JPH05263384A - 寸法安定性に優れた再生紙の製造方法 - Google Patents

寸法安定性に優れた再生紙の製造方法

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JPH05263384A
JPH05263384A JP8653092A JP8653092A JPH05263384A JP H05263384 A JPH05263384 A JP H05263384A JP 8653092 A JP8653092 A JP 8653092A JP 8653092 A JP8653092 A JP 8653092A JP H05263384 A JPH05263384 A JP H05263384A
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清 金井
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Tomofumi Narishima
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 古紙を、従来の技術で再生して製紙用再生原
料とし、紙の製造に使用すると、紙の寸法安定性が劣る
と言った問題が発生する。そこで、この問題点を解消す
るために鋭意検討し、寸法安定性に優れた製紙用再生原
料を提供することを目的とする。 【構成】 古紙からの再生原料を製紙原料とした時の、
紙の寸法安定性が劣ると言った問題点を解消するために
検討した結果、その原因が繊維の屈曲に在り、特に再生
工程中に繊維が受ける強い剪断力に起因し、脱墨パルプ
繊維の平均屈曲度が20%以下の場合に限って優れた寸
法安定性が得られることを見いだした。 【効果】 1.寸法安定性に優れた製紙用再生原料の生
産。 2.再生紙への製紙用再生原料配合率の増加。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は古紙及び損紙(以下古紙
という)を再生処理して製紙原料とするに当たり、紙の
寸法安定性に優れた再生紙の製造方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】古紙を製紙原料として再生する技術に関
しては、既に多くの機械的処理法及び漂白法が公知であ
る。従来の、古紙を再生して製紙用原料とするための技
術としては、古紙をアルカリ及び界面活性剤等の離解助
剤の存在下で離解する離解工程、繊維からインキの剥離
を促進させる混練工程、及び剥離したインキを除去する
洗浄工程、フローテーション工程、又はこれらの工程を
組み合わせた工程により、紙の製造に適した製紙用再生
原料を得る方法が一般的である。
【0003】古紙の離解には、パルパー、ビーター、ニ
ーダー、ディスクリファイナー、コニカルリファイナー
など種々の型の混練装置があり、単独で或は複数組み合
わせて使用されている。従来、一般的に利用されてきた
古紙は、これらの装置で容易に離解出来るが、粘着用剥
離紙、防湿紙、耐水化紙などの比較的難離解性の古紙の
場合には離解を促進するために離解助剤が併用される。
よく用いられる離解助剤としては各種アルカリ薬品や界
面活性剤などがある。(特開昭50−6802号公報参
照)
【0004】古紙を再生使用するに当たっては、更にパ
ルプ繊維からインキを除去する処理が必要である。過去
に於て使用されてきたインキは油ベースのインキであ
り、その処理として鹸化反応が応用されてきた。
【0005】しかし、近年、ゼログラフィー及びレーザ
ープリンターのような熱溶融性バインダーを含むトナー
インキを用いた電子写真印刷方法や、印刷後酸化重合を
起こして繊維に強固に付着するフェノール性合成樹脂、
アマニ油などの植物油を多量に含むインキを用いたオフ
セット印刷方法に依って印刷された古紙が増加しつつあ
る。
【0006】これら電子写真印刷古紙やオフセット印刷
古紙は、従来の処理法では脱インキが困難である。そこ
で、これら電子写真印刷古紙やオフセット印刷古紙の脱
墨法として、15%以上の物質濃度で強い繊維粉砕能力
を有する装置に於て、混合操作する技術(特開昭58−
126388号公報参照)、及びオフセット印刷古紙を
含有する古紙を、脱墨剤の存在下に15%以上のパルプ
濃度で、加温下に圧縮力を加えながら機械的撹拌処理を
