JPH05265630A - 二次元入力装置における三次元データを得る方法及びコンピュータ装置 - Google Patents

二次元入力装置における三次元データを得る方法及びコンピュータ装置

Info

Publication number
JPH05265630A
JPH05265630A JP33685092A JP33685092A JPH05265630A JP H05265630 A JPH05265630 A JP H05265630A JP 33685092 A JP33685092 A JP 33685092A JP 33685092 A JP33685092 A JP 33685092A JP H05265630 A JPH05265630 A JP H05265630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive sheet
terminal
sheet
voltage
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33685092A
Other languages
English (en)
Inventor
Steven E Saunders
スティーブン・イー・ソーンダーズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apple Inc
Original Assignee
Apple Computer Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apple Computer Inc filed Critical Apple Computer Inc
Publication of JPH05265630A publication Critical patent/JPH05265630A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/045Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンピュータと表示装置とを有する表示シス
テムにX,YとZパラメータ値を指示する信号を供給す
る方法と装置。 【構成】 X値、Y値、Z値を伴う入力信号を感知する
ユーザ起動入力手段を設ける。シート31と33のうち
一方のシートの一つの端子に既知の電流Iを印加し、両
シートの一つの端子に接地電位GNDを印加。電流Iと
接地電位GNDが同じシートの端子に同時に適用される
のでなければ、接地電位を他の3つの端子43,44,
48のいずれにも印加できる。電圧Vは接続点56の
電圧、Vは点57の電圧である。X=V/V,Y=
/V,Z=(V−V)/I。X測定値(V
V)は端子44に対するものと認められる。(従って指
が端子44に接続する縁部により近い場所を押した場
合、X値は端子43に近い場所を指で押したときのX値
より小さくなる。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ入力システ
ムの分野に関し、特に、コンピュータシステムの二次元
タッチ/プレス形入力装置において三次元データ入力を
得る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置を有するコンピュータシステム
においては、ユーザーによる対話操作は通常は表示装置
に表示される情報からの視覚フィードバックに基づいて
いる。たとえば、表示装置に表示されているソフトウェ
アオプションを繰り返し選択することがユーザーに求め
られる場合もあり、あるいはユーザーはコンピュータシ
ステムに図形フォーマットのデータを入力すること(た
とえば、表示装置に画像を描示すること)を望むかもし
れない。
【0003】コンピュータインタフェース技術の進歩の
結果、そのような対話操作を実行するためにインタフェ
ース装置として制御信号発生装置が使用されるようにな
った。装置はコンピュータ制御表示装置の画面における
カーソル又はポインタの位置と動きを制御する。そのよ
うな装置が発生する制御信号には、表示装置におけるカ
ーソルの1つの選択位置に関する座標信号がある。座標
信号は、カーソルの表示装置の現在位置から選択位置へ
の移動を制御するように表示装置の表示回路を駆動する
ために使用される。
【0004】そのような制御信号発生装置の従来の型の
1つは一般には「マウス」と呼ばれている。マウスの1
例は、1984年8月発行の米国特許第4,464,6
52号に記載されている。多くの場合、マウスはコンピ
ュータ表示画面におけるカーソルの位置を制御して、そ
れにより、1つのオブジェクトの上にカーソルを位置さ
せ、そのオブジェクトを1つのアクションのために、又
はある動作を実行するようにコンピュータに命令するた
めに選択することを目的として使用される。従来のもう
1つの種類の制御信号発生装置は一般には「ジョイステ
ィック」と呼ばれている。
【0005】そのような対話操作を実行するためにそれ
らの装置を使用すると非常に有効であり、「使いやす
さ」という点でも非常にすぐれているが、そのような従
来の種類の装置に関連して欠点もあることがわかってい
る。従来の装置の欠点の1つは、従来の装置をそれぞれ
使用するときに、装置を操作するために一方の手を全て
使用しなければならないことである。ユーザーはキーボ
ード又は別の種類の入力装置での手操作を止めて、キー
ボードから手を放し、マウス又はジョイスティックを握
らなければならない。また、入力装置の握りを補助する
ためにユーザーは表示装置から目を離す必要もある。多
くの用途(たとえば、ワード処理)においては、そのよ
うな装置の操作によってユーザーの注意が表示装置から
それるので、使い勝手や効率の面で相当の損失が生じ
