JPH05266265A - カード処理装置 - Google Patents
カード処理装置Info
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- JPH05266265A JPH05266265A JP4065084A JP6508492A JPH05266265A JP H05266265 A JPH05266265 A JP H05266265A JP 4065084 A JP4065084 A JP 4065084A JP 6508492 A JP6508492 A JP 6508492A JP H05266265 A JPH05266265 A JP H05266265A
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 22
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000010485 coping Effects 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、カードの偽造を確実に防止でき、伝
票発行事務処理の合理化を図れ、また新規な伝票の発行
を行なえることを最も主要な目的としている。 【構成】カードおよびカード所有者を識別する識別コー
ドと暗証コードとからなる識別情報が記憶されてなる記
憶手段を有するカードを挿脱するカード挿脱手段と、カ
ード挿脱手段に挿入されたカードの記憶手段から識別情
報を読出す情報読出手段と、少なくとも暗証コード情報
を入力するための情報入力手段と、情報読出手段により
読出された識別情報中の暗証コードと、情報入力手段に
より入力された暗証コードとを比較照合する比較照合手
段と、比較照合手段による暗証コードの比較照合の結果
から一致とされた場合にのみ、情報読出手段により読出
された識別情報中の識別コードを、バーコードまたはカ
ルラコードの光学読取りコードに変換して伝票に印字記
録する伝票発行手段とを備えたことを特徴としている。
票発行事務処理の合理化を図れ、また新規な伝票の発行
を行なえることを最も主要な目的としている。 【構成】カードおよびカード所有者を識別する識別コー
ドと暗証コードとからなる識別情報が記憶されてなる記
憶手段を有するカードを挿脱するカード挿脱手段と、カ
ード挿脱手段に挿入されたカードの記憶手段から識別情
報を読出す情報読出手段と、少なくとも暗証コード情報
を入力するための情報入力手段と、情報読出手段により
読出された識別情報中の暗証コードと、情報入力手段に
より入力された暗証コードとを比較照合する比較照合手
段と、比較照合手段による暗証コードの比較照合の結果
から一致とされた場合にのみ、情報読出手段により読出
された識別情報中の識別コードを、バーコードまたはカ
ルラコードの光学読取りコードに変換して伝票に印字記
録する伝票発行手段とを備えたことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばクレジットカー
ド等のカード上に印字されたエンボスをインプリンター
を使用して伝票に複写し、識別番号を印字する装置に係
り、特にカードの偽造を確実に防止できると共に、伝票
発行事務処理の合理化を図り、さらに新規な伝票の発行
を行ない得るようにしたカード処理装置に関するもので
ある。
ド等のカード上に印字されたエンボスをインプリンター
を使用して伝票に複写し、識別番号を印字する装置に係
り、特にカードの偽造を確実に防止できると共に、伝票
発行事務処理の合理化を図り、さらに新規な伝票の発行
を行ない得るようにしたカード処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近、我々の社会生活においては、商品
を購入する際に、現金ではなくクレジットカード等を使
用することが非常に多くなってきている。この種のクレ
ジットカードは、商品販売店において、カードの表面に
印字されたエンボスで表わされるカード使用者情報を、
インプリンターを使用してクレジット会社毎に準備され
た伝票に複写して、商品取り引きの記録として残し、後
日そのカード使用者の銀行口座から、自動的に代金が支
払われる仕組みとなっている。
を購入する際に、現金ではなくクレジットカード等を使
用することが非常に多くなってきている。この種のクレ
ジットカードは、商品販売店において、カードの表面に
