JPH0526647A - イメージングプレートによるケーブル絶縁体欠陥ループ型非破壊検査方法 - Google Patents
イメージングプレートによるケーブル絶縁体欠陥ループ型非破壊検査方法Info
- Publication number
- JPH0526647A JPH0526647A JP18472091A JP18472091A JPH0526647A JP H0526647 A JPH0526647 A JP H0526647A JP 18472091 A JP18472091 A JP 18472091A JP 18472091 A JP18472091 A JP 18472091A JP H0526647 A JPH0526647 A JP H0526647A
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- JP
- Japan
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- cable
- imaging plate
- film
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- Pending
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- Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】非破壊検査方法で全長に亙って連続的或は断続
的に精度よく紙絶縁電力ケーブルの絶縁紙ギャップの径
方向の重なりを測定する検査方法の提供。 【構成】高感度、高精度のイメージングプレート（エネ
ルギー蓄積型螢光体）を利用して、当該作業工程でＸ線
撮影することにより、ケーブル全長を連続又は断続的
に、絶縁紙の重なり、巻きこみ異物等の局部汚損をリア
ルタイムで検出するものである。
的に精度よく紙絶縁電力ケーブルの絶縁紙ギャップの径
方向の重なりを測定する検査方法の提供。 【構成】高感度、高精度のイメージングプレート（エネ
ルギー蓄積型螢光体）を利用して、当該作業工程でＸ線
撮影することにより、ケーブル全長を連続又は断続的
に、絶縁紙の重なり、巻きこみ異物等の局部汚損をリア
ルタイムで検出するものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電力ケーブル特に油入
電力ケーブルの絶縁体検査方法に関するものである。
電力ケーブルの絶縁体検査方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】紙絶縁電力ケーブルの絶縁紙のギャップ
の径方向の重なりを測定する方法は、サンプルに針を径
方向に突き刺し、規準に従え絶縁紙１枚毎にそのギャッ
プを測定記録し、全枚数のデータを基準点から、積み上
げ、それをグラフにして径方向のギャップの重なり状態
を観察する方法が一般に採られていた。
の径方向の重なりを測定する方法は、サンプルに針を径
方向に突き刺し、規準に従え絶縁紙１枚毎にそのギャッ
プを測定記録し、全枚数のデータを基準点から、積み上
げ、それをグラフにして径方向のギャップの重なり状態
を観察する方法が一般に採られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の絶縁紙のギャッ
プの測定方法の課題は次に示す通りである。
プの測定方法の課題は次に示す通りである。
【０００４】(1) 絶縁紙１枚毎にそのギャップを測定
するため、膨大な手数（４工数／試料）がかかってい
た。
するため、膨大な手数（４工数／試料）がかかってい
た。
【０００５】(2) ギャップの測定値は、基準点より積
算されてグラフ化されるため、測定誤差が次第に加算さ
れ、その精度に問題が生じた。
算されてグラフ化されるため、測定誤差が次第に加算さ
れ、その精度に問題が生じた。
【０００６】(3) データが膨大になるため、パソコン
等を使用してもそのグラフ化、ギャップの測定に多くの
時間を要した。
等を使用してもそのグラフ化、ギャップの測定に多くの
時間を要した。
【０００７】(4) ギャップ測定は、サンプルを解体す
る破壊試験であるため、電気的な破壊試験結果と直接的
な相関がとれない。
る破壊試験であるため、電気的な破壊試験結果と直接的
な相関がとれない。
【０００８】(5) 破壊試験であるため、一連の長さの
中間部を測定検査することは出来ない。
中間部を測定検査することは出来ない。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、非破壊検査方
法で全長に亙って連続的或は断続的に精度よく紙絶縁電
力ケーブルの絶縁紙ギャップの径方向の重なりを測定す
る検査方法を提供するにあり、その測定方法は、高感
度、高精度のイメージングプレート（エネルギー蓄積型
螢光体）を利用して、当該作業工程でＸ線撮影すること
により、ケーブル全長を連続又は断続的に、絶縁紙の重
