JPH0526629U - 自動車用補助前照灯の自動調光装置 - Google Patents

自動車用補助前照灯の自動調光装置

Info

Publication number
JPH0526629U
JPH0526629U JP8140591U JP8140591U JPH0526629U JP H0526629 U JPH0526629 U JP H0526629U JP 8140591 U JP8140591 U JP 8140591U JP 8140591 U JP8140591 U JP 8140591U JP H0526629 U JPH0526629 U JP H0526629U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary
lamp
output value
auxiliary light
acceleration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8140591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH085061Y2 (ja
Inventor
一仁 酒井
照彦 田森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Car Mate Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Car Mate Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Car Mate Manufacturing Co Ltd filed Critical Car Mate Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8140591U priority Critical patent/JPH085061Y2/ja
Publication of JPH0526629U publication Critical patent/JPH0526629U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH085061Y2 publication Critical patent/JPH085061Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 街中で渋滞中は、補助灯を暗くし、ある程度
速度が出ていれば明るくするといった、きめ細かい調光
を可能とし、しかも必要以上に明るくなることはないた
め、大きな電力のランプを対向車に対して気がねなく使
用することができる。 【構成】 外光強度、エンジン回転数及び加速度を入力
し、予め定められたファジールールによって補助灯出力
値を出力し、この補助灯出力値をPWM回路51に送
り、PWM変調で補助灯55,57の明るさをきめ細か
く調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の補助前照灯の明るさを自動的に制御する自動調光装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術として、自動車が完全に停止したときに、自動車用前照灯を自動的に 暗くし、発車する際に自動的にもとの明るさに戻す制御装置があった。 また、自動車用前照灯を、手動にて任意の明るさに調整できるものもあった。 尚、今現在補助灯に関しては明るさを制御する装置は発売されていない。また前 照灯用の装置を補助灯に使用することも制御方法が違うため使用ができない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般に発売されている補助灯は、バルブのハイワッテージ化及び光学的に効率 がよくなってきて、対向車に対してまぶし過ぎるといった問題があった。この現 象は、対向車の運転者に不快感を起こさせるようなおそれもあった。 本考案は、上記事情に鑑み、外光強度、運転状況に応じて、補助灯を自動的に 調光できる自動車用補助前照灯の自動調光装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、外光強度を検出する光センサと、自動 車のエンジン回転数を検出する回転数センサと、該自動車の加速度を検出する加 速度検出手段と、補助灯と、前記外光強度、エンジン回転数および加速度を入力 とし、予め定められたファジイルールによって、補助灯出力値を演算するファジ イ演算部と、前記補助灯出力値によって、前記補助灯の明るさを制御するPWM 回路とを具備することを特徴とする。
【0005】
【作用】 本考案は、PWM変調で補助灯を調光し、その調光度合をファジイ理論を利用 して変化させている。したがって、たとえば、街中で渋滞中は、補助灯を暗くし 、ある程度速度が出ていれば明るくするといった、きめ細かい調光が可能となっ た。しかも必要以上に明るくなることはないため、大きな電力のランプを対向車 に対して気がねなく使用することができる。
【0006】
【実施例】
図1は、この考案による自動車用補助前照灯の自動調光装置の一実施例の構成 を示すブロック図である。 図において、1はCPUである。該CPU1には、各種センサ類、各種設定ス イッチ、表示器等が接続されている。 センサ類としては、車の速度を検出する車速センサ3、エンジンの回転数を検 出するエンジン回転数センサ5、スモールランプの状態を検出するスモールラン プ状態センサ7、ハイビームランプの状態を検出するハイビームランプ状態セン サ9、外光の強度を検出する光センサ11、メインキー(エンジンキー)の位置 を検出するメインキーポジションセンサ13が設けられている。ここで、光セン サ11としては、例えば、硫化カドミウム(CdS)センサが用いられる。
【0007】 次に、設定スイッチ類としては、モードスイッチ21、マニュアル設定スイッ チ23、補助灯使用キー25、スモールランプキー27、ハイビームキー29、 DIPスイッチ31が設けられている、ここで、モードスイッチ21は、補助灯 の明るさを自動で調整するか、手動で調整するかを切り換えるためのスイッチで ある。マニュアル設定スイッチ23は、補助灯を手動調整する場合に、補助灯の 出力を段階的に設定するものである。補助灯使用キー25は、補助灯を手動でオ ン・オフするためのスイッチである。スモールランプキー27をオンとすると補 助灯は自動的に点灯され、ハイビームランプ29をオンとすると補助灯は100 %の明るさで点灯する。DIPスイッチ31は、気筒数を設定したり、表示デー タを選択するためのスイッチである。
【0008】 設定ボリュームとしては、補助灯出力調整倍率ボリューム35、補助灯出力オ フセットボリューム37、アラーム電圧設定ボリューム39が設けられている。 ボリューム35、37は、後述するファジイ出力値を調整するための倍率、およ びオフセットとを設定するためのボリュームであり、ボリューム39は、バッテ リ電圧のアラームレベルを設定するためのボリュームである。
【0009】 表示器としては、7セグメントLED41と、補助灯出力レベルLED43と が備えられている。7セグメントLED41は、車の加速度、光センサ11の出 力値、バッテリ電圧などを選択的に表示する表示器、補助灯出力レベルLED4 3は、補助灯の出力を表示するアレイ状の表示器である。また、アラーム出力用 のブザー45も設けられている。
【0010】 前記CPU1は、さらに、PWM回路51に接続されている。PWM回路51 は、CPU1から補助灯出力値信号を受け、この補助灯出力値信号に対応するパ ルス幅で、一定の周期を有するパルス信号をドライブ回路53に出力する。ドラ イブ回路53は、補助灯55、57をドライブ信号によって駆動し、その明るさ を制御する。
【0011】 図2および図3は、CPU1で行われるファジイ演算を説明するためのもので あり、図2はファジイラベルとその意味を示す表、図3はファジイ入力と出力と の関係を示すルール表である。 ファジイ入力としては、3つのパラメータ、外光強度、エンジン回転数および 車の加速度が与えられる。ここで、外光強度は光センサ11から得られ、エンジ ン回転数はエンジン回転数センサ5から得られ、車の加速度は車速センサ3から 得られた車速を時間微分して得られる。これらは、ZR(零)を中心として、小 さい側と大きい側に各3段階、計7段階に分けられる。そして、これらの段階に 応じて、7の3乗個の値が図3のように決められ、ファジイ出力値として出力さ れる。図3から分かるように、外光が弱いほど、加速度の絶対値が大きいほど、 エンジン回転数が大きいほどファジイ出力値は大きくなる。 このファジイ出力値に、補助灯出力調整倍率ボリューム35によって設定され た倍率が掛けられ、この積に補助灯出力オフセットボリューム37によって設定 されたオフセット値が加算されて補助灯出力値が得られる。この補助灯出力値が PWM回路51に送られて、補助灯(フォグランプ等)55、57の明るさが調 整される。
