JPH05268224A - ローカルエリアネットワークシステム - Google Patents

ローカルエリアネットワークシステム

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Publication number
JPH05268224A
JPH05268224A JP35653292A JP35653292A JPH05268224A JP H05268224 A JPH05268224 A JP H05268224A JP 35653292 A JP35653292 A JP 35653292A JP 35653292 A JP35653292 A JP 35653292A JP H05268224 A JPH05268224 A JP H05268224A
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JP
Japan
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frame
bridge
message
host computer
bridges
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Application number
JP35653292A
Other languages
English (en)
Inventor
Adriaan Kamerman
カマーマン アードリアーン
Johannes P N Haagh
ピー.エヌ.ハーグ ヨハーネス
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NCR International Inc
Original Assignee
NCR International Inc
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Publication date
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】無線送信リンクを使用してホストコンピュータ
ーから複数の端末にメッセージを送信する方法と装置に
高い信頼性を与える。 【構成】ローカルエリアネットワークシステム10は、
有線LAN12内で複数のブリッジ18と接続されたホ
ストコンピューター14を含む。ブリッジ18はさら
に、共通の無線通信チャンネル上で動作すると共に、そ
れぞれ複数端末102、202、・・・、602を含む
無線LAN100、200、・・・600に接続され
る。新たに追加された端末(例えば102-1)を初め
に立ち上げるためにダウンロードオペレーションが実行
されるときは、ブリッジ18はホストコンピューター1
4により発行されるダウンロードメッセージフレームを
同定すると共に各フレーム200を再送信するように構
成される。この再送信は異なる遅延を与えられた非重複
的な時間幅の中で前記無線通信チャンネルを使って行わ
れる。また各ダウンロードメッセージフレームは各々の
ブリッジ18により2回送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はローカルエリアネットワ
ークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】有線による相互接続を使用するローカル
エリアネットワーク(LAN)はステーションを相互接
続するのに多量のケーブルを必要とする不利を伴う。そ
のようなケーブルを用意することは一般に不便であり、
またステーションの物理的位置を変更しようとするとき
の柔軟性に欠ける。そこでLANの有線相互接続に代わ
るべきラジオ周波数帯域の無線送信リンクを利用するこ
とが提案されている。しかしながら、無線送信リンクの
使用、特に室内の環境で使用するLANには幾つかの問
題点がある。ラジオ周波数リンクを介する無線LANに
付随する問題の一つは、ラジオ周波数帯域が利用資産
(resource)として乏しいことである。この資産につい
て経済性を高めるためにはステーションが同一の周波数
帯域を利用することが好ましい。
【0003】多数のステーションを用途上相互接続する
ことが必須の条件であるなら、LANへの過負荷を回避
するためにはステーションをグループ化して幾つかの別
々のLANと相互接続することが好ましい。そのような
LANはブリッジで相互接続することができる。そのよ
うなブリッジはよく知られた装置であり、IEEE標準
802.1Dの課題とするところである。しかし、単一
の無線送信チャンネルを利用する場合は、もしも一つの
LANのステーションが別のLANのステーションと利
用領域の重複を起こすと、別個のLANのステーション
間に干渉が起きるという問題が起きる。かかる干渉は送
信したメッセージフレームの幾分かを失わせる原因とな
る。場合によっては失われたフレームを回復するエラー
回復手順が利用可能であるが、そのような手順が実用上
