JPH052664U - 動物の手入れをするための用具 - Google Patents

動物の手入れをするための用具

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JPH052664U
JPH052664U JP2399592U JP2399592U JPH052664U JP H052664 U JPH052664 U JP H052664U JP 2399592 U JP2399592 U JP 2399592U JP 2399592 U JP2399592 U JP 2399592U JP H052664 U JPH052664 U JP H052664U
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mitt
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animals
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JP2399592U
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ピーター マラベラ チヤールズ
グレン ウエリガン デニス
Original Assignee
ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチヤリング カンパニー
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    • A47K7/00Body washing or cleaning implements
    • A47K7/02Bathing sponges, brushes, gloves, or similar cleaning or rubbing implements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K13/00Devices for grooming or caring of animals, e.g. curry-combs; Fetlock rings; Tail-holders; Devices for preventing crib-biting; Washing devices; Protection against weather conditions or insects
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】動物特に短い毛の動物の手入れを迅速、容易に
行うための用具である。 【構成】この用具は、床マットや浸食制御・再植生用マ
ットに使用されるのと共通の高分子材料からなる立体的
な多孔性網状構造体と、該構造体を手に装着して保持す
るための手段とで構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はミット,すきぐし,ブラシ,スポンジ,レーキ等の、毛皮をこすった り洗ったりして動物の手入れを行うのに使用される用具に関する。特に、本考案 は、毛足の短い毛皮を有する牛,馬,犬等の動物を手入れするのに適した前記用 具に関する。別の態様によれば、本考案は立体的な有機高分子材料に関連してい る。
【0002】
【従来の技術】
牛,馬,犬等の毛足の短い毛皮を有する動物を含む大部分の家畜は、飼い主や 訓練士によってブラシ掛け,拭き取り,洗い,コンディショニング,シャンプー ,又は防黴,殺菌,炎症治療,かゆみ止め等のための局部治療剤による処理のた めにしばしば手入れを受けることが必要である。こうした手入れは、ごみ,糞便 ,抜け毛,その他の雑物を毛皮の内外から除去するために行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ブラシ,スポンジ,くし等の多くの用具が毛足の短い毛皮を有する動物の手入 れのために使用されている。しかし、これらの用具は多くの欠点を有し、或る物 は長時間の使用に対しては嵩張り過ぎたり重過ぎたりし、特に濡れたり毛皮から の雑物が溜まったりした場合にはこの傾向が強い。また別の多くの物では、動物 の全身に対して使用するのに適した、形態順応性,柔軟性等の特性の所望の組合 せが得られない。
【0004】 更に、これらの用具の多くは、緻密過ぎるか水分吸収性が良すぎて、洗浄,乾 燥が難しく、短時間で再使用することが不可能である。特に、動物の皮膚に達す るまで毛皮全体を清掃することによって、簡単に徹底的に清掃を行えない点が問 題となっている。この徹底的な清掃が不可能な原因の少なくとも一部は、これら の用具を使用している際に、用具の中又は上に毛皮からの雑物が徐々に堆積する ことにある。