印字されたエンボスで表わされるカード使用者情報を、
インプリンターを使用してクレジット会社毎に準備され
た伝票に複写して、商品取り引きの記録として残し、後
日そのカード使用者の銀行口座から、自動的に代金が支
払われる仕組みとなっている。
【0003】ところで、このようなクレジットカードに
おけるカード使用者情報の伝票への複写は、インプリン
ターを使用して、エンボスの形状を他の紙に写すことに
よって行なわれている。そのため、エンボスの複写の偽
造が多いことが問題となってきている。
おけるカード使用者情報の伝票への複写は、インプリン
ターを使用して、エンボスの形状を他の紙に写すことに
よって行なわれている。そのため、エンボスの複写の偽
造が多いことが問題となってきている。
【0004】すなわち、インプリンターを使用して作成
された伝票を、店員またはそれに関わるものが悪用し、
エンボスをイミテーションカードに施すことによって、
カードの偽造が可能となる。また、伝票上の識別番号
は、通常、OCRフォント数字によるため、その判読は
容易である。さらに、当然、エンボスそのものも、OC
Rフォントの単純な数字であるため、その模倣は簡単に
行なえる。
された伝票を、店員またはそれに関わるものが悪用し、
エンボスをイミテーションカードに施すことによって、
カードの偽造が可能となる。また、伝票上の識別番号
は、通常、OCRフォント数字によるため、その判読は
容易である。さらに、当然、エンボスそのものも、OC
Rフォントの単純な数字であるため、その模倣は簡単に
行なえる。
【0005】そこで、以上のような状況から、次のよう
な点についてこれに対処することが必要である。
な点についてこれに対処することが必要である。
【0006】(a)カードの偽造……すなわち、エンボ
スのみの単純なカードでは、偽造が簡単に行なわれる。
よって、一般的に模倣の難しいものが好ましい。ただ
し、ホログラム等の目視によるものについては、真偽の
鑑定がベテランのオペレータでなくとも容易にできる
が、ホログラムそのものが不正に利用された場合には、
その判別が困難である。
スのみの単純なカードでは、偽造が簡単に行なわれる。
よって、一般的に模倣の難しいものが好ましい。ただ
し、ホログラム等の目視によるものについては、真偽の
鑑定がベテランのオペレータでなくとも容易にできる
が、ホログラムそのものが不正に利用された場合には、
その判別が困難である。
【0007】(b)伝票からの識別情報の入手……すな
わち、口座番号、会員番号等が、通常のOCRフォント
文字で印字された場合は、伝票から簡単に情報が入手で
きてしまう。よって、個人の識別情報等は、一般的には
判別しにくい情報に加工して伝票上に記載することが望
ましい。
わち、口座番号、会員番号等が、通常のOCRフォント
文字で印字された場合は、伝票から簡単に情報が入手で
きてしまう。よって、個人の識別情報等は、一般的には
判別しにくい情報に加工して伝票上に記載することが望
ましい。
【0008】(c)システムの構築……すなわち、上記
(a)および(b)をオペレータの手作業によって行な
うと、オペレータがその情報の内容を理解することにな
り、しいては機密の漏洩につながることも考えられる。
よって、上記(a)および(b)の条件に対応すべき内
容が、あるブラックボックスの範囲で処理できるような
システムの構築が必要となる。
(a)および(b)をオペレータの手作業によって行な
うと、オペレータがその情報の内容を理解することにな
り、しいては機密の漏洩につながることも考えられる。
よって、上記(a)および(b)の条件に対応すべき内
容が、あるブラックボックスの範囲で処理できるような
システムの構築が必要となる。
【0009】しかしながら、現在のところ、上記
(a)、(b)、(c)の全ての条件に対処できるシス
テムは、開発されていないのが実情である。
(a)、(b)、(c)の全ての条件に対処できるシス
テムは、開発されていないのが実情である。
【0010】すなわち、通常のオンライン型ATM用の
カードは、磁気ストライプ上のデータと暗証番号との組
み合わせが合致して、始めて作動することになる。従っ
て、エンボスの単純な模倣は意味がない。しかしなが
ら、オンライン型ATMは、機械設備そのものも高く、
オンラインの費用も高く、ホストコンピュータおよび稼
働のための種々のプログラムの作成費用等が必要であ
り、その使用が銀行、クレジット会社等の大規模店舗に
