JPH05266899A - 熱電池 - Google Patents
熱電池Info
- Publication number
- JPH05266899A JPH05266899A JP5996292A JP5996292A JPH05266899A JP H05266899 A JPH05266899 A JP H05266899A JP 5996292 A JP5996292 A JP 5996292A JP 5996292 A JP5996292 A JP 5996292A JP H05266899 A JPH05266899 A JP H05266899A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- output
- terminal
- terminals
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y02E60/12—
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱電池の出力端子および起動端子の接続を溶
接または圧着により接続し、電池起動および電池出力を
安定供給する熱電池を提供することを目的とする。 【構成】 出力端子１０と出力リード板１３，出力集電
板１４と出力リード板１３および起動具リード線１６ａ
と起動端子９を電気抵抗溶接により接続し、かつ電池外
部出力リード線１１と出力端子１０，起動端子９のそれ
ぞれの端子を圧着端子１５で接続する。 【効果】 電池の内部接続，外部接続を半田付けによる
接続によらない接続方法としたため、電池作動時の高温
において、半田の溶融による接続の不安定がなくなり、
電池出力を安定して供給することが可能となる。
接または圧着により接続し、電池起動および電池出力を
安定供給する熱電池を提供することを目的とする。 【構成】 出力端子１０と出力リード板１３，出力集電
板１４と出力リード板１３および起動具リード線１６ａ
と起動端子９を電気抵抗溶接により接続し、かつ電池外
部出力リード線１１と出力端子１０，起動端子９のそれ
ぞれの端子を圧着端子１５で接続する。 【効果】 電池の内部接続，外部接続を半田付けによる
接続によらない接続方法としたため、電池作動時の高温
において、半田の溶融による接続の不安定がなくなり、
電池出力を安定して供給することが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱電池に関し、特に電
池端子部の接続を、半田付けを使用せず、金属溶融およ
び圧着結線により接続を行った熱電池に関する。
池端子部の接続を、半田付けを使用せず、金属溶融およ
び圧着結線により接続を行った熱電池に関する。
【０００２】
【従来の技術】熱電池は常温では不活性であるが、高温
に加熱することによって活性となり、外部へ電力を供給
する電池で、貯蔵型電池の一種である。従って貯蔵寿命
は極めて良好であり、５〜１０年貯蔵後も製造直後と電
池性能上何ら変わることなく使用できる。また、高温で
作動させるために電極反応が進みやすく、高出力特性を
有するので、各種飛翔体，誘導機器といった防衛機器の
電源や緊急用電源として用いられる。
に加熱することによって活性となり、外部へ電力を供給
する電池で、貯蔵型電池の一種である。従って貯蔵寿命
は極めて良好であり、５〜１０年貯蔵後も製造直後と電
池性能上何ら変わることなく使用できる。また、高温で
作動させるために電極反応が進みやすく、高出力特性を
有するので、各種飛翔体，誘導機器といった防衛機器の
電源や緊急用電源として用いられる。
【０００３】以下、従来の電池端子部の接続について図
２を用いて説明する。図２において、外装蓋１，外装ケ
ース２，素電池３，発熱剤４，起動具５，導火帯剤６，
断熱材７，電池内部リード線８，起動端子９，出力端子
１０と外部リード線１１，内部リード線８と出力端子１
０および起動端子９と外部リード線１３を接続する半田
付け接続部１２で構成し、外装蓋１，外装ケース２を溶
接封口した構造となっている。
２を用いて説明する。図２において、外装蓋１，外装ケ
ース２，素電池３，発熱剤４，起動具５，導火帯剤６，
断熱材７，電池内部リード線８，起動端子９，出力端子
１０と外部リード線１１，内部リード線８と出力端子１
０および起動端子９と外部リード線１３を接続する半田
付け接続部１２で構成し、外装蓋１，外装ケース２を溶
接封口した構造となっている。
【０００４】電池の活性化は、電池外部より外部リード
線１３の起動端子９に点火電流を流し、起動具５が燃焼
する。
線１３の起動端子９に点火電流を流し、起動具５が燃焼
する。
【０００５】この燃焼炎が、導火帯剤６，発熱剤４を燃
焼せしめ素電池３を上下方向から加熱し、素電池７の正
極と負極間に存在する電解質層中の共融塩を加熱溶融
し、電池が活性化状態となり、電池内部リード線８，出
力端子１０，半田付け接続部１２を通じ外部リード線１
１から電力を供給する。
焼せしめ素電池３を上下方向から加熱し、素電池７の正
極と負極間に存在する電解質層中の共融塩を加熱溶融
し、電池が活性化状態となり、電池内部リード線８，出
力端子１０，半田付け接続部１２を通じ外部リード線１
１から電力を供給する。
【０００６】電池の活性化時は、素電池７の加熱温度は
４５０℃〜６５０℃になり断熱材７は、電池の保温と外
部の熱損傷を防止する目的で配置している。
４５０℃〜６５０℃になり断熱材７は、電池の保温と外
部の熱損傷を防止する目的で配置している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図２で
示した従来の構成では、電池の活性化時に、電池内部が
４５０℃〜６５０℃になり、出力端子１０に半田付けで
接続した、電池内部リード線８，外部リード線１１の半
田付け接続部１２の半田が溶融し、安定した電力供給に
問題点を有していた。
示した従来の構成では、電池の活性化時に、電池内部が
４５０℃〜６５０℃になり、出力端子１０に半田付けで
接続した、電池内部リード線８，外部リード線１１の半
田付け接続部１２の半田が溶融し、安定した電力供給に
