JPH05260144A - 電話機 - Google Patents
電話機Info
- Publication number
- JPH05260144A JPH05260144A JP8646792A JP8646792A JPH05260144A JP H05260144 A JPH05260144 A JP H05260144A JP 8646792 A JP8646792 A JP 8646792A JP 8646792 A JP8646792 A JP 8646792A JP H05260144 A JPH05260144 A JP H05260144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- handset
- shoulder
- volume
- telephone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 必要に応じて肩に保持した状態でハンドセッ
トとスピーカホンの中間的な使い方で使用できるように
した電話機を提供することを目的とする。 [構成] ハンドセットに肩のせ板24を取付け、この
肩のせ板24を開くと第2のスピーカ16によってより
大きな音量で相手方からの音声が再生されるか、第1の
スピーカ14によって再生される音量を大きくするよう
にしたものである。
トとスピーカホンの中間的な使い方で使用できるように
した電話機を提供することを目的とする。 [構成] ハンドセットに肩のせ板24を取付け、この
肩のせ板24を開くと第2のスピーカ16によってより
大きな音量で相手方からの音声が再生されるか、第1の
スピーカ14によって再生される音量を大きくするよう
にしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機に係り、とくにス
ピーカとマイクロホンとを内蔵するハンドセットを用い
て通話を行なうようにした電話機に関する。
ピーカとマイクロホンとを内蔵するハンドセットを用い
て通話を行なうようにした電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電話機はハンドセットを備え、左
または右の手でこのハンドセットを持ち、音声をマイク
ロホンによって電気信号に変えるとともに、相手方から
の音声信号をスピーカによって音声に変換して通話を行
なうようにしている。従って通常の電話は、ハンドセッ
トを一方の手で持つ必要がある。
または右の手でこのハンドセットを持ち、音声をマイク
ロホンによって電気信号に変えるとともに、相手方から
の音声信号をスピーカによって音声に変換して通話を行
なうようにしている。従って通常の電話は、ハンドセッ
トを一方の手で持つ必要がある。
【0003】このように一方の手でハンドセットを持つ
のが煩わしい場合には、肩のせフック等のアダプタをハ
ンドセットに取付け、このアダプタによって肩にハンド
セットを装着して通話を行なうようにすることが提案さ
れている。この他に電話機本体側にスピーカを組込み、
このスピーカによって相手側の音声を再生するようにし
たスピーカホン式の電話機も提案されている。
のが煩わしい場合には、肩のせフック等のアダプタをハ
ンドセットに取付け、このアダプタによって肩にハンド
セットを装着して通話を行なうようにすることが提案さ
れている。この他に電話機本体側にスピーカを組込み、
このスピーカによって相手側の音声を再生するようにし
たスピーカホン式の電話機も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】肩のせフックから成る
アダプタを用いて通話を行なう方式は、ハンドセットに
内蔵されているスピーカによって音声を再生するように
しているために、ハンドセットの位置が耳から遠いと再
生音を十分に聞取ることができず、使い難いという問題
がある。これに対して本体内にスピーカを内蔵したスピ
ーカホンの場合には、このスピーカによって十分大きな
音声に再生することができる。ところがこの場合には周
囲にも相手方からの通話音が聞こえるようになり、うる
さいという欠点がある。また相手の声と自分の声とをミ
ューティングにより交互に出すようにしているために、
通話が不自然になる欠点がある。
アダプタを用いて通話を行なう方式は、ハンドセットに
内蔵されているスピーカによって音声を再生するように
しているために、ハンドセットの位置が耳から遠いと再
生音を十分に聞取ることができず、使い難いという問題
がある。これに対して本体内にスピーカを内蔵したスピ
ーカホンの場合には、このスピーカによって十分大きな
音声に再生することができる。ところがこの場合には周
囲にも相手方からの通話音が聞こえるようになり、うる
さいという欠点がある。また相手の声と自分の声とをミ
ューティングにより交互に出すようにしているために、