限られている。
カードは、磁気ストライプ上のデータと暗証番号との組
み合わせが合致して、始めて作動することになる。従っ
て、エンボスの単純な模倣は意味がない。しかしなが
ら、オンライン型ATMは、機械設備そのものも高く、
オンラインの費用も高く、ホストコンピュータおよび稼
働のための種々のプログラムの作成費用等が必要であ
り、その使用が銀行、クレジット会社等の大規模店舗に
限られている。
【0011】また、CAT端末は、上記ATMに比べる
と、機械設備が安く、ホストコンピュータおよびプログ
ラム等は、大手クレジット会社のものを利用することも
考えられ、利用しやすいが、オンラインは最低必要とさ
れる。さらに、問題は、非オンライン店舗が同一システ
ム内にある場合には、CAT端末使用時に識別番号が漏
れれば、エンボスが偽造されてしまうため、非オンライ
ン店舗では偽造カードが使用されてしまうおそれがあ
る。
と、機械設備が安く、ホストコンピュータおよびプログ
ラム等は、大手クレジット会社のものを利用することも
考えられ、利用しやすいが、オンラインは最低必要とさ
れる。さらに、問題は、非オンライン店舗が同一システ
ム内にある場合には、CAT端末使用時に識別番号が漏
れれば、エンボスが偽造されてしまうため、非オンライ
ン店舗では偽造カードが使用されてしまうおそれがあ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
システムにおいては、カードの偽造を確実に防止できな
いばかりでなく、伝票発行処理の際にオペレータに負担
がかかるという問題があった。
システムにおいては、カードの偽造を確実に防止できな
いばかりでなく、伝票発行処理の際にオペレータに負担
がかかるという問題があった。
【0013】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために成されたものであり、その目的は、カードの偽造
を確実に防止できると共に、伝票発行事務処理の合理化
を図り、さらに新規な伝票の発行を行なうことが可能な
極めて信頼性の高いカード処理装置を提供することにあ
る。
ために成されたものであり、その目的は、カードの偽造
を確実に防止できると共に、伝票発行事務処理の合理化
を図り、さらに新規な伝票の発行を行なうことが可能な
極めて信頼性の高いカード処理装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のカード処理装置は、カードおよびカード所
有者を識別する識別コードと暗証コードとからなる識別
情報が記憶されてなる記憶手段を有するカードを挿脱す
るカード挿脱手段と、カード挿脱手段に挿入されたカー
ドの記憶手段から識別情報を読み出す情報読出手段と、
少なくとも暗証コード情報を入力するための情報入力手
段と、情報読出手段により読み出された識別情報中の暗
証コードと、情報入力手段により入力された暗証コード
とを比較照合する比較照合手段と、比較照合手段による
暗証コードの比較照合の結果から一致とされた場合にの
み、情報読出手段により読み出された識別情報中の識別
コードを、バーコードまたはカルラコードの光学読取り
コードに変換して伝票に印字記録する伝票発行手段とを
備えて構成している。
めに本発明のカード処理装置は、カードおよびカード所
有者を識別する識別コードと暗証コードとからなる識別
情報が記憶されてなる記憶手段を有するカードを挿脱す
るカード挿脱手段と、カード挿脱手段に挿入されたカー
ドの記憶手段から識別情報を読み出す情報読出手段と、
少なくとも暗証コード情報を入力するための情報入力手
段と、情報読出手段により読み出された識別情報中の暗
証コードと、情報入力手段により入力された暗証コード
とを比較照合する比較照合手段と、比較照合手段による
暗証コードの比較照合の結果から一致とされた場合にの
み、情報読出手段により読み出された識別情報中の識別
コードを、バーコードまたはカルラコードの光学読取り
コードに変換して伝票に印字記録する伝票発行手段とを
備えて構成している。
【0015】ここで、特に上記識別情報中の識別コード
としては、カード番号,カード種別,個人特定番号等の
情報である。
としては、カード番号,カード種別,個人特定番号等の
情報である。
【0016】また、上記カードとしては、クレジットカ
ードである。
ードである。
【0017】
【作用】従って、本発明のカード処理装置においては、
