JPH05262304A - 箱詰装置 - Google Patents
箱詰装置Info
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- JPH05262304A JPH05262304A JP4091597A JP9159792A JPH05262304A JP H05262304 A JPH05262304 A JP H05262304A JP 4091597 A JP4091597 A JP 4091597A JP 9159792 A JP9159792 A JP 9159792A JP H05262304 A JPH05262304 A JP H05262304A
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- Japan
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- box
- articles
- belt conveyor
- mounting table
- beltconveyor
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- Relays Between Conveyors (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 広範な設置スペースを必要とせずに多数個の
物品を自動的に箱詰めする。 【構成】 X方向へ延びる搬送路面202が搬送方向に
伸縮可能であるベルトコンベヤ2と、ベルトコンベヤ2
の前方下部に配置されてY方向へ移動可能である箱4の
載置台3とを有する。
物品を自動的に箱詰めする。 【構成】 X方向へ延びる搬送路面202が搬送方向に
伸縮可能であるベルトコンベヤ2と、ベルトコンベヤ2
の前方下部に配置されてY方向へ移動可能である箱4の
載置台3とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数個の物品を自動的に
箱詰めするための箱詰装置に関するものである。
箱詰めするための箱詰装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば袋体の内部に粉体や液体な
どが充填された状態の多数個の物品を自動的に箱詰めす
るための箱詰装置として図11に示したものが知られて
いる。
どが充填された状態の多数個の物品を自動的に箱詰めす
るための箱詰装置として図11に示したものが知られて
いる。
【0003】即ち、この箱詰装置1はX方向へ延びる搬
送路を有するベルトコンベヤ2と、このベルトコンベヤ
2の前方下部に配置されてXおよびY方向へそれぞれ移
動可能な載置台3とを有し、載置台3に上方を開放した
箱4を載置してベルトコンベヤ2により箱詰めするため
の物品5を所定間隔で搬送してその終端から箱4内に落
下排出する際に、載置台3をXおよびY方向へ移動させ
て物品5を順次箱4内の所定位置に収容して箱詰めを行
なうものである。
送路を有するベルトコンベヤ2と、このベルトコンベヤ
2の前方下部に配置されてXおよびY方向へそれぞれ移
動可能な載置台3とを有し、載置台3に上方を開放した
箱4を載置してベルトコンベヤ2により箱詰めするため
の物品5を所定間隔で搬送してその終端から箱4内に落
下排出する際に、載置台3をXおよびY方向へ移動させ
て物品5を順次箱4内の所定位置に収容して箱詰めを行
なうものである。
【0004】ところが、前記従来の箱詰装置1は載置台
3を箱4の縦幅および横幅に等しい距離だけXおよびY
方向へ移動させる必要があり、図11に鎖線Sで示した
ように四個の箱4を並べるのと同等のきわめて広範な設
置スペースを要する、という問題があった。
3を箱4の縦幅および横幅に等しい距離だけXおよびY
方向へ移動させる必要があり、図11に鎖線Sで示した
ように四個の箱4を並べるのと同等のきわめて広範な設
置スペースを要する、という問題があった。
【0005】また、物品5が一個であってもX方向に長
大な場合、或いは複数個の物品5が一列に連結されてい
て長大な場合は、これらがベルトコンベア2の終端から
落下したとき先端から順次同一個所に着地しようとする
ので傾いたり折れ曲ったりして整然と収容することがで
きない。
大な場合、或いは複数個の物品5が一列に連結されてい
て長大な場合は、これらがベルトコンベア2の終端から
