JPH0525904U - スイツチギヤ列盤装置 - Google Patents

スイツチギヤ列盤装置

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JPH0525904U
JPH0525904U JP8225791U JP8225791U JPH0525904U JP H0525904 U JPH0525904 U JP H0525904U JP 8225791 U JP8225791 U JP 8225791U JP 8225791 U JP8225791 U JP 8225791U JP H0525904 U JPH0525904 U JP H0525904U
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JP
Japan
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board
busbar
panel
row
duct
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Pending
Application number
JP8225791U
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Inventor
憲治 高崎
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守点検時や増設時の停電範囲,停電時間を
最小限に抑え、かつ、母線構成,盤配列の自由度を高め
る。 【構成】 電力機器をそれぞれ収納した複数の盤本体1
6を列盤設置し、この盤本体16の列盤方向に長く形成
され3相の母線25を収納した金属製ダクト24を盤本
体16から分離して配設すると共に、ダクト24の適所
にそれぞれ母線25に接続された複数の分岐コネクタ2
7を取り付け、各盤本体16にそれぞれ取り付けられた
ブッシングコネクタ18と各分岐コネクタ27との間を
それぞれケ−ブル29により接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数のスイッチギヤを列盤設置するスイッチギヤ列盤装置に関し、 詳しくは母線構成の改良に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数のスイッチギヤを列盤設置する場合、各スイッチギヤの盤本体内の 同一個所にそれぞれ母線室を形成してこの各母線室間を貫通するように母線を配 設するのが一般的である。
【0003】 例えば、図4は2重母線式列盤装置の単線接続構成を示したものであり、変圧 器2次盤1,これより引き出された母線2が導入された複数の配電線盤3,前記 変圧器2次盤1からの母線2と他の変圧器2次盤1からの母線2とを連絡する母 線連結盤4等が列盤設置されている。
【0004】 そして、2回路の配電線を収納した前記配電線盤3は、図5に示すような構成 になっており、盤本体5内の前部中央に形成された左右方向の母線室6に変圧器 2次盤1からの母線2が収納され、この母線2より分岐した導体がそれぞれ母線 室6の上下に配設した遮断器7に接続されると共に、それぞれ計器用変流器8を 介して地中の配電ピットより立ち上げた配電ケ−ブル9に接続されている。10 は零相変流器である。
【0005】 また、変圧器2次盤1や母線連結盤4においても、前述と同様に盤本体内の前 部中央に母線室が形成され、これに母線2が収納され、母線2に接続された導体 を適宜引き回して主回路機器との接続を行うようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来の列盤装置にあっては、各盤1,3,4の盤本体5内の同一個所 にそれぞれ母線室6を形成し、この各母線室6を順次貫通するように母線2を配 設する構成であるため、保守点検や増設等のように母線2の停電を必要とする場 合には、各盤毎の停電が行えず、母線単位での停電が必要となり、例えば図4に おいて任意の配電線盤3を保守点検する際には、左側の変圧器2次盤1から母線 連結盤4までの母線2を停電する必要があり、停電範囲が広く、しかも作業の間 停電が継続するため、停電時間が非常に長くなるといった問題を有している。
【0007】 また、盤本体5内の限られた母線室6に母線2を収納するため、3重母線やル −プ母線等への対応が難しく、母線構成が制限され、その上、常に母線単位での 列盤配置を必要とするため、盤配列に制限を受け、列盤途中への増設や用途別盤 配列等が困難となる問題がある。
