JPH0525844A - 排水集合管の継手の設置方法 - Google Patents

排水集合管の継手の設置方法

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JPH0525844A
JPH0525844A JP20545591A JP20545591A JPH0525844A JP H0525844 A JPH0525844 A JP H0525844A JP 20545591 A JP20545591 A JP 20545591A JP 20545591 A JP20545591 A JP 20545591A JP H0525844 A JPH0525844 A JP H0525844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
sleeve
collecting pipe
drainage collecting
drain
Prior art date
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Pending
Application number
JP20545591A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Mori
孝幸 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sato Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sato Kogyo Co Ltd filed Critical Sato Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH0525844A publication Critical patent/JPH0525844A/ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、従来の工法において、ボイドスリー
ブの準備や取り付け・ボイドスリーブの撤去・はつり・
ガラ片付け・モルタル穴埋め・場外・残材処分などに4
人工も必要であり、非常に非能率的であった排水集合管
の継手の設置作業を能率的に行う改良された工法を明ら
かにするものである。 【構成】本発明に係る排水集合管の継手の設置方法は、
円筒形の本体11と、その上部に、排水集合管の継手1
7の枝管取付部18の基部を納めることが可能である漏
斗状部12を持つスリーブ10をスラブコンクリート1
6の打設に先立って支持枠15上に配置して、スラブコ
ンクリート16の打設を行い、コンクリートの養生を待
って、該スリーブ設置部分に排水集合管の継手17をセ
ットしモルタル19による穴埋め作業を行うこと、を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート製建造物
の排水設備における排水集合管の継手の設置方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、排水集合管の継手部分をスラブコ
ンクリート中に埋設するには、図6に示すように、コン
クリートの打設に先立って行われる支持枠工事・補強筋
の配設工事に平行して紙製円筒形の所謂ボイドスリーブ
1を型枠2に取りつける作業を行い、スラブコンクリー
ト3の打設を行い、その養生を待って、ボイドスリーブ
1の取りはずしを行い、更に、スリーブ部分に形成され
た穴の上縁部分のコンクリートを削る、所謂「はつり」
作業を行って、異種ある排水集合管の(継手)形状に対
応した上縁はつり部4を形成し、次いで、排水集合管の
継手を挿入して、モルタルによる所謂「穴埋め」を行
う、所謂ガラの搬出作業を行う、などの一連の作業が必
要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の工法に
よると、ボイドスリーブの取りはずし作業が必要であ
る、スラブコンクリートの「はつり」作業が必要であ
る、従って、ガラが出る、「穴埋め」のためのモル
タルの量が多い、などの難点がある。
【0004】また、これを労務作業の面から表現する
と、従来の工法では、ボイドスリーブの準備・取り付け
に1人工、ボイドスリーブの撤去・はつり・ガラ片付け
に2人工、モルタル穴埋め・場外・残材処分に1人工の
計4人工が必要であり、非常に非能率的であった。
【0005】本発明は、上記に鑑み、排水集合管の継手
の設置を非常に能率的に行うことができる改良された排
水集合管の継手の設置方法を明らかにすることを主目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る排水集合管
の継手の設置方法は、円筒形の本体と、その上部に、
排水集合管の継手の枝管取付部の基部を納めることが可
能である漏斗状部を持つスリーブをスラブコンクリート
の打設に先立って支持枠上に配置して、スラブコンクリ
ートの打設を行い、コンクリートの養生を待って、該ス
リーブ設置部分に排水集合管の継手をセットしモルタル
による穴埋め作業を行うこと、スリーブがスラブコン
クリート中に埋設状態のまま行われること、スラブコ
ンクリートの養生を待ってスリーブの取り外しを行った
後に、継手の取付を行うこと、円筒形の本体の下端に
は取り付け用のピースが用意されていること、取り付
け用のピースが円筒形の本体とは別個に構成されている
こと、を特徴とする。
【0007】
【発明の具体的構成】以下、添付の図面に従って本発明
の具体的構成を詳細に説明する。
【0008】図1及び図2において、10は本発明の工
法で利用するスリーブを示すものであり、円筒形の本体
11の上部に漏斗状部12が形成されており、円筒形の
本体11の下端には取り付け用ピース13が用意されて
いる。尚、コンクリートの打設に際してコンクリートの
侵入を防止するために、漏斗状部12の上面開口は蓋部
材14で被覆されていることが好ましい。
【0009】取り付け用ピース13は、円筒形の本体1
1の外側に向かって取りつけられていてもよく、更に
は、取り付け用ピース13と円筒形の本体11と別体に
構成しておき、支持枠15の所定の位置に取り付け用ピ
ース13を固定し、これを支持脚として円筒形の本体1
1の下端を支持するようにすることも本発明に包含され
る。この態様において、支持脚としての取り付け用ピー
ス13の具体的構造は様々に設計可能である。
【0010】円筒形の本体11及び漏斗状部12を取り
外さずに、スラブコンクリート16に埋設したままの状
態で排水集合管の継手17を設置する態様では、漏斗状
部12の上端がスラブコンクリート16の上面よりも約
5mm程度下がるようにスリーブ10の高さを調整する。
【0011】スリーブ埋め込み式の工法では、蓋部材1
4は、焼却可能な厚紙などで形成することが好ましい。
【0012】尚、取り付け用ピース13と円筒形の本体
11とが別体である態様では、スラブコンクリート16
の厚みに対応して、円筒形の本体11の下端を切除する
ことにより高さの調節は自在である。
【0013】円筒形の本体11と漏斗状部12は、亜鉛
鉄板などの金属、各種の合成樹脂、紙などによって形成
可能であるが、スラブコンクリート中に埋設したままの
状態で排水集合管の継手を設置する態様と、スラブコン
クリート16の養生を待って取り外してしまう態様、更
には、再利用するかしないかの態様の違いにより、強度
・耐用年数・コスト・廃棄物処理の容易性などの諸条件
において最も有利な材質が選択して利用される。特に、
埋設状態とする態様では、不燃性の材質のものが利用さ
れ、取り外す態様では、廃棄物処理を容易にするために
可燃性の材質のものが利用され、再利用を行う態様で
は、容易に変形・損壊しない強度のものが利用される。
【0014】さて、図3は排水集合管の継手17をセッ
トした状態を示しており、勾配確保のために枝管取付部
18の基部がスラブコンクリート16の平面下に位置す
るように埋設されて、空隙部にモルタル19による穴埋
めが行われ、スラブコンクリート16に固定される。
【0015】排水集合管の継手17は様々な形状のもの
があるが、これは枝管取付部18の数、方向などにより
外形々状に差が生じるためであり、例えば図示のごとき
形状の継手の場合にあっても、縦方向に中心をとって回
転させた形状を想定すればスリーブ10の漏斗状部12
の形状となり、従って、枝管取付部18がどのような方
向に向かって延長されようとも同一のスリーブ10で対
応することが可能である。また、このように設定するこ
とにより、スリーブ10を支持枠15に取り付ける際に
枝管取付部18の延長方向を意識する必要がなく、作業
はより容易となる。
【0016】漏斗状部12を継手17の枝管取付部18
の形状に正確に対応させたスリーブ10を用意すること
も可能である、このような態様では、穴埋めのためのモ
ルタルを少量化できる利点がある反面、コンクリートの
打設以前に枝管取付部18の延長方向を正確に割り出し
てスリーブ10を配置しなければならず、最悪の場合、
方向が誤りであると「はつり」作業が必要となり、作業
能率上の点から評価すると必ずしも得策とはいえない
が、原則的には「はつり」作業を必要としないので、こ
のような態様も本発明に包含される。
【0017】図4に示す態様は、円筒形の本体11にネ
ジ機構を設け、同じくネジ機構を有する延長部材20と
組合せることにより、高さの調整を自在に構成したもの
である。
【0018】図5に示す態様は、本体11及び漏斗状部
12とを合成樹脂材にて形成すると共に、ミシン目など
の切れ目21を螺旋状に設けておき、コンクリートの養
生を待ってスリーブを取り除く際に、ミシン目などの切
れ目21を利用して容易に切り取りながら取り除くこと
を可能にしたものである。このような構成は図5に示し
た態様のものにも応用することが可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明の工法によれば、スリーブ10の
取り付けに1人工、継手のセット・モルタルによる穴埋
めに1人工、合計2人工で作業を行うことができ、従来
の工法と比較して作業も極めて容易となり、所謂ガラも
出ないので、頭記した課題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工法で使用するスリーブの正面図
【図2】図1におけるII−II線断面図
【図3】排水集合管の継手を設置した状態を示す断面図
【図4】他の実施例を示す正面図
【図5】他の実施例を示す正面図
【図6】従来の工法を示す断面図
【符号の説明】
1 ボイドスリーブ 2 支持枠 3 スラブコンクリート 4 上縁はつり部 10 本発明で利用するスリーブ 11 円筒形の本体 12 漏斗状部 13 取り付け用ピース 14 蓋部材 15 支持枠 16 スラブコンクリート 17 排水集合管の継手 18 枝管取付部 19 モルタル 20 延長部材 21 切れ目