落下したとき先端から順次同一個所に着地しようとする
ので傾いたり折れ曲ったりして整然と収容することがで
きない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の箱詰装置はきわめて広範な設置スペ
ースを要する、という点およびこれに加えて、長大な物
品を整然と収容して箱詰めすることができない、という
点である。
する課題は、従来の箱詰装置はきわめて広範な設置スペ
ースを要する、という点およびこれに加えて、長大な物
品を整然と収容して箱詰めすることができない、という
点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第一発明は、X方向へ延びる搬送路面が搬送方向に伸
縮可能であるベルトコンベヤと、前記ベルトコンベヤの
前方下部に配置されてY方向へ移動可能である箱の載置
台とを有する構成を有し、第二発明は、前記第一発明の
構成において、載置台の上方にX方向へ延びる回転軸に
反転可能に支持された平板状のシャッタとY方向へ延び
る搬送路面を有する副コンベヤとが互いに上下方向に重
ねて具えられている構成を有し、広範な設置スペースを
必要とせず、更に長大な物品を整然と収容することがで
きる箱詰装置を提供する、という目的を達成する。
の第一発明は、X方向へ延びる搬送路面が搬送方向に伸
縮可能であるベルトコンベヤと、前記ベルトコンベヤの
前方下部に配置されてY方向へ移動可能である箱の載置
台とを有する構成を有し、第二発明は、前記第一発明の
構成において、載置台の上方にX方向へ延びる回転軸に
反転可能に支持された平板状のシャッタとY方向へ延び
る搬送路面を有する副コンベヤとが互いに上下方向に重
ねて具えられている構成を有し、広範な設置スペースを
必要とせず、更に長大な物品を整然と収容することがで
きる箱詰装置を提供する、という目的を達成する。
【0008】
【作用】X方向へ延びる搬送路面を有するベルトコンベ
ヤにより箱詰めするための物品をその終端から載置台に
上方を開放して載置した箱内の所定位置に落下収容させ
る際に、ベルトコンベヤを搬送方向に順次伸縮させて物
品をX方向へ並べて収容し、載置台をY方向へ移動させ
て物品をY方向へ並べて収容する。
ヤにより箱詰めするための物品をその終端から載置台に
上方を開放して載置した箱内の所定位置に落下収容させ
る際に、ベルトコンベヤを搬送方向に順次伸縮させて物
品をX方向へ並べて収容し、載置台をY方向へ移動させ
て物品をY方向へ並べて収容する。
【0009】また、物品が長尺の場合には、ベルトコン
ベヤを搬送方向に伸縮させて物品を平板状のシャッタ上
の所定位置に一旦並べ、これをX方向へ延びる回転軸を
中心として反転させてY方向へ延びる搬送路面を有する
副コンベヤに載せ、副コンベヤの終端から載置台に上方
を開放して載置した箱内の所定位置に落下収容させる。
ベヤを搬送方向に伸縮させて物品を平板状のシャッタ上
の所定位置に一旦並べ、これをX方向へ延びる回転軸を
中心として反転させてY方向へ延びる搬送路面を有する
副コンベヤに載せ、副コンベヤの終端から載置台に上方
を開放して載置した箱内の所定位置に落下収容させる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
ると、図1乃至図6は主として短尺で小容量の物品を自
動的に箱詰めするのに適した第一発明の一実施例を示す
ものであり、箱詰装置1は主として基台11上に設置さ
れたX方向へ延びる搬送路面202を有するベルトコン
ベヤ2と箱4の載置台3とから構成される。
ると、図1乃至図6は主として短尺で小容量の物品を自
動的に箱詰めするのに適した第一発明の一実施例を示す
ものであり、箱詰装置1は主として基台11上に設置さ
れたX方向へ延びる搬送路面202を有するベルトコン
ベヤ2と箱4の載置台3とから構成される。
【0011】ベルトコンベヤ2は基台11上に設置され
た箱状の機枠201の上端にX方向へ延びる搬送路面2
02を露出させて配置されている。このベルトコンベヤ
2は機枠201の互いに対向する側壁203,203間
に架設されたY方向へ延びる軸を有する駆動ローラ20
4ならびに従動ローラ205,206,207,20
8,209、および移動台211の前後両端に設置した
従動ローラ212、213に適宜幅を有する無端のベル
ト214を巻掛けた構成である。そして、駆動ローラ2
04が駆動用の電動機215ならびに巻掛伝動機構21
