JPH0526294B2 - - Google Patents

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JPH0526294B2
JPH0526294B2 JP61229969A JP22996986A JPH0526294B2 JP H0526294 B2 JPH0526294 B2 JP H0526294B2 JP 61229969 A JP61229969 A JP 61229969A JP 22996986 A JP22996986 A JP 22996986A JP H0526294 B2 JPH0526294 B2 JP H0526294B2
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ion
scanning
sensor
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Haruhisa Mori
Tadayuki Kojima
Satoshi Hasui
Hiroshi Oomori
Shuji Kikuchi
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Fujitsu Ltd
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Tokyo Electron Ltd
Fujitsu Ltd
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/26Bombardment with radiation
    • H01L21/263Bombardment with radiation with high-energy radiation
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    • HELECTRICITY
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    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3171Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation for ion implantation
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    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 一次粒子線照射装置であつて、所定幅または所
定領域に亘つて走査される一次粒子線が照射され
るターゲツトと、該ターゲツト表面近傍に設けら
れた指向性を有する二次粒子センサとをそなえ、
該二次粒子センサの出力によつて該一次粒子線の
照射位置が検出されるように構成されており、該
検出結果に応じて該走査系のインターロツクを行
つたりあるいは該走査用の信号(スキヤンシグナ
ル)を調整するなどして、該ターゲツト上におけ
る該一次粒子線の走査幅および走査範囲(半径方
向における照射位置)が高精度に補正され、各タ
ーゲツトに対するドーズの均一性ならびにその再
現性が確保される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は一次粒子線照射装置に関し、特にイオ
ンビームなどの一次粒子線をある幅で走査しなが
ら回転デイスク上に設けられた半導体ウエーハな
どのターゲツトに照射してイオン注入などを行う
一次粒子線照射装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図aは、従来技術におけるイオンビーム照
射装置の全体構成に例示するもので、10および
11は二重に形成された外側および内側の箱体で
あつて、該二重の箱体10,11の間にはイオン
加速用の直流電源12(例えば0Vから120乃至
175KVの範囲で調整される)が接続される。1
5はイオン発生源(プラズマ発生装置)であつて
該イオン発生源15にはプラズマ発生用の電源装
置13が接続され、また該電源装置13の箱体と
該内側の箱体11との間には例えば25〜80KVの
直流電源14が接続されている。16はイオン引
出し用の電極であつて例えば箱体11と同じ電位
に設定され、これによつて該イオン発生源15と
該引出し電極16との間に該直流電源14にもと
づく強電界が発生する。その結果、該イオン発生
源15において発生したプラズマイオンのビーム
は該引出し電極16を通して引出され、次いで該
イオンビームを第5図aにおいて上下方向に対向
するように配置した(第5図a中にはそのうちの
一方のみが示される)一対の円弧状のマグネツト
17の間〓を通し、該間隙に形成される磁場の作
用によつて該イオンビームの進行方向を曲折させ
る。この場合、該イオンを構成する元素の種類
(すなわち該イオンの重さ)によつて該曲折の度
合が異る(軽いイオンほど強く曲る)ため、所望
の元素に対応するイオンビームのみが所定の進行
経路を通つてスリツト18を通過し、更に該二重
の箱体10および11の間に設けられた加速管1
9内で上記直流電源12にもとづく強電界により
加速されて、所定のターゲツト(例えば箱体20
内において回転デイスク23上に載置された半導
体ウエーハ24)に向つて照射される。なお、該
加速管19箱体20及びイオン発生源15から加
速管19に到るイオンビームの通路はすべて真空
容器として形成される。
この場合、該イオンビームが、該回転デイスク
23上においてその円周方向に沿つて載置された
複数個のウエーハ24(第5図b参照)の表面全
体に照射されるためには、該イオンビームを所定
幅(例えば第5図bに示されるように該半導体ウ
エーハ24を含み、該半導体ウエーハ24の幅を
少し超えた幅L)に亘つて照射する(したがつて
デイスク23の回転によつて、その照射領域は第
5図bにおいて点線斜線で示す領域Sとなる。)
必要があり、そのための手段として、回転デイ
スク23を該所定幅Lだけ往復動させる。該イ
オンビームを該所定幅Lだけ往復動させるように
該ターゲツト上で該イオンビームの走査を繰返す
ことが考えられる。この場合、一般的には後者
の方が該走査を高速に行うことができる。
第6図は、該後者の手段によつて該イオンビ
ームの走査を行う場合において、該イオンビーム
が該加速管19を通過したあと、該ターゲツト上
に照射させるにあたつて、上記走査を行わせるた
めの具体的構成を例示するもので、21は該イオ
ンビームを所定の角度範囲θに亘つて周期的に往
復動させるための走査用マグネツト、22は該走
査用マグネツト21によつて上述したようにその
進行方向を曲げられたイオンビームを一定の方向
に平行に向ける(それによつて該イオンビーム
を、回転デイスク23上においてリング25によ
り装着された各ウエーハ24の領域を含む上記所
定の走査幅Lの範囲で往復動させる)ためのマグ
ネツトである。ここで該マグネツト21および2
2は何れも上記マグネツト17と同様に第6図に
おいて例えばその上下方向において対向する一対
のマグネツトにより構成され、該マグネツト21
は、該一対のマグネツト間の間隙(該間隙をイオ
ンビームが通過する)に生ずる磁場の強さが周期
的に変化するように所定の走査信号(スキヤンシ
グナル)により励磁され、それにより該イオンビ
ームを所定の角度範囲θに亘つて繰返し走査させ
る。またマグネツト22は、その一対のマグネツ
トの間隙に生ずる磁場の強さは一定とされている
が、上記マグネツト21によつて所定の角度範囲
θに亘つて往復動するように種々の角度で曲折さ
れたイオンビームを、第6図の例ではすべて元の
方向に向けるために、該マグネツト22の間隙に
生ずる磁場の向きを該マグネツト21の間隙に生
ずる磁場の向きと逆になるようにし、更にその形
状を第6図に示すように下方に行くしたがつて幅
広くなるように例えば三角形に形成して、その結
果該曲折されたすべてのイオンビームを所定の方
向に平行に向けるようにする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述したようなイオンビーム照射
装置においては、該回転デイスク23上の照射領
域Sの内周側と外周側とにおいて(デイスク半径
方向において)注入される面積に差を生じ、した
がつて注入時間を等しくした場合、該内周側にお
けるイオン注入量の方が該外周側におけるイオン
注入量よりも多くなつて該注入量が不均一となり
その補正をする必要が生ずることになる。また、
該イオンビーム走査系全体に不可避的に生ずる非
直線性に起因して、該イオンビームの照射位置を
該走査用マグネツトの磁場強度(したがつてスキ
ヤンシグナル)などと対応させて完全に直線的に
制御することができず、そのために該イオンビー
ムを走査して注入すべき照射範囲(第5図に幅L
および領域Sによつて示される)が半径方向にお
いて位置的にずれることになり、これまたイオン
注入量に対する誤差の原因となつてその補正をす
る必要が生ずるという問題点があつた。
かかる問題点に対し従来技術においては、デイ
スク半径方向の注入面積差や走査系の非直線性を
補正するため、例えばテスト用のウエーハを用い
てその半径方向に対するイオン注入量(例えばシ
ート抵抗によつて測定する)のマツプをとり、こ
れにもとづいて予めプログラムされた所定のスキ
ヤンシグナルによつて上記走査用マグネツトの磁
場強度あるいは磁場の変化量をソフト的に補正す
るような手段がとられている。
しかしながらかかる手段をとつたとしても、現
実に各ウエーハに照射されるイオンビームの照射
位置(厳密には装置の動作毎に異る)は何等検出
されておらず、したがつて厳密には各装置動作毎
に異る上記注入面積差や走査系の非直線性にもと
づくドーズの不均一性を十分に補正し切ることが
できなかつたのである。
本発明は、かかる問題点を解決するためになさ
れたもので、ターゲツト上に照射されるイオンビ
ームの照射位置を、該ターゲツト表面近傍に設け
られた指向性を有する二次粒子センサの出力によ
つて常時検出し、該検出結果にもとづいて該走査
系に対する所定の補正を行う(例えば上記磁場の
強度あるいは磁場の変化量を制御するスキヤンシ
グナルを調整する)という着想にもとづいて、上
記イオンビームの走査幅および走査範囲(半径方
向における照射位置)を、各装置動作毎に精度よ
く所定の走査幅および所定の照射位置となるよう
にし、それによつて各ウエーハに対するイオンビ
ームのドーズの均一性およびその再現性を向上す
るようにしたものである。なお本発明は上記した
ような従来技術によるソフト的な補正を行つた上
で、それに付加して実施することによつて、その
補正をより完全なものとしうることはいうまでも
ない。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決する手段として、本発明にお
いては、回転デイスクの円周方向に沿つて配置さ
れたターゲツトと、回転デイスクの半径方向にお
いて、ターゲツトの幅を含む所定幅に亘つて一次
粒子線が走査され、その所定幅の領域の片端また
は両端近傍に設けられた指向性を有する二次粒子
センサとをそなえ、二次粒子センサの出力によつ
て一次粒子線の照射位置が検出されるようにした
一次粒子線照射装置が提供される。
〔作 用〕
上記構成によれば、該指向性を有する二次粒子
センサによつて、該センサの設置された位置に対
応するターゲツト部分(デイスクまたはウエー
ハ)に照射された一次粒子線に起因して生ずる二
次粒子(該一次粒子線の反射または該一次粒子線
の照射にもとづいて該照射位置におけるターゲツ
ト材料がスパツタすることにより生ずる)が選択
的に検出され、それにより該一次粒子線を走査さ
せるスキヤンシグナルと該一次粒子線の照射位置
との対応関係が所望の対応関係となつているか否
かが常時検出される。そしてその検出結果に応じ
て所定の補正を行うように該走査系を制御する
(例えば上記走査用の磁場を形成するための予め
プログラムされたスキヤンシグナルの調整を行う
など)ことによつて、該一次粒子線の走査幅およ
び半径方向における照射位置が高精度に調整さ
れ、各ターゲツト(ウエーハ)に対するドーズの
均一性ならびにその再現性が確保される。
〔実施例〕
第1図は本発明の1実施例としての一次粒子線
照射装置の構成を示すもので、上記したように加
速管19により加速されたイオンビームは、走査
用マグネツト21およびそれに後続して配置され
たマグネツト22の間隙を通過して該ウエーハ2
4を含む該デイスク23上の所定領域に照射され
る。なお該走査用マグネツト21は、スキヤンシ
グナル発生器7から供給される上述したような予
めプログラムされたスキヤンシグナルによつて励
磁され、所定の走査用磁場が形成される。
3は指向性を有する二次粒子センサであつて、
第1図に示される実施例においては、該ウエーハ
24の各端部に隣接するデイスク23の部分(し
たがつて所定幅Lを有する照射領域の各端部近
傍)に1個づつ計2個設けられている。該二次粒
子センサは所定の筒状カバー31内に該カバー3
1とは絶縁して(例えば該カバー31をガラス製
とする)設けられた電極32を有し、第2図に示
されるようにその側面からみると傾斜して配置さ
れている。なお第1図は上面からみた図である。
いま、上記イオンビーム(一次イオンビーム)
が所定のターゲツト(該ウエーハ24を含む所定
のデイスク領域)に照射されると、該照射された
ターゲツト部分から所謂二次粒子(二次イオン)
が放出される。なおこの二次粒子(二次イオン)
としては、該照射された一次イオンが該ターゲツ
ト部分で反射して生じたもの、および該一次イオ
ンの照射にもとづいて該照射装置におけるターゲ
ツト材料がスパツタすることにより生じたものが
含まれる。なお該スパツタして生ずるターゲツト
材料としては、該照射装置におけるデイスクの材
料(例えばアルミニウム)およびウエーハの材料
(例えばシリコン)を含み、その何れとなるかは
該二次粒子センサの設置される位置によつて異
る。
ここで該二次粒子センサ3は上述したように筒
状のカバー31が設けられており、したがつて該
筒状のカバー31内に設けられた電極32は、該
二次粒子センサ3の設置された位置に対応するタ
ーゲツト部分(第2図の符号a参照)から放出さ
れる二次イオンのみが流入する(すなわち指向性
を有する)ことになる。換言すれば該二次粒子セ
ンサ3は、一次イオンビームが所定のターゲツト
部分aに照射されたことによつて生ずる二次イオ
ンのみを取り込むことになり、所謂指向性を有す
ることになる。
このようにして該二次粒子センサ3の電極32
に取り込まれた二次イオン(この場合プラスイオ
ンとする)は、所定のバイアス電源41(例えば
−10V乃至−100Vの負のバイアス電圧を該電極
32に印加する)からのバイアス電圧にもとづい
て、該バイアス電源41および抵抗42を通つて
アース側に引込まれ、外抵抗42の両端には該引
込まれる二次イオンの量に比例した電圧降下を生
ずる。なお該デイスク23も通常アース電位とさ
れる。
5はモニタスコープであつてそのX軸側入力と
しては上記スキヤンシグナル発生器7から上述し
たスキヤンシグナルが供給され、一方そのY軸側
入力としては該バイアス電源41と抵抗42の接
続点の電位が供給される。したがつて該モニタス
コープ5には、第3図に示すように、走査用マグ
ネツト21を励磁するスキヤンシグナルBの値を
横軸とし(該スキヤンシグナルの変化に応じて該
走査用マグネツト21の磁場強度が変化してイオ
ンビームの照射位置が変化する)、該スキヤンシ
グナルBの各値に対応する二次イオンセンサ出力
Sを縦軸とした画面が画かれる。換言すれば該第
3図の画面は、該スキヤンシグナルの値をそれぞ
れB1′およびB2′としたときに、該二次イオンセン
サの出力Sにピークが生ずる(すなわち該イオン
ビームが該二次粒子センサ3の設置位置に対応す
るターゲツト部分aに照射されており、該二次粒
子センサ3に取り込まれる二次イオンがピークに
なる)ことを示している。6はピーク位置検出器
であつて該ピーク位置に対応する該スキヤンシグ
ナルの値B1′およびB2′を検出する。更に8は比較
回路であつて、該スキヤンシグナル値B1′および
B2′をそれぞれ、そのとき上記スキヤンシグナル
発生器7から供給されているスキヤンシグナルの
値と比較し、該スキヤンシグナル値B1′および
B2′と、該二次粒子センサ3の出力が本来ピーク
となるべきスキヤンシグナルの値(すなわち該イ
オンビームが本来、該二次粒子センサ設置位置に
対応するターゲツト部分を照射すべきスキヤンシ
グナルの値)とが一致するか否かが常時判別され
る。そして該比較回路8からの出力Cによつてそ
れらの不一致が検出されたときには、該走査系を
インターロツクするとか、あるいはそれらが一致
するまで所定のフイードバツク手段によつて該ス
キヤンシグナル発生器7から出力されるスキヤン
シグナルの値を調整してその走査幅あるいはその
走査位置のずれを補正するようにされる。そして
例えば第3図に示されるように、該ピーク位置に
対応する該スキヤンシグナルの値がB1′および
B2′であるのに対し、該二次粒子センサの出力が
本来ピークとなるべきスキヤンシグナル値がB1
およびB2であるとすれば、該スキヤンシグナル
発生器7から出力されるスキヤンシグナルの値
B1およびB2を増大させて、これらの値を上記
B1′およびB2′に一致させるように補正する。
上記第1図に示される実施例においては、該二
次粒子センサ3が所定の走査領域幅の両端近傍に
それぞれ1個づつ計2個設けられているが、その
設置個数は特に限定されるものではなく、例えば
該走査領域の片端近傍のみに1個設けることもで
きる。また第4図に示される実施例においては、
該走査領域の両端近傍に、該イオンビームの走査
方向に沿つて例えばビーム径程度離してそれぞれ
2個の二次粒子センサ3′および3″が配置されて
いる。そして上記両端近傍における各内側の二次
粒子センサ3′および各外側の二次粒子センサ
3″によつて検出される各二次イオン出力が、上
記と同様に、それぞれバイアス電源41′と抵抗
42′とからなる回路およびバイアス電源41″と
抵抗42″とからなる回路を介して、二現象モニ
タスコープ5′のY1軸側入力およびY2軸側入力と
して供給される。そして該二現象モニタスコープ
5′のX軸側入力としては上記第1図の実施例と
同様に、そのとき該スキヤンシグナル発生器7か
ら出力されるスキヤンシグナルが供給される。こ
のようにすれば、該二現象モニタスコープ5′に
は、上記スキヤンシグナルの値Bを横軸とし、そ
れぞれ該二次イオンセンサ3′および3″の出力を
縦軸とする互いに接近した2つの波形が画かれる
ことになり、したがつて、該スキヤンシグナルの
値が該2つの波形の各ピーク部分の交点に対応す
る値B1′およびB2′となつたとき、該イオンビーム
が該走査領域の各端部近傍にそれぞれ配置された
該2個の二次粒子センサ3′および3″の中間位置
を照射しているものと判断して、上記と同様の補
正を行うことができ、このような交点検出によつ
て上記ピーク位置の検出をより正確に行うことが
できる。
更に該二次粒子センサを該走査領域内において
線状又は面状に複数個並べ、各二次粒子センサの
出力をそれぞれ所定のモニタ装置(例えば上記各
実施例)に示したようなモニタ回路または単なる
比較回路など)でモニタすることにより、該イオ
ンビームの照射位置を逐次検出し、同時に該イオ
ンビームの強度分布をも検出して、更に高精度の
補正を行うことも可能である。
また上記各実施例においては、ターゲツトに照
射される一次粒子線がイオンビームである場合に
ついて説明したが、本発明の対象となる該一次粒
子線は電子ビームであつてもよく、更に中性ビー
ムであつてもよい。この場合、該中性ビームは上
述のようにして走査されたイオンビームを例えば
浮遊ガス内を通過させるなどの手段によつて中性
化すればよく、このようにして生じた中性ビーム
が所定のターゲツトに照射される場合にも、該照
射されたターゲツト部分において発生する二次イ
オンが該二次イオンセンサ3によつて検出され、
上記各実施例と同様にして、該中性ビームの照射
位置を検出することができるとともに、該中性ビ
ームのビーム量をも該二次イオンセンサの出力に
よつて電気的に検出することができ、該照射位置
あるいは該ビーム量に対し所定の補正を行うこと
ができる。
〔発明の効果〕
本発明によればターゲツト上における一次粒子
線の走査幅および走査範囲(照射位置)が所望の
状態となるように常時高精度に走査系の補正をす
ることができ、各ターゲツト(ウエーハ)に対す
るドーズの均一性およびその再現性を顕著に向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例としての一次粒子
線照射装置の構成を示す図、第2図は、第1図に
おける二次粒子センサ近傍の構成を示す側面図、
第3図は、第1図におけるモニタスコープの画面
の1例を説明する図、第4図は、本発明の他の実
施例としての一次粒子線照射装置において、第1
図の装置と異る部分の構成を示す図、第5図は、
従来技術における一次粒子線照射装置の構成を例
示する図、第6図は、第5図における加速管以降
の内部構成を詳細に示す図である。 (符号の説明)、15…イオン発生源、17…
円弧状マグネツト、19…加速管、21…走査用
マグネツト、23…回転デイスク、24…ターゲ
ツト(ウエーハ)、3,3′,3″…二次粒子セン
サ(二次イオンセンサ)、41,41′,41″…
バイアス電源、42,42′,42″…抵抗、5,
5′…モニタスコープ、6…ピーク位置検出器、
7…スキヤンシグナル発生器、8…比較回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転デイスクの円周方向に沿つて配置された
    ターゲツトと、 該回転デイスクの半径方向において、該ターゲ
    ツトの幅を含む所定幅に亘つて一次粒子線が走査
    され、その所定幅の領域の片端または両端近傍に
    設けられた指向性を有する二次粒子センサとをそ
    なえ、 該二次粒子センサの出力によつて該一次粒子線
    の照射位置が検出されることを特徴とする一次粒
    子線照射装置。 2 該一次粒子線がイオンビームまたは電子ビー
    ムである特許請求の範囲第1項記載の一次粒子線
    照射装置。 3 該一次粒子線が中性ビームである特許請求の
    範囲第1項記載の一次粒子線照射装置。 4 該二次粒子センサとして二次イオンセンサが
    設けられる、特許請求の範囲第1項記載の一次粒
    子線照射装置。 5 該ターゲツトが、回転デイスクの円周方向に
    沿つて配置された複数のウエーハである、特許請
    求の範囲第1項記載の一次粒子線照射装置。 6 該指向性を有する二次粒子センサは、二次イ
    オン流入用のバイアス電位が付与された電極に筒
    状のカバーが取付けられており、所定の照射位置
    において発生する二次イオンを選択的に検出する
    ものである、特許請求の範囲第1項記載の一次粒
    子線照射装置。
JP61229969A 1986-09-30 1986-09-30 一次粒子線照射装置 Granted JPS6386340A (ja)

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