JPH05272271A - 自閉引戸装置 - Google Patents
自閉引戸装置Info
- Publication number
- JPH05272271A JPH05272271A JP10055692A JP10055692A JPH05272271A JP H05272271 A JPH05272271 A JP H05272271A JP 10055692 A JP10055692 A JP 10055692A JP 10055692 A JP10055692 A JP 10055692A JP H05272271 A JPH05272271 A JP H05272271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- self
- closing
- rail
- closing type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F1/00—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass
- E05F1/02—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass gravity-actuated, e.g. by use of counterweights
- E05F1/04—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass gravity-actuated, e.g. by use of counterweights for wings which lift during movement, operated by their own weight
- E05F1/046—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass gravity-actuated, e.g. by use of counterweights for wings which lift during movement, operated by their own weight with rectilinearly-inclined tracks for sliding wings
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造の自閉引戸装置を提供する。
【構成】 戸袋３に傾斜状のガイドレール４と回転ロー
ラ７とを設けると共に、引戸１と前記回転ローラとの間
に引張り弾機６を介装した。
ラ７とを設けると共に、引戸１と前記回転ローラとの間
に引張り弾機６を介装した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、開放された引戸を自動
的に閉鎖させる自閉引戸装置に関するものである。
的に閉鎖させる自閉引戸装置に関するものである。
【０００２】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、引戸の中には、開放した引戸の手を離すと自動的に
閉鎖するようにした所謂自閉引戸が知られている。しか
るに従来の自閉引戸は、その自閉機構の構造が複雑であ
るうえ、部品点数も多く、このため、どうしても高価な
ものとなり、実用性に乏しいものであつた。
ら、引戸の中には、開放した引戸の手を離すと自動的に
閉鎖するようにした所謂自閉引戸が知られている。しか
るに従来の自閉引戸は、その自閉機構の構造が複雑であ
るうえ、部品点数も多く、このため、どうしても高価な
ものとなり、実用性に乏しいものであつた。
【０００３】そこで、図４に示すように、引戸自体の開
閉案内をすべく開口部に設けられる下レール９あるいは
上レール１０を傾斜状にし、開放時に傾斜上手側に移動
した引戸から手を離したとき、引戸の自重で降下して自
閉するように構成したものもあるが、このものは、引戸
を開放した際に、引戸下縁が床面から上昇するため、そ
れに対応して下レール９を傾斜状にする必要がある。し
かるに、下レールを傾斜状にした場合、該下レールの戸
袋１１側の部位が床面から持ち上がつたものとなつて、
段差が生じ人が躓いたりする惧れがあつて採用できない
ものである。
閉案内をすべく開口部に設けられる下レール９あるいは
上レール１０を傾斜状にし、開放時に傾斜上手側に移動
した引戸から手を離したとき、引戸の自重で降下して自
閉するように構成したものもあるが、このものは、引戸
を開放した際に、引戸下縁が床面から上昇するため、そ
れに対応して下レール９を傾斜状にする必要がある。し
かるに、下レールを傾斜状にした場合、該下レールの戸
袋１１側の部位が床面から持ち上がつたものとなつて、
段差が生じ人が躓いたりする惧れがあつて採用できない
ものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる自閉引戸
装置を提供することを目的として創案されたものであつ
て、開口部の閉鎖をする引戸において、該引戸が建付け
られる躯体側には、傾斜状に配設されたレールと、該レ
ールに案内されて移動する移動体とを設ける一方、引戸
と移動体との間には、移動体が開放側に移動するほど蓄
勢されるように設定した弾機を介装して、引戸を、前記
開放側に移動するほど蓄勢された蓄勢力に基づく反発力
で引戸を閉鎖方向に自動的に移動させるように構成した
ことを特徴とするものである。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる自閉引戸
