JPH05258799A - モジュラー式電気器具プラグ - Google Patents
モジュラー式電気器具プラグInfo
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 電気器具プラグは絶縁−合成樹脂ケーシング
を備えている。このケーシングはそれぞれの接点要素の
ための、外側へ開放したばね室を有する。絶縁−合成樹
脂ケーシングはばね室を有する頭部材とプラグ部材から
なっている。このプラグ部材は接触ばねと給電線の間の
接触個所を絶縁し、かつ頭部材の一部がかぶさるよう射
出成形されている。プラグ部分の射出成形の前の部分的
に頭部材に挿入される保持部材が設けられている。接触
ばね６４と接続ブッシュ６０からなる一体の接触要素が
保持部材６に射出成形可能である。 【効果】 段階的な製作の間、接触要素は保持部材内に
しっかりと固定される。
を備えている。このケーシングはそれぞれの接点要素の
ための、外側へ開放したばね室を有する。絶縁−合成樹
脂ケーシングはばね室を有する頭部材とプラグ部材から
なっている。このプラグ部材は接触ばねと給電線の間の
接触個所を絶縁し、かつ頭部材の一部がかぶさるよう射
出成形されている。プラグ部分の射出成形の前の部分的
に頭部材に挿入される保持部材が設けられている。接触
ばね６４と接続ブッシュ６０からなる一体の接触要素が
保持部材６に射出成形可能である。 【効果】 段階的な製作の間、接触要素は保持部材内に
しっかりと固定される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁−合成樹脂ケーシ
ングが外側へ開放したばね室を備え、このばね室にそれ
ぞれ一つの接触要素が挿入され、この接触要素が一方で
は（成形された接続ブッシュを介して）給電線に接続さ
れ、他方では接続すべき電気器具の補完的な相手方差し
込み装置のプラグピンを差し込みできるように、成形さ
れた接触ばねとして形成され、絶縁−合成樹脂ケーシン
グがばね室を有する頭部材とプラグ部分からなり、この
プラグ部分が接触ばねと給電線の間の接触個所を絶縁
し、かつ頭部材に部分的にかぶさるよう射出成形され、
プラグ部分の射出成形の前に頭部材に部分的に挿入され
る保持部材が設けられ、この保持部材がばね室を配置す
るために接触ばねを支持し、その際、接触ばねが一方で
はばね室内に挿入され、他方では保持部材の反対側へ突
出し、かつ特に二極の電気器具プラグの給電線用の接続
ブッシュとしての働きをする電気器具プラグに関する。
ングが外側へ開放したばね室を備え、このばね室にそれ
ぞれ一つの接触要素が挿入され、この接触要素が一方で
は（成形された接続ブッシュを介して）給電線に接続さ
れ、他方では接続すべき電気器具の補完的な相手方差し
込み装置のプラグピンを差し込みできるように、成形さ
れた接触ばねとして形成され、絶縁−合成樹脂ケーシン
グがばね室を有する頭部材とプラグ部分からなり、この
プラグ部分が接触ばねと給電線の間の接触個所を絶縁
し、かつ頭部材に部分的にかぶさるよう射出成形され、
プラグ部分の射出成形の前に頭部材に部分的に挿入され
る保持部材が設けられ、この保持部材がばね室を配置す
るために接触ばねを支持し、その際、接触ばねが一方で
はばね室内に挿入され、他方では保持部材の反対側へ突
出し、かつ特に二極の電気器具プラグの給電線用の接続
ブッシュとしての働きをする電気器具プラグに関する。
【０００２】
【従来の技術】このようなプラグは公知である（ドイツ
連邦共和国特許第３８０７７１７号明細書参照）。この
プラグは電気器具を交流ソケット、ひいては発電所のエ
ネルギー供給系に接続するために役立つ。適当な接続ケ
ーブル、すなわち消費導線は、接触プラグを介して交流
用ソケットに連結され、そして当該種類の電気器具プラ
グを介して電気器具に連結される。
連邦共和国特許第３８０７７１７号明細書参照）。この
プラグは電気器具を交流ソケット、ひいては発電所のエ
ネルギー供給系に接続するために役立つ。適当な接続ケ
ーブル、すなわち消費導線は、接触プラグを介して交流
用ソケットに連結され、そして当該種類の電気器具プラ
グを介して電気器具に連結される。
【０００３】この電気器具プラグは今日では充分に自動
