JPH05271152A - ハロマレイン酸およびハロフマル酸エステル類の製造方法 - Google Patents
ハロマレイン酸およびハロフマル酸エステル類の製造方法Info
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- JPH05271152A JPH05271152A JP4353926A JP35392692A JPH05271152A JP H05271152 A JPH05271152 A JP H05271152A JP 4353926 A JP4353926 A JP 4353926A JP 35392692 A JP35392692 A JP 35392692A JP H05271152 A JPH05271152 A JP H05271152A
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
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- C07C69/65—Halogen-containing esters of unsaturated acids
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- C07C67/30—Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 相転移触媒と水の存在下において式IIのジハ
ロ琥珀酸ジアルキル先駆体を1モル当量以上の塩基と反
応させる、脱ハロゲン化水素化による式Iのモノハロマ
ロン酸ジアルキルおよびモノハロフマル酸ジアルキル並
びにそれらの混合物の製造方法。 [Xはハロゲンであり、そしてRはC1−C6アルキル
である] 【効果】 本方法は効果的な低い反応温度、相当短い反
応時間および最少の有機溶媒必要量での改良方法であ
る。
ロ琥珀酸ジアルキル先駆体を1モル当量以上の塩基と反
応させる、脱ハロゲン化水素化による式Iのモノハロマ
ロン酸ジアルキルおよびモノハロフマル酸ジアルキル並
びにそれらの混合物の製造方法。 [Xはハロゲンであり、そしてRはC1−C6アルキル
である] 【効果】 本方法は効果的な低い反応温度、相当短い反
応時間および最少の有機溶媒必要量での改良方法であ
る。
Description
【0001】
【発明の背景】モノハロマレイン酸エステル類およびモ
ノハロフマル酸エステル類は、高性能除草剤の1種であ
る2−(イミダゾリニ−2−ル)ニコチン酸類、エステ
ル類および塩類の製造における重要な中間生成物である
ピリジン−2,3−ジカルボン酸エステル類の製造にお
いて有用である。モノハロマレイン酸エステル類および
モノハロフマル酸エステル類はまた、2−(2−イミダ
ゾリニ−2−ル)キノリン−3−カルボン酸除草剤の製
造における重要な中間生成物であるアニリノフマル酸エ
ステル類の製造においても有用である。イミダゾリニル
除草剤の製造におけるこれらの重要なハロマレイン酸エ
ステルおよびハロフマル酸エステル化合物の使用は米国
特許4,904,816中にも記されている。
ノハロフマル酸エステル類は、高性能除草剤の1種であ
る2−(イミダゾリニ−2−ル)ニコチン酸類、エステ
ル類および塩類の製造における重要な中間生成物である
ピリジン−2,3−ジカルボン酸エステル類の製造にお
いて有用である。モノハロマレイン酸エステル類および
モノハロフマル酸エステル類はまた、2−(2−イミダ
ゾリニ−2−ル)キノリン−3−カルボン酸除草剤の製
造における重要な中間生成物であるアニリノフマル酸エ
ステル類の製造においても有用である。イミダゾリニル
除草剤の製造におけるこれらの重要なハロマレイン酸エ
ステルおよびハロフマル酸エステル化合物の使用は米国
特許4,904,816中にも記されている。
【0002】ジハロ琥珀酸エステル類からハロマレイン
酸またはハロフマル酸エステル類を製造するために使用
される代表的方法は、例えば日本76 16,406およ
び日本68 29,571中に記されている如く高い反応
温度、過剰量の有機溶媒および長い反応時間を必要とす
るものである。
酸またはハロフマル酸エステル類を製造するために使用
される代表的方法は、例えば日本76 16,406およ
び日本68 29,571中に記されている如く高い反応
温度、過剰量の有機溶媒および長い反応時間を必要とす
るものである。
【0003】本発明の目的は、比較的穏やかな反応条件
および比較的短い反応時間を用いてジハロ琥珀酸エステ
ル類からハロマレイン酸またはハロフマル酸エステル類
を製造するための改良された方法を提供することであ
る。
および比較的短い反応時間を用いてジハロ琥珀酸エステ
ル類からハロマレイン酸またはハロフマル酸エステル類
を製造するための改良された方法を提供することであ
る。
【0004】
【発明の要旨】本発明は式I
【0005】
【化3】 [式中、Xはハロゲンであり、そしてRはC1−C6アル
キルである]の化合物の製造方法を提供するものであ
