JPH05270612A - 端数製品の梱包方法 - Google Patents

端数製品の梱包方法

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JPH05270612A
JPH05270612A JP6712092A JP6712092A JPH05270612A JP H05270612 A JPH05270612 A JP H05270612A JP 6712092 A JP6712092 A JP 6712092A JP 6712092 A JP6712092 A JP 6712092A JP H05270612 A JPH05270612 A JP H05270612A
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JP
Japan
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products
product
package
collective
packing
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Pending
Application number
JP6712092A
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English (en)
Inventor
Akira Shinohara
章 篠原
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 銘柄変更により発生する原糸パッケ−ジの端
数製品を集合梱包する際にその保管効率と梱包装置の可
動効率を向上させる。 【構成】 同一銘柄製品Pを1つに集合梱包する際に、
段当りの梱包製品数に対応する製品Pを載荷する搬送体
11の保管棚12と集合梱包した梱包体Kの保管棚18
を設け、銘柄変更で生じた端数製品は搬送体11に載荷
した状態で、段数不足を生じた集合梱包体Kはその状態
で、対応する各保管棚12,18に一時的に保管し、こ
の後同一銘柄製品に変更した際に各保管棚12,18か
ら端数製品を載荷したプレ−ト11或は段数不足の集合
梱包体Kを取り出し、該プレ−ト11或は集合梱包体K
が正常数となるように製品Pを完載する。これにより製
品の端数処理が容易となり製品搬送や製品梱包の効率も
大幅に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は他銘柄の製品を同一の製
品梱包ラインにおいて梱包する際に生じる端数製品もし
くは製品端数の梱包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリエステル繊維のような合成繊
維の製造においても少量多品種生産に移行してきたが、
製品の原糸パッケ−ジ、例えばチ−ズの梱包においては
1段当たり2個以上の製品を2段以上に重ねた、いわゆ
る集合梱包形態を採用している。 このような製品を梱
包する場合には、玉揚された原糸パッケ−ジが一時保管
されている製品ストレ−ジ工程より同一銘柄単位に製品
を払い出して1つの集合梱包に必要な製品数を搬送ライ
ンに整列させてから梱包を行っている。
【0003】しかし、多品種少量生産においては、次々
と銘柄を変更する必要があるために1つの集合梱包に満
たない製品端数が生ずることがしばしば発生する。この
ような場合、製品端数への対応には次の2つの方法が考
えられる。
【0004】1つは、製品端数を製品ストレ−ジ工程へ
戻す方法である。
【0005】他の1つは、端数の集合梱包を行い次回の
同一銘柄の製品梱包の際に、積み足していく方法であ
る。
【0006】前者は製品ストレ−ジ工程より払い出され
た製品を再度製品ストレ−ジラインに戻すため製品梱包
工程まで製品を搬送するラインの使用効率が低下するば
かりか、玉揚された原糸パッケ−ジの端数製品のため製
品ストレ−ジ工程のスペ−ス効率を低下させ、玉揚され
た製品と端数製品との両方の管理が必要となって製品管
理が非常に面倒で複雑になる問題がある。
【0007】また、後者は製品端数の集合梱包に製品の
1つ1つを積み足していくため梱包装置の稼働効率を極
端に低下させるばかりでなく、可動範囲の非常に大きい
梱包装置が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、製糸工程の
梱包工程において発生する原糸パッケ−ジの端数製品集
合梱包における、上記のような問題点に鑑みなされたも
ので、端数製品の保管効率と梱包装置の可動効率を向上
させるとともに、梱包装置の簡易化を図ることができる
端数梱包製品の梱包方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は段当
り少なくとも2個以上の同一銘柄の製品を1つに集合梱
