JPH0526605A - 接触センサ - Google Patents

接触センサ

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JPH0526605A
JPH0526605A JP20453891A JP20453891A JPH0526605A JP H0526605 A JPH0526605 A JP H0526605A JP 20453891 A JP20453891 A JP 20453891A JP 20453891 A JP20453891 A JP 20453891A JP H0526605 A JPH0526605 A JP H0526605A
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JP
Japan
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resistor
total resistance
resistance value
contact
sliding contact
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JP20453891A
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JP2760415B2 (ja
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Hirobumi Okumura
博文 奥村
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寿命の診断を低コストで実施する接触センサ
を提供する。 【構成】 操作体の操作に連動するブラシ4が摺接する
摺接用抵抗体3の特性と同一特性をもち当該ブラシ4と
は非接触を保つ検査用抵抗体5と、摺接用抵抗体3およ
び検査用抵抗体5の全抵抗値を測定する抵抗値測定部7
と、摺接用抵抗体3の全抵抗値と検査用抵抗体5の全抵
抗値との差が所定値以内にあるか否かを比較判断する比
較判断部8と、摺接用抵抗体3の全抵抗値と検査用抵抗
体5の全抵抗値との差が所定値以上のときに異常通報を
行なう異常通報部9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車に用いら
れる電子制御燃料噴射装置用のスロットルポジションセ
ンサ、パワーステアリング用のハンドルトルクセンサ等
に使用される接触センサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば自動車等において、燃料噴
射量を制御するのに、電子制御燃料噴射装置が多く採用
されるようになった。これにはスロットルレバーの操作
量を電気的に検出する接触センサが利用されている。こ
の種の接触センサは、例えばペダル等の操作体の操作に
連動する連動体に装着されるブラシ、このブラシが接触
されるリードおよび抵抗体からなるボリュームを備えて
構成されており、操作体が操作されてブラシがリードお
よび抵抗体上を摺動したときに、そのブラシの抵抗体上
の位置に対応する出力電圧が出力されるようになってい
る。しかし、このような接触センサは、ブラシの摺動時
の摩擦の繰り返し等により抵抗体が摩耗して使用不能と
なる寿命の到来を予測することができず、その寿命に対
する信頼性が低いという欠点がある。そこで現在では、
上記連動体、ブラシ、リード、および抵抗体からなるボ
リュームを上記操作体に対して2組装着し、各ボリュー
ムから出力される出力電圧値の差が、ある許容範囲内に
あることを常に確認することにより、寿命に対する信頼
性を高めた接触センサが開発されている。この接触セン
サは、各ボリュームから出力される各出力電圧値にある
許容範囲を越える差が生じたときに、接触センサ自体に
異常があるものと判断し、アラームを発したり、システ
ムを停止させたりして寿命を通告する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、操作体
に2つのボリュームを装着した接触センサにおいては、
2つのボリュームを用いるのでコストが高くなるばかり
でなく、操作体の操作により、各抵抗体が同じように摩
耗した場合には寿命の到来を知ることができないという
問題がある。本発明の目的は、上記課題を解決し、寿命
の診断を低コストで実施することができる接触センサを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】操作体の移動に連動して
移動するブラシの摺接用抵抗体上の接触位置に対応した
出力電圧を測定してシステムに出力する接触センサにお