なり、巻きこみ異物等の局部汚損をリアルタイムで検出
するものである。
法で全長に亙って連続的或は断続的に精度よく紙絶縁電
力ケーブルの絶縁紙ギャップの径方向の重なりを測定す
る検査方法を提供するにあり、その測定方法は、高感
度、高精度のイメージングプレート（エネルギー蓄積型
螢光体）を利用して、当該作業工程でＸ線撮影すること
により、ケーブル全長を連続又は断続的に、絶縁紙の重
なり、巻きこみ異物等の局部汚損をリアルタイムで検出
するものである。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す説明図、図２
は連続撮影用フィルムの平面図であり、１は紙絶縁電力
ケーブル、２は連続撮影用フィルム、３は画像読み取り
装置、４はイメージングプレート消去装置、５はフィル
ム駆動装置、６は画像情報ハードコピー、７は画像情報
モニター、８は画像情報光ディスク記憶装置、９はイメ
ージングプレート、１０はＸ線照射装置移動レール、１
１は小焦点Ｘ線撮影装置、１２はＸ線遮蔽ケースであ
る。
は連続撮影用フィルムの平面図であり、１は紙絶縁電力
ケーブル、２は連続撮影用フィルム、３は画像読み取り
装置、４はイメージングプレート消去装置、５はフィル
ム駆動装置、６は画像情報ハードコピー、７は画像情報
モニター、８は画像情報光ディスク記憶装置、９はイメ
ージングプレート、１０はＸ線照射装置移動レール、１
１は小焦点Ｘ線撮影装置、１２はＸ線遮蔽ケースであ
る。
【００１１】図１、図２に基き本発明の一実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【００１２】図１に於て、被試験体の紙絶縁電力ケーブ
ル１の絶縁体と同期して、連続撮影用フィルム２をフィ
ルム駆動装置５により移動する。同じくＸ線照射装置移
動レール１０上を連続撮影用フィルム２と同期して移動
する小焦点Ｘ線撮影装置１１より照射し、図２に示すイ
メージングプレート９に紙絶縁電力ケーブル１の絶縁体
の情報を蓄積する。
ル１の絶縁体と同期して、連続撮影用フィルム２をフィ
ルム駆動装置５により移動する。同じくＸ線照射装置移
動レール１０上を連続撮影用フィルム２と同期して移動
する小焦点Ｘ線撮影装置１１より照射し、図２に示すイ
メージングプレート９に紙絶縁電力ケーブル１の絶縁体
の情報を蓄積する。
【００１３】イメージングプレート９は、連続的に画像
読み取り装置３、及び再使用のためのイメージングプレ
ート消去装置４とループを形成し、ループのｌ1 間で情
報を収集する。画像読み取り装置３で去り込まれた情報
は、ＡＤ変換され、デジタル信号により、画像処理さ
れ、画像情報モニター７、画像情報光ディスク記憶装置
８に落され、判定業務、データの保管をリヤルタイムで
実施する。又、必要に応じ画像情報ハードコピー６によ
り複写し、書類での検討も可能である。
読み取り装置３、及び再使用のためのイメージングプレ
ート消去装置４とループを形成し、ループのｌ1 間で情
報を収集する。画像読み取り装置３で去り込まれた情報
は、ＡＤ変換され、デジタル信号により、画像処理さ
れ、画像情報モニター７、画像情報光ディスク記憶装置
８に落され、判定業務、データの保管をリヤルタイムで
実施する。又、必要に応じ画像情報ハードコピー６によ
り複写し、書類での検討も可能である。
【００１４】尚、図１の中の距離ｌ1 、イメージングプ
レートの感度、絶縁体の大小、撮影速度等により変化す
る。
レートの感度、絶縁体の大小、撮影速度等により変化す
る。
【００１５】図２は、連続撮影用フィルム２上のイメー
ジングプレート９の配置状況を示し、距離ｌ2 は、フィ
ルム速度と小焦点Ｘ線撮影装置１１の戻る速度により決
る。
ジングプレート９の配置状況を示し、距離ｌ2 は、フィ
ルム速度と小焦点Ｘ線撮影装置１１の戻る速度により決
る。
【００１６】本発明は上述以外にも次に事が考えられ
る。
る。
【００１７】(1) 紙絶縁電力ケーブルの完成品、付属
品の構造試験、絶縁破壊時の絶縁紙ギャッブの測定、破
壊パス観察への応用。
品の構造試験、絶縁破壊時の絶縁紙ギャッブの測定、破
壊パス観察への応用。
【００１８】(2) コンデンサーコーンの金属箔の位
置、損傷のチェック。
置、損傷のチェック。
【００１９】(3) 油入紙ケーブルの波乗現象、熱伸縮
による導体突きだし、オフセット、極度曲げ、外傷等絶
縁体への機械的損傷を受けた部分の絶縁紙の乱れ観察。
による導体突きだし、オフセット、極度曲げ、外傷等絶
縁体への機械的損傷を受けた部分の絶縁紙の乱れ観察。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する (1) 線状体、管状体等の長手方向の非破壊検査に活用
出来、省資源化となる。 (2) 本検査装置を多段に配置すれば全長検査が可能で
ある。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する (1) 線状体、管状体等の長手方向の非破壊検査に活用