る。これらの装置と関連する従来のもう一つの欠点は、
ユーザーがカーソルを表示装置の所望の1点に置きたい
ときに、カーソルを表示装置の現在位置から所望の位置
へ移動させるために制御信号発生装置を操作しなければ
ならないことである。従って、装置はユーザーに対して
さほど自然でない、非一致入力経路を形成するのであ
る。
【0006】このような問題を解決するための従来の方
法の1つは、1本の指で押すか又は触れることによって
起動できる制御信号発生装置を開発するというものであ
る。そのような装置の一例は、1987年9月8日発行
の米国特許第4,692,756号に記載されている。
この従来の信号発生装置は平坦なウィンドウ領域を含
み、その中に操作ノブが配置されている。ウィンドウ領
域の中で指でノブを動かすことができる。ウィンドウ領
域の中でノブを動かすことによって、ノブの位置の座標
を表わす座標制御信号が発生される。そこで、それらの
制御信号を使用して、表示装置におけるカーソルの位置
を確定するのである。
【0007】上記の問題を克服するための従来の別の方
法は、タッチ/プレス制御信号発生装置を開発するとい
うものである。通常、この装置は表示画面のフレームに
装着される。ユーザーが指で装置の1点を押す/1点に
触れると、装置は指が触れた/押した点の位置を表わす
制御信号を発生する。そこで、制御信号は表示装置にお
けるカーソルの選択位置を確定し且つカーソルを表示装
置の選択位置に置くために使用される。タッチ/プレス
装置はコンピュータに至るより自然な一致入力経路を形
成する。
【0008】従来の指で押す/触れる形の装置の1つの
欠点は、それらの装置が表示装置でカーソルを二次元表
示方式で移動させるように設計されているということで
ある。ところが、コンピュータグラフィックスの分野の
技術開発の結果、オブジェクトを表示装置にたとえば、
ワイヤフレーム、ソリッド及び/又は陰影つきの形態な
どの三次元表示方式で表示することが可能になった。従
って、三次元制御信号入力を可能にするタッチ/プレス
形の制御信号発生装置を開発することが望ましい。
【0009】従来の解決方法の1つは、C.F.Her
ot他の論文「One−PointTouch Inp
ut of Vector Information
for Computer Displays」(Co
mputer Graphics第12巻第3号、19
78年8月刊)に記載されている。その論文の中には三
次元タッチ/プレスディジタイザが開示されており、こ
の装置の場合、X−Y入力は装置におけるプレス入力の
場所に対応し、Z入力は装置に対し垂直な力に対応す
る。装置は2つの隣接する縁部に装着された透明ガラス
のシートを含む。装置は表示装置の画面に4つの八角形
リングによって固着される。装置は8つの半導体ひずみ
ゲージをさらに使用しており、その2つは取り付けリン
グに固着されている。装置に加わった力は全てリングに
伝達され、その結果、リングは変形し、その変形によ
り、リングに固着されているひずみゲージがたわむ。
【0010】この三次元プレス/タッチ装置の欠点の1
つは、それらのリングの太さ、従って、その可撓性がゲ
ージの測定の感度に対して決定的な影響を及ぼすことで
ある。リングは微妙な圧力に対応するように設計されて
いるので、指の大きな圧力を精密に測定することはでき
ない。さらに、付近から発生する振動によってゲージが
トリガされてしまい、偽入力を生じるということもあ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的の1つ
は、二次元入力装置において三次元パラメータ情報を得
る方式を提供することである。本発明の別の目的は、ほ
ぼ平坦な圧力起動二次元入力装置において三次元パラメ
ータ情報を得る方式を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】コンピュータと、表示装
置とを有するコンピュータ制御表示システムにX位置、
Y位置及びZ値を示す信号を供給する方法及び装置を説
明する。X位置、Y位置及びZ値を伴う入力信号を感知
するユーザー起動入力装置を表示システム中に設ける。
Z値は考えうる種類のパラメータの中の1つであれば良
い。たとえば、Z値は3D空間におけるZ位置を表わし
ていても良く、あるいは、表示画面上のX、Y位置にお
ける二次元の線の線幅又は陰影の暗さ又は色を表わして
いても良い。入力装置は(i)第1の端子及び第2の端
子を有する第1の導電性シートと、(ii)第3の端子及
び第4の端子を有する第2の導電性シートと、(iii)
第1の導電性シートと第2の導電性シートとの間に一列
に配列される複数の絶縁スペーサとを具備する。入力信
号は、入力装置の第1の導電性シートの一つの場所に圧
力を加えることにより発生する。その場所で第1のシー
トは第2のシートと接触する。第1の導電性シートにお
けるその場所は表示システムに対する入力信号のX位置
とY位置に対応する。その場所の圧力は表示システムに
対する入力信号のZ値に対応する。第1のシートの第1
の端子に所定の電流(I)を印加し、第2のシートの第
3の端子には接地電流を印加する。第1のシートの第1
の端子の第1の電圧(V1)と、第1のシートの第2の
端子の第2の電圧(V2)と、第2のシートの第4の端
子の第3の電圧(V3) とを測定することにより、X位
置、Y位置及びZ値を測定する。そのX位置、Y位置及
びZ値は次の式から求められる。
【0013】 X=V2/V1 , Y=V3/V1 , Z=(V2−V3)/I
【0014】本発明の他の目的、特徴及び利点は添付の
図面及び以下の詳細な説明から明白になるであろう。添
付の図面の各図に本発明を例示するが、それは限定的な
意味をもたない。尚、図中、同じ図中符号は同様の要素