【0012】 図4は、この実施例のCPU1のメイン処理の動作を示すフローチャートであ る。CPU1は、インターバルタイマからの割り込みによって、25、50、2 50、1000ms毎に、図のような処理を行う。 先ず、25ms毎の処理は、次のようなものである。ステップSP1において 、25ms経過したことが検知されると、ステップSP2においてウオッチドッ クタイマがリセットされる。ウオッチドックタイマは、ハードウエアー自身が自 己診断するためのものである。次いで、ステップSP3においてブザー45を鳴 らす処理が継続される。ブザー45は、バッテリ電圧が設定値より下がった場合 などのアラームのときに鳴動する。ステップSP4では、各種スイッチ類、すな わち、モードスイッチ21、マニュアル設定スイッチ23、補助灯使用キー25 、スモールランプキー27、ハイビームキー29、DIPスイッチ31の状態が 入力される。そして、ステップSP5で、ハイビームキー29がオフであるか否 かがチェックされる。ハイビームキー29がオンのときには、50ms毎に、補 助灯が出力100%で点灯される(ステップSP6、7)。
【0013】 ファジイ演算による補助灯出力値の計算は、250ms毎に行われる。すなわ ち、ステップSP9、10、11において、エンジン回転数の計算、光センサ1 1の出力値の入力、および補助灯出力調整倍率ボリューム35、補助灯出力オフ セットボリューム37の出力値の入力をそれぞれ行う。そしてステップSP12 でバッテリ電圧のチェックを行った後、ステップSP13において、CPU1は 、図2および3に示したファジイ演算を行い、補助灯出力値を出力する。すなわ ち、ファジイ出力値に補助灯出力調整倍率を掛けた後、オフセット値を加算して 補助灯出力値を求める。この出力値は、PWM回路51に供給されるとともに、 LED表示器43にグラフィック表示される(ステップSP14)。
【0014】 補助灯コントロールは、1秒毎に行われる。すなわち、1秒経過すると(ステ ップSP15)、ステップSP16にてDIPスイッチ31を読み取り、補助灯 の出力変化のディレイタイムを決定した後、ステップSP17にてPWM回路5 1を介して、補助灯の調光を行う。
【0015】 次いで、ステップSP18にてエンジン停止か否かをチェックし、停止でない 場合は、ステップSP1へ戻って、上述した処理を繰り返す。一方、停止の場合 は、ステップSP19にてスモールランプが点灯されているか否かをチェックし 、点灯されている場合は、ステップSP20でブザーを鳴らして警告を発し、消 灯を促す。一方、消灯している場合は、ステップSP21にて補助灯が消灯して いるか否かを調べ、点灯している場合はステップSP1に戻って上記の処理を継 続し、消灯している場合は、ステップSP22にて、ストップモードの処理を行 う。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、外光強度及び加速度を入力とし、予め定めら れたファジールールによって、補助灯出力値を演算するファジー演算部と、補助 灯出力値によりフォグランプ等の明るさを制御するPWM回路を具備し、PWM 変調で補助灯を調光し、その調光度合をファジイ理論を利用して変化させている 。したがって、たとえば、街中で渋滞中は、補助灯を暗くし、ある程度速度が出 ていれば明るくするといった、きめ細かい調光が可能となった。しかも必要以上 に明るくなることはないため、大きな電力のランプを対向車に対して気がねなく 使用することができる。又この回路は前照灯(ヘッドライト)にも使用すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同実施例のファジイラベルとその意味とを示す
表である。
【図3】同実施例のファジイルールを示す表である。
【図4】同実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 3 車速センサ 5 エンジン回転数センサ 7 スモールランプ状態センサ 9 ハイビームランプ状態センサ 11 光センサ 51 PWM回路 55,57 補助灯(又は前照灯)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外光強度を検出する光センサと、自動車
    のエンジン回転数を検出する回転数センサと、該自動車
    の加速度を検出する加速度検出手段と、補助前照灯(以
    下補助灯)と、前記外光強度、エンジン回転数および加
    速度を入力とし、予め定められたファジイルールによっ
    て、補助灯出力値を演算するファジイ演算部と、前記補
    助灯出力値によって、前記補助灯の明るさを制御するP
    WM回路とを具備することを特徴とする自動車用補助前
    照灯の自動調光装置。
JP8140591U 1991-09-11 1991-09-11 自動車用補助前照灯の自動調光装置 Expired - Lifetime JPH085061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8140591U JPH085061Y2 (ja) 1991-09-11 1991-09-11 自動車用補助前照灯の自動調光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8140591U JPH085061Y2 (ja) 1991-09-11 1991-09-11 自動車用補助前照灯の自動調光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0526629U true JPH0526629U (ja) 1993-04-06
JPH085061Y2 JPH085061Y2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=13745420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8140591U Expired - Lifetime JPH085061Y2 (ja) 1991-09-11 1991-09-11 自動車用補助前照灯の自動調光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH085061Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005005194A1 (ja) * 2003-07-15 2005-01-20 Mic Works, Ltd. 車両用昼間点灯装置
DE10357293B4 (de) * 2002-12-05 2008-01-10 Yazaki Corp. Lampensteuervorrichtung und Verfahren zum Betrieb einer Lampensteuervorrichtung
JP2014162245A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Wen Sung Lee 車両用知能灯光装置
JP2014172442A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Denso Corp ライト制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10357293B4 (de) * 2002-12-05 2008-01-10 Yazaki Corp. Lampensteuervorrichtung und Verfahren zum Betrieb einer Lampensteuervorrichtung
WO2005005194A1 (ja) * 2003-07-15 2005-01-20 Mic Works, Ltd. 車両用昼間点灯装置
JP2014162245A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Wen Sung Lee 車両用知能灯光装置
JP2014172442A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Denso Corp ライト制御装置
US9656595B2 (en) 2013-03-06 2017-05-23 Denso Corporation System, device and method for controlling vehicle light

