JPH0526042B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526042B2 JPH0526042B2 JP62265766A JP26576687A JPH0526042B2 JP H0526042 B2 JPH0526042 B2 JP H0526042B2 JP 62265766 A JP62265766 A JP 62265766A JP 26576687 A JP26576687 A JP 26576687A JP H0526042 B2 JPH0526042 B2 JP H0526042B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- flexible tube
- circumferential surface
- diameter portion
- balls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ピストンロツドのないロツドレスシ
リンダに関し、特にシリンダチユーブからの流体
の漏れをなくすことができるロツドレスシリンダ
に関する。
リンダに関し、特にシリンダチユーブからの流体
の漏れをなくすことができるロツドレスシリンダ
に関する。
〈従来の技術〉
通常の流体圧ピストンシリンダでは最大ストロ
ーク時の全長が長すぎて機器等の限られたスペー
スにシリンダを設置することができない場合、ピ
ストンロツドのなりロツドレスシリンダが使用さ
れている。
ーク時の全長が長すぎて機器等の限られたスペー
スにシリンダを設置することができない場合、ピ
ストンロツドのなりロツドレスシリンダが使用さ
れている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
この種のピストンシリンダは従来各種の構造の
ものが開発されたが、何れもシリンダチユーブの
一部にその長手方向に沿つて一本のスリツトを設
け、被駆動物体に連結される連結部をこのスリツ
トを通してチユーブ内のピストンに接続する構造
であるため、スリツトが金属帯やベルトで閉鎖さ
れていても、スリツトにどうしてもわずかな隙間
が生じ、シリンダチユーブ内の圧力流体がもれる
問題があつた。
ものが開発されたが、何れもシリンダチユーブの
一部にその長手方向に沿つて一本のスリツトを設
け、被駆動物体に連結される連結部をこのスリツ
トを通してチユーブ内のピストンに接続する構造
であるため、スリツトが金属帯やベルトで閉鎖さ
れていても、スリツトにどうしてもわずかな隙間
が生じ、シリンダチユーブ内の圧力流体がもれる
問題があつた。
本発明は、上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、スリツトのないチユーブを用いるこ
とにより圧力流体の漏洩を防止できるロツドレス
シリンダを提供することを目的とする。
れたもので、スリツトのないチユーブを用いるこ
とにより圧力流体の漏洩を防止できるロツドレス
シリンダを提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
このために、本発明のロツドレスシリンダは、
内部に圧力流体を流入させるシリンダ本体となる
可撓性チユーブと、可撓性チユーブ内に気密的に
且つ摺動可能に挿入され、中間部に連続するなだ
らかな曲面の小径部が設けられたピストンと、ピ
ストンの小径部と対応した形状の小内径部を持
ち、可撓性チユーブを挟んで該ピストンの外周に
外嵌された移動体と、を備え、移動体の内周面と
ピストンの外周面にボール溝が設けられ、ボール
溝には可撓性チユーブの外周面と接触して転動す
る多数のボール及び可撓性チユーブの内周面と接
触して転動する多数のボールが配設されて構成さ
れる。
内部に圧力流体を流入させるシリンダ本体となる
可撓性チユーブと、可撓性チユーブ内に気密的に
且つ摺動可能に挿入され、中間部に連続するなだ
らかな曲面の小径部が設けられたピストンと、ピ
ストンの小径部と対応した形状の小内径部を持
ち、可撓性チユーブを挟んで該ピストンの外周に
外嵌された移動体と、を備え、移動体の内周面と
ピストンの外周面にボール溝が設けられ、ボール
溝には可撓性チユーブの外周面と接触して転動す
る多数のボール及び可撓性チユーブの内周面と接
触して転動する多数のボールが配設されて構成さ
れる。
〈作 用〉
可撓性チユーブ内の一方に圧力流体を導入する
と、ピストンはその流体圧に押されてチユーブ内
を移動する。この時、ピストンの中間部に小径部