を指示する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の好ましい一実施例を具体化
したパーソナルコンピュータ10を示す。コンピュータ
10は本発明の感圧ビデオ表示装置11を含む。一実施
例では、コンピュータ10はパーソナルコンピュータで
あるが、別の実施例においてはコンピュータ10はラッ
プトップコンピュータである。その他の実施例では、コ
ンピュータ10は他のどのような種類のコンピュータで
あっても良い。
【0016】図1からわかるように、コンピュータ10
は主ハウジング1を含む。本発明の好ましい実施例で
は、主ハウジング1は射出成形プラスチック材料から形
成されている。主ハウジング1の内部には、CPU、メ
モリ、ハードディスクドライブ及びフロッピーディスク
ドライブ、入出力回路、表示回路及び電源など、コンピ
ュータの動作に不可欠である周知の電子回路が全て設置
されている。パーソナルコンピュータに使用するための
そのような電子回路は良く知られている。そのようなコ
ンピュータの一例はカリフォルニア州Cupertin
oのAppleComputer,Inc.製造による
Macintosh Portableである。
【0017】コンピュータ10の主ハウジング1には感
圧表示装置11も収納されている。感圧表示装置11は
表示画面20を含み、その表示画面には以下に説明する
感圧入力装置が装着されているので、表示画面20は感
圧タッチ入力表示画面となっている。表示画面20はそ
の関連回路と共に画面に表示情報を提示する。表示画面
20には、画面上で自在に動くカーソルも表示される。
一実施例では、表示装置11は陰極線管(すなわち、C
RT)モニターを含むが、別の実施例においては表示装
置11は液晶表示(すなわち、LCD)装置を含む。他
の実施例では、表示装置11は他の周知のどのような表
示装置であっても良い。図1からわかるように、表示画
面20は主ハウジング1の上部前面21の中心にくるよ
うにフレーム23に装着されている。表示装置11は主
ハウジング1内部にある関連回路に結合している。
【0018】フレーム23の下方にはスロット12が示
されている。このスロット12はコンピュータ10のフ
ロッピーディスクドライブの一部である。スロット12
を通してフロッピーディスクをフロッピーディスクドラ
イブの中に差し込むことができる。図1には、コンピュ
ータ10に接続するキーボード13も示されている。キ
ーボード13はコンピュータ10に入力を供給する。一
実施例では、キーボード13はキーボードの最下列に大
きく細長いスペースバーキーを含む従来の「QWERT
Y」キーボードである。カーソル制御装置はどのような
種類のカーソル制御装置であっても良く、キーボードの
側方に配置されれば良い。たとえば、キーボードの右側
又は左側にカーソル制御装置を配置することができる。
別の例として、キーボードの上部にカーソル制御装置を
配置しても良い。コンピュータ10は別個のマウス14
を含んでいても良い。マウス14はコンピュータ10に
至る別の入力経路を形成するために採用される。あるい
は、マウス14の代わりにジョイスティック、タッチタ
ブレット又は同等の機能を実行する他の何らかの手段を
使用しても良い。
【0019】感圧入力装置は表示画面20を覆ってい
る。一実施例では、感圧入力装置は主ハウジング1のフ
レーム23に固着されている。この場合、入力装置は表
示画面20に接触しておらず、画面20からある距離を
おいて保持されている。別の実施例では、入力装置は表
示画面20に固着されている。この場合、感圧入力装置
を表示画面20の表面にしっかりと接触させるために、
入力装置は画面20と同じ湾曲形状に形成されている。
感圧入力装置は、主ハウジング1の内部に配置され、入
力装置により発生される信号を受信し且つ確定する回路
(図1には示さず)を含む。感圧入力装置は圧力によっ
て起動される入力装置である。装置は点を押すことによ
り入力の場所と圧力のパラメータを受信するために使用
される。図1からわかるように、ユーザーの指でビデオ
表示装置11の感圧入力装置を押したときに、コンピュ
ータ10に対する入力が発生される。感圧入力装置は、
コンピュータ10に対し即時多次元人−機械間対話を実
行する自然な一致手段を構成する。
【0020】ユーザーが指で押すことによって起動され
ると、感圧入力装置はコンピュータ10に対する入力の
X,Y,Zの三次元座標制御信号を発生する。次に、そ
れらの制御信号を従来の方式で使用して表示回路を駆動
し、表示画面20に入力の位置を表示させる。たとえ
ば、制御信号を使用して表示画面20上のカーソルの位
置決めを三次元環境の中で制御することが可能である
し、あるいは、ビデオゲーム表示装置のエレメントの動
きを制御することもでき、その場合には、コンピュータ
システムは三次元表示としてコンピュータの表示画面に
画像を表示することができる。第1の用途については、
押して選択した選択位置へカーソルを移動させることに
なるであろう。あるいは、制御信号を使用して、電子
「書込みタブレット」により実行する制御に類似する方
式で表示画面20に対する三次元表示の図形入力を制御
することができる。また、Z値を使用してオブジェクト
の色又は線幅などの他の属性を制御することも可能であ
る。
【0021】1本の指で操作するため、手を正規のタイ
プ打ち位置からごくわずかに動かすだけで感圧入力装置
を操作できるので、感圧入力装置はキーボードインタフ
ェースと共に使用するのにきわめて高い互換性を示す。
さらに、入力面と表示面の分離に起因する三次元位置入
力のずれは、感圧入力装置を表示画面20の上に直接重
ねることにより回避される。
【0022】以下に感圧入力装置を図2〜図6に関連し
てさらに詳細に説明する。図2を参照すると、ビデオ表
示装置11の一部が示されている。図2には感圧入力装