化されて製作される。その際、給電線、すなわち接続ケ
ーブルの導体が接触ばねに挿入され、圧潰／かしめ継手
におって固定連結される。接触ばねが一つ一つ保持板ま
たは保持部材の補完的な開口に差し込まれるので、予め
組み立てられたユニットが生じる。このユニットは非弾
性的な成形部材に装着されるかあるいはこの成形部材に
連結されてプラグ本体が形成される。このプラグ本体は
部分的にオーバーラップするよう合成樹脂で射出成形被
覆され、手動取扱操作可能なプラグ頭部、すなわち交流
用ソケットに挿入および引き出し可能なプラグ頭部が形
成される。
化されて製作される。その際、給電線、すなわち接続ケ
ーブルの導体が接触ばねに挿入され、圧潰／かしめ継手
におって固定連結される。接触ばねが一つ一つ保持板ま
たは保持部材の補完的な開口に差し込まれるので、予め
組み立てられたユニットが生じる。このユニットは非弾
性的な成形部材に装着されるかあるいはこの成形部材に
連結されてプラグ本体が形成される。このプラグ本体は
部分的にオーバーラップするよう合成樹脂で射出成形被
覆され、手動取扱操作可能なプラグ頭部、すなわち交流
用ソケットに挿入および引き出し可能なプラグ頭部が形
成される。
【０００４】上記のプラグ本体を射出成形被覆する際
に、合成樹脂材料がぶつかるときに、弛く差し込まれた
接触ばねが摺動することになる。更に、弛く差し込まれ
た接触ばねに基づいて、ソケットからの電気器具プラグ
の引き抜き時に、不所望な状態の下でプラグ本体が再び
引き離される危険がある。しかも、製作技術的に不十分
なために合成樹脂被覆部が必要な結合力を保証しないと
きに、危険がある。
に、合成樹脂材料がぶつかるときに、弛く差し込まれた
接触ばねが摺動することになる。更に、弛く差し込まれ
た接触ばねに基づいて、ソケットからの電気器具プラグ
の引き抜き時に、不所望な状態の下でプラグ本体が再び
引き離される危険がある。しかも、製作技術的に不十分
なために合成樹脂被覆部が必要な結合力を保証しないと
きに、危険がある。
【０００５】自動製作の観点からも、接触ばねのこの公
知の“差し込み技術”が問題がないわけではないことが
判った。なぜなら、接触ばねの差し込みから射出成形被
覆の途中に場合によっては接触ばねが失われ、この紛失
に気付かないからである。これは当然、傷物のプラグと
なる。
知の“差し込み技術”が問題がないわけではないことが
判った。なぜなら、接触ばねの差し込みから射出成形被
覆の途中に場合によっては接触ばねが失われ、この紛失
に気付かないからである。これは当然、傷物のプラグと
なる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、上記の問題点を除去することにある。
題は、上記の問題点を除去することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題は、接触ばねと
接続ブッシュからなる一体の接触要素が保持部材内に射
出成形されていることによって解決される。
接続ブッシュからなる一体の接触要素が保持部材内に射
出成形されていることによって解決される。
【０００８】それによって、接触ばねが正しくかつ完全
にプラグに統合される。他の実施形は特許請求の範囲の
従属請求項の対象物となっている。本発明による電気器
具プラグの好ましい実施形によれば、保持部材に他の成
形部材が付設され、個々の線材の折れ曲がりや側方への
突出を確実に防止するために、給電線の導体のための挿
入漏斗部が成形部材の上方に形成されている。
にプラグに統合される。他の実施形は特許請求の範囲の
従属請求項の対象物となっている。本発明による電気器
具プラグの好ましい実施形によれば、保持部材に他の成
形部材が付設され、個々の線材の折れ曲がりや側方への
突出を確実に防止するために、給電線の導体のための挿
入漏斗部が成形部材の上方に形成されている。
【０００９】
【実施例】次に、図に基づいて本発明による電気器具プ
ラグを詳細に説明する。図１の電気器具プラグ１は原理
的には二つの部材からなる絶縁材ケーシングによって構
成されている。すなわち、それ自体二つまたは三つの部
材からなる非弾性的な成形部分２と、一部がオーバーラ
ップして射出成形された弾性的なプラグ部分３とによっ