問題点を有していた。
【０００８】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、出力供給の信頼性を向上した熱電池を提供すること
を目的とする。
で、出力供給の信頼性を向上した熱電池を提供すること
を目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の熱電池は、電池内部における出力端子と出力
リード板，出力集電板と出力リード板および起動端子と
起動具のリード線を電気抵抗溶接による接続とし、出力
端子と外部リード線，起動端子と外部リード線を圧着端
子を用いる圧着接続としたものである。
に本発明の熱電池は、電池内部における出力端子と出力
リード板，出力集電板と出力リード板および起動端子と
起動具のリード線を電気抵抗溶接による接続とし、出力
端子と外部リード線，起動端子と外部リード線を圧着端
子を用いる圧着接続としたものである。
【００１０】
【作用】上記の構成により、上記各端子接続部の半田の
溶融による断線での電力供給の問題を解決し、安定した
電力供給を可能にすることとなる。
溶融による断線での電力供給の問題を解決し、安定した
電力供給を可能にすることとなる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例の熱電池を図１を用
いて説明する。
いて説明する。
【００１２】図１において、外装蓋１の起動端子９に起
動具１６を、出力端子１０に出力リード板１３をそれぞ
れ抵抗溶接により溶接し、外装蓋部の断熱材７を組み立
てる。
動具１６を、出力端子１０に出力リード板１３をそれぞ
れ抵抗溶接により溶接し、外装蓋部の断熱材７を組み立
てる。
【００１３】素電池３と発熱剤４を交互に積層し素電池
１の両端に出力集電板１４を組み立て、導火帯剤６をセ
ットし、電池内部では、外装蓋１の出力端子９と出力リ
ード板１３，出力集電板１４とリード板１３および起動
端子９と起動具リード線１６ａを電気抵抗溶接にて接続
した後、断熱材７を組み立て、外装ケース２に挿入し、
嵌合部１ａを溶接封口により密閉する。
１の両端に出力集電板１４を組み立て、導火帯剤６をセ
ットし、電池内部では、外装蓋１の出力端子９と出力リ
ード板１３，出力集電板１４とリード板１３および起動
端子９と起動具リード線１６ａを電気抵抗溶接にて接続
した後、断熱材７を組み立て、外装ケース２に挿入し、
嵌合部１ａを溶接封口により密閉する。
【００１４】電池の外部では、起動端子９と出力端子１
０にそれぞれ圧着端子１５を用い外部リード線１１を圧
着工具で圧着し、起動端子９と外部リード線１１および
出力端子１０と外部リード線１１を接続する。
０にそれぞれ圧着端子１５を用い外部リード線１１を圧
着工具で圧着し、起動端子９と外部リード線１１および
出力端子１０と外部リード線１１を接続する。
【００１５】
【発明の効果】以上の実施例の説明により明らかなよう
に、本発明の熱電池によれば、電池端子部のリード線の
接続を半田付けではなく電池内部では電気抵抗溶接によ
る接続、電池外部では圧着端子による接続としたため、
特に電池起動後の高温時における、接続部の半田の溶融
による電池端子部のリード線の接続不安定を解決し、出
力供給の信頼性を高めた。
に、本発明の熱電池によれば、電池端子部のリード線の
接続を半田付けではなく電池内部では電気抵抗溶接によ
る接続、電池外部では圧着端子による接続としたため、
特に電池起動後の高温時における、接続部の半田の溶融
による電池端子部のリード線の接続不安定を解決し、出
力供給の信頼性を高めた。
【図１】本発明の一実施例の熱電池の電池端子のリード
線接続を電気抵抗溶接および圧着端子接続とした状態を
示す縦断面図
線接続を電気抵抗溶接および圧着端子接続とした状態を
示す縦断面図
【図２】従来の熱電池の電池端子のリード線接続を半田
付けによる接続とした状態を示す縦断面図
付けによる接続とした状態を示す縦断面図
９ 起動端子 １０ 出力端子 １１ 外部リード線 １３ 出力リード板 １４ 出力集電板 １５ 圧着端子 １６ａ 起動具リード線
Claims (1)
- 【請求項１】 電気抵抗溶接による電池内部における出
力端子と出力リード板，出力集電板と出力リード板およ
び起動端子と起動具リード線の接続部と、圧着端子によ
る電池外部における出力端子と外部リード線、および起
動端子と外部リード線の接続部とを備えた熱電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5996292A JPH05266899A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 熱電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5996292A JPH05266899A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 熱電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05266899A true JPH05266899A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13128303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5996292A Pending JPH05266899A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 熱電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05266899A (ja) |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP5996292A patent/JPH05266899A/ja active Pending
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