JPH0526003Y2 - - Google Patents

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JPH0526003Y2
JPH0526003Y2 JP4946488U JP4946488U JPH0526003Y2 JP H0526003 Y2 JPH0526003 Y2 JP H0526003Y2 JP 4946488 U JP4946488 U JP 4946488U JP 4946488 U JP4946488 U JP 4946488U JP H0526003 Y2 JPH0526003 Y2 JP H0526003Y2
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section
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、梱包装置の改良に関する。
<従来の技術> マーガリンなどの半固形物において、商品とし
ての形状に成型する前に、運搬の便宜等を図つて
一旦偏平な板状体に仮成型する事が通常行われ
る。このように偏平な板状体に成型されたマーガ
リンは、中箱に仮梱包された後運搬のためのダン
ボール箱に詰め込まれる。この工程を自動化する
為、コンベア等の移送手段の終点付近に、更に
(薄板状マーガリン等の)移送物を前進させる為
の第2(コンベア)移送部と第3(コンベア)移送
部の双方がほぼ平行に配され、移送部の双方は、
移送物の載置面をなすと共に移送物を落下させる
ために、互いに左右反対方向へ摺動して、互いの
なす間隔を広げることが可能なように構成されて
なり、他方上記第2移送部及び第3移送部の載置
面上方において摺動し且つ移送物の側面を押圧し
て落下状態を整える事が可能な押圧手段を備えて
なる移送装置が提案されていた(本願と同一考案
者による実願昭62−2216号)。落下位置には梱包
紙が配され、この梱包紙の上に上記移送物が落下
するのである。
一定数の移送物が梱包紙の上に積載され、この
状態で梱包が為される。従つて首尾よく梱包が行
われる為には、同じ向きに重なるよう各移送物を
落下させる必要がある。この点上記移送装置は、
既述の押圧手段を備える事によつて対処しようと
するものであつた。
<考案が解決しようとする課題> ところがこのような従来の移送装置にあつて
は、移送物が薄板状の場合、(第1及び第2)移
送部と押圧手段との間に移送物が挟まり、うまく
落下しないという場合が往々にして生じた。
本考案は上記課題の解決を目的とする。
<課題を解決するための手段> 本考案は、コンベア等の移送手段1の終点付近
に、更に移送物を前進させるための第2移送部2
と第3移送部3が設けられたものであり、この第
2移送部2と第3移送部3が、移送方向の左右両
側に並べて配されることにより、移送物を第2移
送部2と第3移送部3との両者に載置した状態で
前方に移送するものであり、更に第2移送部2と
第3移送部3とは互いに左右反対の方向X,
X′に摺動するものであり、この摺動によつて第
2移送部2と第3移送部3の間の間隔が大きくな
り載置した移送物が落下するよう構成され、この
第2移送部2及び第3移送部3に載置された移送
物の側面を押圧する押圧手段9,9が、左右方向
に移動可能に設けられた移送装置において、下記
の構成を採るものである。
即ち上記第2移送部2と第3移送部3とが、
夫々前後方向に複数の移送手段を配列することに
よつて構成され、この移送手段間に〓間d…dが
設けられている。上記押圧手段9,9は、上記第
2移送部2と第3移送部3の上方に配位された上
部押圧部91,91と、上部押圧部91,91か
ら上記〓間d内へ垂下する下部押圧部90,90
とから構成されたものである。
<作用> 上記構成を採る本考案に係る移送装置は、薄板
状の移送物の移送にあつても、押圧手段9,9の
上部押圧部91,91から垂下する下部押圧部9
0,90が、当たりとなつて、水平方向へのばら
つきにより(第2及び第3)移送部2,3と押圧
手段9,9との間へ入りこもうとする移送物を順
次規制して、このようなばらつきを生じさせな
い。
即ち薄板状の移送物の押圧時、上部押圧部9
1,91が充分に移送物と接触して押圧すること
ができない場合、下部押圧部90,90が移送物
を押圧するため、押圧手段9,9と、(第2及び
第3)移送物2,3との間に移送物を挟まらせて
しまうことがない。
従つてどのような高さ(厚み)を有する移送物
を落下させる場合も、(第2及び第3)移送部2,
3にて、移送物の向きを整え、所定の位置に移送
物を確実に落とすことができる。
<実施例> 以下に図面を参照して、この考案の好適な実施
例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施
例に記載されている構成部品の寸法、形状、材
質、その相対配置などは、特に特定的な記載がな
いかぎりは、この考案の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎな
い。
第1図に本考案の一実施例を示す。これは、装
置全体の平面図である。大きく分けると装置は、
被梱包物移送部Aと、梱包紙移送部Bと、梱包部
Cとによつて構成される。以下順を追つて説明し
てゆく。
《被梱包物移送部A》 主に第1コンベア1と、その終点付近に配され
た第2コンベア2と第3コンベア3とによりな
る。即ち他から被梱包物を移送してくる第1コン
ベア1の終点からその延長方向に第2コンベア2
と第3コンベア3が配される。第1コンベア1に
ついては、ベルトコンベアを用いて実施しても、
ローラコンベア等の他手段によつて実施してもよ
い。この第2コンベアと第3コンベアは、互いに
離れ又は近づくべく、即ち互いの間隔を大きくし
たり小さくしたりすることが可能なように互いに
左右反対の方向(X−X′方向)へ摺動可能に構
成される。ここでは、一例として次のような構成
のものを掲げておく。
第2図Iに示すように、板面が互いに向かい合
うよう、平行に2枚の長尺条の板条体4,4を配
置する。この板条体4,4は、互いの間隔を大き
くすることができるように、即ち互いに左右反対
方向へ摺動することが可能なようにその外側に油
圧アクチユエーター6,6を備え、該油圧アクチ
ユエーター6,6の先端に固定されている(板状
体4,4が互いに遠ざかる事が出来る構成による
のであればよく、この方法に限定する旨ではな
い)。上記アクチユエーター6,6の摺動方向の
両脇へ、摺動方向と平行なガイドバー5,5を設
け、アクチユエーター6,6の摺動のガイドをせ
しめる。一方の板状体4は、他方の板状体4に対
向する面に第2コンベア2が設けられ、同様にそ
の他方の板状体には、第3コンベア3が設けられ
ている。
第2コンベア2、第3コンベア3の両者の上に
確実に移送物Tが乗つた状態で停止し、移送物T
の位置を整えて第2コンベア2、第3コンベア3
の開閉による落下に備えるよう構成する。
第2コンベア2、第3コンベア3に移送物Tの
載置状態を整える押圧板9,9,9′を設ける。
押圧板9,9は、第2コンベア2、第3コンベア
3上を摺動して移送物Tの(進行方向に対して)
両側面を押圧し位置決めをする。押圧板9′は、
移送物Tを(進行方向に対して)正面から押圧し
同じく位置決めをする。これらの位置決め手段に
よつて、第2コンベア2及び第3コンベア3の下
の梱包紙へ確実に移送物Tを落下させる。押圧板
9,9,9′は、位置が決まるか、或は移送物T
が落下すれば、元の位置に摺動する構成にしてお
く。
移送物Tが薄板であるとき、上記押圧板9,9
と第2コンベア2或は第3コンベア3との間に移
送物Tが挟まつて、適正な位置に載置されない場
合や、コンベアの開閉によつて予定通り落下しな
いといつた事態が生ずる。この事を考慮して、第
2コンベア2及び第3コンベア3を、ローラコン
ベアを用いて実施する。このローラコンベアは、
複数のローラrを前記板状体4,4へ回動自在に
固定したものである。ローラrのそれぞれが各々
の軸方向が平行となるように並べられ、移送方向
に沿つて、水平なローラ群を為す。複数のローラ
rの内適当なものが自ら回転をして、移送力を供
給するようにしておけばよい(勿論総てのローラ
rが自ら回転するように構成するのを妨げるもの
ではない)。各ローラrは互いに適当な間隔dを
以て配されている。このようにローラコンベアを
用いる事によつて後述の下部押圧部90の設定が
行える。
第2図に示すように、押圧板9は、下部押圧
部90と、上部押圧部91とによつて構成されて
いる。図示の通り、この下部押圧部90は、上部
押圧部91の下方に設けられ、上述の間隔dを通
り抜け垂下方向にのびるものである。
この第2図は、第2図IのY方向から眺めた
ものである。
両ローラコンベア2,3の押圧板9,9の上部
押圧部91,91の適宜位置には、このような下
部押圧部90,90が設けられ、押圧板9とロー
ラコンベアとの間に移送物が挟まれないようにし
てある。
詳述すると、上記上部押圧部91が移送物の上
部を押圧すると共に上記下部押圧部90,90が
移送物の下部を押圧して、移送物をばらつかせず
円滑に落下させるのである。
上述の下部押圧部90を通す為の間隔dを設定
する方法として他の実施例を第6図に示す。これ
は、第2第3コンベアの実施をローラコンベアの
代わりにベルトコンベア2r,2r′,2r″及びベ
ルトコンベア3r,3r′,3r″を用いて行つたも
のである。ベルトコンベアは、ここでは片側3個
で一対計6個使用して実施しているが、この数に
限定する旨ではなく、6個以上でも、6個以下で
も実施可能である。このように複数の移送範囲の
狭いベルトコンベアを配置する事で、上述の間隔
dを設定する事が出来、下部押圧部90を設けて
やる事が出来る。勿論第7図に示すように、ロー
ラコンベア7,7とベルトコンベア8,8,8,
8とを併設しても、上記下部押圧部90を設ける
為の間隔dを設定する事が出来る。ローラコンベ
ア8とベルトコンベア8の配された位置は、互い
に第7図に示した位置と逆であつてもよい。
《梱包紙移送部B》 上から載せられてくるシート状体P(以下梱包
紙の上位概念として用いる。)を保持するホルダ
10,10,10,10と、このホルダ10,1
0,10,10からシート状体Pを取り出す抽出
装置11と、抽出装置11により取り出されたシ
ート状体Pをさらに他に移送させる摺動装置12
とを備え、上記抽出装置11は、ホルダ10,1
0,10,10最下部のシート状体Pの下面を吸
着保持したまま摺動することによつて該ホルダ1
0,10,10,10からシート状体Pを強制脱
出させる事が可能なものである。
各部詳述すると第3図に示すように上記抽出装
置11は、長尺条の摺動部13と該摺動部13先
端に設けられた吸着部14とを有してなり、摺動
部13の摺動によつて(この方法としては、流体
圧を利用するもの、機械的、電磁気的なもののい
ずれを問わない。)その先端の吸着部14に吸着
したシート状体Pを移送する。
上記吸着部14の効果的な実施の一例として
は、真空ポンプ等の吸引口を吸着部14に設けて
シート状体Pとの間を真空状態にして吸着を行う
ものを掲げておく。
摺動装置12は、板面に開口部15を有する板
状体であり(以下摺動板16と言う。)、ホルダ1
0,10,10,10下部から被梱包物移送部A
の下部の間を摺動可能に構成される(この方法と
しては、流体圧を利用するもの、機械的、電磁気
的なもののいずれを問わない)。
上記吸着部14は、摺動板16の下から開口部
15を通り抜けてホルダ10,10,10,10
最下部のシート状体Pの下面を吸着し、シート状
体Pを保持したまま下降し、開口部15を通り抜
けて摺動板16上面にシート状体Pを離脱する
(このとき吸着部14の吸引を解除するように構
成すればより効果的である)。こうして摺動板1
6上に乗つたシート状体Pはスライドして、梱包
部Cのラインに運ばれる。
《梱包部C》 梱包部Cは、第4図に示すように、梱包紙P
(「シート状体P」と同義。)に移送物Tを乗せる
位置から、次工程に既梱包物T′を移送するライ
ン17(第1図)にかけて結ぶチエーンコンベア
18(移送手段としてこれに限定する旨ではな
い。)を有してなる。即ち第2コンベア2を第3
コンベア3の下から、ライン17にかけてチエー
ンコンベア18は配される。このチエーンコンベ
ア18を移送する間に梱包作業がなされるように
構成する。以下順を追つて例示して行く。梱包紙
Pを上に乗せた摺動板16は、スライドして第2
コンベア2と第3コンベア3の下まで移動してく
る。即ちチエーンコンベア18の始点まで移動し
てくる。このチエーンコンベア18は、同軸のギ
ア19,19に平行な2本のチエーン20,20
が掛けられたもので、両チエーン20,20上に
適宜間隔を以て一対の受容板21,21が複数渡
されている。チエーン20,20間から受容板2
1,21間へ摺動突出可能に、前記吸着部14と
同様の吸着部22を先端に備えた長尺条の摺動部
23を設ける。梱包紙Pを上に乗せた摺動板16
が、スライドして第2コンベア2及び第3コンベ
ア3の下まで移動してきたとき、チエーンコンベ
ア18の作動によつて、この位置に一対の受容板
21,21が、同調し対応する(摺動板16の摺
動とチエーンコンベア18の同調動作は、時間的
にどちらが先でも、同時でも構わない)。この後
吸着部22がチエーンコンベア18から伸び、開
口部15を通り抜けて梱包紙Pを吸着・保持す
る。摺動板16は、梱包紙Pを残して元の位置に
戻る(即ちホルダ10,10,10,10の下)。
受容板21,21は、吸着部22が保持してい
る梱包紙Pの下面を支持すると同時に第2コンベ
ア2と第3コンベア3との間から落下してくる移
送物Tの前後の位置決めを行う。詳述すると、第
5図に示すように吸着部22の降下或は落下して
くる移送物Tの自重或はその両方によつて一対の
受容板21,21の間に移送物Tが所定個数重ね
られてゆく。この後第1図に示す通り、所定個数
受容した梱包紙Pを乗せ、チエーンコンベア18
上の一対の受容板21,21が移動して、チエー
ンコンベア18の適宜位置に設けられた糊付け装
置付近に運ばれる(図示しない。糊付けが不要で
あれば、これは実施しなくてもよい)。糊付け装
置によつて、梱包紙Pの適宜位置に糊付けがなさ
れた後、折り畳み装置24,25を通過して梱包
紙Pの側面が折り畳まれる。26は、内容物(移
送物T)が浮き上がらないように上部から押さえ
る押さえ装置である。こうして既梱包物T′は、
チエーンコンベア18から、押し出し装置27の
摺動によつて、次工程に向かうライン17に押し
出される。各装置の連動(停止、作動)・同調は、
適宜センサーを以て或は、数値制御装置を以て或
はその両者を以て行えば効果的である。
上記構成によつて、被梱包物(移送物T)が箱
体として形成された梱包紙Pに梱包されるのであ
り、梱包物によつては、これで一通りの作業工程
が自動化出来るのである。上記梱包とは別に、上
箱を被梱包物にかぶせる工程も付加する事が応用
例として実施可能である。上述の実施例の付随事
項として下記のものを加えておく。
《第2梱包部D》 第1図のDの位置へ、第8図及び第9図に示す
第2梱包部を配備する(第8図は第2梱包部を平
面視した状態う示し、ここでは、梱包紙P′及び抽
出装置11周辺の構成は図面の煩雑化を避ける為
に省略してある)。これは、前述の梱包紙移送部
Bの説明で掲げた構成を応用したものである。即
ち上から載せられてくるシート状体P′(以下梱包
紙の上位概念として用いる。)を保持するホルダ
10′,10′,10′,10′と、このホルダ1
0′,10′,10′,10′からシート状体P′を取
り出す抽出装置11′と、抽出装置11′により取
り出されたシート状体P′をさらに他に移送させる
摺動装置12′とを備え、上記抽出装置11′は、
ホルダ10′,10′,10′,10′最下部のシー
ト状体P′の下面を吸着保持したまま摺動すること
によつて該ホルダ10′,10′,10′,10′か
らシート状体P′を強制脱出させる事が可能なもの
である。
各部詳述すると上記抽出装置11′は、長尺条
の摺動部13′と該摺動部13′先端に設けられた
吸着部14′とを有してなり、摺動部13′の摺動
によつて(この方法としては、流体圧を利用する
もの、機械的、電磁気的なもののいずれを問わな
い。)その先端の吸着部14′に吸着したシート状
体P′を移送する。
上記吸着部14′の効果的な実施の一例として
は、真空ポンプ等の吸引口を吸着部14′に設け
てシート状体P′との間を真空状態にして吸着を行
うものを掲げておく。
摺動装置12′は、板面に開口部15′を有する
板状体であり(以下摺動板16′と言う。)、ホル
ダ10′,10′,10′,10′下部から梱包部C
のラインLまでの間を摺動可能に構成される(こ
の方法としては、流体圧を利用するもの、機械
的、電磁気的なもののいずを問わない)。
上記吸着部14′は、摺動板16′の下から開口
部15′を通り抜けてホルダ10′,10′,1
0′10′最下部のシート状体P′の下面を吸着し、
シート状体P′を保持したまま下降し、開口部1
5′を通り抜けて摺動板16′上面にシート状体
P′を離脱する(このとき吸着部14′の吸引を解
除するように構成すればより効果的である)。こ
うして摺動板16′上に乗つたシート状体P′はス
ライドして、上箱梱包装置E位置に運ばれる。
第8図に示すようにラインLから移送されてき
た移送物Tは適宜押圧手段によつてZ方向への付
勢を受け、上記シート状体P′の移送に先んじて、
或は同時に梱包装置E上に押し出される。
第9図の状態から、第10図に示す通り前述の
摺動板16′の摺動が行われる。第9図の20′は
この摺動力を供給する摺動力供給部であり、2
1′は摺動板16′の摺動方向をガイドするガイド
バーである。22′は摺動板16′のガイドバー保
持部である。第10図の状態から第11図におい
て示す通り、梱包装置Eの上部より、垂下方向へ
の摺動が可能な吸着部23′によつて梱包紙P′は
吸着保持される。この吸着部23′は既述の吸着
部14と同様の構成をとるものである。従つて吸
着部14と同様真空ポンプ等の吸引口を備えるも
のとして実施すれば効果的である。摺動板16′
は元の位置に引き返し、次の摺動に備える。吸着
部23′に保持された梱包紙P′は、吸着部23′の
垂下・摺動によつて、移送物T(被梱包物)の上
部に対応する。
第8図に示すように、吸着部23′周辺には、
梱包紙P′を畳んで箱体を構成したときに、側面と
なる部分を、押圧して、被梱包物側面に沿わせる
為の押圧部24′,24′,24′,24′が設けら
れている。
第12図に掲げるように、この押圧部24′,
24′,24′,24′が垂下し、梱包紙P′の上記
側面形成部t,t,t,tを折り込む。この折り
込みの途中第8図に示す糊付け部25′,25′,
25′,25′が、摺動して側面形成部t,t,
t,t同士の間に割り込む糊付けを行う。この糊
付けはホツトメルト式のもので実施するのが適当
である。糊付け後糊付け部25′,25′,25′,
25′は元の位置に戻る。折り込みが完了した時
点或はその前後に於いて、梱包紙P′の糊付けによ
つて合わせられた部分を押圧すべく、押圧部2
4′,24′に設けられた押圧部材26′,26′,
26′,26′が水平方向に摺動して外部より梱包
紙の押圧を行う。これら吸着部23′,23′,2
3′,23′、押圧部24′,24′,24′,2
4′、糊付け部25′,25′,25′,25′及び
押圧部材26′,26′,26′,26′の摺動は適
宜アクチユエータ等を用いて実施可能である。
第13図に示す状態で梱包は完了し、吸着部2
3′及び押圧部24′は元の位置に戻り、他方適宜
押圧手段によつて梱包物(移送物T)は手前に付
勢され、第8図に示すローラ部Gに押し出され
る。
上述のように上箱を梱包する工程を実施するも
のにあつては、取り出しの便を考えて下箱の糊付
けをせずに済ます事が出来る。このとき、上箱を
外すことによつて下箱の側面を開放する事が出
来、取り出しに容易である。
梱包紙移送部Bのホルダ10,10,10,1
0も上記第2梱包部のホルダ10′,10′,1
0′,10′も、共に長手先端を上方に向けた立
設・保持された棒状体である。各ホルダは4本一
組として、4角形の頂点を為すべく適宜間隔を以
て配置される。ホルダを頂点とする4角形は、梱
包紙の外形よりも幾分小さくなるように位置す
る。そして箱体として組み立てる為梱包紙Pの適
宜位置に入れられた切り込みがホルダに通される
事によつて、梱包紙Pがホルダに保持される。
<考案の効果> 本考案の実施によつて、偏平な移送物を更に下
部へ移送する際、押圧板9,9の下部押圧部9
0,90が移送物を押圧し、押圧板9,9と(第
2及び第3)移送部2,3との間に移送物を挟ま
らせることなく、その結果例えば梱包作業に実施
した場合、偏平な複数の内容物を順次梱包紙の定
位置に落として行く事が出来、梱包能率の向上、
或はその自動化の促進に功を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す全体平面図
である。第2図Iは、被梱包物移送部Aの要部平
面図であり、第2図はその要部正面図である。
第3図は、梱包移動部Bの要部説明図である。第
4図は、梱包部Cの要部説明図であり、第5図
は、この梱包部Cの梱包開始点付近の作動状態を
示す説明図である。第6図は、被梱包物移送部A
の他の実施例を示す要部斜視図であり、第7図は
被梱包物移送部Aの更に他の実施例を示す要部正
面図である。第8図は第2梱包部Dの平面図であ
る。第9図・第10図・第11図・第12図・第
13図は、夫々第8図の正面図を示す、順に梱包
工程の説明図を為している。 1……第1コンベア、2……第2コンベア、3
……第3コンベア、4……板状体、6……アクチ
ユエーター、9,9′……押圧板、d……間隔、
90……下部押圧部、91……上部押圧部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンベア等の移送手段1の終点付近に、更に移
    送物を前進させるための第2移送部2と第3移送
    部3が設けられ、 この第2移送部2と第3移送部3は、移送方向
    の左右両側に並べて配されることにより、移送物
    を第2移送部2と第3移送部3との両者に載置し
    た状態で前方に移送するものであり、 更に第2移送部2と第3移送部3とは互いに左
    右反対の方向X,X′に摺動するものであり、こ
    の摺動によつて第2移送部2と第3移送部3の間
    の間隔が大きくなり載置した移送物が落下するよ
    う構成され、 この第2移送部2及び第3移送部3に載置され
    た移送物の側面を押圧する押圧手段9,9が、左
    右方向に移動可能に設けられた移送装置におい
    て、 上記第2移送部2と第3移送部3とが、夫々前
    後方向に複数の移送手段を配列することによつて
    構成され、この移送手段間に〓間d…dが設けら
    れ、 上記押圧手段9,9が、上記第2移送部2と第
    3移送部3の上方に配位された上部押圧部91,
    91と、上部押圧部91,91から上記〓間d内
    へ垂下する下部押圧部90,90とから構成され
    たものであることを特徴とする移送装置。
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