JPH0526599A - 誘導装置 - Google Patents

誘導装置

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JPH0526599A
JPH0526599A JP3206572A JP20657291A JPH0526599A JP H0526599 A JPH0526599 A JP H0526599A JP 3206572 A JP3206572 A JP 3206572A JP 20657291 A JP20657291 A JP 20657291A JP H0526599 A JPH0526599 A JP H0526599A
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JP
Japan
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output
target
signal
torque motor
acceleration
Prior art date
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Pending
Application number
JP3206572A
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English (en)
Inventor
Seiji Nakatani
誠治 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0526599A publication Critical patent/JPH0526599A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発射時の加速度によるロックオフを防ぐとと
もに、装置を小型化する。 【構成】 発射時の急激な加速度が生じた場合には、ル
ープ切替器4により、レートセンサ2の出力を積分する
積分器3の出力をフィードバックの指令値として選択
し、積分器3の出力が0になるようにフィードバックを
かける。これにより、発射時にジンバルマスアンバラン
スに起因するジンバルの首振りが生じて、目標が撮像部
1の視野から外れた後も、ジンバルを初期角度に戻すこ
とができる。発射加速度がおさまり、定常飛翔に移行す
ると、誤差各検出器1の出力をフィードバック指令値と
するように、ループ切替器4を切り替え、目標追尾を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導装置に関し、特
に、飛翔体に搭載して飛翔体を誘導する誘導装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の誘導装置は、目標の移動を慣性空
間に対する角度の変化率として検出するために、図3に
示すように、目標を捕らえる撮像部7をジンバル機構6
に搭載して空間安定させることによって、機体の動揺の
影響を受けないようにした構造がとられている。
【0003】従来の誘導装置は、例えば、図2に示すよ
うに、誤差角検出器1が目標と撮像部7との誤差角に基
づいて誘導信号を発生させ、この誘導信号によってトル
クモータ5を駆動し、ジンバル機構6の首を振らせるこ
とにより、目標を追尾するようにしてある。また、ジン
バル機構6に搭載されたレートセンサ2により、ジンバ
ル機構6の角速度を検出し、これをジンバル機構6駆動
用のトルクモータ5にフィードバックすることによっ
て、ジンバル機構6上に搭載された撮像部7を空間に安
定させるようにしている。このような構成により、誘導
装置を搭載している飛翔体等の動揺から撮像部7を空間
的に安定させ、目標の慣性座標での角速度に比例した誘
導信号を出力するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のジンバル方式の誘導装置にあっては、飛翔体の発射
時に見られるような急激な加速度が加わった場合、ジン
バル機構およびその撮像部の重心位置のジンバル軸から
の微小な誤差(マスアンバランス)が大きな回転力とな
る。
【0005】そのため、前述した従来の誘導装置のよう
に、ジンバルの角速度のフィードバックのみで空間安定
制御を行なっている誘導装置では、発射時の加速度によ
って目標が撮像部の視野から外れてしまうと、視野外の
目標を再度ロックオンすることができないため、発射時
の急激な加速度が加わった間に生じるジンバル角の変位
が撮像部の視野内に納まるようにマスアンバランスを極
力小さくする必要があるため、精密な組立および調整が
必要であった。
【0006】また、発射加速度により生じる大きなジン
バル回転角速度に耐えるだけの強力なトルクモータが必
要となるため小型化が困難となる問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたもので、急激に加速度が加わっても、目標が撮像部
の視野から外れないようにし、しかも簡易な手段を用い
て装置の小型化を図った誘導装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の誘導装置は、目標を撮像する撮像部を搭載
しこの撮像部の角度をトルクモータによって変えるジン
バル機構と、目標の角度と機体の角度とを含む入力信号
により上記トルクモータを駆動する誘導信号を出力する
誤差角検出器と、ジンバル機構の角速度変化を示す信号
を出力するレート・センサと、該レート・センサからの
信号によるフィードバック信号を前記トルクモータに至
る誘導信号にフィードバックするフィードバック回路と
を備える誘導装置において、前記レート・センサの出力
を積分する積分器と、前記フィードバック回路の前位に
設けられ、レート・センサの出力を積分した積分器の出
力と誤差角検出器からトルクモータに至る誘導信号の出
力とを切り替えてトルクモータ側への入力とするループ
切替器とを備えた構成としてある。
【0009】そして、必要に応じ、上記ループ切替器を
加速センサが検出した機体の加速変化に基づいて切り替
える切り替え制御部を備えた構成としてある。
【0010】
【作用】上記構成からなる誘導装置によれば、発射時の
急激な加速度が生じた場合には、ループ切替器により、
レートセンサの出力を積分する積分器の出力をフィード