【0005】 馬ぐし等の用具の目的は、毛皮の下方からごみを持ち上げ、馬の皮膚を刺激し 且つマッサージすることにある。これは乾いて固着したごみを除去し、抜けかか っている毛を除去する道具としても役立つ。現在市販されている大部分の馬ぐし は、スチール,丈夫なプラスチック,固いゴム等で作られている。或る程度の頑 丈さは必要であるが、このために馬ぐしは顔面,耳,下脚部等の馬体の繊細な領 域に対しては不適当である。これらの領域は泥で固着していることが多く、抜け 毛の除去のための刺激を必要としている。
【0006】 軟らかいゴムで作られた製品が市販されているが、殆どのものは馬体に順応し て変形し難いか、手に持ち難い欠点がある。 このように、動物の飼い主や訓練士に対して、迅速,容易,完全に毛皮の清掃 が可能な用具を提供することが求められている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、動物の手入れを行うのに適した用具を提供するものであり、その用 具は、(a)立体的な多孔性の網状構造を有する耐水性の有機高分子材料のシー トと、(b)該シート材料を人の手の上に保持するための手段とを具えている。 本考案の用具を作るのに適したシート材料は、他の目的、例えばフロアマット 等に使用される材料であってもよい。例えば、Nomad の商標で市販されているフ ロアマット等が特に好適である。その他にも、土壌の浸食防止用に使用されてい る材料が利用可能である。これは“浸食制御/再植生マット”とも称され、後述 する実施例に詳細に説明されている。
【0008】 この好適シート材料は開放された立体的な性質を持っているので、この用具は 汚れや糞便で固まった動物の毛皮を迅速に容易に且つ完全に清掃することができ る。この材料の表面多孔性,空隙容積,並びに繊維の太さと剛性等のパラメータ によって、該材料は毛皮を擦る際に毛を持ち上げ、水とシャンプーを毛皮の内部 の浸透させ、皮膚にまで到達させることができる。この用具は皮膚自体をやさし く摩擦するのにも使用され、これによって死滅した皮膚の細胞を除去して毛と皮 膚表面を更に充分に清掃することができる。
【0009】 この用具のシート材料は開放性なので、雑物や抜け毛等はすぐに用具から脱落 し、これらが堆積することが防止される。 前記シート材料は適宜な手段によって人の手に保持される。この用具は、快適 に手に保持されると共に手入れの際に動物の体の輪郭に沿ってなじむように、可 撓性に富んでいることが望ましい。好適な用具は耐水性を有し、空隙に富み、水 やシャンプーが溜まらないようになっている。このため、該用具は長時間使用し ても軽量さを維持でき、使用者に疲労を与えることがない。そして、その後に迅 速に容易に洗浄,乾燥して再使用することが可能である。水分の保持が少ないの で、この用具を使用すると、細菌による汚染や皮膚障害を生じる要因が一匹の動 物から他の動物に移される機会が少なくなる。
【0010】 本考案は、この用具の使用によって動物を手入れする方法も提供する。 本考案は、(a)立体的な多孔性の網状構造を有する耐水性の有機高分子材料 のシートと、(b)該シート材料を人の手の上に保持するための手段とを具えた 動物の手入れを行うのに適した用具である。 ここで、“手入れ”とは、動物の毛皮にブラシ掛け,拭き取り,洗浄,コンデ ィショニング,シャンプー等を行ったり、局所的な治療薬の処理を行う際に、本 考案の用具によって毛皮を擦る動作を称する。
【0011】 本考案の用具を製造するのに適したシート材料は、耐水性の高分子繊維からな る立体的な多孔性の網状構造体である。本明細書において使用される用語は、次 のような意味を有する。 “シート材料”とは、使用の際に動物の毛皮に対面して接触する第1面と、使 用の際に人の手自体又は人手にシート材料を保持する手段に対面して接触する、 これと反対側の第2面とを有する実質的に偏平な材料を称する。
【0012】 “立体的”とは、本考案の用具が長さと幅の他にその意図する用途のために充 分な厚さを具えていることを言う。 “多孔性網状構造”とは、水やごみ、毛等の雑物が、その意図する用途に応じ て材料の中に入ったり又は通過するのに充分な空隙容積が繊維同士の間又は発泡 体内に存在している安定した立体的関係を称する。
【0013】 “耐水性”とは、使用中における材料自体及び立体的網状構造体の立体的一体 性を安定して維持するのに充分な耐水性を有することを意味する。 “高分子材料”とは、シート材料を構成している個々の繊維やループ及び/又 は発泡体の孔の壁を形成している材料が高分子材料であることを意味する。 本考案の用具に使用される好適な材料には、密度,重量,組織,耐久性,粗さ ,耐磨耗性,可撓性,清掃性,コスト,容易に再現性よく種々の形態,サイズ, 色に加工可能な性質等の特性の最適な組合せを提供する材料が含まれている。場 合によっては、ミット等の用具は、種々の前記特性を有する表面を提供するよう に、複数のタイプのシート材料で構成されてもよい。