伝票を発行する場合に、識別コードを、通常では判読で
きないバーコードまたはカルラコードの光学読取りコー
ドとして記録することにより、インプリンターで打ち出
される伝票からカードの識別番号を読み取り、それを利
用してエンボスをカードに施して同一のカードを作成し
ようとする者に対処して、カードの偽造を確実に防止す
ることができる。
伝票を発行する場合に、識別コードを、通常では判読で
きないバーコードまたはカルラコードの光学読取りコー
ドとして記録することにより、インプリンターで打ち出
される伝票からカードの識別番号を読み取り、それを利
用してエンボスをカードに施して同一のカードを作成し
ようとする者に対処して、カードの偽造を確実に防止す
ることができる。
【0018】また、識別コードを、バーコードまたはカ
ルラコードの光学読取りコードとして印字記録して伝票
を発行する処理を、全て(金額、年月日等の情報の入力
は除く)自動的に行なうことにより、バーコードまたは
カルラコードの光学読取りコードとしてコード化された
識別コードを、オペレータに判読されるおそれがなくな
るばかりでなく、伝票発行の事務処理を合理化すること
ができる。
ルラコードの光学読取りコードとして印字記録して伝票
を発行する処理を、全て(金額、年月日等の情報の入力
は除く)自動的に行なうことにより、バーコードまたは
カルラコードの光学読取りコードとしてコード化された
識別コードを、オペレータに判読されるおそれがなくな
るばかりでなく、伝票発行の事務処理を合理化すること
ができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0020】図3は、本発明にかかるカードとしてのク
レジットカード1の構成例を示す外観図である。
レジットカード1の構成例を示す外観図である。
【0021】図3において、2は例えばプラスチックか
らなる長方形のカード本体であり、カード本体2の表面
には、記憶手段であるストライプ状の磁気テープ3が貼
り付けられている。ここで、磁気テープ3には、クレジ
ットカード1の所有者を識別する識別コード(例えば、
カード番号,カード種別,個人特定番号等の情報)と暗
証コードとよりなる識別情報が記憶されている。
らなる長方形のカード本体であり、カード本体2の表面
には、記憶手段であるストライプ状の磁気テープ3が貼
り付けられている。ここで、磁気テープ3には、クレジ
ットカード1の所有者を識別する識別コード(例えば、
カード番号,カード種別,個人特定番号等の情報)と暗
証コードとよりなる識別情報が記憶されている。
【0022】図1は、本発明によるカード処理装置の全
体構成例を示す外観図である。
体構成例を示す外観図である。
【0023】図1において、カード処理装置は、店舗側
が操作する、多機能インプリンターである親機4と、利
用者が操作する子機5とから構成している。ここで、親
機4は、親機本体6と、カードが挿脱されるカード挿脱
部7と、暗証コード、金額、年月日等の情報入力用のテ
ンキー8と、ファンクションキー9と、ディスプレイ1
0とからなっている。また、子機5は、暗証コード入力
用のテンキー11と、ディスプレイ12と、暗証コー
ド、金額確認用の確認ボタン13とからなっている。
が操作する、多機能インプリンターである親機4と、利
用者が操作する子機5とから構成している。ここで、親
機4は、親機本体6と、カードが挿脱されるカード挿脱
部7と、暗証コード、金額、年月日等の情報入力用のテ
ンキー8と、ファンクションキー9と、ディスプレイ1
0とからなっている。また、子機5は、暗証コード入力
用のテンキー11と、ディスプレイ12と、暗証コー
ド、金額確認用の確認ボタン13とからなっている。
【0024】図2は、上記カード処理装置の機能構成例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【0025】図2において、カード処理装置は、情報読
出手段であるリーダ・ライタ21と、前記テンキー8、
ファンクションキー9、ディスプレイ10、テンキー1
1、確認ボタン13よりなる情報入力部22と、前記デ
ィスプレイ10、ディスプレイ12よりなる表示部23
と、前記親機本体6に設けられた比較照合手段である制
御部24と、伝票発行部25とから構成している。
出手段であるリーダ・ライタ21と、前記テンキー8、
ファンクションキー9、ディスプレイ10、テンキー1
1、確認ボタン13よりなる情報入力部22と、前記デ
ィスプレイ10、ディスプレイ12よりなる表示部23
と、前記親機本体6に設けられた比較照合手段である制
御部24と、伝票発行部25とから構成している。
【0026】ここで、リーダ・ライタ21は、カード挿
脱部7に挿入されたクレジットカード1の磁気テープ3
から識別情報を読み出すものである。
脱部7に挿入されたクレジットカード1の磁気テープ3
から識別情報を読み出すものである。
【0027】また、情報入力部22は、オペレータが暗
証コード、金額、年月日の情報を入力するためのもので
ある。
証コード、金額、年月日の情報を入力するためのもので
ある。
【0028】さらに、表示部23は、情報入力部22に
より入力された金額、年月日の情報、指示情報を表示す
るためのものである。
より入力された金額、年月日の情報、指示情報を表示す
るためのものである。
【0029】一方、制御部24は、伝票発行指示が与え
られると、リーダ・ライタ21により読み出された識別
情報中の暗証コードと、情報入力部22により入力され
た暗証コードとを比較照合するまた、伝票発行部25
は、制御部24による比較照合の結果、両者の暗証コー
ドが一致した場合にのみ、リーダ・ライタ21により読
み出された識別情報中の識別コードを、光学バーコード
またはカルラコードとして印字記録した伝票を発行する
ものである。
られると、リーダ・ライタ21により読み出された識別
情報中の暗証コードと、情報入力部22により入力され
た暗証コードとを比較照合するまた、伝票発行部25
は、制御部24による比較照合の結果、両者の暗証コー
ドが一致した場合にのみ、リーダ・ライタ21により読
み出された識別情報中の識別コードを、光学バーコード
またはカルラコードとして印字記録した伝票を発行する
ものである。
【0030】次に、以上のように構成した本実施例のカ
ード処理装置の作用について、図4に示すフロー図を用
いて説明する。
ード処理装置の作用について、図4に示すフロー図を用
いて説明する。
【0031】図において、いまカード使用者が、親機4
のカード挿脱部7にクレジットカード1を挿入し、さら
に情報入力部22により伝票発行指示を与えると、その
クレジットカード1の磁気テープ3から、識別コード
(カード番号,カード種別,個人特定番号等の情報)と
暗証コードとよりなる識別情報が、リーダ・ライタ21
によって読み出される。
のカード挿脱部7にクレジットカード1を挿入し、さら
に情報入力部22により伝票発行指示を与えると、その
クレジットカード1の磁気テープ3から、識別コード
(カード番号,カード種別,個人特定番号等の情報)と
暗証コードとよりなる識別情報が、リーダ・ライタ21
によって読み出される。
【0032】次に、カード使用者は、情報入力部22に
より所定の暗証コード(例えば、1234等)を入力す
る。
より所定の暗証コード(例えば、1234等)を入力す
る。
【0033】次に、制御部24では、リーダ・ライタ2
1により読み出した識別情報中の暗証コードと、情報入
力部22から入力された暗証コードとが比較照合され
る。そして、この比較照合の結果、両者の暗証コードが
一致した場合には、伝票を発行する旨の指令が伝票発行
部25に与えられると共に、その旨の内容が表示部23
に表示される。
1により読み出した識別情報中の暗証コードと、情報入
力部22から入力された暗証コードとが比較照合され
る。そして、この比較照合の結果、両者の暗証コードが
一致した場合には、伝票を発行する旨の指令が伝票発行
部25に与えられると共に、その旨の内容が表示部23
に表示される。
【0034】次に、カード使用者は、この表示部23の
表示内容を確認した上で、情報入力部22により金額、
年月日の情報を入力する。
表示内容を確認した上で、情報入力部22により金額、
年月日の情報を入力する。
【0035】これにより、その入力した金額、年月日の
情報が表示部23に表示されると共に、伝票発行部25
により、リーダ・ライタ21により読み出した識別情報
中の識別コードが符号化され、光学バーコードまたはカ
ルラコードとして印字記録した利用明細伝票が出力され
る。
情報が表示部23に表示されると共に、伝票発行部25
により、リーダ・ライタ21により読み出した識別情報
中の識別コードが符号化され、光学バーコードまたはカ
ルラコードとして印字記録した利用明細伝票が出力され
る。
【0036】図5は、伝票発行部25により出力される
利用明細伝票の概要を示す図である。図5において、伝
