JP2002524096A - ペット排泄物パッド用保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ペットの排泄物を収集するための液体吸収性のシートまたはパッド（３０）を保持するための装置は、基部部材および固定部材を含んでいる。基部部材（１０）は、底部層（１４）および連続した直立の壁（１６）を有し、それらは容器を画成する。固定部材（２０）は、基部部材の直立壁を受容するための、上面（２４）および２つの垂下脚部（２６、２８）を含んでいる。２つの垂下脚部は、互いに向かう方向および離れる方向に柔軟性があり、基部部材と固定部材の間に圧縮ばめを形成する。吸収性シートはその周辺部において、少なくとも３つの周辺圧力接触領域で、基部部材と固定部材の間に取外し可能に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の背景】 【発明の分野】

本発明は、ペットの排泄物を収集および処理するために使用される吸収性シー
トまたはパッドをしっかりと保持するための装置に関する。特に、本発明は使い
捨ての吸収性シートを漏れのない容器にしっかりと保持するための装置に関する
。

【０００２】

【関連技術の説明】

ペット特に犬のトイレのしつけを補助するために、多くの装置が提案されてい
る。屋内では、ペットは単一の所定の場所で排尿および排便をすることが望まし
い。所定の場所に使い捨ての排泄物収集器を提供するために、いくつかの方法お
よび装置が提案されている。

【０００３】 従来は、犬が使用するように新聞紙を床に敷いていた。新聞紙は吸収性がある
が、抑えられていない新聞紙は風が当たると容易に分散するか、またはよくじゃ
れる動物または暴れる動物により散らされたり引き裂かれてしまうことがある。
新聞紙のもう１つの欠点は、それが敷かれている床まで容易に液体がしみ通って
しまうことである。

【０００４】 液漏れの問題を除くために、いくつかの吸収性パッドが提案されている。米国
特許第３，６２６，８９９号；第４，８００，６７７号および第５，６３０，３
７６号はすべて、少なくとも１層の吸収性素材、および尿がパッドを通して床の
表面に漏れることを不能にするために、液体に対して不浸透性の素材の裏当て層
を含んでいる収集用パッドについて述べている。しかしこれらの装置は液体の漏
れを防ぐことができるものの、抑えられない時にはこれらも通風またはペットに
よって容易に散らされるかまたは引き裂かれてしまう。

【０００５】 米国特許第４，９４９，６７３号は、吸水性のシートを周辺部壁で囲まれた土
の土台の上に置くことができる、ペット用の便器を提案している。吸水性のシー
トはロールから引き出し、切り取って土の土台の上に置く。そして土の土台に蝶
つがいで保持された押さえ枠が下ろされ、固定装置と係合する。押さえ枠の底面
が、土の土台の上に置かれたシートの周辺部を圧して留め付ける。しかしながら
この便器は、吸収性シートをトレイに保持するために複雑な構造を必要とする。
これによりコストが上がり、製造過程が複雑になりかねない。さらに、押さえ枠
と吸収性シートの周辺部との間に単一の周辺部接触しかないので、ペットは容易
に吸収性シートを枠から取り外すことができる。

【０００６】 米国特許第４，７１５，３２０号は、３つの同軸フープおよび新聞紙など薄く
柔軟性のある材質のシートで形成された、動物の排泄物用の衛生容器に関する。
新聞紙は内部のフープの上に広げられ、中心フープが内部フープの上に置かれる
と、新聞紙は内部フープと中心フープの間の輪状の空間にとらえられる。次いで
この組立品はひっくり返され、外側フープが新聞紙および中心フープに押し付け
られ、それにより新聞紙を中心フープと外側フープの間にとらえる。しかしなが
らこの装置では新聞紙と床の間に何も置かれず、したがって動物の排泄物は床表
面に漏れてしまう。さらに装置の組み立て部分は複雑で、新聞紙を３つのフープ
内に固定するのに複数段階を必要とする。

【０００７】

【発明の簡単な概要】

したがって、ペットの排泄物を受容するための使い捨ての吸収性シートをしっ
かりと確実に保持するための漏れのない装置を提供することが、本発明の目的で
ある。

【０００８】 そのような使い捨ての吸収性シートをしっかりと保持するための、設計が単純
で製造が容易な低コストの装置を提供することが、本発明のもう１つの目的であ
る。