て構成されている。このプラグ部分は図において影線で
示してある。電気器具プラグ１は非弾性的な成形部分２
が、接続すべき電気器具の相手方差し込み装置に差し込
まれる。プラグ部分３は二つの心線を有する給電線４の
端範囲を含み、給電線の他方の端部は交流用ソケットに
挿入可能な接点プラグに接続されている。
ラグを詳細に説明する。図１の電気器具プラグ１は原理
的には二つの部材からなる絶縁材ケーシングによって構
成されている。すなわち、それ自体二つまたは三つの部
材からなる非弾性的な成形部分２と、一部がオーバーラ
ップして射出成形された弾性的なプラグ部分３とによっ
て構成されている。このプラグ部分は図において影線で
示してある。電気器具プラグ１は非弾性的な成形部分２
が、接続すべき電気器具の相手方差し込み装置に差し込
まれる。プラグ部分３は二つの心線を有する給電線４の
端範囲を含み、給電線の他方の端部は交流用ソケットに
挿入可能な接点プラグに接続されている。
【００１０】非弾性的な成形部分２は点線で輪郭を示し
た頭部材５（図２参照）と、破線で輪郭を示した保持部
材６（図３参照）とによって構成されている。この頭部
材は単に、電気器具プラグを取扱操作するための掴み部
分としての働きをする。保持部材の上に、弾性的なプラ
グ部分３が射出成形される。頭部材５と保持部材６は、
保持部材６に射出成形された周方向に延びる膨らみ部７
によって段差が付けられている。
た頭部材５（図２参照）と、破線で輪郭を示した保持部
材６（図３参照）とによって構成されている。この頭部
材は単に、電気器具プラグを取扱操作するための掴み部
分としての働きをする。保持部材の上に、弾性的なプラ
グ部分３が射出成形される。頭部材５と保持部材６は、
保持部材６に射出成形された周方向に延びる膨らみ部７
によって段差が付けられている。
【００１１】頭部材５の点線と保持部材６の破線から判
るように、頭部材５と保持部材６は互いに侵入し、主要
な一つの部分を形成している。この場合、両部材は輪郭
および寸法が互いに調和し、それによって形状補完的お
よび摩擦連結的な組み立てユニットが形成される。予め
組み立てられたこのユニットは既に述べたように、プラ
グ部分３の周囲に射出成形されるので、機能を発揮する
能力のある電気器具プラグ１が形成される。勿論、絶縁
材を取り除いた給電線４の導体端部が予め挿入され、圧
潰／クリンプ（かしめ）継手によって連結される。
るように、頭部材５と保持部材６は互いに侵入し、主要
な一つの部分を形成している。この場合、両部材は輪郭
および寸法が互いに調和し、それによって形状補完的お
よび摩擦連結的な組み立てユニットが形成される。予め
組み立てられたこのユニットは既に述べたように、プラ
グ部分３の周囲に射出成形されるので、機能を発揮する
能力のある電気器具プラグ１が形成される。勿論、絶縁
材を取り除いた給電線４の導体端部が予め挿入され、圧
潰／クリンプ（かしめ）継手によって連結される。
【００１２】給電線４の導体端部を保持部材６の対応す
る接続ブッシュ６０に挿入しやくするためおよび挿入時
に曲がったまたは折れ曲がった集群導体の個々の線材が
側方へ突出して取扱操作時に場合によっては生命を脅か
すほどの危険を生じることを避けるために、上記の電気
器具プラグ１の本発明による実施形では、保持部材６に
（他の）成形部材９が付設されている。この成形部材９
は保持部材６の接続ブッシュ６０毎にいわゆる挿入漏斗
部９０を備えている。この挿入漏斗部は保持部材６の接
続ブッシュ６０への集群導体の確実な挿入を保証する。
成形部材９、保持部材６および頭部材５はモジュラー式
に組み立てられ、そして図示のようにプラグ部分３の周
囲に合成樹脂を射出成形されている。図１に示した最終
製品は、非常に小型で、電気的に安全でそして機械的強
度がある、すなわち引張りおよび捩じりに対して強い特
に二極の電気器具プラグ１である。
る接続ブッシュ６０に挿入しやくするためおよび挿入時
に曲がったまたは折れ曲がった集群導体の個々の線材が
側方へ突出して取扱操作時に場合によっては生命を脅か
すほどの危険を生じることを避けるために、上記の電気
器具プラグ１の本発明による実施形では、保持部材６に
（他の）成形部材９が付設されている。この成形部材９