【0008】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に留意してなされたものであ り、その目的とするところは、保守点検時や増設時の停電範囲及び停電時間を最 少限に抑え、かつ母線構成,盤配列の自由度を高めることのできるスイッチギヤ 列盤装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案のスイッチギヤ列盤装置においては、電力 機器をそれぞれ収納した複数の盤本体を列盤設置し、この盤本体の列盤方向に長 く形成され3相の母線を収納した金属製ダクトを盤本体から分離して配設すると 共に、このダクトの適所にそれぞれ母線に接続された複数の分岐コネクタを取り 付け、各盤本体にそれぞれ取り付けられたブッシングコネクタとダクトの各分岐 コネクタとの間をそれぞれケ−ブルにより接続したものである。
【0010】
【作用】
前述した構成のスイッチギヤ列盤装置にあっては、複数の盤本体を電気的に接 続する母線が盤本体から分離した金属製ダクトに収納され、単独にユニットを構 成するため、この母線にケ−ブルを介して接続された各盤本体においては、保守 点検時、母線を一旦停電する必要があるもののケ−ブルを取り外すことにより該 当する盤本体のみの停電で作業が行えることになり、停電範囲及び停電時間が短 縮され、増設時においても停電時間が短時間となる。
【0011】 また、盤本体と母線とが分離されることから、盤配列及び母線構成をそれぞれ 独立して設定でき、列盤途中への増設や用途別盤配列等が可能になると共に、2 重,3重母線やル−プ母線等あらゆる母線形態に容易に対応できることになる。
【0012】
【実施例】
実施例につき、図1ないし図3を用いて説明する。 図1において、11は基礎コンクリ−ト、12はシンダ−コンクリ−ト、13 はシンダ−コンクリ−ト12上に設置され単位回路の配電線を収納した配電線盤 であり、複数の配電線盤13,変圧器2次盤,PT盤,母線連結盤(2重母線時 )等が2列に図中前後方向に列盤設置され、両列盤のそれぞれの盤本体が所定の 間隔を介して背面を向い合わせて配置され、前記シンダ−コンクリ−ト12には 、各列盤間の位置に母線ピット14が,各盤の直下の位置に配電ピット15がそ れぞれ列盤方向に形設されている。
【0013】 前記配電線盤13は単位回路の配電線を収納して構成され、盤本体16内のほ ぼ中央部に引出形遮断器17を収納し、盤本体16の後壁に貫設されたブッシン グコネクタ18と遮断器17の一方の端子とを導体により接続すると共に、遮断 器17の他方の端子を計器用変流器19を介して配電ピット15より立ち上げた 配電ケ−ブル20に接続している。なお、21は計器用変圧器、22は計測メ− タ、23は保護リレ−である。
【0014】 24は各盤の列盤方向に長く形成され前記母線ピット14に配設された金属製 の閉鎖形ダクトであり、接地されており、図2に示すように、3相の母線25が それぞれ支持碍子26により支持されて収納され、ダクト24の上壁適所に分岐 コネクタ27が気密に貫設され、これがコ字形接続導体28により母線25に分 岐接続されている。
【0015】 29は一端にブッシングコネクタ18に着脱自在に接続されたL形コネクタ3 0を有し他端に分岐コネクタ27に着脱自在に接続された直線接続コネクタ31 を有する母線ケ−ブルであり、各盤本体16と母線25とを接続する。
【0016】 このような構成の列盤装置にあっては、任意の盤本体16の保守点検時、母線 25を一旦停電し、前記任意の盤本体16と母線25間のケ−ブル29を取り外 した後,再び送電を開始することにより、任意の盤本体16毎の停電が可能とな り、他の盤本体16における停電は極く短時間ですむことになる。
【0017】 また、増設時においても、増設盤と母線25とのケ−ブル接続時にのみ母線2 5を停電すればよく、この場合、母線接続作業が極めて簡単であり、作業時間を 短縮できるため、停電時間も短時間ですむ。
【0018】 ここで、盤本体16と母線25とが分離し、両者間をケ−ブル29で接続する のみであるため、盤配列及び母線構成をそれぞれ独立して設定することが可能と なる。例えば盤配列に関しては、用途別盤配列は勿論のこと、将来の増設を見込 んで隣り合う盤間にスペ−スを空けておくこともできる。
【0019】 母線構成に関しては、2重母線,3重母線,ル−プ母線等のあらゆる母線形態 に容易に対応でき、例えば2重母線の場合、図3に示すように、各列盤間の位置 に設けた母線ピット14を幅広に形成し、母線25をそれぞれ収納した2つのダ クト24をピット14内に並設して収納すると共に、両ダクト24のそれぞれの 分岐コネクタ27に接続されたケ−ブル29を図外の母線連結盤に引き込んで両 母線25を遮断器を介して連結するようにすればよい。 この場合、盤配列も自由であるため、例えば図3において左側の母線25に接 続する盤本体16を右側の列盤内に配置することもできる。
【0020】 なお、前記実施例では、母線25を収納したダクト24を床下に設けた母線ピ ット14内に配設する場合について述べたが、これに限らず、フリ−アクセスフ ロアや天井等を効率的に利用して配設することもでき、電気室内の有効スペ−ス を広げることができ、しかも盤本体16より分離した母線25を床下や天井に設 置するため、これに人が容易に触れることがなく、安全であり、その上、将来の 拡張を見込んでダクト24を先行設置しても全く異和感を感じさせないものであ る。
【0021】 また、前記実施例では、空気絶縁式のスイッチギヤの場合であるが、主回路充 電部を収納した密閉容器内にSF6 ガス等の絶縁性ガスを封入してなるガス絶縁 スイッチギヤにおいても同様に適用でき、さらに、母線25を収納したダクト2 4を気密構造にしてこれに絶縁性ガスを封入し、ガス絶縁ユニットバスを構成す ることも可能であり、この場合にはダクト24の縮小化が可能となる。 なお、本考案は、理論的には低圧〜特高(77KV程度)に適用できるが、ピ ット内や天井へのダクトの収納,母線,ケ−ブルサイズ等を考慮すると、高圧〜 特高(33KV)の適用が好ましい。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているため、つぎに記載する効果を奏 する。 列盤設置された盤本体から母線を分離してこれを金属製ダクトに収納し、両者 間をケ−ブルを用いて接続するようにしたので、保守点検時の停電範囲を極少化 できると共に、増設時における停電時間を大幅に短縮でき、電力の供給信頼性を 向上でき、しかも、盤本体と母線とをそれぞれ独立して設置できるため、あらゆ る母線構成や盤配列に対応でき、拡張性,保守性,施工性に優れたシステムを構 築できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスイッチギヤ列盤装置の実施例を
示す断面図である。
【図2】実施例のダクト内部を示した断面図である。
【図3】2重母線に適用した実施例の斜視図である。
【図4】従来の単線接続図である。
【図5】従来の配電盤の概略を示す側面図である。
【符号の説明】
16 盤本体 18 ブッシングコネクタ 24 ダクト 25 母線 27 分岐コネクタ 29 母線ケ−ブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力機器をそれぞれ収納した複数の盤本
    体を列盤設置し、前記盤本体の列盤方向に長く形成され
    3相の母線を収納した金属製ダクトを前記盤本体から分
    離して配設すると共に、前記ダクトの適所にそれぞれ前
    記母線に接続された複数の分岐コネクタを取り付け、前
    記各盤本体にそれぞれ取り付けられたブッシングコネク
    タと前記各分岐コネクタとの間をそれぞれケ−ブルによ
    り接続してなるスイッチギヤ列盤装置。
JP8225791U 1991-09-12 1991-09-12 スイツチギヤ列盤装置 Pending JPH0525904U (ja)

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JP8225791U JPH0525904U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 スイツチギヤ列盤装置

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JP8225791U JPH0525904U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 スイツチギヤ列盤装置

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Publication Number Publication Date
JPH0525904U true JPH0525904U (ja) 1993-04-02

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ID=13769400

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JP8225791U Pending JPH0525904U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 スイツチギヤ列盤装置

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JP (1) JPH0525904U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019054676A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 株式会社東芝 金属閉鎖形スイッチギヤ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019054676A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 株式会社東芝 金属閉鎖形スイッチギヤ

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