【０００９】 そのような使い捨ての吸収性シートをしっかりと保持するための、容易に組み
立てられる装置を提供することが、本発明のさらに別の目的である。

【００１０】 そのような使い捨ての吸収性シートをしっかりと保持するための、およびシー
トがペットによって取り外されるまたは損壊されることを防ぐための装置を提供
することが、本発明のさらに別の目的である。

【００１１】 本発明の１つの側面によれば、液体吸収性のシートを保持するための装置は、
基部部材および固定部材を含んでいる。基部部材は底部層および連続した直立壁
を有し、底部層および直立壁は容器を画成している。固定部材は、基部部材の直
立壁を受容するための上面および２つの垂下脚部を含んでいる。２つの垂下脚部
は、互いに向かう方向および離れる方向に柔軟性があり、基部部材と固定部材の
間に圧縮ばめを形成する。吸収性シートはその周辺部において基部部材と固定部
材との間に取外し可能に固定される。

【００１２】 本発明の別の側面によれば、液体吸収性シートを保持するための装置は、基部
手段および固定手段を含んでいる。基部手段は吸収性シートを受容し、固定手段
は吸収性シートを基部手段と固定手段との間に固定する。固定手段は、吸収性シ
ートの周辺部に沿って、少なくとも１つの周辺圧力接触領域を確立する。

【００１３】 本発明のさらに別の側面によれば、液体吸収性シートを保持するための装置の
基部手段は吸収性シートを受容し、一方、固定手段は基部手段と係合し、吸収性
シートを基部手段と固定手段との間に固定する。固定手段は上部面および２つの
垂下脚部を含んでおり、それらの２つの垂下脚部は互いに向かう方向および離れ
る方向に柔軟性があり、基部手段と固定手段との間に圧縮ばめを形成する。吸収
性シートはその周辺部において、基部手段と固定手段の間に取外し可能に固定さ
れる。

【００１４】 本発明のさらに別の側面によれば、液体吸収性シートを保持するための装置は
、吸収性シートを受容するための基部部材および固定部材を含んでいる。基部部
材はその周辺部に沿った直立壁を含んでいる。固定部材は、基部部材の直立壁を
受容するためのへこみ壁を含んでおり、吸収性シートを固定部材と基部部材の間
に固定する。固定部材は、吸収性シートの周辺部に沿って少なくとも１つの周辺
圧力接触領域を確立する。

【００１５】 本発明の上記および他の目的、特徴、利点は以下のその例示的実施形態の詳細
な説明により明らかになろう。この例示的実施形態は添付の図面と合わせて読ま
れたい。

【００１６】 ［図面の簡単な説明］ 図１〜図４を参照するに、本発明の保持装置は、基部部材１０、および吸収性
シートまたはパッド３０を保持するための保持枠２０を含んでいる。基部部材１
０は、底部層１４に接続された４つの直立壁１２を含んでいる。壁１２および底
部層１４は、液体を保持するための液体不浸透性の容器またはトレイを形成する
。直立壁１２の外側周面１６は、図３に示すように断面にへこみがあることが好
ましい。へこみ面１６は、下記でより明瞭になるように、保持枠２０を基部部材
１０に固定するのを補助する。

【００１７】 好ましい実施形態では基部部材１０は長方形であるが、本発明はこの特定の形
状に制限されるものではない。いずれの幾何学的形状または自由な形状を使用す
ることができる。ただし、新聞紙を吸収素材として使用する際に、通常長方形で
ある新聞紙の形状を保持装置が利用して、新聞紙の表面全体を効率的に使用でき
るので、長方形が好ましい。また、市場に出回っている動物の排泄物を収集する
ための使い捨ての吸収性パッドの多くも長方形である。さらに、長方形の装置は
部屋のどの隅にも置けるので好都合である。

【００１８】 基部部材１０は、液体に対して不浸透性のいずれの素材でも形成することがで
きる。容易に清掃することができるので、衛生上の理由から無孔質の素材が好ま
しい。基部部材１０はプラスチックで形成され、壁１２および底部層１４が一体
に形成されることが好ましい。望む場合は、滑り止めの素材を基部部材１０の底
面に置いて床で滑らないようにすることができる。また底部層１４の上面は、ペ
ットが滑らないようにざらざらにすることもできる。