は保持部材６の接続ブッシュ６０毎にいわゆる挿入漏斗
部９０を備えている。この挿入漏斗部は保持部材６の接
続ブッシュ６０への集群導体の確実な挿入を保証する。
成形部材９、保持部材６および頭部材５はモジュラー式
に組み立てられ、そして図示のようにプラグ部分３の周
囲に合成樹脂を射出成形されている。図１に示した最終
製品は、非常に小型で、電気的に安全でそして機械的強
度がある、すなわち引張りおよび捩じりに対して強い特
に二極の電気器具プラグ１である。
【００１３】次に、図１の電気器具プラグ１を、個々の
部品に基づいて詳細に説明する。図２は非弾性的な成形
部分（図１の２）の頭部材５を示している。基本形状は
両側面５１に掴み凹部５２を有する偏平な直方体５０で
ある。直方体５０の一方の端面には、段差付の外側輪郭
を有する周方向のカラー５３が設けられている。このカ
ラーは全周にわたって分配配置された多数の切欠き５４
を備えている。段差部５５に隣接する切欠き５６は直方
体の幅のかなりの部分に達している（保持部材の係止突
起を収容するために。図１，３参照）。直方体５０の長
手方向に見て、直方体は中心軸線が平行な二つの孔５７
を備えている。この孔は第２の端面から見て直径が小さ
な孔５８に移行している。
部品に基づいて詳細に説明する。図２は非弾性的な成形
部分（図１の２）の頭部材５を示している。基本形状は
両側面５１に掴み凹部５２を有する偏平な直方体５０で
ある。直方体５０の一方の端面には、段差付の外側輪郭
を有する周方向のカラー５３が設けられている。このカ
ラーは全周にわたって分配配置された多数の切欠き５４
を備えている。段差部５５に隣接する切欠き５６は直方
体の幅のかなりの部分に達している（保持部材の係止突
起を収容するために。図１，３参照）。直方体５０の長
手方向に見て、直方体は中心軸線が平行な二つの孔５７
を備えている。この孔は第２の端面から見て直径が小さ
な孔５８に移行している。
【００１４】図３は、図２の頭部材５のための載置部材
またはアタッチメントとしての、非弾性的な成形部分
（図１の２）の保持部材６を示している。この保持部材
６は非弾性的な合成樹脂成形部材６１からなっている。
この成形部材の横断面は頭部材５の周方向のカラー５３
によって形成された自由空間に一致し、成形部材は周方
向の膨らみ部７を備えている。この膨らみ部７は組み立
て状態で頭部材５のカラー５３に載る。上記の成形部材
６１は組み立て状態で頭部材５のカラー５３の自由空間
内に挿入される。成形部材６１は横向きの切欠き６２を
備えている。この切欠きは膨らみ部７と反対の側に、上
記の係止突起６３を備えている。電気器具プラグ１の重
要な組み立てまたは機能要素としての保持部材６は、図
１に基づいて述べたように、二つの接続ブッシュ６０を
備えている。この接続ブッシュは中心軸線が平行に配向
され、そして成形部材６１内にしっかりとかつ安定した
状態で固定されるように射出成形被覆されている。接続
ブッシュ６０は膨らみ部７によって画成された成形部材
６１の側で突出している。成形部材６１の第２の側で、
接続ブッシュ６０に一体連結された接触ばね６４が突出
している。この接触ばねは電気器具プラグ１の非弾性的
な成形部分２の組み立て時に、頭部材５の孔５７に挿入
される。この接触ばねの長さは、接触ばねが段差付孔５
８の段差近くまで達するように定められている。図２の
側面図から明らかなように、接触ばね６４と接続ブッシ
ュ６０からなる電気接触要素は軸方向に見て中央の範囲
６７が偏平要素として形成されている。この偏平要素に
は、底面図に示すように、成形部材６１の両側におい
て、小管状の接続ブッシュ６０または接触ばね６４が成
形されている。この接触ばね６４は場合によっては円錐
状に広がった図示していない漏斗部を端面側に備えてい
る。
またはアタッチメントとしての、非弾性的な成形部分
（図１の２）の保持部材６を示している。この保持部材
６は非弾性的な合成樹脂成形部材６１からなっている。
この成形部材の横断面は頭部材５の周方向のカラー５３
によって形成された自由空間に一致し、成形部材は周方
向の膨らみ部７を備えている。この膨らみ部７は組み立
て状態で頭部材５のカラー５３に載る。上記の成形部材
６１は組み立て状態で頭部材５のカラー５３の自由空間