いて、前記摺接用抵抗体の特性と同一の特性をもち前記
ブラシとは非接触を保つ検査用抵抗体と、前記摺接用抵
抗体および当該検査用抵抗体の全抵抗値を測定する抵抗
値測定部と、前記摺接用抵抗体の全抵抗値と前記検査用
抵抗体の全抵抗値との差が所定値以内にあるか否かを比
較判断する比較判断部と、前記摺接用抵抗体の全抵抗値
と前記検査用抵抗体の全抵抗値との差が所定値以上のと
きに異常通報を行なう異常通報部とを備えたことを特徴
とする。
【0005】
【作用】抵抗値測定部により、摺接用抵抗体の全抵抗値
測定と検査用抵抗体の全抵抗値測定とを行なう。比較判
断部により、両者全抵抗値の差が所定値以内にあるか否
かを比較判断する。両者全抵抗値の差が所定値以内にあ
ると判断されたとき、センサの出力測定を行ってシステ
ムに出力するが、所定値を越えると判断されたときに
は、異常通報部から異常通報を行う。
【0006】
【実施例】以下、本発明の接触センサの実施例を図に基
づいて説明する。図1ないし図3は本発明の接触センサ
の一実施例を説明する図であり、図1は接触センサの主
要部の構成を示すブロック図、図2は各抵抗体の全抵抗
値を測定する測定回路を示す回路図、図3は接触センサ
の一実施例の動作を示すフローチャートである。
【0007】図1に示すように、本実施例の接触センサ
は、基板1上に、端子T1を一端に持つリード2、端子
2、T3を両端に持つ摺接用抵抗体3、およびこの両者
2、3上に同時に接触されて図示しない操作体の操作に
連動するブラシ4から構成された1つのボリュームと、
端子T4、T5を両端に持って、摺接用抵抗体3と同一構
成および同一特性を持ち、ブラシ4とは非接触の状態に
ある検査用抵抗体5とを配置し、さらに基板1の外部
に、端子T1、T2を接続してボリュームの出力測定を行
い、その測定値を、例えば図示しない車載エンジンに噴
射する燃料噴射量を決定する電子制御燃料噴射装置等に
出力する出力測定部6と、端子T2、T3、T4、T5を接
続して摺接用抵抗体3の全抵抗値と検査用抵抗体5の全
抵抗値とを測定する抵抗値測定部7と、両者の全抵抗値
の差が所定値以内にあるか否かを比較判断し、両者の全
抵抗値の差が所定値を越えるときに出力を出す比較判断
部8と、比較判断部8に接続して比較判断部8の出力に
より駆動する異常通報部9とを備えて構成されている。
なお、異常通報部9は点滅ランプや警報ブザーである。
摺接用抵抗体3の寿命診断のために用いられる検査用抵
抗体5は、摺接用抵抗体3と同一特性であって温度変化
や湿度変化等の環境の変化により特性を変えるときには
摺接用抵抗体3が特性を変えるのと全く同様であるか
ら、環境の変化に係りなく常に摺接用抵抗体3の検査対
象として最適な状態にある。
【0008】図2に示すように、各抵抗体3、5の全抵
抗値を測定する測定回路は、例えば電源10の負側に対
して端子T1、T2、T4を並列に接続し、正側に2位置
切換スイッチ11を介して端子T3、T5を接続し、さら
に電源10の負側と端子T1との間に電圧測定器12を
介装し、電源10の正側と2位置切換スイッチ11との
間に電流測定器13を介装して構成されている。2位置
切換スイッチ11をa側に倒すと、電源10、摺接用抵
抗体3、および電流測定器13の閉回路が構成され、電
源10の電圧値と電流測定器13の測定値との関係から
摺接用抵抗体3の全抵抗値を求めることができ、2位置
切換スイッチ11をb側に倒すと、電源10、検査用抵
抗体5、および電流測定器13の閉回路が構成され、電
源10の電圧値と電流測定器13の測定値との関係から
検査用抵抗体5の全抵抗値を求めることができる。両者
抵抗値を比較することにより、摺接用抵抗体3の抵抗特
性が正常な抵抗特性にあるか否かを判断することができ
る。ただし、電源10の電圧値が一定であることを考え
れば、2位置切換スイッチ11を交互に切換えたときの
電流測定器13の値を検査するだけでも摺接用抵抗体3
の抵抗特性を判断することは可能である。この測定回路
は、電源10、電流測定器13を1つのみ用いる点から
各抵抗体3、5の抵抗値の測定結果に対する信頼性を高
めているが、図示の構成の他、2位置切換スイッチ11
を省いて各抵抗体3、5の測定を同時に行い、測定時間
を短縮するすることができる測定回路を構成することも
容易であることは言うまでもない。
【0009】次に、図3を参照して本実施例の動作につ
いて説明する。本実施例の接触センサを自動車等の電子
制御燃料噴射装置に適用した場合、まず運転者がエンジ
ンの始動操作を行った時点で抵抗値測定部7を作動さ
せ、摺接用抵抗体3の全抵抗値と検査用抵抗体5の全抵
抗値とを測定する(ステップ301)。続いて比較判断
部8を作動させ、両者の全抵抗値の差が所定値以内にあ
るか否かを判断することにより、摺接用抵抗体3の抵抗