常に便利であるとは限らない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は無線送信リン
クを使用してホストコンピューターから複数の端末にメ
ッセージを送信する方法と装置であって、高い信頼性が
得られるものを与えることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるメッセージ
フレーム送信方法は、ホストコンピューターから複数の
端末にメッセージフレームを送信する方法であって、そ
れぞれの第一ポートを介して該ホストコンピューターと
通信すると共に、それぞれの第二ポートを介して共通の
無線通信チャンネル経由で該複数端末を含んだそれぞれ
の無線ローカルエリアネットワークと通信する、複数の
ブリッジを与えるステップと、該ホストコンピューター
から該ブリッジに該メッセージフレームを送信するステ
ップと、該選択されたメッセージフレームがすべての該
ブリッジから非重複的時間間隔で送信されるように、該
無線通信チャンネルを介して該ブリッジが該選択された
メッセージフレームを再送信するステップとを含むメッ
セージフレーム送信方法である。
【0006】本発明は別の局面で、ホストコンピュータ
ーと複数の端末を含むローカルエリアネットワークシス
テムであって、それぞれの第一ポートを介して該ホスト
コンピューターに接続されると共に、それぞれの第二ポ
ートを介して共通の無線通信チャンネル経由で該複数端
末を含んだそれぞれの無線ローカルエリアネットワーク
と接続された、複数のブリッジを含み、該選択されたメ
ッセージフレームがすべての該ブリッジから非重複的時
間間隔に送信されるように、該無線通信チャンネルを介
して該ブリッジが該選択されたメッセージフレームを再
送信するローカルエリアネットワークシステムを与え
る。
【0007】以下に添付の図面を参照し実施例を通して
本発明を説明する。
【0008】
【実施例】図1を参照すると、ローカルネットワーク
(LAN)システム10が示されている。このシステム
10は有線LAN12を含む。ケーブル16により複数
のブリッジ18(以下、個別的にはブリッジ18-1、
ブリッジ18-2等と呼称する)に接続されたコンピュ
ーター14で形成される。本実施例では六個のブリッジ
18が使用されるが、ブリッジ18の全数は特定の用途
に応じて変更できる。また、有線有線LAN12には端
末20-1、端末20-2、端末20-3と呼称される、
随意的に採用される複数の個別的端末が接続される。端
末20の全数は任意的であり、使用環境によって端末2
0はすべて省略でき、その場合はコンピューター14お
よびブリッジ18のみがLAN12に接続される。コン
ピューター14、ブリッジ18および端末20はパーソ
ナルコンピューター(PC)の形で与えることができ
る。
【0009】ブリッジ18はそれぞれの第一ポート22
(個別的にポート24-1、ポート24-2等と呼称す
る)を有する。各ブリッジ18はその第一ポート22を
介して有線LAN12と接続され、またその第二ポート
を介して対応の無線LANと接続される。本実施例では
6個の無線LAN100、200、・・・、600があ
る。各第二ポート24はアンテナ26(個別的にアンテ
ナ26-1、アンテナ26-2等と呼称する)を介して関
連の無線LANと通信する。
【0010】本実施利では各無線LAN100、20
0、・・・、600は3個の端末を有することが示され
ている。ただし、これは単に例示のために過ぎないこと
を了解されたい。各無線LANは任意数の端末を有する
ことができ、それぞれの無線LANに含まれる端末の数
は必ずしも同一でない。図で無線LAN100は個別的
には端末102-1、端末102-2、端末102-3と
呼称される端末102を含む。これらそれぞれの端末は
個別的にはアンテナ104-1、アンテナ104-2、ア
ンテナ104-3と呼称されるアンテナ104を有す
る。同様にして無線LAN200は個別的には端末20
2-1、端末202-2、端末202-3と呼称される端
末202を含む。残りの無線LAN(図にはLAN60
0のみを示す)は同様に同定される端末を有する。
【0011】有線LAN12は在来のCSMA/CD
(Carrier Select Multiple Access with Collision De
tection)メディアムアクセスプロトコルを使用して1
メガビット/秒の速度で在来のスターランネットワーク
(Starlan network)のように動作することを了解され
たい。無線LAN100、200、・・・600はCS
MA/CAメディアアクセスプロトコルを利用して2メ
ガビット/秒の速度で作動する。その場合、もしもネッ
トワーク内のステーション(端末もしくはブリッジ)が
データフレームを送信したいが送信チャンネルが使用中
であることが感知されると、当該データフレームの送信
は延期され、そのキャリヤーが非アクティブ状態になっ
た後、ランダムバックオフ時間後に当該フレームを送信
する新たな試みが行われる。
【0012】無線LAN100、200、・・・、60
