合焦するとステ
ップ194で合焦フラグJFFに1がたつ。したがっ
て、自動発光チェックをおこなう。もし、自動発光チェ
ックで自動発光条件だった場合ステップ222でストロ
ボが自動的にホップアップする。ストロボがアップした
のでステップ224でストロボモードフラグFLASH
Fがセット、ステップ213でストロボモードの演算を
行う。その後赤目制御サブルーチンでははじめてステッ
プ237で赤目緩和ランプ33が点灯する。点灯すると
同時に表示制御ステップ262で赤目中表示をおこな
う。赤目緩和カウンタREDCNTRが5なので、表示
は図3(b)、図4(b)になる。赤目中表示している
あいだは、赤目緩和動作中レリーズ禁止フラグINHR
DEYEはたったままなのでレリーズできない。図3
(b)の表示をしてから250msたつとステップ24
2で赤目緩和カウンタREDCNTRが減算される。同
時に表示も切り替わって図3c図4cの表示になる。同
様にして250ms経過するごとに赤目緩和カウンタR
EDCNTRが減算され、表示も切り替わっていく。赤
目緩和カウンタREDCNTRが減算され0になるとス
テップ243で赤目緩和動作中レリーズ禁止フラグIN
HRDEYEがクリアされる。
【0277】このように、赤目緩和ランプ33を一定時
間点灯すると、被写体の瞳孔が赤目緩和ランプの明かり
に反応して収縮し赤目が発生しにくくなる。その間、2
50msに1回ずつ表示を更新し赤目緩和動作時間中で
あることを撮影者に警告することになる。そして応答時
間の間赤目緩和の効果が出ない間はレリーズを禁止す
る。1.25msたって赤目が発生しにくくなると赤目
緩和動作中レリーズ禁止が解除されレリーズが可能にな
る。レリーズ釦スイッチSW1をオフするとステップ1
75で赤目緩和ランプ33が消灯され、レリーズ釦再押
しでふたたび同じ動作を行う。
【0278】また、自動発光条件に満たなかった場合は
ステップ225で自動発光判断前レリーズ禁止INHA
POPをクリアする。そして、赤目制御サブルーチンで
ストロボモードフラグFLASHFはクリアされたまま
なのでステップ235で赤目動作中レリーズ禁止フラグ
INHRDEYEをクリア、サブルーチンレリーズチェ
ックでAEのままレリーズ可能になる。
【0279】露出設定モードがシャッター優先、絞り優
先、プログラムの場合はストロボは自動でポップアップ
しないでストロボアップ釦105の押し下げでアップす
る。そのため、赤目緩和設定の場合はストロボのアップ
しているときのみ赤目緩和機能をおこなう。
【0280】AFのモードがサーボ、マニュアルフォー
カスの場合は自動ポップアップ、赤目発光はレリーズ釦
スイッチSW1の押し下げと同時におこなわれる。
【0281】また給送モードがセルフタイマー設定の場
合は測光中に赤目緩和ランプ33は点灯しない。セルフ
タイマー設定時はのちに説明する。
【0282】図39はレリーズルーチンのフローチャー
トである。
【0283】(270)サーボAF中でレンズ動いてい
るときのため駆動停止する。
【0284】(271)赤目ランプ消灯する。
【0285】(272)ストロボズーム位置のチェッ
ク。
【0286】(273)ミラーアップさせる。
【0287】(274)何かエラーがあればステップ2
82からリターン。
【0288】(275)シャッター先幕後幕を走行させ
る。
【0289】(276)フィルム巻き上げ、シャッター
チャージを行う。
【0290】(277)ストロボ発光したらチャージす
る (278)スイッチSW2オフしていたらレリーズ終了
する。
【0291】(279)単写レリーズ後ならばレリーズ
終了して連写しないでステップ282へ。
【0292】(280から281)ストロボモードで赤
目緩和モード設定しているときは連写しないでスタンバ
イに戻る。
【0293】(182)赤目緩和動作中レリーズ禁止中
フラグINHRDEYEをたてる。
【0294】したがって、給送モードが連写でも赤目緩
和モード設定でスイッチSW2オンまま保持している
と、1駒終了ごとにスタンバイへ戻り測光ルーチンで赤
目緩和のランプ33を1.25秒点灯してからレリーズ
することになる。赤目緩和モードでなければ給送連写で
SW2保持しているあいだステップ272〜281のル
ープを繰り返す。
【0295】図40はミラーアップのサブルーチンの詳
細なフローチャートである。
【0296】(238)セルフタイマーの処理。セルフ
タイマー設定時はここで10秒待つ。
【0297】(284)シャッターが釈放型なので緊定
をはずすまえにシャッターマグネットMG31、MG3
2に通電する。
【0298】(285)モーターM2を正転させる。
【0299】(286)モーターM2の通電のラッシュ
をさけるため15ms待つ。
【0300】(287〜289)演算した絞りと開放絞
りの差を絞り込み差分レジスタAVSPDNRに格納、
0以下でなければ絞り駆動命令をレンズに送信する。
【0301】(290)露光中の表示を行う。
