JPH05272806A - 瞬間式給湯器の定常運転時における混合比制御方法 - Google Patents
瞬間式給湯器の定常運転時における混合比制御方法Info
- Publication number
- JPH05272806A JPH05272806A JP7193692A JP7193692A JPH05272806A JP H05272806 A JPH05272806 A JP H05272806A JP 7193692 A JP7193692 A JP 7193692A JP 7193692 A JP7193692 A JP 7193692A JP H05272806 A JPH05272806 A JP H05272806A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- hot water
- heat exchanger
- normal operation
- controlled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定常運転時において設定温度が低い場合の再
使用時の立上がりの悪さを改善したい。 【構成】 熱交換器１の出側の温度を設定温度の範囲内
で許容される最高の温度になるように制御して運転停止
時の残留熱量を大きくする。 【効果】 定常運転時の設定温度に関係なく、熱交換器
１内の残留熱量が常に大きいため、再使用時にこの大き
い残留熱量で立上がりの悪さを改善できる。
使用時の立上がりの悪さを改善したい。 【構成】 熱交換器１の出側の温度を設定温度の範囲内
で許容される最高の温度になるように制御して運転停止
時の残留熱量を大きくする。 【効果】 定常運転時の設定温度に関係なく、熱交換器
１内の残留熱量が常に大きいため、再使用時にこの大き
い残留熱量で立上がりの悪さを改善できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、瞬間式給湯器の定常運
転時における混合比制御方法に関する。
転時における混合比制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】瞬間式給湯器（以下「給湯器」という）
は熱交換器側からの湯とバイパス側からの冷水の混合比
を制御器からの信号に基づいて制御弁で制御することに
より、出湯温度を制御しており、この制御においては、
給湯開始後の混合比は熱交換器の出口付近の温度に関係
なく、最初から所定の混合比になるように制御されてい
る。
は熱交換器側からの湯とバイパス側からの冷水の混合比
を制御器からの信号に基づいて制御弁で制御することに
より、出湯温度を制御しており、この制御においては、
給湯開始後の混合比は熱交換器の出口付近の温度に関係
なく、最初から所定の混合比になるように制御されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
問題がある。
問題がある。
【０００４】設定温度が低く設定され、流量が一定の場
合の定常運転時においては、あらかじめ設定された混合
比に最初から制御弁の混合比率が固定されていることか
ら、定常運転時の設定温度が低い場合には熱交換器出側
の温度も低くなる。このため、一旦使用を停止した場合
の熱交換器内の残留熱量（所謂後沸き熱量）は、設定温
度が高い場合に比較して小さくなり、再出湯開始時にお
ける湯温の立上りは高温で定常運転していた場合に比較
して悪くなる。そして、この立上りは定常運転時の設定
温度によりすべて変動する。
合の定常運転時においては、あらかじめ設定された混合
比に最初から制御弁の混合比率が固定されていることか
ら、定常運転時の設定温度が低い場合には熱交換器出側
の温度も低くなる。このため、一旦使用を停止した場合
の熱交換器内の残留熱量（所謂後沸き熱量）は、設定温
度が高い場合に比較して小さくなり、再出湯開始時にお
ける湯温の立上りは高温で定常運転していた場合に比較
して悪くなる。そして、この立上りは定常運転時の設定
温度によりすべて変動する。
【０００５】本発明の目的は、定常運転時の設定温度に
左右されない立上りを有する給湯器の定常運転時におけ
る混合比制御方法を提供することである。
左右されない立上りを有する給湯器の定常運転時におけ
る混合比制御方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給湯器の定
常運転時における混合比制御方法は次のとおりである。
常運転時における混合比制御方法は次のとおりである。
【０００７】熱交換器側からの湯とバイパス側からの冷
水の混合比を制御弁で制御することにより出湯温度を制
御する瞬間式給湯器において、定常運転時の熱交換器出
口の温度を、設定温度の範囲内で許容される最高温度に
なるように制御弁の混合比率を演算して制御する瞬間式
給湯器の定常運転時における混合比制御方法。
水の混合比を制御弁で制御することにより出湯温度を制
御する瞬間式給湯器において、定常運転時の熱交換器出