0は共通の無線通信チャンネルを使ってオペレーション
を行う。ブリッジ18は重複した通信領域を有すること
ができる。例えば、ブリッジ18-1の無線領域はブリ
ッジ18-2の無線領域と部分的に重複しうる。この構
成ではCSMA/CAプロトコルを使用するにも拘わら
ず、このようにして無線LANステーション(ブリッジ
または端末)が時間的に並列な(parallel-in-time)送
信を行う場合はメッセージフレームの一部分が喪失され
うる小さな危険がある。そのような時間的に並列な送信
が生じるのは、LANステーションが相互の通信領域内
に存在するときのみ、CSMA/CAプロトコルがこれ
を回避するからである。例を挙げると、ブリッジ18-
1および18-2の通信範囲内に端末102-3が存在す
るが、ブリッジ18-1および18-2は互いの通信範囲
外にあると仮定しよう。このときはブリッジ18-1か
ら端末102-3へのメッセージフレームの送信はブリ
ッジ18-2による送信により崩壊されうる。これは無
線LANの環境においては高い信頼性ある受信を達成す
るためには受信ステーションが当該チャンネル内の他の
受信信号を超えるある程度の捕捉率(capture rati
o)、例えば10dBの捕捉率、を必要とするからであ
り、干渉している18-2による送信がブリッジ18-1
に対して達成されたこの捕捉率を阻害しうるからであ
る。また単一の無線LAN100、200、・・・、6
00内でも、実質上同時に開始された二つの送信が(僅
かながら)ありうること、またそのため、CSMA/C
Aプロトコルを使用するにも拘わらず、二つの送信が相
互に実質上崩壊する、ということを了解されたい。
【0013】ここに記載するシステム10は小売店内に
おけるある特定の用途を有する。また本システムはコン
ピューター14の全体的制御の下で動作する。とは言え
他の用途も可能であることを了解されたい。このような
環境ではケーブル敷設の必要性を回避するために無線通
信を使用することが有利であることを了解されたい。端
末は極めて容易にシステム10に追加でき、また除去で
きる。
【0014】小売りシステムを使用する環境ではいろい
ろの形式のメッセージがシステム10で送信される。従
ってすべての端末20、102、202、・・・、60
2は予定の時間、例えば20秒の間隔で「活動中」メッ
セージを受け、当該端末がアクティブであるか否かを決
定する。また小売り取引が実行されるときは、当該取引
を実行している端末とホストコンピューター14との間
で各方向に多数のメッセージフレームが送信される。こ
れらメッセージフレームには品目価格見取り表メッセー
ジフレームと取引開始メッセージフレームおよび終了メ
ッセージフレームとが含まれる。それにも拘わらず、そ
のような小売りシステムにおける、一部重複する無線L
AN100、200、・・・、600すべての全負荷係
数(Total load factor)は非常に低い。それゆえ、送
信されたフレームのうち非常に小いさな比率のみが上記
の様に失われるに過ぎない。物理的レイヤーで失われる
「活動中」メッセージおよび取引メッセージのフレーム
は公知IEEE802.2標準に基づく論理リンクレイ
ヤー(Logical Link Layer)に関する公知の手順で回復
することができる。この標準はメッセージフレームに付
けたシーケンス番号を使用するものである。
【0015】そのような「活動中」メッセージおよび取
引メッセージの送信を行う場合、各ブリッジ18はIE
EE802.1D標準等に基づく公知スパニングツリー
アルゴリズム(spanning tree algorithm)を適用す
る。これによりコンピューター14からのメッセージフ
レーム(これは当該フレームに対する目的地アドレスを
含む)は確実にただ一つのブリッジ18により送信され
る。またこの目的のため、スパニングツリーアルゴリズ
ムの目的上そのブリッジの「下方」にある端末を同定す
るデータベースを各ブリッジ18が含んでいる。このデ
ータベースはメッセージフレームに対するフィルタリン
グデータベースとして働き、コンピューター14に宛て
られた無線端末102、202、・・・、602からの
メッセージフレーム内のソースアドレス情報により、更
新される。
【0016】端末102、202、・・・、602はデ
ィスクレス(diskless)であり、ブートROM(図示し
てなし)を使って立ち上げられる。システム10に或端
末が追加される等の場合はプログラミング情報を供給す
るため、および当該特定用途に従って端末を設定するた
めには多数の情報フレームのダウンロードの手順が必要
とされる。初め、立ち上げ時、端末102、202、・
・・602はロードリクエストメッセージ(Load Reque
st Message)を発生する。このメッセージは、関与する
当該端末がそのブリッジの下方にあることをブリッジ1
8に通知する。このことに関連して、各端末102、1
02、・・・、602は特定の一ブリッジに割り当てら
れることを了解されたい。その割当はネットワーク同定
