JPH05272185A - パネル取付構造 - Google Patents

パネル取付構造

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Publication number
JPH05272185A
JPH05272185A JP9852892A JP9852892A JPH05272185A JP H05272185 A JPH05272185 A JP H05272185A JP 9852892 A JP9852892 A JP 9852892A JP 9852892 A JP9852892 A JP 9852892A JP H05272185 A JPH05272185 A JP H05272185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
skirting board
fixed
insertion tongue
holding leg
Prior art date
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Pending
Application number
JP9852892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Matsumoto
康行 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
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Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd, Naka Corp filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネルの幅木への取付を容易にすると共に、
確実に固定できるようにしたパネル取付構造を提供す
る。 【構成】 床面3に敷設される幅木4を上端が開口する
断面U字状の樋状部材にて形成する。幅木4上に設置さ
れるパネル6の下面にずれ止め部材10を固着する。ず
れ止め部材10に、幅木4の両内側壁面43に当接する
挿入舌片13を形成すると共に、幅木4の外側壁面44
に当接する一対の保持脚片14を形成する。これによ
り、ずれ止め部材10の挿入舌片13と保持脚片14と
が共働して幅木4の側壁42を挾持してパネル6の固定
を確実にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパネル取付構造に関す
るもので、更に詳細には、例えばトイレブースや間仕切
等を構成するパネルの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トイレブースは、鋼板製パネル
を床面に敷設された幅木の上に設置すると共に、これら
パネル同士を直状あるいは交差状に連結することによっ
て構成されている。このように構成されるトイレブース
を組立てるには、従来では、図5に示すように、床面a
に敷設された幅木bの上部にパネルcを載置した状態
で、パネルcの小口側端面に装着されたドアエッジhに
設けた透孔dを貫通する固定ねじeをスペーサfを介し
て幅木bの小口側端面に立設されるねじ用下地部材gに
ねじ込んでパネルcを幅木b上に固定する構造、あるい
は、幅木の上部にパネルを載置して、パネルと幅木に設
けられたパネル受けとを接触させ、パネルの自重による
摩擦によってパネルを固定する構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者す
なわち固定ねじeにてパネルcを幅木b上に設置固定す
る構造においては、パネルcと幅木bの隙間をスペーサ
fで調整する必要があると共に、ねじ用下地部材gを別
途取付ける必要があるため、部品点数が多くなると共
に、取付作業に手間がかかるという問題があった。ま
た、固定ねじeの頭部が外部に露出するので、パネル取
付後の外観の体裁が悪いという問題があった。また、後
者すなわちパネルと幅木とを摩擦により固定する構造に
おいては、パネルと幅木の幅の公差によりガタつくとい
う問題があった。
【0004】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、パネルの幅木への取付を容易にすると共に、確実に
固定できるようにしたパネル取付構造を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のパネル取付構造は、床面に敷設される幅
木と、この幅木上に設置されるパネルとの取付構造にお
いて、上記幅木を上端が開口する断面U字状の樋状部材
にて形成し、上記パネルの下面にずれ止め部材を固着
し、上記ずれ止め部材に、上記幅木の両内側壁面に当接
する挿入舌片と、この挿入舌片と共働して幅木の側壁を
挾持する一対の保持脚片とを具備してなるものである。
【0006】この発明において、上記ずれ止め部材は幅
木の両内側壁面に当接する挿入舌片と、この挿入舌片と
共働して幅木の側壁を挾持する一対の保持脚片とを具備
してなるものであれば、その構造は任意でよいが、好ま
しくはずれ止め部材は、パネル下面に固着される固定基
板と、この固定基板の一端縁から折曲される挿入舌片
と、固定基板の両側縁から折曲される一対の保持脚片と
を具備し、上記挿入舌片又は保持脚片のうちの少なくと
も一方にパネルの側壁に向って押圧するばね力を付勢し
てなる方がよい。更に好ましくは上記挿入舌片の下端に
先端側に向って狭小となる挿入案内用のテーパー部を設
