JPH0526803Y2 - - Google Patents

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JPH0526803Y2
JPH0526803Y2 JP1985150251U JP15025185U JPH0526803Y2 JP H0526803 Y2 JPH0526803 Y2 JP H0526803Y2 JP 1985150251 U JP1985150251 U JP 1985150251U JP 15025185 U JP15025185 U JP 15025185U JP H0526803 Y2 JPH0526803 Y2 JP H0526803Y2
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motor
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turned
transistor
power
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車用モータアンテナの駆動制御
装置に関する。
[従来の技術] 自動車用モータアンテナとして使用されている
ロツドアンテナは、従来、ラジオ用電源をオンし
たときに上昇され、所定の高さに達したときに、
リミツトスイツチがそれを検出してその上昇が停
止する。また、そのラジオ用電源をオフしたとき
に、ロツドアンテナが下降を開始し、元の位置ま
で戻ると、別のリミツトスイツチが検出してその
下降が停止するようになつている。
一方、自動車のスタータモータを駆動している
ときに、ラジオ用電源が自動的にオフされる自動
車がある。この自動車においては、ラジオ用電源
をオンしてロツドアンテナが上昇しているとき
に、自動車のスタータモータを駆動すると、ラジ
オ用電源がオフされるので、ロツドアンテナが下
降し始める。そして、スタータの駆動を停止する
と、ラジオ用電源がオンされるので、そのロツド
アンテナが上昇する。
また、スタータの1回の操作によつてエンジン
が始動しない場合には、スタータのオン、オフを
何回か繰り返さなければならず、これに応じて、
ロツドアンテナが上昇、下降を繰り返すことにな
る。つまり、ロツドアンテナがハンチングを生じ
る。このようにハンチングを生じることは機能
上、好ましくないという問題がある。
[考案の目的] 本考案は、上記従来例の問題点に着目してなさ
れたもので、スタータのオン、オフを繰り返して
も、ロツドアンテナがハンチングを生じない自動
車用モータアンテナの駆動制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
[考案の実施例] 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図であ
る。
モータ10は、図示しない自動車用のロツドア
ンテナを駆動するものであり、その端子10aか
ら10bに向かつて電流が流れると、上記ロツド
アンテナを上昇させ、その逆の方向に電流が流れ
ると、ロツドアンテナを下降させるものである。
リミツトスイツチ11は、ロツドアンテナが最
下位の位置にあるときにのみオフするものであ
り、リミツトスイツチ12は、ロツドアンテナが
最上位の位置にあるときにのみオフするものであ
る。
リレー20は、ラジオ用電源がオンのとき
(Rx端子にプラス電圧が印加されているとき)
に、その可動接点21,22をそれぞれ、接点2
1a,22aに切換えるものである。逆に、ラジ
オ用電源がオフのとき(Rx端子の電圧が零のと
き)に、リレー20は、その可動接点21,22
をそれぞれ、21b,22bに切換えるものであ
る。
パワートランジスタ30は、モータ10と直列
に接続され、接点21,22を介して、モータ1
0の導通をスイツチングするものである。
トランジスタ論理回路40は、エンジンキーを
スタータ位置にセツトしたときにのみ、パワート
ランジスタ30をオフさせる回路である。このト
ランジスタ論理回路40は、NPNのトランジス
タ41,42とを有する。トランジス41は、そ
のベースに、ラジオ用電源端子ACCからの信号
を受け、そのコレクタに、イグニツシヨン用端子
IGからの信号を受けるものである。また、トラ
ンジスタ42は、トランジスタ41のコレクタ電