り、それは式II
キルである]の化合物の製造方法を提供するものであ
り、それは式II
【0006】
【化4】 [式中、XおよびRは式Iに関して記されている如くで
ある]の化合物を相転移触媒および水の存在下で少なく
とも1モル当量の塩基と反応させることからなってい
る。
ある]の化合物を相転移触媒および水の存在下で少なく
とも1モル当量の塩基と反応させることからなってい
る。
【0007】本発明の方法は、効果的な低い反応温度、
相当短い反応時間および最少の有機溶媒必要量での改良
方法である。
相当短い反応時間および最少の有機溶媒必要量での改良
方法である。
【0008】
【発明の記載】本発明は、適当なジハロ琥珀酸エステル
先駆体を介するモノハロマレイン酸エステルおよびモノ
ハロフマル酸エステルの改良された製造方法に関するも
のである。モノハロマレイン酸エステルおよびモノハロ
フマル酸エステル化合物は新種の高性能2−(イミダゾ
リニ−2−ル)ニコチン酸エステルおよび−キノリン−
3−カルボン酸エステル除草剤の製造における重要な中
間生成物である。
先駆体を介するモノハロマレイン酸エステルおよびモノ
ハロフマル酸エステルの改良された製造方法に関するも
のである。モノハロマレイン酸エステルおよびモノハロ
フマル酸エステル化合物は新種の高性能2−(イミダゾ
リニ−2−ル)ニコチン酸エステルおよび−キノリン−
3−カルボン酸エステル除草剤の製造における重要な中
間生成物である。
【0009】式Iのモノハロマレイン酸およびモノハロ
フマル酸ジアルキルを相転移触媒(PTC)および水の
存在下で任意に高温において少なくとも1モル当量のア
ルカリ金属塩基と反応させることにより、式Iの化合物
を式IIのジハロ琥珀酸ジアルキルから製造できるという
ことを今見いだした。反応は工程図Iに示されており、
そこではXはハロゲンでありそしてRはC1−C6アルキ
ルである。
フマル酸ジアルキルを相転移触媒(PTC)および水の
存在下で任意に高温において少なくとも1モル当量のア
ルカリ金属塩基と反応させることにより、式Iの化合物
を式IIのジハロ琥珀酸ジアルキルから製造できるという
ことを今見いだした。反応は工程図Iに示されており、
そこではXはハロゲンでありそしてRはC1−C6アルキ
ルである。
【0010】
【化5】 明細書および特許請求の範囲中で使用されているハロゲ
ンという語は、Cl、BrおよびIを示している。本発
明の方法における使用に適している塩基は、アルカリ金
属水酸化物類、例えばNaOHまたはKOH、アルカリ
金属炭酸塩類、例えばNa2CO3、K2CO3など、およ
びアルカリ金属炭酸水素塩類、例えばNaHCO3、K
HCO3など、である。例えばNaHCO3の如きアルカ
リ金属炭酸塩類が好適である。本発明の方法における使
用に適している相転移触媒には、テトラアルキル化され
たアンモニウム塩類、例えば臭化テトラ−n−ブチルア
ンモニウム、硫酸水素トリカプリルメチルアンモニウ
ム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、塩化トリブ
チルメチルアンモニウムなど、が包含される。
ンという語は、Cl、BrおよびIを示している。本発
明の方法における使用に適している塩基は、アルカリ金
属水酸化物類、例えばNaOHまたはKOH、アルカリ
金属炭酸塩類、例えばNa2CO3、K2CO3など、およ
びアルカリ金属炭酸水素塩類、例えばNaHCO3、K
HCO3など、である。例えばNaHCO3の如きアルカ
リ金属炭酸塩類が好適である。本発明の方法における使
用に適している相転移触媒には、テトラアルキル化され
たアンモニウム塩類、例えば臭化テトラ−n−ブチルア
ンモニウム、硫酸水素トリカプリルメチルアンモニウ
ム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、塩化トリブ
チルメチルアンモニウムなど、が包含される。
【0011】本発明の方法に従うと、式IIのジハロ琥珀
酸エステルを相転移触媒、好適にはテトラアルキル化さ
れたアンモニウム塩、の存在下で、任意に約45°−7
5℃の、好適には約50°−60℃の、高温において、
約1.0−1.5モル当量のアルカリ金属塩基、好適には
アルカリ金属炭酸塩、と反応させて式Iのモノハロマレ
イン酸およびモノハロフマル酸エステル生成物を生成す
る。
酸エステルを相転移触媒、好適にはテトラアルキル化さ
れたアンモニウム塩、の存在下で、任意に約45°−7
5℃の、好適には約50°−60℃の、高温において、
約1.0−1.5モル当量のアルカリ金属塩基、好適には
アルカリ金属炭酸塩、と反応させて式Iのモノハロマレ
イン酸およびモノハロフマル酸エステル生成物を生成す
る。
【0012】有利なことに、式Iの生成物の生成速度は
相転移触媒の存在により大きく促進されそして高められ
た温度によりさらに増加する。従って、温度を約45°
−75℃の範囲に高めることにより有効な反応速度が得
られる。
相転移触媒の存在により大きく促進されそして高められ