【0014】 好ましいシート材料は可撓性を有している。“可撓性”とは、手入れされる動 物の体の部分及び人の手の両方に順応するように、充分にしなやかで変形可能な ことを称する。 この可撓性シート材料を準備するのに好適な高分子は、ポリ塩化ビニール,ポ リウレタン,ポリエステル,ナイロン,ポリオレフィン,及びこれらの共重合体 等である。
【0015】 好適な材料の例としては、嵩高性,柔軟性,多孔性,耐久性を兼ね具えた発泡 体,織布,不織布が挙げられる。好適な発泡体として、開放された安定な立体的 網状構造を有する、他の目的のために市販されている公知のポリウレタンフォー ムが挙げられる。その他にも、低密度押出しマット,ネット,ウェブ,空気吹き 付け式不織布,熱成形ウェブ等が好適材料として挙げられる。これらのシートは 、縫製,ステッチボンティング,接着,化学的融着,ヒートシール,超音波シー ル等によって接合・固定して厚さを増加させ、及び/又は空気層を間に付加して もよい。
【0016】 特に好ましい材料は、米国特許3,691,004 、3,837,988 、4,293,604 、4,351, 683 に記載されているような、溶融紡糸と水冷を含む工程によって製造された押 出し材料である。このタイプの好適材料は、約0.1 mm〜3 mm、好ましくは0.2 〜 1 mmのフィラメント直径を有する。この材料は、70%以上、好ましくは80% 以上、最も好ましくは90%以上の空隙容積を有する。
【0017】 本考案の用具は、シート材料を使用者の手に保持するための手段も具えている 。ここで“保持”とは、動物の手入れの際にこの用具を使用者の手及び動物の毛 皮に対して所望の位置に維持することを意味する。 この用具は、研磨ブロックのように手に把持され、握られ、装着されたりして 保持される。別の好適実施例においては、この用具は使用者の手を滑り込ませる ミットの形状をしている。ミットの寸法と全体サイズを適当に選択することによ って、手入れの際に手を完全に伸ばしたままにしておいて最適なミットの表面積 と多孔性を得ることができる。ミットの手首領域は、使用の際にミットが手から 抜け落ちることがないような寸法になっている。
【0018】 この保持手段はこの考案のシート材料に直接/間接に固定されたり、シート材 料の形状によってそのように作られている。シート材料に固定される場合には、 この保持手段は縫製,接着,溶融,スポット溶接,糊付け,機械的固定等の手段 によって固定される。この保持手段の例としては、ストラップ,糸,テープ,バ ックル,結び目,ベルクロの商標名で市販されているフック/ループ型ファスナ 等が挙げられる。
【0019】 保持手段は、用具自体の構造として設置されることも可能であり、用具は人の 手に装着されて使用の際にはその位置に維持される。 好適な保持手段とこの用具の形状の例が、本考案の他の態様と共に図面に示さ れている。図1,2にはミットの形をした用具の例を示している。 図1のミット10はシート材料12の二つのピースから構成され、重ねられた 2枚のピースの縁14がヒートシールによって接合されている。得られた形状は 指ごとに分岐していない掌部分16と親指部分18からなっている。このミット は手首部分20が適当な寸法を有しているので、使用の際に手の上に保持されて 、抜け落ちることが防止される。シート材料の固有の伸長性と弾性のために、手 を挿入する時には手首部分20は充分に伸びるが、その後に元の寸法に戻ろうと してミットを手の上に保持する作用を行う。
【0020】 このミットは使用者の手のサイズに合わせて複数の種類のものが用意されてい る。必要に応じて、掌部分は2本乃至は4本の指に分割され、保持効果と共に快 適性を高めるようにすることも可能である。 ミットの縁は縫製,かがり,溶着を含む溶融,糊付け,機械的ファスナ等の適 宜な手段でシールされる。図2に示すように、上部シート材料12と下部シート 材料22は縁14をヒートシールによって溶着され、使用者の手を挿入するため の内部空間24を形成している。
【0021】 現在の所、後述する誘電加熱等による熱で縁を溶融することが好ましく、縁の シームは約1/16〜1/4インチ(0.16〜0.64 cm)の幅を有することが望まし い。このミットは、6〜12インチ(15〜30 cm)の長さ、親指部分を含む5〜1 0インチ(13〜25 cm)の最大幅、3〜8インチ(8cm 〜20 cm)の手首部分の幅を 有する。
