JPH05263780A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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Publication number
JPH05263780A
JPH05263780A JP6321592A JP6321592A JPH05263780A JP H05263780 A JPH05263780 A JP H05263780A JP 6321592 A JP6321592 A JP 6321592A JP 6321592 A JP6321592 A JP 6321592A JP H05263780 A JPH05263780 A JP H05263780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
temperature sensing
electromagnetic switch
contact
sensing relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6321592A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Kotado
敏春 古田土
Hiroyuki Oshima
博之 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6321592A priority Critical patent/JPH05263780A/ja
Publication of JPH05263780A publication Critical patent/JPH05263780A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】温度感知リレーと該リレーの動作により作動す
る接点を有する電磁開閉器を組合わせてポンプの電気回
路内に配したもの。該温度感知リレーを電磁開閉器のコ
イル側端子と直列に接続、該接続したものを三線のうち
の二線間に接続、さらに該電磁開閉器の2つの常閉接点
をその二線の各々に直列に接続したものである。 【効果】従来から使用している単相ポンプ用と同じ温度
感知リレー採用が可能となり三相用ポンプにおいても異
常運転防止機能を可能ならしめた。さらに、従来、異常
運転によるポンプ機能失墜を防止する為に高価な材質
(金属等)を使用せざるを得なかったが、本発明により
熱可塑性樹脂化が可能となり、生産性が大幅に向上でき
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、羽根車,ケーシングカ
バー,ケーシング,モーター,水密構造等によりなるポ
ンプ装置に係り、特にポンプのケーシング表面温度を感
知して開閉する温度感知リレーを有し、該リレーの動作
により、電源線の二線以上を開として、ポンプの異常運
転を防止する機能を有するポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のポンプ装置は特願昭56−196860号
に記載されているように、単相用ポンプのみにしか異常
運転防止装置が搭載されておらず、三相用ポンプにおい
ては異常運転が生じても、ポンプの機能を失墜させない
為に耐熱性の優れた材質(熱硬化性樹脂,金属)を採
用、単相用ポンプと同じ性能のものでありながら、生産
性が悪くコスト高といった問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は単相用
のものであり、ケーシング等の表面温度を感知して開閉
する温度リレーは常閉接点を有し、電気回路上、直列に
接続されている。ポンプが異常運転した場合、ポンプヘ
ッド内の水温が上昇し、ある温度になると該温度リレー
の接点が開となり、電源を遮断、ポンプの運転を停止さ
せることにより、異常運転を防止していた。これらの機
能を電源線が二線以上のもの、例えば三相用ポンプに適
用する為には、温度感知リレーの動作により200Vの
電源を遮断する、すなわち、三線のうち二線を同時に遮
断することが必要条件となる。単相ポンプ用の温度感知
リレーを200V仕様として、2ケ使いの方法もある
が、該温度リレーの取付け部位が同一位置に設置できな
いことから動作時間に差異が生じ、同時に二線切りとは
ならない。また、電源線を二線切り以上とする為に該温
度感知リレー内に2接点以上を有する構造による手段も
あるが、配線上のリードセン処理(4本以上)が困難、
該温度感知リレーの形状が大きくなる、コストが非常に
高くなることが予測され現実てきでない。
【0004】従って、本発明は、低コストで、動作が確
実に行なわれ、電源線を二線以上切ることにより、異常
運転を防止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は電源線が二線以
上のもの、例えば三相用ポンプにおいて積極的に異常運
転を防止する為に、ケーシング等の表面温度を感知して
作動する温度感知リレーを確実に動作せしめ、かつ電源
線を二線以上切ることとし、さらに低コスト化とする為
に、次のような技術的手段を採用した。
【0006】その技術的手段を以下に説明する。基本的
には、温度感知リレーと該温度感知リレーの動作により
作動する接点を有する電磁開閉器を組み合わせて、ポン
プの電気回路内に配したものである。
【0007】具体的には、従来よりある単相ポンプ用の
温度感知リレーを電源線が二線以上の仕様、例えば三相
用でも使用可能とし、該温度感知リレーを電磁開閉器の
コイル側端子と直列に接続、該接続したものを三線のう
ちの二線の間に接続、さらに該電磁開閉器の2つの接点
をその二線の各々に直列に接続したものである。これに
より、ポンプ装置において低コストで、確実に電源線を
二線以上切ることを可能とした異常運転防止装置の搭載
化を実現せしめることができる。
【0008】
【作用】本発明により当初の目的を達成する為、上記技
術手段がどのような働きをしているかを以下に記載す
る。
【0009】ポンプが異常運転した場合、すなわち、締
切り運転をした場合、ポンプヘッド内の水は羽根車の回
転により撹拌されている状態となり、急激に内圧,水温
が上昇するといった現象を呈する。該水温の温度上昇に
より、ケーシング表面等が高温となり、該ケーシング表
面に感知面が接触するように設置された温度感知リレー
が作動し電磁開閉器のコイル部に電流が流れ、二線に直
列に配線されている該電磁開閉器の各々の接点が同期し
て動作し、電源回路を遮断し、ポンプ運転を停止させ、
異常運転を防止することを可能とした。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
【0011】まず本発明の基となる本体構成を図1に示