圧の信号を反転させ、これを、パワートランジス
タ30のベースに供給するものである。
ダイオードD1,D2は、それぞれ、モータ1
0の端子10a,10bを介してトランジスタ論
理回路40へ電源を供給する経路に設けられ、オ
ールオフ(エンジンキーを抜いた状態)のときの
暗電流を少しでも少なくするためのものである。
つまり、上記実施例は、パワートランジスタ3
0と、接点21,22とコイルとを具備するリレ
ー20と、トランジスタ論理回路40とを有する
ものである。パワートランジスタ30は、自動車
用モータアンテナを駆動するモータ10と直列に
接続されたトランジスタであり、2つの接点2
1,22は、モータ10の両端にそれぞれ設けら
れ、モータ10の極性を切り換える接点であり、
上記コイルは、RX端子に接続され接点21,2
2を切換えるコイルであり、このコイルは1つの
みのコイルで構成され、上記リレーは、RX端子
の電圧に応じてモータ10の極性を制御するリレ
ーであり、トランジスタ論理回路40は、エンジ
ンキーをスタータ位置にセツトしたときにパワー
トランジスタ30をオフさせる論理回路である。
第2図は、エンジンキーの位置と各端子の状態
を示す図である。
この図において、エンジンキーを所定位置(ラ
ジオ用電源位置、イグニツシヨン位置、スタータ
位置)にセツトしたときに、その下に丸印があれ
ば、その丸印の右に書いてある端子にプラスの電
圧が発生することを示してある。たとえば、エン
ジンキーをイグニツシヨン位置にセツトした場
合、+B端子、ラジオ用電源端子ACC、イグニツ
シヨン用端子IGに、それぞれプラス電圧が発生
する。また、エンジンキーをスタータ位置にセツ
トした場合、+B端子、イグニツシヨン用端子
IG、スタータ用電源端子STに、それぞれプラス
電圧が発生するが、ラジオ用電源端子ACCには
プラス電圧が発生しない。なお、符号50は、ラ
ジオ用電源スイツチである。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、ロツドアンテナが最下位にあるとする。
ロツドアンテナが最下位にあると、リミツトスイ
ツチ11がオフし、リミツトスイツチ12がオン
している。また、イグニツシヨンキーをイグニツ
シヨン位置にセツトしてあるときに、ラジオ用電
源スイツチ50をオンしたとする。このオンによ
つて、リレー20が励磁されるので、接点21,
22がそれぞれ、端子21a,22aに切換えら
れる。この状態を第1図に示してある。
一方、エンジンキーをイグニツシヨン位置にセ
ツトしてあるので、第2図に示すように、ラジオ
用電源端子ACCとイグニツシヨン用端子IGとに
プラス電圧が発生している。したがつて、トラン
ジスタ41がオンし、トランジスタ42がオフ
し、パワートランジスタ30がオンする。
このように、パワートランジスタ30がオン
し、リレー接点21,22が第1図に示す状態に
あるので、モータ10の端子10aから10bに
向かつて電流が流れ、ロードアンテナが上昇を開
始する。この上昇を開始すると、リミツトスイツ
チ11がオンし、ロツドアンテナが最上位に達す
ると、リミツトスイツチ12がオフするので、モ
ータ電流が遮断され、モータ10が停止し、ロツ
ドアンテナの上昇も停止する。
その後、ラジオ用電源スイツチ50を切ると、
リレー20が通電を絶たれるので、接点21,2
2が、それぞれ、接点21b,22bに切換わる
ので(このときに、リミツトスイツチ11はオン
している)、モータ10が逆回転し、ロツドアン
テナが下降を開始する。この下降開始とともに、
リミツトスイツチ12はオンする。
一方、ロツドアンテナの上昇の途中で、イグニ
ツシヨンキーをスタータ位置にセツトしたとす
る。このときに、第2図に示すように、イグニツ
シヨン用端子IGにはプラスの電圧が発生するが、
ラジオ用電源端子ACCの電圧は零である。した
がつて、この場合、トランジスタ41がオフであ
り、イグニツシヨン用端子がプラスであるのでト
ランジスタ42がオンし、パワートランジスタ3
0がオフする。このために、モータ10の通電が
絶たれるので、モータ10が停止し、ロツドアン
テナは下降することを阻止される。したがつて、
スタータのオン、オフを繰り返しても、ロツドア
ンテナのハンチングが生じない。
このように、ロツドアンテナ上昇の途中でイグ
ニツシヨンキーをスタータ位置にセツトしたとき