【0022】 別の実施例においては、本考案の用具は図3,4,5に示すような馬ぐしの形 で提供される。図3において、馬ぐし30は使用者の手の上の保持位置に用具を 具えている。シート材料32の主たる面はこすり作業の際に動物の毛皮に対面す る。図4には使用者の手の裏面側が示され、ヒートシールされた縁34と裏打ち 材36とが見えている。反対側の面には前述のシート材料が取付けられている。 ストラップ38が、シート材料を担持している面の反対側の裏打ち材36の表面 に、縁34において固定されている。
【0023】 使用者の手はストラップ38と裏打ち材36との間に挿入され、手の上にこの 用具を保持している。図5には、ストラップ38,裏打ち材36,シート材料3 2,40の断面が示されている。同じタイプのシート材料32,40が厚みを与 えるように図示されている。この図には、両シート材料ピースの間、並びに内側 シートと裏打ち材との間に空気層が示されている。しかし、このような空気層は 必須のものではなく、各シートは密着していてもよい。
【0024】 本考案の用具は、上述のシート材料から当業者の技術範囲内の適宜な技術によ って準備することができる。例えば、シート材料の2枚のピースの縁同士を面接 合してミットの形状になすことができる。これらの2枚のピースが加熱されると 、その縁部の繊維同士が癒着して熱可塑性材料の塊に変化し、個々の繊維はもは や接合部分においては区別することはできない。例えばミットは、後述する実施 例中で詳しく述べるように、2枚の適宜な形状のシート材料ピースを、Newyork のWiley & Sons社発行のEncyclopedia of Polymer Science and Engineering の 第2版の第5巻の1〜23頁、T.L. Wilson による" 誘電加熱(Dielectric Heat ing)" に述べられているようなやり方でシールすることによって準備される。
【0025】 本考案を更に説明するために次の実施例を挙げるが、本考案はこれらによって 限定されるものではなく、その他の条件、材料、工程でも可能である。 実施例1 次のようにして、ミットの形状をした本考案の用具が準備された。30.5cm×30 .5cmのサイズの、約0.6 cmの厚さの2枚のビニール製の浸食制御/再植生マット (North Carolina州Charlotte のMiramat Corp. 製のECRM Miramat 2400,裏打ち 材は無い)が用意された。
【0026】 高周波エンボス用プレスとミット形状のティアシールダイ(tear-seal die)に よって、シートからミットが作られた。6kwのThermatronエンボス用プレスは 46cm×46cmのプレスプレートを具え、70%の出力と5.6 kg/cm2の圧力で運転さ れ、10秒の加熱サイクルとそれに続く15秒の冷却サイクルが行われた。プレ スのティアシールダイを横切るアークを防止するために、不活性の緩衝材料のシ ートが使用された。Minesota州St. PaulのMathias Die で製造されたアルミ/真 鍮製のティアシールダイは、ミットの形をした0.4763cm×2.29cmの真鍮のバーに 装着された中心が傾斜したスチール製の刃(高さ2.3cm)を有していた。袖口の開 口部における最適な裁断が側面が傾斜したスチール製の刃を用いて行われた。こ の真鍮バーはスチールの刃がウェブからミットを切断するにつれてビニールをシ ールした。最終製品は周囲の屑シートから容易に取り出すことができた。
【0027】 実施例2 本考案の用具に使用される種々のタイプの材料の評価を行うために、次のよう な現場でのテストが行われた。これらの材料は表1に記載されている。 馬の毛皮の洗浄が次のように行われた。約2オンスのWonder Blue(商標) シャ ンプーと2ガロンの水が5ガロン用のバケツに入れられた。テスト対象の各材料 から4インチ×8インチ(0.2cm ×20cm) の試料が用意され、手に握られてバケ ツに漬けられた。シャンプー溶液が局部的に馬の左脇腹と臀部に施与された。次 のような条件で観察が行われ、記録された。
【0028】 各材料は(1)泡立ち性、(2)深部清掃性、(3)安全性の三つのパラメー タについて評価され、最終的に各パラメータ毎に(A)優秀、(B)良好、(C )不良の3グループに分類された。この結果は表2に掲載されている。 材料の多孔性が次のようにして評価された。試料が黒のインキパッドの上で滴 下しない程度にインキを含まされ、次いで白のボンドペーパーに2kgの荷重の下 で約2秒間押し付けられた。ペーパー上に残留したインキは乾かされ、3/8 イン チ(0.95cm)のオリフィスとセンサーヘッドに装着されたグリーンの三刺激値フィ ルタを有するPhotovolt Model 670 の装置を使用してペーパーの中心部の画像反 射性を測定した。これから判るように、本考案の用具に使用される好適な材料は 、この方法を用いて、表面反多孔性の指標として約30〜100の間の反射値を 示した。