特性が正常であるか否かを判断する(ステップ30
2)。ここでYESであり、正常であると判断された場
合には、出力測定部6を作動させ、基板1上のボリュー
ムの出力測定を実施し(ステップ303)、さらに図示
しない係数器の値を加算し(ステップ304)ボリュー
ムの出力測定の測定回数がn回に達するまでこれらの処
理を続ける。この間、測定結果は電子制御燃料噴射装置
に出力される。しかして測定回数がn回に達したら最初
のステップ301に戻り、上述の処理を繰り返す。一
方、NOであり、摺接用抵抗体3が正常ではないと判断
された場合には、異常通報部9、すなわち異常ランプを
点灯させ(ステップ305)、さらにシステムへの回路
を切断する(ステップ306)。
【0010】このように本実施例においては、摺接用抵
抗体3と同一特性を持つ検査用抵抗体5を用いて両者の
抵抗特性を一定期間ごとに比較検査するようにしたの
で、運転中のセンサの出力値に対する信頼性が向上し、
さらには、異常通報部9として異常ランプや回路切断手
段を備えたことにより、摺接用抵抗体3が長期にわたる
使用に伴って摩耗し、著しい抵抗特性の劣化を招いたと
き、つまり寿命に至ったとき、システムが異常稼働する
前に異常を通報したりシステムを即時停止させたりする
ことができ、安全性も向上する。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、摺接用抵抗体の特性と
同一特性をもちブラシとは非接触を保つ検査用抵抗体
と、摺接用抵抗体および検査用抵抗体の全抵抗値を測定
する抵抗値測定部と、摺接用抵抗体の全抵抗値と検査用
抵抗体の全抵抗値との差が所定値以内にあるか否かを比
較判断する比較判断部と、摺接用抵抗体の全抵抗値と検
査用抵抗体の全抵抗値との差が所定値以上のときに異常
通報を行なう異常通報部とを備えたことにより、低コス
トで接触センサ本体の寿命を診断を実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接触センサの主要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】各抵抗体の全抵抗値を測定する測定回路の一例
を示す回路図である。
【図3】本発明の接触センサの一実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
3 摺接用抵抗体 4 ブラシ 7 抵抗値測定部 8 比較判断部 9 異常通報部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 操作体の移動に連動して移動するブラシ
    の摺接用抵抗体上の接触位置に対応した出力電圧を測定
    してシステムに出力する接触センサにおいて、前記摺接
    用抵抗体の特性と同一の特性をもち前記ブラシとは非接
    触を保つ検査用抵抗体と、前記摺接用抵抗体および当該
    検査用抵抗体の全抵抗値を測定する抵抗値測定部と、前
    記摺接用抵抗体の全抵抗値と前記検査用抵抗体の全抵抗
    値との差が所定値以内にあるか否かを比較判断する比較
    判断部と、前記摺接用抵抗体の全抵抗値と前記検査用抵
    抗体の全抵抗値との差が所定値以上のときに異常通報を
    行なう異常通報部とを備えたことを特徴とする接触セン
    サ。
JP20453891A 1991-07-22 1991-07-22 接触センサ Expired - Lifetime JP2760415B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE38845E1 (en) 1996-10-29 2005-10-25 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Seat attachment structure for motor vehicles
WO2010098196A1 (ja) 2009-02-27 2010-09-02 本田技研工業株式会社 車両用シート装置

Cited By (3)

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WO2010098196A1 (ja) 2009-02-27 2010-09-02 本田技研工業株式会社 車両用シート装置
US8579351B2 (en) 2009-02-27 2013-11-12 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle seat device

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Effective date: 19980224