【００１９】 保持装置の寸法は制限されない。好ましい実施形態では、基部部材は１７．５
×１９．５インチであり、直立壁１２は約１インチの高さである。この特定のサ
イズは、平均サイズの子犬、および小形種または約２０ポンド以下の小さ目の成
犬を余裕を持って収容することができる。

【００２０】 保持枠２０は底部トレイ１０と同じ形状、すなわち好ましい実施形態では長方
形である。保持枠２０は実質的に基部部材１０とも同じサイズである。好ましい
実施形態では、保持枠２０は４つの辺２２を含んでいる。図３でより明瞭に示す
ように、各辺２２は、上面２４ならびにそこからの垂下している２つの脚部、す
なわち内側垂下脚部２６および外側垂下脚部２８を備えている、同一の断面を有
する。したがって、保持枠２０の各辺の断面は実質的にＣ字状になる。

【００２１】 保持枠２０のＣ字状のデザインは、基部部材１０の壁１２を圧縮ばめで受容す
るサイズに作られている。具体的には、内側脚部２６と外側脚部２８の間隔は、
基部部材１０の壁１２の幅と等しいか、またはわずかにそれより狭くなければな
らない。したがって、保持枠２０が押されて基部部材１０と係合すると、保持枠
２０の辺２２の脚部２６、２８と基部部材１０の壁１２との間に圧縮ばめが確立
される。

【００２２】 好適に、保持枠２０は柔軟性のある素材で形成されており、これにより、脚部
２６および２８は、壁１２と弾性的に係合することができる。例えば、保持枠２
０は、基部部材１０を形成するのと同じプラスチック素材で形成することができ
る。外側脚部２８は、保持枠２０の辺２２の外側脚部２８と基部部材１０の壁１
２の外側表面との間に固定した接触線を画定するための圧縮リップ２９をその自
由端部に含んでいることができる。圧縮リップ２９は、基部部材１０の直立壁１
２のへこみ面１６の中心部にはまることもでき、保持枠２０を基部部材１０に固
定する。

【００２３】 保持枠２０が基部部材１０に固定されると、周辺部にいくつかの圧力接触の領
域が確立される。周辺部の圧力接触の各領域は、線状の領域に沿って、すなわち
実質的に基部部材１０の周辺部全体に沿って均等な圧力を加える。具体的には、
内側脚部２６の縁部と底部層１４との間、脚部２６の側面と壁１２の内側部との
間、上面２４の下側部と壁１２の頂面との間、および圧縮リップ２９と壁１２の
外側へこみ面１６との間に、４つの周辺圧力接触領域が確立されることができる
。

【００２４】 本発明の保持装置は、新聞紙およびＷＥＥ−ＷＥＥ ＰＡＤＳの商品名で市販
されているパッドなどよく知られている収集用パッドを含む、いずれのタイプの
吸収性シート素材３０をも保持するために使用することができる。吸収性シート
およびパッドには、この装置の使用を促すために犬を引き付ける芳香を加えるこ
ともでき、またはペットの排泄物の臭いを吸収するための材料を含んでいること
もできる。

【００２５】 本発明の保持装置を組み立てる際は、最初に基部部材１０を床の上に置く。新
聞紙または排泄物収集用パッドなどの吸収性シート３０を基部部材１０の上に置
き、吸収性シートまたはパッド３０の周辺部が均等に壁１２の上に乗るようにす
る。すなわち吸収性シートまたはパッドが基部部材１０と中心を合わせて置かれ
る。次いで吸収性シートまたはパッド３０を間に配して、保持枠２０が基部部材
１０と位置を合わせて並べられ、その周辺部に沿ってしっかりと加圧されて脚部
２６および２８を基部部材１０の壁１２と係合させる。

【００２６】 基部部材１０と保持枠２０が付けられると、吸収性シートまたはパッド３０は
図３でより明瞭に示す形で押し付けられる。具体的には、吸収性シートまたはパ
ッドの中心部が、保持枠２０の内側脚部２６の自由縁部により、基部部材１０の
底部層１４に実質的に平らに押し付けられる。吸収性シートまたはパッド３０の
周辺部は、複数の周辺加圧接触領域で、基部部材１０の壁１２と保持枠２０との
間にしっかりと捕捉される。周辺部に複数の、すなわち好ましい実施形態では４
つの加圧接触領域を確立することにより、吸収性シートまたはパッド３０は本発
明の保持装置内にしっかりと保持される。