置30(感圧入力装置11の一部)も示されており、こ
の装置は第1の導電性シート31と、第2の導電性シー
ト32と、第1の導電性シート31と第2の導電性シー
ト32との間に配置される、Accutouch製品中
でElographicsが使用しているもののような
複数の絶縁スペーサ(33,34,35,36及び3
7)とを含む。図2には、スペーサ33〜37のみを示
す。スペーサは第1の導電性シート31と第2の導電性
シート32とを別個に保持することを目的としており、
従って、分離手段として機能する。尚、本発明に関して
はそれらの絶縁スペーサの使用は要求されてはいない
が、たとえば、CRT表示装置にはめ込む場合のよう
に、タッチパネル入力装置が湾曲しているときにはその
ようなスペーサは通常必要であることに注意すべきであ
る。スペーサ33〜37を含めて、感圧入力装置30の
スペーサは第1の導電性シート31と、第2の導電性シ
ート32との間に1列に配列されている。スペーサは剛
性材料から形成される非常に小さな点の形態をとり、そ
の高さは均一である。図2は感圧入力装置と画面20の
一部を示す。
【0023】図2からわかるように、第2の導電性シー
ト32は表示画面20と接触している。この場合、感圧
入力装置30を表示画面20上に配置することができる
ように、第1の導電性シート31と第2の導電性シート
32は共に湾曲形状である。ただし、感圧入力装置30
は必ず表示画面20と接触しているとは限らない。たと
えば、主ハウジング1のフレーム23(図1)に感圧入
力装置30を取り付けることができる。第1の導電性シ
ート31と第2の導電性シート32は電気を導通する。
以下に、図3〜図6を参照して第1の導電性シート31
及び第2の導電性シート32の構造を詳細に説明する。
【0024】また、図2からわかるように、第1の導電
性シート31と第2の導電性シート32は、スペーサ3
3〜37を含む絶縁スペーサのアレイにより離した状態
に維持されている。図2は、本発明の好ましい一実施例
を示す。他の好ましい実施例では、他の分離手段を採用
しても良い。たとえば、2枚のシートを電気的にほぼ絶
縁するようにシート31とシート32との間の間隙を充
填するために、抵抗の大きな異方性材料を使用すること
ができる。異方性材料は、圧力が加わるとゆっくりと徐
々に減退する大きな抵抗を有する。この場合、第1のシ
ート31を1点で第2のシート32に押し付けると、そ
の点で指の圧力によって生じる異方性材料の圧力抵抗は
測定値の中の雑音抵抗、すなわち、誤差よりはるかに大
きくなる。そのため、圧力抵抗のはるかに正確な測定値
を得ることができる。別の例として、シート31及び3
2の間の間隙を充填するために、絶縁スペーサと共に抵
抗の大きな異方性材料を使用できる。分離手段のもう一
つの例として、上部の導電性シートを他方の導電性シー
トから離して保持するように張力を与えて上部シートを
装着するために、装着手段を使用しても良い。
【0025】図3は、入力装置30の第1の導電性シー
ト31と、第2の導電性シート32を結合していない状
態で示す。図3では、第1の導電性シート31及び第2
の導電性シート32の説明を容易にするために、感圧入
力装置30の絶縁スペーサは図示されていない。図3に
示すように、第1の導電性シート31はその左端に電気
接点バー41を含み、右端には電気接点バー42を含
む。2つの電気接点バー41及び42はシートの抵抗と
比べてごく低い抵抗を有し、第1の導電性シート31を
第1の端子43と第2の端子44にそれぞれ接続するた
めに使用される。同様に、第2の導電性シート32は最
下部に電気接点バー45を含み、最上部には電気接点バ
ー46を含む。2つの電気接点バー45及び46はシー
トの抵抗と比べてごく低い抵抗を有し、第2の導電性シ
ート32を第3の端子47と第4の端子48にそれぞれ
接続するために使用される。
【0026】第1の導電性シート31は弾性シートであ
り、第2の導電性シート32は剛性シートである。一実
施例では、ユーザーが表示画面20(図1)を見るのを
妨害しないように、2枚のシート31及び32は透明で
ある。ただし、シート31及び32を透明にすべきか否
かは重大ではない。他の実施例では、シート31及び3
2には導電性カラーシートが使用される。現時点で好ま
しい実施例においては、第1の導電性シート31は弾性
プラスチック材料から形成されており、その上に酸化イ
ンジウムスズの導電性被覆層が設けられている。被覆層
により、シートの導電性及び抵抗が得られる。第2の導
電性シート32はガラス板であるか、又は別の種類の硬
質プラスチック材料から形成されている。第2の導電性
シート32も同様に酸化インジウムスズ導電層で被覆さ
れている。第2のシート32のこの導電層によって第2
のシート32も導電性となり且つ抵抗を有するようにな
る。第1の導電性シート31と第2の導電性シート32
の被覆層は互いに対向している。このため、第1の導電
性シート32を押圧して第2の導電性シート32に接触
させると、2つの層は互いに接触する。
【0027】第1の導電性シート31と第2の導電性シ
ート32に電流が流れるとき、2枚のシートは抵抗器と
して作用する。第1のシート31と第2シート32は共
にその導電層で既知の抵抗を有する。図3からわかるよ
うに、端子43及び44の間に電圧を印加すると、電流
はシート31の被覆層上を接点バー41から接点バー4
2に向かう方向に流れる。この方向をX方向と定義す
る。同様に、シート32の端子47と端子48との間に
電圧を印加すると、電流はシート32の被覆層上を接点
バー45から接点バー46に向かう方向に流れる。X方
向に対し垂直であるこの方向をY方向と定義する。図1
〜図3に示し、説明したシート31及び32の1例は、
カリフォルニア州のElographics,Inc.
