JPH05263802A - 油圧モーター - Google Patents

油圧モーター

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Publication number
JPH05263802A
JPH05263802A JP9024392A JP9024392A JPH05263802A JP H05263802 A JPH05263802 A JP H05263802A JP 9024392 A JP9024392 A JP 9024392A JP 9024392 A JP9024392 A JP 9024392A JP H05263802 A JPH05263802 A JP H05263802A
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JP
Japan
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wall
space
pressurized oil
small
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Pending
Application number
JP9024392A
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English (en)
Inventor
Mineichi Iwamoto
峰一 岩本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】油圧を応用して出力部分を連続回転運動させる
ようにする。 【構成】大きな内径の内壁1a及びそれより小さな内径の
内壁1bに囲まれた空間11を有し、小さな内径の内壁1bの
両端に加圧油給排用孔12、13が穿設された外郭体1と、
その空間11に収容され、出没可能の弁3を周囲に保持す
る断面円形の出力体2とよりなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧のエネルギーに
よって連続回転運動をする油圧モーターに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3に示す、油圧シリンダー7を用いた
トルクレンチは、従来より広く知られている。この油圧
トルクレンチは、ピストン8の前進、後退運動をピスト
ンロッド8a、駆動板9、スプリングに付勢され、先端
に係合部10aを有する駆動爪10を介して、周囲に歯
23を備え、中心に6角孔21を有するラチェット2を
回転させて大きなボルトやナットを締めたり、外したり
するものである。Aは、油圧トルクレンチ使用時に、出
力トルクに対応する反力を受けるリアクションアームで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の油圧トルクレン
チは、大トルクが得られ、安全であり、小型、軽量であ
る優れたものではあるが、ピストン8の前進運動時にの
みラチェット2が回転運動を行い、後退運動時には仕事
をしない間欠運動であって、1ストロークの回転角度が
20〜30°と小さいので、能率、スピードの点で満足
のゆくものではない。
【0004】この発明は、出力部分を連続回転運動させ
ることのできる油圧モーターを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の油圧モーターは、大きな内径の内壁及び
それより小さな内径の内壁に囲まれた空間を有し、小さ
な内径の内壁の両端に加圧油給排用孔が穿設された外郭
体と、その空間に収容され、出没可能の弁を周囲に保持
する断面円形の出力体とよりなるものである。
【0006】
【作 用】上記のように構成された油圧モーターにおい
ては、一方の加圧油給排用孔から加圧油が供給される
と、その加圧油は最初の弁によって囲まれた空間に流れ
込み、圧力がその空間の内壁に等しく作用するが、他方
の加圧油給排用孔から油が排出され、最初の弁に作用す
る圧力が反対側に逃げる。その結果、出力体は回転す
る。
【0007】
【実施例】図1を参照し、この発明の油圧モーターの第
1実施例について説明する。
【0008】この油圧モーターは、内部に略円筒状の空
間11を有する外郭体1と、その内部に収容され、外周
に出没可能の弁3を有する断面円形の出力体2とより構
成されている。
【0009】外郭体1の空間11は、大きな内径を有す
る内壁1aとそれより幾分小さな内径を有する内壁1b
とによって囲まれており、内壁1aから内壁1bへは、
滑らかに変化している。また、内壁1bの範囲は、内壁
1aの範囲より狭く形成されている。内壁1bの両端に
は、油圧ポンプによって加圧された油を供給、排出する
小孔12、13が穿設されており、それらの出口部から
外部に加圧油を供給、排出するためのホースを接続する
部分14、15が突設さている。また、小孔12、13
の空間11への出口部には、内径の縮小した狭窄部1
6、17が形成されている。
【0010】出力体2の中央には、ナット又は、ボルト
頭部が嵌合する6角孔21が形成されている。しかしな
がら、この6角孔21は、出力体2を他の目的、例え
ば、大型装置の回転軸をゆっくり回転させるために用い
る場合には、不要であることはいうまでもない。なお、
その場合は、出力体2の両端が外郭体1から突出、延長
されることは、いうまでもない。また、出力体2の外周
には、一定の間隔を置いて弁3を収容するための凹孔2
2が形成されている。
【0011】弁3は、大きな曲率の頂部を有し、スプリ
ング4を収容する凹孔31とそこから頂部に貫通する油
逃し孔33が形成されたキャップ状をしている。この油
圧モーターは、凹孔22にスプリング4と弁3を嵌合し
た状態で出力体2を外郭体1の空間11に収容した形態
で使用される。この状態で弁3に力が加わり、除去され
ると、油逃し孔33から油が出入りするので、弁3は、
凹孔22内で容易に上下動することができる。
【0012】このように構成された油圧モーターにおい
ては、例えば、加圧油給排孔12から加圧油が供給され
ると、その加圧油は、外郭体空間11の最初の弁3によ
って囲まれた空間に流れ込む。加圧油に加えられている
圧力は、その空間の内壁に等しく作用する。ところが、
加圧油給排孔13からは、油が排出されるので、最初の
弁3に作用する圧力は反対側に逃げることになる。その
結果、出力体2は、図1の右回りに回転する。そして、
次の弁3が加圧油給排孔12の位置を通り過ぎて、スプ
リング4の力によって突出し、新たな空間を形成する。
このようにして出力体2の回転が進むにしたがって、最
初の弁3は、加圧油給排孔13より油を追い出しながら
やがて内壁1bへの移行部に差し掛かり、凹孔22内に
沈めこまれ、内壁1bを通り過ぎる。このように加圧油
を一方の加圧油給排孔12又は13からのみ供給する場
合は、出力軸2は、一方向に回転するが、一定時間を置
いて加圧油給排孔12、13から交互に加圧油を供給す
ることもでき、その場合、出力体2は、正転、逆転を繰
り返す。
【0013】次に、図2を参照し、第2実施例について
説明する。
【0014】この油圧モーターは、基本的には第1実施
例のものと変わらないが、弁3及び出力体2における弁
3の取付け構造が次のように異なっている。
【0015】即ち、弁3は、支軸6によって出力体2に
揺動可能に支持され、通常は突出部32に係合するスプ
リング5に押されて頂部を外側にして起立しており、一
方、出力体2の凹孔22は、弁3が内壁1bの位置に移
行して倒されたときに、その弁3を受け入れ得る形状と
なっている。
【0016】この油圧モーターの動作も、基本的には第
1実施例のものと変わらないが、弁3が内壁1bの位置
に移行するときに、第1実施例のものでは、弁3がスプ
リング4の力に抗して凹孔22内に沈み込むのに対し
て、第2実施例のものでは、弁3が凹孔22内に倒れこ
む点で相違している。いずれも、弁としての働きには変
わりない。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0018】即ち、大トルクが得られ、安全であり、小
型、軽量であることはもちろん、出力軸を何方の方向に
も連続回転することができ、間欠回転に比べて仕事のス
ピードが速く、能率的である。また、回転を正、逆間欠
回転に切り換えることもでき、トルクレンチだけに限ら
れず、低速駆動源としての用途が拡大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の油圧モーターの第1実施例の横断面
図である。
【図2】この発明の油圧モーターの第2実施例の横断面
図である。
【図3】従来の油圧トルクレンチの要部断面図である。
【符号の説明】
1 外郭体 1a 大きな内径の内壁 1b 小さな内径の内壁 11 空間 12 加圧油給排用孔 13 加圧油給排用孔 2 出力軸 3 弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大きな内径の内壁及びそれより小さな内径
    の内壁に囲まれた空間を有し、小さな内径の内壁の両端
    に加圧油給排用孔が穿設された外郭体と、その空間に収
    容され、出没可能の弁を周囲に保持する断面円形の出力
    体とよりなる油圧モーター。
JP9024392A 1992-03-16 1992-03-16 油圧モーター Pending JPH05263802A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9024392A JPH05263802A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 油圧モーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9024392A JPH05263802A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 油圧モーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05263802A true JPH05263802A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13993063

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9024392A Pending JPH05263802A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 油圧モーター

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JP (1) JPH05263802A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766903B1 (ko) * 2003-12-15 2007-10-15 콤페르델 스포타티켈 게젤샤프트 엠.베.헤 텔레스코핑 튜브의 클램핑 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100766903B1 (ko) * 2003-12-15 2007-10-15 콤페르델 스포타티켈 게젤샤프트 엠.베.헤 텔레스코핑 튜브의 클램핑 장치

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