JPH0526109Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526109Y2 JPH0526109Y2 JP16577588U JP16577588U JPH0526109Y2 JP H0526109 Y2 JPH0526109 Y2 JP H0526109Y2 JP 16577588 U JP16577588 U JP 16577588U JP 16577588 U JP16577588 U JP 16577588U JP H0526109 Y2 JPH0526109 Y2 JP H0526109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bars
- anchor reinforcing
- water stop
- wall
- continuous underground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 31
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 230000003670 easy-to-clean Effects 0.000 description 2
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
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- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、連続地中壁を構築する際に、先行壁
と後行壁とをつなぐために用いる連続地中壁用鉛
直継手に関するものである。
と後行壁とをつなぐために用いる連続地中壁用鉛
直継手に関するものである。
(従来の技術)
従来のこの種の連続地中壁用鉛直継手は、第4
図に示すような構造であつた。
図に示すような構造であつた。
第4図に示す連続地中壁用鉛直継手1は、連続
地中壁を構築する際に先行壁と後行壁との境に配
置されて先行壁の端部を仕切る仕切鋼板2の両面
に左右対称に各一対の止水プレート3が一体に連
設され、これら各一対の止水プレート3の各内面
にはコ字状のアンカー鉄筋4′が垂直向きで所定
間隔で溶接された構造になつていた。コ字状の各
アンカー鉄筋4′は、平行部4a,4bの一端側
が直線交差部4cで直角に連結された形状になつ
ていた。
地中壁を構築する際に先行壁と後行壁との境に配
置されて先行壁の端部を仕切る仕切鋼板2の両面
に左右対称に各一対の止水プレート3が一体に連
設され、これら各一対の止水プレート3の各内面
にはコ字状のアンカー鉄筋4′が垂直向きで所定
間隔で溶接された構造になつていた。コ字状の各
アンカー鉄筋4′は、平行部4a,4bの一端側
が直線交差部4cで直角に連結された形状になつ
ていた。
(考案が解決しようとする課題)
ところで、上述した従来の連続地中壁用鉛直継
手において、コ字状のアンカー鉄筋4′を用いて
いるので、平行部4a,4bと直線交差部4cと
が交差する部分に角部4dが存在し、アンカー鉄
筋4′に作用する応力がこの角部に集中、応力の
伝達や分散が図れず、弱点となる問題点があつ
た。また、アンカー鉄筋4′に角部4dがあると、
この角部4dにスライムが堆積しやすく、且つ安
定液の吸着によるマツドケーキが形成しやすい問
題点があつた。更に、これらスライムおよび安定
液の掃除による除去も、角部4dが邪魔をして完
全に除去が出来ない問題点があつた。そこで、こ
れらの問題点を解決するものとして、U字状のア
ンカー鉄筋を止水プレートの対向内面に水平向き
で溶着したものが提案されている。これらの角部
のないU字状アンカー鉄筋は、応力集中がなく応
力をスムーズに分散できる上に、スライムやマツ
ドケーキが堆積しにくいという長所を有してい
る。また、掃除も容易になる利点を有していた。
手において、コ字状のアンカー鉄筋4′を用いて
いるので、平行部4a,4bと直線交差部4cと
が交差する部分に角部4dが存在し、アンカー鉄
筋4′に作用する応力がこの角部に集中、応力の
伝達や分散が図れず、弱点となる問題点があつ
た。また、アンカー鉄筋4′に角部4dがあると、
この角部4dにスライムが堆積しやすく、且つ安
定液の吸着によるマツドケーキが形成しやすい問
題点があつた。更に、これらスライムおよび安定
液の掃除による除去も、角部4dが邪魔をして完
全に除去が出来ない問題点があつた。そこで、こ
れらの問題点を解決するものとして、U字状のア
ンカー鉄筋を止水プレートの対向内面に水平向き
で溶着したものが提案されている。これらの角部
