JPH0526271U - ホース抜き用工具 - Google Patents

ホース抜き用工具

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Publication number
JPH0526271U
JPH0526271U JP7444891U JP7444891U JPH0526271U JP H0526271 U JPH0526271 U JP H0526271U JP 7444891 U JP7444891 U JP 7444891U JP 7444891 U JP7444891 U JP 7444891U JP H0526271 U JPH0526271 U JP H0526271U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
pipe
hose
tool
pulling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7444891U
Other languages
English (en)
Inventor
小泉秀康
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP7444891U priority Critical patent/JPH0526271U/ja
Publication of JPH0526271U publication Critical patent/JPH0526271U/ja
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】パイプに接続されたホースをそのパイプを傷付
けることなく簡単に抜き取る。 【構成】中空筒体からなる先端部1と該先端部1に連通
する中空筒体からなる胴部2とからなる工具本体100
と、工具本体100に流体を圧送する圧送手段200と
からなり、先端部1は、少なくともその最先端部分1a
が圧送手段200から圧送されてきた流体が放出される
開口1bを有して偏平に形成され、かつ最先端部分1a
が胴部2と略平行となるようにU字形に屈曲し、胴部2
はその外側面2bに先端部1を最先端部分1aの開口5
方向に牽引するための牽引操作部2cを具備して構成さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば金属製パイプに接続されたゴムホース等を金属製パイプから 抜く際に使用されるホース抜き用工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例えば銅製のパイプに接続されたゴムホースをそのパイプから抜く場合、 プライヤやパイプレンチ等の工具でパイプを掴み、その一方でゴムホースを回し たり揺らしたりしながら、ゴムホースをパイプと反対方向に引っ張って抜くもの である。通常この様な作業は、パイプ径がそれ程大きくないためプライヤなどを 直接手で持って行うものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
長期にわたってパイプとゴムホースとが接続されたままになっていると、ゴム ホースがパイプに密着してしまいゴムホースを抜くのに時間がかかる場合がある 。この様な場合上記したプライヤなどの工具を用いて作業を行うと、その工具に 力が入り過ぎてパイプが変形したり損傷したりすることがある。パイプが銅のよ うに剛性の低い材質の場合は特に顕著である。特に自動車において、ヒータコア と連通する銅製パイプに接続されるゴム製のヒーターホースを抜き取る場合、ヒ ーターホース内をエンジンの冷却水が流通しているため、銅製パイプとヒーター ホースとが密着している場合が多く、したがって取り外しが困難になり工具に余 計な力が加わり、銅製パイプを変形させることがあった。
【0004】 本考案は、このような不具合を解消することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたもので ある。すなわち、本考案に係るホース抜き工具は、中空筒体からなる先端部と該 先端部に連通する中空筒体からなる胴部とからなる工具本体と、工具本体に流体 を圧送する圧送手段とからなり、先端部は、少なくともその最先端部分が圧送手 段から圧送されてきた流体が放出される開口を有して偏平に形成され、かつ最先 端部分が胴部と略平行となるようにU字形に屈曲し、胴部はその外側面に先端部 を最先端部分の開口方向に牽引するための牽引操作部を具備してなることを特徴 とする。
【0006】
【作用】
このような構成のものであれば、工具本体の先端部の最先端部分が偏平に形成 されているので、ホースとそのホースが接続されたパイプとの間に容易に挿入す ることができる。そして先端部及び胴部は中空筒体であり、かつ最先端部分には 開口があるので、圧送手段から圧送される流体例えば空気を胴部から先端部へ導 入すると、最先端部の開口からその空気が放出されホースとパイプとの間に空気 層ができ、ホースとパイプとの密着を解除する。この状態で、胴部の牽引操作部 をパイプとは反対方向に向かって工具本体を引っ張ると、ホースとパイプとの密 着が解除されており、かつ先端部がU字形に屈曲しているのでホースをパイプか ら容易に引き抜くことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0008】 図1は本考案の実施例の構造を示す斜視図である。同図において、ホース抜き 用工具は、先端部1と胴部2とからなる工具本体100と、空気を圧縮するコン プレッサ3とコンプレッサ3と工具本体100とを接続する接続ホース4とから なる圧送手段200とで構成されている。この実施例では、工具本体100を形 成する先端部1と胴部2とは同一の金属製パイプで一体に形成されており、した がってその内部は中空であり、圧送手段200と連通している。この図1におい ては、説明の都合上、工具本体100が圧送手段200に比べて拡大して図示し てある。
【0009】 先端部1は、圧送手段200から圧送されてくる圧縮空気が放出される開口5 を有する最先端部分1aが胴部2と略平行となるようにU字形に屈曲されている 。最先端部分1aとそれに連続するU字形の屈曲部分1bとは、円管状のパイプ を押し潰して偏平にしてあり、最先端部分1aはU字形の外方向に凹状に湾曲し て偏平に成形してある。この場合の最先端部分1aの湾曲の大きさは、目的とす るパイプの外径に合わせた曲率とするのが好ましいが、偏平状態から若干湾曲し ている程度であっても実用上問題はない。これに加えて、最先端部分1aの端面 と側面との間の角部は面取り加工により丸みを持たせてある。この様にすること によって、ホースを引き抜く際にホースとホースが接続されるパイプとの両方を 損傷させないものとなる。先端部1の最先端部分1aからU字形の屈曲部分1b の屈曲点までの長さは、約25mm程度がよく、最先端部分1aの開口5の長手 方向の寸法は約5mm程度がよい。
【0010】 胴部2は、偏平に加工はされておらず、円形の金属製パイプのままであり、そ の後端部2aには接続ホース4との接続のためのジョイント部材6が取り付けら れている。そしてその外側面2bには、先端部1を最先端部分1aの開口5方向 に牽引するための牽引操作部2cが設けられている。この牽引操作部2cは、作 業者の指が引っ掛けられるように先端部1の方向に向かって突出した状態で形成 されている コンプレッサ3は、低圧の圧縮空気を工具本体100に圧送できるものであれ ばよく、手動、電動いずれであってもよく、工具本体100を使用中連続して圧 縮空気を圧送できるものが好ましい。このコンプレッサ3からの圧縮空気を工具 本体100に送る接続ホース4は、可撓性に富んだ材質のホースが好ましい。一 般的には、ゴムホースもしくはビニールホースが使用できる。
【0011】 次にこの実施例の使用方法について説明する。
【0012】 図2は、実施例の工具で銅製パイプ10に接続されたゴムホース11を抜き取 る際の使用状態を示す斜視図で、第3図はその要部拡大図である。
【0013】 ゴムホース11を銅製パイプ10から抜き取る際、まず先端部1の最先端部分 1aをゴムホース11の端部側からゴムホース11と銅製パイプ10との間に挿 入する。挿入する長さはできるだけ長いほうがよく、先端部1の屈曲部分1bの 近傍まで挿入すれば十分である。。この後コンプレッサ3を作動させ、先端部1 の挿入によって形成された間隙12に圧縮空気を送り込む。間隙12に圧縮空気 が送り込まれると、圧縮空気の圧力で銅製パイプ10とゴムホース11との密着 が解消される(図3参照)。密着状態が厳しい場合は、先端部1を銅製パイプ1 0の外周面に添って摺動移動させ、銅製パイプ10の全周面にわたって圧縮空気 が接触するようにすれば後の作業がより容易になる。そして、銅製パイプ10と ゴムホース11との密着が取り除かれた後、工具本体100を牽引操作部2cに 指をかけて、ゴムホース11が完全に銅製パイプ10から抜けるまで引っ張る。 このように、ゴムホース11を引っ張る前に、圧縮空気により銅製パイプ10と ゴムホース11との密着を取り除いておくので、工具本体100を引っ張る場合 に余分な力が必要でなく、作業がやり易く、その上銅製パイプ10に傷つけるこ ともなく作業を完了することができる。
【0014】 なお、本考案は以上説明した実施例に限定されるものではない。上記実施例で は工具本体100を金属製パイプで構成したが、塩化ビニール製パイプのような 剛性を有する樹脂製パイプであってもよい。また先端部1と胴部2とは一体では なく、1つの胴部に対して複数の先端部が取り替えて接続できるよう構成するも のであってもよい。このように、胴部2に対して先端部1が着脱可能に構成され るものにあっては、先端部1を樹脂製パイプで構成し、胴部2を金属製パイプで 構成すれば、ホースを抜き取る際にそれが接続されているパイプを損傷する可能 性が低くなり、さらに作業性が向上する。これに加えて、このように構成にする ことによって、抜き取ろうとするホースが接続されているパイプの外径に対応し て最適寸法の先端部を胴部に装着することにより、パイプへの損傷を防止するこ とができる。さらに圧送手段200としては、上記実施例に説明した空気を圧送 するコンプレッサ3の他に、水や石鹸水等の液体を圧送することのできるポンプ であってもよい。コンプレッサやポンプは手動であっても電動であってもよく、 従来よく知られているものが広く使用可能である。
【0015】 その他、各部の構成は図示例に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱 しない範囲で種々変形が可能である。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上に詳述したように、工具本体の先端部の最先端部分が偏平に形 成されているので、ホースとそのホースが接続されたパイプとの間に容易に挿入 することができ、さらに先端部及び胴部は中空筒体で先端部の最先端部分にある 開口から圧送手段から圧送される流体が放出されてホースとパイプとの間に空気 層を形成し、ホースとパイプとの密着を解除するので、牽引操作部に指をかけて 工具本体を引っ張るだけで、ホースをパイプから容易に引き抜くことができる。 さらに、パイプを別の工具で支持しておく必要がないので、プライヤーなどの工 具が入りにくい空間にあるホースを抜く場合でも容易に作業を行うことができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】同実施例の使用状態を示す斜視図。
【図3】銅実施例の使用状態における要部拡大縦断面
図。
【符号の説明】
1…先端部 1a…先端部1の最先端部分 2…胴部 2b…胴部2の外側面 2c…牽引操作部 3…コンプレッサ 4…接続ホース 5…開口 100…工具本体 200…圧送手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空筒体からなる先端部と該先端部に連通
    する中空筒体からなる胴部とからなる工具本体と、工具
    本体に流体を圧送する圧送手段とからなり、先端部は、
    少なくともその最先端部分が圧送手段から圧送されてき
    た流体が放出される開口を有して偏平に形成され、かつ
    最先端部分が胴部と略平行となるようにU字形に屈曲
    し、胴部はその外側面に先端部を最先端部分の開口方向
    に牽引するための牽引操作部を具備してなることを特徴
    とするホース抜き用工具
JP7444891U 1991-09-17 1991-09-17 ホース抜き用工具 Pending JPH0526271U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7444891U JPH0526271U (ja) 1991-09-17 1991-09-17 ホース抜き用工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7444891U JPH0526271U (ja) 1991-09-17 1991-09-17 ホース抜き用工具

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Publication Number Publication Date
JPH0526271U true JPH0526271U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13547530

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7444891U Pending JPH0526271U (ja) 1991-09-17 1991-09-17 ホース抜き用工具

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JP (1) JPH0526271U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002130226A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Kao Corp 連結取外し具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002130226A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Kao Corp 連結取外し具

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