コード(物理レイヤーにおけるNWID コード)に基づい
て行われ、該同定コードはそれぞれの無線LAN10
0、200、・・・、600を同定する。
【0017】コンピューター14から端末へのダウンロ
ート゛オペレーションはシステム10を立ち上げるため
に初めに行われる。また一つ以上の端末に対するダウン
ロードオペレーションはシステム10が作動中は或端
末、例えば新たに追加された端末、からのリクエストに
基づいて実行できる。
【0018】ここで図2および図3を参照し、ダウンロ
ードオペレーションを例を通して説明する。ダウンロー
ドオペレーションはコンピューター14に対して「ロー
ド開始(Initiate Load)」メッセージを発行している
端末により開始される。今端末102-1がそのような
メッセージを発行すると仮定しよう。ホストコンピュー
ターは端末102-1と、コンピューター14内のタイ
マー(図示してなし)により決定される予定時間内に
「ロード開始」メッセージを発行した任意の他の端末と
に対して、「応答ロード(Response Load)」メッセー
ジを発行する。ここで端末202-1も同様に「ロード
開始」メッセージを発行していたと仮定しよう。次に端
末102-1、202-1は各々、コンピューター14に
「ロードコンフィギュレーション(Load Configuratio
n)」メッセージを送る。この時点でダウンロードが始
まる。このダウンロードでは約1000個の「ロードレ
コード」メッセージフレーム(これは各々550バイト
の、「番号なし情報(Unnumbered Information)」と呼
ばれるフレームである)のシーケンスが当該端末に送ら
れる。この場合フレーム間の分離間隔は200ミリ秒で
ある(これはIEEE標準802.1Eに定められてい
るミンブロックディレイ(MinBlockDelay)パラメータ
時間に相当する)。最後に「ロード終了(End of Loa
d)」メッセージがホストコンピューター14により当
該端末に送られ、各端末は「ステータス応答(Status R
esponse)」メッセージで応答する。
【0019】図2にはブリッジ18のオペレーションの
流れ図が示されている。待機状態ではブリッジ18は次
のフレームを待つ(ボックス250)。もしもフレーム
が有線有線LAN12から受信されると、そのフレーム
がダウンロードフレーム(UI)であるか否かの決定が
なされる(ボックス254)。もしもフレームが、関与
する無線LAN100、200、・・・、600から受
信されると(ボックス256)、正規ブリッジ機能(no
rmal bridge functionality)が実行される(ボックス
258)。このフレームは例えばコンピューター14に
送信され、ブリッジ18は待機状態に戻る(ボックス2
50)。ボックス254に戻って、もしも有線LAN1
2から受信されたフレームがダウンロードフレームでな
く、例えば「活動中」メッセージに関連したフレームあ
るいは取引フレームであると、正規ブリッジ機能が実行
される(ボックス258)。例えばそのフレームは関与
する目標端末に無線チャンネルを通して送信され、ブリ
ッジは待機状態に戻る(ボックス250)。もしもボッ
クス254でそのフレームがダウンロード(UI)フレ
ームであると決定されると、15ミリ秒を単位とするN
回分の時間間隔が時間測定される。ここでNはブリッジ
18-1に対しては0、ブリッジ18-2に対しては1、
ブリッジ18-3に対しては2、以下同様、である。こ
の時間間隔の経過後、ダウンロードフレームは当該ブリ
ッジにより無線チャンネルを通して送信される。
【0020】図3に簡単に触れると、線Aは、1メガッ
ト/秒の有線LAN12を介してブリッジ18がダウン
ロードフレームを受信する受信時間350を示す。この
フレームは4.5ミリ秒の持続時間を有する。線Bにつ
いて言うと、ブリッジ18-1によるダウンロードフレ
ームの再送信は、2.4ミリ秒の時間352を有するこ
と(これは無線チャンネルによる送信が2メガビット/
秒の速度であることを意味する)、またこのダウンロー
ドフレームは送信された当該フレーム内に長いプレアン
ブル時間およびMACオーバーヘッドを許容できること
が図に示されている。15ミリ秒の時間遅延後、ブリッ
ジ18-2がダウンロードフレームを送信する。残りの
ブリッジ18-3ないし18-6は線D-G内の持続時間
356-362により示されるように、先のブリッジの
遅延よりも各15ミリ秒づつ大きな遅延をもつダウンロ
ードフレームを送信する。このようにしてダウンロード
メッセージフレームはブリッジ18により非重複的に送
信されるので、二つ以上のブリッジ18の通信領域内に
ある端末においても衝突の可能性を来たさない。
【0021】再び図2を参照すると、無線チャンネル上
にダウンロードフレームを送信した後(ボックス25
8)、ブリッジはさらに100ミリ秒待ち(ボックス2
60)、それから無線チャンネル上にそのダウンロード
フレームを再送信する(ボックス262)。これは図3
では線Bの2.4ミリ秒の持続時間として示されてい