Also Published As

Publication number Publication date
JPH085061Y2 (ja) 1996-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001213227A (ja) 車輌用照明システム
WO2008013164A1 (fr) Dispositif de commande de phare de voiture, système de commande de phare de voiture, phare de voiture, et dispositif de commande de lampe à décharge à brillance élevée et phare de voiture
CN111724753A (zh) 一种车辆内部屏幕亮度调节的方法和装置
JPH0526629U (ja) 自動車用補助前照灯の自動調光装置
CN208190977U (zh) 一种具备智能识别的单灯控制器
JPH05270314A (ja) バス用室内照明装置
CN207173509U (zh) 用于低速自动驾驶清扫车的bcm系统线路结构
JPH09142199A (ja) ヘッドライト自動点滅装置
JPS60174339A (ja) 車両用ウインカ−制御装置
JPH02239398A (ja) インジケータの調光回路
JPH0387996A (ja) 自動販売機の照明制御装置
JPH11307279A (ja) 照明装置
JP2527089B2 (ja) 減光制御方法
JPS59164218A (ja) 表示装置付自動車用空調装置
JP2966608B2 (ja) ヘッドライトの自動減光装置
KR0142915B1 (ko) 차량의 상향전조등 비상점등 제어장치
JP2002234381A (ja) 可変配光ヘッドランプシステム
JPH1035356A (ja) 車両用ヘッドライト制御装置
JPH061881Y2 (ja) 自動車用調光装置
CN115946604A (zh) 一种自动控制车辆前照灯的方法及装置
JPH0370645A (ja) 車両用表示装置
JPH09277872A (ja) レオスタット
KR950005110A (ko) 조명등 작동제어장치 및 그 제어방법
JP2005138700A (ja) 車両用灯具
JPH0317942U (ja)