包するに際し、段当りの梱包製品数に対応する製品を載
荷する搬送体の保管棚と集合梱包した梱包体を保管する
棚を設け、製品銘柄の変更によって生じた端数製品は前
記搬送体に載荷した状態で、段数不足を生じた集合梱包
体はその状態で、それぞれ上記対応する各保管棚に一時
的に保管し、この後同一銘柄製品に変更が行われた際に
各保管棚から端数製品を載荷したプレ−トあるいは段数
不足の集合梱包体を取り出し、該プレ−トあるいは集合
梱包体に正常数となるように製品を完載することを特徴
とする端数製品の梱包方法である。
【0010】
【作用】巻取機にて巻き取られた原糸パッケ−ジは製品
ストレ−ジ工程内に搬送されて一時保管されるが、製品
払い出しは計画的に指定された銘柄を製品ストレ−ジ工
程より取り出し、製品搬送ラインに送られる。この搬送
ラインに送られた製品は前回の製品払出しにおいて発生
した同一銘柄の個数端数を収納した搬送体を一時的に保
管した棚より取り出し、これに不足分を移載する。
【0011】梱包体一段分の製品を完載した移送体は集
合梱包装置に送られ所定の集合梱包体にされる。ここ
で、銘柄変更により集合梱包に必要な段数が不足した場
合、この段数不足の梱包体は次の同一銘柄製品に変更さ
れまで一時的に保管する棚に運ばれて管理される。
【0012】銘柄変更により同一製品を完載した移送体
が送られてくると保管棚から上記段数不足の梱包体を取
り出し、同一製品の積み込みによって完載となる所定数
の段数に満たすことにより、正常な集合梱包体とする。
これにより製品の端数処理がきわめて容易となり製品搬
送や製品梱包などの効率も大幅に向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
する。図1(a)及び(b)は本発明を実施する工程の
説明図である。
【0014】図(a)において、巻取機等で玉揚された
原糸パッケ−ジPはカ−ト1に積載されて搬送コンベア
2によって製品ストレ−ジへ3運ばれ保管される。パッ
ケ−ジPを積載して移送を行うカ−ト1は横方向に突出
したパッケ−ジ積載用の4本のペグ1aを有しており、
これら各ペグ1aには対応する4台の巻取機で巻き取ら
れた原糸パッケ−ジPがそれぞれ串刺し状態に載荷され
る。
【0015】原糸パッケ−ジPは完成巻取毎にドッフタ
イムテ−ブルと呼ばれる巻取時間で管理されており、ド
ッフ時刻になる毎に同一銘柄の原糸パッケ−ジPがカ−
ト1に移載されるようになされている。カ−ト1に載荷
された原糸パッケ−ジPはコンベア2によりカ−ト1を
一時的に保管しておく製品ストレ−ジ3へ搬送され保管
される。
【0016】ストレ−ジ3に保管された製品(パッケ−
ジP)を積載したカ−ト1は製品払出し計画を管理する
管理用コンピュ−タによって同一銘柄を製品払出単位と
してストレ−ジ3より取出して、払出しコンベア4によ
り積載機5まで搬送する。
【0017】積替機5まで搬送された製品はカ−ト1か
ら選別用のトレイ6に原糸パッケ−ジP1個毎に積替え
られ、選別コンベア7により検査装置8に搬送され、こ
こで完巻良品、完巻格下品、小巻良品の3種類と不良品
に製品格付けされて、前者3種類の製品はコンベア9を
介して積替機10に、後者の不良品は図示しないコンベ
アから不良品ストレ−ジに払い出される。
【0018】同一銘柄を3種類に格付けされた製品はト
レイ6から集合包装の1段分の原糸パッケ−ジ製品格付
け毎の3種類の搬送用のプレ−ト11へ原糸パッケ−ジ
1個ずつ積替機10で移載される。ここで、本実施例で
は集合梱包される原糸パッケ−ジ1段分は12個積みの
プレ−トを採用しいる。
【0019】1段分の原糸パッケ−ジPをプレ−ト11
に移載する際に、銘柄切替えが行われた最初のプレ−ト
11への移載は前回同一銘柄の移載においてプレ−ト1
1の銘柄切替えで発生した12個未満の個数端数の原糸
パッケ−ジPを積載したプレ−ト11が端数保管棚12
に保管されている場合は、端数保管棚12からコンベア
13を通して積替機10に運ばれ、12個までのパッケ
−ジPの不足分の積み足しがが行われる。
【0020】端数管理棚12に同一銘柄のプレ−ト11
がない場合、または2回目のプレ−ト11への移載の場
合は空のプレ−ト11が積替機10の所へ搬送され原糸
パッケ−ジPが積み込まれる。
【0021】1段分の原糸パッケ−ジPが12個に完載
されたプレ−ト11は集合梱包に必要な段数分のプレ−
ト11を製品格付け毎に保管するストレ−ジライン14
へ搬送され、必要段数分のプレ−ト11がストレ−ジラ
イン14に揃うと集合梱包工程15に搬送されていく。
【0022】このように次々と集合梱包工程15にプレ
−ト11が搬送されていくが、銘柄切換が発生すると1
2個に完載されていない個数端数の生じたプレ−ト11
は端数保管棚12へ次回の同一銘柄の梱包まで一時保管
される。
【0023】この端数保管棚12には同一銘柄に対して