装置を提供することを目的として創案されたものであつ
て、開口部の閉鎖をする引戸において、該引戸が建付け
られる躯体側には、傾斜状に配設されたレールと、該レ
ールに案内されて移動する移動体とを設ける一方、引戸
と移動体との間には、移動体が開放側に移動するほど蓄
勢されるように設定した弾機を介装して、引戸を、前記
開放側に移動するほど蓄勢された蓄勢力に基づく反発力
で引戸を閉鎖方向に自動的に移動させるように構成した
ことを特徴とするものである。
【０００５】そして本発明は、この構成によつて、簡単
な構造の自閉引戸装置を提供できるようにしたものであ
る。
な構造の自閉引戸装置を提供できるようにしたものであ
る。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、１は引戸であつて、該引戸１
は、開口部床面に設けた下レール２に案内されて左右水
平方向に開閉移動するものであり、その戸尻側には、開
放時の引戸１を収納するための戸袋３が設けられてい
る。該戸袋３の鏡板内側面にはガイドレール４が一体的
に設けられているが、該ガイドレール４は、戸尻側が戸
先側よりも高くなるよう傾斜状に設定されている。一
方、引戸１の戸袋３に対向する面にはブラケツト５が一
体的に取り付けられているが、該ブラケツト５には、引
張り弾機６の基端部が一体的に取り付けられている。ま
た引張り弾機６の先端部は、本発明の移動体に相当する
ローラ７に連結されているが、該ローラ７は前記ガイド
レール４を転動するようになつている。さらにブラケツ
ト５には、支持棒８の基端部が一体的に固着されている
が、該支持棒８は、前記引張り弾機６を遊嵌状に貫通し
ていて、引張り弾機６の作用方向が曲ることなく常に支
持棒８の方向に向くように設定されている。そして、引
戸１が全閉状態のときには、引張り弾機６は最も縮小し
た状態になつていて僅かしか蓄勢されていないが、引戸
１を開放させた場合に、ローラ７はガイドレール４を転
動しながら登り、これによつて引張り弾機６は伸長して
次第に蓄勢される。そしてこの開放状態では、前記伸長
した引張り弾機６の蓄勢力に基づきローラ７をガイドレ
ール４に沿つて下降させようとする力が働き、これによ
つて、引戸１を把持している手を離した場合に、引戸１
は自動的に閉鎖方向に移動して閉鎖されるようになつて
いる。
明する。図面において、１は引戸であつて、該引戸１
は、開口部床面に設けた下レール２に案内されて左右水
平方向に開閉移動するものであり、その戸尻側には、開
放時の引戸１を収納するための戸袋３が設けられてい
る。該戸袋３の鏡板内側面にはガイドレール４が一体的
に設けられているが、該ガイドレール４は、戸尻側が戸
先側よりも高くなるよう傾斜状に設定されている。一
方、引戸１の戸袋３に対向する面にはブラケツト５が一
体的に取り付けられているが、該ブラケツト５には、引
張り弾機６の基端部が一体的に取り付けられている。ま
た引張り弾機６の先端部は、本発明の移動体に相当する
ローラ７に連結されているが、該ローラ７は前記ガイド
レール４を転動するようになつている。さらにブラケツ
ト５には、支持棒８の基端部が一体的に固着されている
が、該支持棒８は、前記引張り弾機６を遊嵌状に貫通し
ていて、引張り弾機６の作用方向が曲ることなく常に支
持棒８の方向に向くように設定されている。そして、引
戸１が全閉状態のときには、引張り弾機６は最も縮小し
た状態になつていて僅かしか蓄勢されていないが、引戸
１を開放させた場合に、ローラ７はガイドレール４を転
動しながら登り、これによつて引張り弾機６は伸長して
次第に蓄勢される。そしてこの開放状態では、前記伸長
した引張り弾機６の蓄勢力に基づきローラ７をガイドレ
ール４に沿つて下降させようとする力が働き、これによ
つて、引戸１を把持している手を離した場合に、引戸１
は自動的に閉鎖方向に移動して閉鎖されるようになつて
いる。
【０００７】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、前述したように、引戸１を開放することに伴つて
引張り弾機６が伸長して蓄勢され、そしてこの蓄勢力に
よつて引戸１は、常に閉鎖方向に移動しようとしてい
る。この結果、開放した手を離せば、引戸１は自動的に
閉鎖することになつて、いちいち閉鎖操作する必要がな
い。
いて、前述したように、引戸１を開放することに伴つて
引張り弾機６が伸長して蓄勢され、そしてこの蓄勢力に
よつて引戸１は、常に閉鎖方向に移動しようとしてい
る。この結果、開放した手を離せば、引戸１は自動的に
閉鎖することになつて、いちいち閉鎖操作する必要がな
い。
【０００８】この様に、本発明においては、引戸１の自
動閉鎖機構を、ガイドレール４とローラ７と引張り弾機
６とを用いることによつて構成でき、この結果、コンパ
クトでしかも簡単な構造にでき、製作費が安く、メンテ
ナンス性のよい自動引戸にすることが出来る。しかもこ
のものは、引張り弾機６の伸縮によつて自閉力を得るも
のであるため、引戸１自体は下レール２に案内されて常
に水平方向に移動し、この結果、下レール２を傾斜状に
して床面から持ち上がつた構造にする必要がなく、フラ
ツトのものにできる。
動閉鎖機構を、ガイドレール４とローラ７と引張り弾機
６とを用いることによつて構成でき、この結果、コンパ
クトでしかも簡単な構造にでき、製作費が安く、メンテ
ナンス性のよい自動引戸にすることが出来る。しかもこ
のものは、引張り弾機６の伸縮によつて自閉力を得るも
のであるため、引戸１自体は下レール２に案内されて常
に水平方向に移動し、この結果、下レール２を傾斜状に
して床面から持ち上がつた構造にする必要がなく、フラ
