JPH0525903U - スイツチギヤ - Google Patents

スイツチギヤ

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JPH0525903U
JPH0525903U JP8225991U JP8225991U JPH0525903U JP H0525903 U JPH0525903 U JP H0525903U JP 8225991 U JP8225991 U JP 8225991U JP 8225991 U JP8225991 U JP 8225991U JP H0525903 U JPH0525903 U JP H0525903U
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JP
Japan
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door
mounting plate
box
control
attached
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Pending
Application number
JP8225991U
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English (en)
Inventor
泰嗣 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP8225991U priority Critical patent/JPH0525903U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単位回路に該当する計測・保護・制御器具や
補助継電器等の制御用小物部品を箱体内や隣接盤等に分
散することなく、そのスイッチギヤの扉に一括して取り
付けできるようにする。 【構成】 遮断器3等の主回路機器を収納した箱体1
と、箱体1の前面開口を開閉自在に閉塞すると共に計測
・保護・制御器具13を取り付けた前面扉10と、この
扉10の裏面の両側にそれぞれ固定された2つの支持金
具16,17と、一方の支持金具16に蝶番15を介し
て回動自在に支持され補助継電器等の制御用小物部品2
2を取り付けた取付板20と、この取付板20の自由端
側に設けられ他方の支持金具17に係脱自在に螺合した
固定ボルト21とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スイッチギヤに関し、詳しくは計測・保護・制御器具や他の制御用 小物部品の取付構造の改良に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチギヤは、例えば2回路の配電線を収納する場合、図5及び図6 に示すように構成されている。 すなわち、箱体1の前部に上下2段に遮断器用ハウジング2が配設され、これ にそれぞれ引出形遮断器3が収納され、箱体1の中央部の母線室4に配置された 母線5が両ハウジング2のそれぞれの一方の主回路断路部6に導体を介して接続 されると共に、それぞれの他方の主回路断路部6が計器用変流器7を介して地中 のピットより立ち上げたケーブル8に接続されている。9は零相変流器、10は 前面扉、11は後面扉である。
【0003】 さらに、単位回路に該当する制御器具類,すなわち計測・保護・制御器具及び 補助継電器等の制御用小物部品は、そのスイッチギヤの扉にすべて取り付けるこ とが配線量や保守点検等の点で理想であるが、実際には、これらの制御器具類す べてを前記前面扉10に取り付けるにはスペース不足であるため、箱体1内にお ける遮断器3の直上の空きスペースに補助継電器等の制御用小物部品12を取り 付けており、さらに、箱体1側にもスペースが不足する場合は、隣接盤等のスペ ース的に余裕のある他の盤に分散して取り付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述したようなスイッチギヤを設計する場合、その主な流れとして は、まず、基本となる系統設計を行って単線接続図を作図し、つぎに、シーケン ス設計を行って操作展開図を作図し、その後、箱体及び扉の構造設計工程で組立 図を作図し、最後に、配線設計による結線図を作図するのが一般的である。
【0005】 この場合、特に構造設計に際し、主回路機器で構成される箱体1の設計と、制 御器具類等が取り付けられる前面扉10の設計とを分業化できれば、設計の効率 化が図れる上、その後の製作も効率良く実施できる。
【0006】 しかし、従来のスイッチギヤにあっては、制御器具類を前面扉10及び箱体1 さらには隣接盤に分散して取り付ける構成であり、主に補助継電器等の制御用小 物部品の定格,数量等の詳細はシーケンス設計が完了するまではわからないため 、扉10のみならず箱体1の構造設計工程もシーケンス設計終了を待たねばなら ないことになり、箱体1と扉10との設計分業化が困難になる欠点がある。
【0007】 その上、設計中又は設計終了時点でシーケンスの仕様変更が生じた場合には、 再びシーケンス設計からやり直さねばならず、操作展開図,箱体1及び扉10の 組立図及び結線図の修正,手直しが必要となり、図面変更範囲が広く、手間がか かり、設計効率に多大な影響を及ぼす問題がある。
【0008】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に留意してなされたものであ り、その目的とするところは、単位回路に該当する計測・保護・制御器具や補助 継電器等の制御用小物部品を箱体内や隣接盤に分散することなくすべて扉に取り 付けることが可能なスイッチギヤを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案のスイッチギヤにおいては、主回路機器等 を収納した箱体と、この箱体の前面開口を開閉自在に閉塞すると共に計測・保護 ・制御器具を取り付けた扉と、この扉の裏面の両側にそれぞれ固定された2つの 支持金具と、一方の支持金具に蝶番を介して回動自在に支持され補助継電器等の 制御用小物部品を取り付けた取付板と、この取付板の自由端側に設けられ他方の 支持金具に係脱自在に螺合した固定ボルトとを備えたものである。
【0010】
【作用】
前述した構成のスイッチギヤにあっては、計測・保護・制御器具が取り付けら れた扉の裏面に支持金具を介して取付板を取り付け、これに制御用小物部品を取 り付けるようにしたので、扉における制御器具類の取り付けスペースが拡大し、 通常のスイッチギヤにおける部品数量は無条件で取り付け可能となり、箱体等に 分散する必要が全くなくなる。
【0011】 しかも、この取付板は蝶番を介して回動自在とされるため、固定ボルトを外し て取付板を回動つまり開放することにより、扉に取り付けられている計測・保護 ・制御器具の裏面端子等の保守点検が容易に行える。
【0012】
【実施例】
実施例につき、図1ないし図4を用いて説明する。なお、従来と同一符号は同 一もしくは相当するものを示すものとする。 図2はスイッチギヤの概略構成を示したものであり、主回路機器で構成される 箱体1においては、前部中央に母線室4が形成され、この上下に配設したハウジ ング2にそれぞれ引出形遮断器3が支持されると共に、母線室4の母線5が上下 に分岐され、それぞれ遮断器3及び計器用変流器7を通してケーブル8に接続さ れている。
【0013】 箱体1の前面開口を開閉自在に閉塞する前面扉10には、図1,図2及び図3 (A)に示すように、その扉面ほぼ一杯に計測・保護・制御器具13、すなわち 電流計,積算電力計等の計測器や状態表示用ランプ等の表示器,さらには過電流 継電器,地絡方向継電器等の主保護継電器等が埋め込みつまり扉板に貫通させて 取り付けられている。
【0014】 この前面扉10の裏面には、前記器具13より左右外側の位置にそれぞれ、後 面に縦方向の溝が形成された上下方向の1対の溝形鋼14が溶接等により固着さ れ、右側の溝形鋼14に後端の上下部に蝶番15を取り付けた支持金具16が, 左側の溝形鋼14に後端の中央部にナットを固定した支持金具17がそれぞれ後 方へ突出して固定されている。
【0015】 この両支持金具16,17の固定は、例えば左側の支持金具17の場合、図4 に示すように、支持金具17の前端の折曲片に通したボルト18と溝形鋼14内 に配置したナット19とで締め付けることにより行われ、右側の支持金具16も 同様にして固定され、この場合、ボルト18を緩めることにより支持金具16, 17の固定位置を溝形鋼14に沿って上下に可変調整することが可能である。
【0016】 さらに、右側の支持金具16には、その蝶番15を介して平面コ字状に折曲加 工された取付板20が回動自在に支持されており、この取付板20の回動自由端 側の中央部に支持された固定ボルト21を左側の支持金具17のナットに螺合す ることにより、前面扉10に取り付けられた器具13の裏面端子等を覆うように して取付板20が固定される。
【0017】 この取付板20は、打抜鋼板等で構成され、そのほぼ全面に多数の角孔が加工 されており、この角孔を利用して取付板20の裏面に補助継電器等の制御用小物 部品22がハンガーボードのように自由に取り付けられている。 なお、図1において、23及び24は箱体1の前部内側面に取り付けられた中 継端子台及び配線ダクトであり、特に扉枢支側(左側)のダクト24には、扉1 0の器具類13,22からの配線が収容される。
【0018】 このような構成のスイッチギヤにあっては、前面扉10の裏面に回動式の取付 板20を支持して部品の取付スペースを確保することができるため、通常の数量 の制御用小物部品22は無条件に取り付け可能となり、箱体1や隣接盤等に分散 する必要が全くなく、回路毎の器具類13,22を理想的に一括配置することが できる。
【0019】 このため、配線量が少なく、経済的なものになる上、保守点検が前面扉10の みで行えるため、その作業が容易となり、特に器具類13の裏面を覆った取付板 20は固定ボルト21を緩めることにより自由に開閉できるため、器具13の配 線用端子部の保守点検も容易に実施できることになる。
【0020】 また、器具13及び小物部品22を前面扉10に一括して取り付けることがで きるため、箱体1の設計をシーケンス設計の終了を待たずに独自に実施でき、箱 体1の設計,製作と前面扉10の設計,製作との分業化が容易に実現し、製品の 短納期化に大きく寄与できることになる。
【0021】 さらに、設計中又は設計完了時点でシーケンスの仕様変更が生じた場合には、 操作展開図及び扉の組立図に修正,手直しが生じるのみであり、図面変更範囲を 最小限に抑えることができ、特に、小物部品22の定格,数量の変更に対しては 、取付板20における部品取付位置(角孔の位置)の変更で容易に対応できる。
【0022】 なお、箱体1内に収納されている遮断器3は、図1の(B)のように、前面扉 10を開放して引き出されるが、この機器の出し入れ時に取付板20又はその小 物部品22に当る場合は、同図2点鎖線のように取付板20を開放すれば良く、 盤幅を大きくする必要がない。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているため、つぎに記載する効果を奏 する。 計測・保護・制御器具を取り付けた扉の裏面に支持金具を介して回動自在の取 付板を支持し、これに補助継電器等の制御用小物部品を取り付ける構成としたの で、スイッチギヤの単位回路に該当する計測・保護・制御器具類をその扉に理想 的に一括配置することができ、配線量を低減できると共に、その保守点検が容易 になるものであり、その上、箱体の設計,製作と扉の設計,製作との分業化が可 能となり、シーケンスの仕様変更に対しても図面変更作業が少なくかつ簡単で設 計効率が格段に向上し、製品の短納期化にも大きく寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスイッチギヤの実施例を示す箱体
前部及び扉の平面図であって、(A)は扉閉塞時、
(B)は扉開放時である。
【図2】実施例の概略側面図である。
【図3】実施例の前面扉を示し、(A)は正面図、
(B)は背面図である。
【図4】実施例における支持金具の固定構造を示す切断
平面図である。
【図5】従来例の概略側面図である。
【図6】従来例の箱体の正面図である。
【符号の説明】
1 箱体 3 遮断器 10 前面扉 13 計測・保護・制御器具 15 蝶番 16,17 支持金具 20 取付板 21 固定ボルト 22 制御用小物部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02B 1/32

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路機器等を収納した箱体と、該箱体
    の前面開口を開閉自在に閉塞すると共に計測・保護・制
    御器具を取り付けた扉と、該扉の裏面の両側にそれぞれ
    固定された2つの支持金具と、一方の前記支持金具に蝶
    番を介して回動自在に支持され補助継電器等の制御用小
    物部品を取り付けた取付板と、該取付板の自由端側に設
    けられ他方の前記支持金具に係脱自在に螺合した固定ボ
    ルトとを備えたスイッチギヤ。
JP8225991U 1991-09-12 1991-09-12 スイツチギヤ Pending JPH0525903U (ja)

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JP8225991U JPH0525903U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 スイツチギヤ

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JPH0525903U true JPH0525903U (ja) 1993-04-02

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ID=13769463

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JP (1) JPH0525903U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004166419A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Kawamura Electric Inc 機器配線盤
JP2010259142A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Mitsubishi Electric Corp スイッチギヤ
JP2020178518A (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 中国電力株式会社 制御盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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