があり、この小径部とチユーブを挟んで嵌合され
る小内径部を持つ移動体は、可撓性チユーブの縮
径部を介してピストンの推力を受け、ピストンと
共に移動するが、可撓性チユーブには従来のよう
にスリツトがないため、圧力流体の漏れは発生せ
ず、良好にロツドレスシリンダを使用することが
できる。
と、ピストンはその流体圧に押されてチユーブ内
を移動する。この時、ピストンの中間部に小径部
があり、この小径部とチユーブを挟んで嵌合され
る小内径部を持つ移動体は、可撓性チユーブの縮
径部を介してピストンの推力を受け、ピストンと
共に移動するが、可撓性チユーブには従来のよう
にスリツトがないため、圧力流体の漏れは発生せ
ず、良好にロツドレスシリンダを使用することが
できる。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図はロツドレスシリンダの断面図を示し、
1はシリンダ本体となる可撓性チユーブである。
この可撓性チユーブ1は例えば軟質合成樹脂製の
チユーブ(ホース)からなり、流体圧にたいし充
分な強度を有すると共に、適度な可撓性を具備し
ている。また、可撓性チユーブ1の外周面と内周
面は極力摩擦抵抗を小さくするように形成され、
例えば、それらの周面にフツソ樹脂等の非粘着層
が設けられ、或はグリース等の潤滑剤が塗布され
る。
1はシリンダ本体となる可撓性チユーブである。
この可撓性チユーブ1は例えば軟質合成樹脂製の
チユーブ(ホース)からなり、流体圧にたいし充
分な強度を有すると共に、適度な可撓性を具備し
ている。また、可撓性チユーブ1の外周面と内周
面は極力摩擦抵抗を小さくするように形成され、
例えば、それらの周面にフツソ樹脂等の非粘着層
が設けられ、或はグリース等の潤滑剤が塗布され
る。
この可撓性チユーブ1内には、中間部に小径部
2aを有する円柱状にピストン2が摺動可能に挿
入される。この小径部2aは、ピストン2の中間
部にその外径をなだらかに徐々に細くするように
形成される。さらに、このピストン2内には変形
楕円状のボール溝3a〜3dが長手方向に沿つて
且つ放射状に設けられ、これらのボール溝3a〜
3dの一部がピストン2の小径部2aで開口し、
これらのボール溝に入れられたボール(鋼球)4
が小径部2aで、そのボール溝の開口部から僅か
に突出するように形成される。勿論その開口部の
幅はボールの径より小さくし、ボール4がボール
溝内で安全に保持され循環するようにしている。
ボール4はこれらのボール溝3a〜3d内全体
に、また回動自在に充填される。
2aを有する円柱状にピストン2が摺動可能に挿
入される。この小径部2aは、ピストン2の中間
部にその外径をなだらかに徐々に細くするように
形成される。さらに、このピストン2内には変形
楕円状のボール溝3a〜3dが長手方向に沿つて
且つ放射状に設けられ、これらのボール溝3a〜
3dの一部がピストン2の小径部2aで開口し、
これらのボール溝に入れられたボール(鋼球)4
が小径部2aで、そのボール溝の開口部から僅か
に突出するように形成される。勿論その開口部の
幅はボールの径より小さくし、ボール4がボール
溝内で安全に保持され循環するようにしている。
ボール4はこれらのボール溝3a〜3d内全体
に、また回動自在に充填される。
このように、ピストン2の小径部2aにおいて
ボール溝内のボール4が長手方向に沿つた開口部
から僅かに突出しているため、ピストン2が可撓
性チユーブ1内に挿入され、後述の移動体6がそ
の外周に嵌められた状態において、ボール4は可
撓性チユーブ1の縮径部に当接し、ピストン2の
移動に伴なつて転動する。
ボール溝内のボール4が長手方向に沿つた開口部
から僅かに突出しているため、ピストン2が可撓
性チユーブ1内に挿入され、後述の移動体6がそ
の外周に嵌められた状態において、ボール4は可
撓性チユーブ1の縮径部に当接し、ピストン2の
移動に伴なつて転動する。
なお、ピストン2の前部と後部の外周にはリン
グ溝が設けられ、ここにピストンカツプ5が嵌挿
される。
グ溝が設けられ、ここにピストンカツプ5が嵌挿
される。
可撓性チユーブ1を挟んでピストン2の外周に
外嵌される移動体6は、スリーブつまり円筒状に
形成され、その内周面は上記ピストン2の外周面
とほぼ同様なプロフイルをもつように形成され
る。すなわち、移動体6の内周中間部にはピスト
ン2の小径部2aにチユーブを挟んで正確に嵌合
されるような小径部6aが設けられ、この小径部
は移動体6の内周面が両側から徐々に滑らかに小
径となり内側に突出するように形成される。この
移動体6にもピストン2と同様のボール溝7a〜
7dがボール溝3a〜3dと対向した位置に設け
られ、多数のボール4がそこに回動自在に挿入さ
れる。つまり、移動体内には、変形楕円状のボー
ル溝7a〜7dが長手方向に沿つて且つ放射状に
設けられ、これらのボール溝7a〜7dの一部が
小内径部6aで内側に開口し、これらのボール溝
に入れられたボール(鋼体)4が小内径部6a
で、そのボール溝の開口部から僅かに突出するよ
うに形成される。したがつて、小内径部6aにお
いてボール溝7a〜7d内のボール4が長手方向
に沿つた開口部から内側に僅かに突出しているた
め、ピストン2が可撓性チユーブ1内に挿入さ
れ、移動体6がその外周に嵌められた状態におい
て、ボール4は可撓性チユーブ1の縮径部の外周
に当接し、ピストン2の移動に伴なつて転動す
る。
外嵌される移動体6は、スリーブつまり円筒状に
形成され、その内周面は上記ピストン2の外周面
とほぼ同様なプロフイルをもつように形成され
る。すなわち、移動体6の内周中間部にはピスト
ン2の小径部2aにチユーブを挟んで正確に嵌合
されるような小径部6aが設けられ、この小径部
は移動体6の内周面が両側から徐々に滑らかに小
径となり内側に突出するように形成される。この
移動体6にもピストン2と同様のボール溝7a〜
7dがボール溝3a〜3dと対向した位置に設け
られ、多数のボール4がそこに回動自在に挿入さ
れる。つまり、移動体内には、変形楕円状のボー
ル溝7a〜7dが長手方向に沿つて且つ放射状に
設けられ、これらのボール溝7a〜7dの一部が
小内径部6aで内側に開口し、これらのボール溝
に入れられたボール(鋼体)4が小内径部6a
で、そのボール溝の開口部から僅かに突出するよ
うに形成される。したがつて、小内径部6aにお
いてボール溝7a〜7d内のボール4が長手方向
に沿つた開口部から内側に僅かに突出しているた
め、ピストン2が可撓性チユーブ1内に挿入さ
れ、移動体6がその外周に嵌められた状態におい
て、ボール4は可撓性チユーブ1の縮径部の外周
に当接し、ピストン2の移動に伴なつて転動す
る。
このように構成される移動体6は例えば予め二
つ割りに形成され、第1図に示すように可撓性チ
ユーブ1を挟んでピストン2の外周に正確に嵌合
されるように組み付けられ、これによつてピスト
ン2の小径部2aと移動体6の小内径部6aに挟
まれた可撓性チユーブ1の部分は径を圧縮するよ
うに変形されて縮径部となる。
つ割りに形成され、第1図に示すように可撓性チ
ユーブ1を挟んでピストン2の外周に正確に嵌合
されるように組み付けられ、これによつてピスト
ン2の小径部2aと移動体6の小内径部6aに挟
まれた可撓性チユーブ1の部分は径を圧縮するよ
うに変形されて縮径部となる。
一方、可撓性チユーブ1の両端にはニツプル8
が嵌め込まれ、ニツプル8に接続されたホース9
を通して空気等の圧力流体が可撓性チユーブ1内
に供給される。
が嵌め込まれ、ニツプル8に接続されたホース9
を通して空気等の圧力流体が可撓性チユーブ1内
に供給される。
このように構成されたロツドレスシリンダは、
移動体6を被移動物体に連結して配設され、被移
動物体または移動体6がガイドレールなどにより
支持され、被移動物体に推力を与える。すなわ
ち、可撓性チユーブ1内に一方から流体圧がかけ
られると、この圧力がピストン2に作用してピス
トン2は可撓性チユーブ1内を移動する。この
時、ピストン2の中間部に小径部2aがあり、こ
の小径部2aとチユーブ1を挟んで嵌合される小
内径部6aを持つ移動体6は、可撓性チユーブ1
を介してピストン2の推力を受ける。この時、ピ
ストン2の小径部2aは可撓性チユーブ1の縮径
部を移動させるように作用するため、可撓性チユ
ーブの縮径部が推力方向に移動し、これによつ
て、移動体6の小内径部6aが可撓性チユーブ1
の縮径部により同方向に動かされ、移動体6はピ
ストン2と共に移動する。また、この時、可撓性
チユーブ1の縮径部の内外周面にかかる摩擦抵抗
は、ピストン2と移動体6のボール溝に入れた多
数のボール4がチユーブの周面で転動し循環する
ことにより大きく減少され、円滑にピストン2と
移動体6が移動する。また、可撓性チユーブ1に
スリツトがないため、圧力流体の漏れは発生せ
ず、良好にロツドレスシリンダを作動することが
できる。
移動体6を被移動物体に連結して配設され、被移
動物体または移動体6がガイドレールなどにより
支持され、被移動物体に推力を与える。すなわ
ち、可撓性チユーブ1内に一方から流体圧がかけ
られると、この圧力がピストン2に作用してピス
トン2は可撓性チユーブ1内を移動する。この
時、ピストン2の中間部に小径部2aがあり、こ
の小径部2aとチユーブ1を挟んで嵌合される小
内径部6aを持つ移動体6は、可撓性チユーブ1
を介してピストン2の推力を受ける。この時、ピ
ストン2の小径部2aは可撓性チユーブ1の縮径
部を移動させるように作用するため、可撓性チユ
ーブの縮径部が推力方向に移動し、これによつ
て、移動体6の小内径部6aが可撓性チユーブ1
の縮径部により同方向に動かされ、移動体6はピ
ストン2と共に移動する。また、この時、可撓性
チユーブ1の縮径部の内外周面にかかる摩擦抵抗
は、ピストン2と移動体6のボール溝に入れた多
数のボール4がチユーブの周面で転動し循環する
ことにより大きく減少され、円滑にピストン2と
移動体6が移動する。また、可撓性チユーブ1に
スリツトがないため、圧力流体の漏れは発生せ
ず、良好にロツドレスシリンダを作動することが
できる。
なお、ピストン2の小径部2aの小径率があま
り大きいと、可撓性チユーブ1の縮径部の屈曲率
が増大し、移動抵抗の増大や屈曲疲労の原因とな
るため、小径部2aの外径はピストン2の例えば
90%以下が望ましい。
り大きいと、可撓性チユーブ1の縮径部の屈曲率
が増大し、移動抵抗の増大や屈曲疲労の原因とな
るため、小径部2aの外径はピストン2の例えば
90%以下が望ましい。
また、第2図、第3図に示すように、横断面に
おいてボール溝3a〜3d,7a〜7dを円周に
90度間隔で設けたが、120度間隔或はそれ以下の
間隔でより多くのボール溝を設けるようにするこ
ともでき、この場合においても、ピストン2のボ
ール溝3a〜3dとを移動体6のボール溝7a〜
7dは対向位置にあることが望ましい。
おいてボール溝3a〜3d,7a〜7dを円周に
90度間隔で設けたが、120度間隔或はそれ以下の
間隔でより多くのボール溝を設けるようにするこ
ともでき、この場合においても、ピストン2のボ
ール溝3a〜3dとを移動体6のボール溝7a〜
7dは対向位置にあることが望ましい。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明のロツドレスシリ
ンダによれば、内部に圧力流体を流入させるシリ
ンダ本体となる可撓性チユーブと、可撓性チユー
ブ内に気密的に且つ摺動可能に挿入され、中間部
に連続するなだらかな曲面の小径部が設けられた
ピストンと、ピストンの小径部と対応した形状の
小内径部を持ち、可撓性チユーブを挟んで該ピス
トンの外周に外嵌された移動体と、を備え、移動
体の内周面とピストンの外周面にボール溝が設け
られ、ボール溝には可撓性チユーブの外周面と接
触して転動する多数のボール及び可撓性チユーブ
の内周面と接触して転動する多数のボールが配設
されて構成したから、可撓性チユーブにスリツト
は不要となり、圧力流体の漏れのないロツドレス
シリンダとすることができる。また、シリンダ本
体が可撓性チユーブでできているため、ある程度
大きな曲率であれば、移動体を曲線に沿つて移動
させることもできる。さらに、ピストンと移動体
のチユーブとの接触部分にボール溝を形成し、そ
こに多数のボールを入れてチユーブの周面で転動
させるようにしたから、可撓性チユーブとの摩擦
抵抗を小さくして、より円滑に移動体を移動させ
ることができる。
ンダによれば、内部に圧力流体を流入させるシリ
ンダ本体となる可撓性チユーブと、可撓性チユー
ブ内に気密的に且つ摺動可能に挿入され、中間部
に連続するなだらかな曲面の小径部が設けられた
ピストンと、ピストンの小径部と対応した形状の
小内径部を持ち、可撓性チユーブを挟んで該ピス
トンの外周に外嵌された移動体と、を備え、移動
体の内周面とピストンの外周面にボール溝が設け
られ、ボール溝には可撓性チユーブの外周面と接
触して転動する多数のボール及び可撓性チユーブ
の内周面と接触して転動する多数のボールが配設
されて構成したから、可撓性チユーブにスリツト
は不要となり、圧力流体の漏れのないロツドレス
シリンダとすることができる。また、シリンダ本
体が可撓性チユーブでできているため、ある程度
大きな曲率であれば、移動体を曲線に沿つて移動
させることもできる。さらに、ピストンと移動体
のチユーブとの接触部分にボール溝を形成し、そ
こに多数のボールを入れてチユーブの周面で転動
させるようにしたから、可撓性チユーブとの摩擦
抵抗を小さくして、より円滑に移動体を移動させ
ることができる。
図は本発明の実施例を示し、第1図はロツドレ
スシリンダの断面図、第2図は第1図の−断
面図、第3図は同−断面図である。 1…可撓性チユーブ、2…ピストン、3a〜3
d,7a〜7d…ボール溝、4…ボール、6…移