ツトのものにできる。
【０００９】尚、本発明は、前記実施例に限定されない
ことは勿論であつて、ガイドレール３や引張り弾機５の
配設部所は、戸袋２に限定されず、図３に示す第二実施
例のように開口部上方に配設してもよく、また、弾機は
引張り弾機ではなく圧縮弾機としてもよい。この場合
に、ガイドレールの傾斜方向は逆になることはいうまで
もない。
ことは勿論であつて、ガイドレール３や引張り弾機５の
配設部所は、戸袋２に限定されず、図３に示す第二実施
例のように開口部上方に配設してもよく、また、弾機は
引張り弾機ではなく圧縮弾機としてもよい。この場合
に、ガイドレールの傾斜方向は逆になることはいうまで
もない。
【００１０】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、引戸を開放することに伴つて弾機
が蓄勢され、この蓄勢力によつて引戸が自動的に閉鎖す
ることになる。従つて、いちいち閉鎖操作する必要がな
い。しかも、この自動引戸装置は、レールと、該レール
に案内されて移動する移動体と、該移動体の移動に伴つ
て伸縮して蓄勢される弾機を用いて簡単に構成されるか
ら、引戸は水平移動するものとしながら、非常にコンパ
クトでしかも簡単な構造の自閉引戸装置を提供すること
が出来る。
れたものであるから、引戸を開放することに伴つて弾機
が蓄勢され、この蓄勢力によつて引戸が自動的に閉鎖す
ることになる。従つて、いちいち閉鎖操作する必要がな
い。しかも、この自動引戸装置は、レールと、該レール
に案内されて移動する移動体と、該移動体の移動に伴つ
て伸縮して蓄勢される弾機を用いて簡単に構成されるか
ら、引戸は水平移動するものとしながら、非常にコンパ
クトでしかも簡単な構造の自閉引戸装置を提供すること
が出来る。
【図１】自閉引戸の斜視図である。
【図２】自閉引戸の側面図である。
【図３】自閉引戸の第二実施例を示す斜視図である。
【図４】従来例を示す自閉引戸の正面概略図である。
１ 引戸 ４ ガイドレール ６ 引張り弾機 ７ ローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 開口部の開閉をする引戸において、該引
戸が建付けられる躯体側には、傾斜状に配設されたレー
ルと、該レールに案内されて移動する移動体とを設ける
一方、引戸と移動体との間には、移動体が開放側に移動
するほど伸縮して蓄勢されるように設定した弾機を介装
して、引戸を、前記開放側に移動するほど蓄勢された蓄
勢力に基づく反発力で、水平方向に移動した引戸を閉鎖
方向に自動的に移動させるように構成したことを特徴と
する自閉引戸装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055692A JPH05272271A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 自閉引戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055692A JPH05272271A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 自閉引戸装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05272271A true JPH05272271A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=14277213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10055692A Pending JPH05272271A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 自閉引戸装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05272271A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6633094B1 (en) * | 1999-02-10 | 2003-10-14 | Howa Corporation | Speed regulator for automatically closing slide door |
| US8307497B2 (en) * | 2010-01-14 | 2012-11-13 | Door & Window Hardware Co. | Soft-closing device for a sliding door |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP10055692A patent/JPH05272271A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6633094B1 (en) * | 1999-02-10 | 2003-10-14 | Howa Corporation | Speed regulator for automatically closing slide door |
| US8307497B2 (en) * | 2010-01-14 | 2012-11-13 | Door & Window Hardware Co. | Soft-closing device for a sliding door |
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