JPH0526962Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0526962Y2 JPH0526962Y2 JP1986114467U JP11446786U JPH0526962Y2 JP H0526962 Y2 JPH0526962 Y2 JP H0526962Y2 JP 1986114467 U JP1986114467 U JP 1986114467U JP 11446786 U JP11446786 U JP 11446786U JP H0526962 Y2 JPH0526962 Y2 JP H0526962Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston rod
- piston
- displacement
- reflector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本考案は、シリンダーと、このシリンダーに相
対的に往復移動自在に設けたピストンロツドの変
位を検出するためのシリンダー装置の変位検出装
置に係るものである。
対的に往復移動自在に設けたピストンロツドの変
位を検出するためのシリンダー装置の変位検出装
置に係るものである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点
一般に、たとえば建設機械用の作業機を自動制
御する場合には、リンクモーシヨンを作動させる
油圧のシリンダー装置のピストンロツドの変位
(移動量)を検出する必要があるが、従来、この
種の変位検出装置は、たとえば第2図に示すごと
く、ピストンロツド7に接触して回転するポテン
シオメーター19等によつて、ピストンロツド7
の変位を検出するもの、あるいはピストンロツド
とともに移動する作動片が当接してリミツトスイ
ツチを作動せしめて変位位置を検出するものであ
つたが、しずれも、機械的に変位を検出する機構
のため、環境による影響を受け易く、たとえば、
その接触部が雨水、塵埃等によつて滑りを生じて
不正確となり、また土砂、塵埃によつて摩耗を生
じ易かつた。
御する場合には、リンクモーシヨンを作動させる
油圧のシリンダー装置のピストンロツドの変位
(移動量)を検出する必要があるが、従来、この
種の変位検出装置は、たとえば第2図に示すごと
く、ピストンロツド7に接触して回転するポテン
シオメーター19等によつて、ピストンロツド7
の変位を検出するもの、あるいはピストンロツド
とともに移動する作動片が当接してリミツトスイ
ツチを作動せしめて変位位置を検出するものであ
つたが、しずれも、機械的に変位を検出する機構
のため、環境による影響を受け易く、たとえば、
その接触部が雨水、塵埃等によつて滑りを生じて
不正確となり、また土砂、塵埃によつて摩耗を生
じ易かつた。
(c) 問題を解決するための手段および作用
本考案は、建設機械用作業機のリンクモーシヨ
ンを作動するためのシリンダー装置のシリンダー
3と、シリンダー3内にあつて油圧切換により回
転することなく往復移動するピストン5と、ピス
トン5に一端が連結され、他端がシリンダヘツド
9を貫通し延出する軸受部11に形成されている
ピストンロツド7とを備え、シリンダー装置の出
力としてシリンダーに対するピストンロツドの相
対移動に基づく相対的変位、速度又は加速度を制
御する変位検出装置であつて、シリンダーヘツド
9と、ピストンロツド7の軸受部11とのいずれ
か一方に信号を発する発振器15を設け、他方
に、両者の相対移動時に、常時、前記発信器15
の発する信号を反射する反射器13を設け、前記
ピストン5の往復移動方向に直交する面内であつ
て、前記発信器15に隣接して前記反射器13で
反射された信号を受けて前記ピストンロツド7の
変位を検出する検出器17を設けたもので、ピス
トンロツドの伸縮にともなつて、反射器が移動
し、発信された信号が反射されて検出器に至るま
での距離を測定して、ピストンロツドの変位を検
出するものである。
ンを作動するためのシリンダー装置のシリンダー
3と、シリンダー3内にあつて油圧切換により回
転することなく往復移動するピストン5と、ピス
トン5に一端が連結され、他端がシリンダヘツド
9を貫通し延出する軸受部11に形成されている
ピストンロツド7とを備え、シリンダー装置の出
力としてシリンダーに対するピストンロツドの相
対移動に基づく相対的変位、速度又は加速度を制
御する変位検出装置であつて、シリンダーヘツド
9と、ピストンロツド7の軸受部11とのいずれ
か一方に信号を発する発振器15を設け、他方
に、両者の相対移動時に、常時、前記発信器15
の発する信号を反射する反射器13を設け、前記
ピストン5の往復移動方向に直交する面内であつ
て、前記発信器15に隣接して前記反射器13で
反射された信号を受けて前記ピストンロツド7の
変位を検出する検出器17を設けたもので、ピス
トンロツドの伸縮にともなつて、反射器が移動
し、発信された信号が反射されて検出器に至るま
での距離を測定して、ピストンロツドの変位を検