通話が不自然になる欠点がある。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、必要に応じてハンドフリーで通話を行
なうことができるとともに、そのときに適正な音量で相
手方からの音声が再生されるようにした電話機を提供す
ることを目的とするものである。
たものであって、必要に応じてハンドフリーで通話を行
なうことができるとともに、そのときに適正な音量で相
手方からの音声が再生されるようにした電話機を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、第1のス
ピーカとマイクロホンとを内蔵するハンドセットに肩の
せ板を回動可能に取付けるとともに、第2のスピーカを
前記ハンドセットに設け、前記肩のせ板を開いて肩にの
せると前記第1のスピーカよりも大きな音量で前記第2
のスピーカによって音声が再生されるようにしたことを
特徴とする電話機に関するものである。
ピーカとマイクロホンとを内蔵するハンドセットに肩の
せ板を回動可能に取付けるとともに、第2のスピーカを
前記ハンドセットに設け、前記肩のせ板を開いて肩にの
せると前記第1のスピーカよりも大きな音量で前記第2
のスピーカによって音声が再生されるようにしたことを
特徴とする電話機に関するものである。
【0007】また第2の発明は、スピーカとマイクロホ
ンとを内蔵するハンドセットに肩のせ板を回動可能に取
付けるとともに、前記スピーカの音量を増大させる手段
を設け、前記肩のせ板を開いて肩にのせると前記音量を
増大させる手段によって前記スピーカの音量が増大する
ようにしたことを特徴とする電話機に関するものであ
る。
ンとを内蔵するハンドセットに肩のせ板を回動可能に取
付けるとともに、前記スピーカの音量を増大させる手段
を設け、前記肩のせ板を開いて肩にのせると前記音量を
増大させる手段によって前記スピーカの音量が増大する
ようにしたことを特徴とする電話機に関するものであ
る。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、肩のせ板を開いて肩にの
せると、相手方からの音声信号が第1のスピーカよりも
大きな音量で第2のスピーカによって再生されるように
なる。従って第2のスピーカとマイクロホンとによっ
て、このハンドセットを手で持つことなく肩にのせたま
まの状態で通話を行なうことが可能になる。
せると、相手方からの音声信号が第1のスピーカよりも
大きな音量で第2のスピーカによって再生されるように
なる。従って第2のスピーカとマイクロホンとによっ
て、このハンドセットを手で持つことなく肩にのせたま
まの状態で通話を行なうことが可能になる。
【0009】第2の発明によれば、肩のせ板を開いて肩
にのせると、音量を増大させる手段によってスピーカの
音量が増大されるようになり、これによってハンドセッ
トを手で持って通話する場合よりも大きな音量で音声を
再生して通話を行なうことが可能になる。
にのせると、音量を増大させる手段によってスピーカの
音量が増大されるようになり、これによってハンドセッ
トを手で持って通話する場合よりも大きな音量で音声を
再生して通話を行なうことが可能になる。
【0010】
【実施例】図1〜図4は本発明の第1の実施例に係る電
話機のハンドセットを示している。このハンドセットは
その外筐が上側ケース11と下側ケース12とから構成
されている。これらのケース11、12はともに合成樹
脂成形体から構成されるとともに、下側ケース12の内
側にはとくに図3に示すように、その上側の内表面に円
筒状の保持部13が形成されており、この保持部13に
よって第1のスピーカ14が保持されている。そしてこ
の第1のスピーカ14の再生音を外部に導くための小孔
15が下側ケース12の保持部13の底部に形成されて
いる。
話機のハンドセットを示している。このハンドセットは
その外筐が上側ケース11と下側ケース12とから構成
されている。これらのケース11、12はともに合成樹
脂成形体から構成されるとともに、下側ケース12の内
側にはとくに図3に示すように、その上側の内表面に円
筒状の保持部13が形成されており、この保持部13に
よって第1のスピーカ14が保持されている。そしてこ
の第1のスピーカ14の再生音を外部に導くための小孔
15が下側ケース12の保持部13の底部に形成されて
いる。
【0011】さらにこのハンドセットは第2のスピーカ
16を備えている。この第2のスピーカ16は上記第1
のスピーカ14と背中合わせに取付けられるようになっ
ている。そしてこの第2のスピーカ16の取付け位置に
も、小孔17が形成されている。またこのハンドセット
には、上記スピーカ14、16が取付けられている位置
とは反対側の端部に左右一対のマイクロホン18が設け
られている。そしてこのマイクロホン18に対応して、
