JPH0526669A - 傾斜体の傾き判定装置 - Google Patents
傾斜体の傾き判定装置Info
- Publication number
- JPH0526669A JPH0526669A JP20481991A JP20481991A JPH0526669A JP H0526669 A JPH0526669 A JP H0526669A JP 20481991 A JP20481991 A JP 20481991A JP 20481991 A JP20481991 A JP 20481991A JP H0526669 A JPH0526669 A JP H0526669A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclination
- tilt
- detector
- inclined body
- tilt detector
- Prior art date
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- Pending
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 断面形状が傾斜面を有した傾斜体の傾きの判
定を確実かつ安価に行えるようにする。 【構成】 昇降シリンダ1にて昇降可能な中空状の傾き
検出器2をナックルピンで回転自在に支持し、この傾き
検出器にはボール6が内蔵されていて、傾き検出器内を
左右一方向のみ自由に転がることができ、その両端には
タッチセンサ4、5を設けてある。
定を確実かつ安価に行えるようにする。 【構成】 昇降シリンダ1にて昇降可能な中空状の傾き
検出器2をナックルピンで回転自在に支持し、この傾き
検出器にはボール6が内蔵されていて、傾き検出器内を
左右一方向のみ自由に転がることができ、その両端には
タッチセンサ4、5を設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、断面形状が傾斜面を
有した傾斜体の傾き方向を判定する装置に関するもので
ある。
有した傾斜体の傾き方向を判定する装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は例えば変位センサを用いた傾斜体
の傾き判定方法を示す図である。図において、1は昇降
シリンダ、7は傾斜体、8は変位センサX、9は変位セ
ンサY、10はコントローラX、11はコントローラ
Y、12は判別リレー、13は傾き検出器である。
の傾き判定方法を示す図である。図において、1は昇降
シリンダ、7は傾斜体、8は変位センサX、9は変位セ
ンサY、10はコントローラX、11はコントローラ
Y、12は判別リレー、13は傾き検出器である。
【0003】次に動作について説明する。傾斜体7の上
方向より昇降シリンダ1により傾き検出器13を下降さ
せる。この傾き検出器13には左右2個の変位センサ
8、9が設けられており、各々傾斜面までの距離x,y
を各コントローラ10、11に取り込み、判定リレー1
2で距離x,yを比較演算し、傾斜体の傾きを判定す
る。
方向より昇降シリンダ1により傾き検出器13を下降さ
せる。この傾き検出器13には左右2個の変位センサ
8、9が設けられており、各々傾斜面までの距離x,y
を各コントローラ10、11に取り込み、判定リレー1
2で距離x,yを比較演算し、傾斜体の傾きを判定す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の傾
斜体の傾き判定方法では、左右の変位センサ間の距離
や、検出距離などに制約があるため、対象となる傾斜体
の寸法が限定され、また、かなり高価であるなどの問題
点があった。
斜体の傾き判定方法では、左右の変位センサ間の距離
や、検出距離などに制約があるため、対象となる傾斜体
の寸法が限定され、また、かなり高価であるなどの問題
点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、傾斜面さえ有しておれば確実に
傾きを判定することができる装置を得ることを目的とす
る。
ためになされたもので、傾斜面さえ有しておれば確実に
傾きを判定することができる装置を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る傾斜体の
傾き判定装置は、傾き検出器自体が傾斜体の傾斜面に自
在に追従できるようにナックルピンで支持されており、
この傾き検出器内にボールなどの移動物体を内蔵し、傾
斜に対応して移動する事ができるようにしたものであ
る。
傾き判定装置は、傾き検出器自体が傾斜体の傾斜面に自
在に追従できるようにナックルピンで支持されており、
この傾き検出器内にボールなどの移動物体を内蔵し、傾
斜に対応して移動する事ができるようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】上記のように構成された傾斜体の傾き判定装置
は、傾き検出器自体がナックルピンで支持され自由に回
転ができるため、傾斜面さえ有しておれば、傾斜体の寸
法などの制約を受けずに確実に傾き判定ができる。
は、傾き検出器自体がナックルピンで支持され自由に回
転ができるため、傾斜面さえ有しておれば、傾斜体の寸
法などの制約を受けずに確実に傾き判定ができる。
【0008】
実施例1.以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1において、1は昇降シリンダ、2はそのロッド
先端にナックルピン3を介して取付けられ、内部に空間
2aを有する箱形の傾き検出器、4と5はこの傾き検出
器の左右に配設されたタッチセンサ、6は傾き検出器2
の内部空間2a内に収納されたボールである。なお7は
傾斜体である。
る。図1において、1は昇降シリンダ、2はそのロッド
先端にナックルピン3を介して取付けられ、内部に空間
2aを有する箱形の傾き検出器、4と5はこの傾き検出
器の左右に配設されたタッチセンサ、6は傾き検出器2
の内部空間2a内に収納されたボールである。なお7は
傾斜体である。
【0009】次に動作について説明する。傾斜体7の上
方向から昇降シリンダ1で傾き検出器2を下降させる。
この傾き検出器2はナックルピン3で支持され、自由に
回転するため傾斜体7の傾斜面に平滑に追従する。そし
てこの時、傾き検出器2に内蔵されたボール6は傾斜面
に沿って転がり、傾き検出器2の左右に設けられたタッ
チセンサ4、5の何れかに触れることで、傾きを判定す
ることができる。以上は傾斜体がどちらかに傾斜してい
ることが予めわかっている場合の判定方法であるが、傾
斜していない場合も含め、その判定を行う方法は以下の
通りである。 (a)昇降シリンダ1によって傾き検出器2を下降させる
時、あらかじめ傾き検出器2の一方(例えばタッチセン
サ4側)を少し下に傾斜させた状態で測定物に接近して