製品格付けの3種類の個数端数が積載されたプレ−ト1
1を保管する棚が必要銘柄分準備されている。
【0024】次に原糸パッケ−ジPを5段積みの集合梱
包とする例について説明する。
【0025】図1(b)において、集合梱包装置16で
1集合梱包分の原糸パッケ−ジPをプレ−ト11から1
段分ずつ12個を同時に取ってパレット上の梱包箱17
などの内部に移載して集合梱包を行う場合、銘柄切替え
のなされた最初の集合梱包を行う際は、前回同一銘柄の
移載において集合梱包の銘柄切替えで発生した5段未満
の段数端数の原糸パッケ−ジ積載の集合梱包体Kが、集
合梱包体Kを保管する段数端数集合梱包保管棚18に保
管されているときは、この保管棚18からコンベア19
を通して集合梱包装置16へ搬送され、5段まで原糸パ
ッケ−ジPの段数不足分の積み足しが行われる。
【0026】保管棚18に同一銘柄の段数端数集合梱包
体Kがない場合、または2回目の集合梱包を行うときは
空のパレット20が集合梱包装置16に移送されプレ−
ト11より1段分ずつ原糸パッケ−ジPを所定の操作に
従って積み上げられていく。
【0027】1集合梱包分の原糸パッケ−ジPが5段に
完載された集合梱包体Kは製品格付け毎に保管する端数
集合梱包保管棚18へコンベア21で搬送され一時保管
される。この保管棚18は製品倉庫と兼用の棚で出荷命
令がくると指定の棚から必要な集合梱包体Kを取り出し
て出荷される。
【0028】このように次々に保管棚18へ集合梱包体
Kが搬送されていくが、銘柄切替えが発生すると完載さ
れていない段数端数の生じた集合梱包体Kは保管棚18
に次回の同一銘柄の梱包時まで一時保管される。この保
管棚18には同一銘柄に対して製品格付けの3種類の段
数端数が積載された集合梱包体Kが1集合梱包ずつ必要
銘柄数分の棚が準備されている。
【0029】
【発明の効果】以上に説明の如く、本発明は糸条パッケ
−ジの集合梱包での銘柄切替時点で発生するパッケ−ジ
の端数パッケ−ジ処理において、効率よく端数発生集合
梱包を行うことができる方法であり、この方法によれば
玉揚されて一時保管されている同一銘柄のパッケ−ジを
集合梱包する場合、集合梱包の1段分の個数端数と集合
梱包の段数端数に分けて保管しておくため、銘柄切替え
が生じた際には集合梱包の端数の残数を玉揚された原糸
パッケ−ジを保管する棚へ戻す必要がなく、パッケ−ジ
の搬送効率を損ねることがない。
【0030】しかも、個数の端数については搬送用プレ
−トに積載し、完載になった時点で集合梱包工程に送る
ために、集合梱包工程においてはプレ−ト1段分のパッ
ケ−ジを同時に段積みしていくため可動範囲の大きい梱
包装置が不要で、垂直方向にのみ可動する簡易なもので
も対応できる。
【0031】さらに、銘柄毎にパッケ−ジの寸法が変更
になったり集合梱包の段数に変更が生じてもプレ−トの
種類を変えて、間隔位置等の配置を変更したり集合梱包
装置の1段分の段積みのハンド部分などの簡単な変更で
容易に対応できる。
【0032】このように、集合梱包のパレットの大きさ
に変更がなければ、搬送ラインや梱包工程の変更を行う
ことなく、製品の多銘柄化へ容易に対応できるなど端数
の発生する糸条パッケ−ジの製品集合梱包を行う上で顕
著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例を示す工程説明図であ
る。(b)本発明の実施例を示す工程説明図である。
【符号の説明】
1 カ−ト 2 コンベア 3 製品ストレ−ジ 4 払出しコンベア 5 積載機 6 トレイ 7 選別コンベア 8 検査装置 9 コンベア 10 積替機 11 プレ−ト 12 端数管理棚 13 コンベア 14 ストレ−ジライン 16 集合梱包装置 18 段数端数集合梱包保管棚 19 コンベア 20 パレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段当り少なくとも2個以上の同一銘柄の
    製品を1つに集合梱包するに際し、段当りの梱包製品数
    に対応する製品を載荷する搬送体の保管棚と集合梱包し
    た梱包体を保管する棚を設け、製品銘柄の変更によって
    生じた端数製品は前記搬送体に載荷した状態で、段数不
    足を生じた集合梱包体はその状態で、それぞれ上記対応
    する各保管棚に一時的に保管し、この後同一銘柄製品に
    変更が行われた際に各保管棚から端数製品を載荷したプ
    レ−トあるいは段数不足の集合梱包体を取り出し、該プ
    レ−トあるいは集合梱包体に正常数となるように製品を
    完載することを特徴とする端数製品の梱包方法。
JP6712092A 1992-03-25 1992-03-25 端数製品の梱包方法 Pending JPH05270612A (ja)

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