6により回転させられて搬送路面202を図1、図2に
示す矢印A方向へ移動させる。
た箱状の機枠201の上端にX方向へ延びる搬送路面2
02を露出させて配置されている。このベルトコンベヤ
2は機枠201の互いに対向する側壁203,203間
に架設されたY方向へ延びる軸を有する駆動ローラ20
4ならびに従動ローラ205,206,207,20
8,209、および移動台211の前後両端に設置した
従動ローラ212、213に適宜幅を有する無端のベル
ト214を巻掛けた構成である。そして、駆動ローラ2
04が駆動用の電動機215ならびに巻掛伝動機構21
6により回転させられて搬送路面202を図1、図2に
示す矢印A方向へ移動させる。
【0012】移動台211は機枠201の上端部に設置
されて載置台3の上方へ向けて張出した互いに平行な案
内杆210A、レール210Bに案内コア211A、車
輪211Bがそれぞれ嵌合および載置することによって
X方向へ移動可能とされている。即ち、この移動台21
1は一側にX方向へ延びるラック217が配設され、駆
動用の電動機218ならびに巻掛伝動機構219により
回転させられるピニオン220にこのラック217が噛
合することによってX方向へ移動可能であり、この移動
に伴って搬送路面202がX方向へ向けて伸縮する。
されて載置台3の上方へ向けて張出した互いに平行な案
内杆210A、レール210Bに案内コア211A、車
輪211Bがそれぞれ嵌合および載置することによって
X方向へ移動可能とされている。即ち、この移動台21
1は一側にX方向へ延びるラック217が配設され、駆
動用の電動機218ならびに巻掛伝動機構219により
回転させられるピニオン220にこのラック217が噛
合することによってX方向へ移動可能であり、この移動
に伴って搬送路面202がX方向へ向けて伸縮する。
【0013】更に、従動ローラ206は機枠101の溝
孔206Aに嵌合した軸受260Bに支持されてベルト
214に常時適当な張力を与えるようになっている。
孔206Aに嵌合した軸受260Bに支持されてベルト
214に常時適当な張力を与えるようになっている。
【0014】一方、載置台3は箱4の底面とほぼ同形で
周囲にずれ防止の低い枠306が突設されており、ベル
トコンベヤ2の前方下部において基台11上に配置され
た架台301の上面に設置されたY方向へ延びる互いに
平行な案内杆302A、レール302Bに案内コア30
7A、車輪307Bがそれぞれ嵌合および載置すること
によってY方向へ移動可能とされている。
周囲にずれ防止の低い枠306が突設されており、ベル
トコンベヤ2の前方下部において基台11上に配置され
た架台301の上面に設置されたY方向へ延びる互いに
平行な案内杆302A、レール302Bに案内コア30
7A、車輪307Bがそれぞれ嵌合および載置すること
によってY方向へ移動可能とされている。
【0015】また、載置台3の下面にはY方向へ延びる
ラック303が取付けられており、架台301に配設し
た電動機304により駆動されるピニオン305がこの
ラック303に噛合して図2、図3に示す矢印C方向お
よび矢印D方向へ移動させる。
ラック303が取付けられており、架台301に配設し
た電動機304により駆動されるピニオン305がこの
ラック303に噛合して図2、図3に示す矢印C方向お
よび矢印D方向へ移動させる。
【0016】尚、図面中、符号6は各電動機215,2
18,304を制御して移動台211の移動即ち搬送路
面202のX方向への伸縮および載置台3のY方向への
移動を行なわせるための制御器である。
18,304を制御して移動台211の移動即ち搬送路
面202のX方向への伸縮および載置台3のY方向への
移動を行なわせるための制御器である。
【0017】本実施例を用いて箱詰めするには、例えば
図4、図5および図6に示すように、ベルトコンベヤ2
の移動台211をA方向に移動させて搬送路面202が
箱4のベルトコンベヤ2と反対側に位置する側壁401
の内面近くにくるまで伸長させてベルトコンベヤ2を駆
動させ、例えば袋詰めされた物品5からなる収容物を矢
印E位置付近から搬送路面202に所定間隔をおいて供
給し、ベルト214が終端の従動ローラ212に沿って
反転する際に箱4内に順次落下させる。
図4、図5および図6に示すように、ベルトコンベヤ2
の移動台211をA方向に移動させて搬送路面202が
箱4のベルトコンベヤ2と反対側に位置する側壁401