内に挿入される。成形部材６１は横向きの切欠き６２を
備えている。この切欠きは膨らみ部７と反対の側に、上
記の係止突起６３を備えている。電気器具プラグ１の重
要な組み立てまたは機能要素としての保持部材６は、図
１に基づいて述べたように、二つの接続ブッシュ６０を
備えている。この接続ブッシュは中心軸線が平行に配向
され、そして成形部材６１内にしっかりとかつ安定した
状態で固定されるように射出成形被覆されている。接続
ブッシュ６０は膨らみ部７によって画成された成形部材
６１の側で突出している。成形部材６１の第２の側で、
接続ブッシュ６０に一体連結された接触ばね６４が突出
している。この接触ばねは電気器具プラグ１の非弾性的
な成形部分２の組み立て時に、頭部材５の孔５７に挿入
される。この接触ばねの長さは、接触ばねが段差付孔５
８の段差近くまで達するように定められている。図２の
側面図から明らかなように、接触ばね６４と接続ブッシ
ュ６０からなる電気接触要素は軸方向に見て中央の範囲
６７が偏平要素として形成されている。この偏平要素に
は、底面図に示すように、成形部材６１の両側におい
て、小管状の接続ブッシュ６０または接触ばね６４が成
形されている。この接触ばね６４は場合によっては円錐
状に広がった図示していない漏斗部を端面側に備えてい
る。
【００１５】保持部材６の特別な形状では、膨らみ部７
に隣接する成形部材６１の側において、接続ブッシュ６
０の間の中央に、分離ウェブ６５が成形されている。こ
の分離ウェブは接続ブッシュ６０の間で付加的な電気的
安全性のために役立つ。分離ウェブ６５はその自由端面
に、（挿入漏斗部９０を備えた後述の成形部材９のため
の）収容ピン６６を備えている。
に隣接する成形部材６１の側において、接続ブッシュ６
０の間の中央に、分離ウェブ６５が成形されている。こ
の分離ウェブは接続ブッシュ６０の間で付加的な電気的
安全性のために役立つ。分離ウェブ６５はその自由端面
に、（挿入漏斗部９０を備えた後述の成形部材９のため
の）収容ピン６６を備えている。
【００１６】基本的には、頭部材５と保持部材６によっ
て予め組み立てられかつ挿入固定された給電線４の導体
端部によって全部揃ったユニットが、プラグ部分３周り
の射出成形工程で補足されて完全になり、完成した電気
器具プラグ１が生じる。その際、保持部材６は図２と図
３の間の矢印Ｘ方向で示すように、頭部材５に挿入さ
れ、係止突起６３と切欠き５６の間の補完的な係止部の
範囲で形状補完的にかつ摩擦保持的に連結される。射出
成形工程時に、合成樹脂材料が切欠き５４または６２の
間から自由空間内に侵入するので、頭部材５と保持部材
６が緊密に連結され、かつしっかりと絡み合う。
て予め組み立てられかつ挿入固定された給電線４の導体
端部によって全部揃ったユニットが、プラグ部分３周り
の射出成形工程で補足されて完全になり、完成した電気
器具プラグ１が生じる。その際、保持部材６は図２と図
３の間の矢印Ｘ方向で示すように、頭部材５に挿入さ
れ、係止突起６３と切欠き５６の間の補完的な係止部の
範囲で形状補完的にかつ摩擦保持的に連結される。射出
成形工程時に、合成樹脂材料が切欠き５４または６２の
間から自由空間内に侵入するので、頭部材５と保持部材
６が緊密に連結され、かつしっかりと絡み合う。
【００１７】図４は他の成形部材９を示している。この
成形部材は電気器具プラグ１の電気的な安全性の観点か
ら重要である。この成形部材９の課題は、給電線（図１
の４）の集群導体端部を保持部材６の接続ブッシュ６０
に挿入するときに、個々の線材が折れ曲がらないように
し、実際に個々の線材が折れ曲がったときは、この線材
を掴んで取り囲むことにある。成形部材９は保持部材６
の横断面に一致する基本形状部９１を有する。この基本
形状部には、各々１個の収容小管９２が保持部材６の接
続ブッシュ６０と同軸に射出成形されている。成形部材
９０はこの収容小管９２を介して保持部材６に載せるこ
とができる。基本形状部９１の範囲においてしかも収容
小管９２の延長線上に、収容小管９２の内部孔が円錐状
の挿入漏斗部９０に移行している。それによって、成形
部材９の自由端面から、給電線の導体のための挿入補助
部が供される。組み立てを簡単にするために、挿入漏斗