【0302】(291)チャージミラーアップ位相スイ
ッチCMSP1の状態を判別、オンの間はループを繰り
返す。CMSP1がオフになると292を実行する。
【0303】(292)チャージミラーアップ位相スイ
ッチCMSP2がオンになるまでループする。
【0304】(293)ミラーアップ位相スイッチCM
SP2がオンになりミラーアップ完了したのでモーター
M2にブレーキをかける。
【0305】図41はセルフタイマーのサブルーチンの
詳細なフローチャートである。
【0306】(294)セルフ設定されていなければす
ぐにリターン。
【0307】(295)リモコンでレリーズしたのかス
イッチSW2オンかの判別。リモコンでなければ296
以下を実行する。
【0308】(296)セルフタイマー8秒ウエイトす
る。
【0309】(297〜299)ストロボモードかつ赤
目緩和モード設定時は赤目緩和ランプ33と点灯する。
赤目制御サブルーチンでセルフタイマー設定時には赤目
緩和ランプを点灯しなかったのは、セルフタイマー10
秒の残り2秒の間の時間を用いて赤目緩和ランプ33を
点灯することで測光時とセルフ8秒間分の無駄な電源の
消費を押さえ操作性を向上させるためである。
【0310】(300)2秒ウエイトする。
【0311】リモコンを受信してレリーズに入った場合
にはステップ295で301以下を実行する。(301
〜304)ストロボモードかつ赤目緩和モード設定時は
赤目緩和ランプを2秒間点灯させてからレリーズする。
赤目緩和モードではない場合は即リターンする。これは
リモコン使用時赤目緩和設定していなければ即レリー
ズ、赤目緩和設定ならば赤目緩和ランプ33を2秒間点
灯させてからレリーズするためである。図42はシャッ
ター制御サブルーチンの詳細なフローチャートである。
【0312】(305〜308)フィルム入っていない
ときには巻き上げしない。またフィルムが36駒目まで
撮影しているときはフィルム終端フラグFLMENDF
をたてる。フィルムが入っていて36駒目まで達してい
ないときには巻き上げ要求WNDRQFをたてる。
【0313】(309〜310)給送モード単写設定時
は単写後レリーズ禁止フラグINHDRVを立てる。
【0314】(311)演算したシャッター秒時TVD
ISPRのアックス値から実際のシャッター走査時間を
演算する。
【0315】(312〜313)後幕シンクロ設定スイ
ッチSWPOSTFがはいっていなければ先幕シンクロ
なのでストロボ発光制御信号EFENに1を出力、スト
ロボ発光可能にする。
【0316】(314)シャッター先幕保持マグネット
MG31の通電をオフ、先幕を走行させる。
【0317】シャッタ先幕が走行を終わるとX接点53
1がオンする。ストロボ発光制御回路513はストロボ
発光制御信号EFENとX接点531のオンとのアンド
でストロボ発光のトリガーをトリガー回路514に出力
させる。ストロボが発光して被写体からの反射光が適正
レベルに達したときストロボ発光制御回路513は発光
を停止させる。ただし後幕シンクロ設定時はストロボ発
光制御信号EFENが1になっているのでストロボ発光
しない。
【0318】(315)シャッター実時間の測定開始 (316)実時間の1ms前まで待つ (317)ストロボ発光制御信号EFENに1を出力、
すでにX接点531はオンしているのでストロボ発光制
御回路513はすぐにストロボ発光させ調光制御する。
【0319】(318)実時間たつまで待つ。
【0320】(319)シャッター後幕保持マグネット
MG32の通電オフしてシャッター後幕を走行させる。
【0321】(320)後幕走行完了スイッチSWCN
2がオンになるまで待ってリターンする。
【0322】図43は巻き上げサブルーチンの詳細なフ
ローチャートである。
【0323】(321)シャッターチャージ割り込みを
起動する。モーターM2を起動する。制御は割り込みで
行うのでフローチャートとパラレルに実行される。詳細
は後で説明する。
【0324】(322)モーターM2のラッシュをさけ
るため15msウエイトする。
【0325】(323)レンズに絞り開放命令を送信す
る。
【0326】(324)フィルム巻き上げ割り込みを起
動する。モーターM1を起動する。制御はシャッターチ
ャージと同様割り込みで行うのでこのフローチャートと
パラレルに実行される。
【0327】(325)レンズと通信、データを読み込
む。
【0328】(326)40msウエイトしてミラーが
ダウンするのを待つ。
【0329】(327)測光演算サブルーチンをコール
する。
【0330】(328〜330)AFがサーボモードな
らばオートフォーカスサブルーチンをコール。連写中で
もAFを行う。
【0331】(331)巻き上げ中フラグWNDING
Fが0になるのを待つ。つまりパラレルに行われている
フィルム巻き上げが完了するのを待つ。
【0332】(332)同様にシャッターチャージが完
了するのを待ってリターン、巻き上げを終了する。
【0333】図44はシャッターチャージのサブルーチ
