JPH0526351Y2 - - Google Patents

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JPH0526351Y2
JPH0526351Y2 JP5478389U JP5478389U JPH0526351Y2 JP H0526351 Y2 JPH0526351 Y2 JP H0526351Y2 JP 5478389 U JP5478389 U JP 5478389U JP 5478389 U JP5478389 U JP 5478389U JP H0526351 Y2 JPH0526351 Y2 JP H0526351Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、摩擦パツドをハンガーピンで吊持す
るハンガーピンタイプの車両用デイスクブレーキ
に関する。
〔従来の技術〕
デイスクロータの両側に対向配置される摩擦パ
ツドを、キヤリパに挿通されるハンガーピンにて
吊持するこの種のデイスクブレーキでは、例えば
特公昭63−34326号公報に示されるように、キヤ
リパから突出するハンガーピンの先端にピンやリ
ング類の抜止め具を挿着するか、或いは実開昭64
−53640号公報のように、ハンガーピンの基部に
形成したおねじを、キヤリパのめねじに螺合して
抜止めを図つている。
更に、前者のものでは、ハンガーピンに吊持さ
れる摩擦パツドを、ブリツジ部と裏板上部との間
に縮設されるパツドスプリングにて、デイスク中
心方向へガタ付きなく弾発している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の両者にあつては、ハンガ
ーピンの着脱に手数と時間を要するため、商業ベ
ースでは、工賃が嵩んで顧客へのサービスが低下
し、また1秒を争うレース等では、摩擦パツドの
交換作業に、ピツトインの貴重な時間を費やして
いた。
更に、制動初期には、摩擦パツドが、デイスク
ロータとの摺接によつて、ハンガーピンを支点に
デイスク回出方向に振られるため、摩擦パツドに
叩き音を発生することがある。
また、前者のものでは、部品点数が多いことか
ら、紛失や誤組の虞を免れず、しかも取外された
ピンやリング類は、曲げ等の変形によつて、概ね
使い捨てにされるため不経済である。更に、摩擦
パツドを取外すと、パツドスプリングもキヤリパ
から脱落するため、摩擦パツドと同時にパツドス
プリングも再組付けしなければならず、また、こ
の再組付けで摩擦パツドを装着する際に、パツド
スプリングが正規の位置からズレてしまうことが
あり、メンテナンス作業の簡素化を阻害する。
一方、後者のものにあつては、振動に対する弛
み止め手段を別途に講じる必要があるばかりか、
回動工具を用いなければハンガーピンの着脱を行
なうことができない。
本考案は、かかる実情を背景にしてなされたも
ので、第1の目的は、ハンガーピンをワンタツチ
で且つ確実に抜止めして、着脱時の作業性と即応
性の向上を図り、また第2には、ハンガーピンと
パツドスプリングの双方を同時に着脱することに
あり、更に第3の目的として、制動時の摩擦パツ
ドとトルク受け面との衝突を防止することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の第1の目的を達成する第1手
段として、デイスクロータの外周を跨ぐキヤリパ
のブリツジ部にデイスク軸方向に挿通されるハン
ガーピンにて、デイスクロータの両側に対向配置
される摩擦パツドの裏板上部を吊持した車両用デ
イスクブレーキにおいて、前記ハンガーピンの基
部に、一対のスプリング部を有する弾性係止部材
の中間部を固着して、両スプリング部をハンガー
ピンの両側に配置し、各スプリング部に形成した
係合部をブリツジ部に係止して、ハンガーピンを
抜止めする。
また、第2の目的を達成するための第2手段で
は、デイスクロータの外周を跨ぐキヤリパのブリ
ツブ部にデイスク軸方向に挿通されるハンガーピ
ンにて、デイスクロータの両側に対向配置される
摩擦パツドの裏板上部を吊持した車両用デイスク
ブレーキにおいて、前記ブリツジ部の摩擦パツド
上方位置に開口を形成し、前記ハンガーピンの基
部に、一対のスプリング部を有するパツドスプリ
ングの中間部を固着して、両スプリング部をハン
ガーピンの両側に配置し、該スプリング部を前記
開口を跨いでブリツジ部に掛け渡し、各スプリン
グ部に形成した係合部をブリツジ部に係止して、
ハンガーピンを抜止めすると共に、これらスプリ
ング部を前記裏板の上部に圧接して、摩擦パツド
をデイスク中心方向に弾発せしめる。
