JPH05266237A - マルチスキャナ - Google Patents

マルチスキャナ

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Publication number
JPH05266237A
JPH05266237A JP4062246A JP6224692A JPH05266237A JP H05266237 A JPH05266237 A JP H05266237A JP 4062246 A JP4062246 A JP 4062246A JP 6224692 A JP6224692 A JP 6224692A JP H05266237 A JPH05266237 A JP H05266237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
receiver
scanner
light receiving
emitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP4062246A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeyuki Yamamoto
健之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP4062246A priority Critical patent/JPH05266237A/ja
Publication of JPH05266237A publication Critical patent/JPH05266237A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】部分的に重複する受光範囲を持つ複数の受光器
のそれぞれにおいて、常に単一の発光器から照射された
光の受光信号のみを検出できるようにする。 【構成】受光器2a,2bのそれぞれに対応する発光器
1a,1bのそれぞれに異なる周波数の駆動信号を供給
する変調回路45,46の変調周波数f1,f2と同一
の周波数の受光信号のみを出力するフィルタ回路42,
44を受光器2a,2bの後段に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バーコード等の画像
を読み取るスキャナに関し、特に複数の発光器及び受光
器を備えたマルチスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】物品のデータを読み取る方法として従来
より、物品に貼付されたバーコードをスキャナによって
読み取り、このバーコードのコードデータから物品のデ
ータを認識するようにしている。このようなスキャナの
適用例として、ベルトコンベア上を搬送される物品に貼
付されたバーコードを読み取るようにしたものがある。
【0003】この場合において、コンベア上に搬送され
る物品の立体形状の変化及び物品の載置方向の変化等に
対応できるように投光器及び受光器を複数対設置し、い
ずれかの受光器によって通過する物品に貼付されたバー
コードを読み取るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マルチスキャナでは、被検出物である物品の形状の変化
に対応すべく、複数の受光器の受光範囲を部分的に重複
して設定しており、この重複部分については単一の受光
器により複数の発光器から照射された光の反射光を受光
する場合が生じる。このような場合には受光器において
正常な出力を得ることができず、物品に貼付されたバー
コードを正確に読み取ることができなくなる問題が生じ
る。このような問題はバーコードの読み取りのみに限定
されるものではない。
【0005】この発明の目的は、受光範囲の一部を重複
して設けられた複数の受光器のそれぞれにおいて、対応
する単一の発光器からの光のみを検出できるようにし、
常に正確に画像データを読み取ることができるマルチス
キャナを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のマルチスキャ
ナは、複数の発光器と、この発光器のそれぞれに対応し
て設けられた複数の受光器と、を備えたマルチスキャナ
において、前記複数の発光器のそれぞれに異なる周波数
の駆動信号を供給する変調手段と、前記複数の受光器の
それぞれに受光信号をその受光器に対応する発光器の変
調周波数と同一の周波数で復調する復調手段と、を設け
たことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明においては、複数の発光器のそれぞれ
は異なる周波数の駆動信号により駆動され、各発光器か
らそれぞれ異なる周波数の光が非検出物に照射される。
【0008】この発光素子のそれぞれに対応して設けら
れた受光器の受光信号は、その受光器に対応する発行器
の変調周波数と同一の周波数により復調される。したが
って、各受光器において復調後の受光信号はその受光器
に対応する発光器から照射された光のみに対応した信号
となる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるマルチスキ
ャナの適用例を示す外観図である。この発明の実施例で
あるマルチスキャナは2個の発光器1a,1b及び2個
の受光器2a,2bからなり、ベルトコンベア5上に載
置されて搬送される物品3に貼付されたバーコード4を
読み取る。発光器1aから照射された光の反射光は受光
器2aにより読み取られ、発光器1bから照射された光
の反射光が受光器2bにより受光される。
【0010】図2は、上記マルチスキャナの受光器の受
光エリアを示す平面図である。ベルトコンベア5の上面
において受光器2aは円形のエリア21a内の光を受光
する。一方、受光器2bは同様に円形のエリア21bに
おける光を受光する。同図に示すように、受光器2aの
受光エリア21aと、受光器2bの受光エリア21bと
はその一部21cにおいて重複している。これに対して
発光器1aは、受光エリア21aの範囲内において複数
本の直線上を順に操作するようにして光を照射する。ま
た、発光器1bは同様に受光エリア21bに対応する範
囲について複数本の直線上を順に操作するようにして光
を照射する。
【0011】前述のように、受光エリア21a及び受光
エリア21bはその一部21cにおいて重複しているた
め、受光器2aはこの重複部分21cについて投光器1
bから照射された光の反射光をも受光する。また、受光
器2bはこの重複部分21cについて投光器1aから照
射された光の反射光を受光する。
【0012】図3は、上記マルチスキャナの構成を示す
ブロック図である。ROM32及びRAM33を備えた
CPU31は伝送回路34を介してPOS端末のコンピ
ュータ35と接続されている。このCPU31にはD/
A変換器36,38を介して駆動回路41,43が接続
されている。また、A/D変換器37,39を介してフ
ィルタ回路42,44が接続されている。駆動回路4
1,43のそれぞれはD/A変換器36,38を介して
CPU31から入力された駆動データに従って発光器1
a,1bの駆動信号を出力する。この駆動信号は変調回
路45,46を介して発光器1a,1bに入力される。
この変調回路45,46のそれぞれは、駆動回路41,
43から出力された駆動信号をそれぞれ固有の変調周波
数f1,f2によって変調する。これによって発光器1
a,1bはそれぞれ異なる駆動周波数が供給され、発光