の製品ACCUTOUCHである。
【0028】図4は、感圧入力装置30の指で押してい
る部分を示す拡大図である。図4に示すように、指40
は第1の導電性シート31に圧力を加えながら触れてい
る。第1の導電性シート31が弾性であるとすれば、第
1のシートは指で押した場所で第2の導電性シートに押
し付けられるので、シート31とシート32との間に電
気的接続が成立する。図4からわかる通り、スペーサ3
5〜37は第1のシート31と第2のシート32の接触
領域39により取り囲まれている。これは、絶縁スペー
サが剛性材料から形成されており、第1のシートに圧力
が加わっていないときには第1のシート31と第2のシ
ート32を分離する目的で使用されるためである。加え
て、入力装置30の絶縁スペーサは1列に配列されてい
るので、接触領域39は一体に接続している。2枚のシ
ートの接触領域39の広さは指の圧力によって決まる。
指40で第1のシート31を強く押すと、第1のシート
31は大きな圧力を受けるので、接触領域39は広くな
る。従って、接触領域39をシート31とシート32と
の間の単一の接触点と考えることができる。
【0029】図5及び図6は、図1〜図4に示し且つそ
れらの図に関連して以上説明した感圧入力装置30の等
価回路を回路図の形態で示す。図5及び図6の抵抗器5
1及び52は第1の導電性シート31の総抵抗を表わ
す。抵抗器53及び54は第2の導電性シート32の総
抵抗を表わす。接続点56は第1のシート31の第2の
シート32との接触点を表わす。接続点57は第2のシ
ート32の第1のシートとの接触点を表わす。抵抗器5
5はその接触点における第1のシート31と第2のシー
ト32との接触抵抗を表わす。抵抗器51〜54の値は
接触接続点56及び57の位置によって変わる。たとえ
ば、図1及び図3からわかるように、ユーザーが第1の
シート31をその左側の第1の端子43に近接する場所
で指押しすると、抵抗器51は抵抗器52より小さい抵
抗値をとる。また、第1のシート31を右側の第2の端
子44に近接する場所で指押しすれば、抵抗器51は抵
抗器52より大きい抵抗値をとる。抵抗器51の抵抗値
は、シート31の左側の第1の端子43からユーザーが
指で押した場所(すなわち、接続点56)までの距離に
比例する。抵抗器52の抵抗値は接続点56からシート
31の右側の第2の端子までの距離に比例している。同
様に、抵抗器53の抵抗値は第2のシート32の最下部
の側にある第3の端子47からユーザーが指で押した場
所(すなわち、接続点57)までの距離に比例し、ま
た、抵抗器54の抵抗値は、接続点57からシート32
の最上部の側にある第4の端子48までの距離に比例す
る。ユーザーが指で押した場所がシート32の最下部に
近接している場合、抵抗器53は抵抗器54より小さい
抵抗値をとる。ユーザーが指で押した場所がシート32
の最上部に近接している場合には、抵抗器53は抵抗器
54より大きな抵抗値を有する。
【0030】抵抗器55は、ユーザーが指で押した場所
におけるシート31とシート32との間の接触領域39
の接触抵抗を有する(図4を参照)。抵抗器55の抵抗
値は指で押した場所における接触領域39の広さによっ
て、すなわち、指押しの圧力によって決まる。指押しで
加わる圧力が大きければ、それにより生じる接触領域3
9は広くなるので、抵抗器55の接触抵抗は小さくな
る。第1の導電性シート31と第2の導電性シート32
との間を充填するために異方性材料を採用する実施例で
は、接触抵抗は圧力が加わっている材料の抵抗である。
【0031】図5は、感圧入力装置30における接触領
域39のX−Y位置を測定する従来の方法を示す。図5
は、接触領域39のX位置を測定する方法を示してい
る。図5では、第1の端子43に既知の電位をもつ電圧
Vを印加し、第2の端子44には接地電位GNDを印加
する。端子47及び48は開成状態のままである。ある
いは、電圧Vを端子44に印加し、端子43に接地電位
を印加することも可能である。この場合、測定値は同じ
である。電位(電圧)測定回路の一方の端子を端子47
及び48のいずれか一方に結合して、その端子における
電圧VX を測定し、電位測定回路の他方の端子を接地点
に結合する。たとえば、図5に示すように、測定回路を
端子47に結合しても良い。電位測定回路はこの技術で
は良く知られている。VX を測定するために、たとえ
ば、電圧計を使用することができる。あらゆる電位測定
回路は、その測定の目標となる回路に影響を及ぼさない
ために開回路と等価の入力インピーダンスを有するの
で、端子47で測定される電圧VX は接続点56の電圧
である(端子47でVX を測定するときに抵抗器53及
び55の両端で電圧降下は起こらず(抵抗器に電流は流
れない)、従って、端子47のVX は抵抗器52の両端
の電圧降下を示す)。本発明で使用するような電位測定
回路(典型的な電圧測定手段)は高い入力インピーダン
スを有するべきであることがわかるであろう。従って、
接触領域39のX位置(シート31の接地端子に対して
測定した値)を次のように確定することができる。 X=VX /V (1)
【0032】接触領域39のY位置も同様の手続きによ
り確定される。再び図5を参照して説明すると、まず、
端子47及び48のいずれか一方に電圧Vを印加し、他
方の端子に接地電位GNDを印加する。この場合、端子
47に電圧Vを印加し、端子48には接地電位GNDを
印加すると仮定すると、電位測定回路の一方の端子をい
ずれか一方の端子43又は端子44に接続することによ
り、接続点57の電圧VY を測定できる(電位測定回路
の他方の端子を接地点に結合する)。従って、接触領域
39のY位置(シート32の接地端子に対して測定した
値)を次のように確定することができる。 Y=VY /V (2)
【0033】図6は、本発明に従って接触領域39の
X,Y及びZの各位置を測定する方法の一実施例を示
す。図6の場合には、X,Y及びZの値を1回の測定動
作で確定する。しかしながら、X,Y,Zの値を別個の
測定で確定することも考えられる。図6では、シート3
1及び33のうち一方のシートの一つの端子に既知の
(所定の)電流Iを印加し、シート31及び32のうち
他方のシートの一つの端子に接地電位GNDを印加す
る。図6は、端子43に電流Iを印加し、端子47に接
地電位GNDを印加する一実施例を示す。しかしなが
ら、他の3つの端子44,47及び48のいずれにも電
流Iを印加できると考えられる。同様に、電流Iと接地
電位GNDが同じシートの端子に同時に適用されるので
はないならば、接地電位GNDを他の3つの端子43,
44及び48のいずれにも印加できる。通常、一方のシ
ートの一方の端子に電流Iを印加し、他方のシートの隣
接する端子に接地電位を印加する。
【0034】端子43に電流Iを印加し、端子47に接
地電位GNDを印加するときには、端子44及び48は
開成状態のままである。この時点で、端子43,44及
び48で測定を実行して、それらの端子の電圧を確定す
る。測定は従来の電位測定回路により実行される。たと
えば、電圧を測定するために(入力インピーダンスの高
い)電圧計を使用しても良い。端子43で測定される電
圧はV、端子44で測定される電圧はV1 、端子48で
測定される電圧はV2 である。一実施例では、測定は、
たとえば、いくつかの測定手段により1回の測定動作で
実行される。別の実施例においては、いくつかの別個の
測定で測定値を求めても良い。たとえば、3回の別々の
