JPH0527158Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0527158Y2
JPH0527158Y2 JP1988075059U JP7505988U JPH0527158Y2 JP H0527158 Y2 JPH0527158 Y2 JP H0527158Y2 JP 1988075059 U JP1988075059 U JP 1988075059U JP 7505988 U JP7505988 U JP 7505988U JP H0527158 Y2 JPH0527158 Y2 JP H0527158Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knife
protrusion
paper
edge
guide groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988075059U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01178879U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988075059U priority Critical patent/JPH0527158Y2/ja
Publication of JPH01178879U publication Critical patent/JPH01178879U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0527158Y2 publication Critical patent/JPH0527158Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knives (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、封筒の封止部のように、二つ折りに
された紙片をその折り目に沿つて切り裂くのに適
したガイド機能を有するペーパナイフに関するも
のである。
<従来の技術> 一般に、封書を開封するさい、はさみまたはナ
イフを用いることになるが、前者による開封は封
筒の一辺に沿う部分を細幅に切除するのであるか
ら非常に煩わしく、しかも、封入物まで切断して
しまう恐れがある。また、後者は刃先の尖つたも
のを必要とするので非常に危険であるのみなら
ず、常に折り目に沿つて開封できるという保証は
なく、しかも、封止部に挿入したナイフが切断の
はずみで封止部から脱出しやすく、このようなこ
とがあるとナイフを再び封止部に挿入しなければ
ならない煩わしさがある。
<考案が解決しようとする課題> したがつて本考案の目的とするところは、容易
かつ安全に開封または切り裂きができ、しかも、
封筒または紙片を常に折り目に沿つて連続的に切
り裂けるガイド機能を備えたペーパナイフを提供
することにある。
<課題を解決するための手段> 本考案によると、取つ手部から突出した第1突
出部の先端縁にガイド溝が設けられ、前記先端縁
に接触することなく前記ガイド溝を通じて突出し
た先細の先端部を有する第2突出部と前記ガイド
溝との間に断面U字状の紙片通路が設定される。
そして、前記先端縁側にナイフエツジを向けた小
刀が前記紙片通路の終端に配設される。
<作用> このように構成されたペーパナイフを用いて封
書を開封するには、封筒封止部の一端に第2突出
部の先端を割り込ませ、そのまま他端側へ移動さ
せるだけでよい。この移動によつて紙片通路に入
り込んだ封筒封止部は小刀のナイフエツジで切り
裂かれていくので、第2突出部は封筒封止部の一
端を探り出すへら的役割と、封筒をその折り目に
沿つて小刀側へ送り込むガイド的役割とを果たす
ことになる。しかし、前記ガイド的役割は第2突
出部の先端縁によつて得られる。しかもこの先端
縁は小刀のナイフエツジから離れているので、前
記折り目に沿つた切断効果を得るためには、前記
先端縁と前記ナイフエツジとを結ぶ直線が前記折
り目に沿うように方向づけする必要がある。この
役割を果たすのが、第1突出部のガイド溝と第2
突出部とによつて形成された断面U字状の紙片通
路であり、この紙片通路による方向規制作用が働
くので、たとえ無造作に操作しても常に折り目に
沿つた切断効果を得ることができる。また、第2
突出部は第1突出部の先端縁のガイド溝との間に
断面U字状の紙片通路を設定するものであるか
ら、鋭利なナイフエツジを備えず、これに触れて
も危険でないし、これでもつて切り裂くのではな
いから、切断の過程で封止部または折り目から脱
出してしまうようなこともなく、連続した切断作
業が可能となる。そのうえ、小刀が封筒内に深く
入り込むことが、第1突出部のガイド溝によつて
阻止されるので、封筒内物を傷つけることがな
い。
<実施例> つぎに本考案を図面を示した実施例とともに説
明する。
第1図ないし第3図を参照して、プラスチツク
製の中空棒状の取つ手部1から連続的に突出した
第1突出部2は、その前面壁たる先端縁3にガイ
ド溝4を有し、先端縁3に接触することなくガイ
ド溝4を通じて突出した偏平な先端部を有する第
2突出部5は、ガイド溝4との間に断面U字状の
紙片通路6を設定している。この紙片通路6は、
前記前面壁の厚さ相当分またはそれよりも若干長
い軸方向長を有し、その終端部に配設された小刀
7のナイフエツジ8は先端縁3側を向いている。
また、小刀7はプラスチツクまたは金属からなる
第2突出部5の頂面のスリツトに下部を嵌入し、
第1突出部2の内面に形成された凸部によつて上
方から押さえ込まれている。
小刀7は、多数単位の小刀を単位ごとに分離自
在で連続形成した市販のナイフ替え刃の1単位
で、本実施例では、その替え刃を取つ手1内に収
納しておけるように取つ手1を中空に形成してい
る。
第4図および第5図は、前述のように構成され
たペーパナイフ9を用いて封書10を開封する要
領を説明するためのもので、つず、封書10の封
止部の一端の隙間に第2突出部5の先端部を挿入
する。この先端部は偏平であるので、前記隙間を
探り出す過程でへら的作用をなし、封止部を傷付
けることなく前記隙間を探り出し、この隙間にス
ムーズに割り込むことができる。この状態からペ
ーパナイフ9を図示矢印の方向へ移動させていく
と、封筒封止部は紙片通路6に入り込んで位置規
制作用を受けつつ、同通路の終端部に設けられた
小刀7で切り裂かれていくのであり、この切り裂
きの過程で第2突出部2が前記封止部から脱出す
ることはなく、連続的に切り裂きができる。ま
た、封筒内へ小刀7が深く入り込むことが第1突
出部2によつて阻止されるので、封筒内物を傷つ
ける心配が全くない。
かかるペーパナイフは、封書の開封のみなら
ず、二つ折りにされた紙片をその折り目に沿つて
切り裂く場合にも適用できるのはいうまでもな
い。
<考案の効果> 以上のように本考案は、封書の開封または二つ
折りにされた紙片の切り裂きを、その折り目に沿
つて行なう作業を容易かつ安全に、しかも、能率
よく達成せしめるペーパナイフを提供するもので
あり、とくに、そのガイド機能はナイフエツジ部
に送り込まれる直前の紙片に位置規制作用を与え
るのみならず、小刀が封筒内物を傷つけるのを防
ぎ、また、第2突出部はガイドとしての作用に加
えてへら的作用もなし、かつまた、切断部からの
ナイフの脱出を防ぐなど、頗るすぐれた実用的効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したペーパナイフの要部
の側断面図、第2図は同要部の外観斜視図、第3
図は同要部の破断斜視図、第4図および第5図は
同ペーパナイフの使用要領を説明するための図で
ある。 1……取つ手部、2……第1突出部、3……先
端縁、4……ガイド溝、5……第2突出部、6…
…紙片通路、7……小刀、8……ナイフエツジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取つ手部から突出した第1突出部の先端縁にガ
    イド溝を設け、前記先端縁に接触することなく前
    記ガイド溝を通じて突出した先細の先端部を有す
    る第2突出部と前記ガイド溝との間に断面U字状
    の紙片通路を設定し、前記先端縁側にナイフエツ
    ジを向けた小刀を前記紙片通路の終端に配設して
    なることを特徴とするペーパナイフ。
JP1988075059U 1988-06-06 1988-06-06 Expired - Lifetime JPH0527158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988075059U JPH0527158Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988075059U JPH0527158Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01178879U JPH01178879U (ja) 1989-12-21
JPH0527158Y2 true JPH0527158Y2 (ja) 1993-07-09

Family

ID=31300140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988075059U Expired - Lifetime JPH0527158Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0527158Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01178879U (ja) 1989-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4530154A (en) Slitter assembly
US3383768A (en) Letter opener
US2712933A (en) Creasing tool for building tape
US4081907A (en) Letter opener device
JPH0527158Y2 (ja)
GB2160172A (en) Envelope with integral opening device
EP0059286A1 (en) Envelope
JPH0520119B2 (ja)
JPH01308584A (ja) ペーパナイフ
JPH0274282A (ja) ペーパーナイフ
JP3089439U (ja) 切り取りミシン目付き封筒
US3426629A (en) Method of cutting and scoring a squeeze container closure
KR970014955A (ko) 코너컷터
US1932875A (en) Combined cutting and slitting device
US2913822A (en) Tool for opening money sacks and packages
JP3221231U (ja) 開箱具
US1174348A (en) Envelop-opener and the like.
JP2517298Y2 (ja) 改良された袋の開封ノッチ
KR200188171Y1 (ko) 봉투의구조
JP3018991U (ja) 開封の容易な封筒
JP3227257U (ja) 封筒
US3469478A (en) Apparatus for fabricating automatic closures
KR200363830Y1 (ko) 개봉이 용이한 접착 테이프
JPH04142254A (ja) 封筒
KR960000493Y1 (ko) 포장용 두루마리 랩 케이스