票30には、光学バーコードまたはカルラコードによる
識別コード30Aと、OCR文字による年月日の情報3
0Bと、OCR文字による金額の情報30Cが、それぞ
れ印字記録されている。
利用明細伝票の概要を示す図である。図5において、伝
票30には、光学バーコードまたはカルラコードによる
識別コード30Aと、OCR文字による年月日の情報3
0Bと、OCR文字による金額の情報30Cが、それぞ
れ印字記録されている。
【0037】なお、上記において、制御部2での比較照
合の結果、両者の暗証コードが一致しない場合には、そ
の時点で処理が中止されると共に、伝票を発行できない
旨の内容が表示部23に表示される。また、上記におい
て、制御部2での暗証コードの比較照合の際に、その暗
証コードは表示部23には表示されない。
合の結果、両者の暗証コードが一致しない場合には、そ
の時点で処理が中止されると共に、伝票を発行できない
旨の内容が表示部23に表示される。また、上記におい
て、制御部2での暗証コードの比較照合の際に、その暗
証コードは表示部23には表示されない。
【0038】上述したように、本実施例のカード処理装
置は、カード所有者を識別する識別コード(カード番
号,カード種別,個人特定番号等の情報)と暗証コード
とよりなる識別情報が記憶されている磁気テープ3を有
する、カード挿脱部7に挿入されたクレジットカード1
の磁気テープ3から識別情報を読み出すリーダ・ライタ
21と、オペレータが暗証コード、金額、年月日の情報
を入力するための情報入力部22と、情報入力部22に
より入力された金額、年月日の情報、指示情報を表示す
るための表示部23と、伝票発行指示が与えられると、
リーダ・ライタ21により読み出された識別情報中の暗
証コードと、情報入力部22により入力された暗証コー
ドとを比較照合する制御部24と、制御部24による比
較照合の結果、両者の暗証コードが一致した場合にの
み、リーダ・ライタ21により読み出された識別情報中
の識別コードを、光学バーコードまたはカルラコードと
して印字記録した伝票を発行する伝票発行部25とから
構成したものである。
置は、カード所有者を識別する識別コード(カード番
号,カード種別,個人特定番号等の情報)と暗証コード
とよりなる識別情報が記憶されている磁気テープ3を有
する、カード挿脱部7に挿入されたクレジットカード1
の磁気テープ3から識別情報を読み出すリーダ・ライタ
21と、オペレータが暗証コード、金額、年月日の情報
を入力するための情報入力部22と、情報入力部22に
より入力された金額、年月日の情報、指示情報を表示す
るための表示部23と、伝票発行指示が与えられると、
リーダ・ライタ21により読み出された識別情報中の暗
証コードと、情報入力部22により入力された暗証コー
ドとを比較照合する制御部24と、制御部24による比
較照合の結果、両者の暗証コードが一致した場合にの
み、リーダ・ライタ21により読み出された識別情報中
の識別コードを、光学バーコードまたはカルラコードと
して印字記録した伝票を発行する伝票発行部25とから
構成したものである。
【0039】従って、次のような種々の効果が得られる
ものである。
ものである。
【0040】(a)伝票を発行する場合に、識別コード
を、通常では判読できない光学バーコードまたはカルラ
コードとして記録するようにしているので、エンボスの
偽造を行なうための情報を一切残すことがなくなり、従
来のように、インプリンターで打ち出される伝票からカ
ードの識別番号を読み取り、それを利用してエンボスを
カードに施して同一のカードを作成しようとする者に対
処して、カードの偽造を確実に防止することが可能とな
る。
を、通常では判読できない光学バーコードまたはカルラ
コードとして記録するようにしているので、エンボスの
偽造を行なうための情報を一切残すことがなくなり、従
来のように、インプリンターで打ち出される伝票からカ
ードの識別番号を読み取り、それを利用してエンボスを
カードに施して同一のカードを作成しようとする者に対
処して、カードの偽造を確実に防止することが可能とな
る。
【0041】(b)識別コードを、光学バーコードまた
はカルラコードとして印字記録して伝票を発行する処理
を、全て(金額、年月日等の情報の入力は除く)自動的
に行なうようにしているので、光学バーコードまたはカ
ルラコードとしてコード化された識別コードを、オペレ
ータが判読されるおそれがなくなるばかりでなく、従来