バックの指令値として選択し、積分器の出力が0になる
ようにフィードバックをかける。これにより、発射時に
ジンバルマスアンバランスに起因するジンバルの首振り
が生じて、目標が撮像部の視野から外れた後も、ジンバ
ルを初期角度に戻すことができる。発射加速度がおさま
り、定常飛翔に移行すると、誤差各検出器の出力をフィ
ードバック指令値とするように、ループ切替器を切り替
え、目標追尾を行う。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る誘導装置について、図1
の制御ブロック図をもちいて説明する。
【0012】この誘導装置は、上記と同様に、目標を撮
像する撮像部7を搭載し、この撮像部7の角度をトルク
モータ5によって変えるジンバル機構6を備えている。
1は誤差角検出器であって、目標の角度と機体の角度と
を含む入力信号により、トルクモータ5を駆動する誘導
信号を出力するものである。2はレート・センサであっ
て、ジンバル機構6の角速度変化を示す信号を出力す
る。7はフィードバック回路であって、レート・センサ
からの信号によるフィード・バック信号をトルクモータ
5に至る誘導装置にフィードバックするものである。
【0013】また、3は積分器であって、撮像部7を搭
載したジンバル機構6の角度を検出する上記レート・セ
ンサ2の出力を積分する。4はループ切替器であり、上
記積分器3による角度出力(B)および誤差角検出器1
による角速度出力(A)のいずれか一方を選択してトル
クモータ5側への入力とするものである。さらにこの誘
導装置は、加速度センサが検出した機体の加速度変化に
基づいて、すなわち、発射時と定常飛翔時とでループ切
替器4を切り替えることができる機能を有している。
【0014】したがって、この誘導装置によれば、目標
をロックオンした後、発射までの間はループ切替器4は
A側の角速度をフィードバックするように切り換えられ
ており、発射の瞬間まで目標を追尾し続ける。
【0015】また、発射と同時にループ切替器4はB側
に切り替えられ、発射の急激な加速度が収まるまで、撮
像部7を搭載しているジンバル機構6の角度をフィード
バックするようになる。したがって、撮像部7の視野が
目標方向から大きく外れても、発射の瞬間からのジンバ
ル角の変位を零にするようにフィードバックがかかり、
再び目標方向に撮像部7が向けられる。
【0016】そして、撮像部7が再度目標をロックオン
した時点で再びループ切替器4はA側に切り替えられ、
従来の誘導装置と同様に目標の追尾を行うことが可能と
なる。
【0017】ループ切替器4の制御は、例えば、単純な
加速度センサを用いて発射の加速度が加わった瞬間に角
度ループに切り替わるようにし、積分器3の出力がある
値以下になりかつ撮像部7からのロックオン信号が出力
されたときに再度角速度ループへ切り替わるように行な
われる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の誘導装置
によれば、飛翔体の発射時には、ジンバル機構の角速度
を積分することによって得られるジンバル角をフィード
バックすることによって、発射時に撮像部の視野が目標
方向から外れても、再び発射前の方向に視野を向けるこ
とができるので、再度目標のロックオンが可能となる。
そのため、従来のような精密な組立・調整が簡略化で
き、トルクモータの小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る誘導装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来のジンバル方式の誘導装置を示すブロック
図である。
【図3】ジンバル機構の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 誤差角検出器 2 レート・センサ 3 積分器 4 ループ切替器 5 トルクモータ 6 ジンバル機構 7 撮像部 8 フィードバック回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標を撮像する撮像部を搭載しこの撮像
    部の角度をトルクモータによって変えるジンバル機構
    と、目標の角度と機体の角度とを含む入力信号により上
    記トルクモータを駆動する誘導信号を出力する誤差角検
    出器と、ジンバル機構の角速度変化を示す信号を出力す
    るレート・センサと、該レート・センサからの信号によ
    るフィードバック信号を前記トルクモータに至る誘導信
    号にフィードバックするフィードバック回路とを備える
    誘導装置において、前記レート・センサの出力を積分す
    る積分器と、前記フィードバック回路の前位に設けら
    れ、レート・センサの出力を積分した積分器の出力と誤
    差角検出器からトルクモータに至る誘導信号の出力とを
    切り替えてトルクモータ側への入力とするループ切替器
    とを備えたことを特徴とした誘導装置。
  2. 【請求項2】 上記ループ切替器を加速度センサが検出
    した機体の加速度変化に基づいて切り替える切り替え制
    御部を備えたことを特徴とする請求項1記載の誘導装
    置。
JP3206572A 1991-07-23 1991-07-23 誘導装置 Pending JPH0526599A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0967304A1 (en) * 1998-05-29 1999-12-29 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Method for manufacturing single crystal of silicon carbide
US7036639B2 (en) 2003-08-29 2006-05-02 Drs Systems And Electronics Electronically programmable actively damped sensor mount
JP2009098056A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Tamagawa Seiki Co Ltd 空間安定装置

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