器1a,1bからそれぞれ異なる周波数の光が照射され
る。
【0013】受光器2a,2bの受光信号はフィルタ回
路42,44に入力され、このフィルタ回路42,44
の出力がA/D変換器37,39を介してCPU31に
入力される。受光器2aの受光信号が入力されるフィル
タ回路42は、入力された受光器2aの受光信号のう
ち、発光器1aから照射される光の周波数f1の周波数
成分のみをA/D変換器37に出力する。また、フィル
タ回路44は受光器2bから出力された受光信号のう
ち、発光器1bから照射される光の周波数f2の周波数
成分のみをA/D変換器39に出力する。
【0014】従って、A/D変換器37からはCPU3
1に対して受光器2aにおける発光器1aの光の反射光
のみの受光信号が入力されることになる。また、A/D
変換器39からは、受光器2bにおける発光器1bの光
の反射光のみの受光信号が入力される。これによって、
受光器2aから出力された受光信号が図2に示す重複部
分21cにおける光の反射光であり、発光器1a及び発
光器1bの両方から照射された光の反射光を受光したも
のである場合であっても、発光器1bから照射された光
の受光信号はフィルタ回路42によりカットされ、発光
器1aから照射された光についての受光信号のみがCP
U31に入力される。これは、受光器2bについても同
様であり、図2に示す重複部分21cにおいて発光器1
a及び発光器1bの両方の光の反射光を受光器2bが受
光した場合には、発光器1aから照射した光の受光信号
はフィルタ回路44によりカットされ、発光器1bの光
に対応する受光信号のみがCPU31に入力される。
【0015】図4は、上記マルチスキャナのCPUの処
理手順を示すフローチャートである。CPU31は受光
器2aの出力、即ち受光信号を読み取り(n1)、予め
定められた正常なスタートビットを含むかどうかの判別
を行う(n2)。受光器2aの出力にスタートビットが
含まれない場合には、受光器2bの出力を読み取り(n
3)、これに正常なスタートビットが含まれるか否かの
判別を行う(n4)。
【0016】n2またはn4において受光器2aの出力
または受光器2bの出力に正常なスタートビットが含ま
れていた場合には、受光器2aまたは受光器2bの出力
を継続して読み取る(n5,n7)。この受光器2aま
たは2bの出力データの読み取りに当たって、CPU3
1はこれを所定のコードデータにデコードし、RAM3
3のメモリエリアに格納する。出力データの読み取りが
完了すると(n6,n8)、RAM33に記憶されたコ
ードデータを伝送回路34を介してPOS端末35に伝
送する(n9)。
【0017】以上のようにしてこの実施例によれば、ベ
ルトコンベア5上を搬送されてきた物品3に貼付されて
いるバーコード4が受光器2aまたは2bにより読み取
られる。この場合において、受光器2a,2bのそれぞ
れの受光エリアは図2に示すようにその一部分において
重複しており、物品3の形状が変化した場合にもいずれ
かの受光器2a,2bによってバーコード4の読み取り
を行うことかできる。
【0018】また、受光器2a,2bにおいて発光器1
a,1bの両方から照射された光を受光した場合であっ
ても、フィルタ回路42,44により受光器2a,2b
のそれぞれが対応する投光器1a,1bから照射された
光の受光信号のみがCPU31に入力されるため、重複
部分21cに位置するバーゴードからの反射光を受光し
た場合であっても常に正確にバーコード4を読み取るこ
とができる。また、この読み取りにあたって投光器1
a,1b及び受光器2a,2bを時分割制御する必要が
なく、処理手順を極めて簡略化することができる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、複数の発光器のそれ
ぞれに対応して設けられた複数の受光器のそれぞれにお
いて、複数の発光器から照射された光を受光した場合に
も、その受光器が対応する単一の発光器から照射された
光以外の光の受光信号をカットして対応する発光器の光
の受光信号のみを抽出することができ、煩雑な制御を行
うことなく常に正確に被検出物の画像を読み取ることが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるマルチスキャナの適用
例を示す外観図である。
【図2】同マルチスキャナにおける受光器の受光範囲を
示す平面図である。
【図3】同マルチスキャナの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】同マルチスキャナの制御部の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1a,1b−発光器 2a,2b−受光器 42,44−フィルタ回路(復調手段) 45,46−変調回路(変調手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発光器と、この発光器のそれぞれに
    対応して設けられた複数の受光器と、を備えたマルチス
    キャナにおいて、 前記複数の発光器のそれぞれに異なる周波数の駆動信号
    を供給する変調手段と、前記複数の受光器のそれぞれに
    受光信号をその受光器に対応する発光器の変調周波数と
    同一の周波数で復調する復調手段と、を設けたことを特
    徴とするマルチスキャナ。
JP4062246A 1992-03-18 1992-03-18 マルチスキャナ Pending JPH05266237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4062246A JPH05266237A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 マルチスキャナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4062246A JPH05266237A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 マルチスキャナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05266237A true JPH05266237A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13194596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4062246A Pending JPH05266237A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 マルチスキャナ

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JP (1) JPH05266237A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047093A (ja) * 2006-04-27 2008-02-28 Sick Ag 走査方法及び走査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047093A (ja) * 2006-04-27 2008-02-28 Sick Ag 走査方法及び走査装置

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