JPH05266270A - メモリカードのコネクタの接触チェック方式 - Google Patents

メモリカードのコネクタの接触チェック方式

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JPH05266270A
JPH05266270A JP4063094A JP6309492A JPH05266270A JP H05266270 A JPH05266270 A JP H05266270A JP 4063094 A JP4063094 A JP 4063094A JP 6309492 A JP6309492 A JP 6309492A JP H05266270 A JPH05266270 A JP H05266270A
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JP
Japan
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data
memory card
memory
address
connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP4063094A
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English (en)
Inventor
Katsuzo Sakai
勝三 酒井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05266270A publication Critical patent/JPH05266270A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メモリカードに関し、メモリカードの着脱にと
もなうコネクタ接続部分の接触のチェックを行う。 【構成】図1に示すメモリカードのメモリ内容1におい
て、メモリカードの使用に先立ち、初期化(あるいはフ
ォーマティング)時、予め特定アドレスエリアに固定文
字又はパターンの書き込みを行う。そして、メモリカー
ドのアクセスを行う時、常に前記固定文字又はパターン
をチェックするようにしたものである。 【効果】データの誤読やデータの破壊等を未然に防ぐこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリカードに関し、特
に、メモリカードの着脱におけるコネクタ接続部分の完
全性を確認できるようにしたことを特徴とするメモリカ
ードのコネクタの接触チェック方式に関する。
【0002】
【従来の技術】リード/ライトのアクセスが可能で、且
つ内部電池により格納されたデータのバックアップが可
能なメモリカードの一例のブロック図を図3に示す。1
0はメモリカード全体を示し、12はデータ処理本体等
(以下データ処理装置と略す)に装着するためのコネク
タである。また、11はカード内に内蔵されたリード/
ライトのアクセスが可能な主メモリである。14はバッ
クアップ用の電池であり、13はダイオード、15は抵
抗である。メモリカード10においては、主メモリ11
がコネクタ12を介して、例えば、データ処理装置のプ
ロセッサ(CPU)のバスインタエースと接続され、主
メモリ11のリードあるいはライトが行われる。メモリ
カード10がデータ処理装置本体から取り外された時に
は、バックアップ用電池14により主メモリ11に対し
て、電源がダイオード13を介して供給され、主メモリ
11に格納されたデータが消失しないように構成されて
いる。
【0003】次に、メモリカードをアクセスするための
データ処理装置の一例のブロック図とメモリカードとの
接続関係を図4に示す。20は端末装置等のデータ処理
装置全体を示し、21はマイクロコンピュータ、22は
マイクロコンピュータ21のもとに全体を制御するため
の制御部、23はキーボード、24はデータあるいはプ
ログラム等を格納するための主メモリ、25は入力デー
タあるいは出力データを表示するためのディスプレイ装
置を示している。制御部22には、システム全体を制御
するための各種の信号の信号線が接続されていが、ここ
ではアドレスバスインタフェースADD・BASとデー
タバスインタフェースDATA・BASの信号線のみを
示し、その他は省略してある。
【0004】メモリカード10とデータ処理装置20と
は、これらのバスインタフェースにより接続され、デー
タ処理装置20からメモリカード10に格納するデータ
がライトされ、また、メモリカード10に格納されてい
るデータがデータ処理装置20の側にリードされる。
【0005】メモリカードがこのような構成で使用され
る時、メモリカードが正常に装着されているかどうかの
チェック方法として、従来行っている実施例を図5に示
す。
【0006】即ち、カウンタNを先ず0で初期化する