る。線Bは18-1による送信を表す。図3に示されて
はいないが、同様にブリッジ18-2ないし18-6は逐
次15ミリ秒の遅延をもつダウンロードフレームを再送
信する。これは持続時間354-362により示され
る、ダウンロードフレームの最初の送信とまさしく同じ
である。第二回目にブリッジがダウンロードフレームを
再送信したとき、ブリッジは待機状態にもとる(ボック
ス250、図2)。有線LAN12上のダウンロードフ
レーム間の時間間隔(200ミリ秒)は、六つの無線L
AN100、200、・・・、600上で異なる時間シ
フト(2×6×4.5ミリ秒)を付けてダウンロードフ
レームを2回送り出すための全時間よりも実質的に2倍
大きいことが重要な点であることを了解されたい。
【0022】ダウンロードフレームの送出を二重化させ
たことにより、自己LANおよび近隣のLANの両方か
ら来る「活動中」メッセージまたは取引メッセージ等の
メッセージの衝突の危険に関して、単一ダウンロードフ
レームに含まれた情報の受信信頼度を非常に高くするこ
とができることを評価されたい。特に上記の「活動中」
/取引メッセージに対しては負荷係数が低いことを考慮
すると、上記の評価は重要である。
【0023】図4にはメッセージフレーム400が示さ
れているが、この図は本発明の主題にとって重要なメッ
セージフレーム400の特徴を示している。メッセージ
フレーム400は、ネットワーク同定(NWID)コードフ
ィールド部分404を含んだ物理的レイヤープリアンブ
ル部分402を含む。メッセージフレーム400はまた
制御フィールド部分(CONTR)408を含んだMAC(M
edium Access ControlLayer)406を含む。上述した
ように当該メッセージフレームが関わる特定の無線LA
N100、200、・・・、600をこのNWIDコー
ド部分が同定する。制御フィールド部分408はMAC
フレームの形式、例えば(付番された)情報フレーム、
監督フレーム(Supervisory frame)、あるいは付番な
しの情報(Unnumbered Information, UI)フレーム等を
同定する。付番なしの情報フレームは個別的目標アドレ
スを全くもたないこと、またこれらの選択されたフレー
ムのみが時間シフトされて上記のように二重送信される
ことを理解されたい。
【0024】要約すると、それぞれの無線LAN10
0、200、・・・、600を介して端末102、20
2、・・・、602とそれぞれ通信する複数のブリッジ
18と、ホストコンピューター14とが、有線ローカル
エリアネットワーク12を介して通信するようにされた
ローカルエリアネットワークシステムを説明した。これ
らブリッジ18は通常、関連する目標ステーションに対
してメッセージフレームを送信し、その場合スパニング
ツリーアルゴリズムがそのメッセージ経路を決定する。
しかしブリッジによりダウンロードメッセージに属する
付番なし情報フレームであると決定された、幾つかの選
択されたメッセージフレームは、時間シフト方式でそれ
ぞれのブリッジ18により送信される。その時間シフト
された送信は該選択された各ダウンロードメッセージフ
レームについて2回行われる。
【0025】
【効果】上記の実施例は幾つかの利点を有する。すなわ
ち、ホストコンピューターから端末への無線チャンネル
通信において非常に高い信頼度をもつダウンロードセッ
ションが形成できる。別の利点は、有線LANに基づい
て行われるホスト端末システムに対する現存のアプリケ
ーションプログラムが、なんら顕著な変更を要せずに使
用できることである。このことに関連していうと、小売
り環境に供するように適合させたそのようなシステムに
現在利用できるアプリケーションプログラムは、一般に
ダウンロードセッションで遭遇するエラーに対する回復
手順を持っていないことに注意されたい。高信頼度のエ
ラー回復ができるように現存のダウンロード手順を適合
させることに伴う高コストは上記の実施例により回避で
きる。また上記無線ネットワークシステムにおけるダウ
ンロードセッションの期間は対応の有線LANにおける
ダウンロードセッションの期間と実質的に同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくローカルエリアネットワークシ
ステムのブロック線図である。
【図2】図1のローカルエリアネットワークシステムに
含まれるブリッジのオペレーションを示す流れ図であ
る。
【図3】ダウンロードオペレーションを例示するタイミ
ング図である。
【図4】本ローカルエリアネットワークシステムで送信
されるメッセージフレームのフォーマットを示す線図で
ある。
【符号の説明】
14 ホストコンピューター 18 ブリッジ 22 第一ポート 24 第二ポート 100、200、・・・、600 無線ローカルエリア
ネットワーク 102、202、・・・、602 端末 400 フレーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピューター(14)から複数の