けると共に、保持脚片の下端に外方に向って折曲する案
内用の外向き傾斜部を設ける方がよい。
【0007】
【作用】上記のように構成されるこの発明のパネル取付
構造によれば、パネルの下面に固定部材等によってずれ
止め部材を固着した後、パネルを幅木の上方から落とし
込んで挿入舌片を幅木の両内側壁面に当接すると共に、
一対の保持脚片を幅木の外側壁面に当接することによ
り、挿入舌片と保持脚片とが共働して幅木の側壁を挾持
する。したがって、パネルは幅木の幅方向にずれること
はない。
【0008】また、挿入舌片又は保持脚片のうちの少な
くとも一方にパネルの側壁に向って押圧するばね力を付
勢することにより、パネルの取付を容易にすることがで
きると共に、確実に固定することができる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基いて詳
細に説明する。この実施例では、パネルを用いてトイレ
ブースを形成する場合について説明する。
【0010】図1はこの発明のパネル取付構造を有する
トイレブース全体の斜視図が示されている。
【0011】トイレブースは、建物内の直角な2つの壁
面1のコーナー部を利用して設けられる3連式のトイレ
ブースユニット2にて形成されている。この場合、トイ
レブースユニット2は、床面3に沿って配設された側パ
ネル用幅木4a、隔てパネル用幅木4b及び前パネル用
幅木4cの上方に立設される側パネル5、隔てパネル6
及び前パネル7とで区画形成されており、前パネル7に
設けられた出入口8に扉9が開閉可能に装着されてい
る。なお、側パネル5、隔てパネル6及び前パネル7の
上端はアルミニウム合金製押出形材にて形成される頭継
ぎ2aによって連結されている。なお、トイレブースユ
ニット2内には、例えば衛生陶器Aと連結するトイレユ
ニットBあるいは清掃用のSKユニット(図示せず)が
配設される。
【0012】上記側パネル5、隔てパネル6及び前パネ
ル7は、それぞれこの発明の取付構造によって側パネル
用幅木4a、隔てパネル用幅木4b及び前パネル用幅木
4cの上方に立設されている。以下に、この発明の取付
構造について、隔てパネル6の場合を図2ないし図4を
参照して説明する。
【0013】この発明のパネル取付構造は、床面3に敷
設される隔てパネル用幅木4b(以下に幅木4で代表す
る)と、隔てパネル6(以下にパネルという)の下面に
固着されて幅木4に係合するずれ止め部材10とで主要
部が構成されている。
【0014】上記幅木4は、床面3上に固定される固定
部41と、この固定部41の両端からそれぞれ垂直状に
起立する一対の側壁42とからなる上端が開口する断面
U字状のステンレス鋼製の樋状部材にて形成されてお
り、そして、固定部41を貫通するアンカーボルト20
と、このアンカーボルト20にねじ結合するナット21
をもって床面3に固定されている。
【0015】また、上記ずれ止め部材10は、図4に示
すように、パネル6の下面に固定ねじ11によって固着
される固定基板12と、この固定基板12の一端縁から
下方に向って直角に折曲される挿入舌片13と、固定基
板12の両側縁すなわち挿入舌片13の折曲部側と直交
する方向の縁部から下方に向って折曲される一対の保持
脚片14とを具備してなる。この場合、挿入舌片13は
両側が幅木4の側壁42の内側壁面43に当接する幅寸
法を有し、その先端すなわち下端には先端側に向って狭
小となる挿入案内用のテーパー部13aが設けられてい
る。また、保持脚片14は、それぞれ固定基板12から
折曲される内向き傾斜部14aと、この内向き傾斜部1
4aの下端から垂直方向に折曲されて幅木4の側壁42
の外側壁面44に当接する当接部14bと、当接部14
bの下端から外側に向って折曲される挿入案内用の外向
き傾斜部14cとで構成されており、内向き傾斜部14
aによってばね力が付勢されて当接部14bが幅木4の
側壁42の外側壁面44に圧接し得るようになってい
る。
【0016】したがって、挿入舌片13と保持脚片14
とが共働して幅木4の側壁42を挾持した状態でずれ止
め部材10が幅木4に係合するので、パネル6と幅木4
の取付を強固にすることができる。なおこの場合、固定
基板12の挿入舌片13と対向する辺部が延在されてお
り、この延在部に固定ねじ11を貫挿する長孔15が穿
設され、延在部の両側縁に幅木4の両側壁42間に挿入
する挿入脚片16が折曲されている。これら延在部及び
挿入脚片16は必ずしも設ける必要はなく、例えば図4
に想像線で示すように、長孔15を穿設した固定基板1
2の縁部に上記挿入舌片13及び一対の保持脚片14を
形成した構造であればよい。このように構成されるずれ
止め部材10は、例えば冷間圧延鋼板板部材を打ち抜き
加工及びプレス加工によって成形した後、その表面に電
気亜鉛メッキを施してなる。
【0017】なお、上記実施例では、保持脚片14にば
ね力を付勢する場合について説明したが、ばね力の付勢
は必ずしも保持脚片14のみである必要はなく、保持脚
片14にかえて挿入舌片13を幅木4の側壁内面に押圧
するばね力を付勢してもよく、あるいは、挿入舌片13
と保持脚片14の双方にばね力を付勢するようにしても
よい。
【0018】次に、この発明のパネル取付構造を有する
パネルの組立手順について説明する。まず、予め工場等
で固定ねじ11によってパネル6の下面にずれ止め部材
10を固着したパネルを用意する。そして、アンカーボ
ルト20及びナット21をもって床面3の所定箇所に幅
木4を敷設固定した後、ずれ止め部材10を固着したパ
ネル6を幅木4の上方から落し込む。このとき、ずれ止
め部材10の挿入舌片13のテーパー部13aが案内と