【００２７】 組み立てられた保持装置は室内の所定の場所に置かれる。次いでペットは保持
装置上に歩いて行かされ、吸収性パッド上で用を足すよう促される。液体の排泄
物はすべて吸収性シートまたはパッドによって吸収されることを意図しているが
、生じうる漏れは基部部材１０の容器により保持され、床を汚すことがない。汚
れた吸収性シートまたはパッドを取り外すには、基部部材１０をつかみ、保持枠
２０を基部部材から引いて外す。次いで汚れたシートを基部部材１０から外して
廃棄し、新しいシートをその場所に取り付ける。

【００２８】 吸収性シートまたはパッド３０が保持装置上にさらされた状態でおかれる場合
、ペットがその素材を爪または歯で引き裂いてしまうことがある。格子を保持装
置内の吸収性シートまたはパッドの上に置くことによりシートまたはパッドを保
護することができるが、表面が平坦でないとペットが装置の上に立ってそれを使
用するのを阻むことがある。したがって、本発明のもう１つの特徴は、図５に示
すような、吸収性シートまたはパッド３０の表面に設置するための、薄く柔軟性
のある保護グリッドまたは網４０を、提供することである。保護グリッド４０は
、ペットの爪でひっかかれることに対し十分な耐久性があり、しかもペットがそ
の上に乗っても不快ではないほどに柔軟なまたは薄い素材で形成されることが好
ましい。このような素材の例は、ナイロン、テフロン（登録商標）、または薄い
が強い金属の網を含んでいる。好適に、保護グリッド４０は吸収性シートまたは
パッド３０と同じサイズであり、保持枠２０を基部部材１０に置く前に吸収性シ
ートまたはパッド上に置くことができる。このようにして保護グリッド４０を、
吸収性シートまたはパッド３０と同じ方式で保持装置内に保持することができる
。保護グリッド４０は、望む場合には再使用および清掃されるよう意図している
が、摩滅した場合は汚れた吸収性シートまたはパッドとともに処理することもで
きる。

【００２９】 本明細書において本発明の例示的実施形態を添付の図面とともに説明してきた
が、本発明はこれらの実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神から離
れることなく、当業者により、さまざまな変更および修正をその中で行うことが
できることを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施形態の保持装置の基部部材の平面図である。