【0029】 表2において特に有用と判明した材料は、どの範疇においてもマイナス“−” が付かず、すべての範疇において少なくともプラス“+”又は中立“0”と判定 されていることが判った。好ましいものは二つ以上のプラスを有するものであっ た。 表1において、"PUR" はポリウレタン、"PVC" はポリ塩化ビニール、"NYLON" はナイロン6 、"PET" はポリエチレンテレフタレート、"PP"はポリプロピレン、 "TPR" は熱可塑性ゴムを表す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】 実施例3 次の材料を使用して、馬ぐしの形の本考案の用具が作られた。馬ぐし用のダイ が0.635 ×0.635cm のアルミストックから作られた。種々の円形、楕円形の生地 が作られた。実施例1で述べられたThermatronユニットが50%の出力で2.46kg /cm2の圧力下で使用され、5秒の加熱サイクルと10秒の冷却サイクルで繰り返 された。前述の2種類のタイプの材料がビニールで裏打ちされて使用された。即 ち、浸食制御/再植生マットとNomad Cushion Plusである。
【0033】 本考案のミットに比して、この馬ぐしは硬い裏打ち材が使用者の手に汚れや抜 け毛が堆積することを防ぐ明らかな利点をもたらす。しかもこの馬ぐしは、所望 の泡立ち性,深部清掃性並びに安全性を維持していた。この馬ぐしは顔面,耳部 ,下脚部に対しても充分な穏やかさと形態順応性を有していた。材料の設計によ ってこれらの繊細な湾曲した領域の皮膚から抜け毛や汚れを除去することができ た。材料の可撓性と手に装着するためのストラップとのために、この用具は手に 握り易かった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のミットの正面図であり、使用時に如何
にして手に被せて保持するかを示している。
【図2】図1のミットの2─2線に沿う拡大断面図であ
る。
【図3】馬ぐしの形をした本考案の別の実施例の正面図
であり、擦る側の面を示している。
【図4】図3の実施例の裏面図であり、使用時に手に嵌
めた状態を示す。
【図5】図4の5─5線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
10…ミット 12,22…シート材料のピース 14…シールされた縁 16…掌部分 18…親指部分 20…手首部分
フロントページの続き (72)考案者 デニス グレン ウエリガン アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 (a)立体的な多孔性の網状構造を有す
    る耐水性の有機高分子材料のシートと、(b)該シート
    材料を人の手の上に保持するための手段とを具えた動物
    の手入れを行うのに適した用具。
JP2399592U 1991-05-02 1992-04-15 動物の手入れをするための用具 Pending JPH052664U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US69455591A 1991-05-02 1991-05-02
US694555 1991-05-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH052664U true JPH052664U (ja) 1993-01-19

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ID=24789336

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2399592U Pending JPH052664U (ja) 1991-05-02 1992-04-15 動物の手入れをするための用具

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EP (1) EP0512695A1 (ja)
JP (1) JPH052664U (ja)
AU (1) AU1406592A (ja)

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Publication number Publication date
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