口の温度を、設定温度の範囲内で許容される最高温度に
なるように制御弁の混合比率を演算して制御する瞬間式
給湯器の定常運転時における混合比制御方法。
【０００８】
【実施例】図１において、１は熱交換器、２は給水側、
３は出湯側、４はバイパス、５は熱交換器１の出側とバ
イパス４を経由する冷水を設定温度になるように混合す
る制御弁、６は熱交換器１の出側に取り付けられた温度
センサ、７は給水温度センサ、８はガスバーナ、９は制
御器にして、この制御器９は次の制御を行う。
３は出湯側、４はバイパス、５は熱交換器１の出側とバ
イパス４を経由する冷水を設定温度になるように混合す
る制御弁、６は熱交換器１の出側に取り付けられた温度
センサ、７は給水温度センサ、８はガスバーナ、９は制
御器にして、この制御器９は次の制御を行う。
【０００９】出湯温度が設定されると、給水温度を検出
し、この給水温度から設定された出湯温度になるように
熱交換器１側からの温水とバイパス４側からの冷水の混
合比率を演算すると共にこの際の混合比率を、設定温度
の範囲内において許容される最高の温度になるように熱
交換器１側の比率を決定し、制御弁５を制御する。この
ようにすると、一旦運転を停止した際の熱交換器１内の
残留熱量は、定常運転時の設定温度で許容される最高値
となるので、この高い温度を利用して再出湯時における
出湯温度を制御することができる。この結果、特に低い
定常運転後の再出湯時において、立上りを大巾に改善で
きる。
し、この給水温度から設定された出湯温度になるように
熱交換器１側からの温水とバイパス４側からの冷水の混
合比率を演算すると共にこの際の混合比率を、設定温度
の範囲内において許容される最高の温度になるように熱
交換器１側の比率を決定し、制御弁５を制御する。この
ようにすると、一旦運転を停止した際の熱交換器１内の
残留熱量は、定常運転時の設定温度で許容される最高値
となるので、この高い温度を利用して再出湯時における
出湯温度を制御することができる。この結果、特に低い
定常運転後の再出湯時において、立上りを大巾に改善で
きる。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上のように、従来の制御方法
においては、定常運転時の設定温度が低い場合、高い場
合に比較して再使用時の立上りに欠点が認められたが、
本発明によると大巾に改善され、大変使い勝手がよくな
る。
においては、定常運転時の設定温度が低い場合、高い場
合に比較して再使用時の立上りに欠点が認められたが、
本発明によると大巾に改善され、大変使い勝手がよくな
る。
【図１】本発明を実施した瞬間式給湯器の説明図。
１ 熱交換器 ２ 給水側 ３ 出湯側 ４ バイパス ５ 制御弁 ６ 温度センサ ７ 給水温度センサ ８ ガスバーナ ９ 制御器
Claims (1)
- 【請求項１】 熱交換器側からの湯とバイパス側からの
冷水の混合比を制御弁で制御することにより出湯温度を
制御する瞬間式給湯器において、定常運転時の熱交換器
出口の温度を、設定温度の範囲内で許容される最高温度
になるように制御弁の混合比率を演算して制御する瞬間
式給湯器の定常運転時における混合比制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7193692A JPH05272806A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 瞬間式給湯器の定常運転時における混合比制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7193692A JPH05272806A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 瞬間式給湯器の定常運転時における混合比制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05272806A true JPH05272806A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13474897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7193692A Pending JPH05272806A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 瞬間式給湯器の定常運転時における混合比制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05272806A (ja) |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP7193692A patent/JPH05272806A/ja active Pending
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