行い、熟成後、更に15〜25%のパルプ濃度で圧縮力
を与えながら、機械的撹拌処理を行う技術(特開昭63
−28992号公報参照)が開示されている。
【0007】しかし、これら従来の技術は、いずれもイ
ンキの除去に重点が置かれ、得られた製紙用再生原料を
使用した場合の紙の製品品質に関しては、充分に考慮さ
れていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の、これら古紙処
理技術に依って得られた製紙用再生原料から成る紙、も
しくはこれを配合して作られる紙は、湿度変化に伴う伸
縮が大きく、寸法安定性が劣るといった問題が起きる。
【0009】例えば、近年事務機・印刷機の高速化に伴
ってその発展が著しいコンピューターのアウトプット用
として用いられる高速ラインプリンター用紙としてのフ
ォーム用紙の場合、フォーム加工時に於ける巻取り紙の
片伸び等が原因の紙癖によって、走行性の不良や巻きし
わの発生といった問題が起こる。
【0010】又、エンドユーザーに於ても電子写真印刷
方法のノンインパクトプリンターの場合には、トナーイ
ンキを定着するため紙は瞬間的に200℃前後の熱を受
ける。この時、紙は縮むが収縮が大きいと桁ずれ等の印
刷精度の悪化や、紙に依ってはプリントアウト後の折り
畳み形状が均一とならない傾斜現象が引き起こされる。
このため、ノンインパクトプリンターの最大の特色であ
る高速印刷適性が阻害されてしまう。これらの不具合
は、いずれも紙の寸法安定性の不良が原因となって起こ
るものである。
【0011】これら製紙用再生原料から成る紙、もしく
はこれを配合して作られた紙の寸法安定性の不良に関し
て鋭意検討した結果、古紙の再生処理工程に於て繊維に
屈曲が生じることが原因であることを突き止めた。
【0012】表1は、古紙を表2に示した条件で再生処
理して得た脱墨パルプ(DIP)繊維の屈曲度と、この
パルプを原料として機械抄きした紙の浸水伸度との関係
を例示したものである。浸水伸度が紙の寸法安定性の一
つの尺度として表現できる事は周知である(紙パルプの
種類とその試験方法・紙パルプ技術協会編、参照)。な
お繊維の屈曲度の測定は種々の方法が提案されている
が、試料繊維を光学顕微鏡写真とし、1試料当り200
本の繊維について繊維の実長、及び繊維両端の距離から
図1に示した計算式に依って算出した。又、浸水伸度の
測定はJ,TAPPI紙パルプ試験方法No27−A法
(紙及び板紙の浸水伸度試験方法)に準拠した。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】 注:混練及び浮選の時間はパルプの滞留時間
【0015】表1から、古紙を再生して得られた製紙用
再生原料から作られた紙の寸法安定性は、原料繊維の品
質の一つであるDIP繊維の屈曲度に少なからず依存
し、紙の寸法安定性に悪影響を与えている事は明白であ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段及び作用】このような製紙
用再生原料から成る紙、もしくはこれを配合して作られ
た紙の寸法安定性の不良に関して、鋭意検討した結果、
古紙の再生処理工程に於て繊維に屈曲が生じることが原
因であることを突き止めた。
【0017】更に、繊維に屈曲が発生する原因につい
て、再生処理工程を詳細に解析した結果、古紙再生処理
工程に於て、紙の離解や、インキを繊維から剥離して微
細化する等の目的のために実施されるパルパー、ビータ
ー、ニーダー、ディスクリファイナー、コニカルリファ
イナーなどの混練装置による処理に依って、繊維が剪断
作用を受ける為に引き起こされることが判明した。この
繊維の屈曲は混練強度と共に大きくなり、又、混練直後
に比べ、その後の洗浄工程で回復する傾向にあることを
明らかにした。しかし、この回復現象は繊維が過度に屈
曲を起こした場合、または混練工程中、もしくは混練工
程の次の工程で屈曲が充分に回復していない繊維を温度
80℃以上の加温処理、或いはpH10以上のアルカリ
性条件下に曝すことによって、屈曲の回復が阻害される
ことも明らかとなった。
【0018】工業的に製造される紙の寸法安定性は、浸
水伸度で約2.5%以下であれば品質的に問題になる事
は少ない。表1の結果からも古紙を再生して得られる製
紙用再生原料から作られる紙の優れた寸法安定性はDI
P原料繊維の屈曲度で示せば20%未満、好ましくは1
7%以下の範囲であれば、実用上問題になることはない
と言える。
【0019】以上述べたように、古紙の処理に依って製
紙用再生原料を得る工程に於いて、製紙用DIP繊維の
屈曲度と紙の寸法安定性について一定の関係を見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0020】
【実施例】次に、本発明の特徴を実施例で詳細に説明す
る。なお、本発明は実施例により限定されるものではな
い。実施例に於て記載の%は重量換算の値によるもので
ある。
【0021】古紙は種々雑多な紙の混合物であり、その
品種は特定できない場合が多い。そこで、オフィスから
発生する古紙を想定し、各種の印刷用紙の販売比率から
古紙の構成比を求め、下記により古紙の代表とした。つ
まり、トナーインキで印刷した古紙36%、オフセット
印刷したフォーム用紙にインパクト印刷した古紙25
%、感熱古紙6%、感圧古紙30%、裏カーボン古紙3
%の割合で配合した。
【0022】実施例1 上記配合古紙を1〜2cm四方の大きさに裁断し、パルプ
濃度15%、離解助剤として水酸化ナトリウム1%,珪
酸ナトリウム1%を添加後、50℃で10分間、容量1
0Lのパルパーで離解した。得られたパルプスラリーを
スリット型スクリーンで処理し、粗大な異物を除去し
た。その後、パルプ濃度を20%に調整し、界面活性剤
(DI−800、株式会社花王製)を0.2%添加後、
55℃で混練処理(山本百馬製ニーダー)した。混練処
理のパルプ液のpHは8.5であった。引き続き55℃
で60分間熟成の後、パルプ濃度1%に希釈し、先と同
じ界面活性剤を0.1%添加して10分間、容量5Lの
バッチフローテーター(極東振興製)で浮選処理を行な
った。浮選処理後、パルプ濃度が25%になるまで脱水
濃縮して完成DIPとした。
【0023】混練処理終了時の、及び完成DIPのパル
プ繊維の屈曲度を測定すると同時に、JIS−P820
9に基づき坪量60g/m2 の手抄紙を作製した。紙は
温度20℃,湿度65%で20時間調湿の後、浸水伸度
を測定した。完成DIPから調成した紙の残インキ分析
は画像解析装置(NEXUS−6800型)に依ってイ
ンキ粒子最大長100μm以上の個数を計数し、10cm
2 相当に換算した。インキ粒子の計測は総合倍率20
倍,1視野当たりの計測面積0.89cm2 で16視野に
ついて測定し、結果を表3に示した。
【0024】実施例2 熟成工程の処理温度75℃に変更した他は実施例1と同
様に行ない、結果を表3に示した。
【0025】実施例3 混練工程の処理温度を65℃に変更した他は実施例2と
同様に行ない、結果を表3に示した。
【0026】実施例4 混練工程の処理温度を75℃に変更した他は実施例2と
同様に行ない、結果を表3に示した。
【0027】実施例5 混練工程のパルプ濃度を25%に変更した他は実施例1
と同様に行ない、結果を表3に示した。
【0028】実施例6 混練工程のパルプ濃度を25%に変更した他は実施例2
と同様に行ない、結果を表3に示した。
【0029】実施例7 混練工程の処理温度を65℃に変更した他は実施例6と
同様に行ない、結果を表3に示した。
【0030】実施例8 混練工程の処理温度を75℃に変更した他は実施例6と
同様に行ない、結果を表3に示した。
【0031】実施例9 熟成工程を混練工程の前に実施した他は実施例8と同様
に行ない、結果を表3に示した。
【0032】実施例10 熟成工程の処理温度を90℃に変更した他は実施例9と
同様に行ない、結果を表3に示した。
【0033】比較例1 混練工程の処理温度を80℃に変更した他は、実施例4
と同様に行ない、結果を表3に示した。
【0034】比較例2 熟成工程の処理温度を90℃に変更した他は比較例1と
同様に行ない、結果を表3に示した。
【0035】比較例3 混練工程に水酸化ナトリウムを1%添加した他は比較例
1と同様に行ない、結果を表3に示した。
【0036】比較例4 熟成工程の処理温度を80℃に変更した他は実施例8と
同様に行ない、結果を表3に示した。
【0037】比較例5 熟成工程の処理温度を90℃に変更した他は実施例8と
同様に行ない、結果を表3に示した。
【0038】比較例6 混練工程のパルプ濃度を30%に、処理温度を70℃
に、熟成工程の処理温度を70℃に変更した他は、実施
例8と同様に行ない、結果を表3に示した。
【0039】比較例7 混練工程に水酸化ナトリウム1を1%添加した他は比較