出するものである。
(d) 実施例
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
細な説明を行なう。
第1図において、油圧シリンダー装置1はつぎ
のように構成されている。すなわち、シリンダー
3内にはピストン5が往復移動自在に設けられ、
ピストン5に一端を固着するピストンロツド7は
シリンダーヘツド9を貫通し、他端に軸受部11
が一体に固着している。軸受部11には反射器1
3が設けられ、またシリンダーヘツド9には、超
音波を発する発信器15が設けられ、さらに反射
器13で反射する超音波を受けて反射器13まで
の距離を検出する検出器17が設けられている。
検出器17は、第1図に示すように、発信器15
の直下に隣接して配設され、ピストンロツド7の
移動方向に直交する面内に存在している。この発
信器15、検出器17の構成については、通常用
いられる距離計等と同じであり、ここに詳細な説
明を省略する。
のように構成されている。すなわち、シリンダー
3内にはピストン5が往復移動自在に設けられ、
ピストン5に一端を固着するピストンロツド7は
シリンダーヘツド9を貫通し、他端に軸受部11
が一体に固着している。軸受部11には反射器1
3が設けられ、またシリンダーヘツド9には、超
音波を発する発信器15が設けられ、さらに反射
器13で反射する超音波を受けて反射器13まで
の距離を検出する検出器17が設けられている。
検出器17は、第1図に示すように、発信器15
の直下に隣接して配設され、ピストンロツド7の
移動方向に直交する面内に存在している。この発
信器15、検出器17の構成については、通常用
いられる距離計等と同じであり、ここに詳細な説
明を省略する。
以上の実施例において、発信器15より発する
超音波の信号は、ピストンロツド7とともに移動
する反射器13で反射され発信機15直下の検出
器17で受信するが、この発信器15から反射器
13を経て検出器17に至る距離は検出器17で
測定され、ピストンロツド7の変位が検出されて
電気信号に変換されて作業機の自動制御が行なわ
れるものである。
超音波の信号は、ピストンロツド7とともに移動
する反射器13で反射され発信機15直下の検出
器17で受信するが、この発信器15から反射器
13を経て検出器17に至る距離は検出器17で
測定され、ピストンロツド7の変位が検出されて
電気信号に変換されて作業機の自動制御が行なわ
れるものである。
また、前記実施例では、軸受部11に反射器1
3を設け、シリンダーヘツド9に発信機15及び
検出機17を設ける構成のみで済むため、構造が
非常に簡単になり、コンパクトとなるものであ
る。
3を設け、シリンダーヘツド9に発信機15及び
検出機17を設ける構成のみで済むため、構造が
非常に簡単になり、コンパクトとなるものであ
る。
(e) 考案の効果
本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るから、機械的接触がないので、接触部における
摩耗、滑りによる誤差を生じることがなく、作業
機の自動制御を構造簡単に、しかも正確に行なう
ことができるものである。
るから、機械的接触がないので、接触部における
摩耗、滑りによる誤差を生じることがなく、作業
機の自動制御を構造簡単に、しかも正確に行なう
ことができるものである。
なお、第2図は従来例を示すもので、シリンダ
ーヘツド9に、ピストンロツド7に当接して転動
するローラによつて作動するポテンシオメーター
19が設けられて、ピストンロツド7の変位を検
出して電気信号化している。なお、第2図におい
て第1図に示す符号と同一の符号は同一の構成部
分を表わすものである。
ーヘツド9に、ピストンロツド7に当接して転動
するローラによつて作動するポテンシオメーター
19が設けられて、ピストンロツド7の変位を検
出して電気信号化している。なお、第2図におい
て第1図に示す符号と同一の符号は同一の構成部
分を表わすものである。
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は
従来例の側面図である。 3……シリンダー、7……ピストンロツド、1
3……反射器、15……発信器、17……検出
器。
従来例の側面図である。 3……シリンダー、7……ピストンロツド、1
3……反射器、15……発信器、17……検出
器。
Claims (1)
- 建設機械用作業機のリンクモーシヨンを作動す
るためのシリンダー装置のシリンダー3と、シリ
ンダー3内にあつて油圧切換により回転すること
なく往復移動するピストン5と、ピストン5に一
端が連結され、他端がシリンダヘツド9を貫通し
延出する軸受部11に形成されているピストンロ
ツド7とを備え、シリンダー装置の出力としてシ
リンダーに対するピストンロツドの相対移動に基
づく相対的変位、速度又は加速度を制御する変位
検出装置であつて、シリンダーヘツド9と、ピス
トンロツド7の軸受部11とのいずれか一方に信
号を発する発振器15を設け、他方に、両者の相
対移動時に、常時、前記発信器15の発する信号
を反射する反射器13を設け、前記ピストン5の
往復移動方向に直交する面内であつて前記発信器
15に隣接して前記反射器13で反射された信号
を受けて前記ピストンロツド7の変位を検出する
検出器17を設けたことを特徴とするシリンダー
装置の変位検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986114467U JPH0526962Y2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986114467U JPH0526962Y2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6321808U JPS6321808U (ja) | 1988-02-13 |
JPH0526962Y2 true JPH0526962Y2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=30997230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986114467U Expired - Lifetime JPH0526962Y2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526962Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5830610A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-23 | Mutoh Ind Ltd | 工作機械等の送り量デイジタル計測装置 |
JPS60190806A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-28 | Fanuc Ltd | 立体モデルの形状検出方法 |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP1986114467U patent/JPH0526962Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5830610A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-23 | Mutoh Ind Ltd | 工作機械等の送り量デイジタル計測装置 |
JPS60190806A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-28 | Fanuc Ltd | 立体モデルの形状検出方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6321808U (ja) | 1988-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH054524B2 (ja) | ||
CA2296340A1 (en) | Industrial truck | |
KR20000017141A (ko) | 유체 실린더용 위치검출장치 | |
US5328072A (en) | Device for locating the edges of moving webs | |
JPH0526962Y2 (ja) | ||
ITMO20100215A1 (it) | Macchina a pistoni assiali | |
JPH109214A (ja) | 駆動シリンダの位置検出装置 | |
JPH0734321Y2 (ja) | シリンダにおけるセンサ−取付装置 | |
JPH0450465Y2 (ja) | ||
JP2522456Y2 (ja) | 路面高さセンサ | |
WO2001059409A3 (de) | Positionsmesssystem sowie zwangsführung für einen 2-koordinaten-stellantrieb | |
JPS6350641B2 (ja) | ||
JP3039574U (ja) | ポジショナ付エアシリンダ | |
JPS6350048Y2 (ja) | ||
JPS63742U (ja) | ||
JPS5940230Y2 (ja) | 印字装置 | |
JPH086712Y2 (ja) | 可変ピッチプロペラの翼角検出装置 | |
JPH04208670A (ja) | 電気式転轍機 | |
JPH0592569U (ja) | 変速機操作装置の位置検出装置 | |
JPH0329606Y2 (ja) | ||
KR0126952Y1 (ko) | 로보트 팔의 원점복귀장치 | |
SU1234719A1 (ru) | Устройство дл измерени углов электропровод щих деталей | |
JPH0374208U (ja) | ||
JPH02129808U (ja) | ||
SU415167A1 (ja) |