た温度によりさらに増加する。従って、温度を約45°
−75℃の範囲に高めることにより有効な反応速度が得
られる。
【0013】反応混合物相を分離しそして任意に有機相
を蒸留することにより、生成物を単離することができ
る。相分離は例えばトルエン、ベンゼン、キシレン、モ
ノもしくはジクロロベンゼン、塩化メチレン、四塩化炭
素、メチルイソブチルケトンなどの如き適当な有機溶媒
の添加により促進させることができる。
を蒸留することにより、生成物を単離することができ
る。相分離は例えばトルエン、ベンゼン、キシレン、モ
ノもしくはジクロロベンゼン、塩化メチレン、四塩化炭
素、メチルイソブチルケトンなどの如き適当な有機溶媒
の添加により促進させることができる。
【0014】本発明の方法を下記の実施例によりさらに
説明するが、それらは単に例示用でありそれらにより限
定されるものではない。
説明するが、それらは単に例示用でありそれらにより限
定されるものではない。
【0015】断らない限り、全ての部数は重量部であ
る。HPLCという語は高性能液体クロマトグラフィー
を示しており、そしてHRGCは高分解能ガスクロマト
グラフィーを示している。
る。HPLCという語は高性能液体クロマトグラフィー
を示しており、そしてHRGCは高分解能ガスクロマト
グラフィーを示している。
【0016】
【実施例】実施例1 ジクロロ琥珀酸ジエチルからのクロロフマル酸ジエチル
およびクロロマレイン酸ジエチルの製造 無水炭酸ナトリウム(9.8g、0.093モル)および
臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム(0.9g、0.0
028モル)の35gの水中での撹拌されている混合物
をジクロロ琥珀酸ジエチル(15.0g、0.062モ
ル)で処理しそしてHPLC分析により反応が完了する
時まで55℃で2時間加熱した。反応混合物を室温に冷
却し、そしてトルエンで抽出した。抽出物を一緒にしそ
して蒸留して、標記生成物を95%の収率でHRGC分
析によりそれぞれ同定されているクロロフマル酸ジエチ
ルおよびクロロマレイン酸の6:1混合物状で与えた。
およびクロロマレイン酸ジエチルの製造 無水炭酸ナトリウム(9.8g、0.093モル)および
臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム(0.9g、0.0
028モル)の35gの水中での撹拌されている混合物
をジクロロ琥珀酸ジエチル(15.0g、0.062モ
ル)で処理しそしてHPLC分析により反応が完了する
時まで55℃で2時間加熱した。反応混合物を室温に冷
却し、そしてトルエンで抽出した。抽出物を一緒にしそ
して蒸留して、標記生成物を95%の収率でHRGC分
析によりそれぞれ同定されているクロロフマル酸ジエチ
ルおよびクロロマレイン酸の6:1混合物状で与えた。
【0017】実施例2 本発明の方法の速度論研究(相転移触媒の存在下) 無水炭酸ナトリウム(16.0g、0.15モル)および
臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム(2.2g、0.0
068モル)の撹拌されている混合物をジクロロ琥珀酸
ジエチル(53.1g、0.22モル)で処理した。反応
混合物を60℃に加熱し、そして反応が完了するまでこ
の温度に保った。定期的に、試料を除去しそしてガスク
ロマトグラフィーにより分析した。結果を下表Iに示
す。
臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム(2.2g、0.0
068モル)の撹拌されている混合物をジクロロ琥珀酸
ジエチル(53.1g、0.22モル)で処理した。反応
混合物を60℃に加熱し、そして反応が完了するまでこ
の温度に保った。定期的に、試料を除去しそしてガスク
ロマトグラフィーにより分析した。結果を下表Iに示
す。
【0018】反応が完了した時に、塩化メチレンを反応
混合物に加えそして相を分離した。有機相を蒸留して、
45.1g(97.4%純度)の標記生成物を96.6%
の収率で与え、それはHRGC分析によると83.3%
のクロロフマル酸ジエチルおよび14.1%のクロロマ
レイン酸ジエチルからなっていた。
混合物に加えそして相を分離した。有機相を蒸留して、
45.1g(97.4%純度)の標記生成物を96.6%
の収率で与え、それはHRGC分析によると83.3%
のクロロフマル酸ジエチルおよび14.1%のクロロマ
レイン酸ジエチルからなっていた。
【0019】
【表1】 表I 相転移触媒の存在下におけるクロロフマル酸エステル およびクロロマレイン酸エステルの生成比 反応時間(分) %DEDCS1 %DECF2 %DECM3 0 91.6 0 0 30 8.2 75.9 9.5 50 5.5 81.2 11.2 90 0 83.7 13.81 ジクロロ琥珀酸ジエチル2 クロロフマル酸ジエチル3 クロロマレイン酸ジエチル 表I中に示されている如く、反応は本質的に60℃にお
いて約1時間で完了し、そして全体的収率は本質的に定