測定動作で測定を実行しても良い。図6からわかるよう
に、電圧V1 は接続点56の電圧であり、電圧V2 は接
続点57の電圧である。このように、接触領域39の
X,Y及びZの値を下記の式により確定できる。
【0035】 X=V1 /V (3) Y=V2 /V (4) Z=(V1 −V2)/I (5)
【0036】図6及び式(3),(4),(5)に従っ
て確定されるX値,Y値及びZ値はいくつかの基準点に
対するものである。たとえば、X測定値(V1/V) は
端子44に対するものであると認められるであろう(従
って、指が端子44に接続する縁部により近い場所を押
した場合、X値は端子43に近い場所を指で押したとき
のX値より小さくなるであろう)。同様に、Y測定値
(V2/V) は端子47に対するものであると認められ
るであろう(従って、指が端子47に接続する縁部によ
り近い場所を押した場合、Y値は端子48に近い場所を
指で押したときのY値より小さくなるであろう)。ま
た、強く押したときには弱く押したときより小さなZ値
が得られると考えられる。コンピュータシステムへの入
力としてX,Y,Zの値を供給するに際してこれらの基
準点の位置を適正に考慮することは当業者には認められ
るであろう。X値及びY値は、通常、押した場所に対応
する位置値であることがわかるであろう。
【0037】ある特定の実施例でX,Y及びZの値をさ
らに正確に確定するために、他の3つの端子に電流Iを
加え且つ接地接続される端子及び電圧を測定される端子
をそれに対応して変更しながら測定を繰り返しても良
い。その場合、追加の3つの測定値(3組のX,Y及び
Z)を図6の元来のX,Y及びZ測定値と合わせて平均
し、最終結果を得る。このようにして、X,Y及びZの
4つの測定値(4組のX,Y及びZ)をとり、それらを
平均すれば、X,Y及びZについてより正確な入力値が
得られる。以下の表は4つの異なる端子への接続を提示
すると共に、対応する接続状況について(図6の同じ基
準点に対して)X,Y及びZを求めるために要求される
計算を示している。
【0038】 表 1 GND I及びV 1 2 48 44 43 47 1−V1/V 1ーV2/V (V1−V2)/I 44 48 47 43 V2/V V1/V (V1−V2)/I 43 47 48 44 1−V2/V 1−V1/V (V1−V2)/I
【0039】コンピュータシステムの処理手段又は専用
の処理手段によって、本発明に従って測定した様々な電
圧からX,Y及びZの値を計算できることがわかるであ
ろう。
【0040】このようにして、X位置パラメータ及びY
位置パラメータに加えて測定によりZ値パラメータも得
られる。以上の明細書の中では本発明の特定の実施例を
参照しながら本発明を説明した。しかしながら、特許請
求の範囲に記載した本発明のより広い趣旨から逸脱せず
に本発明に対し様々な変形や変更を実施しうることは自
明であろう。従って、明細書及び図面は限定的な意味で
はなく、単なる例を表わすものとして考慮されるべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータシステムの感圧ビデオ表示装置を
含めて、コンピュータシステムを概略的に示す図。
【図2】第1の導電性シートと、第2の導電性シート
と、絶縁スペーサのアレイとを有する感圧入力装置を含
めて、感圧ビデオ表示装置の一部を示す横断面図。
【図3】第1の導電性シートと第2の導電性シートを結
合していない状態で示す図。
【図4】指で押した領域で第1の導電性シートが第2の
導電性シートと接触することを表わす感圧入力装置の指
押し領域の横断面図。
【図5】指押し領域のX位置を測定する方法の従来の一
実施例を示す図1〜図4の感圧入力装置の回路図。
【図6】指押し領域のX,Y及びZの値を測定する方法
の好ましい一実施例を示す図1〜図4の感圧入力装置の
回路図。
【符号の説明】
10 コンピュータ 11 感圧ビデオ表示装置 20 表示画面 30 感圧入力装置 31 第1の導電性シート 32 第2の導電性シート 33,34,35,36,37 絶縁スペーサ 39 接触領域 40 指 41,42 電気接点バー 43 第1の端子 44 第2の端子 45,46 電気接点バー 47 第3の端子 48 第4の端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータと表示装置とを有するコン
    ピュータ制御表示システムにX,Y及びZのパラメータ
    値を指示する信号を供給する方法において、 (A)(i) 第1の端子及び第2の端子を有する第1の
    導電性シートと、(ii)第3の端子及び第4の端子を有
    する第2の導電性シートと、(iii) 第1の導電性シー
    トと第2の導電性シートとを分離する手段とを具備し、
    Xパラメータ、Yパラメータ及びZパラメータを伴う入
    力信号を感知するユーザー起動入力手段を設ける過程
    と; (B)第1の導電性シートが、一つの場所で第2の導電
    性シートと接触し、第1の導電性シートにおけるその場
    所が表示システムに対する入力信号のXパラメータ値に
    対応し、また、第2の導電性シートにおけるその場所が
    入力信号のYパラメータ値に対応し、その場所における
    圧力が表示システムに対する入力信号のZパラメータ値
    に対応するように、入力手段の第1の導線性シートのそ
    の場所に圧力を加えることにより入力信号を供給する過
    程と; (C)第1の導電性シートの第1の端子に所定の電流
    (I)を印加し且つ第2の導電性シートの第3の端子に
    接地電流を印加する過程と; (D)第1の導電性シートの第1の端子の第1の電圧
    (V1) と、第1の導電性シートの第2の端子の第2の
    電圧(V2) と、第2の導電性シートの第4の端子の第
    3の電圧(V3) とを測定することにより、Xパラメー
    タ値、Yパラメータ値及びZパラメータ値を測定する過
    程とから成る方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータ制御表示装置と、ユーザー
    起動入力手段とを有し、ユーザー起動入力手段は第1の
    端子及び第2の端子を有する第1の導電性シートと、第
    3の端子及び第4の端子を有する第2の導電性シート
    と、第1の導電性シートと第2の導電性シートとを分離
    するための分離手段とを含み、入力手段の第1の導電性
    シートの1つの場所に圧力を加えたとき、Xパラメータ
    情報、Yパラメータ情報及びZパラメータ情報を伴う入
    力を感知し、その場所で第1の導電性シートは第2の導
    電性シートと接触し、第1の導電性シートにおけるその
    場所は表示システムに対する入力のXパラメータ情報及
    びYパラメータ情報に対応し、その場所における圧力は
    表示システムに対する入力のZパラメータ情報に対応す
    るようなコンピュータシステムの入力手段でその場所の
    Xパラメータ情報、Yパラメータ情報及びZパラメータ
    情報を測定する方法において、 (a)入力手段の第1の導電性シートの第1の端子に所
    定の電流(I)を印加し且つ第2の導電性シートの第3
    の端子に接地電流を印加する過程と; (b)第1の導電性シートの第1の端子の第1の電圧
    (V1) と、第1の導電性シートの第2の端子の第2の