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形の本体と、その上部に、排水集合管
    の継手の枝管取付部の基部を納めることが可能である漏
    斗状部を持つスリーブをスラブコンクリートの打設に先
    立って支持枠上に配置して、スラブコンクリートの打設
    を行い、コンクリートの養生を待って、該スリーブ設置
    部分に排水集合管の継手をセットしモルタルによる穴埋
    め作業を行うことを特徴とする排水集合管の継手の設置
    方法。
  2. 【請求項2】スリーブがスラブコンクリート中に埋設状
    態のまま行われることを特徴とする請求項1に記載の排
    水集合管の継手の設置方法。
  3. 【請求項3】スラブコンクリートの養生を待ってスリー
    ブの取り外しを行った後に、継手の取付を行うことを特
    徴とする請求項1に記載の排水集合管の継手の設置方
    法。
  4. 【請求項4】円筒形の本体の下端には取り付け用のピー
    スが用意されていることを特徴とする請求項1に記載の
    排水集合管の継手の設置方法。
  5. 【請求項5】取り付け用のピースが円筒形の本体とは別
    個に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    排水集合管の継手の設置方法。
JP20545591A 1991-07-22 1991-07-22 排水集合管の継手の設置方法 Pending JPH0525844A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20545591A JPH0525844A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 排水集合管の継手の設置方法

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JPH0525844A true JPH0525844A (ja) 1993-02-02

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JP20545591A Pending JPH0525844A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 排水集合管の継手の設置方法

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JP (1) JPH0525844A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011174622A (ja) * 2011-06-14 2011-09-08 Funen Akurosu Kk 防火区画貫通部用継手

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57108335A (en) * 1980-12-25 1982-07-06 Kojima Seisakusho Kk Installation of arranged pipe in building

Patent Citations (1)

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