の内面近くにくるまで伸長させてベルトコンベヤ2を駆
動させ、例えば袋詰めされた物品5からなる収容物を矢
印E位置付近から搬送路面202に所定間隔をおいて供
給し、ベルト214が終端の従動ローラ212に沿って
反転する際に箱4内に順次落下させる。
【0018】このとき、最初に図5に示すように載置台
3を矢印C方向に移動させてベルトコンベヤ2によって
搬送されてくる物品5が搬送路面202の終端から落下
したとき隣り合う側壁401、402の内面に隙間なく
収容される位置に箱4を配置する。
3を矢印C方向に移動させてベルトコンベヤ2によって
搬送されてくる物品5が搬送路面202の終端から落下
したとき隣り合う側壁401、402の内面に隙間なく
収容される位置に箱4を配置する。
【0019】そして、最初の物品5(5a)を箱4内の
所定位置に収容したとき、次に搬送路面202を所定長
さだけB方向へ縮めて次の物品5(5b)を落下させ側
壁402の内面と物品5(5a)とに隙間なく収容させ
る(操作A)。
所定位置に収容したとき、次に搬送路面202を所定長
さだけB方向へ縮めて次の物品5(5b)を落下させ側
壁402の内面と物品5(5a)とに隙間なく収容させ
る(操作A)。
【0020】次に、前記操作A即ち搬送路面202を物
品5の一個分の長さだけ縮めながら物品5(5c、5
d、5e、5f)を順次落下させて収容し、図6に示す
位置まで縮めて縦列が詰まったならばベルトコンベヤ2
の搬送路面202を再び側壁401の内面近くまで伸長
させるとともに、載置台3を図2、図3および図5に示
す矢印D方向に物品5の横幅分の距離だけ移動させて前
記操作を繰返して次の縦列を詰める(操作B)。これら
の操作A,Bを繰返して箱4の底を物品5が埋め尽くし
たならば、再び操作Aに戻って順次上層を形成し、必要
段数収容した時点で箱詰めを終了する。
品5の一個分の長さだけ縮めながら物品5(5c、5
d、5e、5f)を順次落下させて収容し、図6に示す
位置まで縮めて縦列が詰まったならばベルトコンベヤ2
の搬送路面202を再び側壁401の内面近くまで伸長
させるとともに、載置台3を図2、図3および図5に示
す矢印D方向に物品5の横幅分の距離だけ移動させて前
記操作を繰返して次の縦列を詰める(操作B)。これら
の操作A,Bを繰返して箱4の底を物品5が埋め尽くし
たならば、再び操作Aに戻って順次上層を形成し、必要
段数収容した時点で箱詰めを終了する。
【0021】箱詰めが終了した箱4は図2に示した矢印
F方向へ移動させてベルトコンベヤ2の一側方に沿って
形成されている空所に一旦取り出し、次の新たな箱4を
載置台3に載せて順次箱詰め作業を行なう。空所に移動
した箱詰めを終了した箱4は例えば次の箱4の箱詰め作
業中に蓋をして保管箇所に移動し、或いはそのまま移送
経路にて搬送し、次の箱詰めを終った箱4が取出される
のを待つ。
F方向へ移動させてベルトコンベヤ2の一側方に沿って
形成されている空所に一旦取り出し、次の新たな箱4を
載置台3に載せて順次箱詰め作業を行なう。空所に移動
した箱詰めを終了した箱4は例えば次の箱4の箱詰め作
業中に蓋をして保管箇所に移動し、或いはそのまま移送
経路にて搬送し、次の箱詰めを終った箱4が取出される
のを待つ。
【0022】本実施例によると、従来の箱詰装置と同様
に自動的に箱詰めすることができることは勿論のこと、
従来のように載置台3をX、Y両方向へ移動させる必要
がなく、Y方向へ移動させるだけでよいため載置台3の
移動機構を簡単にすることができる。また、載置台3を
X方向へ移動させることなく箱詰めを行なうことができ
るため広範な設置スペースを必要とせず、例えば箱詰め
を終了した箱の一時的な設置スペースを併せて設けるこ
とにより連続して箱詰め作業が行なえ、きわめて能率的
でもある。
に自動的に箱詰めすることができることは勿論のこと、
従来のように載置台3をX、Y両方向へ移動させる必要
がなく、Y方向へ移動させるだけでよいため載置台3の
移動機構を簡単にすることができる。また、載置台3を
X方向へ移動させることなく箱詰めを行なうことができ
るため広範な設置スペースを必要とせず、例えば箱詰め
を終了した箱の一時的な設置スペースを併せて設けるこ
とにより連続して箱詰め作業が行なえ、きわめて能率的
でもある。
【0023】尚、前記A操作とB操作からなるベルトコ
ンベヤ2の伸縮と載置台3の移動との操作順序は一例を
示すものであり、ベルトコンベヤ2の伸縮と載置台3の