のないU字状アンカー鉄筋は、応力集中がなく応
力をスムーズに分散できる上に、スライムやマツ
ドケーキが堆積しにくいという長所を有してい
る。また、掃除も容易になる利点を有していた。
しかし、止水プレート、仕切鋼板およびアンカ
ー鉄筋で囲蔽された部位のコンクリートが剥離さ
れ、抜け出すことにより、継手の耐力が減少する
という欠点が存在した。
ー鉄筋で囲蔽された部位のコンクリートが剥離さ
れ、抜け出すことにより、継手の耐力が減少する
という欠点が存在した。
本考案の目的は、上述した欠点に鑑みなされた
ものでアンカー鉄筋にマツドケーキ等が堆積する
のを防止するとともに、掃除が容易であり、か
つ、アンカー鉄筋の外側の壁体コンクリートと内
側のコンクリートとが剥離し抜け出すことを防止
することのできる連続地中壁用鉛直継手を提供す
ることにある。
ものでアンカー鉄筋にマツドケーキ等が堆積する
のを防止するとともに、掃除が容易であり、か
つ、アンカー鉄筋の外側の壁体コンクリートと内
側のコンクリートとが剥離し抜け出すことを防止
することのできる連続地中壁用鉛直継手を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段)
本考案に係る連続地中壁用鉛直継手は、連続地
中壁を構築する際に先行壁と後行壁との境に配置
されて前記先行壁の端部を仕切る仕切鋼板の両面
に左右対称に各一対の止水プレートが一体に連設
され、前記各一対の止水プレートにはアンカー鉄
筋が所定間隔で溶接されている連続地中壁用鉛直
継手において、前記各アンカー鉄筋は略U字形状
に形成されるとともに前記止水プレートの対向し
た内面に夫々水平に溶着されており、前記アンカ
ー鉄筋とアンカー鉄筋との間の止水プレートの対
向内面にスタツドボルトが溶着されて構成されて
いる。
中壁を構築する際に先行壁と後行壁との境に配置
されて前記先行壁の端部を仕切る仕切鋼板の両面
に左右対称に各一対の止水プレートが一体に連設
され、前記各一対の止水プレートにはアンカー鉄
筋が所定間隔で溶接されている連続地中壁用鉛直
継手において、前記各アンカー鉄筋は略U字形状
に形成されるとともに前記止水プレートの対向し
た内面に夫々水平に溶着されており、前記アンカ
ー鉄筋とアンカー鉄筋との間の止水プレートの対
向内面にスタツドボルトが溶着されて構成されて
いる。
(作用)
このように、本考案に係る連続地中壁用鉛直継
手は、略U字形状に形成されたアンカー鉄筋を止
水プレートの対向内面に夫々水平に溶着するとと
もに、その間にスタツドボルトを溶着したので、
打設したコンクリートが有効に保持されるという
作用を有する。また、止水プレートをアンカー鉄
筋及びスタツドボルトの溶接部分に対するコンク
リートの支圧効果により継手の耐力を増加する。
手は、略U字形状に形成されたアンカー鉄筋を止
水プレートの対向内面に夫々水平に溶着するとと
もに、その間にスタツドボルトを溶着したので、
打設したコンクリートが有効に保持されるという
作用を有する。また、止水プレートをアンカー鉄
筋及びスタツドボルトの溶接部分に対するコンク
リートの支圧効果により継手の耐力を増加する。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。第1図は本考案の一実施例を示すもの
であり、連続地中壁用鉛直継手1は仕切鋼板2と
止水プレート3とアンカー鉄筋4とスタツドボル
ト5等から構成されている。ここで、アンカー鉄
筋4は一対の平行部4a,4bの一端側が円弧状
部4eで連結されたU字状に形成されるととも
に、仕切鋼板2の両面に突設された各一対の止水
プレート3の対向内面に各々水平向きに溶着され
ている。また、6は、アンカー鉄筋4に溶接され
ている鉄筋籠であつて、連続地中壁を構成するコ
ンクリート中に埋設されるものである。
説明する。第1図は本考案の一実施例を示すもの
であり、連続地中壁用鉛直継手1は仕切鋼板2と
止水プレート3とアンカー鉄筋4とスタツドボル
ト5等から構成されている。ここで、アンカー鉄
筋4は一対の平行部4a,4bの一端側が円弧状
部4eで連結されたU字状に形成されるととも
に、仕切鋼板2の両面に突設された各一対の止水
プレート3の対向内面に各々水平向きに溶着され
ている。また、6は、アンカー鉄筋4に溶接され
ている鉄筋籠であつて、連続地中壁を構成するコ
ンクリート中に埋設されるものである。
スタツドボルト5は、略U字形状に形成された
上下のアンカー鉄筋4,4の略中間に位置してお
り、止水プレート3の対向内面に螺子部が溶着さ
れている。したがつて、スタツドボルト5の頭部
はアンカー鉄筋4,4の突出方向へ突出してい
る。
上下のアンカー鉄筋4,4の略中間に位置してお