静かに測定面へ追従させ、タッチセンサ4及び5の動作
状態を読み取る。 (b)次に傾き検出器2を測定物から離し、別の一方(例
えばタッチセンサ5側)を少し下に傾斜させた状態にし
て上記(a)と同様の検出を行う。ここで、測定面に傾き
があれば、必ず低い方のタッチセンサが動作する。そこ
で、上記(a)と(b)の場合のタッチセンサの動作を比較し
て、共に同じ側のタッチセンサが動作すれば、動作側が
低いと判定でき、タッチセンサの動作が一致しない場合
は、測定面は水平であると判定できる。
方向から昇降シリンダ1で傾き検出器2を下降させる。
この傾き検出器2はナックルピン3で支持され、自由に
回転するため傾斜体7の傾斜面に平滑に追従する。そし
てこの時、傾き検出器2に内蔵されたボール6は傾斜面
に沿って転がり、傾き検出器2の左右に設けられたタッ
チセンサ4、5の何れかに触れることで、傾きを判定す
ることができる。以上は傾斜体がどちらかに傾斜してい
ることが予めわかっている場合の判定方法であるが、傾
斜していない場合も含め、その判定を行う方法は以下の
通りである。 (a)昇降シリンダ1によって傾き検出器2を下降させる
時、あらかじめ傾き検出器2の一方(例えばタッチセン
サ4側)を少し下に傾斜させた状態で測定物に接近して
静かに測定面へ追従させ、タッチセンサ4及び5の動作
状態を読み取る。 (b)次に傾き検出器2を測定物から離し、別の一方(例
えばタッチセンサ5側)を少し下に傾斜させた状態にし
て上記(a)と同様の検出を行う。ここで、測定面に傾き
があれば、必ず低い方のタッチセンサが動作する。そこ
で、上記(a)と(b)の場合のタッチセンサの動作を比較し
て、共に同じ側のタッチセンサが動作すれば、動作側が
低いと判定でき、タッチセンサの動作が一致しない場合
は、測定面は水平であると判定できる。
【0010】実施例2.実施例1では、ボールの転がり
を利用したが、ボール以外で滑べり性の良い物体を用い
ても同様の効果を奏する。
を利用したが、ボール以外で滑べり性の良い物体を用い
ても同様の効果を奏する。
【0011】実施例3.また傾き検出器内に水などの液
体を入れ、液体中に浮き片を浮かせて、この浮き片の浮
いている位置が中心より左右の何れにあるかを検出して
も同様の効果を奏する。
体を入れ、液体中に浮き片を浮かせて、この浮き片の浮
いている位置が中心より左右の何れにあるかを検出して
も同様の効果を奏する。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、傾き検
出器自体がナックルピンで支持されているため、物体に
傾斜面さえあれば追従でき、ボールなどに転がりを与え
ることで、確実に傾き判定ができる。またコントローラ
などにも不要となり、安価にできるなどの効果もある。
出器自体がナックルピンで支持されているため、物体に
傾斜面さえあれば追従でき、ボールなどに転がりを与え
ることで、確実に傾き判定ができる。またコントローラ
などにも不要となり、安価にできるなどの効果もある。
【図1】この発明の一実施例による傾斜体の傾き判定装
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
【図2】従来の傾斜体の傾き判定方法を示す図である。
1 昇降シリンダ
2 傾き検出器
3 ナックルピン
4 タッチセンサ左
5 タッチセンサ右
6 ボール
7 傾斜体
Claims (3)
- 【請求項1】 断面形状が傾斜面を有した傾斜体の傾き
を判定する装置において、中空箱形の傾き検出器をナッ
クルピンで回転自在に支持し、上記傾き検出器の内部空
間に移動物体を内蔵するとともに、その左右にタッチセ
ンサを配置したことを特徴とする傾斜体の傾き判定装
置。 - 【請求項2】 傾き検出器内にポールを内蔵した請求項
1記載の傾斜体の傾き判定装置。 - 【請求項3】 傾き検出器内に水などの液体を入れ、こ
の液体中に浮き片を浮かせた請求項1記載の傾斜体の傾
き判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20481991A JPH0526669A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 傾斜体の傾き判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20481991A JPH0526669A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 傾斜体の傾き判定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526669A true JPH0526669A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16496911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20481991A Pending JPH0526669A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 傾斜体の傾き判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526669A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100761776B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2007-09-28 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치용 롤 편심 측정장치 |
KR102000002B1 (ko) * | 2018-04-16 | 2019-07-15 | 한국기계연구원 | 두 평면 사이의 경사도를 측정하는 장치 및 방법 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP20481991A patent/JPH0526669A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100761776B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2007-09-28 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치용 롤 편심 측정장치 |
KR102000002B1 (ko) * | 2018-04-16 | 2019-07-15 | 한국기계연구원 | 두 평면 사이의 경사도를 측정하는 장치 및 방법 |
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