移動とにより箱4内に物品5を詰めることができれば他
の操作、例えば図5に示す位置に移動台211を停止し
て物品5(5a)の上に所定数の物品5(5b、5c、
5d、5e、5f)を重ねてから搬送路面202を縮め
て所定数の物品を積重ねる、という操作によってもよ
い。
ンベヤ2の伸縮と載置台3の移動との操作順序は一例を
示すものであり、ベルトコンベヤ2の伸縮と載置台3の
移動とにより箱4内に物品5を詰めることができれば他
の操作、例えば図5に示す位置に移動台211を停止し
て物品5(5a)の上に所定数の物品5(5b、5c、
5d、5e、5f)を重ねてから搬送路面202を縮め
て所定数の物品を積重ねる、という操作によってもよ
い。
【0024】図7乃至図9は長大な一個の物品または複
数個の物品が一列に連結されているものを自動的に箱詰
めするのに適した第二発明の一実施例を示すものであ
る。本実施例におけるベルトコンベヤ2および載置台3
の構成ならびにその作用などは全体的に前記第一発明の
実施例と同様であるが、ベルトコンベヤ2の前方下部に
おける載置台3の上方にシャッタ7と副コンベヤ8とが
互いに上下方向に重ねて具えられている点が異なる。
数個の物品が一列に連結されているものを自動的に箱詰
めするのに適した第二発明の一実施例を示すものであ
る。本実施例におけるベルトコンベヤ2および載置台3
の構成ならびにその作用などは全体的に前記第一発明の
実施例と同様であるが、ベルトコンベヤ2の前方下部に
おける載置台3の上方にシャッタ7と副コンベヤ8とが
互いに上下方向に重ねて具えられている点が異なる。
【0025】シャッタ7は平板状であってベルトコンベ
ヤ2の中心軸線に沿って配置された回転軸701に反転
可能に支持されており、例えばエアシリンダ702によ
り駆動させられる。
ヤ2の中心軸線に沿って配置された回転軸701に反転
可能に支持されており、例えばエアシリンダ702によ
り駆動させられる。
【0026】また、シャッタ7の下方に配置された副コ
ンベヤ8は、基台11上に設置された箱状の機枠201
の上端にX方向へ延びる搬送路面202を露出させて配
置されている。この副コンベヤ8はY方向へ延びる軸を
有する駆動ローラ801ならびに従動ローラ802にシ
ャッタ7の長さにほぼ等しい幅を有するベルト803が
巻掛けられており、駆動ローラ801が図示しない駆動
用の電動機により回転させられてベルト803の上面で
ある搬送路面804を図8および図9に示す矢印G方向
へ移動させる構成である。
ンベヤ8は、基台11上に設置された箱状の機枠201
の上端にX方向へ延びる搬送路面202を露出させて配
置されている。この副コンベヤ8はY方向へ延びる軸を
有する駆動ローラ801ならびに従動ローラ802にシ
ャッタ7の長さにほぼ等しい幅を有するベルト803が
巻掛けられており、駆動ローラ801が図示しない駆動
用の電動機により回転させられてベルト803の上面で
ある搬送路面804を図8および図9に示す矢印G方向
へ移動させる構成である。
【0027】本実施例は、図10に示すように伸延状態
のベルトコンベヤ2の搬送路面202に例えば袋詰めさ
れた小袋の連体からなる物品5を供給し、これを搬送路
面202を矢印B方向へ縮めながらその終端から排出し
てシャッタ7の上面にそのままの姿勢で落下載置する。
このとき、物品5の方向は回転軸701にほぼ合致して
いる。
のベルトコンベヤ2の搬送路面202に例えば袋詰めさ
れた小袋の連体からなる物品5を供給し、これを搬送路
面202を矢印B方向へ縮めながらその終端から排出し
てシャッタ7の上面にそのままの姿勢で落下載置する。
このとき、物品5の方向は回転軸701にほぼ合致して
いる。
【0028】そして、次にシャッタ7を軸701を中心
として回転傾斜させて物品5を副コンベヤ8の搬送路面
804に落下し、次で搬送路面804の終端からその下
方に配置した箱4内に落下収容する。
として回転傾斜させて物品5を副コンベヤ8の搬送路面
804に落下し、次で搬送路面804の終端からその下
方に配置した箱4内に落下収容する。
【0029】この操作を載置台3をY方向へ物品5の幅
だけ順次移動させて行なうことによって、箱4の底に物
品5を隙間なく詰め、同様にして上層を形成し必要段数
収容した時点で箱詰めを終了する。
だけ順次移動させて行なうことによって、箱4の底に物
品5を隙間なく詰め、同様にして上層を形成し必要段数
収容した時点で箱詰めを終了する。
【0030】本実施例によれば、ベルトコンベヤ2によ