り、止水プレート3の対向内面に螺子部が溶着さ
れている。したがつて、スタツドボルト5の頭部
はアンカー鉄筋4,4の突出方向へ突出してい
る。
次に、以上のように構成された連続地中壁用鉛
直継手の使用方法について説明する。先ず、連続
地中壁を形成すべき地中掘削穴中に挿入する。し
かる後に、図外のワイヤブラシ、水噴射機構等を
備えた清掃機をアンカー鉄筋に沿つて下降しスラ
イム、マツドケーキ等を除去する。その後、コン
クリートを打設し、連続地中壁を順次形成する。
直継手の使用方法について説明する。先ず、連続
地中壁を形成すべき地中掘削穴中に挿入する。し
かる後に、図外のワイヤブラシ、水噴射機構等を
備えた清掃機をアンカー鉄筋に沿つて下降しスラ
イム、マツドケーキ等を除去する。その後、コン
クリートを打設し、連続地中壁を順次形成する。
(考案の効果)
以上詳細に説明したように、本考案にかかる連
続地中壁用鉛直継手は、アンカー鉄筋が角部を持
たないU字状であり、しかも水平に溶着されてい
るためスラムやマツドケーキが堆積しにくい上に
掃除も容易である。また、夫々のU字状水平のア
ンカー鉄筋の鉛直方向の間隔の中心にスタツドボ
ルトを溶着したので、定着効果が増し、コンクリ
ートの剥離抜け出しを防止することができる。更
に、止水プレートとアンカー鉄筋及びスタツドボ
ルトの溶接部分に対するコンクリートの支圧効果
により継手の耐力の増強を達成することができ
る。
続地中壁用鉛直継手は、アンカー鉄筋が角部を持
たないU字状であり、しかも水平に溶着されてい
るためスラムやマツドケーキが堆積しにくい上に
掃除も容易である。また、夫々のU字状水平のア
ンカー鉄筋の鉛直方向の間隔の中心にスタツドボ
ルトを溶着したので、定着効果が増し、コンクリ
ートの剥離抜け出しを防止することができる。更
に、止水プレートとアンカー鉄筋及びスタツドボ
ルトの溶接部分に対するコンクリートの支圧効果
により継手の耐力の増強を達成することができ
る。
第1図は本考案に係わる連続地中壁用鉛直継手
の一実施例を示す斜視図、第2図及び第3図は本
実施例の継手の平面図及び側面図、第4図は従来
の連続地中壁用鉛直継手を示す正面図である。 1……連続地中壁用鉛直継手、2……仕切鋼
板、3……止水プレート、4……アンカー鉄筋、
5……スタツドボルト。
の一実施例を示す斜視図、第2図及び第3図は本
実施例の継手の平面図及び側面図、第4図は従来
の連続地中壁用鉛直継手を示す正面図である。 1……連続地中壁用鉛直継手、2……仕切鋼
板、3……止水プレート、4……アンカー鉄筋、
5……スタツドボルト。
Claims (1)
- 連続地中壁を構築する際に先行壁と後行壁との
境に配置されて前記先行壁の端部を仕切る仕切鋼
板の両面に左右対称に各一対の止水プレートが一
体に連設され、前記各一対の止水プレートにはア
ンカー鉄筋が所定間隔で溶接されている連続地中
壁用鉛直継手において、前記各アンカー鉄筋は略
U字形状に形成されるとともに前記止水プレート
の対向した内面に夫々水平に溶着されており、前
記アンカー鉄筋とアンカー鉄筋との間の止水プレ
ートの対向内面にスタツドボルトが溶着されて成
ることを特徴とする連続地中壁用鉛直継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16577588U JPH0526109Y2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16577588U JPH0526109Y2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0289027U JPH0289027U (ja) | 1990-07-13 |
JPH0526109Y2 true JPH0526109Y2 (ja) | 1993-07-01 |
Family
ID=31452568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16577588U Expired - Lifetime JPH0526109Y2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526109Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP16577588U patent/JPH0526109Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0289027U (ja) | 1990-07-13 |
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