量的であった。
いて約1時間で完了し、そして全体的収率は本質的に定
量的であった。
【0020】実施例3 比較用の速度論研究(相転移触媒の不存在下) 無水炭酸ナトリウム(5.3g、0.05モル)の水中で
の撹拌されている混合物をジクロロ琥珀酸ジエチル(1
7.7g、0.065モル)で処理した。反応混合物を6
0℃に加熱しそして反応が終わるまでこの温度に保っ
た。試料を定期的に除去しそして実施例2に記されてい
る如くして分析した。結果を下表IIに示す。0の反応時
間においてなされた測定は60℃に加熱し始めた後に行
われた。
の撹拌されている混合物をジクロロ琥珀酸ジエチル(1
7.7g、0.065モル)で処理した。反応混合物を6
0℃に加熱しそして反応が終わるまでこの温度に保っ
た。試料を定期的に除去しそして実施例2に記されてい
る如くして分析した。結果を下表IIに示す。0の反応時
間においてなされた測定は60℃に加熱し始めた後に行
われた。
【0021】
【表2】 表II 相転移触媒の不存在下におけるクロロフマル酸エステル およびクロロマレイン酸エステルの生成比 反応時間(分) %DEDCS1 %DECF2 %DECM3 0 94.2 3.5 0 80 48.0 44.3 5.3 130 37.8 53.1 6.7 190 29.2 60.5 7.8 240 23.3 65.5 8.8 280 19.6 68.0 9.3 355 15.7 72.0 9.91 ジクロロ琥珀酸ジエチル2 クロロフマル酸ジエチル3 クロロマレイン酸ジエチル 表II中に示されている如く、60℃における約1時間後
に反応はまだ不完全であった。
に反応はまだ不完全であった。
【0022】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
おりである。
【0023】1.式I
【0024】
【化6】 [式中、Xはハロゲンであり、そしてRはC1−C6アル
キルである]の化合物の製造方法において、式II
キルである]の化合物の製造方法において、式II
【0025】
【化7】 [式中、XおよびRは式Iに関して記されている如くで
ある]の化合物を相転移触媒および水の存在下で少なく
とも1モル当量の塩基と反応させることからなる方法。
ある]の化合物を相転移触媒および水の存在下で少なく
とも1モル当量の塩基と反応させることからなる方法。
【0026】2.塩基が約1.0−1.5モル当量の量で
存在している、上記1の方法。
存在している、上記1の方法。
【0027】3.塩基がアルカリ金属水酸化物、炭酸塩
または炭酸水素塩である、上記1の方法。
または炭酸水素塩である、上記1の方法。
【0028】4.塩基がアルカリ金属炭酸塩である、上
記3の方法。
記3の方法。
【0029】5.相転移触媒がテトラアルキル化された
アンモニウム塩である、上記1の方法。
アンモニウム塩である、上記1の方法。
【0030】6.相転移触媒が臭化テトラ−n−ブチル
アンモニウムである、上記5の方法。
アンモニウムである、上記5の方法。
【0031】7.反応を高められた温度において実施す
る、上記1の方法。
る、上記1の方法。
【0032】8.温度が約45°−75℃である、上記
7の方法。
7の方法。
【0033】9.温度が約50°−60℃である、上記
8の方法。
8の方法。
【0034】10.XがClでありそしてRがメチルま
たはエチルである、上記1の方法。
たはエチルである、上記1の方法。
Claims (1)
- 【請求項1】 式I 【化1】 [式中、Xはハロゲンであり、そしてRはC1−C6アル
キルである]の化合物の製造方法において、式II 【化2】 [式中、XおよびRは式Iに関して記されている如くで
ある]の化合物を相転移触媒および水の存在下で少なく
とも1モル当量の塩基と反応させることからなる方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/812,521 US5214198A (en) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | Process for the manufacture of halomaleic and halofumaric esters |
US812521 | 1991-12-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05271152A true JPH05271152A (ja) | 1993-10-19 |
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Family
ID=25209837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5214198A (ja) |
EP (1) | EP0548560B1 (ja) |
JP (1) | JP3293676B2 (ja) |
KR (1) | KR100262747B1 (ja) |
AT (1) | ATE132846T1 (ja) |
BR (1) | BR9205098A (ja) |
DE (1) | DE69207571T2 (ja) |
DK (1) | DK0548560T3 (ja) |
ES (1) | ES2084251T3 (ja) |
GR (1) | GR3018669T3 (ja) |
IL (1) | IL104135A (ja) |
TW (1) | TW224090B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116406A (ja) * | 1974-07-31 | 1976-02-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Oirudatsushuhotsuto |
DE3127432A1 (de) * | 1981-07-11 | 1983-02-03 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von fumarsaeuremonoester |
FR2534575A1 (fr) * | 1982-10-19 | 1984-04-20 | Rhone Poulenc Chim Base | Procede de preparation d'esters lineaires par carbonylation de composes monoolefiniques |
DE3634356A1 (de) * | 1986-10-08 | 1988-04-21 | Epis Sa | Arzneimittel enthaltend alpha-halogenierte dicarbonsaeuren |
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1991
- 1991-12-20 US US07/812,521 patent/US5214198A/en not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-11-23 DE DE69207571T patent/DE69207571T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-23 EP EP92119893A patent/EP0548560B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-23 DK DK92119893.3T patent/DK0548560T3/da active
- 1992-11-23 ES ES92119893T patent/ES2084251T3/es not_active Expired - Lifetime
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- 1992-11-26 TW TW081109495A patent/TW224090B/zh active
- 1992-12-16 JP JP35392692A patent/JP3293676B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 1992-12-18 BR BR9205098A patent/BR9205098A/pt not_active IP Right Cessation
- 1992-12-19 KR KR1019920024796A patent/KR100262747B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-01-16 GR GR950402389T patent/GR3018669T3/el unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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BR9205098A (pt) | 1993-06-22 |
US5214198A (en) | 1993-05-25 |
ATE132846T1 (de) | 1996-01-15 |
ES2084251T3 (es) | 1996-05-01 |
IL104135A (en) | 1996-06-18 |
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IL104135A0 (en) | 1993-05-13 |
DK0548560T3 (da) | 1996-02-05 |
EP0548560A3 (en) | 1993-07-28 |
DE69207571D1 (de) | 1996-02-22 |
TW224090B (ja) | 1994-05-21 |
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