JPH0526948Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0526948Y2
JPH0526948Y2 JP1986179407U JP17940786U JPH0526948Y2 JP H0526948 Y2 JPH0526948 Y2 JP H0526948Y2 JP 1986179407 U JP1986179407 U JP 1986179407U JP 17940786 U JP17940786 U JP 17940786U JP H0526948 Y2 JPH0526948 Y2 JP H0526948Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
switch element
load
pulse width
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986179407U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6383989U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986179407U priority Critical patent/JPH0526948Y2/ja
Publication of JPS6383989U publication Critical patent/JPS6383989U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0526948Y2 publication Critical patent/JPH0526948Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は誘導性負荷を駆動するチヨツパ制御装
置に関する。
(従来の技術) チヨツパ回路はスイツチング方式の電力制御装
置として良く知られている。このような電力制御
装置には誘導性負荷がつながる場合が多く、例え
ばチヨツパ回路の通電幅を制御することにより負
荷に定電流を供給する定電流電源等に使用され
る。
第3図はチヨツパ回路の一例を示すものであ
る。第3図において、11は直流電源、12はチ
ヨツパ用のスイツチ素子、13はダイオード、1
4は誘導性の負荷、15は電流検出器、16はパ
ルス幅制御回路、17は定電流制御回路、18は
電流基準、19は発振器を示す。第3図の動作
は、チヨツパ用のスイツチ素子12がオンしてい
る場合に直流電源11の電圧Eが負荷14に印加
され電流を増加させる。スイツチ素子12がオン
からオフに移行すると直流電源11から供給して
いた電流はしや断される。一方負荷14は誘導性
負荷であるから、負荷電流iLはすぐにはしや断さ
れずにダイオード13を介して還流する。この時
の負荷電流iLは負荷14のインダクタンス分LL
負荷14の抵抗分RLや回路の抵抗分rCとの時定数
LL/(RL+rC)で滅衰する。次に再びスイツチ
素子12がオンすると直流電源11の電圧Eが負
荷14に印加され、ダイオード13がオフしてス
イツチ素子12を介して負荷電流iLが供給され
る。
定電流制御回路17は、電流検出器15で検出
した負荷電流と負荷電流の設定値である電流基準
18の信号が等しくなるようにパルス幅制御回路
16に信号を与える。パルス幅制御回路16は前
記信号と発振器19のタイミング信号を受けてス
イツチ素子12の通電幅を制御し、スイツチ素子
12にオン、オフ指令を与える。
このようにスイツチ素子12のオン、オフを繰
り返すことにより、負荷14に流れる電流を所望
値に制御できる。第4図はこの時の各部波形を示
すもので、a,dはスイツチ素子12のオン、オ
フ状態を示し、b,eは負荷14に印加される電
圧VL、c,fは負荷14に流れる電流iLを示して
いる。第4図a,b,cは電流iLが小さい場合を
示し、d,e,fは電流iLが大きい場合の波形例
を示している。第4図a,dでスイツチ素子12
のオン、オフ繰り返し周期をT、オンしているパ
ルス幅をt1とすると、t1/Tを制御することにより 負荷電圧VLの平均値を変えて負荷電流iLを制御し
ている。
(考案が解決しようとする問題点) スイツチ素子12にはトランジスタ、GTO他
の半導体素子が使用されるが、それらの半導体素
子では素子の能力からオンできるパルス幅の下限
があり、t1のパルス幅には下限がある。この為、
繰り返し周期Tが決まると自ずと制御量の下限が
定まる。ここで、負荷電流iLの制御範囲が広い場
合では繰り返し周期Tを長くして制御量を広くす
る必要がでてくる。しかしながら繰り返し周期T
を長くすると、負荷電流iLが比較的高くなつた場
合にリプル電流が大きくなつたり、電流制御の応
等性を悪くすると言う問題が発生する。
本考案の目的は、上記問題点に対して成された
もので、負荷電流iLの広範囲な制御範囲を維持
し、かつ負荷電流iLが比較的高くなつた場合に
も、リプル電流の増加を防止し電流制御の応答性
悪化を未然に防止出来るチヨツパ制御装置を提供
することにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決する為、スイツチ素
子12のオン、オフ周期Tを負荷電流iLの要求値
に応じて可変することで上記目的を達成してい
る。
(作用) 負荷電流iLの要求値が小さい場合、スイツチ素
子12の最少オンパルス幅t1min、が有限でもく
り返し周期Tを長くすれば、負荷電流iLの下限は
下げることができる。一方、負荷電流iLが大にな
るにつれ繰り返し周期Tを短かくするため、リプ
ル電流を低減することができると共に電流制御の
応答性も向上する。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示すもので、第3図
と同じ附号は同一機能の素子を示し、20はV/
F変換器で電流基準18の指令値に応じてスイツ
チ素子12のオン、オフ周期を可変するものであ
る。
第2図は第1図の回路動作を説明する図であ
り、第1図、第2図により実施例の動作を説明す
る。第2図でa,dはスイツチ素子12のオン、
オフ状態を示し、b,eは負荷電圧VL、c,f
は負荷14に流れる電流iLを示している。電流基
準18の設定値が小さい場合にはV/F変換器2
0の出力周波数は低くなり、第2図a,b,c,
に示すようにスイツチ素子12のオン、オフ周期
T′は長くなる。この時制御量はt1/T′となり、スイ ツチ素子12の最少オンパルス幅t1minが決まつ
ていてもT′を長くできるので、負荷電流iLはリプ
ル電流が許容できる範囲で小さく制御できる。一
方、電流基準18の設定値が大きい場合にはV/
F変換器20の出力周波数は高くなり第2図d,
e,fに示すようにスイツチ素子12のオン、オ
フ周期T″は短かくなる。このため出力電流iLのリ
プルは小さくすることができ、電流の応答性も向
上する。
[考案の効果] 以上説明したように本考案では、負荷電流の要
求値によりチヨツパ用スイツチ素子のオン、オフ
周期を調整し、制御する電流が小の時にはオン、
オフ周期を長くして制御可能電流の下限を広げる
ことが可能となり、また電流が大きい時にはオ
ン、オフ周期を短かくできるので、負荷電流のリ
プル電流が低減し、電流制御の応答性を向上でき
るチヨツパ制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるチヨツパ制御装置の一実
施例を示す回路構成図、第2図は第1図を説明す
る為の波形図、第3図は従来例によるチヨツパ制
御装置の構成図、第4図は第3図の従来例の動作
を説明するための波形図である。 11……直流電源、12……スイツチ素子、1
3……ダイオード、14……負荷、15……電流
検出器、16……パルス幅制御回路、17……定
電流制御回路、18……電流基準、19……発振
器、20……V/F変換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源と、この直流電源にスイツチ素子を介
    して接続され、前記スイツチ素子のオン時に前記
    直流電源によつて付勢される誘導性負荷と、この
    誘導性負荷に並列接続されるフライホイールダイ
    オードと、前記スイツチ素子のオン時のパルス幅
    を制御するパルス幅制御手段と、前記誘導性負荷
    に流れる電流検出値が電流基準に等しくなるよう
    に前記パルス幅制御手段に信号を与える定電流制
    御手段と、前記電流基準が入力されこの電流基準
    の大きさに応じて前記スイツチ素子のオン、オフ
    周期を可変するタイミング信号を前記パルス幅制
    御手段に与える可変手段とからなるチヨツパ制御
    装置。
JP1986179407U 1986-11-21 1986-11-21 Expired - Lifetime JPH0526948Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986179407U JPH0526948Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986179407U JPH0526948Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6383989U JPS6383989U (ja) 1988-06-01
JPH0526948Y2 true JPH0526948Y2 (ja) 1993-07-08

Family

ID=31122441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986179407U Expired - Lifetime JPH0526948Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0526948Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586387A (ja) * 1981-07-01 1983-01-13 ブロ−ル・ウ−ロフ・ヘ−ゲル 木材の乾燥方法
JPS58133163A (ja) * 1982-02-03 1983-08-08 Hitachi Ltd 広入力電圧範囲スイツチングレギユレ−タ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6079289U (ja) * 1983-11-04 1985-06-01 三菱電機株式会社 Dc−dcコンバ−タ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586387A (ja) * 1981-07-01 1983-01-13 ブロ−ル・ウ−ロフ・ヘ−ゲル 木材の乾燥方法
JPS58133163A (ja) * 1982-02-03 1983-08-08 Hitachi Ltd 広入力電圧範囲スイツチングレギユレ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6383989U (ja) 1988-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6861826B2 (en) Timing circuit for synchronous DC/DC control to reduce synchronous rectifier body diode conduction
JP2010057361A (ja) 電圧モードフィードバックバーストモード回路
US6909268B2 (en) Current-mode switching regulator
JPH0357713B2 (ja)
JPH0772851B2 (ja) 位相制御回路の多重装置
US5077487A (en) Driver circuit for a large capacity switching element
JPS593892A (ja) 低電圧白熱電球等の負荷に対する電源装置
JPH0526948Y2 (ja)
JPH11235026A (ja) スイッチング・レギュレータ
JPH0583930A (ja) 電源装置
JPH0132754B2 (ja)
JPH0295174A (ja) 電力変換装置
US5739711A (en) Regulation circuit for bipolar voltage switching circuits having logic circuitry using a single error amplifier for regulation of both positive and negative voltages
JPS5930032B2 (ja) 定電圧制御方式
US4704671A (en) Switching type voltage regulator with noncontinuous feedback
JPH0377286U (ja)
JP2893865B2 (ja) スイッチング電源装置の出力電圧可変方式
JPH047668Y2 (ja)
JPH02311168A (ja) パルス幅制御方式電流共振型コンバータ
JP3246242B2 (ja) ゲートターンオフサイリスタのゲート駆動装置
SU1385209A1 (ru) Способ управлени резонансным инвертором
JPH0733599Y2 (ja) ステッピングモータ駆動装置
KR920000974Y1 (ko) 안정화 전원장치
JPH06105564A (ja) 交流電動機の制御装置
SU1545310A1 (ru) Полумостовой преобразователь посто нного напр жени