JPH05267119A - 縮小投影露光装置 - Google Patents

縮小投影露光装置

Info

Publication number
JPH05267119A
JPH05267119A JP4063195A JP6319592A JPH05267119A JP H05267119 A JPH05267119 A JP H05267119A JP 4063195 A JP4063195 A JP 4063195A JP 6319592 A JP6319592 A JP 6319592A JP H05267119 A JPH05267119 A JP H05267119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reticle
suction
vacuum
vacuum pressure
pressure sensors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4063195A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Sato
正美 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4063195A priority Critical patent/JPH05267119A/ja
Publication of JPH05267119A publication Critical patent/JPH05267119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】原画パターンが描かれているレティクル,レテ
ィクルをのせるレティクル吸着台,レティクルを吸着す
るための真空を伝える溝のついたレティクル吸着部A,
同じくレティクル吸着部B,真空を伝えるON/OFF
制御のバルブA5,同じくバルブB6,真空吸着状態を
検出する真空圧力センサA7,同じく真空圧力センサB
8,これらを逐次適宜に制御するCPU9により構成さ
れている。 【効果】レティクルがずれて微動台上にあり、かつ1つ
をのこしていずれかの真空が漏れている場合、レティク
ルずれと判断できレティクルの有無に対する誤判定がな
くなり、レティクルの二重搬送などによる破損等の重大
事故を未然に防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VLSIを製造する縮
小投影露光装置に係り、特に真空によるレティクルの吸
着固定を行い、吸着状態の判定を正確に行える高信頼性
化を計った縮小投影露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レティクルの吸着,解除はON/OFF
を行う1つのバルブで行っていた。また、レティクルの
吸着状態の判定を行う真空圧力センサは、1つで構成し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CPUはレティクルの
固定のため真空吸着動作指令を出し、かつレティクルの
有無,吸着状態の判定を真空圧力センサの値を読み込み
判断することによって行っている。従来技術はレティク
ルがレティクル吸着台に正確に搬送されなかった場合
(レティクルがずれて搬送され真空洩れにより真空吸着
が正常にできない状態の場合)レティクルがあるにも係
らず、レティクルが無いと判断してしまう。すなわちレ
ティクルが本当に無いのか、ずれているのか判断できな
い。
【0004】この場合レティクル微動台上にレティクル
がないと判定してしまうため、レティクルをさらにもう
1枚レティクル微動台上に搬送してしまい、レティクル
を破損する等の重大な事故へつながるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、これら欠点を取り除くためにレ
ティクル吸着用バルブを2つ以上、真空圧力センサを2
つ以上に増やし二重,三重に真空吸着状態の確認,レテ
ィクルの有無およびレティクルのずれの判定を行う方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に真空吸着を行うバルブを1つから2つ以上に増やした
ものである。また、真空圧力センサを1つから2つ以上
に増やしたものである。さらにレティクルがずれていて
吸着ができないのか、レティクルが本当に無いのかを判
定するソフトウェアを付加したものである。
【0007】
【作用】作用を図1,図2,図3,図5により説明す
る。
【0008】レティクル1を吸着するため、CPU9
は、バルブA5,バルブB6を共にONする。バルブが
ONされると真空圧力がレティクル吸着部A3,レティ
クル吸着部B4に伝わりレティクル1があれば、レティ
クル吸着部が真空圧力レベルとなる。また、真空圧力セ
ンサA7,B8も真空圧力レベルとなる。これをCPU9に
取り込み吸着状態を判定する。
【0009】次にレティクル1がレティクル吸着台2上
に無い場合について説明する。
【0010】CPU1は、バルブA5,バルブB6をと
もにONする。バルブがONされてもレティクル吸着部
A3,B4は、大気中圧力レベルなので真空圧力センサ
A7,B8の出力は大気中圧力レベルとなり、CPU9
は、レティクル無しと判断する。
【0011】次に、レティクル1がずれて吸着台2上に
ある場合(どちらか片方のレティクル吸着部がはずれて
いる場合)もCPU9は、バルブA5,B6を共にON
する。片方が吸着からはずれているので一方は真空吸着
状態、一方は大気中状態となりCPU9にてレティクル
1がずれておかれていると判断する。
【0012】これにより、レティクル有無の判定,レテ
ィクルずれの判定ができるので装置の誤動作を未然に防
げる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1,図2,図3,
図4,図5により説明する。
【0014】原画パターンが描かれているレティクル
1,レティクル1をのせるレティクル吸着台2,レティ
クルを吸着するための真空を伝える溝のついたレティク
ル吸着部A3,同じくレティクル吸着部B4,真空を伝
えるON/OFF制御のバルブA5,同じくバルブB
6,真空吸着状態を検出する真空圧力センサA7,同じ
く真空圧力センサB8,これらを逐次適宜に制御するC
PU9により構成されている。
【0015】次に動作を説明する。
【0016】縮小投影露光装置内で、原画として使用さ
れてるレティクルは、適宜装置内を搬送され、高精度,
高速で位置決めされる。搬送後の位置決め時固定され、
粗位置合わせを行うが、その固定には、しばしば真空圧
力による吸着方法が用いられ、また、レティクルがその
位置にあるかどうかを圧力センサにて確認している。ま
ず、従来技術を図2,図3,図4により説明する。図2
は、レティクル1が正常にレティクル吸着台2に搬送さ
れ、吸着状態も良好な正常の場合である。
【0017】図3は、レティクル1がレティクル吸着台
2にずれてのっている異常の場合である。
【0018】図4は、従来の構成で、バルブ10は1
つ、真空圧力センサ11も1つの構成を示している。
【0019】今、図3のような異常の状態の場合、真空
はレティクル吸着部B4から漏れてしまい、真空圧力セ
ンサ11の値は、大気中圧力レベルとなり、レティクル
吸着不能、つまりレティクル無しと同じ値を出力し、C
PU9はレティクル無しと誤判断してしまう。これによ
りレティクル二重搬送等によるレティクル破損などの重
大事故につながる可能性がある。
【0020】これを防止するための本発明の一実施例を
図1,図5で説明する。
【0021】本発明では、バルブを1つ追加してバルブ
B6を設けた。更に真空圧力センサを1つ追加して真空
圧力センサB8を設けた。これにより、各々独立したレ
ティクル固定用真空吸着システムが構成される。CPU
9は、レティクル1をレティクル吸着台2に搬送後、吸
着固定を行うためバルブA5,バルブB6をONし、真
空をレティクル吸着部A3,B4に伝える。レティクル
があれば必然的に吸着を行い、圧力センサA7,B8の
真空値を読み込み、吸着状態を確認する。本発明は、こ
れらの構成で、以下に示した“レティクルずれ”が検出
できることが最大の特徴である。
【0022】これを図3,図5により説明する。図5は
レティクルの状態(ずれ有無,レティクル有無)の場合
分けによる判定方法を示している。
【0023】レティクル1が無い状態で吸着動作を行う
と、真空圧力センサA7,B8は大気中の圧力値を出力
し、CPU9でレティクル無しと判断する。次にレティ
クル1が有り、ずれがない状態で吸着動作を行うと、真
空圧力センサA7,B8は真空中圧力レベルの値を出力
し、CPU9でレティクル有りと判断する。
【0024】次に、図3のようにレティクル1がずれて
いる場合、レティクル吸着部A3または、レティクル吸
着部B4の吸着がはずれ、一方が吸着できない。この場
合、レティクル1は、有るが、ずれておかれていると判
断でき、異常状態の確認が可能となり装置が誤動作する
ことがない。
【0025】以上により本実施例によれば、1.レティ
クル有無2.レティクル搬送や、搬送後の振動等による
レティクルの位置ずれに対し、正確に判断でき、ひいて
はレティクル破損等の重大事故を未然に防ぐという効果
がある。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。
【0027】レティクルがずれて微動台上にあり、かつ
1つをのこしていずれかの真空が漏れている場合、レテ
ィクルずれと判断できレティクルの有無に対する誤判定
がなくなり、レティクルの二重搬送などによる破損等の
重大事故を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のレティクル1が正常にレテ
ィクル吸着台2におかれた状態図である。
【図3】本発明の一実施例のレティクル1がずれてレテ
ィクル吸着台2に置かれた状態図である。
【図4】従来技術のブロック図である。
【図5】レティクルずれ判定方法を示す図である。
【符号の説明】
1…レティクル、2…レティクル吸着台、3…レティク
ル吸着部A、4…レティクル吸着部B、5…バルブA、
6…バルブB、7…真空圧力センサA、8…真空圧力セ
ンサB、9…CPU、10…バルブ、11…真空圧力セ
ンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レティクル上の原画パターンを縮小レンズ
    を通して縮小し、ウェハ上に高精度で焼き付ける機能を
    有し、かつ前工程でウェハ上に焼かれたウェハ粗位置合