の手作業から自動処理へと移行し、伝票発行の事務処理
を合理化することが可能となる。
はカルラコードとして印字記録して伝票を発行する処理
を、全て(金額、年月日等の情報の入力は除く)自動的
に行なうようにしているので、光学バーコードまたはカ
ルラコードとしてコード化された識別コードを、オペレ
ータが判読されるおそれがなくなるばかりでなく、従来
の手作業から自動処理へと移行し、伝票発行の事務処理
を合理化することが可能となる。
【0042】(c)種々の機能をおり混ぜた新規な帳
票、印刷物を提供することが可能となる。
票、印刷物を提供することが可能となる。
【0043】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、次のようにしても同様に実施できるもので
ある。
のではなく、次のようにしても同様に実施できるもので
ある。
【0044】(a)上記実施例では、カード処理装置
を、親機4と子機5とから構成する場合について説明し
たが、これに限らず親機4のみから構成するようにして
もよい。
を、親機4と子機5とから構成する場合について説明し
たが、これに限らず親機4のみから構成するようにして
もよい。
【0045】(b)上記実施例において、オンライン化
を考えた場合には、図2に示すように、外部インターフ
ェース40を備えるようにすればよい。
を考えた場合には、図2に示すように、外部インターフ
ェース40を備えるようにすればよい。
【0046】(c)上記実施例では、カードがクレジッ
トカードであり、またカードが磁気カードからなる場合
について説明したが、これに限らずカードとして、同様
の使い方をするその他のカードであり、またカードがI
Cカードからなる場合についても、本発明を同様に適用
して前述と同様の効果が得られるものである。
トカードであり、またカードが磁気カードからなる場合
について説明したが、これに限らずカードとして、同様
の使い方をするその他のカードであり、またカードがI
Cカードからなる場合についても、本発明を同様に適用
して前述と同様の効果が得られるものである。
【0047】(d)上記実施例において、識別コードに
ついては、磁気加工を伝票の一部に行ない、そこに入力
する携帯にしてもよい。
ついては、磁気加工を伝票の一部に行ない、そこに入力
する携帯にしてもよい。
【0048】(e)上記実施例において、暗証コードに
スクランブルをかけるようにしてもよいし、また全ての
情報にスクランブルをかけるようにしてもよい。
スクランブルをかけるようにしてもよいし、また全ての
情報にスクランブルをかけるようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ードおよびカード所有者を識別する識別コードと暗証コ
ードとからなる識別情報が記憶されてなる記憶手段を有
するカードを挿脱するカード挿脱手段と、カード挿脱手
段に挿入されたカードの記憶手段から識別情報を読み出
す情報読出手段と、少なくとも暗証コード情報を入力す
るための情報入力手段と、情報読出手段により読み出さ
れた識別情報中の暗証コードと、情報入力手段により入
力された暗証コードとを比較照合する比較照合手段と、
比較照合手段による暗証コードの比較照合の結果から一
致とされた場合にのみ、情報読出手段により読み出され
た識別情報中の識別コードを、バーコードまたはカルラ
コードの光学読取りコードに変換して伝票に印字記録す
る伝票発行手段とを備えて構成したので、カードの偽造
を確実に防止できると共に、伝票発行事務処理の合理化
を図り、さらに新規な伝票の発行を行なうことが可能な
極めて信頼性の高いカード処理装置が提供できる。
ードおよびカード所有者を識別する識別コードと暗証コ
ードとからなる識別情報が記憶されてなる記憶手段を有
するカードを挿脱するカード挿脱手段と、カード挿脱手
段に挿入されたカードの記憶手段から識別情報を読み出
す情報読出手段と、少なくとも暗証コード情報を入力す
るための情報入力手段と、情報読出手段により読み出さ
れた識別情報中の暗証コードと、情報入力手段により入
力された暗証コードとを比較照合する比較照合手段と、
比較照合手段による暗証コードの比較照合の結果から一
致とされた場合にのみ、情報読出手段により読み出され
た識別情報中の識別コードを、バーコードまたはカルラ
コードの光学読取りコードに変換して伝票に印字記録す
る伝票発行手段とを備えて構成したので、カードの偽造