例6と同様に行ない、結果を表3に示した。
【0040】
【表3】 注:残インキ個数:インキ粒子最大100μm以上の個
数を計数
【0041】
【作用及び効果】図2は表3に示した実施例及び比較例
の結果から、古紙を再生処理した時の混練直後と完成D
IPについて、繊維の屈曲度とこのパルプから手抄きし
て得た紙の浸水伸度の関係を示した。図2から明らかな
ように、屈曲度と浸水伸度とは表1の機械抄き紙の場合
と同様に高い相関関係にある。しかし、手抄き紙と機械
抄き紙の浸水伸度は、同一屈曲度で比較すると手抄き紙
の場合1ポイント程度低い。この原因は抄紙条件の違
い、つまり繊維配向性や乾燥条件等の違いによるものと
思われる。
【0042】更に図3は表3に示した古紙の再生処理工
程における、混練処理直後のパルプ繊維と完成DIP繊
維の屈曲度の関係を示したものである。混練処理直後の
繊維の屈曲度は40%にもおよぶ、この様に高屈曲した
繊維や、高温・高pHに曝された繊維の屈曲は回復が困
難である。一方、混練直後で屈曲度が30%以下で、高
温・高pHに曝されていない繊維の場合、完成DIP繊
維の屈曲度は寸法安定性にとって問題とならない20%
未満に回復することが判る。
【0043】このように、混練直後の屈曲の大小に依っ
て、屈曲の回復に違いが生じる原因としては、繊維の物
理的性質に起因することが考えられる。つまり、低剪断
では、繊維の受ける応力は弾性域の範囲内にあって、屈
曲は容易に回復するが、高剪断を受けた繊維では塑性変
形が起こるために、生じた屈曲に回復が起こらない、も
しくは起きたとしても充分な回復に至らない為であろう
と推定される。又、たとえ低屈曲繊維と言えども、混練
処理中もしくは次の処理工程で80℃以上の温度条件あ
るいはpH10以上のアルカリ性に曝されると屈曲の回
復が困難となるが、この様な現象の詳細な理由について
は明らかにされていない。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】このように、混練直後の屈曲の大小に依っ
て、屈曲の回復に違いが生じる原因としては、繊維の物
理的性質に起因することが考えられる。つまり、低剪断
では、繊維の受ける応力は弾性域の範囲内にあって、屈
曲は容易に回復するが、高剪断を受けた繊維では塑性変
形が起こるために、生じた屈曲に回復が起こらない、も
しくは起きたとしても充分な回復に至らない為であろう
と推定される。又、たとえ低屈曲繊維と言えども、混練
処理中もしくは次の処理工程で80℃以上の温度条件あ
るいはpH10以上のアルカリ性に曝されると屈曲の回
復が困難となるが、この様な現象の詳細な理由について
は明らかにされていない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】パルプ繊維の屈曲度の測定方法を示す説明図で
ある。
【図2】パルプ繊維の屈曲度とそのパルプから手抄きし
て得た紙の浸水伸度の関係を示す図表である。
【図3】混練処理直後のパルプ繊維と完成DIP繊維の
屈曲度との関係を示す図表である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 古紙からの再生原料を用いて製紙するに
    際し、次式で示した再生原料繊維の平均屈曲度が20%
    未満である脱墨パルプ(以下DIPという)、を配合す
    る事から成る再生紙の製紙方法。 屈曲度(%)=(L/s−1)×100 L:繊維の実長 s:繊維両端の距離
  2. 【請求項2】 脱墨工程に於ける混練工程のパルプ濃度
    が25%以下であり、且つ該混練工程及び混練工程の次
    の工程での処理温度が80℃未満で処理された請求項1
    記載のDIPを配合する事から成る再生紙の製造方法。
  3. 【請求項3】 脱墨工程に於ける混練工程のパルプ濃度
    が25%以下であり、且つ該混練工程及び混練工程の次
    の工程での処理pHが10未満で処理された請求項1記
    載のDIPを配合する事から成る再生紙の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6052693A (ja) * 1983-08-08 1985-03-25 インテロツクス(ソシエテ アノニム) 故紙の再生方法
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