って搬送された長尺の物品5を一旦シャッタ7にそのま
まの状態で排出させ、これをそのままの状態で副コンベ
ヤ8により横方向へ送って長手方向の一側端から箱4内
に落下収容させることとなり、物品5を傾いたり、折れ
曲ったりすることなしに整列した状態で確実に箱詰めす
ることができる。
って搬送された長尺の物品5を一旦シャッタ7にそのま
まの状態で排出させ、これをそのままの状態で副コンベ
ヤ8により横方向へ送って長手方向の一側端から箱4内
に落下収容させることとなり、物品5を傾いたり、折れ
曲ったりすることなしに整列した状態で確実に箱詰めす
ることができる。
【0031】尚、本実施例において箱4を交換する際は
ベルトコンベヤ2を停止し或いは物品5の供給を停止さ
せてもよいが、シャッタ7を軸701を中心として副コ
ンベヤ8と反対方向へ傾斜させて物品5の副コンベヤ8
への供給を阻止することでベルトコンベヤ2ならびに物
品5の供給を連続的に行なったままでの箱4の交換作業
が可能である。副コンベヤ8の外方へ落下する物品5は
適宜の受箱(図示せず)に収容し、適当な時期に箱4に
手で入れる。
ベルトコンベヤ2を停止し或いは物品5の供給を停止さ
せてもよいが、シャッタ7を軸701を中心として副コ
ンベヤ8と反対方向へ傾斜させて物品5の副コンベヤ8
への供給を阻止することでベルトコンベヤ2ならびに物
品5の供給を連続的に行なったままでの箱4の交換作業
が可能である。副コンベヤ8の外方へ落下する物品5は
適宜の受箱(図示せず)に収容し、適当な時期に箱4に
手で入れる。
【0032】
【発明の効果】本発明によると、例えば小袋に収容され
た状態の物品を自動的に箱詰めすることができることは
言うまでもなく、殊に従来のように載置台3をX、Yの
両方向へ移動させる必要がなく、Y方向へ移動させるだ
けでよいため載置台の移動機構を簡単にすることができ
る。また、載置台をX方向へ移動させることなく箱詰め
を行なうことができるため広範な設置スペースを必要と
せず、例えば箱詰めを終了した箱の一時的な設置スペー
スを併せて設けることが可能であるため連続して箱詰め
作業が行なえ、きわめて能率的でもある。
た状態の物品を自動的に箱詰めすることができることは
言うまでもなく、殊に従来のように載置台3をX、Yの
両方向へ移動させる必要がなく、Y方向へ移動させるだ
けでよいため載置台の移動機構を簡単にすることができ
る。また、載置台をX方向へ移動させることなく箱詰め
を行なうことができるため広範な設置スペースを必要と
せず、例えば箱詰めを終了した箱の一時的な設置スペー
スを併せて設けることが可能であるため連続して箱詰め
作業が行なえ、きわめて能率的でもある。
【0033】また、シャッタと副コンベヤとを設けた場
合は長大な物品を傾けたり折り曲げたりすることなく整
然と箱詰めすることが可能となるものである。
合は長大な物品を傾けたり折り曲げたりすることなく整
然と箱詰めすることが可能となるものである。
【図1】第一発明の一実施例を示す一部を切截した側面
図である。
図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の一部を切截した正面図である。
【図4】図1に示した実施例の使用状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】図1に示した実施例の使用状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】図1に示した実施例の使用状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】第二発明の一実施例を示す一部を切截した側面
図である。
図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図7の一部を切截した正面図である。
【図10】図7に示した実施例の使用状態を示す説明図
である。
である。
【図11】従来例を示す平面概略図である。
1 箱詰装置 2 ベルトコンベヤ 3 載置台 4 箱 7 シャッタ 8 副コンベヤ 202 搬送路面 701 回転軸 804 搬送路面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/53 G 8010−3F 47/64 8010−3F
Claims (2)
- 【請求項1】 X方向へ延びる搬送路面が搬送方向に伸