ンの詳細なフローチャートである。
【0334】(333)チャージタイムアウトカウンタ
OC4CNTRに4000を格納する。
【0335】(334)モーターM2を正転させる。
【0336】(335)チャージ中フラグCHGING
Fをセット、チャージ位相状態フラグCMSPFをクリ
アする。
【0337】(336)500μsのタイマー割り込み
を起動させる。
【0338】以降、巻き上げルーチンを実行中に500
μsたつと割り込み発生して500μsタイマー割り込
みに制御が移る。
【0339】(337〜340)チャージタイムアウト
カウンタOC4CNTRを1減算、0になったら339
へ移る。OC4CNTRが0になるのは、500μsご
との割り込みが4000回起きたことになる。つまり2
秒間モーターM2が正転してもチャージが完了しなかっ
たのは、何か事故が起こったものとしてモーターM2に
ブレーキをかけ、エラーフラグERRORFに1をたて
る。同時にチャージ中フラグCHGINGFをクリアす
る。
【0340】(341)チャージ位相状態フラグCMS
PFの判別、はじめはステップ335でクリアされてい
るのでステップ342以下を実行する。
【0341】(342〜344)チャージミラーアップ
位相スイッチCMSP1、CMSP2がいずれか0のと
きはチャージ位相フラグCMSPFは0のままステップ
345へ。ともに1になるとチャージ位相フラグCMS
PFに1をセットする。
【0342】(345)500μs割り込みを再起動し
て割り込み終了する。
【0343】チャージミラーアップ位相スイッチCMS
P1、CMSP2がともに1になった次の割り込みから
はステップ341からステップ346に分岐する。
【0344】(346、347)チャージミラーアップ
位相スイッチCMSP1、CMSP2がいずれか1のと
きはステップ345へいき500μs割り込みを再起動
して割り込み終了する。
【0345】ともに0になるとステップ348へ。
【0346】(348)チャージ完了したのでチャージ
中フラグCHGINGFをクリア。
【0347】(349)モーターM2にブレーキを掛け
て割り込みを終了する。これ以降500μsタイマー割
り込みは起動しない。
【0348】図45はフィルム巻き上げのサブルーチン
の詳細なフローチャートである。
【0349】(350)巻き上げ要求がない。つまりフ
ィルムがないときはなにもせずにリターン。
【0350】(351)巻き上げ要求フラグWNDRQ
Fをクリア、巻き上げ中フラグWNDINGFをセット
する。
【0351】(352)パーフォカウンタに8を格納す
る。
【0352】(353)モーターM1を正転、フィルム
巻き上げを開始させる。
【0353】(354)300msタイマー割り込みを
起動する。
【0354】(355)フィルム信号のたち下がりでか
かる割り込みを起動する。
【0355】モーターM1が正転するとフィルムが巻き
上げられる。フォトトランジスタ505とLED504
の間をフィルムのバーフォレーション部分が通過してい
き、フィルム部分では光を遮るのでフォトトランジスタ
505がオフ、したがってコンパレータ507はハイ、
パーフォ穴部分では光が通過するのでロウの信号を出力
する。パーフォ穴にかかり信号がロウになると割り込み
が発生し、フィルム信号割り込みを実行する。
【0356】(356〜357)パーフォカウンタをダ
ウンカウント、8パーフォつまり1駒分送ったらステッ
プ360へ、まだなら358へ分岐する。
【0357】(358)300msタイマー割り込みを
再起動する。
【0358】(359)フィルム信号割り込みを再起動
して割り込み終了する8パーフォカウントすると。
【0359】(360)巻き上げ中フラグWNDING
Fをクリアする。
【0360】(361)巻き上げ完了したのでモーター
M1にブレーキをかける。
【0361】(362)フィルム枚数を1増やして割り
込みを終了する。
【0362】300ms割り込みタイマーはステップ3
58で1パーフォカウンタするごとに再起動しているの
で通常は発生しない。しかしフィルム終端で突っ張った
ような場合、フィルム信号割り込みの間隔が300ms
より伸びてしまうと300msタイマー割り込みが発生
する。
【0363】(363)巻き上げ中フラグWNDING
Fをクリア。
【0364】(364)モーターM1をブレーキ。
【0365】(365)フィルム終端フラグFLMEN
DFをセットして割り込み終了する。
【0366】以上の説明したようにフィルムの露光、巻
き上げ、シャッターチャージをおこなうことができる。
【0367】
【発明の効果】以上説明したように、一コマ撮影と連続
撮影とに切り換え可能なカメラで連続撮影モード時に、
赤目緩和装置を作動させた場合、必ずストロボ発光の直
前に赤目緩和装置を作動させる様にしたので、連続撮影
時にも安定して赤目の緩和された写真撮影が行われる。
又、ランプにより投光しているので投光時にのみ電気エ