には、IG端子にプラスの電圧が印加され、ACC
端子に電圧が印加されず、このときに、上記のよ
うにトランジスタ30がオフしモータ10が停止
し、モータアンテナのハンチングが防止される。
この動作は、ラジオ用電源スイツチ50がオンで
あつてもオフであつても同じである。つまり、後
述の第3図におけるモータ動作が停止の欄には、
ラジオ用電源スイツチ50がオンである場合(第
3図におけるモータ動作が停止の欄の右半分の場
合)と、ラジオ用電源スイツチ50がオフである
場合(第3図におけるモータ動作が停止の欄の左
半分の場合)とが記載されている。
なお、エンジンを停止してラジオを聞いていた
場合には、ラジオ用電源端子ACCにプラスの電
圧が印加され、イグニツシヨン用端子IGに電圧
が印加されないが、この場合、トランジスタ4
1,42がともにオフし、パワートランジスタ3
0がオンし、モータ10が回転し、ラジオ用電源
スイツチ50がオン(オフ)であれば、RX端子
からリレー20に通電され(通電されず)、モー
タアンテナが上昇(下降)する。
第3図は、ラジオ用電源端子ACC、イグニツ
シヨン用端子IG、ラジオ用電源スイツチの各態
に対するモータ10の動作状態を示す図表であ
る。
なお、図中、丸印は、ラジオ用電源端子ACC、
イグニツシヨン用端子IGにプラス電圧が発生し
ている状態を示し、また、ラジオ用電源スイツチ
50がオンである状態を示すものである。
この第3図から分るように、イグニツシヨン用
端子IGにプラス電圧が発生しラジオ用電源端子
ACCの電圧が零の場合は、一義的にモータ10
が停止する。
[考案の効果] 本考案によれば、スタータのオン、オフを繰り
返したときにロツドアンテナがハンチングを生じ
ないようにする制御はパワートランジスタが行な
い、したがつて、装置全体としてのリレーの必要
数は1つで足り、リレーの使用数が少ないので、
装置全体の形状が小さく、また、コストを低下さ
せることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図であ
る。第2図は、エンジンキーの位置と各端子の状
態を示す図である。第3図は、ラジオ用電源端
子、イグニツシヨン用端子、ラジオ用電源スイツ
チの状態に対するモータ10の動作状態を示す図
表である。 10……モータ、11,12……リミツトスイ
ツチ、30……パワースイツチ、40……トラン
ジスタ論理回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車用モータアンテナを駆動するモータと
    直列に接続されたパワートランジスタと; 上記モータの両端にそれぞれ設けられ、上記
    モータの極性を切り換える2つの接点と、RX
    端子に接続され上記両接点を同時に切換える1
    つのコイルとを具備し、上記RX端子の電圧に
    応じて上記モータの極性を制御するリレーと; エンジンキーをスタータ位置にセツトしたと
    きに上記パワートランジスタをオフさせるトラ
    ンジスタ論理回路と; を有することを特徴とする自動車用モータアン
    テナの駆動制御装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記トランジスタ論理回路は、イグニツシヨン用
    電源がオンされしかもラジオ用電源がオフされ
    たときに、上記パワートランジスタをオフさせ
    るものであることを特徴とする自動車用モータ
    アンテナの駆動制御装置。
JP1985150251U 1985-10-01 1985-10-01 Expired - Lifetime JPH0526803Y2 (ja)

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JPS6258910U JPS6258910U (ja) 1987-04-11
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JPS6119522Y2 (ja) * 1980-03-03 1986-06-12
JPS646565Y2 (ja) * 1981-06-10 1989-02-21

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