    電圧(V2) と、第2の導電性シートの第4の端子の第
    3の電圧(V3) とを測定する過程とから成る方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータ制御表示装置を有するコン
    ピュータ装置において、 第1の端子及び第2の端子を有する第1の導電性シート
    と、第3の端子及び第4の端子を有する第2の導電性シ
    ートとを有するユーザー起動入力手段と;前記入力手段
    の第1の導電性シートの1つの場所に圧力を加えたと
    き、その入力手段がXパラメータ情報、Yパラメータ情
    報及びZパラメータ情報を伴う入力を感知し、その場所
    で第1の導電性シートが第2の導電性シートと接触し、
    第1の導電性シートにおけるその接触場所が表示システ
    ムに対する入力のXパラメータ情報及びYパラメータ情
    報に対応し、その場所における接触圧力が表示システム
    に対する入力のZパラメータ情報に対応させるために前
    記第1の導電性シートと第2の導電性シートとを分離す
    る手段と; (a)入力手段の第1の導電性シートの第1の端子に所
    定の電流(I)を印加する手段及び第2の導電性シート
    の第3の端子に接地電流を印加する手段と; (b)第1の導電性シートの第1の端子の第1の電圧
    (V1) と、第1の導電性シートの第2の端子の第2の
    電圧(V2) と、第2の導電性シートの第4の端子の第
    3の電圧(V3) とを測定する手段とを具備するコンピ
    ュータ装置。
JP33685092A 1991-12-19 1992-11-25 二次元入力装置における三次元データを得る方法及びコンピュータ装置 Withdrawn JPH05265630A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/811,170 US5262778A (en) 1991-12-19 1991-12-19 Three-dimensional data acquisition on a two-dimensional input device
US811,170 1991-12-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05265630A true JPH05265630A (ja) 1993-10-15

Family

ID=25205770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33685092A Withdrawn JPH05265630A (ja) 1991-12-19 1992-11-25 二次元入力装置における三次元データを得る方法及びコンピュータ装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5262778A (ja)
JP (1) JPH05265630A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102968A (ja) * 2007-12-28 2008-05-01 Fujitsu Component Ltd タッチパネル
WO2018074092A1 (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 富士通コンポーネント株式会社 タッチパネル装置

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5915285A (en) * 1993-01-21 1999-06-22 Optical Coating Laboratory, Inc. Transparent strain sensitive devices and method
US5565657A (en) * 1993-11-01 1996-10-15 Xerox Corporation Multidimensional user interface input device
JPH07261907A (ja) * 1994-03-18 1995-10-13 Fujitsu Ltd 入力パネル
US5680159A (en) * 1994-12-08 1997-10-21 Interactive Sales Systems Interactive display system using a laser disk player replaying video frames in response to touch force control monitor
JPH1090687A (ja) * 1996-09-11 1998-04-10 Machida Endscope Co Ltd 液晶表示装置および液晶表示装置のスペーサー形成方法
JPH1097504A (ja) * 1996-09-25 1998-04-14 Sharp Corp 情報処理装置
US5838309A (en) * 1996-10-04 1998-11-17 Microtouch Systems, Inc. Self-tensioning membrane touch screen
USRE43318E1 (en) 1997-08-28 2012-04-17 Flatworld Interactives, Llc User interface for removing an object from a display
US6369804B1 (en) 1998-09-26 2002-04-09 Eleksen Limited Detector constructed from fabric having non-uniform conductivity
GB0007679D0 (en) * 2000-03-30 2000-05-17 Electrotextiles Comp Ltd Data input device
US6333736B1 (en) 1999-05-20 2001-12-25 Electrotextiles Company Limited Detector constructed from fabric
JP2003500759A (ja) 1999-05-20 2003-01-07 エレクセン リミテッド 機械的相互作用の検出
WO2001075922A1 (en) 2000-03-30 2001-10-11 Eleksen Limited Data input device
US7161084B2 (en) * 2000-03-30 2007-01-09 Electrotextiles Company Limited Detector constructed from electrically conducting fabric
AU4264001A (en) * 2000-03-30 2001-10-15 Electrotextiles Company Limited Manual input apparatus and processor
WO2001075778A1 (en) * 2000-04-03 2001-10-11 Brunel University Conductive pressure sensitive textile