(ステップ30。以下、ステップの各番号は単に番号の
みで表わす)。Nにプラス1を加える(32)。16進
データ“00”をN番地に格納する(32)。つぎに、
今格納したN番地のメモリの内容をリードし、レジスタ
Xへ格納する(33)。そして、レジスタXの内容が先
程格納したデータ(00)16と等しいかどうかをチェッ
クする(34)。等しければステップ35の処理へ進む
が、等しくなければ異常処理(40)となる。ステップ
35、36、37は格納データが(FF)16となるのみ
で処理はステップ32、33、34と同じである。ステ
ップ38ではメモリの全域について行ったかどうかをチ
ェックしているもので、全部行うことができたならばス
テップ39の正常処理へ、途中の場合であれば、ステッ
プ31へ戻り、以下同様の処理を繰り返すこととなる。
【0007】尚、この種のメモリカードの規格に関する
技術資料としては、例えば、社団法人日本電子工業振興
協会・パーソナルコンピュータ業務委員会の「ICメモ
リカードガイドライン」(昭和61年9月発行)があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記メモリカードのチ
ェック方式はどちらかというと、メモリ部品そのものが
正常に機能しているかどうかというチェックに主眼を置
いたものであった。しかしながら、着脱式のメモリカー
ドにおいてはメモリ部品の信頼性に比べて、着脱部分の
コネクタそのものの信頼性が非常に低いこと、さらに取
扱ミス等により、装着が不完全であったりして、コネク
タ部分についての接触チェックがどうしても必要となっ
てきた。
【0009】しかしながら、図5に示すチェック方式で
は、データ・バスに対する接触チェックは検出できる
が、アドレスバスに対する接触チェックは不可であっ
た。
【0010】本発明の目的は、メモリカードのアクセス
に対し、事前に当該コネクタの接触の完全性を津チェッ
クし、誤読や、データ破壊等がおこらないようにするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、メモリカードの使用に先立ち、初期化(あるいはフ
ォーマティング)時、全アドレスバスがチェックできる
ように、特定アドレス部に固定文字又はパターンを記憶
させ、当該記憶データを常にチェックするようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0012】また、記憶データそのものを予めリードオ
ンリメモリや、ハードウェアのデスクリート回路により
構成しても同様な動作を行うことができる。
【0013】
【作用】これによれば、メモリカードのアクセスに先立
ち、当該記憶データをチェックすることにより、メモリ
カードのコネクタの接触の完全性を事前チェックできる
ようになるため、誤読や、データ破壊等がおこらないよ
うにすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2を用い
て説明する。
【0015】図1はメモリカードの初期化(あるいはフ
ォーマティング)時にメモリカード内に記憶させるデー
タの内容と当該アドレスを示したものであり、図2はチ
ェックのフローを示したものである。
【0016】図1においてのメモリカードのメモリ容量
は128KBの例を示している。ここで、最低位番地と
最高位番地に着目し、最低位の(00000)16番地に
は(00)16データを、最高位の(1FFFF)16番地
には(FF)16データを初期化時に記憶させておく。デ
ータは(00)16、(FF)16以外に、ビットを反転さ
せたものなら何でもよく、例えば(55)16、(AA)
16でも問題ない。アドレスバス指定のポイントも、デー
タバス同様、ビット反転の条件が可能ならばどのアドレ
スでもよいわけであるが、本記憶エリアそのものが固定
として使用され、ユーザには開放されないエリアである
ことを考えると、メモリエリアの中間ではサポート処理
がむずかしくなるため、最低位の(00000)16番地
と最高位の(1FFFF)16番地の組み合せが最高の条
件と考えられる。
【0017】図2にチェック時のフローを示すが、先
ず、ステップ2で、(00000)16番地の内容をレジ
スタXへリードし、ステップ3で、レジスタXの内容が
データ(00)16であるかどうかをチェックする。一致
しておればステップ4の処理へ行き、不一致ならばステ
ップ7の異常処理となる。ステップ4では(1FFF
F)16番地の内容を同様にレジスタXにリードし、ステ
ップ5でデータ(FF)16と比較する。一致しておれ
ば、ステップ6の正常処理となり、不一致ならばステッ
プ7の異常処理となる。
【0018】このような処理を行うことにより、データ
バスにあっては、コネクタの接触不良により、あるビッ
ト、例えば23ビットが“1”固定になったとすると、
(00)16データをリードした時(08)16データとな