出来、省資源化となる。 (2) 本検査装置を多段に配置すれば全長検査が可能で
ある。
【００２１】(3) 小焦点Ｘ線撮影装置を連続フィルム
のようにループに配置すれば、被検査物の全長検査が可
能である。
のようにループに配置すれば、被検査物の全長検査が可
能である。
【図１】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図２】連続撮影用フィルムの平面図である。
１ 紙絶縁電力ケーブル ２ 連続撮影用フィルム ３ 画像読み取り装置 ４ イメージングプレート消去装置 ５ フィルム駆動装置 ６ 画像情報ハードコピー ７ 画像情報モニター ８ 画像情報光デイスク記憶装置 ９ イメージングプレート １０ Ｘ線照射装置移動レール １１ 小焦点Ｘ線撮影装置 １２ Ｘ線遮蔽ケース
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】イメージングプレートを連続撮影用フィル
ムに帯状に配置し、ケーブル絶縁体に同期させながらＸ
線を照射し、その画像を読み取ることとイメージングプ
レートの情報消去を一連のループを形成しながら行い、
画像処理情報を随時蓄積、判定を実施することを特徴と
するイメージングプレートによるケーブル絶縁体欠陥ル
ープ型非破壊検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18472091A JPH0526647A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | イメージングプレートによるケーブル絶縁体欠陥ループ型非破壊検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18472091A JPH0526647A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | イメージングプレートによるケーブル絶縁体欠陥ループ型非破壊検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526647A true JPH0526647A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16158188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18472091A Pending JPH0526647A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | イメージングプレートによるケーブル絶縁体欠陥ループ型非破壊検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526647A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07219088A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Hitachi Cable Ltd | Ｘ線フィルム検査装置及び電力ケーブルのｘ線検査方法 |
| RU2660302C1 (ru) * | 2017-04-24 | 2018-07-05 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Томский государственный университет систем управления и радиоэлектроники" (ТУСУР) | Датчик для непрерывного контроля изоляции проводов |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP18472091A patent/JPH0526647A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07219088A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Hitachi Cable Ltd | Ｘ線フィルム検査装置及び電力ケーブルのｘ線検査方法 |
| RU2660302C1 (ru) * | 2017-04-24 | 2018-07-05 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Томский государственный университет систем управления и радиоэлектроники" (ТУСУР) | Датчик для непрерывного контроля изоляции проводов |
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