す。ポンプ本体は、羽根車1,ケーシング2,ケーシン
グカバー3,分離室4,逆止弁5よりなるポンプヘッド
部6(詳細は図2参照),ポンプの駆動源となるモータ
ー7,水の吸込み口8,吐出し口9となる配管接続部、
さらに自動運転を可能ならしめる為の圧力タンク10,
自動空気補給装置11,圧力スイッチ12と電気部品を
収納している電気部品ケース13より構成されている。
【0012】モーター7に電源が供給されることによ
り、ポンプヘッド6内の羽根車1が回転、この作用によ
り水が吸込口8から吸込まれ、ポンプへッド6,圧力タ
ンク10を通過して吐出口9より水が供給される。
【0013】本実施例で採用している温度感知リレー1
4の位置を図3,図5及び図6に示す。感温面を上側1
5にして、ケーシング2の表面に接触するようにねじ1
6により固定している。次に本実施例における回路図を
図7に示す。なお、電磁開閉器17,電流リレー18,
端子台19は電気部品ケース13内に収納されている
(図4参照)。
【0014】次に図7を用いて動作の説明をする。ポン
プの異常運転、すなわち、締切運転等によりポンプヘッ
ド6内部が高圧・高温となり、ケーシング2表面に感知
面を有する温度感知リレー14が動作して閉回路とな
る。電磁開閉器17のコイル17aが励磁されて、該電
磁開閉器17の各々の閉接点20が開となり、電源を遮
断し、ポンプ運転を停止、異常運転の防止を可能ならし
める。また、本回路において、温度感知リレー14が、
温度を感知して動作したときに流れる電流が微小電流で
ある為、接点の材質を導電性の良い材料を採用し、信頼
性の向上をはかっている。
【0015】また、図6の如く温度感知リレーを常開接
点としたことにより、ポンプの運転・停止には一切作動
せず、異常運転時のみに作動し、従って、電磁開閉器と
温度感知リレーの接点寿命を向上させることができる。
【0016】さらに、図8に本発明の他実施例を示す。
基本的には図7と同じであるが、温度感知リレー14a
を常閉接点、電磁開閉器17bの各々の接点20aを常
開接点として組み合わせたものである。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、現在単相用ポンプで使
用している温度感知リレーをそのまま使用することによ
り、電源線が二線以上のもの、例えば三相ポンプ用の異
常運転防止装置が実現可能となる。さらに、三相ポンプ
には技術的に難しいということで三相ポンプ用温度感知
リレーがなかった事から、異常運転をしてもポンプ機能
を失墜させない為に単相用ポンプとは別に高価な材質
(金属,熱硬化性樹脂)を使用せざるを得なかったが、
本発明により、熱可塑性樹脂への切替えが可能となり、
生産性が大幅に向上することができた。また、単相用ポ
ンプにおいても電源線を二線切りにすることが可能とな
り、製品に対する安全性も十分確保できることを可能と
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すポンプの基本構成図で
ある。
【図2】本発明の一実施例を示す、ポンプヘッド部の内
部詳細断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す要部斜視図である。
【図4】本発明の一実施例を示す電気部品ケース内部の
上面図である。
【図5】本発明の一実施例を示すポンプの側面図であ
る。
【図6】本発明の一実施例を示すポンプの正面図であ
る。
【図7】本発明の一実施例を示す電気回路図である。
【図8】本発明の他実施例を示すポンプの電気回路図で
ある。
【符号の説明】
1…羽根車、2…ケーシング、4…分離室、5…ポンプ
ヘッド,7…モーター、12…電気部品ケース、14…
温度感知リレー、17…電磁開閉器、20…接点。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】羽根車,ケーシング,ケーシングカバー,
    分離室等よりなるポンプヘッド部,ポンプの駆動源とな
    るモーター,水の吸込み口,吐出し口となる配管接続
    部,ポンプの異常運転を感知する温度感知リレー,該温
    度感知リレーと連動して電源を遮断する電磁開閉器及び
    電流リレーを有する電気部品ケースよりなるポンプ装置
    において、該温度感知リレーを常開接点とし電磁開閉器
    のコイル側端子と直列に接続し、さらに該電磁開閉器の
    複数個の常閉接点を各相の各々に直列に接続してなる異
    常運転防止装置を搭載したことを特徴としたポンプ装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、温度感知リレーの接点
    材質を銀よりも導電性の良い材質としたことを特徴とす
    るポンプ装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、温度感知リレーを常閉
    接点,電磁開閉器の接点を常開接点としたものを組み合
    わせたことを特徴とするポンプ装置。
JP6321592A 1992-03-19 1992-03-19 ポンプ装置 Pending JPH05263780A (ja)

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JP6321592A JPH05263780A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 ポンプ装置

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JP6321592A JPH05263780A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 ポンプ装置

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JP6321592A Pending JPH05263780A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 ポンプ装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357892A (ja) * 1986-08-29 1988-03-12 Shibaura Eng Works Co Ltd 井戸ポンプ
JPS63129263A (ja) * 1986-11-19 1988-06-01 三洋電機株式会社 吸収冷凍機の冷却水制御装置
JPS63259160A (ja) * 1987-04-15 1988-10-26 Nippon Denso Co Ltd スタ−タ

Patent Citations (3)

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