って読み込まれてしまうため〔(FF)16データは(F
F)16で読み込まれてしまうため正常に見える〕、図2
のステップ3でチェックアウトすることができる。同様
に23ビットが“0”固定となってしまった場合には
(FF)16データをリードした時(F7)16データとな
って読み込まれてしまうためステップ4でチェックアウ
トすることができる。
【0019】また、アドレスバスにあっては、データバ
ス同様、コネクタの接触不良により、あるビット、例え
ば、28ビットが“1”固定になったとすると(000
00)16番地のアクセスが(00100)16番地のアク
セスとなってしまい、ステップ3でチェックアウトとな
る。逆に28ビットが“0”固定の場合には、(1FF
FF)16番地のアクセスが(1FEFF)16番地のアク
セスとなってしまい、ステップ5でチェックアウトとな
る。
【0020】メモリカードのコネクタ部分には、バス信
号の他に、電源ピンやグランドピンなどもあるが、これ
らのピンの接触不良に対しても、前記データバスが異常
となって現われることによりチェックが可能である。
【0021】基本的には、2バイトをチェックすること
により、異常を検出することができるようになるわけで
あるが、アドレスバスのチェックについては、例えば前
記例の(00100)16番地のデータが(00)16であ
った場合には、チェックアウトができなくなるので、
【0022】
【数1】 のように若干の冗長性を持たせた方がより信頼性を高め
ることができるようになる。
【0023】以上の例は、リード/ライト可能なメモリ
に対し説明を行ってきたが、特定アドレス部の固定文字
又はパターンのみをリードオンリメモリで持たせること
や、同様にハードウェアのデスクリート回路により実現
しても、チェックすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、メモリカードの装着時
におけるコネクタ部分の接触の完全性がチェックできる
ので、データの誤読や、データの破壊等を未然に防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるメモリカードのデー
タ記憶方式を示す図である。
【図2】図1のチェックの処理フロー図である。
【図3】メモリカードのブロック図である。
【図4】図3を用いたシステム構成図である。
【図5】従来のチェック方式の処理フロー図である。
【符号の説明】
10…メモリカード、 11…主メモリ、 12…コネクタ、 13…ダイオード、 14…電池、 15…抵抗、 20…データ処理装置、 21…マイクロコンピュータ、 22…制御部、 23…キーボード、 24…主メモリ、 25…表示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、リード可能なメモリと、該メ
    モリをアクセスするためのインタフェースとして、コネ
    クタ等により着脱可能なメモリカードにおいて、該メモ
    リの特定アドレス部に予め固定文字又はパターンを記憶
    させておき、業務処理プログラムの中において、該メモ
    リのアクセスに先立ち、前記特定アドレス部の固定文字
    又はパターンの内容をチェックすることにより、該メモ
    リカードのコネクタ部の接続が完全であるかどうかのチ
    ェックを行うことを特徴としたメモリカードのコネクタ
    の接触チェック方式。
  2. 【請求項2】メモリカードの特定アドレス部へ記憶させ
    る固定文字又はパターンを、リードオンリーメモリによ
    り構成させたことを特徴とする請求項1記載のメモリカ
    ードのコネクタの接触チェック方式。
  3. 【請求項3】メモリカードの特定アドレス部の固定デー
    タをハードウェアによるデスクリート回路により構成さ
    せたことを特徴とする請求項1記載のメモリカードのコ
    ネクタの接触チェック方式。
JP4063094A 1992-03-19 1992-03-19 メモリカードのコネクタの接触チェック方式 Pending JPH05266270A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005124562A1 (ja) * 2004-06-22 2005-12-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ電子安全装置用システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005124562A1 (ja) * 2004-06-22 2005-12-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ電子安全装置用システム
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