なって挿入舌片13が幅木4の両内側壁面43に当接し
つつ両側壁42間に挿入すると共に、外向き傾斜部14
cが案内となってばね力に抗して一対の保持脚片14が
外側に押し広げられながら幅木4の両外側壁面44に圧
接され、ばね力を付勢した状態で挿入舌片13と保持脚
片14とが共働して幅木4の両側壁42を挾持する。し
たがって、ずれ止め部材10の挿入舌片13と一対の保
持脚片14とが共働して幅木4の両側壁42を挾持する
ので、パネル6を幅木4上に容易に立設することができ
ると共に、幅木4の幅方向のずれを防止した状態で強固
に取付けることができる。
【0019】上記のようにして、床面3に敷設された側
パネル用幅木4a、隔てパネル用幅木4b及び前パネル
用幅木4c上にそれぞれ側パネル5、隔てパネル6及び
前パネル7を設置することができる。
【0020】なお、上記実施例では、この発明のパネル
取付構造をトイレブースに適用した場合について説明し
たが、必ずしもトイレブースに限定されるものではな
く、トイレブース以外の間仕切システムのパネルの取付
にも適用できることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明のパネ
ル取付構造によれば、上記のように構成されているの
で、以下のような効果が得られる。
【0022】1)請求項1記載のパネル取付構造によれ
ば、幅木を上端が開口する断面U字状の樋状部材にて形
成し、パネルの下面に固着されるずれ止め部材に、幅木
の両内側壁面に当接する挿入舌片と、この挿入舌片と共
働して幅木の側壁を挾持する一対の保持脚片とを設ける
ので、従来のようにスペーサやねじ用下地部材を不要と
し、部品点数の削減を図ることができ、しかも、予めず
れ止め部材をパネルの下面に固着することができるの
で、現場での取付作業を容易にすることができる。
【0023】2)請求項2記載のパネル取付構造によれ
ば、挿入舌片又は保持脚片のうちの少なくとも一方にパ
ネルの側壁に向って押圧するばね力を付勢するので、上
記1)に加えてパネルの取付を更に容易にすることがで
きると共に、確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパネル取付構造を有するトイレユニ
ットの全体を示す斜視図である。
【図2】この発明のパネル取付構造を示す断面図であ
る。
【図3】図2の III−III 線に沿う断面図である。
【図4】この発明における幅木、パネル及びずれ止め部
材を示す分解斜視図である。
【図5】従来のパネル取付構造を示す断面斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 床面 4 幅木 5 側パネル 6 隔てパネル 7 前パネル 10 ずれ止め部材 12 固定基板 13 挿入舌片 14 保持脚片 42 側壁 43 内側壁面 44 外側壁面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に敷設される幅木と、この幅木上に
    設置されるパネルとの取付構造において、 上記幅木を上端が開口する断面U字状の樋状部材にて形
    成し、 上記パネルの下面にずれ止め部材を固着し、 上記ずれ止め部材に、上記幅木の両内側壁面に当接する
    挿入舌片と、この挿入舌片と共働して幅木の側壁を挾持
    する一対の保持脚片とを具備してなることを特徴とする
    パネル取付構造。
  2. 【請求項2】 ずれ止め部材は、パネル下面に固着され
    る固定基板と、この固定基板の一端縁から折曲される挿
    入舌片と、固定基板の両側縁から折曲される一対の保持
    脚片とを具備し、 上記挿入舌片又は保持脚片のうちの少なくとも一方にパ
    ネルの側壁に向って押圧するばね力を付勢してなること
    を特徴とする請求項1記載のパネル取付構造。
JP9852892A 1992-03-26 1992-03-26 パネル取付構造 Pending JPH05272185A (ja)

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JP9852892A JPH05272185A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 パネル取付構造

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JP9852892A Pending JPH05272185A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 パネル取付構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4888626A (en) * 1985-03-07 1989-12-19 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Self-aligned gaas fet with low 1/f noise

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4888626A (en) * 1985-03-07 1989-12-19 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Self-aligned gaas fet with low 1/f noise

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010313