JPH0526403Y2 - - Google Patents

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JPH0526403Y2
JPH0526403Y2 JP1989108019U JP10801989U JPH0526403Y2 JP H0526403 Y2 JPH0526403 Y2 JP H0526403Y2 JP 1989108019 U JP1989108019 U JP 1989108019U JP 10801989 U JP10801989 U JP 10801989U JP H0526403 Y2 JPH0526403 Y2 JP H0526403Y2
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cooling element
heat
plate
indoor plate
power switch
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば犬小屋等の床に設置されるペ
ツト用冷暖房装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、電子冷却素子と、電子冷却素子と熱的に
接触した室内プレートと、電子冷却素子に接続さ
れた電源と、電源から電子冷却素子へ通電させる
電源スイツチと、電子冷却素子に流れる電流方向
を切り替える切替えスイツチとからなり、電源ス
イツチを操作して電源から電子冷却素子へ通電状
態とした後、切替スイツチの操作で電子冷却素子
に吸熱、放熱作用を生ぜしめることにより室内プ
レートを加温、冷却するペツト用冷暖房装置が知
られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このようなペツト用冷暖房装置にあつては、電
源スイツチが室内プレートを組み込んだ犬小屋等
の適所に人間が手動操作するように設けられてい
る。
従つて、冷暖房装置の運転中、ペツトが犬小屋
等から離れたような場合でも冷暖房装置の運転は
継続するので電力のむだとなる。また、冷房運転
時に一度離れたペツトが再び戻つて来たような場
合、室内プレートに露がつき、それが犬小屋等か
ら流れたり、ペツトが湿気を嫌つて近づかないと
いつた問題もある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案のペツト用冷暖房操作は、電源ス
イツチを室内プレート下部に設け、ペツトが室内
プレートに載つた時にその荷重で電源スイツチを
動作させることに特徴がある。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
ペツト用冷暖房装置1は、電子冷却素子2、熱
伝導部材3、室内プレート4、アルミブロツク
5、ヒートシンク6及び送風機7から構成されて
いる。
電子冷却素子2は、通電されると一面が吸熱、
他面が放熱作用を行うもので、第3図に示すよう
にP形半導体8及びN形半導体9を金属板10,
11で直列に接続し、各金属板10,11の外側
に絶縁板12,13を接合して成る。また、上方
の金属板10は、手動式の電源スイツチ17a、
室内プレート4の下部に設けられ任意の荷重にて
動作する電源スイツチ17b、及び二連式の切替
スイツチ14を介して直流電源15に接続され、
電源スイツチ17a,17bの接点が閉じると電
子冷却素子2へ通電し、切替スイツチ14を接点
aから接点bに切り替えると電流の方向が逆転す
る。更に、回路中には、温度制御用のサーモスタ
ツト16と、ヒートシンク6及び外気の熱交換を
促進させる送風機用モータMが接続されている。
熱伝導部材3は、コ字形状で熱伝導性の良好な
アルミニウムが用いられ、その背面が電子冷却素
子2の絶縁板12側に固着されている。熱伝導部
材3の上面には、これよりも面積の広いアルミニ
ウム製の室内プレート4がねじ18で取りつけら
れ、室内プレート4の下部には温度制御用のサー
モスタツト16と、室内プレート4にかかる任意
の荷重によつて動作する電源スイツチ17bが設
けられている。この室内プレート4は犬小屋等の
床をくり抜いて嵌め込まれるようになつている。
電子冷却素子2の絶縁板13側にはアルミブロ
ツク5を介して断面コ字形のヒートシンク6が取
りつけられ、熱伝導部材3とヒートシンク6は一
対のねじ19で連結されている。ヒートシンク6
内には、複数の熱交換用フイン20が一体に設け
られ、ヒートシンク6及び熱交換用フイン20
は、銅またはアルミニウムで一体形成するのが望
ましい。
冷暖房装置1の使用に際しては、犬小屋等の任
意の位置に設けられた手動式の電源スイツチ17
aを操作して接点を閉じ、またペツトが室内プレ
ート4に載つた時の荷重で電源スイツチ17bを
押圧、動作させて接点が閉じ、電源15から電子
冷却素子2へ通電可能な状態とする。その後に、
例えば切替スイツチ14を接点a側に入れると、
電流が実線矢印方向に流れて上方の金属板11が
吸熱作用を行う。従つて、電子冷却素子2からの
熱が熱伝導部材3を介して上面の室内プレート4
に伝わり、プレート上のペツトが暖められる。こ
の場合、電子冷却素子2の放熱面が小さくても、
熱がコ字形の熱伝導部材3によつて室内プレート
4へ均一に伝えられるので、室内プレート4に温
度のばらつきが生じない。また、この間ヒートシ
ンク6側では送風機7が動作しており、各フイン
20を通じて熱交換(この場合は吸熱)が効率よ
く行われる。
次に切替スイツチ14を接点b側に入れると、
電流が点線矢印方向に流れて金属板10が吸熱、
金属板11が放熱作用を行う。従つて、室内プレ
ート4は、熱伝導部材3を介して均一に冷却され
ると共に、ヒートシンク6では送風機7によりフ
イン20を通じて放熱が効率よく行われ、プレー
ト4上のペツトが冷却されることになる。
冷暖房いずれの場合においても、室内プレート
4の温度はサーモスタツト16によつて一定に維
持され、また動物の種類に応じた温度を設定する
ことができる。
なお、上記実施例では手動式の電源スイツチ1
7aと、室内プレート4下部の電源スイツチ17
bとが直列に接続されているが、電源スイツチ1
7aを省略すれば、ペツトが室内プレート4に載
つただけで電源15から電子冷却素子2へ通電状
態とさせることができる。
〔考案の効果〕
以上説明して来たように、本考案のペツト用冷
暖房装置にあつては、室内プレート下部に任意の
荷重にて動作する電源スイツチを設けたので、ペ
ツトが室内プレートから離れれば即座に運転状態
が中断し、省エネルギーとなるし、また冷房運転
時のペツト不在中、室内プレートに露がついて犬
小屋等から流れ出したり、ペツトが湿気を嫌つて
近づかないといつた問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るペツト用冷暖房装置の平
面図、第2図は分解斜視図、第3図は電子冷却素
子の回路図。 1……ペツト用冷暖房装置、2……電子冷却素
子、3……熱伝導部材、4……室内プレート、6
……ヒートシンク、14……切替スイツチ、15
……直流電源、17a,17b……電源スイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子冷却素子と、該電子冷却素子と熱的に接触
    した室内プレートと、前記電子冷却素子に接続さ
    れた電源と、該電源から前記電子冷却素子へ通電
    させる電源スイツチと、前記電子冷却素子に流れ
    る電流方向を切り替える切替スイツチとからなる
    ペツト用冷暖房装置において、前記電源スイツチ
    は前記室内プレート下部に設けられ、任意の荷重
    にて動作することを特徴とするペツト用冷暖房装
    置。
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