US6961049B2 (en) * 2002-06-21 2005-11-01 3M Innovative Properties Company Capacitive touch sensor architecture with unique sensor bar addressing
GB0404419D0 (en) * 2004-02-27 2004-03-31 Intelligent Textiles Ltd Electrical components and circuits constructed as textiles
US20070046643A1 (en) * 2004-08-06 2007-03-01 Hillis W Daniel State-Based Approach to Gesture Identification
US7432459B2 (en) * 2006-03-31 2008-10-07 Volkswagen Ag Seat control unit for adjusting a vehicle seat and vehicle seat configuration
DE102011006344B4 (de) 2010-03-31 2020-03-12 Joyson Safety Systems Acquisition Llc Insassenmesssystem
JP5805974B2 (ja) 2010-03-31 2015-11-10 ティーケー ホールディングス,インコーポレーテッド ステアリングホイールセンサ
DE102011006649B4 (de) 2010-04-02 2018-05-03 Tk Holdings Inc. Lenkrad mit Handsensoren
WO2013154720A1 (en) 2012-04-13 2013-10-17 Tk Holdings Inc. Pressure sensor including a pressure sensitive material for use with control systems and methods of using the same
JP6260622B2 (ja) 2012-09-17 2018-01-17 ティーケー ホールディングス インク.Tk Holdings Inc. 単一層力センサ
JP2019505695A (ja) 2015-12-18 2019-02-28 インテリジェント テキスタイルズ リミテッド 導電性布、導電性布の製造方法、およびその装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4687885A (en) * 1985-03-11 1987-08-18 Elographics, Inc. Electrographic touch sensor with Z-axis capability
JPS63314633A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Gunze Ltd タッチパネルにおける接触位置の検出方法
US4983786A (en) * 1990-01-17 1991-01-08 The University Of British Columbia XY velocity controller

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102968A (ja) * 2007-12-28 2008-05-01 Fujitsu Component Ltd タッチパネル
WO2018074092A1 (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 富士通コンポーネント株式会社 タッチパネル装置
JP2018067270A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 富士通コンポーネント株式会社 タッチパネル装置
US10838567B2 (en) 2016-10-21 2020-11-17 Fujitsu Component Limited Touch panel device

Also Published As

Publication number Publication date
US5262778A (en) 1993-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05265630A (ja) 二次元入力装置における三次元データを得る方法及びコンピュータ装置
KR101452660B1 (ko) 터치 스크린 렌더링 시스템 및 그 동작 방법
US7324095B2 (en) Pressure-sensitive input device for data processing systems
JP5679235B2 (ja) 感圧層を伴う入力装置及び方
JP4038480B2 (ja) 二重機能入力装置および方法
US9459734B2 (en) Input device with deflectable electrode
KR101661786B1 (ko) 곡선형 표면 위의 터치 감지 방법
US9116590B2 (en) 5-wire resistive touch screen pressure measurement circuit and method
EP0976096B1 (en) Converter for resistive touchscreens
US20040012572A1 (en) Display and touch screen method and apparatus
US20100315373A1 (en) Single or multitouch-capable touchscreens or touchpads comprising an array of pressure sensors and the production of such sensors
EP2026180A2 (en) A flexible transparent touch sensing system for electronic devices
TWI515624B (zh) 觸控輸入裝置、其製作方法及觸控偵測方法
US20070097595A1 (en) Multipurpose programmable adjustable keyboard (MPAK)
JP2012529126A5 (ja)
WO2000023873A1 (en) Finger/stylus touch pad
TWI541704B (zh) 電容式觸控面板的導電圖案結構及其製作方法
US10289210B1 (en) Enabling touch on a tactile keyboard
JP6741920B2 (ja) 近接・接触センサ
JP4915954B2 (ja) タッチパネルおよび該タッチパネルを使用したタッチパネル装置
KR20120139518A (ko) 정전 용량 및 압력 센싱이 가능한 하이브리드 터치 패널
TW201342179A (zh) 電容式觸控面板的導電圖案結構
JP6199541B2 (ja) タッチ入力装置
JP3063626B2 (ja) ポインティング入力装置
TWI738438B (zh) 觸控感測器的觸控點感知方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201