    端末(102、202、・・・、602)にメッセージ
    フレーム(400)を送信する方法であってそれぞれの
    第一ポート(22)を介して該ホストコンピューター
    (14)と通信すると共に、それぞれの第二ポート(2
    4)を介して共通の無線通信チャンネル経由で該複数端
    末(102、202、・・・、602)を含んだそれぞ
    れの無線ローカルエリアネットワークと通信する、複数
    のブリッジ(18)を与えるステップと、 該ホストコンピューター(14)から該ブリッジ(1
    8)に該メッセージフレーム(400)を送信するステ
    ップと、 該選択されたメッセージフレーム(400)がすべての
    該ブリッジ(18)から非重複的時間間隔で送信される
    ように、該無線通信チャンネルを介して該ブリッジ(1
    8)が該選択されたメッセージフレーム(400)を再
    送信するステップとを含むことを特徴とするメッセージ
    フレーム送信方法。
  2. 【請求項2】ホストコンピューター(14)と複数の端
    末(102、202、・・・、602)を含むローカル
    エリアネットワークシステムであって、 それぞれの第一ポート(22)を介して該ホストコンピ
    ューター(14)に接続されると共に、それぞれの第二
    ポート(24)を介して共通の無線通信チャンネル経由
    で該複数端末(102、202、・・・、602)を含
    んだそれぞれの無線ローカルエリアネットワーク(10
    0、200、・・・、600)と接続された、複数のブ
    リッジ(18)を含み、 該選択されたメッセージフレーム(400)がすべての
    該ブリッジ(18)から非重複的時間間隔に送信される
    ように、該無線通信チャンネルを介して該ブリッジ(1
    8)が該選択されたメッセージフレーム(400)を再
    送信することを特徴とするローカルエリアネットワーク
    システム。
JP35653292A 1991-12-24 1992-12-22 ローカルエリアネットワークシステム Pending JPH05268224A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB919127404A GB9127404D0 (en) 1991-12-24 1991-12-24 Local area network system
US927986 1992-08-11
US07/927,986 US5519834A (en) 1991-12-12 1992-08-11 Method of transmitting selected message frames without individual destination address in non-overlapping sequential time intervals from host computer to terminals via bridges and retransmitting thereafter
US9127404.3 1992-08-11

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Publication Number Publication Date
JPH05268224A true JPH05268224A (ja) 1993-10-15

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ID=26300078

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35653292A Pending JPH05268224A (ja) 1991-12-24 1992-12-22 ローカルエリアネットワークシステム

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JP (1) JPH05268224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506590A (ja) * 2005-08-05 2009-02-12 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション Ipマルチメディアサブシステムを介するショートメッセージ機能を報告する方法およびシステム

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JP2009506590A (ja) * 2005-08-05 2009-02-12 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション Ipマルチメディアサブシステムを介するショートメッセージ機能を報告する方法およびシステム

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