下側ケース12には小孔19が形成されている。さらに
マイクロホン18に対応してケース12の左右両側には
側面側円形孔20がそれぞれ形成されている。
16を備えている。この第2のスピーカ16は上記第1
のスピーカ14と背中合わせに取付けられるようになっ
ている。そしてこの第2のスピーカ16の取付け位置に
も、小孔17が形成されている。またこのハンドセット
には、上記スピーカ14、16が取付けられている位置
とは反対側の端部に左右一対のマイクロホン18が設け
られている。そしてこのマイクロホン18に対応して、
下側ケース12には小孔19が形成されている。さらに
マイクロホン18に対応してケース12の左右両側には
側面側円形孔20がそれぞれ形成されている。
【0012】またこのハンドセットの下側ケース12に
は肩のせ板24が取付けられている。この肩のせ板24
はヒンジピン25によってケース12に回動可能に連結
されている。しかも肩のせ板24の内側には一対のパッ
ド26が取付けられるとともに、これらのパッド26を
有する肩のせ板24によって開口27を閉塞するように
している。またケース12の上面には一対の円柱状のす
べり止め28が形成されている。
は肩のせ板24が取付けられている。この肩のせ板24
はヒンジピン25によってケース12に回動可能に連結
されている。しかも肩のせ板24の内側には一対のパッ
ド26が取付けられるとともに、これらのパッド26を
有する肩のせ板24によって開口27を閉塞するように
している。またケース12の上面には一対の円柱状のす
べり止め28が形成されている。
【0013】ハンドセットの内側であって矩形の開口2
7の内側には乾電池31が装着されるようになってい
る。なおこの乾電池31のプラス側およびマイナス側の
端子は端子板32、33によってそれぞれ受けられるよ
うになっている。そして乾電池31は断面が半円形のカ
バー30によって覆われている。
7の内側には乾電池31が装着されるようになってい
る。なおこの乾電池31のプラス側およびマイナス側の
端子は端子板32、33によってそれぞれ受けられるよ
うになっている。そして乾電池31は断面が半円形のカ
バー30によって覆われている。
【0014】さらにこのハンドセット内にはアンプを構
成する回路基板34が配設されている。またこのケース
内には切換えスイッチ35が設けられている。切換えス
イッチ35は一対の接点36、37を備え、これらの間
に可動接点38が配されている。そして可動接点38の
先端部には重り39が取付けられており、この重り39
によって可動接点38を動かし、一対の接点36、37
の選択を行なうようにしている。
成する回路基板34が配設されている。またこのケース
内には切換えスイッチ35が設けられている。切換えス
イッチ35は一対の接点36、37を備え、これらの間
に可動接点38が配されている。そして可動接点38の
先端部には重り39が取付けられており、この重り39
によって可動接点38を動かし、一対の接点36、37
の選択を行なうようにしている。
【0015】さらにこのハンドセットにはその側部に突
出するようにボリュームつまみ42が設けられている。
またこのハンドセットの端部には接続口45が設けられ
ている。この接続口45の内側にはコネクタ46が取付
けられるとともに、このコネクタ46と接続されるプラ
グ47によってコード48がハンドセットに接続される
ようになっている。
出するようにボリュームつまみ42が設けられている。
またこのハンドセットの端部には接続口45が設けられ
ている。この接続口45の内側にはコネクタ46が取付
けられるとともに、このコネクタ46と接続されるプラ
グ47によってコード48がハンドセットに接続される
ようになっている。
【0016】以上のような構成において、このハンドセ
ットによって通常の送信を行なう場合には、このハンド
セットを左または右の手で持つことになる。このときに
肩のせ板24は閉じた状態にしておく。そして通常の通
話姿勢の場合には、重り39によって可動接点38が接
点37に接触するようになり、これによって第1のスピ
ーカ14と第2のスピーカ16の内の第1のスピーカ1
4が選択されるようになる。
ットによって通常の送信を行なう場合には、このハンド
セットを左または右の手で持つことになる。このときに
肩のせ板24は閉じた状態にしておく。そして通常の通
話姿勢の場合には、重り39によって可動接点38が接
点37に接触するようになり、これによって第1のスピ
ーカ14と第2のスピーカ16の内の第1のスピーカ1
4が選択されるようになる。
【0017】従ってこの場合には、従来の電話機のハン
ドセットと同様に、音声信号をマイクロホン18によっ
て電気信号に変えて相手側に送信するとともに、相手方
からの音声信号を第1のスピーカ14によって音声に変
換して耳で聞くことになる。
ドセットと同様に、音声信号をマイクロホン18によっ
て電気信号に変えて相手側に送信するとともに、相手方
からの音声信号を第1のスピーカ14によって音声に変
換して耳で聞くことになる。
【0018】これに対してこのハンドセットを用いてハ
ンドフリーで通話を行なう場合には、図1〜図3に示す
ように肩のせ板24を開く。そしてこの状態でハンドセ
ットを図4に示すように肩にのせ、肩のせ板24によっ
て安定に保持する。すると重り39によって可動接点3
8が接点36と接触するようになり、これによって一対
のスピーカ14、16の内の第2のスピーカ16が選択
されるとともに、相手方からの音声信号は回路基板34
上にマウントされているアンプによって増幅されること
になる。
ンドフリーで通話を行なう場合には、図1〜図3に示す
ように肩のせ板24を開く。そしてこの状態でハンドセ
ットを図4に示すように肩にのせ、肩のせ板24によっ
て安定に保持する。すると重り39によって可動接点3
8が接点36と接触するようになり、これによって一対
のスピーカ14、16の内の第2のスピーカ16が選択
されるとともに、相手方からの音声信号は回路基板34
上にマウントされているアンプによって増幅されること
になる。
【0019】従ってこの場合には、この第2のスピーカ
16によって第1のスピーカ14よりも大きな音量で相
手方からの音声が再生されることになる。なおアンプ3
4の駆動は、このハンドセットに内蔵されている乾電池
31によって行なわれる。また相手方へ送信する自分の
音声は、マイクロホン18によって電気信号に変換され
る。なおここでは左右一対のマイクロホン18が用いら
れ、互いに逆相になるように直列に接続されており、左
右のマイクロホン18が同一レベルの出力を生ずると互
いにキャンセルされ、左右のマイクロホン18の出力の
差分だけを取出して送信するようにしている。
16によって第1のスピーカ14よりも大きな音量で相
手方からの音声が再生されることになる。なおアンプ3
4の駆動は、このハンドセットに内蔵されている乾電池
31によって行なわれる。また相手方へ送信する自分の
音声は、マイクロホン18によって電気信号に変換され
る。なおここでは左右一対のマイクロホン18が用いら
れ、互いに逆相になるように直列に接続されており、左
右のマイクロホン18が同一レベルの出力を生ずると互
いにキャンセルされ、左右のマイクロホン18の出力の
差分だけを取出して送信するようにしている。
【0020】このように本実施例に係る電話機は、ハン
ドセット内に第1のスピーカ14の他に第2のスピーカ
16を設けるようにしている。そしてハンドセットの向
きによって切換えスイッチ35を用いて一対のスピーカ
14、16の切換えを行なうようにしている。なおマイ
クロホン18はどちらの肩にのせても音声をよく拾うよ
うに、送信部の両側に2個設け、ハウリングを防止する
とともに、周囲の雑音をカットするように、左右一対の
マイクロホン18を互いに逆相になるように直列に接続
している。またハンドセットが肩にのせたときに落下す
ることなく、安定感を得るために、肩のせ板24を設け
るようにしたものである。
ドセット内に第1のスピーカ14の他に第2のスピーカ
16を設けるようにしている。そしてハンドセットの向
きによって切換えスイッチ35を用いて一対のスピーカ
14、16の切換えを行なうようにしている。なおマイ
クロホン18はどちらの肩にのせても音声をよく拾うよ
うに、送信部の両側に2個設け、ハウリングを防止する
とともに、周囲の雑音をカットするように、左右一対の
マイクロホン18を互いに逆相になるように直列に接続
している。またハンドセットが肩にのせたときに落下す
ることなく、安定感を得るために、肩のせ板24を設け
るようにしたものである。
【0021】従ってこのような電話機によれば、いつも
使い慣れている手で持つハンドセットとしての使用の他
に、ハンドセットとスピーカホンの中間の性質を有する
電話機として用いることが可能になり、違和感なく使用
できるようになる。またハンドセット内に電池31を入
れていることによって、既存のスピーカホンではない電
話機に、このハンドセットを取付けることによってスピ
ーカホンとほぼ同じように使用することができ、ハンド
セットの交換のみによってスピーカホンの機能を電話機
に付与できるようになる。なお第2のスピーカ16が比
較的大きな音量を発生するために、肩にのせずに手元に
置いたままでの通話も可能になる。
使い慣れている手で持つハンドセットとしての使用の他
に、ハンドセットとスピーカホンの中間の性質を有する
電話機として用いることが可能になり、違和感なく使用
できるようになる。またハンドセット内に電池31を入
れていることによって、既存のスピーカホンではない電
話機に、このハンドセットを取付けることによってスピ
ーカホンとほぼ同じように使用することができ、ハンド
セットの交換のみによってスピーカホンの機能を電話機
に付与できるようになる。なお第2のスピーカ16が比
較的大きな音量を発生するために、肩にのせずに手元に
置いたままでの通話も可能になる。
【0022】図5は本発明の第2の実施例を示してい
る。この実施例は基本的には上記第1の実施例と同様
に、肩のせ板24を開いて肩にのせて通話を行なうよう
にしたものであるが、第2のスピーカ16を備えること
なく、第1のスピーカ14によってスピーカホンと類似
の機能を付与するようにしている。
る。この実施例は基本的には上記第1の実施例と同様
に、肩のせ板24を開いて肩にのせて通話を行なうよう
にしたものであるが、第2のスピーカ16を備えること
なく、第1のスピーカ14によってスピーカホンと類似
の機能を付与するようにしている。
【0023】すなわち肩のせ板24を開くとマイクロス
イッチから成る切換えスイッチ35の可動接点38が飛
出し、これによって回路の切換えが行なわれ、回路基板
34から成るアンプによって音声信号が増幅されるよう
になる。すなわち肩にのせて使う場合には、相手方の音
声信号をアンプ34によって増幅してスピーカ14で大
きな音量で聞くことになる。これに対して通常の使用方
法、すなわちこのハンドセットを手で持って使用する場
合には、肩のせ板24を閉じることによって切換えスイ
ッチ35の可動接点38を押し、アンプ34による増幅
を行なわないでスピース14で相手方からの音声を再生
することになる。従ってこの場合には小さな音量で音声
がスピーカ14によって再生されることになる。
イッチから成る切換えスイッチ35の可動接点38が飛
出し、これによって回路の切換えが行なわれ、回路基板
34から成るアンプによって音声信号が増幅されるよう
になる。すなわち肩にのせて使う場合には、相手方の音
声信号をアンプ34によって増幅してスピーカ14で大
きな音量で聞くことになる。これに対して通常の使用方
法、すなわちこのハンドセットを手で持って使用する場
合には、肩のせ板24を閉じることによって切換えスイ
ッチ35の可動接点38を押し、アンプ34による増幅
を行なわないでスピース14で相手方からの音声を再生
することになる。従ってこの場合には小さな音量で音声
がスピーカ14によって再生されることになる。
【0024】なおこの実施例においては、アンプ34を
駆動するための電源をコード48を通して電話機本体か
ら取出すようにしており、このためにこのハンドセット
内には電池が設けられていない。そこで適正な重さを付
与するために、ハンドセット内には鉄板50から成る重
りが装着されている。なお回路基板34から成るアンプ
をこのハンドセットに設けることなく、本体内に設ける
ようにしてもよい。
駆動するための電源をコード48を通して電話機本体か
ら取出すようにしており、このためにこのハンドセット
内には電池が設けられていない。そこで適正な重さを付
与するために、ハンドセット内には鉄板50から成る重
りが装着されている。なお回路基板34から成るアンプ
をこのハンドセットに設けることなく、本体内に設ける
ようにしてもよい。
【0025】図6は第3の実施例を示している。この実
施例はコードレスホン52に適用したものであって、こ
のコードレスホン52の内側に開口を形成するととも
に、この開口を開閉可能に覆うように肩のせ板24を取
付けるようにしたものである。従ってこのコードレスホ
ン52を手で持って従来と同様の通話を行なうことがで
きるばかりでなく、必要に応じて肩のせ板24を開いて
肩にのせて通話を行なうことも可能になる。なおこの場
合に、大きな再生音で相手方からの音声が再生されるの
は上記実施例と同様である。
施例はコードレスホン52に適用したものであって、こ
のコードレスホン52の内側に開口を形成するととも
に、この開口を開閉可能に覆うように肩のせ板24を取
付けるようにしたものである。従ってこのコードレスホ
ン52を手で持って従来と同様の通話を行なうことがで
きるばかりでなく、必要に応じて肩のせ板24を開いて
肩にのせて通話を行なうことも可能になる。なおこの場
合に、大きな再生音で相手方からの音声が再生されるの
は上記実施例と同様である。
【0026】
【発明の効果】第1の発明によれば、肩のせ板を開いて
肩にのせると、第1のスピーカよりも大きな音量で第2
のスピーカによって音声が再生されるようにしたもので
ある。従ってハンドセットを肩のせ板によって肩にのせ
て保持した状態で通話を行なうことができるとともに、
このときに第2のスピーカによって大きな音量で相手側
からの音声を聞くことが可能になる。
肩にのせると、第1のスピーカよりも大きな音量で第2
のスピーカによって音声が再生されるようにしたもので
ある。従ってハンドセットを肩のせ板によって肩にのせ
て保持した状態で通話を行なうことができるとともに、
このときに第2のスピーカによって大きな音量で相手側
からの音声を聞くことが可能になる。
【0027】また第2の発明は、肩のせ板を開いて肩に
のせると音量を増大させる手段によってスピーカの音量
が増大するようにしたものである。従ってハンドセット
を肩にのせるとともに肩のせ板によって保持した状態
で、通話を行なうことが可能になる。しかもこのときに
はスピーカの音量が手で持つ場合よりも大きくなるため
に、スピーカホンとハンドセットとの中間的な使い方で
通話を行なうことが可能になる。
のせると音量を増大させる手段によってスピーカの音量
が増大するようにしたものである。従ってハンドセット
を肩にのせるとともに肩のせ板によって保持した状態
で、通話を行なうことが可能になる。しかもこのときに
はスピーカの音量が手で持つ場合よりも大きくなるため
に、スピーカホンとハンドセットとの中間的な使い方で
通話を行なうことが可能になる。
【図1】第1の実施例に係る電話機のハンドセットの肩
のせ板を開いた状態の外観斜視図である。
のせ板を開いた状態の外観斜視図である。
【図2】同内側から見た状態の外観斜視図である。
【図3】同縦断面図である。
【図4】肩にのせて通話を行なう状態を示す側面図であ
る。
る。
【図5】第2の実施例の電話機のハンドセットの縦断面
図である。
図である。
【図6】第3の実施例の電話機のハンドセットの側面図
である。
である。
11 上側ケース 12 下側ケース 13 円筒状保持部 14 第1のスピーカ 15 小孔 16 第2のスピーカ 17 小孔 18 マイクロホン 19 小孔 20 側面側円形孔 24 肩のせ板 25 ヒンジピン 26 パッド 27 矩形の開口 28 すべり止め 31 乾電池 32、33 端子板 34 回路基板(アンプ) 35 切換えスイッチ 36、37 接点 38 可動接点 39 重り 42 ボリュームつまみ 45 接続口 46 コネクタ 47 プラグ 48 コード 50 重り(鉄板) 52 コードレスホン
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のスピーカとマイクロホンとを内蔵
するハンドセットに肩のせ板を回動可能に取付けるとと
もに、 第2のスピーカを前記ハンドセットに設け、 前記肩のせ板を開いて肩にのせると前記第1のスピーカ
よりも大きな音量で前記第2のスピーカによって音声が
再生されるようにしたことを特徴とする電話機。 - 【請求項2】 スピーカとマイクロホンとを内蔵するハ
ンドセットに肩のせ板を回動可能に取付けるとともに、 前記スピーカの音量を増大させる手段を設け、 前記肩のせ板を開いて肩にのせると前記音量を増大させ
る手段によって前記スピーカの音量が増大するようにし
たことを特徴とする電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8646792A JPH05260144A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8646792A JPH05260144A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05260144A true JPH05260144A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13887767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8646792A Pending JPH05260144A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05260144A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018152919A (ja) * | 2018-07-05 | 2018-09-27 | シャープ株式会社 | ウェアラブルスピーカシステム |
JP2021096803A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | 健治 国続 | 操作部付送受話器 |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP8646792A patent/JPH05260144A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018152919A (ja) * | 2018-07-05 | 2018-09-27 | シャープ株式会社 | ウェアラブルスピーカシステム |
JP2021096803A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | 健治 国続 | 操作部付送受話器 |
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