縮可能であるベルトコンベヤと、前記ベルトコンベヤの
前方下部に配置されてY方向へ移動可能である箱の載置
台とを有することを特徴とする箱詰装置。 - 【請求項2】 載置台の上方に、X方向へ延びる回転軸
に反転可能に支持された平板状のシャッタとY方向へ延
びる搬送路面を有する副コンベヤとが互いに上下方向に
重ねて具えられている請求項1記載の箱詰装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4091597A JPH05262304A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 箱詰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4091597A JPH05262304A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 箱詰装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05262304A true JPH05262304A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=14030970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4091597A Withdrawn JPH05262304A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 箱詰装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05262304A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068904A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Ishida Co Ltd | 集積装置 |
US7475768B2 (en) | 2006-09-15 | 2009-01-13 | Ishida Co., Ltd. | Accumulation device and box packing system having same |
JP2010163243A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Sanki Eng Co Ltd | ベルトジャンクションコンベヤ |
JP2017218165A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 株式会社オシキリ | パン移載システム |
CN109159971A (zh) * | 2018-11-01 | 2019-01-08 | 漯河恒丰机械制造科技有限公司 | 调节装置及装箱设备 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4091597A patent/JPH05262304A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068904A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Ishida Co Ltd | 集積装置 |
US7475768B2 (en) | 2006-09-15 | 2009-01-13 | Ishida Co., Ltd. | Accumulation device and box packing system having same |
JP2010163243A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Sanki Eng Co Ltd | ベルトジャンクションコンベヤ |
JP2017218165A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 株式会社オシキリ | パン移載システム |
CN109159971A (zh) * | 2018-11-01 | 2019-01-08 | 漯河恒丰机械制造科技有限公司 | 调节装置及装箱设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |