JPH05266945A - ワイヤハーネスにおけるコネクタと接続コード間の接続構造 - Google Patents

ワイヤハーネスにおけるコネクタと接続コード間の接続構造

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Publication number
JPH05266945A
JPH05266945A JP6466792A JP6466792A JPH05266945A JP H05266945 A JPH05266945 A JP H05266945A JP 6466792 A JP6466792 A JP 6466792A JP 6466792 A JP6466792 A JP 6466792A JP H05266945 A JPH05266945 A JP H05266945A
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JP
Japan
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connection
connector
cord
terminal
connector housing
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Pending
Application number
JP6466792A
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English (en)
Inventor
Akira Takahashi
章 高橋
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH05266945A publication Critical patent/JPH05266945A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタハウジング内に接続端子を収容保持
したコネクタと、その接続端子に端末が接続固定される
接続コードとを備えるワイヤハーネスにおいて、各接続
コードを細径化してもそのコード端末とコネクタハウジ
ング内の接続端子との間の断線故障が起こらないように
する。 【構成】 コネクタハウジング1には、接続コード3の
該ハウジング1からの延出部を該ハウジング1にクラン
プ保持し得るクランプ部Cが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタハウジング内
に接続端子を収容保持したコネクタと、その接続端子に
端末が接続固定される接続コードとを備えたワイヤハー
ネスにおけるコネクタと接続コード間の接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記接続コードは、例えば実開昭
58−60879号公報に開示される如くコネクタハウ
ジング内に収納保持される接続端子にカシメ結合される
ようになっていたが、その接続コードとコネクタハウジ
ングとは直接的な結合関係になかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがワイヤハーネ
スの軽量化を図るべく各接続コードを細径化しようとす
ると、必然的に上記接続端子と接続コード間のカシメ結
合部を小型化せざるを得なくなって、該カシメ結合部の
強度、特に引張り強度が低下し、そのため、ワイヤハー
ネスの組立時、搬送時、車両等への組付時、使用時等に
おいて通常加わり得る外力で該カシメ結合部が容易に破
断してしまう虞れがある。
【0004】本発明は、上記に鑑み提案されたもので、
接続コードの細径化を図っても上記虞れのない、ワイヤ
ハーネスにおけるコネクタと接続コード間の接続構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、コネクタハウジング内に接続端子を収容保
持したコネクタと、前記接続端子に端末が接続固定され
る接続コードとを備えたワイヤハーネスにおけるコネク
タと接続コード間の接続構造において、前記コネクタハ
ウジングには、前記接続コードの該ハウジングからの延
出部を該ハウジングにクランプ保持し得るクランプ部を
設けたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図1〜4を参照して本発明の第1実施
例について説明すると、自動車用ワイヤハーネスWのコ
ネクタ部は互いに抜差可能な雄、雌一対のコネクタ(図
ではそのうちの一方のコネクタCoのみを示す)より構
成され、その各コネクタCoのコネクタハウジング1は
ナイロン、PBT等の合成樹脂より箱形に一体成形され
ている。
【0007】コネクタハウジング1内には、該ハウジン
グ1の一端面(即ち他方のコネクタとの対向面)にそれ
ぞれ開口し且つ縦横に並ぶ複数の端子室1cが画成され
ており、これら端子室1cには、複数の雄又は雌型の接
続端子2がそれぞれ収納固定されている。コネクタハウ
ジング1の他端面には、前記複数の端子室1cにそれぞ
れ連なる複数の窓孔1hが開設されており、その各窓孔
1hを通してコネクタハウジング1内の各端子室1cに
は複数の接続コード3の端末がそれぞれ挿入され、その
各端末は対応する接続端子2に次に説明する如く接続固
定される。
【0008】各接続コード3は、複数条の線状導体より
なる心線3aと、この心線3aを被覆する塩ビ等の絶縁
性合成樹脂製よりなる被覆部3bとより構成されてお
り、その各コード3の前記被覆部3bの端末と、それか
ら露出した心線3aの端末とが、接続端子2の基端に一
体に連設した二股状の第1及び第2取付部2j1 ,2j
2 に、該取付部2j1 ,2j2 をカシメ加工することに
よってそれぞれ一体的に抱持固定される。以上は、従来
普通の構成である。
【0009】コネクタハウジング1の基端部には、接続
コード3の該ハウジング1からの延出部を該ハウジング
1に固定するための本発明のクランプ部Cが設けられ
る。この実施例においてクランプ部Cは、コネクタハウ
ジング1の基端上下部に薄肉のヒンジ部4を介してそれ
ぞれ回動可能に連設される、コネクタハウジング1と同
材質の上下一対の挟持片51 ,52 と、その両挟持片5
1 ,52 間に挟圧されるゴム等の弾性材製スペーサ6と
より構成され、各挟持片51 ,52 は自由状態では図4
に示す位置に在り、それから互いに接近する方向に90
°ずつ回動させると図1,2に示すスペーサ挟持位置と
なる。
【0010】その挟持位置に各挟持片51 ,52 を固縛
すべく、一方の挟持片51 の自由端両側には弾性係止爪
7がそれぞれ一体に連設され、他方の挟持片52 の自由
端両側には対応する係止爪7がそれぞれ係合し得る係合
凹部8がそれぞれ設けられる。また両挟持片51 ,52
のスペーサ6との対向面外周には、スペーサ6を位置決
め・保持するためのフランジ部5f1 ,5f2 が一体に
形成される。
【0011】更に各挟持片51 ,52 とスペーサ6との
対向面には、各接続コード3の挿通孔9となるべく相対
向する複数枚の凹溝5g1 ,6g1 ;5g2 ,6g2
それぞれ形成されており、その各凹溝5g1 ,6g1
5g2 ,6g2 は接続コード3の外面(即ち被覆部3
b)に対する摩擦挟持力を高めるべく波状に屈曲形成さ
れる。
【0012】尚、図示はしないが他方のコネクタとこれ
に接続すべき各接続コードとの間の接続構造も、前述の
ようなコネクタCoと各接続コード3間のそれと全く同
様である。
【0013】次に前記実施例の作用を説明すると、コネ
クタCoと各接続コード3との接続に当っては、先ず各
接続コード3の端末をコネクタハウジング1の各窓孔1
h及び端子室1cを順次挿通してコネクタハウジング1
外に引出すようにし、その状態で各コード3の前記被覆
部3b及び心線3aの各端末を対応する接続端子2の前
記第1及び第2取付部j1 ,j2 にそれぞれカシメ結合
し、しかる後に、各接続コード3を先刻とは逆方向に引
き戻すと共に、各接続端子2をコネクタハウジング1内
の各端子室1cに収納固定する。尚、その接続端子2の
固定には従来周知の固定手段(図示せず)が用いられ、
例えば端子室1cの内壁に端子抜止め部を設けたり或い
は端子室1cの内壁に接続端子2の外側面を直接圧入さ
せたりしてもよい。
【0014】次いでスペーサ6の各溝6g1 ,6g
2 に、対応する接続コード3の被覆部3bを挿通させつ
つ、上下の挟持片51 ,52 を互いに接近する方向に約
90°回動させてその相互間に該スペーサ6を挟圧する
と共に各係止爪7を係合凹部8に係合させるようにする
と、該スペーサ6が両挟持片51 ,52 間に強固に固定
され、且つ各挟持片51 ,52 とスペーサ6間に各接続
コード3のコネクタハウジング1からの延出部外面(即
ち被覆部3b)が摩擦力により強固に挟圧固定される。
【0015】従って各接続コード3とコネクタハウジン
グ1間に引張り力が作用しても、その力を、接続端子3
を全く(又は殆ど)介さずにコネクタハウジング1に直
接受け止めさせることができるから、それだけ各接続端
子2とコード3間の結合部、即ち前記各取付部2j1
2j2 とコード3端末間のカシメ結合部の荷重負担が軽
減される。その結果、接続コード3を細径化することに
より該カシメ結合部が小型化されても、該カシメ結合部
における断線故障には至らない。
【0016】尚、前記係止爪7及び係合凹部8を挟持片
1 ,52 に設ける代わりに、両挟持片51 ,52
を、それらを囲繞するテープ、弾性バンド等で固縛する
ようにしてもよい。また各挟持片51 ,52 の外周に設
けられたスペーサ位置決め保持用の前記フランジ部5f
1 ,5f2 は省略しても差し支えない。
【0017】次に本発明の第2実施例を図5〜7を参照
して説明する。この実施例ではクランプ部Cの構造にお
いてのみ前実施例と相違しており、即ち、そのクランプ
部Cは、コネクタハウジング1の基端一側より外方に一
体延出する、該ハウジング1と同材質の平板状支持片1
0と、この支持片10の内面に沿うようにコネクタハウ
ジング1の各窓孔1hからそれぞれ延出する複数の接続
コード3を該支持片10に一纏めに結束すべく、それら
の周囲にきつく巻回されるテープ11とより構成され
る。
【0018】コネクタハウジング1の各窓孔1hは、各
コード3が貫通するゴム製蓋片12により塞がれてお
り、これら蓋片12により、外部から各窓孔1hを通し
てコネクタハウジング1内へ水が浸入するのを防止する
ことができる。
【0019】而してこの実施例のものにおいても、各接
続コード3とコネクタハウジング1間に作用する引っ張
り力を、接続端子3を全く(又は殆ど)介さずにコネク
タハウジング1に直接受け止めさせることができるた
め、前実施例と同様の作用効果が期待できる。
【0020】尚、本発明においては、ワイヤハーネスの
用途が前実施例のような自動車用に限定されないことは
勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コネクタ
ハウジングには、接続コードの該ハウジングからの延出
部を該ハウジングにクランプ保持し得るクランプ部を設
けたので、接続コードとコネクタハウジング間に引張り
力が作用してもその力を、接続端子を介することなくコ
ネクタハウジングに直接受け止めさせることができ、そ
れだけ接続端子と接続コード端末間の結合部の荷重負担
を軽減することができるから、接続コードを細くしても
上記結合部の断線故障に至らず、従って外力に対し極め
て耐久性の高い接続構造が得られ、また接続コードの細
径化ひいてはワイヤハーネス全体の軽量化を図る上で有
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部全体斜視図
【図2】図1の2−2矢視断面図
【図3】図1の3−3矢視断面図
【図4】第1実施例のコネクタの分解斜視図
【図5】第2実施例の要部全体斜視図
【図6】図5の6−6矢視断面図
【図7】図5の7−7矢視断面図
【符号の説明】
C クランプ部 Co コネクタ W ワイヤハーネス 1 コネクタハウジング 2 接続端子 3 接続コード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジング(1)内に接続端子
    (2)を収容保持したコネクタ(Co)と、前記接続端
    子(2)に端末が接続固定される接続コード(3)とを
    備えたワイヤハーネスにおけるコネクタと接続コード間
    の接続構造において、前記コネクタハウジング(1)に
    は、前記接続コード(3)の該ハウジング(1)からの
    延出部を該ハウジング(1)にクランプ保持し得るクラ
    ンプ部(C)を設けたことを特徴とする、ワイヤハーネ
    スにおけるコネクタと接続コード間の接続構造。
JP6466792A 1992-03-23 1992-03-23 ワイヤハーネスにおけるコネクタと接続コード間の接続構造 Pending JPH05266945A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6466792A JPH05266945A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 ワイヤハーネスにおけるコネクタと接続コード間の接続構造

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JP6466792A JPH05266945A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 ワイヤハーネスにおけるコネクタと接続コード間の接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05266945A true JPH05266945A (ja) 1993-10-15

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ID=13264779

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JP6466792A Pending JPH05266945A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 ワイヤハーネスにおけるコネクタと接続コード間の接続構造

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JP (1) JPH05266945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012520541A (ja) * 2009-03-12 2012-09-06 タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012520541A (ja) * 2009-03-12 2012-09-06 タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク コネクタ

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