を確実に防止できると共に、伝票発行事務処理の合理化
を図り、さらに新規な伝票の発行を行なうことが可能な
極めて信頼性の高いカード処理装置が提供できる。
【図1】本発明によるカード処理装置の一実施例を示す
外観図。
外観図。
【図2】同実施例におけるカード処理装置の機能構成例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図3】本発明によるクレジットカードの一例を示す外
観図。
観図。
【図4】同実施例における作用を説明するためのフロー
図。
図。
【図5】同実施例において発行される伝票の一例を示す
外観図。
外観図。
1…クレジットカード、2…カード本体、3…磁気テー
プ、4…親機、5…子機、6…親機本体、7…カード挿
脱部、8…テンキー、9…ファンクションキー、10…
ディスプレイ、11…テンキー、12…ディスプレイ、
13…確認ボタン、21…リーダ・ライタ、22…情報
入力部、23…表示部、24…制御部、25…伝票発行
部、30…利用明細伝票、30A…識別コード、30B
…年月日情報、30C…金額情報、40…外部インター
フェース。
プ、4…親機、5…子機、6…親機本体、7…カード挿
脱部、8…テンキー、9…ファンクションキー、10…
ディスプレイ、11…テンキー、12…ディスプレイ、
13…確認ボタン、21…リーダ・ライタ、22…情報
入力部、23…表示部、24…制御部、25…伝票発行
部、30…利用明細伝票、30A…識別コード、30B
…年月日情報、30C…金額情報、40…外部インター
フェース。
Claims (3)
- 【請求項1】 カードおよびカード所有者を識別する識
別コードと暗証コードとからなる識別情報が記憶されて
なる記憶手段を有するカードを挿脱するカード挿脱手段
と、 前記カード挿脱手段に挿入されたカードの記憶手段から
前記識別情報を読み出す情報読出手段と、 少なくとも暗証コード情報を入力するための情報入力手
段と、 前記情報読出手段により読み出された識別情報中の暗証
コードと、前記情報入力手段により入力された暗証コー
ドとを比較照合する比較照合手段と、 前記比較照合手段による暗証コードの比較照合の結果か
ら一致とされた場合にのみ、前記情報読出手段により読
み出された識別情報中の識別コードを、バーコードまた
はカルラコードの光学読取りコードに変換して伝票に印
字記録する伝票発行手段と、 を備えて成ることを特徴とするカード処理装置。 - 【請求項2】 前記識別情報中の識別コードとしては、
カード番号,カード種別,個人特定番号等の情報である
ことを特徴とする請求項1に記載のカード処理装置。 - 【請求項3】 前記カードとしては、クレジットカード
であることを特徴とする請求項1に記載のカード処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4065084A JPH05266265A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | カード処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4065084A JPH05266265A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | カード処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05266265A true JPH05266265A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13276724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4065084A Pending JPH05266265A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | カード処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05266265A (ja) |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP4065084A patent/JPH05266265A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |