JPH052688Y2 - - Google Patents

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JPH052688Y2
JPH052688Y2 JP1985113728U JP11372885U JPH052688Y2 JP H052688 Y2 JPH052688 Y2 JP H052688Y2 JP 1985113728 U JP1985113728 U JP 1985113728U JP 11372885 U JP11372885 U JP 11372885U JP H052688 Y2 JPH052688 Y2 JP H052688Y2
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tire
power line
air
engine
sensor
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JP1985113728U
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JPS62110355U (ja
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Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、モータスクレーパに関するもの
で、特に2エンジン式モータスクレーパのパワー
ラインの制御装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の2エンジン式モータスクレーパは、第7
図に示すように、車体Bの前方と後方にそれぞれ
フロントパワーラインFとリヤーパワーラインR
が設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) このような2エンジン式モータスクレーパで掘
削する場合、通常堀削時には特に支障はないが、
重掘削時などでは後輪が浮上つてしまいタイヤが
空転すると共に、突起物にタイヤがこすれて傷つ
いたりして燃料を無駄に使うことが多く省エネに
ならない不具合を有するものである。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案は上記問題点に鑑みなされたものであ
つて、2エンジンモータスクレーパにおいて前輪
部と後輪部とを連結する車体のボウル部に後輪タ
イヤの浮上りを検知する手段としてボウルとヨー
クの位置関係を検出するタイヤ浮上りセンサを設
けると共に、後部パワーラインをニユートラルも
しくはローアイドル状態にする手段を設け、上記
後部パワーラインをニユートラルにする手段とし
てトランスミツシヨンコントロール回路にリレー
スイツチを設け上記タイヤ浮上りをセンサよりの
信号により励磁される電磁石によりトランスミツ
シヨンスイツチを切るようにモータスクレーパの
パワーライン制御装置を構成し、また上記後部パ
ワーラインをローアイドルにする手段として、ソ
レノイドバルブとエアタンクに連通するエアバル
ブと後部エンジンに連係するエアシリンダとを設
け、タイヤ浮上りをセンサよりの信号によりソレ
ノイドバルブを開き、エアタンクからの空気をド
レーンさせてエアシリンダを縮め後部エンジンを
ローアイドリングに戻すように構成した。
従つて、後輪が浮上つたときは後輪のトランス
ミツシヨンをカツトオフするか、或いは後エンジ
ンをローアイドルにし、後輪の回転を落とすか或
いは止めることによつて、タイヤの保護と省エネ
をはかるようにしたものである。
(実施例) つぎにこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第3図は通常掘削時、第4図は重掘削時の場合
の状態を図解的に示したもので、1はボウル、2
はヨーク、3はボウルシリンダ、4はセンサ、5
は後輪、6は前輪、Gは地面、Tは地面上の突起
物である。
そして上記センサ4は前輪部と後輪部とを連結
する車体のボウル1とヨーク2の位置関係を検知
するいわゆるタイヤ浮上りセンサ(第5図)とボ
ウルシリンダの伸び位置を検知するもの(第6
図)とがある。
第5図a,bは通常掘削時、第5図c,dは重
掘削時の場合の状態を示し、タイヤ浮上りセンサ
はボウル1側に近接スイツチを埋込んでおいて、
タイヤが浮上らない位置で該スイツチは通電しな
いが、タイヤ浮上り位置ではセンサ4がヨーク2
にかくれ(第5図c,d参照)て近接スイツチが
通電するようになつている。
またボウルシリンダ伸び位置を検知する方式の
ものは第6図に示すような構造をもち、すなわち
近接スイツチがシリンダ外側に設置されていて、
ピストン7が近づくと通電するようになつてい
る。スイツチは後輪が浮上する位置に置かれてい
て、作業内容によつて任意に位置を移動すること
ができる。
またこのスイツチはシリンダにバンドなどでク
ランプしてもよく、取付穴が長孔状となつたブラ
ケツトに固定させるようにしてもよい。
第1図及び第2図にこの考案の要部を図解的に
示したもので上記センサを用いてトランスミツシ
ヨンをカツトオフしたり後エンジンをローアイド
ルにする各実施例である。
第1図において、4はタイヤ浮上りセンサ、5
Rは後輪トランスミツシヨン、10はトランスミ
ツシヨンコントロール回路、11はリレースイツ
チ、12は電磁石、13はトランスミツシヨンで
ある。
重掘削時タイヤ浮上りセンサ4によつて浮き上
り、信号を受けるとトランスミツシヨンコントロ
ール回路10の途中に設けたリレースイツチ11
の電磁石12が励磁されてスイツチが切れる。
そうするとトランスミツシヨンがニユートラル
になつて後輪のタイヤが浮上つたときは後輪はフ
リーになり駆動力がなくなる。
第2図において、4はタイヤ浮上りセンサ、1
4はソレノイドバルブ、15はエアタンク、16
はエアシリンダ、17は後エンジン、18はエア
バルブ、19はアクセルペダルである。
いまタイヤ浮上りセンサ4より浮上り信号を受
けると、ソレノイドバルブ14が開き、エアタン
ク15から供給されている空気はドレーンされ
る。
従つてエアシリンダ16が縮むので後部エンジ
ン17がローアイドリングに戻る。
以上のように後輪タイヤが浮上ると、後部の動
力がローアイドルもしくはトランスミツシヨンが
ニユートラルになつて、無駄な空転によるタイヤ
の破損もしくは燃料の空費を防止することができ
る。
(考案の効果) この考案は以上詳述したように、2エンジンモ
ータスクレーパの後輪が掘削作業中に浮き上つた
ときにセンサによつてこれを検知し、後部のトラ
ンスミツシヨンをカントオフし、あるいは後部エ
ンジンをローアイドルとすることによつて後輪の
回転を落としたり止めたりすることができるの
で、従来のもののようにタイヤが空転したり、タ
イヤが突起物に当たつてこすれて傷ついて燃料を
無駄にするというようなことがなくなり、タイヤ
の保護がはかれると共に、燃料の空費を防止し省
エネルギに大いに役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の要部であるパワーライン制
御装置を図解的に示したもので、トランスミツシ
ヨンカツトオフ方式のもの、第2図は同じく他の
実施例でエンジンアイドリング方式のものを示
す。第3図、第4図はこの考案装置を設けたモー
タスクレーパの通常掘削時と重掘削時の状態を示
し、第5図aはタイヤ浮上りセンサの通常掘削時
の状態を示し、第5図bは第5図aのX−Xの断
面図、第5図cはタイヤ浮上りセンサの重掘削時
の状態、第5図dは第5図cのY−Y断面図の概
略図、第6図はボウルシリンダ伸び位置により検
知するセンサ、第7図は従来装置を示す。 1……ボウル、2……ヨーク、4……タイヤ浮
上りセンサ、5……後輪、6……前輪、10……
トランスミツシヨンコントロール回路、11……
リレースイツチ、12……電磁石、13……トラ
ンスミツシヨンスイツチ、14……ソレノイドバ
ルブ、15……エアタンク、16……エアシリン
ダ、17……後部エンジン、18……エアバル
ブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2エンジンモータスクレーパにおいて前輪部
    6と後輪部5とを連結する車体のボウル部に後
    輪タイヤの浮上りを検知する手段としてボウル
    1とヨーク2との位置関係を検出するタイヤ浮
    上りセンサ4を設けると共に、後部パワーライ
    ンをニユートラルもしくはローアイドル状態に
    する手段を設け、上記後部パワーラインをニユ
    ートラルにする手段としてトランスミツシヨン
    コントロール回路10にリレースイツチ11を
    設け上記タイヤ浮上りセンサ4よりの信号によ
    り励磁される電磁石によりトランスミツシヨン
    スイツチ13を切るようにしたことを特徴とす
    るモータスクレーパのパワーライン制御装置。 (2) 上記後部パワーラインをローアイドルにする
    手段として、ソレノイドバルブ14とエアタン
    ク15に連通するエアバルブ18と後部エンジ
    ン17に連係するエアシリンダ16とを設け、
    タイヤ浮上りセンサ4よりの信号によりソレノ
    イドバルブ14を開き、エアタンク15からの
    空気をドレーンさせてエアシリンダ16を縮め
    後部エンジン17をローアイドリングに戻すよ
    うにした、実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のモータスクレーパのパワーライン制御装置。
JP1985113728U 1985-07-26 1985-07-26 Expired - Lifetime JPH052688Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59140374U (ja) * 1983-03-11 1984-09-19 株式会社小松製作所 車両のサスペンシヨン装置

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JPS62110355U (ja) 1987-07-14

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