【図２】 本発明の一実施形態の保持装置の保持枠の平面図である。

【図３】 本発明の一実施形態の組み立てられた保持装置の断面図である。

【図４】 本発明の一実施形態の保持装置の構成要素の分解斜視図である。

【図５】 本発明の一実施形態の保持装置のグリッド付属品の平面図である。

Claims (27)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 液体吸収性のシートを保持するための装置であって、 底部層および連続した直立壁を有する基部部材であって、前記底部層および前
   記直立壁が容器を画成する基部部材と、 前記基部部材の前記直立壁を受容するための、上面および２つの垂下脚部を備
   えた固定部材とを備えており、前記２つの垂下脚部が、互いに向かう方向および
   離れる方向に柔軟性があり、前記基部部材と前記固定部材との間に圧縮ばめを形
   成し、吸収性シートがその周辺部において前記基部部材と前記固定部材との間に
   取外し可能に固定されている装置。
2. 【請求項２】 前記固定部材が吸収性シートを前記基部部材の底部層に対し
   て平らに保つ請求項１に記載の装置。
3. 【請求項３】 前記基部部材および前記固定部材の周辺部が長方形である請
   求項１に記載の装置。
4. 【請求項４】 吸収性シート上で前記基部部材と前記固定部材との間に固定
   された柔軟性のある保護グリッドをさらに備えている請求項１に記載の装置。
5. 【請求項５】 前記固定部材の前記２つの垂下脚部が、外側垂下脚部および
   内側垂下脚部を含んでおり、前記外側垂下脚部がその下線部に圧縮リップを含ん
   でおり、前記圧縮リップが前記内側垂下脚部に向かって突出し、吸収性シートの
   周辺部に沿って接触線を画定する、請求項１に記載の装置。
6. 【請求項６】 前記固定部材および前記基部部材が、吸収性シートの周辺部
   に沿って少なくとも３つの周辺圧力接触領域を確立する請求項１に記載の装置。
7. 【請求項７】 前記固定部材の前記２つの垂下脚部が、外側垂下脚部および
   内側垂下脚部を含んでおり、前記基部部材の前記直立壁と前記外側垂下脚部との
   間、前記内側垂下脚部と前記固定部材の前記上面との間に周辺圧力接触領域が確
   立される、請求項６に記載の装置。
8. 【請求項８】 液体吸収性シートを保持するための装置であって、 吸収性シートを受容するための基部手段と、 前記基部手段と前記固定手段との間で吸収性シートを固定するための固定手段
   とを備えており、前記固定手段が、吸収性シートの周辺部に沿って少なくとも１
   つの周辺圧力接触領域を確立する装置。
9. 【請求項９】 前記固定手段が、吸収性シートの周辺部に沿って少なくとも
   ２つの周辺圧力接触領域を確立する請求項８に記載の装置。
10. 【請求項１０】 前記固定手段が、吸収性シートの周辺部に沿って少なくと
    も３つの周辺圧力接触領域を確立する請求項８に記載の装置。
11. 【請求項１１】 前記基部手段が、流体を保持するための容器を画成する請
    求項８に記載の装置。
12. 【請求項１２】 前記固定手段が、吸収性シートを前記基部手段の底面に対
    して平らに保つ請求項８に記載の装置。
13. 【請求項１３】 前記基部手段および前記固定手段の周辺部が長方形である
    請求項８に記載の装置。
14. 【請求項１４】 吸収性シート上で前記基部手段と前記固定手段との間に固
    定された柔軟性のある保護グリッドをさらに備えている請求項８に記載の装置。
15. 【請求項１５】 吸収性シートを受容するための基部手段と、 前記基部手段を係合させ、かつ吸収性シートを前記基部手段と前記固定手段と
    の間に固定するための固定手段とを備えており、前記固定手段が上面および２つ
    の垂下脚部を備えており、前記２つの垂下脚部が、互いに向かう方向および離れ
    る方向に柔軟性があり、前記基部手段と前記固定手段との間に圧縮ばめを形成し
    、吸収性シートがその周辺部において前記基部手段と前記固定手段との間に取外
    し可能に固定される固定手段とを備える装置。
16. 【請求項１６】 前記基部手段が容器を画定する請求項１５に記載の装置。
17. 【請求項１７】 前記固定手段が、吸収性シートを前記基部手段の底面に対
    して平らに保つ請求項１５に記載の装置。
18. 【請求項１８】 前記基部手段および前記固定手段の周辺部が長方形である
    請求項１５に記載の装置。
19. 【請求項１９】 吸収性シート上で前記基部手段と前記固定手段との間に固
    定された柔軟性のある保護グリッドをさらに備えている請求項１５に記載の装置
    。
20. 【請求項２０】 前記固定手段および前記基部手段が、吸収性シートの周辺
    部に沿って、少なくとも３つの周辺圧力接触領域を確立する請求項１５に記載の
    装置。
21. 【請求項２１】 液体吸収性のシートを保持するための装置であって、 吸収性シートを受容するための基部部材であって、前記基部部材がその周辺部
    に直立壁を含んでいる基部部材と、 前記基部部材の前記直立壁を受容し、かつ吸収性シートを前記固定部材と前記
    基部部材との間に固定するためのへこみ壁を含んでいる固定部材とを備えており
    、前記固定部材が、吸収性シートの周辺部に沿って少なくとも１つの周辺圧力接
    触領域を確立する固定手段装置。
22. 【請求項２２】 前記固定部材が、吸収性シートの周辺部に沿って少なくと
    も２つの周辺圧力接触領域を確立する、請求項２１に記載の装置。
23. 【請求項２３】 前記固定部材が、吸収性シートの周辺部に沿って少なくと
    も３つの周辺圧力接触領域を確立する請求項２１に記載の装置。
24. 【請求項２４】 前記基部部材がさらに、前記直立壁と協働して、流体を保
    持するための容器を画成する底部層を備えている請求項２１に記載の装置。
25. 【請求項２５】 前記固定部材が、吸収性シートを前記基部部材の前記底部
    層に対して平らに保つ請求項２４に記載の装置。
26. 【請求項２６】 前記基部部材および前記固定部材の周辺部が長方形である
    請求項２１に記載の装置。
27. 【請求項２７】 前記基部部材と前記固定部材との間で吸収性シートの上に
    固定された柔軟性のあるグリッドをさらに備えている請求項２１に記載の装置。