ネルギーを必要としストロボ光みたいにあらかじめエメ
ルギーをチャージする必要がないので、連続撮影のコマ
速の低下を最小限にとどめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラの斜視図である。
【図2】図1に示したカメラの平面図である。
【図3】図1に示したカメラの外部表示状態を示す図で
ある。
【図4】図1に示したカメラのファインダー内表示状態
を示す図である。
【図5】図1に示したカメラのストロボ機構の分解斜視
図である。
【図6】図5に示したストロボ機構の断面平面図であ
る。
【図7】ストロボズーム機構の断面図である。
【図8】ストロボポップアップ機構の一状態を示す側面
図である。
【図9】ストロボポップアップ機構の他の状態を示す側
面図である。
【図10】ストロボポップアップ機構の更に他の状態を
示す側面図である。
【図11】ストロボズーム機構のカムを示す図である。
【図12】ストロボ位相基板を示す構成図である。
【図13】ストロボ位相の標準時のブレーキ開始時の状
態を示す説明図である。
【図14】ストロボ位相のオーバーラン後の停止時の状
態を示す説明図である。
【図15】本発明のカメラの一実施例を示す回路図であ
る。
【図16】本発明の制御フローの一実施例を示す説明図
である。
【図17】図16における初期化ルーチンの例を示すフ
ローを表す説明図である。
【図18】レンズ通信、レンズ1バイト通信、レンズ状
態読込、AVo読込、焦点距離読込ルーチンを示す説明
図である。
【図19】レンズ絞り駆動、レンズ距離環駆動、レンズ
停止、レンズ絞り解放ルーチンを示す説明図である。
【図20】スイッチ読込ルーチンを示す説明図である。
【図21】図20とともにスイッチ読込ルーチンを説明
する説明図である。
【図22】図20、図21とともにスイッチ読込ルーチ
ンを説明する説明図である。
【図23】背蓋チェックルーチンを説明する説明図であ
る。
【図24】ストロボチャージルーチンを説明する説明図
である。
【図25】ズームチェックルーチンを説明する説明図で
ある。
【図26】焦点距離変換ルーチンを説明する説明図であ
る。
【図27】ズーム読込ルーチンを説明する説明図であ
る。
【図28】ズーム駆動ルーチンを説明する説明図であ
る。
【図29】ポップアップルーチンを説明する説明図であ
る。
【図30】測光ルーチンを説明する説明図である。
【図31】SW、スイッチチェックルーチンを説明する
説明図である。
【図32】オートフォーカスルーチンを説明する説明図
である。
【図33】測光演算ルーチンを説明する説明図である。
【図34】自動発光チェックルーチンを説明する説明図
である。
【図35】赤目制御ルーチンを説明する説明図である。
【図36】レリーズチェックルーチンを説明する説明図
である。
【図37】表示制御ルーチンを説明する説明図である。
【図38】測光タイマー制御を示す説明図である。
【図39】レリーズルーチンを示す説明図である。
【図40】ミラーアップルーチンを示す説明図である。
【図41】セルフタイマールーチンを示す説明図であ
る。
【図42】シャッタ制御ルーチンを示す説明図である。
【図43】巻上ルーチンを示す説明図である。
【図44】シャッターチャージ起動ルーチンを示す説明
図である。
【図45】フィルム巻上ルーチンを示す説明図である。
【符号の説明】
500 マイクロコンピュータ 501 モータ駆動回路 504 LED 513 発光制御回路 536 レンズ用マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 顕二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一コマ撮影と連続撮影とに切換可能なカ
    メラであってストロボを強制的に発光させるか、又は外
    光の明るさによって必要であれば発光するストロボ発光
    モードと、該ストロボ発光モードを禁止するストロボ禁
    止モードを有するカメラにおいて、ストロボ発光モード
    時に所定時間被写体に向け光を投光する赤目緩和装置を
    作動、不作動とに切換可能とし連続撮影時に赤目緩和装
    置を作動した場合は、毎コマのストロボ発光直前に赤目
    緩和装置を作動させることを特徴とする赤目緩和装置付
    カメラ。
JP18463991A 1991-07-24 1991-07-24 赤目緩和装置付カメラ Pending JPH0527306A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0636923A1 (en) * 1993-07-30 1995-02-01 Canon Kabushiki Kaisha Camera having red-eye reducing function

Cited By (2)

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