    わせ用マーク(プリアライメントマーク)を検出し、粗
    位置合わせ終了後、露光ステージへウェハを高精度搬送
    する機能、さらに露光ステージへ搬送されたウェハ位置
    を精検出し、前記レティクル上の原画パターンとウェハ
    上パターンを相対合わせする機能を有し、かつレティク
    ル原画を真空吸着による固定と真空圧力センサによる吸
    着確認を行う機能を有し、真空のON/OFFを行う複
    数のバルブを有し、被測定部の真空圧力が測定できる複
    数の真空圧力センサを有し、それらを制御するCPU,
    コントローラ,ドライバより成ることを特徴とする縮小
    投影露光装置。
JP4063195A 1992-03-19 1992-03-19 縮小投影露光装置 Pending JPH05267119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063195A JPH05267119A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 縮小投影露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063195A JPH05267119A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 縮小投影露光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05267119A true JPH05267119A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13222201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4063195A Pending JPH05267119A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 縮小投影露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05267119A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017215451A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 株式会社オーク製作所 露光装置
JP2021081549A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 キヤノン株式会社 保持装置、露光装置、及び物品の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017215451A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 株式会社オーク製作所 露光装置
JP2021081549A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 キヤノン株式会社 保持装置、露光装置、及び物品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4402811B2 (ja) 被処理体の搬送システムおよび被処理体の位置ずれ量の検出方法
JP3332425B2 (ja) 基板保持装置、並びにこれを用いた露光装置と半導体デバイス製造方法
JPH10163302A (ja) 基板搬送装置及びこれを適用し得る半導体製造装置
KR100544380B1 (ko) 사행 수정 기구를 구비한 띠 형상 작업편의 노광 장치
KR100246574B1 (ko) 레티클 정렬장치 및 방법
JPH05267119A (ja) 縮小投影露光装置
JP2006294987A (ja) 試料処理装置
JP2880262B2 (ja) ウエハ保持装置
JP2505915B2 (ja) 基板搬送装置
JPH0656864B2 (ja) 半導体ウエハの搬送位置決め方式
JP2006215470A (ja) 露光装置の真空圧回路
JP4261932B2 (ja) 露光装置
JP3219273B2 (ja) 基板の受渡し方法
JPH10173030A (ja) 基板搬送装置およびこれを用いた露光装置
JPH0548331U (ja) 縮小投影露光装置
JPH06263219A (ja) 搬送装置
US9594314B2 (en) Exposure apparatus, alignment method, and device manufacturing method
JPH0547898A (ja) 部品吸着搬送装置とその運転方法
KR100495419B1 (ko) 반도체제조장치
KR20020016072A (ko) 반도체 제조 설비의 로드락 챔버
JP2541552B2 (ja) ウエハ・アライメント装置
JPH04199655A (ja) 真空吸着基板保持装置の真空配管
JPH09306973A (ja) 基板吸着装置
JPH01183900A (ja) 電子部品塔載機における部品吸着判定方法
JPH09286587A (ja) 吸着センサの動作確認方法