動体。
スシリンダの断面図、第2図は第1図の−断
面図、第3図は同−断面図である。 1…可撓性チユーブ、2…ピストン、3a〜3
d,7a〜7d…ボール溝、4…ボール、6…移
動体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部に圧力流体を流入させるシリンダ本体と
なる可撓性チユーブと、 該可撓性チユーブ内に気密的に且つ摺動可能に
挿入され、中間部に連続するなだらかな曲面の小
径部が設けられたピストンと、 該ピストンの小径部と対応した形状の小内径部
を持ち、可撓性チユーブを挟んで該ピストンの外
周に外嵌された移動体と、 を備え、 該移動体の内周面と該ピストンの外周面にボー
ル溝が設けられ、該ボール溝には前記可撓性チユ
ーブの外周面と接触して転動する多数のボール及
び前記可撓性チユーブの内周面と接触して転動す
る多数のボールが配設されたことを特徴とするロ
ツドレスシリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26576687A JPH01108404A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | ロッドレスシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26576687A JPH01108404A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | ロッドレスシリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01108404A JPH01108404A (ja) | 1989-04-25 |
JPH0526042B2 true JPH0526042B2 (ja) | 1993-04-14 |
Family
ID=17421725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26576687A Granted JPH01108404A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | ロッドレスシリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01108404A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0504450B1 (de) * | 1991-03-20 | 1993-05-19 | Waggonbau Ammendorf Gmbh | Kolbenstangenloser Druckmittelzylinder |
JPH0749045Y2 (ja) * | 1991-03-30 | 1995-11-13 | エスエムシー株式会社 | ロッドレスシリンダ |
US5437220A (en) * | 1994-05-24 | 1995-08-01 | Cheng; Chi | Ball bearing piston |
JP4607345B2 (ja) * | 2001-01-31 | 2011-01-05 | 周治郎 堂田 | アクチュエータ |
JP4620263B2 (ja) * | 2001-01-31 | 2011-01-26 | 周治郎 堂田 | アクチュエータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241407A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | Ckd Corp | ロツドレスシリンダ |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP26576687A patent/JPH01108404A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241407A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | Ckd Corp | ロツドレスシリンダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01108404A (ja) | 1989-04-25 |
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