更に第3の目的を達成する第3手段として、第
2手段のパツドスプリングのスプリング部に、前
記裏板と係合して、摩擦パツドのデイスク回出側
をキヤリパやブラケツトのトルク受け面に圧接す
る押圧部を形成したものである。
〔作用〕
上述の各手段によれば、ハンガーピンをブリツ
ジ部に挿通すると同時に、弾性係止部材若しくは
パツドスプリングの係合部がブリツジ部に係止さ
れ、ハンガーピンが抜止めされる。またハンガー
ピンを取外す場合には、ハンガーピンか弾性係止
部材若しくはパツドスプリングを抜き方向に引く
と、係合部がブリツジ部から外れて、ハンガーピ
ンがブリツジ部から引き抜かれる。
また第2の手段では、ハンガーピンとパツドス
プリングの双方が一体となつて着脱される。
更に第3の手段では、摩擦パツドが、パツドス
プリングの押圧部とキヤリパやブラケツトのトル
ク受け面の2箇所で支持されることとなり、制動
初期のデイスクロータとの摺接による摩擦パツド
の振れを抑えて、叩き音の発生を防止する。
〔実施例〕
以下、本考案の各実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図乃至第4図は、本考案の第1手段を適用
した第1実施例を示し、デイスクブレーキ1は、
車輪と一体に矢印A方向へ回転するデイスクロー
タ2の両側に、キヤリパ3を構成するボデイ半体
3a,3bを対向配置し、これらボデイ半体3
a,3bにデイスクロータ2側を開口して並設さ
れる異径のシリンダ孔に、それぞれピストン4,
5を液密に内挿したピストン対向型で、キヤリパ
3は、ボデイ半体3a,3bを、ブリツジ部3c
に挿通される4本のボルト6にて連結され、一方
のボデイ半体3aに延設した取付け腕3d,3d
を車体にボルトにて取付けられる。
ブリツジ部3cには、デイスクロータ2を挟ん
で対向配置される一対の摩擦パツド7,7の上方
位置に、放熱と軽量化及びライニング7bの摩耗
量を視認するための矩形の開口3eが形成されて
いる。
摩擦パツド7,7は、この開口3eを跨いでブ
リツジ部3cに掛け渡される1本のハンガーピン
8にて、デイスク軸方向へ移動可能に吊持され
る。各摩擦パツド7は、上記裏板7aとライニン
グ7bとからなつており、裏板7aの上部吊下げ
片7cには、吊下げ用の通孔7dが穿設されてい
る。
上記ハンガーピン8は、開口3eを挟んで、ブ
リツジ部3cの上部中央に肉盛りしたボス部3
f,3gの挿通孔3h,3iに挿通される軸部8
aの基部に、挿込み時のストツパとなるフランジ
8bと、ブロツク状の摘み8cとが形成されてお
り、摘み8cには、ブリツジ部3cに挿通された
ハンガーピン8を抜止めする係止部材9が固着さ
れている。
係止部材9は、弾性板材を略U字状に打抜いて
形成され、中間のウエブ9bが、上記摘み8cに
リベツト10にて固着されると共に、回り止め用
の突起9c,9cを、摘み8cの両側に起立させ
て、軸部8aの両側に、板状のスプリング部9
a,9aを配置したもので、各スプリング部9a
の先端には、V字形の係合部9dがそれぞれ折曲
形成されている。
上述のように、係止部材9を組付けしたハンガ
ーピン8は、開口3eに摩擦パツド7,7を吊持
すべく、軸部8aを、ボデイ半体3a側からボス
部3f,3gの挿通孔3h,3iに挿込むと、フ
ランジ8bが、ボス部3fの外側面に当接して、
挿込み量が規制されると同時に、係止部材9の係
合部9d,9dが、ボス部3f両側の隆条部3j
から、開口3eのボデイ半体3a側の内側壁3k
に、スプリング部9aの弾性作用で落込んで係合
し、ハンガーピン8が抜止めされる。
また、パツド交換等のメンテナンス時に、ハン
ガーピン8を取外す場合には、係止部材9の係合
部9d,9dを、弾発力に抗して上方へ引上げ
て、開口3eの内側壁3kから離脱させ、摘み8
cを持つて、ハンガーピン8をボデイ半体3a側
に牽引するか、或いは、係合部9dと内側壁3k
との係合力よりも、強い力で牽引することにより
引抜かれる。
本実施例は以上のように、ハンガーピン8を、
ブリツジ部3cと裏板7aとに挿通するだけで、
確実な抜止めが簡便に行なえ、またハンガーピン
8を牽引することによつて、容易に取外すことが
できる。
従つて、ハンガーピン8の抜止めに、従来のよ
うなピンやリング類の抜止め具を別途に用いる必
要がなくなり、着脱の手数や時間を大幅に短縮し
て、作業性と即応性の向上が図れる。従つて、商
業ベースでは、作業時間の短縮により工賃を低減
できて、顧客へのサービスが向上し、またピツト
イン時間を競うレース等のパツド交換にも好適で
ある。
更に、従来のような抜止め具を要しないので、
コスト的に有利であるばかりか、部品の紛失や誤
組の虞を生じない。
第5図乃至第7図は、本考案の第2手段を適用
した第2実施例を示し、上記第1実施例と同形状
のハンガーピン8には、両摩擦パツド7,7をデ
イスク中心方向に弾発するパツドスプリング20
が固着されている。
このパツドスプリング20は、ハンガーピン8
の軸部8aの両側に配置される一対のスプリング
部20a,20aと、両スプリング部20a,2
0aの一端を連結し、ハンガーピン8の摘み8c
にリベツト10にて固着されるウエブ20bと
を、弾性板材を長U字形に打抜いて形成される。
各スプリング部20aの先端には、ボデイ半体
3b側の隆条部3lの外側壁3mと係合する円弧
状の係合部20dが、また中間部には、ブリツジ
部3cの開口3eと係合する台形の係合部20e
が、それぞれ形成されると共に、デイスク回入側
に配置される一方のスプリング部20aには、摩
擦パツド7をデイスク回出方向へ押圧する円弧状
の押圧部20fが、係合部20dの外側部に湾曲
して設けられている。
ウエブ20bには、摘み8cの両側を挟んで、
ハンガーピン8に固着されたパツドスプリング2
0を回り止めする突起20c,20cが形成され
ており、パツドスプリング20は、ハンガーピン
8をブリツジ部3cに挿通した際に、先端の係合
部20dが隆条部3lの外側壁3mに、また中間
部の係合部20eが開口3eに、それぞれスプリ
ング部20aの弾性作用で落込んで係合し、ハン
ガーピン8が抜止めされる。
更に、中間部の係合部20eは、裏板7aの上
面7eを押圧して、摩擦パツド7,7をデイスク
中心方向へ弾発し、また押圧部20fが、上部吊
下げ片7cの側面7fをデイスク回出方向へ押圧
して、裏板7aのデイスク回出側面7gを、キヤ
リパ3のトルク受け面3nに圧接する。
本実施例は、第1実施例の効果に加えて、摩擦
パツド7,7が、係合部20eの押圧によつて、
走行振動等によるデイスク径方向のガタ付きを防
止される。更に、押圧部20fとトルク受け面3
nとの2箇所の保持によつて、デイスクロータ2
と摺接する制動時の振れと、この振れによる叩き
音の発生を防止されるので、作動初期から確実な
制動作用を期待できる。
また、ハンガーピン8とパツドスプリング20
とが一体となつて着脱されるので、摩擦パツド7
を取外したのちに、パツドスプリングがキヤリパ
3から脱落することがなくなり、しかも、パツド
スプリング20を再組付けする作業が不要となる
ばかりか、摩擦パツド7,7の組付けが容易とな
るなど、メンテナンス作業の簡素化が図れる。
第8図及び第9図は、本考案の第3手段を説明
する第3実施例で、ハンガーピン30は、軸部3
0aの基部に、挿込み時のストツパとなるフラン
ジ30bと、パツドスプリング31を固着した際
に抜止め用のフランジ30cとなる突部(図示せ
ず)とを備えている。
一方、ハンガーピン30に固着されるパツドス
プリング31は、係合部31c,31dを持つ一
対のスプリング部31a,31aと、一方のスプ
リング部31aに形成される押圧部31eと、ス
プリング部31a,31aの一端に起立して、両
スプリング部31a,31aを連結するウエブ3
1bと、該ウエブ31bの両端に突設される着脱
用の摘み片31f,31fとを備えており、ウエ
ブ31dの中央にハンガーピン30の突部を挿通
し、この突部をカシメて上述のフランジ30cと
することにより、ハンガーピン30にパツドスプ
リング31が固着される。
本実施例では、前記第2実施例の効果に加え
て、ハンガーピン30の形状が単純化されるので
形成が容易であると共に、パツドスプリング31
の固着にリベツトを要しないので、部品点数の削
減と組付け作業の簡素化が図れる。
尚、上記各実施例では、ピストン対向型で説明
したが、摺動ピンによつてデイスク軸方向へ案内
される浮動型のデイスクブレーキにも適用可能で
ある。この場合には、キヤリパを支持するブラケ
ツトにトルク受け部が設けられるが、例示したピ
ストン対向型と変わりなく本考案の第3の目的を
達成することができる。
また、ハンガーピンは2本以上用いてもよく、
弾性の係止部材やパツドスプリングは、ハンガー
ピンの本数に応じて組合わせされる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案は、摩擦パツドを吊持す
るハンガーピンの基部に、一対のスプリング部を
有する弾性係止部材の中間部を固着して、各スプ
リング部に形成した係合部をブリツジ部に係止す
るか、或いはハンガーピンの基部に、一対のスプ
リングを有するパツドスプリングの中間部を固着
して、両スプリング部をハンガーピンの両側に配
置し、該スプリング部を前記開口を跨いでブリツ
ジ部に掛け渡し、各スプリング部に形成した係合
部をブリツジ部に係止して、それぞれハンガーピ
ンを抜止めするので、ハンガーピンの着脱がワン
タツチで簡便に行なえ、しかもハンガーピンの装
着時には、スプリング部の弾性作用によつて、確
実な抜止めが図れる。
更に、従来のようなピンやリング類の抜止め具
を別途に用いないので、着脱の手数や時間を大幅
に短縮して、作業性と即応性の向上が図れ、商業
ベースでは、作業時間の短縮によつて工賃を低減
して顧客へのサービスが向上し、またレース等で
は、ピツトインの貴重な時間を短縮する効果があ
る。更に、抜止め具を要しないので、コスト的に
有利であるばかりか、部品の紛失や誤組の虞を生
じない。
また、ハンガーピンにパツドスプリングを組合
わせた後者にあつては、ハンガーピンとパツドス
プリングの双方が一体となつて着脱されるので、
摩擦パツドを取外したのちにパツドスプリングが
キヤリパから脱落することがない。しかも、パツ
ドスプリングを単独に装着する必要がなくなつ
て、摩擦パツドの組付けが容易となるなど、メン
テナンス作業の簡素化が図れる。更に、パツドス
プリングの押圧によつて、走行振動等による摩擦
パツドのデイスク径方向のガタ付きが防止され
る。
また、パツドスプリングのスプリング部に形成
した押圧部により、デイスクロータとの摺接によ
る制動初期の摩擦パツドの振れを抑えて、叩き音
の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本考案の第1実施例を示
し、第1図はデイスクブレーキの一部切欠き平面
図、第2図は同じく正面図、第3図は第2図の
−断面図、第4図はハンガーピンと係止部材の
斜視図、第5図乃至第7図は第2実施例を示し、
第5図はデイスクブレーキの断面側面図、第6図
は同じく断面正面図、第7図はハンガーピンとパ
ツドスプリングの斜視図、第8図及び第9図は第
3実施例を示し、第8図はデイスクブレーキの断
面側面図、第9図はハンガーピンとパツドスプリ
ングの斜視図である。 1……デイスクブレーキ、2……デイスクロー
タ、3……キヤリパ、3a,3b……ボデイ半
体、3c……ブリツジ部、3e……開口、7……
摩擦パツド、7a……裏板、7b……ライニン
グ、7c……上部吊下げ片、8……ハンガーピ
ン、8a……軸部、8c……摘み、9……係止部
材、9a……スプリング部、9b……ウエブ、9
c……回り止め用の突起、9d……係合部、2
0,31……パツドスプリング、20d,20
e,31c,31d……係合部、20f,31e
……押圧部、30……ハンガーピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 デイスクロータの外周を跨ぐキヤリパのブリ
    ツジ部にデイスク軸方向に挿通されるハンガー
    ピンにて、デイスクロータの両側に対向配置さ
    れる摩擦パツドの裏板上部を吊持した車両用デ
    イスクブレーキにおいて、前記ハンガーピンの
    基部に、一対のスプリング部を有する弾性係止
    部材の中間部を固着して、両スプリング部をハ
    ンガーピンの両側に配置し、各スプリング部に
    形成した係合部をブリツジ部に係止して、ハン
    ガーピンを抜止めしたことを特徴とする車両用
    デイスクブレーキ。 2 デイスクロータの外周を跨ぐキヤリパのブリ
    ツブ部にデイスク軸方向に挿通されるハンガー
    ピンにて、デイスクロータの両側に対向配置さ
    れる摩擦パツドの裏板上部を吊持した車両用デ
    イスクブレーキにおいて、前記ブリツジ部の摩
    擦パツド上方位置に開口を形成し、前記ハンガ
    ーピンの基部に、一対のスプリング部を有する
    パツドスプリングの中間部を固着して、両スプ
    リング部をハンガーピンの両側に配置し、該ス
    プリング部を前記開口を跨いでブリツジ部に掛
    け渡し、各スプリング部に形成した係合部をブ
    リツジ部に係止して、ハンガーピンを抜止めす
    ると共に、これらスプリング部を前記裏板の上
    部に圧接して、摩擦パツドをデイスク中心方向
    に弾発せしめたことを特徴とする車両用デイス
    クブレーキ。 3 前記パツドスプリングのスプリング部に、前
    記裏板と係合して、摩擦パツドのデイスク回出
    側をキヤリパやブラケツトのトルク受け面に圧
    接する押圧部を形成したことを特徴とする請求
    項2記載の車両用デイスクブレーキ。
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