JPH05259968A - 移動体通信監視方式 - Google Patents

移動体通信監視方式

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Publication number
JPH05259968A
JPH05259968A JP4044258A JP4425892A JPH05259968A JP H05259968 A JPH05259968 A JP H05259968A JP 4044258 A JP4044258 A JP 4044258A JP 4425892 A JP4425892 A JP 4425892A JP H05259968 A JPH05259968 A JP H05259968A
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JP
Japan
Prior art keywords
station
radio wave
base station
monitoring information
mobile
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4044258A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Sako
靖彦 迫
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NIPPON DENKI MUSEN DENSHI KK
Original Assignee
NIPPON DENKI MUSEN DENSHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】セルラ方式の移動体通信において、妨害局の検
出およびこれに対する対応を敏速にする。 【構成】妨害電波が発生して移動局M1と基地局B1間
の通信が不能になると、集中管理局C1は基地局B1よ
り回線障害通知S8を受け取る。これにより集中管理局
C1は基地局B1のサービスゾーンZ1に隣接するサー
ビスゾーンZ2〜Z7の基地局B2〜B7に監視情報要
求信号S9の送出を行う。基地局B2〜B7は、信号S
9に応答して妨害を受けている周波数の電波を受信し、
その電界情報等を監視情報S10として集中管理局C1
に送る。集中管理局C1は、監視情報S10により妨害
電波を発する妨害局J1の位置等を特定し、基地局B1
に移動局M1向け電波の周波数変更指示S11を行うな
どの回線復旧のための対応を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体通信方式において
通信回線の監視を行う移動体通信監視方式に関し、特に
移動体通信のサービスゾーンを複数に分割するセルラ方
式における移動体通信監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図2のセルラ構成図を参照してこ
の種の移動体通信方式のセルラ構成を説明すると、集中
管理局C1は複数の基地局B(B1〜B7および図示さ
れない基地局)を管理する。各々の基地局Bはそれぞれ
に割り当てられたサービスゾーンZ(Z1〜Z7および
図示されないサービスゾーン)を管理する。例えば、基
地局B1はサービスゾーンZ1を管理する。移動局M1
は、全てのサービスゾーンZを自由に移動することがで
き、移動先のサービスゾーンZを管理する基地局Bとデ
ータの送受信を行う。現在、移動局M1は、基地局B1
のあるサービスゾーンZ1にいるので、基地局B1とデ
ータの送受信を行う。
【0003】次に、図3を参照して図2のセルラ構成に
おける従来の移動体通信方式の通信シーケンスフローを
説明する。いま、集中管理局C1から基地局B1に送ら
れた第1のデータS1を、基地局B1が移動局M1に第
1のデータS2として転送している。移動局M1は基地
局B1から第1のデータS2を受信すると、データS2
が正常に受信できたことを基地局B1へ知らせる受信応
答S3を送信する。すると、基地局B1は受信応答S4
を集中管理局C1に送信する(このように全ての基地局
Bは集中管理局C1に通信の状態を通知している)。続
いて、基地局B1は集中管理局C1からの第2のデータ
S5を第2のデータS6として移動局M1へ向けて送信
する。しかし、ここで基地局B1が送信に用いている周
波数に妨害が発生して移動局M1は希望するデータS6
を受信することができなくなると(図2において基地局
B1のサービスゾーンZ1に仮想的な妨害局J1が存在
する場合など)、移動局M1は基地局B1に対して上記
受信応答S3に代って未受信応答S7を送信するか、あ
るいはなにも応答しないこととなる。基地局B1は、こ
のように受信応答S3が受信できない場合には(未受信
応答S7を受信しても)、移動局M1と基地局B1間の
無線区間を回線不良と判断して通信を終了し、回線障害
通知S8を送出して集中管理局C1に対し上記無線区間
の回線不良を連絡する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した移動体通信方
式では、実際に通信を行った信号からのみ無線区間の回
線状態を判断し、また集中管理局にて一元的に上記回線
状態の管理を行っていなかったため、回線障害が特定の
基地局による妨害によるものか、あるいは他の地理的状
態的なものかの判断ができず、また妨害基地局の特定化
およびその妨害局の位置の検出が大変困難であるという
欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の移動体通信監視
方式は、集中管理局と、前記集中管理局に管理され割り
当てられたサービスゾーンをそれぞれ管理する複数の基
地局と、前記各サービスゾーン内を自由に移動して属す
るサービスゾーンを管理する前記基地局との通信を行う
移動局とを有するセルラ方式の移動体通信方式における
移動体通信監視方式であって、前記基地局と前記移動局
との間で互いに通信中の周波数の電波に回線障害が発生
したときには、前記集中管理局が前記基地局のサービス
ゾーンに隣接する複数の前記基地局に前記回線障害が発
生した周波数電波の電界情報を含む監視情報を要求する
監視情報要求信号を送出し、サービスゾーン隣接の複数
の前記基地局が前記監視情報要求信号に応答して前記監
視情報を前記集中管理局に送出する。
【0006】また、本発明の一実施態様は、さらに、前
記集中管理局が、複数の前記監視情報に応答して妨害電
波の有無を判定する手段と、前記妨害電波が存在する場
合には回線障害の前記基地局に前記妨害電波とは異なる
周波数に前記移動局への送信電波を切替要求する手段と
を有し、前記基地局が前記移動局への送信電波の周波数
を前記妨害電波とは異なる周波数に切替える手段を有し
ている。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を適用した移動体
通信方式の通信シーケンスである。以下、上述した図2
を併せ参照してこの実施例による移動体通信監視方式の
通信シーケンスを説明する。ここで、図2に示すように
基地局のサービスゾーンZ1は他の基地局B2〜B7の
サービスゾーンZ2〜Z7によって囲まれている。ま
た、基地局B1がデータを送信する電波と同じ周波数の
妨害電波が基地局B1のサービスゾーンZ1内に存在す
る。この妨害電波は、通常、この移動体通信方式の基地
局Bのいずれかに発生するので、これを妨害局J1とし
て仮想的に示してある。
【0009】まず、図3の従来の通信シーケンスと同様
の通信中に、基地局B1は集中管理局C1から受けたデ
ータS5を移動局M1に対しデータS6として転送す
る。しかし、基地局B1の送信すると同じ周波数電波に
よる妨害があると、移動局M1は希望するデータS6を
受け取れない。よって移動局M1は通信動作を停止する
か、あるいは基地局B1に対し未受信応答S7を送出す
る。移動局M1より未受信応答S7を受信するか、ある
いはなにも受信できなかった基地局B1は、集中管理局
C1へ回線障害通知S8を送出する。ここまでの通信シ
ーケンスについては、本実施例シーケンスにおいても従
来のシーケンスと変わるところはない。
【0010】回線障害通知S8を受けた集中管理局C1
は、基地局B1のサービスゾーンZ1に隣接するサービ
スゾーンZ2〜Z7を持つ基地局B2〜B7に監視情報
要求信号S9の送出を行う。基地局B2〜B7のそれぞ
れは、基地局B1の移動局M1への送信周波数の電波を
モニタし、その周波数電波の電界情報を含む監視情報S
10の内容を集中管理局C1に送信する。集中管理局C
1は集まった監視情報S10の電界情報等から妨害局J
1の有無を確認し、妨害局J1があればその位置を算出
する。例として基地局B6から妨害局J1までの距離L
6を図2に示している。集中管理局C1では、基地局B
2〜B7のそれぞれと妨害局J1との算出された距離を
重ね合わせて、人的行動または機械力を使用して妨害局
J1の位置を特定する。この結果、妨害局J1の修復を
行って妨害電波の送出を停止させることが可能となる。
【0011】また、集中管理局C1は、妨害局J1の発
生する電波によりその電波と同一周波数の電波が基地局
B1において使用不能であることを確認することで、基
地局B1に対して周波数変更指示S11を送出し、移動
局M1に対する送信電波の周波数変更を指示する。集中
管理局C1はその後も基地局B2〜B7に対する監視情
報要求信号S12を送出して妨害電波の監視を継続して
行い、これらの基地局B2〜B7からの監視情報S13
を利用して妨害局J1の他の基地局への移動などに対応
する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、セルラ方
式の移動体通信方式における通信回線の監視において、
基地局からの送信電波をこれらの基地局で相互に監視す
ることにより、基地局と移動局間の回線不良、なかでも
妨害局の出現に対して敏速な対応をとることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による回線異常時を含む通信
シーケンスフローである。
【図2】セルラ方式の移動体通信方式におけるセルラ構
成図である。
【図3】従来の移動体通信方式の回線異常時を含む通信
シーケンスフローである。
【符号の説明】
B1〜B7 基地局 C1 集中管理局 J1 妨害局 M1 移動局 Z1〜Z7 サービスゾーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集中管理局と、前記集中管理局に管理さ
    れ割り当てられたサービスゾーンをそれぞれ管理する複
    数の基地局と、前記各サービスゾーン内を自由に移動し
    て属するサービスゾーンを管理する前記基地局との通信
    を行う移動局とを有するセルラ方式の移動体通信方式に
    おける移動体通信監視方式であって、前記基地局と前記
    移動局との間で互いに通信中の周波数の電波に回線障害
    が発生したときには、前記集中管理局が前記基地局のサ
    ービスゾーンに隣接する複数の前記基地局に前記回線障
    害が発生した周波数電波の電界情報を含む監視情報を要
    求する監視情報要求信号を送出し、サービスゾーン隣接
    の複数の前記基地局が前記監視情報要求信号に応答して
    前記監視情報を前記集中管理局に送出することを特徴と
    する移動体通信監視方式。
  2. 【請求項2】 さらに、前記集中管理局が、複数の前記
    監視情報に応答して妨害電波の有無を判定する手段と、
    前記妨害電波が存在する場合には回線障害の前記基地局
    に前記妨害電波とは異なる周波数に前記移動局への送信
    電波を切替要求する手段とを有し、前記基地局が前記移
    動局への送信電波の周波数を前記妨害電波とは異なる周
    波数に切替える手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の移動体通信監視方式。
JP4044258A 1992-03-02 1992-03-02 移動体通信監視方式 Withdrawn JPH05259968A (ja)

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JP4044258A JPH05259968A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 移動体通信監視方式

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JP4044258A JPH05259968A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 移動体通信監視方式

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JPH05259968A true JPH05259968A (ja) 1993-10-08

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JP4044258A Withdrawn JPH05259968A (ja) 1992-03-02 1992-03-02 移動体通信監視方式

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Effective date: 19990518