部９０の間には、分離ウェブ６５の収容ピン６６と補完
的な切欠き９３が設けられている。この収容ピンを介し
て成形部材９が保持部材６に連結される。組み立て方向
は図３と図４の間の矢印Ｙ方向によって示してある。
成形部材は電気器具プラグ１の電気的な安全性の観点か
ら重要である。この成形部材９の課題は、給電線（図１
の４）の集群導体端部を保持部材６の接続ブッシュ６０
に挿入するときに、個々の線材が折れ曲がらないように
し、実際に個々の線材が折れ曲がったときは、この線材
を掴んで取り囲むことにある。成形部材９は保持部材６
の横断面に一致する基本形状部９１を有する。この基本
形状部には、各々１個の収容小管９２が保持部材６の接
続ブッシュ６０と同軸に射出成形されている。成形部材
９０はこの収容小管９２を介して保持部材６に載せるこ
とができる。基本形状部９１の範囲においてしかも収容
小管９２の延長線上に、収容小管９２の内部孔が円錐状
の挿入漏斗部９０に移行している。それによって、成形
部材９の自由端面から、給電線の導体のための挿入補助
部が供される。組み立てを簡単にするために、挿入漏斗
部９０の間には、分離ウェブ６５の収容ピン６６と補完
的な切欠き９３が設けられている。この収容ピンを介し
て成形部材９が保持部材６に連結される。組み立て方向
は図３と図４の間の矢印Ｙ方向によって示してある。
【００１８】図２，３および４に基づいて説明した電気
器具プラグの要素が組み立てられる。保持部材６と成形
部材９によって形成された部分は給電線４に接続され
る。このようにして形成または組み立てられたユニット
は最後に射出成形被覆される。それによって一方ではプ
ラグ部分が、他方では最終的に全部揃った電気器具プラ
グ１が形成される。
器具プラグの要素が組み立てられる。保持部材６と成形
部材９によって形成された部分は給電線４に接続され
る。このようにして形成または組み立てられたユニット
は最後に射出成形被覆される。それによって一方ではプ
ラグ部分が、他方では最終的に全部揃った電気器具プラ
グ１が形成される。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明による電気器
具プラグは、接触ばねと接続ブッシュからなる一体の接
触要素が保持部材内に射出成形されているので、接触ば
ねが正しくかつ完全にプラグに統合されるという利点が
ある。
具プラグは、接触ばねと接続ブッシュからなる一体の接
触要素が保持部材内に射出成形されているので、接触ば
ねが正しくかつ完全にプラグに統合されるという利点が
ある。
【図１】出来上がった二極型電気器具プラグを示す図で
ある。
ある。
【図２】図１の電気器具プラグの非弾性的な成形部分の
頭部材を三つの方向から見た図である。
頭部材を三つの方向から見た図である。
【図３】図１の電気器具プラグの、頭部材に対して補完
的な保持部材を二つの方向から見た図である。
的な保持部材を二つの方向から見た図である。
【図４】図１の電気器具プラグのための挿入漏斗部を備
えた成形部分を二つの方向から見た図である。
えた成形部分を二つの方向から見た図である。
１ 電気器具プラグ ２ 成形部分 ３ プラグ部分 ４ 給電線 ５ 頭部材 ６ 保持部材 ９ 成形部分 ５６ 切欠き ６０ 接続ブッシュ ６３ 係止突起 ６４ 接触ばね ６５ 分離ウェブ ６６ 収容ピン ９０ 挿入漏斗部 ９３ 切欠き
Claims (7)
- 【請求項１】 絶縁−合成樹脂ケーシングが外側へ開放
したばね室を備え、このばね室にそれぞれ一つの接触要
素が挿入され、この接触要素が一方では（成形された接
続ブッシュを介して）給電線に接続され、他方では接続
すべき電気器具の補完的な相手方差し込み装置のプラグ
ピンを差し込みできるように、成形された接触ばねとし
て形成され、絶縁−合成樹脂ケーシングがばね室を有す
る頭部材とプラグ部分からなり、このプラグ部分が接触
ばねと給電線の間の接触個所を絶縁し、かつ頭部材に部
分的にかぶさるよう射出成形され、プラグ部分の射出成
形の前に頭部材に部分的に挿入される保持部材が設けら
れ、この保持部材がばね室を配置するために接触ばねを
支持し、その際、接触ばねが一方ではばね室内に挿入さ
れ、他方では保持部材の反対側へ突出し、かつ特に二極
の電気器具プラグの給電線用の接続ブッシュとしての働
きをする電気器具プラグにおいて、接触ばね（６４）と
接続ブッシュ（６０）からなる一体の接触要素が保持部
材（６）内に射出成形されていることを特徴とする電気
器具プラグ。 - 【請求項２】 保持部材（６）と頭部材（５）の間のオ
ーバーラップ範囲に、切欠き（６２，６４）が設けられ
ていることを特徴とする請求項１の電気器具プラグ。 - 【請求項３】 保持部材（６）が少なくとも一つの係止
突起（６３）を備え、頭部材（５）が補完的な係止溝
（切欠き５６）を有することを特徴とする請求項１また
は２の電気器具プラグ。 - 【請求項４】 接触ばね（６４）が相手方差し込み装置
のために外側から接近可能なその端面のところで円錐状
に拡がっていることを特徴とする請求項１から３までの
いずれか一つの電気器具プラグ。 - 【請求項５】 保持部材（６）が給電線（４）のための
接続ブッシュ（６０）としての働きをする接触要素の突
出端部の間に、分離ウェブ（６５）を備えていることを
特徴とする請求項１から４までのいずれか一つの電気器
具プラグ。 - 【請求項６】 頭部材（５）と反対の側から保持部材
（６）に成形部材（９）が装着され、この成形部材が接
続ブッシュ（６０）にかぶさる二つの小管（９０）を備
え、成形部材の反対側の端部の方にある開口がそれぞれ
給電線の集群導体のための挿入漏斗部（９０）を形成す
るために円錐状に拡大していることを特徴とする請求項
１から５までのいずれか一つの電気器具プラグ。 - 【請求項７】 分離ウェブ（６５）が収容ピン（６６）
を備え、成形部材（９）が補完的な切欠き（９３）を備
え、保持部材（６）と成形材分（９）が互いの補完的に
形成されていることを特徴とする請求項６の電気器具プ
ラグ。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| DE4200301:6 | 1992-01-09 | ||
| DE4200301A DE4200301C1 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05258799A true JPH05258799A (ja) | 1993-10-08 |
| JP2648078B2 JP2648078B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=6449221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| JP (1) | JP2648078B2 (ja) |
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| DE (2) | DE4200301C1 (ja) |
| ES (1) | ES2080528T3 (ja) |
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| CN114947531B (zh) * | 2022-06-22 | 2023-11-07 | 九阳股份有限公司 | 一种饮水机 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS529785U (ja) * | 1975-07-09 | 1977-01-24 | ||
| JPS57119488A (en) * | 1980-11-28 | 1982-07-24 | Philips Nv | Electric plug |
| JPS6062783U (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-02 | シャープ株式会社 | 電源プラグ |
| JPS6416076U (ja) * | 1987-07-21 | 1989-01-26 | ||
| JPH0234084U (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-05 |
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| DE1017240B (de) * | 1954-12-03 | 1957-10-10 | Leonische Drahtwerke A G | Verbindung von elektrischen Leitungen mit in Gummi oder Kunststoff eingebetteten Kontaktteilen und Verfahren zu deren Herstellung |
| BE621357A (ja) * | 1960-01-04 | |||
| DE1465675A1 (de) * | 1964-05-30 | 1969-04-24 | Heil Ohg O | Geraetesteckdose |
| DE8632797U1 (de) * | 1986-12-06 | 1987-02-19 | Kabelwerke Reinshagen Gmbh, 5600 Wuppertal | Elektrischer Steckverbinder mit festangeschlossener Leitung |
| DE3807717A1 (de) * | 1988-03-09 | 1989-09-28 | Taller Gmbh | Elektrischer geraetestecker mit einer halteplatte fuer die kontaktfedern |
-
1992
- 1992-01-09 DE DE4200301A patent/DE4200301C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-02 ES ES93100009T patent/ES2080528T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-02 DE DE59300721T patent/DE59300721D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-01-02 AT AT93100009T patent/ATE129099T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-01-02 EP EP93100009A patent/EP0551068B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-08 KR KR1019930000162A patent/KR100296092B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-01-08 JP JP5002038A patent/JP2648078B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS529785U (ja) * | 1975-07-09 | 1977-01-24 | ||
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| JPH0234084U (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-05 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| DE4200301C1 (ja) | 1993-05-19 |
| DE59300721D1 (de) | 1995-11-16 |
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| KR100296092B1 (ko) | 2001-10-24 |
| KR930017241A (ko) | 1993-08-30 |
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| EP0551068A1 (de) | 1993-07-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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